JPH06188602A - 高周波モジュール - Google Patents
高周波モジュールInfo
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- JPH06188602A JPH06188602A JP35532092A JP35532092A JPH06188602A JP H06188602 A JPH06188602 A JP H06188602A JP 35532092 A JP35532092 A JP 35532092A JP 35532092 A JP35532092 A JP 35532092A JP H06188602 A JPH06188602 A JP H06188602A
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- JP
- Japan
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- package
- case
- gap
- microstrip substrate
- frequency module
- Prior art date
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- Pending
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/05—Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/182—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with components mounted in the printed circuit board, e.g. insert mounted components [IMC]
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接地を強化し、共振点の発生を防止し、損
失、アイソレーション、反射特性等の性能劣化を少なく
する。 【構成】 中心コンタクト下部のパッケージおよびケー
ス間のギャップにばね性の金属薄板や金属波板あるいは
導電性樹脂を介在させて、接地を強化する。
失、アイソレーション、反射特性等の性能劣化を少なく
する。 【構成】 中心コンタクト下部のパッケージおよびケー
ス間のギャップにばね性の金属薄板や金属波板あるいは
導電性樹脂を介在させて、接地を強化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドロップインタイプ
デバイスのパッケージとマイクロストリップ基板を接地
強化接続する高周波モジュールに関するものである。
デバイスのパッケージとマイクロストリップ基板を接地
強化接続する高周波モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8および図9は従来の高周波モジュー
ルを示す平面図および正面断面図であり、図において、
1はケース、2はマイクロストリップ基板3a,3bと
はんだ付け又は樹脂接着されたキャリヤで、ケース1に
ねじ止めされたり、樹脂接着されている。
ルを示す平面図および正面断面図であり、図において、
1はケース、2はマイクロストリップ基板3a,3bと
はんだ付け又は樹脂接着されたキャリヤで、ケース1に
ねじ止めされたり、樹脂接着されている。
【0003】また、4はドロップインタイプデバイスが
収められたパッケージで、これがアイソレータの中心コ
ンタクト4a,4bと、マイクロストリップ基板3の線
路パターン先端部とをハンダ付け等により(図示せず)
接続して、使用される。なお、パッケージには高周波デ
バイスが収められている。
収められたパッケージで、これがアイソレータの中心コ
ンタクト4a,4bと、マイクロストリップ基板3の線
路パターン先端部とをハンダ付け等により(図示せず)
接続して、使用される。なお、パッケージには高周波デ
バイスが収められている。
【0004】一般的に、1つ以上の高周波デバイスが収
められたパッケージ4が金属からなり、中心コンタクト
4a,4bが棒状、タブあるいはリボン等の接続される
