JPH0618936Y2 - テーピング部材 - Google Patents

テーピング部材

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JPH0618936Y2
JPH0618936Y2 JP8767688U JP8767688U JPH0618936Y2 JP H0618936 Y2 JPH0618936 Y2 JP H0618936Y2 JP 8767688 U JP8767688 U JP 8767688U JP 8767688 U JP8767688 U JP 8767688U JP H0618936 Y2 JPH0618936 Y2 JP H0618936Y2
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JP8767688U
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Inventor
祐二 松田
Original Assignee
関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リード付き電子部品を収容するテーピング部
材の改良に関する。
[従来の技術] 樹脂モールドされた小型のリード付き電子部品が収容さ
れるテーピング部材は、例えば、第5図に示すように、
帯状体100の長手方向に所定間隔でエンボス加工によ
って形成した断面逆台形状の収納凹部101内に予めリ
ード111…を折曲成形したリード付電子部品110を
収納し、凹部101開口部をシール用のテープ112に
て封止している。
[考案が解決しようとする課題] ここで電子部品110は、予めリード111…が折曲成
形されているため、テーピング作業前に、リード111
…が外側に開いたり、曲がったりして第6図に示すよう
な状態で凹部101内に収容されることがある。このよ
うにリードが変形した電子部品110をプリント基板
(不図示)等に供給すると、リード111…がプリント
基板より浮き上がったり、位置がズレて半田付け不良の
原因となるといった問題があった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本考案のテーピング部材
は、帯状体の長手方向に所定間隔で収納凹部を形成し、
この収納凹部内に電子部品を収納したテーピング部材に
おいて、上記収納凹部に、リード付電子部品のリードを
成形するためのリード成形部を形成したことを特徴とす
る。
[作用] 上記構成のテーピング部材では、リードの折曲成形が行
なわれていないリード付電子部品を収納凹部に形成され
たリード成形部で折曲成形して収容する。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかるテーピング部材の一
部破断斜視図であり、第2図は横断面を示している。こ
のテーピング部材1Aは、帯状体11の長手方向に、エ
ンボス加工による断面略逆台形状の収納凹部12が所定
間隔で設けられ、該収納凹部12内にリード付電子部品
2が収容され、凹部12の開口部はシールテープ13に
て封止されている。
上記各収納凹部12…の底部には、電子部品2の外装部
両側より導出されたリード22…を成形するリード成形
部12aが形成されている。該リード成形部12aは、
リード付電子部品2の本体21が支持される支持凹部1
2bと、該支持凹部12b両側のリード22…の折曲形
状となる略L字型のリード成形面12c,12cが形成
されており、リード付電子部品2の本体21が支持凹部
12bに嵌着され、リード22…がリード成形面12
c,12cに沿った折曲状態で収容されている。
尚、3はリード未成形のリード付電子部品2を帯状体1
1の収納凹部12に供給する電子部品供給機構であり、
例えば、リード付電子部品2の本体21を吸着する吸着
部31と、該吸着部31に嵌挿され上下に摺動自在のパ
ンチ32とで構成されている。該パンチ32は、上記帯
状対11の収納凹部12のリード成形部12aのリード
成形面12c,12cと対応して、リード22…を折曲
成形する略L字型のリード成形面32a,32aを有し
ている。
このテーピング部材1Aは、収容凹部12にリード付電
子部品2のリード22…を次のようにして折曲成形して
収容したものである。
即ち、リード未成形のリード付電子部品2の本体21上
面を電子部品供給機構3の吸着部31で吸着し、帯状体
11の収容凹部12内に形成されたリード成形部12a
の支持凹部12bに嵌着する。このとき、パンチ32は
リード22…上に位置されている。電子部品2が支持凹
部12bに嵌着されると、パンチ32が下降してリード
22…を押圧し、リード成形部12aのリード成形面2
1b,21bとパンチ32のリード成形面32a,32
aによってリード22…が略L字型形状に折曲成形され
る。リード22が成形されると、パンチ32が上昇する
と共に、吸着部31が電子部品2を離反して電子部品供
給機構3が上昇し、帯状体11が間欠移動し、つぎの収
容凹部12内にリード付電子部品2が供給機構3によっ
て供給され、収容された収容凹部12表面にシールテー
プ13が貼着される。
上記のように、帯状体11の収納凹部12内にリード付
電子部品2を収納するときに、電子部品2のリード22
…を成形させると、成形後はリード22…がリード成形
部12aのリード成形面12b,12bに沿って収納さ
れるので、収納凹部12内でリード22…が外側を向い
たり、曲がることなく収納できる。従って、このテーピ
ング部材1Aを後工程で自動供給機構等に装着し、収納
凹部12からこのリード付電子部品2を取り出して、例
えば、プリント基板(不図示)等に実装しても、電子部
品2のリード22…が曲がっていないので、プリント基
板より浮き上がったり、位置ズレを起こすことはなく、
半田付け時の半田付不良が生じ難くなる。
第3図及び第4図は、本考案の第2の実施例に於けるテ
ーピング部材の斜視図及び要部横断面図である。この実
施例のテーピング部材1Bは、前記テーピング部材1A
