JPS5924203Y2 - 消防のポンプ車に使用される無線装置 - Google Patents

消防のポンプ車に使用される無線装置

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JPS5924203Y2
JPS5924203Y2 JP1980141368U JP14136880U JPS5924203Y2 JP S5924203 Y2 JPS5924203 Y2 JP S5924203Y2 JP 1980141368 U JP1980141368 U JP 1980141368U JP 14136880 U JP14136880 U JP 14136880U JP S5924203 Y2 JPS5924203 Y2 JP S5924203Y2
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microphone
pump
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standby switch
input
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JPS5764945U (ja
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重男 岡山
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は消防自動車であるポンプ車用の無線装置に関
する。
従来から、ポンプ車には無線装置が装着される。
この無線装置は車の運転席のダツシュボードに取り付け
られるので、運転席でしか使用できない。
この無線装置は、例えばポンプ車が火事現場に到着する
までの間、本部との連絡用に使用される。
ところで、ポンプ車の実際の稼動状態は、ポンプ車の両
側に位置するポンプ操作部に1人が待機し、この者はホ
ース先端のノズルを持つ者と連絡を取ってポンプを操作
する。
ポンプ操作への連絡には、通常携帯式のトランシーバが
使用されるが、この方法によると、車載されたものとは
別に2台のトランシーバが必要であるのは言うに及ばず
、携帯用のトランシーバでは音量も小さく、極めて大き
なポンプ駆動用エンジンの騒音にマスクされて充分に聞
き取れはい欠点があった。
又、ポンプ車の運転席からホース先端のノズルを持った
者に連絡する場合、車の側部におるポンプ操作者と、車
の運転席におる者とが別々の2台の送信機で同時送信す
ると、ホース先端の者は、両送信機がAM変調方式の場
合、ビート音で両方の信号を間隙に受信できず、又、両
送信機がFM変調方式の場合、いずれか一方の信号しか
聞き取れない欠点があった。
このことを避ける為には、車の側部におるポンプ操作者
は車の運転席に駆は上がり、運転席の送信機でホース端
の者に連絡する必要があり、秒速で適確な伝達が要求さ
れる火事場での連絡が充分でない欠点かあった。
即ち、従来のポンプ車用の無線装置は、普通に使用され
るトランシーバをそのまま使用するので、極めて特殊な
使用形態とならざるを得ない火事場の無線連絡にあって
は、内容を確実かつ迅速に伝達することが難しい欠点が
あった。
この考案はこの欠点を除去すべく開発されたものであっ
て、火事場にあって、内容を確実に伝達できると共に、
数人の者が単一の送信機を共用して使用する為、離れた
3ケ所の最適位置で便利に使用できるにもかかわらず、
送信機の搬送波によるビート妨害や他の電波を抑圧する
ことがなく、更に、複数のマイクから音声が入力できる
にもかかわらず、1人が使用するときは別のマイクが騒
音を拾わず、すれた明瞭度で音声を確実に伝達できるポ
ンプ車用の無線装置を提供するにある。
又、この考案の他の重要は目的は、運転席と車両側のポ
ンプ操作部の3ケ所で使用できるにもかがわらず、極め
て安価にできる梢防のポンプ車に使用される無線装置を
提供するにある。
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すポンプ車用の無線装置は、送信機ユニット
1と、受信機ユニット2と、電力アンプ3と、3組の入
出力手段とからなり、3組の入出力手段は、3台のトラ