ものをドロップインタイプと呼ばれている。
められたパッケージ4が金属からなり、中心コンタクト
4a,4bが棒状、タブあるいはリボン等の接続される
ものをドロップインタイプと呼ばれている。
【0005】一般的に一つ以上の高周波デバイスが収め
されたパッケージ4が金属で、中心コンタクト4a,4
bのように棒状、あるいはタブ、リボン等により接続さ
れるものをドロップインタイプと呼ぶ。
されたパッケージ4が金属で、中心コンタクト4a,4
bのように棒状、あるいはタブ、リボン等により接続さ
れるものをドロップインタイプと呼ぶ。
【0006】以下、本文ではドロップインタイプアイソ
レータ(以下、アイソレータと呼ぶ)で取付けられてい
るものについて述べる。ここで、高周波デバイスを含め
て総称するときにはドロップインタイプデバイスと呼
び、特に、上記高周波デバイスが組み合わされたものを
攻守巣はモジュールと呼ぶ。
レータ(以下、アイソレータと呼ぶ)で取付けられてい
るものについて述べる。ここで、高周波デバイスを含め
て総称するときにはドロップインタイプデバイスと呼
び、特に、上記高周波デバイスが組み合わされたものを
攻守巣はモジュールと呼ぶ。
【0007】次に動作について説明する。マイクロスト
リップ基板3aの線路を通過してきた高周波電力は、ア
イソレータのパッケージ4の中心コンタクト4aから中
心コンタクト4bを介して、マイクロストリップ基板3
bの線路へ出てくることになる。この高周波電力の入出
力方向を挿入損失又は単に損失という。
リップ基板3aの線路を通過してきた高周波電力は、ア
イソレータのパッケージ4の中心コンタクト4aから中
心コンタクト4bを介して、マイクロストリップ基板3
bの線路へ出てくることになる。この高周波電力の入出
力方向を挿入損失又は単に損失という。
【0008】これに対し、逆にマイクロストリップ基板
3bの線路より通過してきた電力は、中心コンタクト4
bを介してアイソレータのパッケージ4に入るが、理想
的には中心コンタクト4aには高周波電力は出力され
ず、アイソレータの中で吸収されることになる。ここ
で、理想的には出力されないと述べたが、実際にはわず
かであるが、中心コンタクト4aの側へ高周波電力が出
てくる。この高周波電力が通過する方向をアイソレーシ
ョンという。
3bの線路より通過してきた電力は、中心コンタクト4
bを介してアイソレータのパッケージ4に入るが、理想
的には中心コンタクト4aには高周波電力は出力され
ず、アイソレータの中で吸収されることになる。ここ
で、理想的には出力されないと述べたが、実際にはわず
かであるが、中心コンタクト4aの側へ高周波電力が出
てくる。この高周波電力が通過する方向をアイソレーシ
ョンという。
【0009】なお、当然ながらマイクロストリップ基板
3a,3bの線路および中心コンタクト4a,4bのコ
ンタクト部は同インピーダンスで整合がとれている。ま
た、ドロップインタイプデバイスを使用した高周波モジ
ュールのケース1は、図9に示すように、ドロップイン
タイプの構造上、高周波線路との高さ合わせのため、ド
ロップインタイプデバイス底面を削るなどの処理が必要
で、一般的にもこのようにして使用される。
3a,3bの線路および中心コンタクト4a,4bのコ
ンタクト部は同インピーダンスで整合がとれている。ま
た、ドロップインタイプデバイスを使用した高周波モジ
ュールのケース1は、図9に示すように、ドロップイン
タイプの構造上、高周波線路との高さ合わせのため、ド
ロップインタイプデバイス底面を削るなどの処理が必要
で、一般的にもこのようにして使用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の高周波モジュー
ルは以上のように構成されているので、図9に示すよう
にアイソレータのパッケージ4の中心コンタクト4a,
4bの下部に、ギャップA、Bが深さCだけ出来ること
になり、これらのギャップA、Bおよび深さCの寸法を
極力小さくするように設計、製作する必要があるもの
の、零にすることは不可能であるなどの問題点があっ
た。
ルは以上のように構成されているので、図9に示すよう
にアイソレータのパッケージ4の中心コンタクト4a,
4bの下部に、ギャップA、Bが深さCだけ出来ること
になり、これらのギャップA、Bおよび深さCの寸法を
