JPH06190917A - 両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法 - Google Patents
両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法Info
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Abstract
両面に均一な模様付けができ、かつ生産効率の良い両面
エンボスポリカーボネートシートの製造方法を提供す
る。 【構成】 ポリカーボネート樹脂を連続的に溶融状態の
シート状に押出し、直列に配置されたフラットロール11
とポリカーボネートシート14の一面14a 側にエンボス加
工する第1エンボスロール12と他面14b 側にエンボス加
工する第2エンボスロール13とにより両面加工する両面
エンボスポリカーボネートシートの製造方法において、
第1エンボスロール12温度を140〜150℃に設定
し、かつ第2エンボスロール13温度を160〜190℃
に設定するとともに、押出直後のポリカーボネートシー
ト14温度が250〜270℃となるようにポリカーボネ
ート樹脂を押出し、かつ該ポリカーボネートシート14が
第2エンボスロール13に導入される前に第2エンボスロ
ール13によるエンボス加工開始部における他面14b 側の
表面温度が190〜210℃となるように該ポリカーボ
ネートシート14を加熱する。
Description
工を施したポリカーボネートシートの製造方法、特に押
出成形法により連続的に押出されたポリカーボネートシ
ートの表裏両面にエンボス加工を施した、両面エンボス
ポリカーボネートシートの製造方法に関するものであ
る。
性、透明性に優れているため、そのシート材はガラスに
代わる採光材として建築用に広く使用されている。この
ようなポリカーボネートシートの表面仕上げは、光沢の
ある平滑なもの以外に、微細な凹凸模様を付けたマット
調のもの、比較的大柄の凹凸模様を付けた石目調、コナ
ミ調等のものがある。これらの凹凸模様は、外周面に所
期する模様と凹凸が反転した模様が形成された金属製の
エンボスロールに、溶融して軟化状態のポリカーボネー
トシートを導き、該ロールの模様をシートに転写する、
所謂エンボス加工により形成される。また、これらの凹
凸模様はポリカーボネートシートの片面あるいは両面に
付けられるが、両面にエンボス加工を施す場合、例えば
図2または図3に示されているカレンダにより、次のよ
うにして製造されている。
ダであり、符号(41)は表面が平滑なフラットロー
ル、(42)(43)は外周面に反転凹凸模様が形成さ
れた第1および第2エンボスロールである。そして、押
出機のダイ(16)から連続的に押出される溶融状態の
ポリカーボネートシート(14)は、第1エンボスロー
ル(42)とフラットロール(41)との間に導かれ、
第1エンボスロール(42)の1/2周面を進む間にポ
リカーボネートシート(14)の一面(14a)側にエ
ンボス加工が施される。続いて、ポリカーボネートシー
ト(14)は第1エンボスロール(42)と第2エンボ
スロール(43)との間に導かれ、第2エンボスロール
(44)の1/2周面を進む間にポリカーボネートシー
ト(14)の他面(14b)側にエンボス加工が施され
る。この方法は、比較的厚さの厚いポリカーボネートシ
ートの製造に適用される。
形カレンダであり、符号(51)は表面が平滑なフラッ
トロール、(52)(53)は外周面に反転凹凸模様が
形成された第1および第2エンボスロールである。そし
て、押出機のダイ(16)から連続的に押出される溶融
状態のポリカーボネートシート(14)は、第1エンボ
スロール(52)とフラットロール(51)との間に導
かれ、第1エンボスロール(52)の1/4周面を進む
間にポリカーボネートシート(14)の一面(14a)
側にエンボス加工が施される。続いて、ポリカーボネー
トシート(14)は第1エンボスロール(52)と第2
エンボスロール(53)との間に導かれ、第2エンボス
ロール(53)の1/2周面を進む間にポリカーボネー
トシート(14)の他面(14b)側にエンボス加工が
施される。この方法は、比較的厚さの薄いポリカーボネ
ートシートの製造に適用される。
ーボネートは耐衝撃性等の優れた性質を有する反面、エ
ンボス加工可能な温度範囲が極めて狭いために、加工過
程において刻々冷却固化が進行するシートの両面に均一
な凹凸模様を形成するに際しては種々の困難性があり、
前述の2つの方法においては次のような問題点がある。
合は、ポリカーボネートシートの厚さが比較的厚いもの
について冷却が遅いために、シートの他面(14b)側
の温度は第2エンボスロール(43)に到達するまで加
工可能な温度を維持しているが、5mm以下の厚さの薄い
ものは第2エンボスロール(43)に到達するまでに冷
却固化が進行して第2エンボスロール(43)における
加工性が悪く表裏両面(14a)(14b)での均一な
模様付けができないという問題点がある。このような問
題点を解決するために、両エンボスロール(42)(4
