JPH0619253A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0619253A
JPH0619253A JP19454992A JP19454992A JPH0619253A JP H0619253 A JPH0619253 A JP H0619253A JP 19454992 A JP19454992 A JP 19454992A JP 19454992 A JP19454992 A JP 19454992A JP H0619253 A JPH0619253 A JP H0619253A
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JP
Japan
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image forming
electron
image
forming apparatus
forming member
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JP19454992A
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English (en)
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Ichiro Nomura
一郎 野村
Shinya Mishina
伸也 三品
Naohito Nakamura
尚人 中村
Hidetoshi Suzuki
英俊 鱸
Tetsuya Kaneko
哲也 金子
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/316Cold cathodes having an electric field parallel to the surface thereof, e.g. thin film cathodes
    • H01J2201/3165Surface conduction emission type cathodes

Landscapes

  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期にわたり高コントラストで鮮明な画像が
得られ、色調むらが少なく色再現性に優れたフルカラー
の画像を形成でき、かつ容易に画像形成装置を作製でき
るようにし、さらに画像の高精細化および装置の薄型化
を図る。 【構成】 相対向する正側および負側の電極を有し、こ
れら電極間に電圧が印加されることにより電子を放出す
る電子放出素子と、電子放出素子から放出される電子線
の照射により画像が形成される画像形成部材とを備える
画像形成装置において、電子放出素子は基体上に配置さ
れるとともに、画像形成部材の少なくとも一部は前記電
極上に絶縁体を介して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号に応じて画像
を形成する画像形成装置、特に電子ビームを用いた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、面状に展開した複数の電子放
出素子と、この電子放出素子から放出された電子ビーム
の照射により画像を形成する画像形成部材(例えば、蛍
光体、レジスト材等、電子が衝突することで発光、変
色、帯電、変質等する部材)とを各々相対向させた薄形
の画像形成装置がある。
【0003】この様な画像形成装置の例として、図11
に、従来の電子線ディスプレイ装置の概略構成図を示
す。この装置は、相対向する電子放出素子と画像形成部
材との間に変調電極を配置した構成を有する電子線ディ
スプレイ装置である。図中、91はリアプレートであ
る。92は支持体、93は配線電極、94は電子放出部
であり、これらにより電子放出素子が形成されている。
96は変調電極、95は変調電極96に設けられた電子
通過孔である。97はガラス板、98は透明電極、99
は蛍光体(画像形成部材)であり、これらによりフェー
スプレート100が形成される。101は蛍光体の輝点
である。電子放出部94は薄膜技術により形成され、リ
アプレート91とは接触することがない中空構造を成
す。変調電極96は、電子放出部94の上方(電子放出
方向)空間内に配置されており、電子放出部94で放出
された電子ビームは、電子通過孔95を通過するように
なっている。
【0004】この構成において、配線電極93に電圧を
