JP3410257B2 - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JP3410257B2
JP3410257B2 JP19559895A JP19559895A JP3410257B2 JP 3410257 B2 JP3410257 B2 JP 3410257B2 JP 19559895 A JP19559895 A JP 19559895A JP 19559895 A JP19559895 A JP 19559895A JP 3410257 B2 JP3410257 B2 JP 3410257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、コネクタ挿入部を備えた
圧力センサに係り、このコネクタ挿入部にコネクタを挿
入するときの圧縮空気がセンサ内部に達するのを回避し
ょうとした圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の圧力センサは、例えば図
11に示すような構造を備えている。この圧力センサ
は、樹脂ケース1を有しており、樹脂ケース1は、主表
面の中央に感圧素子2を搭載する箱型の凹部1aを有
し、凹部1aの側面には接続用の台1a1 を設けてい
る。主表面の反対側面の凹部1aの対応位置には、面に
垂直に突出した筒状の圧力ポート1bを有している。凹
部底面と圧力ポート1bとは貫通孔で連結されており、
被測定圧を導入するようになっている。
【0003】樹脂ケース1にはコネクタ挿入部1cが設
けられ、台1a1 位置からコネクタ挿入部1cに伸びた
複数の金属製のターミナル1dがインサート成形により
樹脂に挟まれて設けられている。樹脂ケース1の凹部1
a以外の一部には、大気圧導入口1eが樹脂ケース1を
貫通して設けられ、大気圧導入口1eには撥水フィルタ
1e1 が設けられている。
【0004】そして、凹部1aの底面には感圧素子2と
ガラス台座3が接着されたステム4が接着剤5により固
定されている。感圧素子2は、中央の薄肉の感圧部分の
接着面側がガラス台座3及びステム4に設けた貫通孔に
より圧力ポート1bに露出している。そして、感圧素子
2の電極とターミナル1dの台1a1 位置における露出
部分とが、ワイヤ2aをボンディングすることにより接
続されている。
【0005】感圧素子2、ワイヤ2a及びガラス台座3
は、凹部1a内に注入されたシリコンゲル6により被覆
されている。そして、樹脂ケース1の主表面側の凹部1
a及び大気導入口撥水フィルタ1e1を含む部分は、リ
ッド7を被覆することにより封止されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、樹脂ケース
1は、ターミナル1dのインサート成形時に高温が加わ
り、室温への冷却時あるいは温度差の生じる環境下では
両材料の熱膨張係数の違いにより両者の界面の密着性が
低下する傾向にある。そして、コネクタ挿入部1cにコ
ネクタ8を挿入するときに、コネクタ8のシールゴム9
によりコネクタ挿入部1c内の空気が圧縮され大気圧以
上になり、この圧縮空気が樹脂ケース1とターミナル1
dの隙間を通過して感圧素子2の位置にまで達する。そ
して、この空気がシリコンゲル6内に侵入して気泡とな
り、ワイヤ2aを押すことによりこれを断線させるおそ
れがある。
【0007】また、圧力センサは、防湿等の耐環境性の
向上を目的として感圧素子2及びワイヤ2aはシリコン
ゲル6により厚く被覆して保護されているが、一方、圧
力センサは耐衝撃性も求められている。しかるに、圧力
センサに落下等による大きな衝撃が加えられると、シリ
コンゲル6の移動によりワイヤ2aが引っ張り力や圧縮
力を受けて変形し易く、その結果としてワイヤ2aの断
線にいたるおそれがあった。
【0008】本発明は、上記した問題を解決しようとす
るもので、コネクタとの接続時の空気の侵入や、衝撃等
に対しワイヤ接続の信頼性の高い圧力センサを提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特
徴は、堤によって区画された主室および副室を持つ圧力
導入室と主室と対置された測定圧導入室とを有する樹脂
ケースと、主室と測定圧導入室とを区画するように樹脂
ケースに固定されダイヤフラムを形成する薄肉部を有す
る感圧素子と、基端が主室に位置し堤を貫通して副室に
表出しさらに樹脂ケースの外壁を貫通して先端が外部に