3)の温度を高めに設定して、特に第2エンボスロール
(43)におけるシート他面(14b)側の加工性を改
善することが試みられている。これは、第1エンボスロ
ール(42)における冷却固化の進行を抑制してシート
温度を可能な限り維持し、かつ冷却されたポリカーボネ
ートシート(14)に高温の第2エンボスロール(4
3)で模様を付けやすくしようというものである。例え
ば、厚さ3mmのポリカーボネートシートの場合、押出直
後のシート温度が250〜260℃であれば第1エンボ
スロール(42)を160〜180℃に、かつ第2エン
ボスロール(43)を175〜195℃に設定する。し
かし、このように各エンボスロール温度を設定しても十
分にシート温度の低下を防ぐことができず、ポリカーボ
ネートシート(14)の他面(14b)側の表面温度が
第1エンボスロール(12)の加工開始部付近(C)で
は175〜195℃、第1エンボスロール(12)の加
工終了部付近(D)では170〜190℃、第2エンボ
スロール(13)の加工部(E)では150〜170℃
にまで低下してしまい、表裏両面に均一な模様付けがで
きないのが現状である。
場合は、ダイ(16)から押出されたポリカーボネート
シート(14)が第1エンボスロール(52)を経て第
2エンボスロール(53)に導かれるまでの距離が短く
あまり冷却固化がさほど進行しないため、厚さの薄いシ
ートでも第2エンボスロール(53)到達時にもシート
温度が加工好適範囲に維持されており、表裏両面(14
a,14b)に比較的均一な模様付けができる。しか
し、この方法で厚さの厚いシートに模様付けをすると、
第1エンボスロール(52)においても第2エンボスロ
ール(53)においてもシート温度が高すぎて十分に模
様付けが十分でないという問題点がある。さらに、第1
エンボスロール(52)では1/4周面で模様付けして
いるのに対し、第2エンボスロール(53)では1/2
周面で模様付けしていることが、表裏両面(14a、1
4b)での模様の不均一性を助長する結果となってい
る。
ートの厚さによってカレンダのロール配列を変えれば、
前述の2つの方法の問題点を互いに補って多様な厚さの
ポリカーボネートシートに対応できることになるが、ロ
ール配列の変換には多大な時間と手間を要するため、生
産性の著しい低下という新たな問題点が生じる。
として、多様な厚さのポリカーボネートシートの表裏両
面に均一な模様付けができ、かつ生産効率の良い両面エ
ンボスポリカーボネートシートの製造方法を提供しよう
とするものである。
リカーボネートシートの製造方法は、前記目的を達成す
るために、ポリカーボネート樹脂を押出機のダイ(1
6)より連続的に溶融状態のシート状に押出し、このポ
リカーボネートシート(14)を第1エンボスロール
(12)とフラットロール(11)との間に導入して、
第1エンボスロール(12)によりそのポリカーボネー
トシート(14)の一面(14a)側にエンボス加工を
施し、続いて該ポリカーボネートシート(14)を前記
フラットロール(11)および第1エンボスロール(1
2)と直列に配置された第2エンボスロール(13)と
前記第1エンボスロール(12)との間に導入して、第
2エンボスロール(13)によりそのポリカーボネート
シート(14)の他面(14b)側にエンボス加工を施
す両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法にお
いて、前記第1エンボスロール(12)の温度を140
〜150℃に設定し、かつ前記第2エンボスロール(1
3)の温度を160〜190℃に設定するとともに、前
記押出直後のポリカーボネートシート(14)の温度が
250〜270℃となるように押出機のダイ(16)か
らポリカーボネート樹脂を押出し、かつ該ポリカーボネ
ートシート(14)が前記第2エンボスロール(13)
に導入される前に第2エンボスロール(13)によるエ
ンボス加工開始部における他面(14b)側の表面温度
が190〜210℃となるように該ポリカーボネートシ
ート(14)を加熱することを特徴とするものである。
ートの製造方法において、押出直後のポリカーボネート
シート(14)の温度は、250℃未満では材料樹脂の
溶融が不十分で押出不可能であり、270℃を超えると
材料樹脂が分解してしまうために、250〜270℃と
する必要がある。この範囲のシート温度は、原料樹脂を
通常の押出成形条件で溶融可塑化してシート状に押出せ
ば達成できる。
は、250〜270℃で押出されるポリカーボネートシ
ート(14)に対して140℃未満では冷却が速すぎて
一面(14a)側の凹凸模様が十分に形成されず、また
150℃を超えると冷却が遅く凹凸模様の形成が不十分
であるとともに第1エンボスロール(12)の外周面に
樹脂が付着し易くなってポリカーボネートシート(1
4)がスムーズに第2エンボスロール(13)に導かれ
ない。したがって、第1エンボスロール(12)の温度
は140〜150℃とする必要がある。
温度は、後に詳述する190〜210℃で第2エンボス
ロール(13)に導入されるポリカーボネートシート
(14)に対して、160℃未満または190℃を超え