印加して電子放出部94を加熱することにより熱電子が
放出される。放出された電子は、その電子流を情報信号
に応じて変調する変調電極96に電圧を印加することに
より、電子通過孔95を介して取り出されて加速され、
蛍光体99に衝突し、輝点101を生じさせる。配線電
極93と変調電極96とでXYマトリックスを形成して
おり、これら電極に所定の信号を印加することにより、
画像形成部である蛍光体99上に画像表示が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の画像形成装置においては、画像形成部材(蛍光体)
が、電子放出素子の上方(電子放出方向)空間内に、電
子放出素子と相対向して配置されているため、以下のよ
うな問題点を有する。
【0006】まず第1に、画像形成部材や装置内の残留
ガスに電子ビームが照射されると正イオンが発生し、こ
れが、電子を加速するための高電圧により電子の加速方
向と逆方向に加速されて電子放出素子に衝突し、電子放
出素子にダメージを与えるという問題がある。このよう
なダメージは、特に装置内の真空度が10-5torr以
下という条件で駆動した場合に顕著となるが、仮に装置
内を高真空度に保ったとしても装置の長時間に及ぶ連続
駆動は、同様のダメージをもたらす。この様な電子放出
素子のダメージは結局、電子放出量(電子放出効率)の
低減や、最悪の場合には素子破壊を招き、蛍光体の輝度
むらや輝度ゆらぎを生じさせ、形成される画像のコント
ラストを低下させることになる。
【0007】第2に、画像形成部材(蛍光体)と電子放
出部との横方向での厳密な位置合せが難しいため、わず
かな位置ずれが生じ、これが、形成画像に著しいコント
ラストの低下すなわち蛍光画像の輝度むらや輝度ゆらぎ
を生じさせるという問題がある。
【0008】第3に、画像形成部材(蛍光体)と電子放
出素子の電子放出部間の距離を一定に保つことが難しい
ため、結果としてその距離が衝撃や駆動時の熱歪等によ
って変動し、これが、意図せぬ形成画像のコントラスト
低下すなわち蛍光画像の輝度むらや輝度ゆらぎを生じさ
せるという問題がある。
【0009】そしてとりわけ、上記第2および第3の問
題点は、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)
の多色蛍光体を配置した画像形成部材を有する画像形成
装置において、色むらの生じる原因となり、情報信号に
応じた色再現性の低下を生じさせる。そこで本発明の目
的は、画像形成装置において、長期にわたり高コントラ
ストで鮮明な画像が得られるようにすることにある。ま
た、他の目的は、フルカラーの画像を形成する画像形成
装置において、色調むらが少なく色再現性に優れた画像
を形成できるようにすることにある。さらに他の目的
は、画像形成部材と電子放出素子の電子放出部との厳密
な位置合せを必要とすることがなく、容易に画像形成装
置を作製できるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、相対向する正側および負側の電極を有しこ
れら電極間に電圧が印加されることにより電子を放出す
る電子放出素子と、電子放出素子から放出される電子線
の照射により画像が形成される画像形成部材とを備える
画像形成装置において、電子放出素子は基体上に配置さ
れるとともに、画像形成部材の少なくとも一部は前記電
極上に絶縁体を介して配置されていることを特徴とする
画像形成装置。
【0011】好ましい態様においては、電位放出素子上
方の電位を規定する電位規定手段、あるいは電子放出素
子から放出される電子線を所定の情報信号に応じて変調
する変調手段を備える。電位規定手段は、例えば、電位
放出素子に対向させて配置した導電部材を有し、この導
電部材は接地され、あるいは所定の電圧が印加されるも
のである。変調手段は、例えば、画像形成部材に対して
情報信号に応じた電圧を印加する手段を有するもの、あ
るいは電子放出素子に対向して配置され、情報信号に応
じた電圧が印加される、導電部材を有するものである。
【0012】電位放出素子としては、表面伝導形放出素
子、半導体電子放出素子等の冷陰極型のもの、特に表面
伝導形放出素子が好ましい。画像形成部材としては、例
えば電子線の照射により発光する発光体が用いられる。
この場合、この発光体からの光の照射により画像記録さ
れる被記録体やその支持手段を備えるようにしてもよ
い。この発光体としては、例えば、蛍光体を用いること
ができるが、正側電極上から基体上にかけて配置する場
合は、蛍光表示管等で一般に用いられる低抵抗蛍光体、
