JPH0618941U - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH0618941U
JPH0618941U JP6231492U JP6231492U JPH0618941U JP H0618941 U JPH0618941 U JP H0618941U JP 6231492 U JP6231492 U JP 6231492U JP 6231492 U JP6231492 U JP 6231492U JP H0618941 U JPH0618941 U JP H0618941U
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JP
Japan
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pressure
sensor
sensor case
pressure sensor
case
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Application number
JP6231492U
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English (en)
Inventor
佳幸 中溝
清之 田中
博之 沢村
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Hokuriku Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Hokuriku Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサケースとその収容部材との接合強度が
高く、接合部分の気密性も高くする。 【構成】 半導体の圧力センサ素子15と、圧力センサ
素子15を収容し保持したセンサケース17と、被測定
圧を導入する圧力導入部46を有しセンサケース17が
内部に取り付けられ接合される収容部材32を設ける。
センサケース17と収容部材32の一方の接合部分に全
周にわたって凸条40を形成し、センサケース17と収
容部材32の接合部分の他方には全周にわたって凸条4
0が嵌合する凹部36を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流体の圧力を検出する圧力センサであって、特に半導体素子によ り流体圧力を受けて電気的に圧力を検出する圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、気体の圧力を精度良く測ることのできる小型圧力センサとして、半導体 式圧力センサが提供されている。従来の半導体式圧力センサは、図6の縦断面図 に示すように、圧力センサの外枠1と、外枠1と一体に形成され先端部3が細く 形成されたガス導入部2とを有し、外枠1内に、シリコン基板4を内蔵したセン サケース6が収納されている。シリコン基板4には、エッチングにより部分的に 厚さ数ミクロンにされたシリコン膜5が形成され、このシリコン膜5上に、機械 的歪により抵抗値の変化する半導体抵抗が形成されている。センサケース6には 、大気の導入部7が形成され、増幅回路等の電気回路が形成されたプリント基板 8が取り付けられている。プリント基板8には、入出力端子9が設けられ、外枠 1内に収容されて、合成樹脂10によりモールドされている。センサケース6は 、外枠1内に、接着剤11により接合され、またシリコン膜5上には、ガスに含 まれるゴミや水分を直接接触しないようにゲル12がコーティングされている。 また、プリント基板8上に形成された電気回路は、上記抵抗値の変化を増幅する 機能を有している。入出力端子9は、プリント基板8上の電気回路及びシリコン 膜5上の抵抗に電源を供給するための電源端子、抵抗値の変化を増幅して出力す るための出力端子、及びグランド端子である。
【0003】 この半導体式圧力センサの測定方法は、まず、ガス導入部2からガス圧がかか ると、大気の導入部7から加わる大気圧とガス圧との差により、シリコン膜5に 機械的な歪を生じる。この歪は、ガス圧と大気圧との差圧に比例する。そして、 シリコン膜5が歪を起こすと、シリコン膜5上に形成された抵抗の値が、歪の大 きさに比例して変化する。この抵抗値の変化を検出し、増幅して出力することに よりガス圧と大気圧の差圧を測定することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の場合、センサケース6と外枠1との接合部分は、センサケー ス6の扁平な接合端面を、外枠1の平らな底面に接着しているので、接着強度が 弱く、気密性も高くなく、有毒ガスや可燃性ガス等の圧力測定には、安全性の面 で問題があった。また、平らな面同士を接着するので、位置決めする基準がなく 、センサケースの位置を正確に所定の位置に接着することが難しいという問題も あった。
【0005】 この考案は上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、センサケースと その収容部材との接合強度が高く、接合部分の気密性も高い圧力センサを提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、半導体の圧力センサ素子と、この圧力センサ素子を収容し保持し たセンサケースと、被測定圧を導入する圧力導入部を有し上記センサケースが内 部に取り付けられ接合される収容部材を有し、このセンサケースと収容部材の一 方の接合部分に全周にわたって凸条を形成し、上記センサケースと収容部材の接 合部分の他方には全周にわたって上記凸条が嵌合する凹部を設けた圧力センサで ある。
【0007】
【作用】
