JPH0619037Y2 - シャッタ−装置における障害物検知装置 - Google Patents

シャッタ−装置における障害物検知装置

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JPH0619037Y2
JPH0619037Y2 JP12586487U JP12586487U JPH0619037Y2 JP H0619037 Y2 JPH0619037 Y2 JP H0619037Y2 JP 12586487 U JP12586487 U JP 12586487U JP 12586487 U JP12586487 U JP 12586487U JP H0619037 Y2 JPH0619037 Y2 JP H0619037Y2
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shutter
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switch
support
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JP12586487U
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JPS6431897U (ja
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卓雄 真重
新次郎 橋本
浩 松原
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Shikoku Chemicals Corp
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Shikoku Chemicals Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、シャッターを下降させてシャッター開口を
閉成する場合において、下降領域の障害物の存在を検出
する障害物検知装置に関するものである。
従来技術 従来のこの種のものとしては、例えば実開昭58−11
0190号公報に記載された第6図に示すようなものが
ある。
これは、シャッター最下端の座板1の断面が、大略リッ
プ溝型形状に形成され、このリップ部に一対の支持部2
が形成されている。この支持部2には、断面が逆ハット
型の可動体3のフランジ部4が係止されている。この可
動体3は、座板1の最下端より多少下方に突出し、シャ
ッター下降時に、障害物が衝突すると、座板1に対して
相対的に上昇するように設定されている。
そして、座板1と可動体3とで、ボックス部5が形成さ
れ、このボックス部5内には、スイッチ6が配設されて
いる。このスイッチ6は、座板1にブラケット7を介し
て固定され、このスイッチ6のスイッチレバー8が可動
体3に対向して、この可動体3の上昇により押圧される
ようになっている。
シャッターを下降させてシャッター開口を閉成する場
合、この下降領域に障害物が存在すると、可動体3がこ
の障害物に接触して、座板1に対して相対的に上昇す
る。この可動体3により、前記スイッチ6のスイッチレ
バー8が押圧され、このスイッチ6がON状態となるこ
とにより、障害物の存在が検出され、この信号により、
シャッターの下降を停止するようにしている。これで、
障害物の損傷、若しくはシャッターが完全に閉成できな
いために逆巻き状態となってシャッターが破損するよう
なことが防止される。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の装置にあっては、座板
1が押出し成形によりリップ溝型形状に一体形成されて
いるため、可動体3をこの座板1に装着するには、この
可動体3をこの座板1の下方の開口側から上方に向けて
装着することができず、この座板1の長手方向両端部の
開放端側から挿入して装着しなければならなかった。そ
の結果、シャッター装置を既に設置している場合には、
そのような障害物検知装置を後付けするのは困難である
と共に、装着状態でスイッチ6が故障した場合には、可
動体3を外すのが大変であるため、修理作業も思うよう
にできない、という問題点があった。
問題点を解決するための手段 この考案は、かかる従来の問題点を解決するため、シャ
ッター最下端の座板の水平板部の下面側に、略水平方向
に延びる第1支持部を有する第1支持部材を取付けると
共に、該第1支持部と対向して略水平方向に延びる第2
支持部を有する第2支持部材を前記第1支持部材又は前
記座板に着脱自在に取付け、該両支持部に可動部材の係
止部を係止して支持し、これら第1,第2および可動部
材でボックス部を形成し、該ボックス部内に、前記可動
部材の上昇により押圧されてON状態となるスイッチを
配設したシャッター装置における障害物検知装置とした
ことを特徴としている。
作用 かかる手段の障害物検知装置の組付け方法は、まず、第