例えば、低抵抗母体型蛍光体であるZnO:Znまたは
導電物質混合型蛍光体、不純物ドープ型蛍光体ZnS:
Ag等が適している。
【0013】電子放出素子とそれに対応する画像形成部
材は、通常、複数であり、各電子放出素子の正側および
負側の電極はそれぞれ配線電極によって接続されてい
る。また、複数の電子放出素子および変調手段を有する
場合は、電子放出素子および変調手段はそれぞれ複数列
をなし、それぞれの複数列が対向して交差するように配
置され、これにより各電子放出素子および変調手段が行
列状に配置された構成とすることができる。
【0014】
【作用】この構成において、電子放出素子の正側および
負側電極間に電圧を印加すると電子放出素子から電子が
放出され、その飛翔方向は正側電極方向に偏向される。
そしてこの電子ビームは、画像形成部材に印加される電
圧等によって形成される画像形成部材上の電界に応じ
て、画像形成部材に衝突して画像形成部材に作用を与え
たり、あるいは、衝突せずに作用を与えなかったりす
る。これにより画像形成部材は前記電界の変動に応じて
ON/OFF制御され、画像を形成する。例えば、変調
手段の導電部材に正の比較的低い電圧を印加することに
より、捕獲された電子を画像形成部材側に引き付けて画
像形成部材に衝突させ、画像形成部材を発光させてON
状態とし、また、正の高電圧を印加することにより、捕
獲された電子を変調手段の導電部材側に引き付け画像形
成部材の発光を阻止してOFF状態とする。
【0015】ここで、放出電子の飛翔方向は画像形成部
材の方へ偏向されるが、放出電子によって生じる正イオ
ンは電子に比べて質量が非常に大きいため、その軌道は
ほとんど曲げられることがない。したがって、この正イ
オンは電子放出素子へ衝突せず、電子放出素子にほとん
ど損傷を与えない。
【0016】また、装置の製造においては、画像形成部
材は、印刷法などにより形成しうるため、電子放出素子
と画像形成部材との厳密な位置合せは不要であり、画像
形成部材は極めて容易に配置される。またしたがって、
装置作成後は、電子放出素子と画像形成部材との位置関
係の変動も生じない。
【0017】したがって、長期にわたり高コントラスト
で鮮明かつ高精細な画像が維持され、特にフルカラーの
画像形成装置においては、色調むらが少なく色再現性に
優れた画像が形成されるとともに、装置の作製の容易
化、薄型化が図られる。
【0018】さらに、画像形成部材の少なくとも一部は
前記電極上に絶縁体を介して配置されているため、画像
形成部材と、それに対応する電子放出素子の電子放出部
との間の距離を短縮し、より高精細な画像が形成され
る。また、変調手段が、画像形成部材に対して情報信号
に応じた変調電圧を印加する手段を有し、画像形成部材
が変調電極として作用するものである場合は、その変調
電圧を低くすることができる。
【0019】
【実施例】
【0020】実施例1 図1は本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の斜視
図、図2はその一部の拡大図、そして図3は図2のA−
A´断面図である。これらの図に示すように、この装置
は、相対向する正側および負側の電極14aおよび14
bを有しこれら電極間に電圧が印加されることにより電
子を放出する電子放出素子10と、電子放出素子10か
ら放出される電子線の照射により画像形成する画像形成
部材16とを備え、電子放出素子10は絶縁性基体11
上に配置されるとともに、画像形成部材16の少なくと
も一部は電極14a上に絶縁体を介して配置されてい
る。電子放出素子10は複数が行列状に配置され、各列
ごとに正側および負側の電極14aおよび14bがそれ
ぞれ素子配線電極13aおよび13bによって接続され
ている。そして、1つの素子配線電極13aおよび13
bによって接続された各電子放出素子10によって、同
時に駆動される1つの電子放出素子列を形成している。
【0021】画像形成部材16は、蛍光体で構成され、
これら電子放出素子列に直交する方向に電子放出素子の
各行に対応させてストライプ状に形成される。各画像形
成部材16の下部には画像形成部材配線電極20が配置
され、画像形成部材配線電極20を介して画像形成部材
16に電圧が印加されるようになっている。画像形成部
材配線電極20と各素子電極14aおよび配線電極13
a,13bならびに絶縁性基体11との間にはこれらの
間の電気的な絶縁を保持するための絶縁体膜18が配置