表出するように一体的にインサート成形されたターミナ
ルと、感圧素子の歪検出部とターミナルの基端とを結ぶ
ワイヤと、感圧素子、ワイヤおよびターミナルの基端を
覆うように主室に注入されたゲルと、からなることにあ
る。
【0010】上記のように構成した請求項1に係る発明
においては、樹脂ケースのターミナルにコネクタを挿入
するときに、密着性の低い樹脂ケースとターミナルの界
面を伝って圧縮空気が、圧力導入室に流入しようとす
る。このとき、この圧縮空気は、感圧素子が固定された
主室と副室とを区分する堤によって阻止され、主室内に
流入することなく、ターミナルが表出する副室内に流入
し、副室に設けたゲル内に流出して気泡となる。その結
果、主室内に設けられたゲル内に気泡が生じることがな
く、主室内にてゲルに覆われたワイヤが気泡により変形
することもないので、ワイヤ接続の信頼性が確保され
る。
【0011】また、上記請求項2に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の圧力センサにおいて、感
圧素子は感圧素子と熱膨張係数の近似したガラスを介し
て樹脂ケースに固定される。その結果、上記請求項1に
係る発明の効果に加え、感圧素子は、ガラスが介在する
ことにより、熱膨張係数の異なる樹脂ケースの膨張収縮
の影響を受けることがなく、またヤング率の低い接着剤
で接合されるため歪みが伝わりにくく、その信頼性が損
なわれない。
【0012】また、上記請求項3に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1記載の圧力センサにおいて、ゲル
はシリコンゲルであり、ゲルの量はワイヤの上部を覆う
ゲルの部分が突出した状態となる量であることにある。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、
ゲルの量はワイヤの上部を覆うゲルの部分が突出した状
態であり、感圧素子を覆う部分は薄くされている。その
ため、圧力センサに落下等の衝撃が加わっても、それに
伴うゲルの移動が抑制されるので、ワイヤの過度な変形
を防止することができる。その結果、上記請求項1に係
る発明の効果に加え、ワイヤ接続の信頼性が損なわれな
い。
【0013】また、上記請求項4に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の圧力センサにおいて、樹
脂ケースは圧力導入室を区画する蓋部を持ち、圧力導入
室の導入口に撥水フィルタを持つことにある。その結
果、上記請求項1に係る発明の効果に加え、圧力導入室
内には水分の除去された大気が導入され、感圧素子に対
する水分の影響を抑制することができる。
【0014】また、上記請求項5に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項1に記載の圧力センサにおいて、タ
ーミナルは、副室に表出する部分に貫通孔を持つことに
ある。その結果、ターミナルの副室に表出する面の反対
側の樹脂ケースとの界面を伝った圧縮空気が、貫通孔を
通ってスムーズに副室内に流出することができ、上記請
求項1に係る発明の効果を、さらに確実に得ることがで
きる。
【0015】また、上記請求項6に係る発明の構成上の
特徴は、前記請求項5に記載の圧力センサにおいて、タ
ーミナルの副室に表出する面の反対側面にて貫通孔の周
囲に溝を設けたことにある。この溝は樹脂がまわり込ま
ない程小さい形状を有している。その結果、ターミナル
の副室に表出する面の反対側の樹脂ケースとの界面を伝
った圧縮空気が、溝によって貫通孔によりスムーズに流
出することができ、上記請求項5に係る発明の効果を、
さらに確実に得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明すると、図1は、一実施形態に係る圧力セ
ンサを一例として縦断面図により示したものであり、図
2は圧力センサを部分平面図により示したものである。
圧力センサは、樹脂ケース10を有している。樹脂ケー
ス10は、主表面の中央に感圧素子2を搭載する箱型の
凹部11を設けている。樹脂ケース10の主表面の反対
面の凹部11との対応位置には、円筒形の測定圧導入管
12が垂直に立設されている。測定圧導入管12の貫通
孔12aは、凹部11の底壁に設けた貫通孔11aと連
通しており、両貫通孔11a,12aは測定圧導入室を