1支持部材を座板の水平板部の下面側に取付け、その
後、可動部材の係止部を、この第1支持部に係止させ
る。この場合、可動部材は、従来と異なり、第1支持部
材の下方から係止することができる。次いで、第2支持
部材を装着して、この第2支持部材の第2支持部に可動
部材の係止部を係止させることにより、可動部材を上下
動自在に支承する。この場合、スイッチは予め第1支持
部材等に取付けて置く。このようにすると、可動部材を
第1支持部材の真下から装着できるため、従来のように
座板の両端の開放端から挿入する必要がない。従って、
既に設置してあるシャッター装置に、障害物検知装置を
後付けする場合にも、簡単に行うことができる。また、
スイッチ等を修理する場合でも、可動部材等の脱着が簡
単であるため修理作業性が良好である。
このような障害物検知装置は、シャッター下降時に、こ
の下降領域に障害物が存在すると、まず、可動部材がこ
の障害物に接触する。すると、この可動部材は、第1,
第2支持部材に対して相対的に上昇する。この可動部材
によってスイッチが押圧されて、スイッチがON状態と
なる。これにより、障害物の存在が確認され、シャッタ
ー下降用のモータが停止され、障害物の損傷が防止さ
れ、又、シャッターの逆巻き状態が阻止されて損傷が防
止されることとなる。
実施例 以下、この考案を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第5図は、この考案の一実施例を示す図で
ある。
まず構成を説明すると、図中符号11はシャッター最下
端に設けられた座板で、この座板11は大略逆T字状に
形成されている。そして、この座板11の水平板部11
aの下面側には、第1支持部材12がボルト13,ナッ
ト14により固定されている。この第1支持部材12に
は、室外側(第1図中左側)に略水平方向に延びる第1
支持部12aが形成されている。また、室内側(第1図
中右側)には、上下方向に沿う縦壁部12bが形成され
ている。
そして、この縦壁部12bには、ビス15により第2支
持部材16が装着されている。この第2支持部材16
は、大略L字状を呈し、上下方向に延びる取付部16a
と水平方向に延びる第2支持部16bとが形成され、こ
の取付部16aがビス15により、第1支持部材12の
縦壁部12bに固定されている。
この第1支持部材12の第1支持部12aと、第2支持
部材16の第2支持部16bとは、相対向する方向で、
水平方向に延び、これら第1,第2支持部12a,16
bに可動部材17が支持されている。詳しくは、この可
動部材17は、底面部17aの両側部から上方に向けて
係止部としての引掛け部17bが延設され、この引掛け
部17bが前記両支持部12a,16bに掛止められる
ことにより、上下動可能に支持されている。
これら第1,第2支持部材12,16および可動部材1
7で、ボックス部18が形成され、このボックス部18
内に長手方向に沿って適当間隔に複数のスイッチ19が
配設されている。具体的には、前記第1支持部材12の
略中央部に、ボックス部18内に突出する一対の装着片
12cが延設され、この装着片12cに形成された装着
部12dに、複数のスイッチ19が適当間隔(第3図,
第4図参照)に取付けられた固定板20が挿入されて装
着されている。そして、この配設状態で、スイッチ19
の頭部19aが可動部材17の底面部17aに接近し、
この可動部材17の上昇により押圧されて、ON状態と
なるように設定されている。
そして、このスイッチ19は、第1図および第2図に示
すように、座板11の水平板部11a上に配設された赤
外線出射装置21に電気的に接続され、このスイッチ1
9がON状態となった時に、出射窓21aから上方に向
けて赤外線を出射するようになっている。
一方、この赤外線出射装置21の上方の天井には、この
装置からの赤外線を入射する赤外線入射装置22、およ
びこの装置22からの信号でシャッター上下動用モータ
の制御を行うコントロールボックス23が、シャッター
開口上縁部に配設されている(第5図参照)。
次に、かかる構成よりなるシャッター装置における障害
物検知装置の組付け方法について説明する。
まず、第1支持部材12の装着部12dに、予め複数の
スイッチ19が装着された固定板20を、一方の端部か
ら挿入して装着する。そして、これをボルト13,ナッ
ト14を介して座板11の水平板部11aに固定する。
次いで、可動部材17の一方の引掛け部17bを、第1
支持部材12の第1支持部12aに係止する。しかる
後、第2支持部材16をビス15により、第1支持部材
12の縦壁部12bに固定して、この第2支持部材16
の第2支持部16bに、可動部材17の他方の引掛け部
17bを係止する。これで、可動部材17を両支持部1
2a,16bに上下動自在に支持する。
このように、第1,第2支持部材12,16を分割する
ことにより、第1支持部材12、可動部材17、第2支
持部材16を順次装着することができるため、この可動
部材17は、従来のように第2支持部材12の長手方向
