JPH0619229Y2 - 赤外線リモ−ト制御操作装置 - Google Patents

赤外線リモ−ト制御操作装置

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JPH0619229Y2
JPH0619229Y2 JP1986029793U JP2979386U JPH0619229Y2 JP H0619229 Y2 JPH0619229 Y2 JP H0619229Y2 JP 1986029793 U JP1986029793 U JP 1986029793U JP 2979386 U JP2979386 U JP 2979386U JP H0619229 Y2 JPH0619229 Y2 JP H0619229Y2
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signal
infrared
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infrared pulse
pulse signal
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利明 中西
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は一般家屋、建造物内に載置されるか又は車両
は、造船等の移動体に搭載された無線通信機や音響・画
像機器等の被制御機器に赤外線パルスによって遠隔から
音声を伝送する赤外線リモート制御操作装置に関する。
「従来技術及びその課題」 従前から知られている無線送受信機は、音声を電気信号
に変換するマイクロホンを備えており、通常はシンプレ
ックス交信のために送話、受信の都度送信、受信を切り
換えるスイッチが付属しており、送受信機本体との間を
上記音声信号を伝えるためにカールコードによって連結
し、ハンドマイクとして片手の指操作により送信、受信
の切り換え、音量調整等が行われる。
また、上記マイクロホンをFM放送周波帯の電波を利用
してコードレスとしたFMワイヤレスマイクロホンも知
られている。
ところで上記コード付マイクロホンは、そのコード長に
制約があり、使い方ではコードの断線事故等も起こす恐
れがあり、特に自動車等の移動体に搭載した無線通信機
や音響機器等の電子機器を運転操縦車がリモート制御し
ようとするときにはそのコードが操作の邪魔になり、少
々離れた位置例えば車両ならば後部座席からでは送受信
機の設置まで近づかなければ手が届かないといった不便
があり危険も伴うことすらある。従って、リモート制御
の目的で上記のようにワイヤレスマイクロホンを使おう
とすると制御信号の媒体が電波に依存する限り混信を惹
起したり、電波に対して電波をもって制御しようとする
と電波の回り込みに基づく異常発振等の干渉を起こす恐
れがある。
上記の理由によって近時制御信号の媒体に赤外線を利用
するリモート制御装置が例えばTVのチャンネル切り換
えや音量調整に使用されるようになっている。太陽光線
の当たる場所での赤外線リモコン制御は誤動作を招くた
めにこの防止策として赤外線発生器を着脱できるアダプ
タをリモートコントローラとし、回動可能にした赤外線
検出器の受光面と赤外線作動装置の第1又は第2の受光
窓とを光ファイバケーブルで連結した構造の提案がある
が、太陽光線中の赤外線による影響を回避するための仕
組みとして大がかりでもあり経済的に不利を免れない。
本考案の目的は、赤外線を用いた音声伝送方式を利用し
て、この赤外線を共用することにより実用上混信、誤動
作を起こすことなく遠隔位置に置かれた被制御機器をリ
モート制御するための操作装置を特殊な手段を設けるこ
となく実現することである。
「課題を解決するための手段」 本考案はマイクロホン(1)と、プッシュトークスイッ
チ(11)と、赤外線発光器(5)とを具備し、前記プ
ッシュトークスイッチ(11)が押されて所定周波数の
赤外線パルス信号が前記赤外線発光器(5)から放射さ
れ、さらにこの状態でマイクロホン(1)から音声信号
が入力されたとき、該音声信号で前記赤外線パルス信号
がFM変調された音声信号として送出される可搬型リモ
ートコントローラ(CR)と、これとは別に、前記赤外
線パルス信号を受信する受光器(6)と、前記受光部
(6)によって受光された受信信号に基づき被制御機器
を制御するための信号を出力する検波器(10)と、前
記受信信号を復調するFM復調器(9)とが具備され、
前記FM復調器(9)と検波器(10)とに前記被制御