構成している。
【0017】凹部11は、図2に示すように、各側面の
中間位置に中央に向けて突出した四角柱状の接続端子台
11b〜11eを設けている。凹部11は、接続端子台
11bを設けた側縁が、接続端子台11bに続いて同じ
高さの台13になっている。凹部11の周囲は、枠部1
4によって囲まれており、枠部14の周囲は枠形状の溝
部15になっており、後述するリッド30が挿着される
ようになっている。
【0018】台13の内端には、枠部14に達する堤1
3aが立設されている。堤13aの高さは、台13から
枠部14上端よりも低く設定されている。この堤13a
によって、凹部11は、中央側の主室R1と、外側の副
室R2とに区画される。樹脂ケース10の外側の台13
との対向位置には、コネクタ接続用のコネクタ接続凹部
18が設けられている。
【0019】そして、樹脂ケース10には、接続端子台
11b〜11d上から堤13aを貫通し、さらに樹脂ケ
ース10の側壁を貫通してコネクタ接続凹部18に突出
する3本の金属薄板製のターミナル16a〜16cが配
設されている。ターミナル16aは、図3に示すよう
に、内端の近傍位置に円形の貫通孔16a1 を設けてい
る。ターミナル16b,16cについても、同様に円形
の貫通孔16b1 ,16c1 を設けている。ターミナル
16a〜16cは、図1及び図2に示すように、一表面
が副室R2に表出しており、表出部分に貫通孔16a1
〜16c1 が配設されている。
【0020】樹脂ケース10の一部には、筒状の貫通孔
である大気圧導入口17が設けられている。対気圧導入
口17の主表面側には撥水フィルタ17aが取り付けら
れており、樹脂ケース10が水を被ったときに、大気導
入口17に水が溜って、主室R1及び副室R2内に侵入
しないようにされている。そして、樹脂ケース10の凹
部11内には、感圧素子20がガラス台座21に気密接
合された状態で搭載されている。感圧素子20は、図4
に示すように、表面にエピタキシャル層を有するシリコ
ン基板20aを用いており、中央に薄肉の感圧部20b
が設けられている。感圧部20bは、シリコン基板20
aの裏面側から電気ストップエッチング技術によりエピ
タキシャル層に達するまでシリコンエッチングを行うこ
とにより形成される。また、感圧素子20は、表面側に
例えば窒化珪素等の保護膜20cを設けて耐湿性を向上
させている。つぎに、感圧素子20の凹部11内への搭
載手順について、図5及び図6を用いて説明する。ま
ず、感圧素子20は、四角柱形状で中心軸部分に上記貫
通孔11aにつながる貫通孔21aを有するガラス台座
21に陽極接合等により気密接合される。ガラス台座2
1の熱膨張係数はシリコンに合わされている。つぎに、
平板形状で中心に上記貫通孔11aにつながる貫通孔2
2aを有する金属製ステム22を用意し、ステム22の
表面に接着強度を高めるためのプライマ等の接着補助剤
22bを塗布し(図5(a))、さらに接着剤22cを
塗布してこれに感圧素子20が接着されたガラス台座2
1を接着し、加熱処理することにより硬化させる(図5
(b))。
【0021】ガラス台座21にプライマ等の接着補助剤
22bを使用しないのは、第1に接着補助剤が感圧素子
の薄肉部に付着することによる特性変動を防ぐため、第
2にガラスと接着剤22cの密着性がよいためである。
ガラス台座21とステム22の熱膨張係数は近似した値
にされている。つぎに、樹脂ケース10の凹部11の底
面に接着強度を高めるためのプライマ等の接着補助剤2
3aを塗布し(図5(c))、さらに接着剤23bを薄
く塗布し、これに上記ステム22を組付け加熱により接
着剤23bを硬化させる(図6(a))。なお、接着剤
22c,23bは、機械的応力を感圧素子20に伝え
ず、圧力媒体により気密劣化が生じないように、ヤング
率が低く、耐薬品性に優れた例えばふっ素系材料が使用
される。
【0022】さらに、感圧素子20の電極とターミナル
16a〜16c(16aのみ図示する)の内端間を、ワ
イヤボンディング法によりワイヤ24で接続する(図6
(b))。つぎに、ガラス台座21の側面、ステム22
及び凹部11側面に接着補助剤23aを塗布した後、接
着剤25をポッティングすることによりステム22を埋
め、加熱により接着剤25を硬化させる(図6
(c))。
【0023】つづいて、図7に示すように、接着剤2
5、感圧素子20及びワイヤ24をシリコンゲル26に
よって被覆する。シリコンゲル26は、副室R2部分に