端部から挿入する必要がなく、第1支持部材12の真下
から装着することができる。従って、既に設置されてい
るシャッター装置に、この障害物検知装置を後付けする
場合にも、簡単に取付けることができると共に、スイッ
チ等を修理する場合等においても、脱着が簡単に行え作
業性が良好である。
次いで、このような障害物検知装置の動作について説明
する。
シャッター開口を閉成するのに、モータを作動させてシ
ャッターを下降させる。この場合、この下降領域に障害
物が存在すると、可動部材17の底面部17aがこの障
害物に当接して、可動部材17が両支持部材12,16
に対して相対的に上昇する。すると、この可動部材17
の底面部17aがスイッチ19の頭部19aに当接し
て、この頭部19aが押圧されることにより、スイッチ
19がON状態となる。この信号が赤外線出射装置21
に入力されて、出射窓21aから赤外線が、赤外線入射
装置22に向けて出射される。そして、この装置22か
らの信号がコントロールボックス23に入力されて、図
示省略のモータの駆動が自動的に停止される。
その結果、シャッターの下降が停止され、障害物を損傷
させたり、あるいは、シャッターの逆巻きが防止されて
シャッターの損傷が未然に防止されることとなる。
また、上記実施例では、光を利用して信号の伝達を行う
ようにしているため、スイッチ19からコントロールボ
ックス23までの間に、ケーブルを必要とすることがな
いことから、シャッターの上下動によりケーブルが絡ま
ったり、あるいは切断されたり、という不具合が防止さ
れる。
なお、上記実施例では、シャッターを上下動させるモー
タを自動的に停止させるようにしているが、これに限ら
ず、警報音等を発生させるようにして、この音等で手動
操作により、モータを停止させることもできる。また、
上記実施例では、第2支持部材16を第1支持部材12
に取付けるようにしているが、これに限定されず、この
第2支持部材16を直接座板11に取付けるようにして
も良いことは勿論である。
考案の効果 以上説明してきたように、この考案によれば、可動部材
を上下動可能に支持する支持部材を、第1,第2支持部
材に分割したため、第1支持部材に可動部材を係止した
後、第2支持部材を装着することにより、可動部材を支
持することができることから、この支持部材を、従来の
ように、一方の開放端から挿入する必要がなく、支持部
材の真下から装着することができるため、シャッター装
置の設置後でも、いわゆる後付けを簡単に行うことがで
きると共に、スイッチ等を修理する場合等でも簡単に脱
着できる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案のシャッター装置におけ
る障害物検知装置の一実施例を示す図で、第1図は同装
置の要部を示す断面図、第2図は同装置の分解斜視図、
第3図はスイッチと固定板等とを示す正面図、第4図は
第3図の底面図、第5図は赤外線出射装置,赤外線入射
装置およびコントロールボックス等を示す斜視図、第6
図は従来例を示す断面図である。 12…第1支持部材、12a…第1支持部 16…第2支持部材、16b…第2支持部 17…可動部材、17b…引掛け部(係止部) 19…スイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャッター最下端の座板の水平板部の下面
    側に、略水平方向に延びる第1支持部を有する第1支持
    部材を取付けると共に、該第1支持部と対向して略水平
    方向に延びる第2支持部を有する第2支持部材を前記第
    1支持部材又は前記座板に着脱自在に取付け、該両支持
    部に可動部材の係止部を係止して支持し、これら第1,
    第2および可動部材でボックス部を形成し、該ボックス
    部内に、前記可動部材の上昇により押圧されてON状態
    となるスイッチを配設したことを特徴とするシャッター
    装置における障害物検知装置。
JP12586487U 1987-08-19 1987-08-19 シャッタ−装置における障害物検知装置 Expired - Lifetime JPH0619037Y2 (ja)

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JPS6431897U JPS6431897U (ja) 1989-02-28
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JP2534498Y2 (ja) * 1990-02-08 1997-04-30 文化シヤッター株式会社 シャッター用障害物検知装置
JP6083971B2 (ja) * 2012-07-25 2017-02-22 文化シヤッター株式会社 開閉装置
JP6914186B2 (ja) * 2017-12-28 2021-08-04 三和シヤッター工業株式会社 建築用電動シャッター装置

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