JPH06190552A - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

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Publication number
JPH06190552A
JPH06190552A JP4344460A JP34446092A JPH06190552A JP H06190552 A JPH06190552 A JP H06190552A JP 4344460 A JP4344460 A JP 4344460A JP 34446092 A JP34446092 A JP 34446092A JP H06190552 A JPH06190552 A JP H06190552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mist
flux
guide body
movable
soldered
Prior art date
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Pending
Application number
JP4344460A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Sato
拓哉 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP4344460A priority Critical patent/JPH06190552A/ja
Publication of JPH06190552A publication Critical patent/JPH06190552A/ja
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレーされたフラックスミストのリターン
シャワー現象を阻止することにより、プリント基板の表
面にフラックスが塗布されないようにする。 【構成】 移動中のプリント基板Wに対し、下側のスプ
レーノズル1からフラックスミスト2を噴霧して基板下
面にフラックスを塗布する。基板Wを介して前記スプレ
ーノズル1とは反対側に固定フード11を定置する。固定
フード11の内部に可動ミスト案内体12を支軸13により揺
動自在に取付ける。固定フード11と可動ミスト案内体12
との間に、基板Wの移動と同期して開口変化されるミス
ト回収通路21,22を形成する。ロータリアクチュエータ
14で可動ミスト案内体12を基板に追従するように揺動す
る。 【効果】 固定フード11と可動ミスト案内体12との間の
ミスト回収通路21,22をミスト回収に有効な形に可変で
き、リターンシャワーを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラックス塗布装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示されるように、従来のフラック
ス塗布装置は移動中の被はんだ付けワーク(基板)Wに
対し、スプレーノズル1からフラックスミスト2を噴霧
して塗布するとともに、ワークWを介して前記スプレー
ノズル1とは反対側に、ワーク全長に対応できる十分な
大きさのミスト回収フード3を固定設置し、この回収フ
ード3により、ワークWに塗布されない未塗着分のフラ
ックスミスト2aを吸引して回収処理するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の装
置では搬送されてきたワークWにフラックスを塗布する
ときに、ワークWとスプレーノズル1およびフード3と
の相対位置関係が図3(A)(B)(C)に示されるよ
うに変化すると、ミスト回収フード3内の自由空間で未
塗着分のフラックス2aがワークWの搬入側端部および搬
出側端部にてワーク表面へと回込んで、はんだ付けと直
接関係のないワーク表面に塗着してしまうリターンシャ
ワー現象が発生し、これが製品基板の信頼性を低下させ
てしまう等の問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、スプレーされたフラックスミストのリターンシャ
ワー現象を抑えることによってワーク表面にフラックス
が塗着されないようにしたフラックス塗布装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、移動中の被はんだ付けワークに対し、スプレーノズ
ルからフラックスミストを噴霧して塗布するフラックス
塗布装置において、被はんだ付けワークを介して前記ス
プレーノズルとは反対側に配置され被はんだ付けワーク
の移動に応じて可変動作される可動ミスト案内体と、こ
の可動ミスト案内体を作動するアクチュエータとを有す
るフラックス塗布装置である。
【0006】請求項2に記載の発明は、移動中の被はん
だ付けワークに対し、スプレーノズルからフラックスミ
ストを噴霧して塗布するフラックス塗布装置において、
被はんだ付けワークを介して前記スプレーノズルとは反
対側に定置された固定フードと、この固定フードの内部
に被はんだ付けワークの移動に応じて可動的に設けられ
た可動ミスト案内体と、この可動ミスト案内体と前記固
定フードとの間に形成され被はんだ付けワークの移動に
応じて変化されるミスト回収通路と、前記可動ミスト案
内体を作動するアクチュエータとを具備した構成のフラ
ックス塗布装置である。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明は、被はんだ付けワーク
に噴霧されたフラックスミストのワーク表面への回込み
を可動ミスト案内体により阻止することで、フラックス
ミストのリターンシャワー現象を防止する。
【0008】請求項2に記載の発明は、固定フードと可
動ミスト案内体との間のミスト回収通路をワーク移動に
応じて変化させ、リターンシャワー現象の生じない円滑
なミスト回収通路を確保する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1に示される第1実施例お
よび図2に示される第2実施例を参照して詳細に説明す
る。
【0010】先ず、図1に示される第1実施例は、移動
中の被はんだ付けワーク(基板)Wに対し、ワーク搬送
経路より下側に上向きのスプレーノズル1が配置されて
いる。このスプレーノズル1から上方のワークWに向け
てフラックスミスト2が噴霧され、ワーク下面にフラッ
クスが塗布される。
【0011】前記被はんだ付けワークWを介して前記ス
プレーノズル1とは反対の上側に固定フード11が定置さ
れ、この固定フード11の内部に可動ミスト案内体12が支
軸13により回動自在に取付けられている。
【0012】前記可動ミスト案内体12の支軸13は固定フ
ード11の外側面に取付けられたロータリアクチュエータ
14の作動軸と接続され、このロータリアクチュエータ14
により支軸13を介して可動ミスト案内体12がワーク搬入
側およびワーク搬出側に揺動される。
【0013】前記固定フード11は、下端および上端に開
口15,16を設けた頭裁角錐台形状のダクトであり、ま
た、前記可動ミスト案内体12は、下端および上端に開口
17,18を設けた頭裁角錐台形状の小形ダクトである。固