極力小さくするように設計、製作する必要があるもの
の、零にすることは不可能であるなどの問題点があっ
た。
【0011】また、このギャップA、Bの部分でインピ
ーダンスの不連続が発生し、前述の損失、アイソレーシ
ョン、反射特性が劣化したり、共振点が出てきたり等の
悪影響を与え、この影響が特に周波数が高くなる程顕著
となり、無視することができないなどの問題点があっ
た。
ーダンスの不連続が発生し、前述の損失、アイソレーシ
ョン、反射特性が劣化したり、共振点が出てきたり等の
悪影響を与え、この影響が特に周波数が高くなる程顕著
となり、無視することができないなどの問題点があっ
た。
【0012】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたものでギャップがあっても共振点
の発生を防止出来ると共に損失、アイソレーション、反
射特性等の性能劣化を極力少なくすることができる高周
波モジュールを得ることを目的とする。
消するためになされたものでギャップがあっても共振点
の発生を防止出来ると共に損失、アイソレーション、反
射特性等の性能劣化を極力少なくすることができる高周
波モジュールを得ることを目的とする。
【0013】請求項2の発明は構成部品の削減により、
組付工数の削減とローコスト化を実現できる高周波モジ
ュールを得ることを目的とする。
組付工数の削減とローコスト化を実現できる高周波モジ
ュールを得ることを目的とする。
【0014】請求項3の発明はマイクロストリップ基板
側への金属薄板の面倒な敷込みを行うことなく、パッケ
ージ下面からギャップを介して、金属薄板をケースに対
し、簡単に接触させることができる高周波モジュールを
得ることを目的とする。
側への金属薄板の面倒な敷込みを行うことなく、パッケ
ージ下面からギャップを介して、金属薄板をケースに対
し、簡単に接触させることができる高周波モジュールを
得ることを目的とする。
【0015】請求項4の発明は、ギャップに導電性樹脂
を埋めるだけで、接地強化による性能向上を図れる高周
波モジュールを得ることを目的とする。
を埋めるだけで、接地強化による性能向上を図れる高周
波モジュールを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る高
周波モジュールは、ケース上にキャリアを介して設けら
れたマイクロストリップ基板と、パッケージに突設さ
れ、上記マイクロストリップ基板の線路パターン先端部
に接続される中心コンタクトとを設け、上記キャリヤ側
より突設したばね性の金属薄板を、上記中心コンタクト
下部の上記パッケージおよびケース間のギャップを介し
て、上記パッケージに接触させたものである。
周波モジュールは、ケース上にキャリアを介して設けら
れたマイクロストリップ基板と、パッケージに突設さ
れ、上記マイクロストリップ基板の線路パターン先端部
に接続される中心コンタクトとを設け、上記キャリヤ側
より突設したばね性の金属薄板を、上記中心コンタクト
下部の上記パッケージおよびケース間のギャップを介し
て、上記パッケージに接触させたものである。
【0017】請求項2の発明に係る高周波モジュール
は、ばね性の金属薄板をマイクロストリップ基板を取り
付けるキャリヤと兼用させ、これを中心コンタクト下部
のパッケージおよびケース間のギャップを介して、その
パッケージに接触させたものである。
は、ばね性の金属薄板をマイクロストリップ基板を取り
付けるキャリヤと兼用させ、これを中心コンタクト下部
のパッケージおよびケース間のギャップを介して、その
パッケージに接触させたものである。
【0018】請求項3の発明に係る高周波モジュール
は、ばね性の金属薄板をパッケージ側から突設させて、
パッケージを設置する凹所内の側壁に接触させるように
したものである。
は、ばね性の金属薄板をパッケージ側から突設させて、
パッケージを設置する凹所内の側壁に接触させるように
したものである。
【0019】請求項4の発明に係る高周波モジュール
は、中心コンタクト下部のパッケージおよびケース間の
ギャップに導電性樹脂を介在したものである。
は、中心コンタクト下部のパッケージおよびケース間の
ギャップに導電性樹脂を介在したものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明における高周波モジュールは、
