JPH06191608A - 自動倉庫 - Google Patents

自動倉庫

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JPH06191608A
JPH06191608A JP34493192A JP34493192A JPH06191608A JP H06191608 A JPH06191608 A JP H06191608A JP 34493192 A JP34493192 A JP 34493192A JP 34493192 A JP34493192 A JP 34493192A JP H06191608 A JPH06191608 A JP H06191608A
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JP
Japan
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stacker crane
storage
running carriage
carriage
automatic warehouse
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Withdrawn
Application number
JP34493192A
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English (en)
Inventor
Teruo Nonaka
輝夫 野中
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ISHIKAWAJIMA YUSOKI KK
IHI Corp
Original Assignee
ISHIKAWAJIMA YUSOKI KK
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動倉庫に係り、収納棚の各収納部に対する
走行台車の位置決め精度の向上を図る。 【構成】 走行台車に、その車輪の回転角度から走行台
車の減速位置を検出する減速位置検出手段と、収納棚の
支柱位置に基づいて走行台車を位置決めする位置決め手
段とが設けられ、位置決め手段が、走行台車の走行方向
に隣接状態に配される複数の反射型光電スイッチを具備
しており、減速位置検出手段を作動させて走行台車を低
速状態とするとともに、位置決め手段の各反射型光電ス
イッチの状態に応じて走行台車を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行台車によって搬送
する荷物を収納棚と走行台車との間で受け渡すことによ
り荷物の貯蔵・管理を行う自動倉庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物の貯蔵・管理を行う自動倉庫
としては、収納棚と、該収納棚との間に荷物を受け渡し
て搬送するスタッカークレーンとを具備するものがあ
る。前記収納棚は、水平方向に間隔をおいて立設される
複数の支柱の各間隔位置に上下方向に沿って複数の収納
部を配設することにより、上下左右に配列された複数の
収納部を有するものである。前記スタッカクレーンは、
前記収納棚の支柱の間隔方向に敷設されるレール上を移
動させられるとともに、搭載した荷物を上下方向の任意
位置に移動して、前記収納棚の収納部に荷物を収納する
ようになっている。
【0003】ところで、このような自動倉庫において、
スタッカークレーンは、収納棚との間に荷物の受け渡し
を行なうために、指定された収納部の位置に正確に位置
決めされる必要がある。しかしながら、収納棚を構成す
る支柱に倒れが生じることがあり、この場合には、該倒
れによって収納部の位置が設計寸法と相違することにな
るので、スタッカークレーンの位置決めを、設計寸法通
りに実施することが困難となる。この不都合を回避する
ために、収納棚の強度を向上させて剛構造とすることが
考えられるが、コストアップや、現場設置時の工数増加
という不利がある。このため、従来、収納棚の強度を向
上させることなく、スタッカークレーンを正確に位置決
めするための位置決め方法として、次の二つの方法が採
用されている。
【0004】第1の方法は、スタッカークレーンに三眼
式光電センサを搭載し、倉庫の操業を開始する前に、収
納棚の全ての収納部の位置にスタッカクレーンを移動し
て、前記三眼式光電センサによって各収納部の支柱位置
を検出させるとともに、検出された支柱の位置データを
記憶(ティーチング)させておく方法である。また、第