される。なお、カラー画像を形成する場合は、R(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルー)の蛍光体による画
像形成部材16が順次配置される。
【0022】電子放出素子10は、正側および負側の電
極14aおよび14b間に電子放出部15を有し、これ
ら電極間に電圧を印加することにより電子放出部15よ
り電子を放出するものであり、冷陰極型の表面伝導形の
ものである。
【0023】19は透明なフェースプレートであり、絶
縁性基体11に対し、支持枠17によって支持される。
これらフェースプレート19、絶縁性基体11および支
持枠17によってパネル容器が構成され、容器内は、電
子放出素子の電子放出特性の点から10-5〜10-7to
rrの真空度とされる。
【0024】次に、装置の製造方法を説明する。まず絶
縁性基体11を十分洗浄し、通常良く用いられる蒸着技
術とホトリソグラフィー技術により、素子電極14aお
よび14bをNi材料で作製し、素子配線電極13aお
よび13bをAl材料で作製する。これら電極は、電気
抵抗が十分小さくなるように作製しさえすれば、いかな
る材料を用いてもかまわない。このとき、素子電極14
aおよび14bを、素子配線電極13aおよび13bで
接続し、素子電極14aおよび14bが相対向する電子
放出部15を形成するようにする。素子電極14aおよ
び14b間の電極ギャップG(図3参照)は0.1〜1
0μmが好適であり、ここでは2μmに形成する。電子
放出部15に対応する対向部分の長さL(図2参照)は
300μmとなるように形成する。また、各素子配線電
極13aおよび13bの配列ピッチは2mm、電子放出
部15の配列ピッチは2mmとする。
【0025】次に、蒸着技術により、素子電極14aお
よび14b、素子配線電極13aおよび13b、ならび
に絶縁性基体11上にSiO 2で絶縁体膜18を形成す
る。絶縁体膜18の材料としては、SiO2の他、Al2
3、ガラス、各種セラミックス材等を用いることがで
きる。また、絶縁体膜18の厚さは、画像形成部材16
に印加する電圧によって異なるが、1〜100μmが好
ましく、ここでは3μmとする。
【0026】次に、蒸着技術とホトリソグラフィー技術
を用いて画像形成部材配線電極20をNi材料で形成す
る。電子放出部15から画像形成部材配線電極20まで
の距離S(図3参照)は、数μm〜数百μmが望まし
く、ここでは20μmとする。また、絶縁体膜15は、
素子電極14aと画像形成部材配線電極20との間の電
気的絶縁を保つことができるものであればよいが、絶縁
体膜15の露出部の寸法S1は50μm以下が好まし
く、さらには20μm以下が好ましい。ここでは10μ
mとする。
【0027】次に、ガスデポジション法を用いて相対向
する電極間に超微粒子膜を設けることにより電子放出部
15を形成する。超微粒子の材料にはPdを用いる。そ
の他の材料としてAg,Au等の金属材料やSnO2,
In23等の酸化物材料が好適であるが、これに限定さ
れるものではない。本実施例ではPd粒子の直径を約1
00Åに設定したが、これに限定されるものではない。
また、ガスデポジション法以外にも、例えば有機金属を
分散塗布し、その後熱処理することにより電極間に超微
粒子膜を形成するようにしても所望の特性が得られる。
【0028】次に、印刷法により、蛍光体から成る画像
形成部材16を、画像形成部材配線電極20上に、ほぼ
10μmの厚さで作製する。スラリー法、沈殿法等他の
方法により、蛍光体から成る画像形成部材16を形成し
ても良い。
【0029】そして、このようにして電子放出素子等が
形成された絶縁性基体11に対し、支持枠17を介し、
絶縁性基体11から5mm離して支持枠フェースプレー
ト19を設けることにより画像表示装置が完成する。
【0030】この構成において、素子配線電極13a,
13bに電圧を印加すると、電子放出部15より電子が
放出され、この電子は正側の電極14a方向に偏向され
て飛翔する。この電子は、対応する画像形成部材16に
正の高電圧が印加されているとすれば、画像形成部材1
6側に引き付けられて画像形成部材16に衝突し、その
発光体を発光させ、ON状態を示す。また、画像形成部
材16に正の比較的低い電圧が印加されているとすれ
ば、画像形成部材16は発光せず、OFF状態を示す。
このように、画像形成部材16に印加する電圧によっ
て、ON/OFF制御が行われる。
【0031】そして、各電子放出素子列を、各素子配線
電極13aおよび13bを介して走査信号電圧を印加す
ることにより順次選択して駆動するとともに、選択され
た電子放出素子列に応じた情報信号を順次各画像形成部
