JPH06189702A - こんにゃく入り米飯の成形食品 - Google Patents

こんにゃく入り米飯の成形食品

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Publication number
JPH06189702A
JPH06189702A JP4361927A JP36192792A JPH06189702A JP H06189702 A JPH06189702 A JP H06189702A JP 4361927 A JP4361927 A JP 4361927A JP 36192792 A JP36192792 A JP 36192792A JP H06189702 A JPH06189702 A JP H06189702A
Authority
JP
Japan
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rice
konjac
cooked
devil
starch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4361927A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Tomita
捷治 冨田
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CHIBA SANCHIYOKU SERVICE KK
Original Assignee
CHIBA SANCHIYOKU SERVICE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】米飯を食する際に、米の摂取量が少なくても、
容易に満腹感が得られるようにした、こんにゃく入り米
飯の成形食品を提供する。 【構成】本発明は、粒子状に加工されたこんにゃく粒
を、米に配合して炊飯処理後、三角形、円形、球形、円
柱状、棒状、塊状の何れかに成形するようにしたもので
ある。そして本発明で用いるこんにゃく粒は、粒子径の
短径が2mm〜7mmの粒状であること、色は白色であ
ること、予め味付けしてあること、配合率は、全体の2
0%〜80%であることを構成要件としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はこんにゃく粒を米に配合
して炊飯処理後、おにぎりや寿司のような各種形状に成
形したこんにゃく入り米飯の成形食品に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、おにぎりや寿司などの米飯を成
形した食品を食するときは、米を水で研ぎ、炊飯処理
後、各種の形状に成形して食することが行なわれる。ま
た、もち米の場合は、蒸したりしてから成形することも
行なわれる。更にまた、このように成形処理する際に、
予め味付けをした豆類や山菜、肉類などを添加した混ぜ
ごはんや炊飯時に味付けを施す炊き込みごはんなどにし
てから成形したりすることも行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように各
種形状に成形処理した米飯は、どうしても多量に摂取し
がちで、肥満を招来したり、健康を損ねたりする問題が
ある。そこで、最近は、米の摂取量が少なくても、容易
に満腹感が得られ、肥満の防止や健康維持に有効な米飯
の開発が望まれているが、いまだに未開発の状態にある
のが実状である。
【0004】そこで本発明は、米飯を食する際に、米の
摂取量が少なくても、容易に満腹感が得られるようにし
た、こんにゃく入り米飯の成形食品を提供するのを目的
とする。
【0005】
【諜題を解決するための手段】本発明をなすにあたって
は、粒径が2mm〜7mmに加工処理された白色のこん
にゃく粒を米に配合して炊飯処理後、室温の状態下で
は、その配合割合によって、従来の米飯とは、色も味
も、何ら変わりないものが得られるということを発見し
た。そこで本発明では、粒子状に加工されたこんにゃく
粒を、米に配合して炊飯処理後、三角形、円形、球形、
円柱状、棒状、塊状の何れかに成形するようにしたもの
である。そして本発明で用いるこんにゃく粒は、粒子径
の短径が2mm〜7mmの粒状であること、色は白色で
あること、予め味付けしてあること、配合率は、全体の
20%〜80%であることを構成要件としている。
【0006】なお、こんにゃく粒を用いるにあたって、
粒子径の短径が2mm〜7mmのものを用いるようにし
たのは、輸入米を含む各種の米を炊飯処理後、米が膨潤
した状態の粒とほぼ同じ粒径となるようにしたものであ
る。即ち、2mm未満であると、粒があまりにも小さす
ぎ、7mmを超えるとこれまたあまりにも大きすぎて、
何れの場合も食する時に違和感を生じ、食感自体に影響
をもたらして食感を著しく損ねることによる。
【0007】また、こんにゃく粒を全体の20%〜80
%配合するようにしたのは、20%未満であると、食感
は向上するものの、米の量が少ないため、満腹感を出す
には不足することによる。80%を超えると、米の量が
少なくても満腹感を与えるのには有効であるが、全体の
粘りが低下し、各種形状に成形しにくいことによる。
【0008】
【作用】本発明は、こんにゃく粒を、米に配合して炊飯
処理後、おにぎりや寿司などの食べやすい各種形状に成
形してあるから、米の摂取量がが少なくても容易に満腹
感が得られ、肥満防止に役立つことはもちろん、ダイエ