ンペットスピーカ4と、3個のマイク5と、3組のスタ
ンバイスイッチ6とを備えている。
送信機ユニット1は、マイク5から入力される音声信号
でキャリヤを変調して送信するもので、スタンバイ回路
7によって送信と停止とが切り換えられる。
送信機ユニット1と受信機ユニット2とはひとつのケー
スに収納され、これはポンプ車の運転席に装着される。
マイク5は3台で、1台は運転席に、残り2台は延長コ
ードを介して車両側のポンプ操作部に別々に配設される
それぞれのマイク5の近傍にはスタンバイスイッチ6が
配設される。
よって、スタンバイスイッチ6は3組あって、1組が運
転席のマイク近傍に、残り2組は、車両側のポンプ操作
部のマイク近傍に配設される。
トランペットスピーカ4は、マイク操作者がよく聞こえ
るように、車の両側部に2組、運転席に1組配設される
スタンバイ回路7の一例が第2図に示されている。
第2図のスタンバイ回路は、変調された高周波信号を増
幅する中間増幅用のトランジスタ9のエミッタアース間
に接続されたスイッチトランジスタ10を備え、このス
イッチトランジスタ10のベースがスタンバイスイッチ
6に接続され、スタンバイスイッチが押されて、スイッ
チトランジスタ10のベースに所定の電圧が印加される
とこのトランジスタかオン状態となり、増幅用トランジ
スタが接地されて増幅動作をして送信状態となる。
受信機ユニット2は受信した電波を増幅、検波して音声
信号に変換してスピーカを駆動するもので、スタンバイ
回路8によって受信、停止状態が制御される。
第3図にスタンバイ回路8の一例が示されている。
このスタンバイ回路は、終段の電力増幅用トランジスタ
11のエミッタアース間に接続されたスイッチトランジ
スタ12を備えており、このスイッチトランジスタ12
は、送信機ユニットのスイッチトランジスタとは反対に
、スタンバイスイッチが押されたときにオフ状態となっ
て音声信号を増幅しなくなる。
この回路の動作は、今仮りに、スタンバイスイッチ6が
押されて初段のトランジスタ13にベース電流が流され
てこれがオン状態となると、2段目トランジスタ16の
ベースが接地されてこれがオフ状態となり、2段目のト
ランジスタ16にダーリントン接続されたスイッチトラ
ンジスタ12がオフとなる。
電力アンプ3は受信機ユニット2の出力信号を、例えば
5〜50Wの出力にまで電力増幅してトランペットスピ
ーカ生を充分な音声で鳴らすもので、送信機ユニット1
と受信機ユニット2が収納されたケースとは別のケース
に収納されている。
電力アンプ3の入力側には、トランペットスピーカの音
量調整用のボリウム14が接続されている。
電力アンプ3は、マイク5の近傍に配設されたスピーカ
15の騒動にも兼用できる。
スタンバイスイッチ6は、第1図に示す如く、切換回路
が2回路あって、それ等が互いに連動し、両切換回路は
押圧されたときにだけオン状態となる。
ひとつの切換回路はマイクに接続され、別の切換回路は
スタンバイ回路とプラス電源ラインとに接続されている
スタンバイスイッチ6が押されて両切換回路がオン状態
となると、マイク5が送信機ユニット1に接続されると
共に、送信機ユニット1が送信を開始し、受信機ユニッ
トが受信状態を停止する。
ところで、ポンプ車には、いかなる火事現場に於ても最
も便利に使用できるように、車の両側に同一のポンプ操
作部並びにホース連結口が配設される。
これは、狭くて混雑する火事現場にあって、車の向きを
変えることなく、その現場に最も便利な側にホースを連
結してポンプを操作できるようにする為である。
よって、ポンプ車は、運転席と、車両側のポンプ操作部
との3ケ所に於て、自由に、しかもいつでも割り込みで
きる状態で無線連絡が取れるのが理由である。
この考案に係るポンプ車用の無線装置は、前記の如く、
送信機ユニットに、運転席と、ポンプ車両側のポンプ操
作部とに別々に配設されるマイクを備えており、しかも
このマイクにはそれぞれの近傍にスタンバイスイッチが
配設されており、更に、このスタンバイスイッチは連動
して動作される少なくとも2回路の切換回路を備えてお
り、ひとつの切換回路はマイク回路に接続さておってス
タンバイスイッチが送信状態のときにマイク入力を送信
機ユニットに入力し、別の切換回路は受信機ユニットと
送信機ユニットに接続されておって両ユニットの送受状