材16に印加することにより順次、電子放出素子列ごと
に画像が形成される。すなわち、まず、最初の一対の素
子配線電極13aと13bに14Vの電圧パルスが(素
子配線電極13aに正電圧)印加され、その電子放出素
子15列から電子が放出される。このとき同時に、その
電子放出素子15列に対応する情報信号に応じた10〜
1000Vの電圧が各画像形成部材16に印加される。
これにより、その電子放出素子15列の各素子から放出
された電子ビームがON/OFF制御され、それぞれ隣
接する画像形成部材16の蛍光体に衝突しあるいは衝突
しないことにより、各画像形成部材16のON/OFF
制御が行われ、1ライン分の発光表示が行われる。な
お、上記画像形成部材16への印加電圧は、使用する蛍
光体の種類や、必要な輝度によって決まる値であり、特
に上記値の範囲に限定されない。そして次に、隣の電子
放出素子15列が、同様に14Vの電圧パルス印加によ
り選択され、その1ライン分の表示が行われる。さらに
これが順次行われ、一画面分の画像が形成される。すな
わち、素子配線電極群を走査電極としこれと画像形成部
材とでXYマトリックスが形成され画像表示が行われ
る。
【0032】これによれば、表面伝導形の電子放出素子
15は、100ピコ秒以下の電圧パルスに応答して駆動
できるので、30分の1秒で1画面分の画像表示を行う
とすれば、1万本以上の走査線が形成可能である。ま
た、電子放出素子15と画像形成部材16とが同一の基
体11上に形成され、かつ電子ビームが画像形成部材1
6に印加される電圧によって画像形成部材に衝突するた
め、電子放出素子15がイオン衝撃により破壊されて輝
度むらが発生することがなく、長期にわたって均一な画
像表示が行われる。すなわち、表面伝導形電子放出素子
においては数エレクトロンボルトの初速度を持った電子
が真空中に放出されるが、このような素子を用いた場合
の変調が極めて有効に行われる。
【0033】また、装置の製造においては、電子放出素
子10と画像形成部材16とのアライメントが容易で、
かつ、薄膜製造技術を用いることができるため、大画面
で高精細なディスプレイが安価に得られる。また、電子
放出部15と画像形成部材16の間隔を極めて精度良く
作製することができるため、輝度むらのない極めて一様
な画像表示装置が得られる。
【0034】さらに、画像形成部材16の一部が素子電
極14a上に配置されているため、電子放出部15と画
像形成部材16の間隔を小さくすることができ、さらに
精彩度の高い画像を形成することができる。
【0035】実施例2 図4は、本発明の第2の実施例に係る画像表示装置の斜
視図である。この装置は、フェースプレート19の基体
11に対向する面上に、一様に1000Åの厚さでIT
Oを蒸着することにより透明な補助電極41を設け、か
つ、この補助電極41をアース接地する手段あるいは適
当な電圧に設定する手段を設けた以外は実施例1の場合
と同様の構成を有し、同様にして作製される。
【0036】この場合、実施例1の場合と同様の効果が
得られるばかりでなく、補助電極41を有するため、フ
ェースプレート19がイオンによってチャージアップさ
れることがなく、極めて安定した画像が得られる。
【0037】また、補助電極41に適当な電圧を印加す
ることにより、画像形成部材16(蛍光体)に均一また
は局所的な電子ビームを飛翔させ照射させることができ
る。画像形成部材16に印加する電圧が低くても電子ビ
ームの変調が可能となる。
【0038】さらに、絶縁性基体11とフェースプレー
ト19間の間隔を小さくしても変調が可能となり、極め
て安定した画像が形成される。すなわち、装置をより薄
く構成することができる。
【0039】実施例3 図5は、本発明の第3の実施例に係る画像表示装置の斜
視図である。この装置は、フェースプレート19の基体
11に対向する面上に、ライン状の透明電極である変調
電極51を電子放出素子列に直交する方向に各電子放出
素子に対応させて設け、この変調電極51に対して情報
信号に応じた電圧を印加するようにした以外は、実施例
1の場合と同様の構成を有し同様にして製造されるもの
である。すなわち、電子放出素子列と各変調電極51と
によりXYマトリクスを構成して画像を形成するように
したものである。ただし、画像形成部材16には30V
の電圧が印加され、その蛍光体としては、その電圧によ
り発光するものを用いる。また、フェースプレート19
と絶縁性基体11間の間隔は1mmに設定する。
【0040】この構成においては、変調電極51に印加
する電圧を50V/10Vに設定して電子ビームをON