2の方法は、第1の方法の三眼式光電センサに代えて、
テレビカメラを搭載し、各支柱位置を画像処理により検
出しかつ検出された支柱の位置データを記憶させておく
方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法によれば、装置が簡易に構成できるという利点を有
する反面、三眼式センサによる検出精度が低く、スタッ
カークレーンの正確な位置決めを実施することが困難で
あるという欠点を有している。また、第2の方法によれ
ば、スタッカークレーンを高精度に位置決めすることが
できるという利点を有する反面、支柱の位置データが、
予め記憶されている位置データと一致するか否かの演算
処理をリアルタイムで実施することが困難であり、自動
倉庫の運転中に該演算処理を実施することが困難である
という欠点を有している。
【0006】さらに、これらの方法によると、自動倉庫
の操業前に収納棚の全ての収納部について位置データを
記憶させるティーチング作業が必要不可欠であり、該テ
ィーチング作業に多くの工数を要することになるという
不都合がある。また、収納棚の支柱の倒れが変化した場
合等においては、その都度、ティーチング作業を実施す
る必要があるとともに、自動倉庫の操業中に支柱の現実
の位置データが変化した場合には、スタッカークレーン
がその停止位置を誤認して収納棚と接触する等の不都合
を生ずることが考えられる。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、収納棚の各収納部にスタッカークレーン
を正確に位置決めすることができる自動倉庫を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、間隔をおいて立設される複数の支柱の間
に収納部を形成してなる収納棚と、該収納棚の近傍に前
記支柱の間隔方向に敷設されるレールに沿って移動させ
られて前記収納部との間に荷物を受け渡す走行台車とを
具備する自動倉庫であって、前記走行台車に、その車輪
の回転角度から該走行台車の減速位置を検出する減速位
置検出手段と、前記支柱位置に基づいて走行台車を位置
決めする位置決め手段とが設けられ、該位置決め手段
が、走行台車の走行方向に隣接状態に配される複数の反
射型光電スイッチを具備する自動倉庫を提案している。
【0009】
【作用】本発明の自動倉庫によれば、収納棚の近傍に敷
設されるレール上を移動させられる走行台車が、その車
輪の回転角度に基づいて減速されるとともに、低速状態
とされた走行台車が、位置決め手段によって支柱位置に
基づいて指定された収納部に位置決めされることにな
る。この場合にあって、位置決め手段が走行台車の走行
方向に隣接状態に配される複数の反射型光電スイッチを
具備しているので、該反射型光電スイッチの作動パター
ンによって綿密な位置決めが実施されるとともに、検出
すべき支柱の誤認が防止されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る自動倉庫の一実施例につ
いて、図1ないし図4を参照して説明する。これら各図
において、符号1は自動倉庫、2は支柱、3は収納部、
4は収納棚、5aは下部レール、5bは上部レール、6
はパレット(荷物)、7はスタッカークレーン(走行台
車)、8は水平梁、9はパレット台、10は駆動輪、1
1は従動輪、12は台車、13はパレット昇降手段、1
4は駆動モータ、15は受け渡し手段、16は減速位置
検出手段、17は位置決め手段、18はロータリーエン
コーダ、19は制御手段、20は停止位置検出センサ、
20a・20b・20cは反射式光電スイッチ、21は
停止位置決定手段、22は発光部、23は受光部、24
はフードである。
【0011】本実施例の自動倉庫1は、水平方向に間隔
をおいて複数立設される支柱2の各間隔位置に上下方向
に複数の収納部3を配設することにより、上下左右に配
列された収納部3を有する収納棚4を構成し、該収納棚
4の支柱2の間隔方向に敷設されるレール5a・5bに
沿って移動され収納部3との間にパレット6(荷物)の
受け渡しを行うスタッカークレーン7(走行台車)を配
している点において、上述した従来の自動倉庫と共通し
ている。
【0012】前記収納部3は、前記支柱2と、該支柱2
に直交し上下方向に間隔をおいて複数配される水平梁8
によって格子状に区画された空間である。各収納部3に
は、隣接する支柱2の対向面から突出状態に同一高さ位
置に取り付けられる板状のパレット台9が配設され、該
パレット台9に、スタッカークレーン7によって搬送さ
