JPH0516494Y2 - - Google Patents

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JPH0516494Y2
JPH0516494Y2 JP12880186U JP12880186U JPH0516494Y2 JP H0516494 Y2 JPH0516494 Y2 JP H0516494Y2 JP 12880186 U JP12880186 U JP 12880186U JP 12880186 U JP12880186 U JP 12880186U JP H0516494 Y2 JPH0516494 Y2 JP H0516494Y2
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pulses
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は工作機械、産業機械等のテーブル送
りや回転軸を動作させるモータの速度や位置の制
御装置に用いられる分周回路、特に90°位相のず
れた2つのパルス信号及び1回転当たり1パルス
信号を出力するパルス発生回路の出力信号を分周
するパルス分周回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来のパルス分周回路及びその周辺部
を含む回路の構成図で、従来はエンコーダからの
信号をそのまま出力端子へ接続するのが普通であ
つた。図において1はモータ、2はエンコーダ、
3は制御装置、4はエンコーダ2からの信号を必
要とする外部機器で、5は従来の回路で、エンコ
ーダ2から得られた信号をそのまま出力信号とし
て用いている。
エンコーダ2は正転方向に回転すると第6図に
示すように、同一周期で繰り返される方形波信号
(以下信号という)Aと、この信号Aより90°(1/4
周期)位相の遅れた方形波信号(以下信号とい
う)Bを発生する。また、逆転方向に回転すると
第7図に示すように、第6図とは逆に信号Aが信
号Bより位相が90°遅れた信号を発生する。この
信号A、信号Bを第8図に示すてい倍回路6を用
いると、エンコーダ2が正転時は信号PLSにエン
コーダ2が発生する信号の4倍のパルス数のパル
スが発生し、信号MNSには、パルスが発生しな
い。エンコーダ2が逆転時には、信号MNSに4
倍のパルス数のパルスが発生し、信号PLSにはパ
ルスが発生しない。これらの信号PLSをアツプダ
ウンカウンタ(図示せず)のアツプ入力側へ、信
号MNSをDOWN入力側に入力することにより、
エンコーダ2の回転方向と、回転量を計測するこ
とができる。
一般的に外部機器4も第8図と同様の回路を用
いて回転方向と回転量を計測しており、このため
に、エンコーダ2の信号A,信号Bと同様に位相
の90°ずれた信号が必要となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は90°ずれの位相関係を保ってエンコーダ
の信号を分周することは困難であつたので、以上
のようにエンコーダ2のパルスをそのまま出力し
ていた。このため、エンコーダ2の1回転当りの
パルス数と、出力端子に接続する外部機器4の必
要な1回転当りのパルス数が異る場合が生じ、そ
の要求に対応することができなかつた。また、外
部機器4に合せたパルス数のエンコーダに交換す
ることも可能であるが、その場合には多種類のエ
ンコーダを準備する必要があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、1種類のパルス発生器を準備
するだけでよく、しかも、そのパルス発生器のパ
ルス数よりも小さい数であれば、あらゆるパルス
数に分周することを可能とする安価で自由度の高
いパルス分周回路を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るパルス分周回路は、90°位相の
ずれた2つのパルス信号及び1回転当たり1パル
ス信号を出力するパルス発生回路の出力信号が入
力し、パルス数を所定数てい倍した移動量信号及
び回転方向を示す信号からなる一対の信号を得る
てい倍回路、前記てい倍回路の出力が入力してそ
のパルス数をアツプダウンカウントし、また1回
転当たりに1パルス出力する前記信号により、カ
ウント値をリセツトするアツプダウンカウンタ、
前記アツプダウンカウンタの値を保持するラツチ
回路、アツプダウンカウンタのカウント数に対応
した所定のデータが記憶され、ラツチ回路で保持
された値をアドレスとして該データを出力する記
憶手段を備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、アツプダウンカウンタの
の値が記憶手段のアドレスとして入力し、記憶手
段のデータテーブルから対応するデータを読み出
し、必要な分周したパルス数を生成する。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を1回転に6パルス
発生するエンコーダの出力を1回転3パルスに分
周する例について示す。第1図において、第5図
及び第8図と同一符号のものはそれらと同一のも
のを示す。7は例えば8bitのアツプダウンカウン
タで、6×4×2=48パルス以上カウントでき
る。8はラツチ回路、9は0〜255(28=256)個
のアドレスが指定できる8bit入力で、ビツト0の