も注入される。このとき、シリコンゲル26の厚みは、
感圧素子20上で約1.5mmになっている。なお、シ
リコンゲル26の厚みは、1.9mm以下であればよ
い。1.9mm以下とする理由は、圧力センサを1m以
上の高さから落下させたときワイヤ24の倒れが生じな
いようにするためであり、その根拠となる実験結果であ
る感圧素子表面のシリコンゲル厚みと、ワイヤ倒れが発
生する圧力センサの落下高さとの関係についてのグラフ
を図9に示す。
【0024】以上のように感圧素子20が樹脂ケース1
0に組み付けられた後、溝部15にリッド30を挿着
し、接着剤31を介して樹脂ケース10に固定すること
により、圧力センサが得られる。圧力センサは、大気圧
導入口17から大気を主室R1,副室R2内に導入し、
一方被測定雰囲気中に測定圧導入管12を挿入して、貫
通孔11a,12aを通し、ステム22の貫通孔22a
及びガラス台座21の貫通孔21aを通して感圧素子2
0の感圧部20bに被測定圧を伝える。そして、両圧力
差による感圧部20bの変位に基づく抵抗変化を検出し
て、電気信号として出力することにより相対圧力が求め
られる。
【0025】以上のように構成した圧力センサは、図8
に示すように、コネクタ接続凹部18にコネクタ40を
挿入するときに、コネクタ40のシールゴム41により
コネクタ接続凹部18内の空気が圧縮され大気圧以上に
なる。そして、樹脂ケース10は、ターミナル16a〜
16cのインサート成形時に高温が加わり、室温への冷
却時あるいは温度差の生じる環境下では両材料の熱膨張
係数の違いにより両者の界面の密着性が低下している。
そのため、この圧縮空気が樹脂ケース10とターミナル
16a〜16cの隙間に侵入するが、この圧縮空気は、
感圧素子20が設けられた主室R1と副室R2とを区分
する堤13aによって阻止され、主室R1内に流出する
ことなく、副室R2内に流出し、副室R2内に設けたシ
リコンゲル26内に気泡となって表れる。
【0026】特に、図2及び図3に示すように、ターミ
ナル16a〜16cの副室R2に露出する部分に貫通孔
16a1 〜16c1 が設けられており、圧縮空気はこの
貫通孔16a1 〜16c1 を通過して容易に副室R2内
に流入して、この部分のシリコンゲル中に気泡Bが生じ
る。そのため、図8に示すように、主室R1内に設けら
れたシリコンゲル26内に気泡が生じることがなく、主
室R1内にてシリコンゲル26に覆われたワイヤ24が
気泡により変形することもないので、ワイヤ接続の信頼
性が確保される。
【0027】また、上記圧力センサは、シリコンゲル2
6の量がワイヤ24の上部を覆うゲルの部分が突出した
状態であり、感圧素子20を覆う部分はシリコンゲル2
6の厚さが1.9mm以下にされているので、圧力セン
サに落下等の衝撃が加わっても、それに伴うゲルの移動
が抑制されるので、ワイヤの過度な変形を防止すること
ができる。その結果、圧力センサに加えられる衝撃等に
対して、ワイヤ接続の信頼性が損なわれない。
【0028】つぎに、上記実施形態の一変形例につい
て、図10により説明する。変形例においては、ターミ
ナル16a(16b,16cについても同様である)の
副室R2に露出する面の反対側にて、貫通孔16a1 の
周囲にてターミナルの長さ方向の直角位置に溝16a2
を設けたことにある。ただし、溝16a2 の位置は、タ
ーミナルの長さ方向の直角位置に限るものではない。溝
16a2 の寸法は、インサート成形時に樹脂が溝内部に
回り込まないように定められる。
【0029】溝16a2 は、ターミナル面に平行である
が、貫通孔16a1 に向けて深さが大きくなるように傾
斜させることもできる。これにより、ターミナル16a
の副室R2に表出する面の反対側の樹脂ケース10との
界面を伝った圧縮空気が、貫通孔16a1 から直接入る
と共に、溝16a2 によって貫通孔16a1 によりスム
ーズに流入することができる。従って、ワイヤ接続の信
頼性をより高めることができる。
【0030】尚、上記各実施例にて説明した各構成はそ
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であり、絶対圧
圧力センサに適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧力センサの概略構
成を示す縦断正面図である。
【図2】同圧力センサの部分平面図である。