この考案の圧力センサは、センサケースとその収容部材とを、その接合部分に 形成された凸条と凹部とを嵌合させることにより接着したので、接合部分の気密 性及び強度がきわめて高く、凹凸部により位置合わせも容易なものである。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの考案の 一実施例を示すもので、この実施例の圧力センサは、Si半導体のセンサ素子1 5が、センサケース17内に設けられているものである。センサ素子15は、ガ ラス基台14に、接着されている。また、ガラス基台14は、シリコン系樹脂の 接着剤16によってセンサケース17の取り付け凹部18内に固定されている。 センサケース17は、PPS樹脂等の耐熱性のある樹脂で形成されており、リー ドフレーム20がインサート成形により設けられている。リードフレーム20の 一端部とセンサ素子15との間には、金線22がボンディングされている。セン サケース17には大気圧導入筒24が一体に形成され、この大気圧導入筒24と は反対側の、センサ素子15の表面側の取り付け凹部18には、ポリウレタンゲ ルやシリコンゲル等のポッティング剤26が充填され、センサ素子15及び金線 22が埋設されている。
【0009】 センサケース17には、リードフレーム20を介してプリント基板28が取り 付けられ、プリント基板28には端子30が固定されている。センサケース17 は、PBT樹脂等を成形した収容部材であるハウジング32の中央部に、エポキ シ系接着剤34により接合されている。この接合部分は、センサケース17側の 端面全周にわたって、V字状の凹部である凹溝36が形成され、ハウジング32 の内底面38には凸条40が形成され、凸条40が凹溝36に嵌合している。ハ ウジング32の凸条40の外側には、センサケース17の側縁部を囲むように側 壁部50が形成され、接着剤34によってセンサケース17の端面の角部が接合 している。
【0010】 センサケース17は、ポッティング剤26で覆われたセンサ素子15の表面側 が、ハウジング32の圧力導入筒46側を向いて取り付けられている。ハウジン グ32内では、センサケース17がシリコン系樹脂の充填剤42と、さらにその 上に充填された軟質エポキシ系樹脂の充填剤44とが充填され、大気圧導入筒2 4と端子30が突出した状態に形成されている。
【0011】 この実施例の圧力センサによれば、センサケース17とハウジング32との接 続部を、凸条40と、凹溝36との嵌合により接着剤34を介して接合している ので、接合強度が高く、組立時の位置合わせも容易で、取り付けやすいものであ る。
【0012】 この考案の圧力センサは、上記実施例に限定されず、センサ素子の凹溝36に ハウジング32に形成された凸条40を、超音波溶着により嵌合固定しても良い 。このとき、凹溝36と凸条40の形状は、図5(A)に示すように、コ字形の 凹溝36に凸条40の先端部を超音波振動により溶融して溶着しても良く、図5 (B)に示すように、切欠き部からなる凹部36に凸条40を同様に超音波溶着 しても良い。超音波溶着する場合には、センサケース17に溶着用の超音波素子 を当接させるために、プリント基板28に透孔を形成しておくとよい。
【0013】 これによって、センサケース17とハウジング32との接着剤による接着が出 来ない場合でも、確実に樹脂どうしを溶融して固着させるので、取り付け強度を 極めて高くすることが可能である。しかも、接着剤を用いないので、取り付け作 業の作業性がよく、取扱性も良好なものある。
【0014】 なお、この考案の圧力センサの凹部及び凸条は、センサケースまたはハウジン グのいずれに形成されていてもよく、凹部及び凸条の形状も、V型以外にUやW 型であっても良く、L型の角部からなる凸部と、L型の角部からなる凹部とが係 合するものでも良いものである。
【0015】
【考案の効果】
この考案の圧力センサは、センサケースとその収容部材との接着が容易であり 取り付け強度も高く、被測定媒体がセンサ外に流出することもなく、安全性、信 頼性の高いものにすることができる。また、取り付けは、凹凸部を合わせること により容易且つ正確に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例の圧力センサの縦断面図
である。
【図2】この第一実施例の圧力センサのセンサケースの
部分破断正面図である。
【図3】この第一実施例の圧力センサのセンサケースの
部分破断底面図である。
【図4】この第一実施例の圧力センサのハイジングの平
面図である。
【図5】この考案の他の実施例の圧力センサのセンサケ
ースとハウジングとの接合部を示す部分縦断面図であ
る。
【図6】この考案の従来の技術を示す縦断面図である。
【符号の説明】
15 センサ素子 17 センサケース 32 ハウジング 36 凹溝 40 凸条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体の圧力センサ素子と、この圧力セ
    ンサ素子を収容し保持したセンサケースと、被測定圧を
    導入する圧力導入部を有し上記センサケースが内部に取
    り付けられ接合される収容部材と、このセンサケースと
    収容部材の一方の接合部分の全周にわたって設けられた
    凸条と、上記センサケースと収容部材の接合部分の他方
    の全周にわたって形成され上記凸条が嵌合する凹部とを
    設けたことを特徴とする圧力センサ。
JP6231492U 1992-08-12 1992-08-12 圧力センサ Pending JPH0618941U (ja)

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JP6231492U JPH0618941U (ja) 1992-08-12 1992-08-12 圧力センサ

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ID=13196555

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014016333A (ja) * 2012-06-13 2014-01-30 Saginomiya Seisakusho Inc 圧力センサー
JP2014016334A (ja) * 2012-06-13 2014-01-30 Saginomiya Seisakusho Inc 圧力センサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01167626A (ja) * 1987-12-23 1989-07-03 Hitachi Ltd 半導体式圧力変換器
JPH03264830A (ja) * 1990-03-15 1991-11-26 Fujikura Ltd 防液型圧力検出器

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