データ0、ビツト1のデータ1及びビツト2のデ
ータ2を夫々出力する3bit出力のROMである。
次に動作について説明する。
1回転6パルスのエンコーダ2の出力信号は、
てい倍回路6(4てい倍;第8図参照)により4
てい倍される。エンコーダ2が正回転すれば信号
PLSにパルスが発生し、1回転に6×4=24個パ
ルスが発生する。このとき、アツプダウンカウン
タ7はパルスが入る毎にカウント値を増加させ、
このカウント値はラツチ回路8で保持される。
ROM9はラツチ回路8で保持されたカウント値
をアドレス信号としてデータを読み出し、順に出
力する。
この場合、第2図に示すように、ROM9に
は、例えば、アドレス0にデータ5(16進法)を
書き込むことにより、ビツト0に1、ビツト1に
0及びビツト2に1のデータが書き込まれてい
る。
正転時において、アツプダウンカウンタ7はカ
ウントをアツプする方向にカウントし、エンコー
ダ2の信号の1回転に1パルス出力される信号を
用いて、アツプダウンカウンタ7をリセツトする
と、カウント値は0〜23の間を往来する。同様に
して逆回転時は、233(−23)〜0の間を往来す
る。このため、アツプダウンカウンタ7はエンコ
ーダのパルス数の4×2=8倍以上、数えること
ができるものが必要である。そして、第2図のよ
うなデータパターンを格納したROM9を用いた
回路に、信号PLSのパルス、あるいは信号MNS
のパルスを入れたときの出力波形がそれぞれ第3
図及び第4図である。
尚、第3図において、A′はデータ0の信号、
B′はデータ1の信号及びZ′はデータ2の信号であ
る。
信号PLSのパルス入力時、すなわちエンコーダ
2が正転時は信号A′の方が信号B′より90°位相の
進んだ波形が得られる。また、信号MNSのパル
ス入力時、すなわちエンコーダ2が逆転時は、信
号B′の方が信号A′より90°位相の進んだ波形が得
られる。
なお、上記実施例ではパルス発生器としてエン
コーダの例を用いたが、この考案は位相の90°ず
れた2つの信号と、1回転に1パルス出力する信
号の3つのパルス出力信号を有する全てのパルス
発生器から信号が対象であり、エンコーダに限定
されるものではない。
また、エンコーダのパルスを4てい倍した信号
PLS,MNSをそれぞれアツプダウンカウンタの
アツプ入力、ダウン入力へ入力する例を示した
が、2てい倍又は1てい倍の信号PLS,MNSを
用いてもよく、そのてい倍数は任意である。
さらに、データのパターンを記憶する素子とし
てROM9を用いたが、RAMを用いて、CPUで
計算してRAMを書き込んで使用することもでき
る。
さらにまた、信号A′と信号B′との位相差は、
ROMデータの作り方によつては90°以外の任意の
値が得られる。
〔考案の効果〕 以上のようにこの考案によれば、記憶手段に入
力信号に対応したデータパターンを記憶させてお
いて読み出すようにしたので、パルス発生器のパ
ルスより少いパルスであれば、記憶手段のデータ
テーブルを変更するだけで、約90°の位相をずら
した関係を保つたままで任意のパルスに分周した
信号が出力できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるパルス分周
回路、第2図は前記実施例の中で用いられている
ROMのデータテーブルの説明図、第3図及び第
4図は前記実施例の動作を示すタイムチヤート、
第5図は従来構成図、第6図及び第7図はエンコ
ーダ信号のタイムチヤート、第8図はてい倍回路
の回路図である。 図において、1はモータ、2はエンコーダ、6
はてい倍回路、7はアツプダウンカウンタ、8は
ラツチ回路、9はROMである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 90°位相のずれた2つのパルス信号及び1回転
    当たり1パルス信号を出力するパルス発生回路の
    出力信号を分周する回路において、 前記パルス発生回路の出力信号が入力し、パル
    ス数を所定数てい倍した移動量信号及び回転方向
    を示す信号からなる一対の信号を得るてい倍回
    路、前記てい倍回路の出力が入力してそのパルス
    数をアツプダウンカウントし、また1回転当たり
    に1パルス出力する前記信号により、カウント値
    をリセツトするアツプダウンカウンタ、前記アツ
    プダウンカウンタの値を保持するラツチ回路と、
    アツプダウンカウンタのカウンタ数に対応した所
    定のデータが記憶され、ラツチ回路で保持された
    値をアドレスとして該データを出力する記憶手段
    を備えたことを特徴とするパルス分周回路。
JP12880186U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0516494Y2 (ja)

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JP12880186U JPH0516494Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6335330U JPS6335330U (ja) 1988-03-07
JPH0516494Y2 true JPH0516494Y2 (ja) 1993-04-30

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