【図3】ターミナルを概略的に示す斜視図である。
【図4】感圧素子を模式的に示す縦断面図である。
【図5】感圧素子の樹脂ケースへの組付け手順を示す工
程図の一部である。
【図6】感圧素子の樹脂ケースへの組付け手順を示す工
程図の一部である。
【図7】感圧素子の樹脂ケースへの組付け手順を示す工
程図の一部である。
【図8】樹脂ケースのコネクタ挿入部にコネクタを挿入
したときの気泡の発生状況を説明する説明図である。
【図9】感圧素子表面のシリコンゲル厚みと、ワイヤ倒
れが発生する圧力センサの落下高さとの関係を示すグラ
フである。
【図10】変形例に係るターミナルを概略的に示す斜視
図である。
【図11】従来例の圧力センサ及びコネクタの概略構成
を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
10…樹脂ケース、11…凹部、11a…貫通孔、11
b〜11e…接続端子台、12…測定圧導入管、12a
…貫通孔、13…台、13a…堤、14…枠部、15…
溝部、16a〜16c…ターミナル、16a1 〜16c
1 …貫通孔、16a2 …溝、17…大気圧導入口、17
a…撥水フィルタ、18…コネクタ接続凹部、20…感
圧素子、20a…シリコン基板、20b…感圧部、20
c…保護膜、21…ガラス支持具、21a…貫通孔、2
2…ステム、22a…貫通孔、24…ワイヤ、25…接
着剤、26…シリコンゲル、30…リッド、40…コネ
クタ、41…シールゴム、R1…主室、R2…副室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 祐一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 高桑 昌樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−43085(JP,A) 特開 平9−43084(JP,A) 特開 平7−113706(JP,A) 特開 平6−186104(JP,A) 特開 昭57−45282(JP,A) 実開 平7−16134(JP,U) 実開 平4−113045(JP,U) 実開 昭63−177733(JP,U) 実開 昭61−122543(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 9/00 301 G01L 9/00 303 G01L 19/00 G01L 19/14 G01L 13/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堤によって区画された主室および副室を持
    つ圧力導入室と該主室と対置された測定圧導入室とを有
    する樹脂ケースと、 該主室と該測定圧導入室とを区画するように該樹脂ケー
    スに固定されダイヤフラムを形成する薄肉部を有する感
    圧素子と、 基端が該主室に位置し該堤を貫通して該副室に表出しさ
    らに該樹脂ケースの外壁を貫通して先端が外部に表出す
    るように一体的にインサート成形されたターミナルと、 該感圧素子の歪検出部と該ターミナルの基端とを結ぶワ
    イヤと、 該感圧素子、該ワイヤおよび該ターミナルの基端を覆う
    ように該主室に注入されたゲルと、からなることを特徴
    とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】感圧素子は該感圧素子と熱膨張係数の近似
    したガラスを介して樹脂ケースに固定されている請求項
    1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】ゲルはシリコンゲルであり、該ゲルの量は
    該ワイヤの上部を覆うゲルの部分が突出した状態となる
    量である請求項1記載の圧力センサ。
  4. 【請求項4】樹脂ケースは相対圧導入室を区画する蓋部
    を持ち、該相対圧導入室の導入口に撥水フィルタを持つ
    請求項1記載の圧力センサ。
  5. 【請求項5】ターミナルは、該副室に表出する部分に貫
    通孔を有する請求項1記載の圧力センサ。
  6. 【請求項6】ターミナルの該副室に表出する面の反対側
    面にて該貫通孔の周囲に溝を設けた請求項5記載の圧力
    センサ。
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