態を切り換えるように構成されたものであるから、運転
席からも、また、ポンプ車両側のポンプ操作部のいずれ
の個所からもスタンバイスイッチを操作してマイクに向
かって送信でき、しかも送信状態に於て、スタンバイス
イッチが送信状態に操作されたマイクだけが選択されて
音声信号を送信機ユニットに入力し、その他のマイクは
騒音を受けることがないので送信時に於ける騒音レベル
を極少にでき、大きな騒音を発生する火事場に於て確実
に情報を伝達できる。
又、運転席と、車両側のポンプ操作部の3ケ所から通信
できるにもかかわらず、これ等3ケ所からの音声信号は
、単一の送信機から発射される単一の搬送波を変調して
送信される。
従って、従来のように、運転席から発射される電波と、
ポンプ操作部から発射されるふたつの電波が互いにビー
ト妨害を起こし、あるいは一方を抑圧して聞き取れなく
なることがなく、3ケ所からの信号が確実にホース端の
者に連絡できる特徴を実現する。
又、ポンプ操作者は、連絡の毎に運転席に駆は上がる必
要もなく、迅速に連絡できる。
又、トランペットスピーカが運転席とポンプ操作部とに
配設されている為、運転席と車の両側部分のどこで連絡
する場合も、ポンプのエンジン音で聞き取る音がマスク
されず、明瞭に聞き取れて、お互いに確実に通話できる
特長も備える。
又、3ケ所から別々に独立して使用できるにもかわらず
、ポンプ操作部には、マイクとスタンバイスイッチとが
配設されただけであるから、3台のトランシーバを使用
するに比較して著しく安価にでき、更に又、電力アンプ
とトランペットスピーカとによって、大きな騒音の中に
あって受信音を明瞭に伝達できる等数々の卓効を備える
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す消防のポンプ車に使
用される無線装置のブロック線図、第2図および第3図
はスタンバイ回路の具体例を示す回路図である。 1・・・・・・送信機ユニット、2・・・・・・受信機
ユニット、3・・・・・・電力アンツブ、4・・・・・
・トランペットスピーカ、5・・・・・・マイク、6・
・・・・・スタンバイスイッチ、7,8・・・・・・ス
タンバイ回路、9・・・・・・トランジスタ、10・・
・・・・スイッチトランジスタ、11・・・・・・トラ
ンジスタ、12・・・・・・スイッチトラジスタ、13
・・・・・・トランジスタ、14・・・・・・ボノウム
、15・・・・・・スピーカ、16・・・・・・トラン
ジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信機ユニットと受信機ユニットと、この受信機ユニッ
    トの出力を電力増幅する電力アンプと、この電力アンプ
    の出力側に接続されているトランペットスピーカと、前
    記送信機ユニットに音声信号を入力するマイクと、送信
    状態と受信状態とを切り換えるスタンバイスイッチとを
    備えた消防のポンプ車に使用される無線装置に於て、ト
    ランペットスピーカとマイクとスタンバイスイッチとか
    らなる入出力手段が少なくとも3組あり、1組の入出力
    手段は車の運転席に、残り2組の入出力手段は、車の両
    側に位置するポンプ操作部に別々に配設されており、更
    に、各スタンバイスイッチは連動して動作される少なく
    とも2回路の切換回路を備えており、ひとつの切換回路
    はマイク回路に接続されておって、スタンバイスイッチ
    が送信状態のときにだけマイク入力信号を送信機ユニッ
    トに入力し、別の切換回路は受信機ユニットと送信機ユ
    ニットに接続されておって両ユニットの送信受信状態を
    制御するように構成されていることを特徴とする消防の
    ポンプ車に使用される無線装置。
JP1980141368U 1980-10-01 1980-10-01 消防のポンプ車に使用される無線装置 Expired JPS5924203Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5764945U JPS5764945U (ja) 1982-04-17
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