/OFF制御することにより、画像を形成することが可
能である。
【0041】実施例4 図6は、本発明の第4の実施例に係る画像表示装置の一
部の断面図である。この装置は、画像形成部材16(蛍
光体)を電子放出素子10の両側に、それぞれ一部が素
子電極14aおよび14b上に位置するようにして配置
するようにしたことを特徴とする。他の構成は実施例1
の場合と同様であり、同様にして作成される。
【0042】これによれば、実施例1の場合と同様の効
果を奏するばかりでなく、画像表示部材16の面積が広
くなるため、より明るい画像表示が可能となる。
【0043】実施例5 図7は、本発明の第5の実施例に係る光プリンタの概略
的な構成図である。同図において、図1と同一符号を付
した部分は、その符号を付した図1の部分と同様の部分
であることを示す。この装置は、発光源48、レンズア
レイ49および被記録体45を備える。レンズアレイ4
9は、一般的にはセルフォックレンズによって形成さ
れ、発光源48と被記録体45との間に配置されて、発
光源48が発する光のパターンを被記録体45上に結象
するものである。発光源48は、図1〜4の画像記録装
置であって電子放出素子列を1列のみ有するものと同様
の構成を有する。図7中、47はガラス製の真空容器、
42はリアプレート、44aおよび44bはそれぞれ素
子配線電極13aおよび13bに接続された電極、46
は画像形成部材16下の画像形成部材配線電極20にそ
れぞれ接続された電極である。41はフェースプレート
である。
【0044】被記録体45は、感光性組成物をポリエチ
レンテレフタレート膜上に2μmの厚さで均一に塗布す
ることにより作製される。この感光性組成物は、a.バ
ンダー:ポリエチレンメタクリレート(商品名;ダイヤ
ナールBR、三菱レーヨン)10重量部、b.モノマ
ー:トリメチロールプロパントリアクリレート(商品
名;TMPTA、新中村化学)10重量部、c.重合開
始剤:2−メチル−2−モルホリノ(4−チオメチルフ
ェニル)プロパン−1−キシ(商品名;イルガキュア9
07、チバガイギー)2.2重量部、の混合組成物であ
り、溶媒としてメチルエチルケトン70重量部を用いて
作製される。画像形成部材16を構成する蛍光体はけい
酸塩蛍光体(Ba,Mg,Zn)3Si27:Pb2+
主たる材料とするものである。発光源48は、実施例2
と同様の方法で作製される。
【0045】この構成において、電子放出素子10を所
定の周期で駆動させるとともに、この駆動と同期して、
形成すべき画像の情報信号に応じた変調信号が画像形成
部材16に画像1ライン分ずつ順次印加され、かつこれ
と同期して発光源48と被記録体45間の相対移動が行
われる。ここで、各駆動時には、実施例1の場合と同様
に各電子ビームの画像形成部材16への照射は画像形成
部材16への印加電圧によって制御され、これにより画
像1ライン分の発光パターンが画像形成部材16上に形
成される。この発光パターンの光線は、レンズアレイ4
9を介して被記録体45を照射する。これにより被記録
体45は発光パターンに応じて光重合により硬化し、1
ライン分の画像を形成する。
【0046】この1ライン分の画像形成タイミングに同
期した発光源48と被記録体45間の相対移動は、図8
に示すように、被記録体45を支持体52で支持しつ
つ、搬送ローラ53を駆動させることにより行うことが
できる。あるいは、図9に示すように、発光源48を移
動させるようにしてもよい。いずれにしても、この同期
した駆動を行うことにより、情報信号に応じた光重合パ
ターンが被記録体上に形成される。そして、この光重合
パターンをメチルエチルケトンで現像することにより、
情報信号に応じた光記録パターンがポリエチレンテレフ
タレート上に形成される。
【0047】これによれば、均一で高速かつ高コントラ
ストな、鮮明な光記録パターンが得られる。
【0048】実施例6 図10は本発明の第6の実施例に係る光プリンタの概略
的構成図である。この装置は、実施例5におけるのと同
様の構成で同様に動作する発光源48とレンズアレイ4
9、被記録体であるところのドラム状の電子写真用感光
体64、帯電器68、現像器65、除電器66、および
クリーナ67を備え、紙69上に最終的に画像を形成す
るものである。発光源48に用いられる蛍光体として
は、Zn2SiO4:Mn(P1蛍光体)の黄緑発光蛍光
体を用いている。また、電子写真用感光体64として
は、アモルファスシリコン感光体を用いている。
【0049】この構成において、被記録体64は、発光