機器として音声機器が接続される制御操作ユニット(C
u)とから成り、前記可搬型リモートコントローラ
(CR)から放射される所定周波数の赤外線パルス信号
が前記制御操作ユニット(Cu)で受光されている間、
前記音声機器の動作状態が切り換えられるようにされた
赤外線リモート制御操作装置である。
「実施例」 以下、第1図を用いて本考案の一実施例の説明を行う。
第1図に記載の赤外線リモート制御操作装置は操作側で
あって発光部が具備された可搬入型リモートコントロー
ラCRと、可搬型リモートコントローラCRから放射され
た赤外線パルス信号の受信部と、被制御機器との接続端
子が具備された制御操作ユニットCuとから成る。
先ず、可搬型リモートコントローラCRにおいて、1は
コンデンサ・マインロホン、2はマイクロホン1によっ
て電気信号に変換された音声を増幅する低周波増幅器、
3は添記波形P1のように方形波を送出する変調器付発
振器、4はLEDのような赤外線発振器5をドライブす
るための駆動増幅器、B1は上記低周波増幅器2と発振
器3を荷電する充電可能な直流電源、11は入接したと
き上記直流電源から駆動増幅器4に給電するプッシュト
ークスイッチ(以下、PPTスイッチ)である。
また、制御操作ユニットCuにおいて、6は前記発光器
5から放射された赤外線パルスP2を受光する受光器、
7は増幅器、8は同調回路、9はFM復調器、10は検
波器、B2は筐体に自蔵された直流電源、Q1はトランジ
スタ、Ryはリレーコイル、K1、K2は切換接点、T1
2、T3は接続端子である。
上記の構成による作用を説明する。可搬型リモートコン
トローラCRは電源B1が投入されると発振器3が例えば
60kHzの方形波を送出する。このときPTTスイッチ
11を押入すると駆動増幅器4に電源が入り、60kHz
の赤外線パルスが発光器5から放射される。さらに、こ
のPTTスイッチ11を押入した状態で、マイクロホン
1から音声を入れると、低周波増幅器2で増幅された音
声は発振器3で発振器周波数である60kHzの方形波に
FM変調がかかり、その結果、発光器5からFM変調が
かけられた60kHzの赤外線パルスが放射されることに
なる。
他方、受信側の制御操作ユニットCuでは、前記可搬型
リモートコントローラCRの発光器5が放射した赤外線
パルス波を赤外線受光器6によって受光して60kHzの
電気信号に変化し、増幅器7、同調回路8に伝達する。
そして、一方はFM復調器9を経て接続端子T3に至る
第1の検波回路と、他方は検波器10を経てトランジス
タQ1のベースに信号を伝達し、コレクタからリレーコ
イルRyを励磁してリレーが切換接点K1、K2のいずれ
かに切り換わる第2の検波回路とにそれぞれ信号が伝送
される。例えば、切換接点K1は60kHzのパルス信号が
受信されない状態での切換接点、切換接点K2は60kHz
のパルス信号の受信状態での切換接点とされている。こ
の結果、可搬型リモートコントローラCRから送られた
60kHzの赤外線パルスを受信すると、検波器10では
トランジスタによってリレーコイルRyが励磁され、リ
レーが切換接点K1から切換接点K2に切り換わる。なお
切換接点K1につながる端子T1、切換接点K2につなが
る端子T2切換接点K2につながる端子T2は、被制御機
器に接続しうるようにされているので、可搬型リモート
コントローラCRのPTTスイッチ11を押入するだけ
で、この状態の間、例えば被制御機器が無線通信機であ
れば送信又は受信のいずれかに切り換えができる。
また、復調器9に加わった60kHzのFM変調パルスは
音声周波数の信号に変換されるので、この信号で被制御
機器のマイクロホン入力端子に接続する端子T3を介
し、可搬型リモートコントローラCRのマイクロホン1
から音声を被制御機器に伝達することができる。
なお、照明光や太陽光に含まれ、赤外線リモート制御に
ノイズとして妨害となる白色光、赤外光の影響を減殺す
るために、可搬型リモートコントローラCRの発光器5
から放射する赤外線パルスのレベルを高く設定するとと
もに制御操作ユニットCuの受光器6の感度を若干低減
せしめるように設定しておけば光学的外乱によって本考
案装置が誤動作することは実用上殆どない。
「効果」 かくて本考案は、PTTスイッチを用いた機器では、マ
イクロホンに音声を入力する直前から必ずPTTスイッ
チが押されることと、混信や干渉等の恐れがない赤外線
による音声伝送方式に着目して、可搬型リモートコント
ローラ(CR)でPTTスイッチが押されて所定周波数
の赤外線パルス信号が制御操作ユニット(Cu)に受光