ットにも好適であるということが言える。更にまた、こ
んにゃくは通常95%〜98%が水分で、繊維質を多く
含み、アルカリ性のノンカロリー食品で、整腸作用や腸
内でのカルシゥム吸収率が良く、コレステロールを下げ
る効果もあるとされているので、身体の健康維持にも良
い。
【0009】更にまた、本発明で用いるこんにゃく粒
は、粒子径の短径が2mm〜7mmの粒状であり、色も
白色であるから、通常の米飯で作ったおにぎりや寿司と
何らの違和感なしに食することが出来る。また、こんに
ゃく粒に予め味付けしておくことによって、炊き込みご
はんや混ぜごはん等の幅広い調理を行なうことが可能と
なり、いつそう食べやすくすることも出来る。
【0010】
【実施例】100g中、水分96.5g、繊維0.2
g、灰分0.2g、糖質3.1g、カルシウム46mg
の成分からなり、短径が4mm、長径が10mm以下の
白色のこんにゃく粒200gを、標準米300g(配合
率40%)と配合し、電気釜で常法による炊飯処理後、
室温まで放置し、その後、一辺が100mm、厚み30
mmの三角形のおにぎりに成形し、こんにゃくが配合さ
れていることを知らせないで、男女5人に、通常の米飯
だけのおにぎりと色や食感について比較させたところ、
通常の米飯だけで成形したおにぎりと識別出来ないとい
う結果を得ることが出来た。しかも、満腹感は、米の摂
取量が少ないにもかかわらず、米飯だけのものと全く変
わらなかった。
【0011】なお、前記実施例では、こんにゃく粒と標
準米とを配合したものについて述べたが、標準米に代え
てもち米を使用したもの、更に予め味付けをした豆類、
山菜、肉類を添加した混ぜごはんや、炊飯時に味付けを
施す炊き込みごはんの成形品についても同様である。更
にまた、こんにゃく粒に予め各種の味付け、例えば梅
味、しそ味などを付与したものをいると、調理の幅が広
くなり、いっそう食べやすく、かつ風味の異なる米飯を
楽しむことが出来る。
【0012】更に、前記実施例では、三角形のおにぎり
について述べたが、円形、球形、円柱状、棒状、塊状の
何れでもよく、用途に応じ、適宜の形状を採用すること
が出来る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、こんにゃく粒を、米に配合し
て炊飯処理後、おにぎりや寿司などの食べやすい各種形
状に成形してあるから、米の摂取量がが少なくても容易
に満腹感が得られ、肥満防止に役立つことはもちろん、
ダイエットにも好適であるということが言える。更にま
た、こんにゃくは繊維質を多く含み、アルカリ性のノン
カロリー食品で、整腸作用や腸内でのカルシウム吸収率
が良く、コレステロールを下げる効果もあるとされてい
るので、身体の健康維持にも良い。
【0014】更にまた、本発明で用いるこんにゃく粒
は、炊飯後の膨潤した米飯の粒子径に相当する粒状のも
のを用い、色も白色であるから、通常の米飯で作ったお
にぎりや寿司と何らの違和感なしに食することが出来
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒子状に加工されたこんにゃく粒を、米に
    配合して炊飯処理後、三角形、円形、球形、円柱状、棒
    状、塊状の何れかに成形してなることを特徴とするこん
    にゃく入り米飯の成形食品。
  2. 【請求項2】請求項1記載のこんにゃく粒は、その粒子
    径の短径が2mm〜7mmの粒状であることを特徴とす
    るこんにゃく入り米飯の成形食品。
  3. 【請求項3】請求項1、2記載のこんにゃく粒は、白色
    であることを特徴とするこんにゃく入り米飯の成形食
    品。
  4. 【請求項4】請求項1、2記載のこんにゃく粒は、予め
    味付けしてあることを特徴とするこんにゃく入り米飯の
    成形食品。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3、4記載のこんにゃく粒
    の配合率は、全体の20%〜80%であることを特徴と
    するこんにゃく入り米飯の成形食品。
JP4361927A 1992-12-25 1992-12-25 こんにゃく入り米飯の成形食品 Pending JPH06189702A (ja)

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JP4361927A JPH06189702A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 こんにゃく入り米飯の成形食品

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011019484A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Orihiro Plantdew Kk 添加用蒟蒻含有食品、該蒟蒻含有食品の製造方法および前記蒟蒻含有食品を用いた炊飯方法
CN103478544A (zh) * 2013-08-23 2014-01-01 四川魔力科技有限公司 一种魔芋膳食纤维营养强化米及制备方法
JP2019097571A (ja) * 2017-12-06 2019-06-24 竹之内 一樹 粒状蒟蒻と白米又は玄米と寒天から成る米飯又は米加工品

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