源48に対し上述のように同期して矢印61方向に回転
されるとともに、紙69も同期して矢印62方向に移動
される。この間、被記録体64は、帯電器68によりプ
ラス電圧に帯電され、そしてレンズアレイ49を介した
発光源48からの発光パターンの結象照射により光照射
部が除電されて静電潜像パターンが形成される。帯電す
る電圧は100〜500Vが適当であるが、これに限る
ものではない。この潜像パターンは、現像機65により
トナー粒子で現像される。吸着されたトナーは被記録体
64の回転と共に移動し、除電器66によって帯電が解
除されると、被記録体64と除電器66との間に位置す
る紙69上に落下する。そして、トナーを受け止めた紙
69は、不図示の定着装置において定着処理が行われ、
これにより紙69上に発光源48で表わされた画像が再
現記録される。このとき残留するトナーはクリーナ67
下へにおいて、それによって払い落とされ、その部分は
再び帯電器68によって帯電される。
【0050】これによれば、発光源48が有する上述し
た利点により、高コントラストで鮮明かつ高解像度の画
像が露光むらもなく高速度で形成される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子放出素子が配置された基体上に、画像形成部材の少な
くとも一部を電子放出素子の素子電極上に絶縁体を介し
て配置するようにしたため、正イオンの電子放出素子へ
の衝突がなく、電子放出素子の損傷を防止することがで
きる。また、電子放出素子と画像形成部材との厳密な位
置合せは不要であり、画像形成部材を極めて容易に配置
することができる。またしたがって、装置作成後は、電
子放出素子と画像形成部材との位置関係の変動も生じな
い。また、装置もより薄くすることができる。
【0052】したがって、長期にわたり高コントラスト
で鮮明かつ高精細な画像を維持することができ、特にフ
ルカラーの画像形成装置においては、色調むらが少なく
色再現性に優れた画像を形成することができるととも
に、装置作製の容易化、装置の薄型化を図ることができ
る。
【0053】さらに、画像形成部材と、それに対応する
電子放出素子の電子放出部との間の距離を短縮し、より
高精細な画像を形成することができる。また、画像形成
部材が変調電極としても作用するものである場合は、そ
の変調電圧を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る画像形成装置の
斜視図である。
【図2】 図1の一部の拡大図である。
【図3】 図2のA−A´断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例に係る画像表示装置の斜
視図である。
【図5】 本発明の第3実施例に係る画像表示装置の斜
視図である。
【図6】 本発明の第4実施例に係る画像表示装置の斜
視図である。
【図7】 本発明の第5の実施例に係る光プリンタの概
略的構成を示す斜視図である。
【図8】 図7の装置の使用方法を説明するための説明
図である。
【図9】 図7の装置の他の使用方法を説明するための
説明図である。
【図10】 本発明の第6の実施例に係る光プリンタの
概略的構成を示す斜視図である。
【図11】 従来例に係る画像表示装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10:電子放出素子、11:絶縁性基板、13a,13
b:素子配線電極、14a,14b:素子電極、15:
電子放出部、16:画像形成部材、17:支持枠、1
8:絶縁体、19:フェースプレート、20:画像形成
部材配線電極、41:補助電極、51:変調電極、4
8:発光源、49:レンズアレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A 9070−5C (72)発明者 鱸 英俊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 金子 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する正側および負側の電極を有
    し、これら電極間に電圧が印加されることにより電子を
    放出する電子放出素子と、電子放出素子から放出される
    電子線の照射により画像が形成される画像形成部材とを
    備える画像形成装置において、電子放出素子は基体上に
    配置されるとともに、画像形成部材の少なくとも一部は