定フード11および可動ミスト案内体12の下端開口15,17
はミスト吸込口であり、また上端開口16,18はミスト排
出口であり、図示しない集塵装置(サイクロン)を経て
吸気手段(ブロワ等)に連通されている。
【0014】固定フード11の搬入側壁と可動ミスト案内
体12の搬入側壁との間には搬入側ミスト回収通路21が形
成され、また固定フード11の搬出側壁と可動ミスト案内
体12の搬出側壁との間には搬出側ミスト回収通路22が形
成され、さらに可動ミスト案内体12の内部には中央ミス
ト回収通路23が形成されており、スプレーノズル1から
噴霧されたフラックスミスト2を強制的に回収するため
のミスト回収通路が搬入側、中央、搬出側に分割形成さ
れている。
【0015】このような図1の構成において、被はんだ
付けワークWの移動に応じて可動ミスト案内体12を支軸
13を中心に図1(A)(B)(C)のようにワークと同
方向に揺動する。
【0016】すなわち、図1(A)に示されるように被
はんだ付けワークWがノズル1上に搬入されるときは、
可動ミスト案内体12を予め搬入側に揺動しておき、可動
ミスト案内体12の搬出側壁でフラックスミスト2のワー
ク表面への回込み経路を遮断し、リターンシャワー現象
を阻止するとともに搬出側ミスト回収通路22により未塗
着フラックスミスト2aを回収する。
【0017】さらに、図1(B)に示されるように被は
んだ付けワークWがノズル1の真上に位置するときは、
可動ミスト案内体12を固定フード11内の中央に位置さ
せ、可動ミスト案内体12の搬入側壁および搬出側壁でフ
ラックスミスト2のワーク表面への回込み経路を断切
り、リターンシャワー現象を阻止するとともに搬入側ミ
スト回収通路21および搬出側ミスト回収通路22により未
塗着フラックスミスト2aを回収する。
【0018】さらに、図1(C)に示されるように被は
んだ付けワークWがノズル1上から搬出されるときは、
可動ミスト案内体12を搬出側に揺動し、可動ミスト案内
体12の搬入側壁でフラックスミスト2のワーク表面への
回込み経路を断切り、リターンシャワー現象を阻止する
ととも搬入側ミスト回収通路21により未塗着フラックス
ミスト2aを回収する。
【0019】次に、図2に示された第2実施例は、被は
んだ付けワークWを介して前記スプレーノズル1とは反
対側に配置された可動ミスト案内体31が、被はんだ付け
ワークWの移動方向と反対方向にリニアアクチュエータ
32により直線移動されるもので、リニアアクチュエータ
32としてはロッドレスシリンダ等を使用し、その作動部
33に可動ミスト案内体31が取付けられ、この可動ミスト
案内体31内にミスト回収通路34が形成されている。
【0020】そして、図2(A)(B)(C)に示され
るように被はんだ付けワークWの移動に応じて可動ミス
ト案内体31を逆方向に直線移動し、ワーク搬入時および
ワーク搬出時は、可動ミスト案内体31の搬入側壁および
搬出側壁によりそれぞれフラックスミスト2のワーク表
面への回込み経路を断切り、リターンシャワー現象を阻
止するとともに可動ミスト案内体内のミスト回収通路34
により未塗着フラックスミスト2aを回収する。なお、図
2(B)のときはコアンダ効果による側壁付着流が期待
できる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、被はん
だ付けワークの移動に応じて可動ミスト案内体を制御す
ることにより、未塗着フラックスミストの回収流れを制
御してワーク表面へのリターンシャワー現象を抑えるこ
とができ、ワーク表面にフラックスが付着しないように
して後洗浄の容易化を図れる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、固定フー
ドと可動ミスト案内体との間に円滑なフラックスミスト
回収に必要なミスト回収通路を明確に形成でき、特に優
れたミスト回収効率が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフラックス塗布装置の第1実施例を示
す断面図である。
【図2】同上フラックス塗布装置の第2実施例を示す断
面図である。
【図3】従来のフラックス塗布装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
W 被はんだ付けワーク 1 スプレーノズル 2 フラックスミスト 11 固定フード 12 可動ミスト案内体 14,32 アクチュエータ 21,22 ミスト回収通路 31 可動ミスト案内体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動中の被はんだ付けワークに対し、ス
    プレーノズルからフラックスミストを噴霧して塗布する
    フラックス塗布装置において、 被はんだ付けワークを介して前記スプレーノズルとは反
    対側に配置され被はんだ付けワークの移動に応じて可変
    動作される可動ミスト案内体と、 この可動ミスト案内体を作動するアクチュエータとを具
    備したことを特徴とするフラックス塗布装置。
  2. 【請求項2】 移動中の被はんだ付けワークに対し、ス
    プレーノズルからフラックスミストを噴霧して塗布する
    フラックス塗布装置において、 被はんだ付けワークを介して前記スプレーノズルとは反
    対側に定置された固定フードと、 この固定フードの内部に被はんだ付けワークの移動に応
    じて可動的に設けられた可動ミスト案内体と、 この可動ミスト案内体と前記固定フードとの間に形成さ
    れ被はんだ付けワークの移動に応じて変化されるミスト
    回収通路と、 前記可動ミスト案内体を作動するアクチュエータとを具
    備したことを特徴とするフラックス塗布装置。
JP4344460A 1992-12-24 1992-12-24 フラックス塗布装置 Pending JPH06190552A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4344460A JPH06190552A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 フラックス塗布装置

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JP4344460A JPH06190552A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 フラックス塗布装置

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JPH06190552A true JPH06190552A (ja) 1994-07-12

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ID=18369443

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4344460A Pending JPH06190552A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 フラックス塗布装置

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