れるパレット6を移載することにより貯蔵することがで
きるようになっている。
【0013】スタッカークレーン7は、例えば、図1に
示すように、下部レール5a上を転動する駆動輪10お
よび従動輪11を有する台車12と、該台車12に搭載
されパレット6を水平状態に維持しつつ上下方向に移動
させるパレット昇降手段13とを具備している。該パレ
ット昇降手段13は、台車12上に該台車12の走行方
向に間隔を空けて立設される2本のガイド部材13a
と、該ガイド部材13aの間隔位置に配置されパレット
6を搭載する昇降台13bと、該昇降台13bを上下方
向に移動させる直線移動機構13cとを具備している。
前記ガイド部材13aは、前記下部レール5aと平行に
収納棚4の上方に配される上部レール5bにローラ13
dを介して倒れないように支持されている。また、前記
直線移動機構13cは、例えば、サーボモータ13eに
よって駆動されるチェーン13f等よりなり、指定され
た収納部3の位置に前記昇降台13bを正確に移動させ
ることができるようになっている。図1において、符号
14は、駆動輪10を駆動するための駆動モータであ
る。
【0014】前記昇降台13bには、収納棚4との間に
おいて、パレット6を移載する受け渡し手段15が配設
されている。該受け渡し手段15は、例えば、シリンダ
等の直線移動手段(図示略)によって収納棚4に向けて
進退させられる2本の片持ち梁状のフォークであって、
収納棚4の収納部3の前記パレット台9の間に挿入され
るとともに、前記パレット昇降手段13の作動によって
パレット6を受け渡すようになっている。
【0015】ここで、本実施例の自動倉庫1にあって
は、前記スタッカークレーン7の台車12に減速位置検
出手段16が配設され、また、前記昇降台13bに位置
決め手段17が搭載されている。
【0016】前記減速位置検出手段16は、例えば、図
4に示すように、台車12の従動輪11の軸心に直結状
態に取り付けられるロータリーエンコーダ18と、該ロ
ータリーエンコーダ18によって検出された従動輪11
の回転角度データよりスタッカークレーン7の減速位置
を決定する制御手段19とから構成されている。該制御
手段19は、収納棚4の設計寸法より算出される概略の
減速位置データを記憶しておく記憶手段19aと、前記
従動輪11の回転角度データを積算してスタッカークレ
ーン7の現在位置を計算する演算手段19bと、該演算
手段19bにより計算された現在位置データと前記減速
位置データとを比較してその差が一定値内にあればスタ
ッカークレーン7の減速を開始させるための減速信号を
出力する比較手段19cとを具備している。
【0017】前記位置決め手段17は、例えば、前記ス
タッカークレーン7の走行方向に隣接状態に配される3
個の反射式光電スイッチ20a・20b・20cよりな
る停止位置検出センサ20と、該停止位置検出センサ2
0の出力信号からスタッカークレーン7が停止位置であ
ることを判断して、駆動モータ14に停止信号を出力す
る停止位置決定手段21とを具備している。前記反射式
光電スイッチ20a・20b・20cは、収納棚4に対
面する位置に発光部22および受光部23を有する。そ
して、発光部22からスタッカークレーン7の走行方向
に直交する方向に向けて出射された光線R1が、検出す
べき物体、すなわち、収納棚4を構成する支柱2によっ
て反射された反射光R2を受光部23で検出することに
より出力信号を切り替えるようになっている。該反射式
光電スイッチ20a・20b・20cのそれぞれには、
図3に示すようなフード24が配設されている。該フー
ド24は、隣接する反射式光電スイッチ20a・20b
・20cを隔離するように各反射式光電スイッチ20a
・20b・20cの発光部22および受光部23を囲う
筒状の部材であって、発光部22から前記レール5a・
5bに直交する方向に出射される光線R1のみをその開
口24aから出射させるとともに、レール5a・5bに
直交する方向からフード24内に入射される反射光R2
のみを受光部23に入射させるようになっている。
【0018】このように構成された停止位置検出センサ
20にあって、スタッカークレーン7がレール5a・5
bに沿って移動したときには、各反射式光電スイッチ2
0a・20b・20cが支柱2の側面2aの延長面を横
切るときに、支柱2を検出して出力信号をそれぞれ変化
させるようになっている。
【0019】前記停止位置決定手段21は、上記停止位
置検出センサ20からの出力信号に基づいて、スタッカ
ークレーン7の駆動輪10を駆動している駆動モータ1
