JPH0619304Y2 - アクチュエータの停止機構 - Google Patents

アクチュエータの停止機構

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Publication number
JPH0619304Y2
JPH0619304Y2 JP1988149630U JP14963088U JPH0619304Y2 JP H0619304 Y2 JPH0619304 Y2 JP H0619304Y2 JP 1988149630 U JP1988149630 U JP 1988149630U JP 14963088 U JP14963088 U JP 14963088U JP H0619304 Y2 JPH0619304 Y2 JP H0619304Y2
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JP
Japan
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stop
rotor
rotation restricting
members
rotation
Prior art date
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Application number
JP1988149630U
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JPH0272669U (ja
Inventor
昭男 田中
利秋 細川
賢治 松島
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Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Publication date
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はアクチュエータの停止機構に係り、特に、車載
用の各種装置に用いられるアクチュエータの停止機構に
関する。
例えば、ダッシュポットを用いた可変可能なショックア
ブソーバではピストンに流体を流通させる複数の径の異
なる流通孔を有し、この流通孔のうち1つのものを回転
部材を回転させることにより選択してピストンよりシリ
ンダの他方の部に流れる流体の流通量を可変させること
により緩衝効率を可変している。回転部材には1つの孔
部が設けられていて、回転部材を回転させることにより
1つの流通孔を選択する。
アクチュエータはこの回転部材と結合して回転部材を回
転させ1つの流通孔を選択する。アクチュエータには回
転部材の孔部が一つの流通孔に対応する位置で停止する
よう停止機構が設けられている。
従来の技術 従来のアクチュエータの停止機構は第2図に示すように
ロータ21のコア22の外周近傍に1つの停止部材23
を植設し、これに当接する位置に回転規制部材24を設
け停止部材23を回転規制部材24,25と夫々衝突さ
せてロータ21の回動を停止させていた。
考案が解決しようとする課題 しかるに、従来のアクチュエータの停止機構では1つの
停止部材でロータの停止を行なっていたため、ロータの
回転駆動力が停止部材と当接する1つの回転規制部材に
集中してしまい、例えば、回転規制部材としてゴムダン
パを使用する場合強度を保持するために硬いものを使用
しなければならず、停止部材と回転規制部材との衝突音
が大きくなったり、また、衝突時にロータにねじれを生
じさせるため、ロータがスムーズな回転を行なえなくな
り、騒音の原因となる等の問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので衝突音等の騒
音の小さいアクチュエータの停止機構を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 本考案はロータと共に回転する停止部材の回転を回転制
御部材により規制することにより該ロータの回転を停止
するアクチュエータの停止機構において、 前記停止部材及び前記回転規制部材を夫々複数個設け、
複数の前記停止部材を前記回転規制部材により同時に規
制すると共に、 前記停止部材の経路に突出し、その突出した部分が前記
複数の停止部材のうち少なくとも1つの停止部材と前記
回転規制部材により規制される規制位置及びその直前で
そのバネ力により弾性結合し、前記ロータの回転力を減
衰させると共に前記停止部材を該規制位置に保持し、前
記ロータを所定の停止位置で保持するバネ部材を有して
なる。
作用 複数の停止部材により同時にロータの停止を行なうこと
ができるため、1つの停止部材に停止時にかかる力を小
さくすることができ、従って回転規制部材を比較的小さ
い強度の柔軟性のある材料で構成できるので、停止部材
と回転規制部材との衝突音を小さくでき、また、ロータ
のねじれを防止できる。
また、停止部材をバネ部材により所定の規制位置に確実
に保持でき、したがって、ロータを所定位置で確実に停
止させることができる。さらに、停止部材が規制部材に
当接する直前に、まずバネ部材と弾性的に衝突し、ロー
タの回転力が減衰された後、規制部材と衝突するため、
停止部材と規制部材との衝突力を弱めることができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の平面及びI−I,II−II断
面図を示す。図中、1,2は停止部材3〜6は回転規制
部材を示す。
本実施例は停止部材をロータの2ケ所に設けて、ロータ
の回転を停止させるものでその出力軸より2つの回転停
止位置を取り得る構成とした。
2つの停止部材1,2は円筒形のピン状に形成されてお
り、ロータ7を構成するコア8の外周部にロータ7の回
転軸に対称に植設される。ロータ7はコイル9が巻回さ
れたコア8をロータシャフト10に固定してなる。ま
た、ロータ7はステータを構成するマグネット11に包
囲され、回転自在にケース12内に保持される。
ケース12の内側底面にはロータシャフト10と嵌合し
て、ロータ7を回動自在に保持するピン13が固定され
ている。ピン13にはロータシャフト10との嵌合部分
に油留め14が設けられていて、グリス等の潤滑油が充
填され、ピン13とロータシャフト10との摺動音等を
小さくしている。
ロータ7のコイル9には摺動接点機構15を介して電流
が供給される。また、ロータ7からの回転駆動力は出力
軸16より取り出される。出力軸16からは出力軸16
にフレキシブル性を持たせるためにロータシャフト10
の端部に設けられた溝部17にピン18を係合させるこ
とにより回転駆動力を取り出している。
また、上蓋19には回転規制部材3〜6が固定されてい
る。回転規制部材3〜6はゴム製のダンパで構成され、
