JPH0619368B2 - 回転方向パルスの発生回路 - Google Patents
回転方向パルスの発生回路Info
- Publication number
- JPH0619368B2 JPH0619368B2 JP59243743A JP24374384A JPH0619368B2 JP H0619368 B2 JPH0619368 B2 JP H0619368B2 JP 59243743 A JP59243743 A JP 59243743A JP 24374384 A JP24374384 A JP 24374384A JP H0619368 B2 JPH0619368 B2 JP H0619368B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- phase
- circuit
- motor
- output
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、産業用ロボット、加工機、工作機等の回転ま
たは移動量及び各々の量を算出する回転方向パルスの発
生回路に関するものである。
たは移動量及び各々の量を算出する回転方向パルスの発
生回路に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来の回転・移動方向パルスの発生回路は、第2図のブ
ロック図でその構成を示すように、ロータリーエンコー
ダからのA相、B相のパルス列第1図を波形整形入力回
路1にて整形し、そのパルスを方向判別パルス発生回路
2にて、回転,移動に応じたパルス列を正転の時は3、
反転の時は4を発生した回転,移動方向および各々の量
を算出していた。
ロック図でその構成を示すように、ロータリーエンコー
ダからのA相、B相のパルス列第1図を波形整形入力回
路1にて整形し、そのパルスを方向判別パルス発生回路
2にて、回転,移動に応じたパルス列を正転の時は3、
反転の時は4を発生した回転,移動方向および各々の量
を算出していた。
しかしながら、上記のような構成では、モータのギヤ
比、リード、ピッチなどの機械ごとの変化に対応するに
は、各々に応じたパルス列を有するロータリーエンコー
ダを選択しなければならないといった問題や、信頼性に
おいても問題があった。
比、リード、ピッチなどの機械ごとの変化に対応するに
は、各々に応じたパルス列を有するロータリーエンコー
ダを選択しなければならないといった問題や、信頼性に
おいても問題があった。
発明の目的 本発明は、上記問題点に鑑み、分周、てい倍回路の組合
せにより、1回転のパルス出力数が少ないロータリーエ
ンコーダでも機械ごとの変化に対応でき、かつ信頼性を
高めることを目的とするものである。
せにより、1回転のパルス出力数が少ないロータリーエ
ンコーダでも機械ごとの変化に対応でき、かつ信頼性を
高めることを目的とするものである。
発明の構成 本発明は、入力されたロータリーエンコーダのA相、B
相のパルス列を波形整形同期化する手段と、同期化され
たパルスをさらに同期方向判別、4分周する4分周回路
と、そして4分周されたパルスを必要によって設定され
た2,4倍等のてい倍回路を通しててい倍する。そして
最終的に4分周パルスか、てい倍パルスかを選択する選
択回路とからなり、回転,移動パルスとして出力される
ことにより、モータのギア比、リード、ピッチなどの機
械ごとの変化にロータリーエンコーダを交換することな
く対応でき、かつ、悪環境下でも信頼性がそこなわれな
いという特有の効果を有する。
相のパルス列を波形整形同期化する手段と、同期化され
たパルスをさらに同期方向判別、4分周する4分周回路
と、そして4分周されたパルスを必要によって設定され
た2,4倍等のてい倍回路を通しててい倍する。そして
最終的に4分周パルスか、てい倍パルスかを選択する選
択回路とからなり、回転,移動パルスとして出力される
ことにより、モータのギア比、リード、ピッチなどの機
械ごとの変化にロータリーエンコーダを交換することな
く対応でき、かつ、悪環境下でも信頼性がそこなわれな
いという特有の効果を有する。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第3図は本発明の一実施例の要部を示すものである。第
3図において、1は波形整形入力回路、5は同期パルス
発生回路、6及び6′は同期式の方向判別4分周回路、
7はてい倍回路、8及び8′は発生パルスの選択回路、
9はパルスの選択指令、10及び10′はメインのパル
スより作成された同期パルスで、同期パルス10′は同
期パルス10に対して4分の1周期ずれたパルスとなっ
ている。3と4は本回路によって作成された正転時3、
反転時4のパルスである。
3図において、1は波形整形入力回路、5は同期パルス
発生回路、6及び6′は同期式の方向判別4分周回路、
7はてい倍回路、8及び8′は発生パルスの選択回路、
9はパルスの選択指令、10及び10′はメインのパル
スより作成された同期パルスで、同期パルス10′は同
期パルス10に対して4分の1周期ずれたパルスとなっ
ている。3と4は本回路によって作成された正転時3、
反転時4のパルスである。
以上のように構成された回転方向パルスの発生回路につ
いて、以下その動作を説明する。
いて、以下その動作を説明する。
まず、第1図に示すようなロータリーエンコーダの出力
パルスが波形整形入力回路1にて、波形のエッジのなま
り等が整形され、正しい矩形波にされる。その次に入力
されてくるA相、B相のパルス列は、指令等に関係なく
非同期で入ってくるので、メインのパルスと同期したパ
ルスを同期パルス発生回路5にて発生させる。さらにこ
の同期化されたA相、B相のパルス列を同期式方向判別
4分周回路6,6′により正転時は同期式方向判別4分
周回路6においてメインのパルスと同期した同期パルス
10により、また反転時は同期式方向判別4分周回路
6′においてメインのパルスにより作成された4分の1
周期ずれた同期パルス10′によって、各々第4図に示
すような4分周されたパルス11が出力される。この4
分周されたパルスがてい倍回路7にて、2倍12、4倍
13、8倍14といったような設定された値のパルスを
発生する。最後にパルスの選択指令9により、発生パル
ス選択回路により正転時は8から、回転,移動量に応じ
たパルス3を発生し、反転時は8′からパルス4を発生
する。
パルスが波形整形入力回路1にて、波形のエッジのなま
り等が整形され、正しい矩形波にされる。その次に入力
されてくるA相、B相のパルス列は、指令等に関係なく
非同期で入ってくるので、メインのパルスと同期したパ
ルスを同期パルス発生回路5にて発生させる。さらにこ
の同期化されたA相、B相のパルス列を同期式方向判別
4分周回路6,6′により正転時は同期式方向判別4分