4に停止信号を出力するようになっている。停止位置検
出センサ20からの出力信号により駆動モータ14を停
止する方法として、例えば、上述した反射式光電スイッ
チ20a・20b・20cのうち中央の反射式光電スイ
ッチ20bの出力信号が変化したときに、停止信号を出
力することとする。この場合において、スタッカークレ
ーン7の走行方向が図1の紙面に向かって右から左方向
に向かうときは、走行方向先頭に位置する反射式光電ス
イッチ20aがON状態、最後尾の反射式光電スイッチ
20cがOFF状態で、中央の反射式光電スイッチ20
bがOFF状態からON状態に切り替わるときを停止信
号の出力タイミングとすれば、支柱2の右側面2aに基
づいてスタッカークレーン7が位置決めされることにな
る。また、スタッカークレーン7の走行方向が上記と逆
方向であるときは、先頭および最後尾の反射式光電スイ
ッチ20c・20aが上記と同状態で、中央の反射式光
電スイッチ20bがON状態からOFF状態に切り替わ
るときを停止信号の出力タイミングとすることにより、
上記と同様に支柱2の右側面2aに基づいてスタッカー
クレーン7が位置決めされることになる。すなわち、停
止信号の出力タイミングは、走行方向と、各反射式光電
スイッチ20a・20b・20cの状態パターンによっ
て決定されるようになっている。
【0020】このように構成された自動倉庫1におい
て、外部から搬送されスタッカークレーン7の昇降台1
3に搭載されたパレット6を、収納棚4の指定された収
納部3に収納する場合の各部の動作態様について説明す
る。まず、指定された収納部3の位置データに基づい
て、パレット昇降手段13のサーボモータ13eおよび
台車12の駆動モータ14を作動させ、スタッカークレ
ーン7をレール5a・5bに沿って水平に走行させると
ともに、パレット6を上下方向に移動させる。そして、
台車12の従動輪11に配設されたロータリーエンコー
ダ18による現在位置を演算手段19bによって演算
し、該現在位置と、記憶手段19aに記憶されている概
略の減速位置データとを比較手段19cによって比較し
て、その差が一定値以内に入っている場合に駆動モータ
14に減速信号を出力する。この場合にあって、該駆動
モータ14への減速信号が出力される位置においては、
前記サーボモータ13eによる上下方向への移動が完了
されているように、走行速度および昇降速度が調整され
ているものとする。そして、減速されたスタッカークレ
ーン7は、停止信号によって即座に停止できる程度の低
速度で水平移動し続ける。
【0021】この状態で、停止位置検出センサ20の全
ての反射式光電スイッチ20a・20b・20cはOF
F状態であり、水平移動とともに、まず、走行方向の前
端に位置する反射式光電スイッチ20aが、収納棚4の
支柱2を検知してON状態となる。このとき、最後尾に
配される反射式光電スイッチ20cはOFF状態であ
り、中央の反射式光電スイッチ20bがON状態となっ
たときに、停止信号が出力される作動パターンとなるの
で、駆動モータ14に停止信号が出力され、スタッカー
クレーン7が位置決めされることになる。このようにし
て、スタッカークレーン7が走行方向に位置決めされた
状態では、、上述したようにパレット昇降手段は既に位
置決めされているので、反射式光電スイッチに発生する
チャタリング等の不具合を回避することができることに
なる。。
【0022】この状態で、昇降台13bに搭載された受
け渡し手段15を作動させることにより、スタッカーク
レーン7から収納棚4の指定された収納部3にパレット
6が移載され、収納動作が完了することになる。なお、
収納棚4の指定された収納部3からパレット6を取り出
す作業も、上記動作と同様にしてスタッカークレーン7
を収納棚4に位置決めすることにより実施することがで
きることになる。
【0023】したがって、本実施例の自動倉庫1によれ
ば、減速位置検出手段16によって概略の停止位置にお
ける低速運転を実施し、位置決め手段17によってスタ
ッカークレーン7の停止位置を検出するので、自動倉庫
1の操業前におけるティーチング作業が不要であり、大
幅な工数削減を図ることができる。また、支柱2の傾き
が変化しても、その状況に対応してスタッカークレーン
7の停止位置を変化させるので、収納棚4とスタッカー
クレーン7との接触等の事故を回避することができる。
さらに、3個の反射式光電スイッチ20a・20b・2
0cを走行方向に隣接状態に配置するとともに、該反射
式光電スイッチ20a・20b・20cの状態パターン
に応じてスタッカークレーン7の停止信号を出力するこ
ととしたので、例えば、他の障害物によって中央の反射