停止部材1,2との衝突音を小さくする。回転規制部材
3,4は停止部材1と当接し、回転規制部材5,6は停
止部材2と当接して、ロータ7の回動を所定の回転角度
範囲内で規制する。
このとき、停止部材1が回転規制部材3と当接するとき
は停止部材2が回転規制部材5と同時に当接し、停止部
材1が回転規制部材4と当接するときは停止部材2が回
転規制部材6と同時に当接する。つまり、ロータ7の回
動を停止する際には常に2つの停止部材1,2が同時に
回転規制部材3〜6と当接するよう構成されている。
このため、ロータ7の回転駆動力を分散して吸収するこ
とができるので、回転規制部材3〜6をより柔かいゴム
で構成でき、停止部材1,2と回転規制部材3〜6との
衝突音を小さくできる。また、回転軸を対称とした2点
で回転駆動力を分散しているため、ロータ7にねじれが
生じにくくなり、ねじれに伴う騒音も防止できる。
また、ケース12の内側面には板バネ20が固定されて
いる。板バネ20は折曲され、その折曲部が回転規制部
材3,4の直前で停止部材1の経路に突出していて、ロ
ータ7の回転時に回転規制部材3,4の直前で停止部材
1により弾性変形される。
また、板バネ20は停止部材1が回転規制部材3,4に
当接する位置では停止部材1をその付勢力により回転規
制部材3,4方向に押圧する。
このように、板バネ20はロータ7の回転時にあっては
停止部材1と回転規制部材3,4の直前で当接し、その
弾性力によりロータ7の回転力を減衰させ、停止部材1
の回転規制部材3,4への衝突力を小さくでき、したが
って、回転規制部材3,4の劣化を防止できると共に衝
突時の衝突音を小さくできる。
また、板バネ20は停止部材1の回転規制部材3,4へ
の衝突後は停止部材1を回転規制部材3,4へ押圧し、
ロータ7を所定の停止位置にはね返り等なく確実に保持
でき、ロータ7の回転位置ずれを防止する。
なお、本実施例のアクチュエータは車載用のショックア
ブソーバ等の油圧制御に使用する他、自動車用の各種ア
クチュエータに使用可能である。また、自動車用に限定
する必要はなく、各種機器での使用が可能である。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、複数の停止部材により同
時にロータの停止を行なうことができるため、1つの停
止部材に停止時にかかる力を小さくすることができ、従
って回転規制部材を比較的小さい強度の柔軟性のある材
料で構成できるので、停止部材と回転規制部材との衝突
音を小さくでき、また、ロータのねじれを防止できるた
め、ねじれによる騒音も低減でき、さらに、停止部材を
バネ部材により所定の規制位置に確実に保持でき、した
がって、ロータを所定位置で確実に停止させることがで
きると共に、停止部材が規制部材に当接する直前に、ま
ず、バネ部材と弾性的に衝突し、ロータの回転力が弱め
られるため、停止部材と規制部材との衝突力を弱めるこ
とができ、したがって、衝突音を小さくできる等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図及びI−I,II−II
断面図、第2図は従来の一例の平面図である。 1,2……停止部材、3〜6……回転規制部材、7……
ロータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−129162(JP,A) 特開 昭61−124255(JP,A) 特開 平2−70255(JP,A) 実開 昭49−110214(JP,U) 実開 昭50−37010(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータと共に回転する停止部材の回転を回
    転制御部材により規制することにより該ロータの回転を
    停止するアクチュエータの停止機構において、 前記停止部材及び前記回転規制部材を夫々複数個設け、
    複数の前記停止部材を前記回転規制部材により同時に規
    制すると共に、 前記停止部材の経路に突出し、その突出した部分が前記
    複数の停止部材のうち少なくとも1つの停止部材と前記
    回転規制部材により規制される規制位置及びその直前で
    弾性結合し、前記ロータの回転力を減衰させると共に前
    記停止部材を該規制位置に保持し、前記ロータを所定の
    停止位置で保持するバネ部材を有してなるアクチュエー
    タの停止機構。
JP1988149630U 1988-11-16 1988-11-16 アクチュエータの停止機構 Expired - Lifetime JPH0619304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988149630U JPH0619304Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 アクチュエータの停止機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988149630U JPH0619304Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 アクチュエータの停止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0272669U JPH0272669U (ja) 1990-06-04
JPH0619304Y2 true JPH0619304Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31422036

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JP1988149630U Expired - Lifetime JPH0619304Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 アクチュエータの停止機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110214U (ja) * 1973-01-17 1974-09-20
JPS57129162A (en) * 1981-01-31 1982-08-11 Matsushita Electric Works Ltd Rotary magnet
JPH0612948B2 (ja) * 1984-11-20 1994-02-16 日本電装株式会社 回転駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0272669U (ja) 1990-06-04

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