と同様に帯状体11の収納凹部14に設けられたリード
成形部14aで電子部品2のリード22…が成形されて
収容されるものである。上記収納凹部14の斜側壁部1
4c,14cには、収容されるリード付電子部品2のリ
ード22…の突出状態に合致する位置で若干リード22
…より幅広の3本の開口溝14d…が形成されてリード
22…が位置されると共に、リード成形部14aの支持
凹部14bに電子部品2の本体21が嵌着されている。
その他の構成は上記第1のテーピング部材1Aと同じで
あるので、同一部材に同一符号を付してここでは説明を
省略する。
このようなテーピング部材1Bは、リード付電子部品2
を収容する場合に、収容凹部14の上方でリード22…
を折曲成形した後、支持凹部14bに電子部品2本体2
1を嵌着し、帯状体11の上面にシールテープ13が貼
着されている。
上記のリード22…の成形は、第4図に示すように、リ
ード成形面41…を有したダイ4…を各開口溝14d…
から突出させてそれぞれを一体で上昇させると共に、上
記電子部品供給機構3の吸着部31に電子部品2の本体
21を吸着し、各リード22…を上記ダイ4上に支持す
る。そして、パンチ32を下降させ、該パンチ32のリ
ード成形面32a,32aでリード22…を押圧し、ダ
イ4…のリード成形面41…に沿って略L字型に折曲成
形が成される。成形後は、電子部品供給機構3が電子部
品2を離し、上記ダイ4…上にリード22…を支持した
まま下降して、リード成形部14aの支持凹部14bに
リード付電子部品2の本体21を嵌着支持する。
このテーピング部材1Bは、収容凹部12の上方位置
で、開口溝14d…より上方に突出されたダイ4…上で
電子部品2のリード22…が折曲成形されるようにな
り、第1の実施例で示したテーピング部材1Aのリード
成形部12で折曲成形できないようなリード22…の長
いリード付電子部品でもリード22…を折曲状態で収容
できるようになる。この場合も、リード22…が折曲成
形された後、そのままの状態で収容凹部14内に収容さ
れるので、このリード22…の曲がり等の心配なく収容
することができるものである。
[考案の効果] 以上の説明から明かなように、帯状体に形成した収納凹
部の底に、リード付電子部品のリードを成形するリード
成形部を形成したことにより、この収納凹部にリード付
電子部品を収納するときにリードを折曲成形して収納凹
部のリード成形部に沿った状態で収納できるので、リー
ドが曲がることなく安定した状態で収納でき、このリー
ド付電子部品を取り出してプリント基板等に供給しハン
ダ付け等をしても、半田付け作業が確実に行えるといっ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係るテーピング部材の
一部破断斜視図、第2図は同実施例のテーピング部材に
収容される電子部品のリード成形状態を示す横断面図、
第3図は本考案の第2の実施例にかかるテーピング部材
の一部破断斜視図、第4図は同実施例のテーピング部材
に収容される電子部品のリード成形状態を示す横断面図
そのリード時における縦断面図、第5図は従来例のテー
ピング部材の一部破断斜視図、第6図はその電子部品収
納時の横断面図である。 1A、1B…テーピング部材、 2…リード付電子部品、 11…帯状体、 12,14…収納凹部、 12a,14a…リード成形部、 22…リード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状体の長手方向に所定間隔で収納凹部を
    形成し、この収納凹部内にリード付電子部品を収納した
    テーピング部材において、 上記収納凹部に、リード付電子部品のリードを成形する
    ためのリード成形部を形成したことを特徴とするテーピ
    ング部材。
JP8767688U 1988-06-30 1988-06-30 テーピング部材 Expired - Lifetime JPH0618936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8767688U JPH0618936Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 テーピング部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8767688U JPH0618936Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 テーピング部材

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Publication Number Publication Date
JPH0273168U JPH0273168U (ja) 1990-06-04
JPH0618936Y2 true JPH0618936Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31312277

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JP8767688U Expired - Lifetime JPH0618936Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 テーピング部材

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JP2007081238A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 面実装型電子部品及びそのキャリアテープ

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JPH0273168U (ja) 1990-06-04

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