式光電スイッチ20bのみの状態が変化させられた場合
にあっても、その位置を正常な停止位置であると誤認す
ることがなく、スタッカークレーン7の作動の信頼性を
向上することができるという利点がある。
【0024】なお、本実施例の自動倉庫1にあっては、
以下の技術を採用することができる。 停止位置検出センサ20を隣接する3個の反射式光
電スイッチ20a・20b・20cよりなることとした
が、これに代えて、任意の数の反射式光電スイッチを配
列させること。 台車12上にパレット昇降手段13を有するスタッ
カークレーン7に代えて、パレット昇降手段13を有し
ない無人搬送車の位置決め手段として上記位置決め手段
17を適用すること。 パレット昇降手段13の直線移動機構13cをサー
ボモータ13eとチェーン13f等からなる構成とした
が、これに代えて、任意の直線移動機構を採用するこ
と。 受け渡し手段15として、シリンダ等の直線移動手
段によって収納棚に向けて伸縮させられる2本の片持ち
梁状のフォークを採用したが、これに代えて、他の任意
の直線移動手段を採用すること。 減速位置検出手段16として、台車12の従動輪1
1の軸心に直結状態に取り付けられるロータリーエンコ
ーダ18を採用したが、これに代えて、他の任意の位置
検出手段を使用すること。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る自動
倉庫は、走行台車に、その車輪の回転角度から該走行台
車の減速位置を検出する減速位置検出手段と、収納棚の
支柱位置に基づいて走行台車を位置決めする位置決め手
段とが設けられ、該位置決め手段が、走行台車の走行方
向に隣接状態に配される複数の反射型光電スイッチを具
備しているので、以下の効果を奏する。 減速位置検出手段によって概略の停止位置における
低速運転を実施し、位置決め手段によってスタッカーク
レーンの停止位置を検出するので、ティーチング作業が
不要であり、大幅な工数削減を図ることができる。 支柱の位置に基づいて走行台車を停止させるので、
支柱の傾き等が変化しても、その状況に対応してスタッ
カークレーンの停止位置を変化させ、収納棚とスタッカ
ークレーンとの接触等を回避することができる。 複数の反射式光電スイッチを走行方向に隣接状態に
配置しているので、全ての反射式光電スイッチの状態に
応じてスタッカークレーンの停止信号を出力することに
より停止位置の誤認を回避することが可能であり、動作
の信頼性を向上することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動倉庫の一実施例を示す正面図
である。
【図2】図1の自動倉庫の走行台車と収納棚との荷物の
受け渡し作業を示す平面図である。
【図3】図1の自動倉庫の位置決め手段を示す斜視図で
ある。
【図4】図1の自動倉庫の減速位置検出手段を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 支柱 3 収納部 4 収納棚 5a 下部レール 5b 上部レール 6 パレット(荷物) 7 スタッカークレーン(走行台車) 11 従動輪(車輪) 16 減速位置検出手段 17 位置決め手段 20a・20b・20c 反射型光電スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて立設される複数の支柱の間
    に収納部を形成してなる収納棚と、該収納棚の近傍に前
    記支柱の間隔方向に敷設されるレールに沿って移動させ
    られて前記収納部との間に荷物を受け渡す走行台車とを
    具備する自動倉庫であって、前記走行台車に、その車輪
    の回転角度から該走行台車の減速位置を検出する減速位
    置検出手段と、前記支柱位置に基づいて走行台車を位置
    決めする位置決め手段とが設けられ、該位置決め手段
    が、走行台車の走行方向に隣接状態に配される複数の反
    射型光電スイッチを具備することを特徴とする自動倉
    庫。
JP34493192A 1992-12-24 1992-12-24 自動倉庫 Withdrawn JPH06191608A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109230134A (zh) * 2018-09-20 2019-01-18 绍兴舜仓科技有限公司 一种可移动的自动化立体库操作台及其操作方法

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