されることにより、制御操作ユニット(Cu)に被制御
手段として接続されている音声機器の動作状態が音声が
入力される直前に確実に切り換えられるとともに、受光
している間は、この切り換え状態が確実に維持されると
ともに、この赤外線パルス信号はマイクロホン(1)か
ら音声信号が入力されたときFM変調されて放射される
ものなので音声信号も確実に伝送することができる。
このように、マイクロホン(1)から音声信号が入力さ
れたときFM変調される所定周波数の赤外線パルス信号
のみを受光して、その受信信号の検波のみで被制御手段
の遠隔制御を行うので、特別な手段を用いることなく極
めて簡単な構成であって容易にしかも確実に被制御手段
である音声機器を遠隔操作することができる。
つまり、可搬型リモートコントローラ(CR)からは、
音声信号がFM変調される所定周波数の赤外線パルス信
号のみが放出され、これを受光する制御操作ユニット
(Cu)には、受光した受信信号を復調するFM復調器
(9)の他に、受信信号を検波して被制御機器を制御す
るための信号を出力する検波器(10)を具備させたこ
とによって、FM復調器(9)並びに検波器(10)に
接続された被制御手段では、検波器(10)から出力さ
れる信号によって動作状態を切り換えることが可能にな
るので、特殊な手段を用いることなく極めて簡単にしか
も確実に被制御手段である音声機器を遠隔操作すること
ができるとともに、音声機器に音声を確実に伝送でき
る。
したがって、例えば、被制御手段としてシンプレックス
方式の無線通信機に本考案の赤外線リモート制御操作装
置の制御操作ユニット(Cu)を接続すれば、可搬型リ
モートコントローラでPTTスイッチ(11)を押入し
て所定周波数の赤外線パルス信号を制御操作ユニット
(Cu)の受光器(6)に放射するだけで、この受光状
態の間は無線通信機が受信動作から送信動作に切り換え
られ、音声も確実に伝送される。逆に、PTTスイッチ
(11)の操作を解除して赤外線パルス信号の放射を停
止するだけで、再び無線通信機は受信動作に切り換えら
れる。
さらに、コードレスであるから被制御手段の同一筐体中
に制御操作ユニットを内蔵せしめることもできるし、外
方から付加することもできて操作上の邪魔や妨害にもな
らない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の回路構成を説明するための結線図
である。 CR……可搬型リモートコントローラ、Cu……制御操作
ユニット、1……マイクロホン、2……低周波増幅器、
3……変調器付発振器、4……駆動増幅器、5……赤外
線発光器、6……受光器、7……増幅器、8……同調回
路、9……FM復調器、10……検波器、11……PT
Tスイッチ(プッシュトークスイッチ)、T1、T2、T
3……接続端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロホン(1)と、プッシュトークス
    イッチ(11)と、赤外線発光器(5)とを具備し、前
    記プッシュトークスイッチ(11)が押されて所定周波
    数の赤外線パルス信号が前記赤外線発光器(5)から放
    射され、さらにこの状態でマイクロホン(1)から音声
    信号が入力されたとき、該音声信号で前記赤外線パルス
    信号がFM変調された音声信号として送出される可搬型
    リモートコントローラ(CR)と、 前記赤外線パルス信号を受信する受光器(6)と、前記
    受光器(6)によって受光された受信信号を検波して被
    制御機器と制御するための信号を出力する検波器(1
    0)と、前記受信信号を復調するFM復調器(9)とが
    具備され、前記FM復調器(9)と検波器(10)とに
    前記被制御機器として音声機器が接続される制御操作ユ
    ニット(Cu)とから成り、 前記可搬型リモートコントローラ(CR)から放射され
    る所定周波数の赤外線パルス信号が前記制御操作ユニッ
    ト(Cu)で受光されている間、前記音声機器の動作状
    態が切り換えられるようにされたことを特徴とする赤外
    線リモート制御操作装置。
JP1986029793U 1986-02-28 1986-02-28 赤外線リモ−ト制御操作装置 Expired - Lifetime JPH0619229Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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