キャリヤとパッケージとの間に、ギャップを覆うように
金属薄板を設けることで接地を強化し、損失、アイソレ
ーション、反射特性などの安定化、向上を図れるように
する。
キャリヤとパッケージとの間に、ギャップを覆うように
金属薄板を設けることで接地を強化し、損失、アイソレ
ーション、反射特性などの安定化、向上を図れるように
する。
【0021】請求項2の発明における高周波モジュール
は、金属薄板とマイクロストリップ基板に設けられるキ
ャリヤとを兼用することで、構成および組立作業の簡素
化とローコスト化を図れるようにする。
は、金属薄板とマイクロストリップ基板に設けられるキ
ャリヤとを兼用することで、構成および組立作業の簡素
化とローコスト化を図れるようにする。
【0022】請求項3の発明における高周波モジュール
は、パッケージ側からケースの凹所内の側壁に金属薄板
を接触させることで、接地を強化し、損失、アイソレー
ション、反射特性などの安定化、向上を図れるようにす
る。
は、パッケージ側からケースの凹所内の側壁に金属薄板
を接触させることで、接地を強化し、損失、アイソレー
ション、反射特性などの安定化、向上を図れるようにす
る。
【0023】請求項4の発明における高周波モジュール
は、ギャップを埋めた導電性樹脂によって、簡単かつ容
易に接地の強化と特性の向上を図れるようにする。
は、ギャップを埋めた導電性樹脂によって、簡単かつ容
易に接地の強化と特性の向上を図れるようにする。
【0024】
【実施例】実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例
を図について説明する。図1において、4はアイソレー
タのパッケージ、1はケース、2はマイクロストリップ
基板3が取付けられたキャリヤである。
を図について説明する。図1において、4はアイソレー
タのパッケージ、1はケース、2はマイクロストリップ
基板3が取付けられたキャリヤである。
【0025】また、5a,5bは接地強化のために設け
られた金属薄板で、図2および図3に拡大して示すよう
に、本実施例では、バネ性のある金属薄板をケース1と
キャリヤ2との間に敷き、弧状に折り曲げた先端部分5
rをパッケージ4の側面に押し当てるような構造として
いる。
られた金属薄板で、図2および図3に拡大して示すよう
に、本実施例では、バネ性のある金属薄板をケース1と
キャリヤ2との間に敷き、弧状に折り曲げた先端部分5
rをパッケージ4の側面に押し当てるような構造として
いる。
【0026】次に動作について説明する。まず、金属薄
板5a,5bは中心コンタクト4a,4b下部のギャッ
プA、Bを塞ぎ、アイソレータのパッケージ4とマイク
ロストリップ基板3との間の上記ギャップA、Bによる
インピーダンスの不連続や、損失、アイソレーション、
反射特性などへの悪影響を小さくする。
板5a,5bは中心コンタクト4a,4b下部のギャッ
プA、Bを塞ぎ、アイソレータのパッケージ4とマイク
ロストリップ基板3との間の上記ギャップA、Bによる
インピーダンスの不連続や、損失、アイソレーション、
反射特性などへの悪影響を小さくする。
【0027】また、これらの金属薄板5a,5bの先端
部分5rによってパッケージ4を両面から押えることに
より、一方のギャップAまたはBが大きくなるというこ
とを防止することが出来る。
部分5rによってパッケージ4を両面から押えることに
より、一方のギャップAまたはBが大きくなるというこ
とを防止することが出来る。
【0028】さらに、図2に示すように、金属薄板をく
し歯状に加工しておくことにより、アイソレータのパッ
ケージ4やケース1の加工精度や面あらさ等が多少悪く
ても、一様にそのパッケージ4を押えることとなり、性
能の安定化が図られ、接地強化による上記各性能の向上
も期待出来る。
し歯状に加工しておくことにより、アイソレータのパッ
ケージ4やケース1の加工精度や面あらさ等が多少悪く
ても、一様にそのパッケージ4を押えることとなり、性
能の安定化が図られ、接地強化による上記各性能の向上
も期待出来る。
【0029】実施例2.なお、上記実施例ではキャリヤ
2とケース1との間に金属薄板5a,5bを敷くものを
示したが、図4に示すように、キャリヤを兼用する一体