ると、ポリカーボネートシート(14)との温度差が不
適切で凹凸模様の転写およびポリカーボネートシート
(14)の冷却がうまくいかず、他面(14b)側に凹
凸模様が十分に形成されない。したがって、第2エンボ
スロール(13)の温度は160〜190℃とする必要
がある。なお、これらのエンボスロール(12)(1
3)の温度制御は、従来のロール温度制御手段により容
易に行える。
一面(14a)側にエンボス加工されたポリカーボネー
トシート(14)を、そのまま第2エンボスロール(1
3)に導入するとシート温度が低すぎて第2エンボスロ
ール(13)の温度を制御するだけではポリカーボネー
トシート(14)の他面(14b)側に凹凸模様が十分
に形成されないために、ポリカーボネートシート(1
4)を第2エンボスロール(13)に導入する前に加熱
する必要がある。前述の第2エンボスロール(13)の
温度160〜190℃に対して、第2エンボスロール
(13)によるエンボス加工開始部における他面(14
b)側の表面温度が190未満または210℃を超える
と、第2エンボスロール(13)との温度差が不適切で
あり、ポリカーボネートシート(14)の他面(14
b)側の凹凸模様が十分に形成されない。したがって、
第2エンボスロール(13)によるエンボス加工開始部
における他面(14b)側の表面温度を190〜210
℃としなければならない。このようなポリカーボネート
シート(14)の加熱方法は特に限定されるものではな
いが、例えば図1に示されているように、第1エンボス
ロール(12)の側方にヒータ(15)等の加熱設備を
配置することにより、ポリカーボネートシート(14)
が第2エンボスロール(13)に導入される前、言い換
えれば第1エンボスロール(12)による一面(14
a)側のエンボス加工中に、他面(14b)側を加熱す
ることができる。
するポリカーボネートシート(14)の一面(14a)
側と他面(14b)側とのシート長さの差分だけ、第2
エンボスロール(13)の周速を第1エンボスロール
(12)の周速よりも次の(I)式で表されるVだけ速
くすることが好ましい。第2エンボスロール(13)の
周速を速めることによりポリカーボネートシート(1
4)の第2エンボスロール(13)への密着性が高まっ
て、第2エンボスロール(13)の凹凸模様のの転写が
容易になり、両面(14a)(14b)における模様の
均一性も向上する。
押出されたポリカーボネートシート(14)は、フラッ
トロール(11)と第1エンボスロール(12)との間
に導かれ、140〜150℃に設定されて該ポリカーボ
ネートシート(14)との温度差の大きい第1エンボス
ロール(12)によって一面(14a)側に凹凸模様が
転写されるとともに十分に冷却されて良好に凹凸模様が
形成される。該ポリカーボネートシート(14)は、第
1エンボスロール(12)によって一面(14a)側に
エンボス加工が施される一方で、第2エンボスロール
(13)に導入される前に加熱されて、第2エンボスロ
ール(13)によるエンボス加工開始部においては他面
(14b)側の表面温度が190〜210℃となってお
り,十分に軟化されて凹凸模様が容易に転写される状態
となっている。このように他面(14b)側が高温で軟
化されたポリカーボネートシート(14)を160〜1
90℃に設定された第2エンボスロール(13)と前記
第1エンボスロール(12)との間に導入すると、他面
(14b)側に第2エンボスロール(13)により凹凸
模様が転写されるとともに、第2エンボスロール(1
3)とポリカーボネートシート(14)との温度差によ
り冷却されて凹凸模様が良好に形成される。
(14)の両面(14a)(14b)に均一な凹凸模様
が形成される。
トシートの製造方法の具体的実施例について図面を参照
しつつ説明する。
リカーボネート樹脂として三菱瓦斯化学社製の「ユーピ
ロン(商品名)」を用いて押出機により連続的に所定厚
さのポリカーボネートシートを形成したのち、図1に示
されている直立3本形カレンダ(1)により該シートの
両面にマット柄をエンボス加工し、両面エンボスポリカ
ーボネートシートを製造した。
カレンダ(1)において、符号(11)は表面が平滑な
フラットロール、(12)(13)は外周面に反転凹凸
模様が形成された第1および第2エンボスロールである
り、第1エンボスロール(12)の側方にポリカーボネ
ートシート(14)を加熱するヒータ(15)が設置さ
れている。押出機のダイ(16)から連続的に押出され
る溶融軟化状態のポリカーボネートシート(14)は、
第1エンボスロール(12)とフラットロール(11)
との間に導かれ、第1エンボスロール(12)の1/2
周面を進む間にポリカーボネートシート(14)の一面
(14a)側にエンボス加工が施されるとともに、他面
(14b)側はヒータ(15)によって加熱される。続
いて、ポリカーボネートシート(14)は第1エンボス
ロール(12)と第2エンボスロール(13)との間に
導かれ、第2エンボスロール(13)の1/2周面を進
む間にポリカーボネートシート(14)の他面(14
a)側にもエンボス加工が施され、両面エンボスポリカ
ーボネートシートが製造される。