    前記電極上に絶縁体を介して配置されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 相対向する正側および負側の電極を有
    し、これら電極間に電圧が印加されることにより電子を
    放出する電子放出素子と、電子放出素子から放出される
    電子線の照射により画像が形成される画像形成部材とを
    備える画像形成装置において、電子放出素子は基体上に
    配置されるとともに、画像形成部材の少なくとも一部は
    前記電極上に絶縁体を介して配置され、かつ電位放出素
    子上方の電位を規定する電位規定手段を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 電位規定手段は、電位放出素子に対向さ
    せて配置した導電部材を有する、請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 電位規定手段は、電位放出素子に対向し
    て配置され、かつ接地された導電部材を有する、請求項
    2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 電位規定手段は、電位放出素子に対向さ
    せて配置した導電部材、および、この導電部材に電圧を
    印加する手段を有する、請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 相対向する正側および負側の電極を有
    し、これら電極間に電圧が印加されることにより電子を
    放出する電子放出素子と、電子放出素子から放出される
    電子線を所定の情報信号に応じて変調する変調手段と、
    変調手段によって変調された電子線の照射により画像が
    形成される画像形成部材とを備える画像形成装置におい
    て、電子放出素子は基体面上に配置され、画像形成部材
    の少なくとも一部は前記電極上に絶縁体を介して配置さ
    れていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 変調手段は、画像形成部材に対して情報
    信号に応じた電圧を印加する手段を有する請求項6記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 変調手段は、基体面に対向して設けられ
    た導電部材、およびこの導電部材に対し情報信号に応じ
    た電圧を印加する手段を有する、請求項6記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 電子放出素子は冷陰極型である、請求項
    1〜8いずれかに記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 電子放出素子は、正側および負側の電
    極間に電子放出部を有し、これら電極間に電圧を印加す
    ることにより電子放出部より電子を放出するものであ
    る、請求項1〜8いずれかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像形成部材は、電子線の照射により
    発光する発光体である請求項1〜10いずれかに記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 複数の電子放出素子とそれらに対応す
    る複数の画像形成部材とが基体面に行列配置されてい
    る、請求項1〜5いずれかに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 複数の電子放出素子とそれらに対応す
    る複数の画像形成部材とが基体面に行列配置されてい
    る、請求項6〜8いずれかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 画像形成部材は、電子線の照射により
    発光する発光体であり、さらに、この発光体からの光の
    照射により画像記録される被記録体を有する請求項1〜
    13いずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 画像形成部材は、電子線の照射により
    発光する発光体であり、さらに、この発光体からの光の
    照射により画像記録される被記録体の支持手段を有する
    請求項1〜14いずれかに記載の画像形成装置。
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