周回路6においてメインのパルスと同期した同期パルス
10により、また反転時は同期式方向判別4分周回路
6′においてメインのパルスにより作成された4分の1
周期ずれた同期パルス10′によって、各々第4図に示
すような4分周されたパルス11が出力される。この4
分周されたパルスがてい倍回路7にて、2倍12、4倍
13、8倍14といったような設定された値のパルスを
発生する。最後にパルスの選択指令9により、発生パル
ス選択回路により正転時は8から、回転,移動量に応じ
たパルス3を発生し、反転時は8′からパルス4を発生
する。
以上のように本実施例では同期式方向判別4分周回路等
を用いることにより指令パルスに非同期で入力されるロ
ータリーエンコーダからのA相、B相のパルスもどのよ
うな急激な反転時等も正しく符号判断しパルスを発生さ
せる。
を用いることにより指令パルスに非同期で入力されるロ
ータリーエンコーダからのA相、B相のパルスもどのよ
うな急激な反転時等も正しく符号判断しパルスを発生さ
せる。
発明の効果 以上、本発明では、分周回路とてい倍回路との組合せ
で、さまざまなパルスを発生させられるのでロータリー
エンコーダの標準化に役立ち、低ランク、低コストのロ
ータリーエンコーダでステップ当りの回転角、移動量を
多様化することが可能となり、従って、産業用ロボット
等のギヤ比、リード、ピッチ等のユニットごとの変化へ
の対応性がひろがる。
で、さまざまなパルスを発生させられるのでロータリー
エンコーダの標準化に役立ち、低ランク、低コストのロ
ータリーエンコーダでステップ当りの回転角、移動量を
多様化することが可能となり、従って、産業用ロボット
等のギヤ比、リード、ピッチ等のユニットごとの変化へ
の対応性がひろがる。
第1図はロータリーエンコーダの出力パルスの説明図、
第2図は従来の回路図、第3図は本発明の一実施例にお
ける発生回路のブロック図、第4図は出力パルスの説明
図である。 1……波形整形入力回路、3……正転時出力パルス、4
……反転時出力パルス、5……同期パルス発生回路、
6,6′……同期式方向判別4分周回路、7……てい倍
回路、8,8′……パルス選択回路、9……パルス選択
指令、10,10′……同期パルス。
第2図は従来の回路図、第3図は本発明の一実施例にお
ける発生回路のブロック図、第4図は出力パルスの説明
図である。 1……波形整形入力回路、3……正転時出力パルス、4
……反転時出力パルス、5……同期パルス発生回路、
6,6′……同期式方向判別4分周回路、7……てい倍
回路、8,8′……パルス選択回路、9……パルス選択
指令、10,10′……同期パルス。
Claims (1)
- 【請求項1】モータ軸及び出力端に接続された位置検出
用のロータリーエンコーダから出力される90度の位相
差のあるモータの回転方向および量検出用のパルス列で
あるA相、B相のパルス列を入力して波形整形する手段
と、A相、B相のパルス列より十分に周期の小さい同期
パルスにより、前記波形整形手段により波形整形された
A相、B相のパルス列を同期化する手段と、同期化する
手段によって得られた同期化されたA相、B相のパルス
によりモータの回転方向を判別し、モータの正回転時に
A相のパルスを4分周したパルスを出力する第1の同期
式方向判別4分周回路と、前記同期化されたA相、B相
のパルスを、前記同期パルスと4分の1周期ずれた第2
の同期パルスによって同期化してモータの回転方向を判
別し、モータの反転時にB相のパルスを4分周したパル
スを出力する第2の同期式方向判別4分周回路と、第1
及び第2の同期式方向判別4分周回路から出力されたパ
ルスを整数てい倍パルス変換するてい倍回路と、外部指
令により、前記第1及び第2の同期式方向判別4分周回
路の出力パルスか、前記てい倍回路の出力パルスかのい
ずれかを選択する選択回路とからなる回転方向パルスの
発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59243743A JPH0619368B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 回転方向パルスの発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59243743A JPH0619368B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 回転方向パルスの発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120968A JPS61120968A (ja) | 1986-06-09 |
JPH0619368B2 true JPH0619368B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17108325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59243743A Expired - Lifetime JPH0619368B2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 | 回転方向パルスの発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619368B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2649513B2 (ja) * | 1986-07-09 | 1997-09-03 | 株式会社三協精機製作所 | 高精度位置決め装置 |
JPH0789297B2 (ja) * | 1987-08-31 | 1995-09-27 | 旭光学工業株式会社 | 天体追尾装置 |
KR930011439A (ko) * | 1991-11-18 | 1993-06-24 | 강진구 | 인코더 펄스의 1/n 분주회로 |
CN106771326B (zh) * | 2016-11-18 | 2019-04-23 | 威科达(东莞)智能控制有限公司 | 一种基于增量式光电编码器测量速度的方法 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP59243743A patent/JPH0619368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61120968A (ja) | 1986-06-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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