ートシート(14)の両面にエンボス加工を施す前記カ
レンダ(1)において、第1エンボスロール(12)の
温度は150℃に、第2エンボスロール(13)の温度
は190℃に設定した。また、押出機の原料樹脂の押出
条件を通常の温度条件に設定することにより、符号
(A)によって図示される押出直後のポリカーボネート
シート(14)の温度を250〜260℃とし、第1エ
ンボスロール(12)による一面(14a)側のエンボ
ス加工中に他面(14b)側を前記ヒータ(14)によ
って加熱を制御することにより、符号(B)で示される
第2エンボスロール(13)によるエンボス加工開始部
におけるポリカーボネートシート(14)の他面(14
a)側の表面温度を190〜200℃に制御した。
2)(13)およびポリカーボネートシート(14)の
温度条件の下で、厚さ3mm、5mm、10mmのポリカーボ
ネートシート(14)を押出し、それらの両面(14
a)(14b)にマット柄のエンボス加工を施したとこ
ろ、いずれのシートも表裏両面に均一に転写された良好
な凹凸模様が形成された。
ボスポリカーボネートシートの製造方法は、直列に配置
されたフラットロールを含む第1、第2の一対のエンボ
スロールを用いてポリカーボネートシートの表裏両面に
エンボス加工を施すに際して、各エンボスロールの温度
と、押出し直後および第2エンボスロール導入直前のポ
リカーボネートシート温度とを制御することにより、各
面のエンボス加工におけるエンボスロールとポリカーボ
ネートシートとで適切な温度差をつけることができる。
その結果、ポリカーボネートシートのどちらの面におい
ても良好に凹凸模様が転写されるとともに十分に冷却も
なされて良好な凹凸模様が形成され、表裏両面で凹凸模
様の形成状態も均一となる。
ポリカーボネートシートの温度を制御するだけで良く、
厚みの異なるシートを製造する場合においてもロール配
列の変更等の面倒な作業は一切不要であるため、多様な
厚さの両面エンボスポリカーボネートシートを効率良く
製造できる。
面エンボス加工に使用される直列3本形カレンダのロー
ル配置を示す模式図である。
加工に使用される直列3本形カレンダのロール配置を示
す模式図である。
加工に使用されるL字形3本形カレンダのロール配置を
示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂を押出機のダイ
(16)より連続的に溶融状態のシート状に押出し、こ
のポリカーボネートシート(14)を第1エンボスロー
ル(12)とフラットロール(11)との間に導入し
て、第1エンボスロール(12)によりそのポリカーボ
ネートシート(14)の一面(14a)側にエンボス加
工を施し、続いて該ポリカーボネートシート(14)を
前記フラットロール(11)および第1エンボスロール
(12)と直列に配置された第2エンボスロール(1
3)と前記第1エンボスロール(12)との間に導入し
て、第2エンボスロール(13)によりそのポリカーボ
ネートシート(14)の他面(14b)側にエンボス加
工を施す両面エンボスポリカーボネートシートの製造方
法において、 前記第1エンボスロール(12)の温度を140〜15
0℃に設定し、かつ前記第2エンボスロール(13)の
温度を160〜190℃に設定するとともに、前記押出
直後のポリカーボネートシート(14)の温度が250
〜270℃となるように押出機のダイ(16)からポリ
カーボネート樹脂を押出し、かつ該ポリカーボネートシ
ート(14)が前記第2エンボスロール(13)に導入
される前に第2エンボスロール(13)によるエンボス
加工開始部における他面(14b)側の表面温度が19
0〜210℃となるように該ポリカーボネートシート
(14)を加熱することを特徴とする両面エンボスポリ
カーボネートシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34628692A JP2837328B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP34628692A JP2837328B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06190917A true JPH06190917A (ja) | 1994-07-12 |
JP2837328B2 JP2837328B2 (ja) | 1998-12-16 |
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ID=18382371
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JP34628692A Expired - Fee Related JP2837328B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 両面エンボスポリカーボネートシートの製造方法 |
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