の金属薄板5cを用いることにより、高周波モジュール
の構成部材の使用数を削減できるほか、上記実施例と同
様の効果を奏する。
2とケース1との間に金属薄板5a,5bを敷くものを
示したが、図4に示すように、キャリヤを兼用する一体
の金属薄板5cを用いることにより、高周波モジュール
の構成部材の使用数を削減できるほか、上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0030】実施例3.また、上記実施例1,2ではマ
イクロストリップ基板3側に金属薄板5a,5bを設け
て、パッケージ4を両側から押えるものを示したが、図
5に示すように、パッケージ4の下面とケース1との間
に金属薄板5dを敷き、具体的にはこの金属薄板5dを
パッケージ4の下面に予め取付けておき、これの先端部
分5Sを、ケース1に形成した凹所1a内の側壁1bに
弾性的に接触させてもよく、上記実施例1,2と同様の
効果を奏する。
イクロストリップ基板3側に金属薄板5a,5bを設け
て、パッケージ4を両側から押えるものを示したが、図
5に示すように、パッケージ4の下面とケース1との間
に金属薄板5dを敷き、具体的にはこの金属薄板5dを
パッケージ4の下面に予め取付けておき、これの先端部
分5Sを、ケース1に形成した凹所1a内の側壁1bに
弾性的に接触させてもよく、上記実施例1,2と同様の
効果を奏する。
【0031】実施例4.さらに、上記実施例1,2では
マイクロストリップ基板3側に金属薄板5a,5bを設
けてパッケージ4を両側から押えるものを示したが、図
6に示すように、予めパッケージ4に取付けた金属波板
5eを、ケース1に形成した凹所1a内の、側壁1bと
パッケージ4とのギャップA,Bに介在することによ
り、上記実施例と同様の効果を奏する。
マイクロストリップ基板3側に金属薄板5a,5bを設
けてパッケージ4を両側から押えるものを示したが、図
6に示すように、予めパッケージ4に取付けた金属波板
5eを、ケース1に形成した凹所1a内の、側壁1bと
パッケージ4とのギャップA,Bに介在することによ
り、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0032】実施例5.また、上記実施例1〜4はばね
上の金属薄板5a,5bやコイル状のばね5eを設ける
ものを示したが、組立作業性、組立後のリワーク作業性
等に若干の問題はあるが、図7に示すように、ギャップ
A,Bを導電性樹脂6により埋めるようにしてもよく、
上記実施例1〜4と同様の効果を奏する。
上の金属薄板5a,5bやコイル状のばね5eを設ける
ものを示したが、組立作業性、組立後のリワーク作業性
等に若干の問題はあるが、図7に示すように、ギャップ
A,Bを導電性樹脂6により埋めるようにしてもよく、
上記実施例1〜4と同様の効果を奏する。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
ケース上にキャリアを介して設けられたマイクロストリ
ップ基板と、パッケージに突設され、上記マイクロスト
リップ基板の線路パターン先端部に接続される中心コン
タクトとを設け、上記キャリヤ側より突設したばね性の
金属薄板を上記中心コンタクト下部の上記パッケージお
よびケース間のギャップを介して、上記パッケージに接
触さえるように構成したので、上記ギャップがあって
も、接地の強化により、共振点の発生を防止でき、また
損失、アイソレーション、反射特性等の性能劣化を防止
できるものが得られる効果がある。
ケース上にキャリアを介して設けられたマイクロストリ
ップ基板と、パッケージに突設され、上記マイクロスト
リップ基板の線路パターン先端部に接続される中心コン
タクトとを設け、上記キャリヤ側より突設したばね性の
金属薄板を上記中心コンタクト下部の上記パッケージお
よびケース間のギャップを介して、上記パッケージに接
触さえるように構成したので、上記ギャップがあって
も、接地の強化により、共振点の発生を防止でき、また
損失、アイソレーション、反射特性等の性能劣化を防止
できるものが得られる効果がある。
【0034】請求項2の発明によればばね性の金属薄板
をマイクロストリップ薄板を取り付けるキャリヤと兼用
させ、これを中心コンタクト下部のパッケージおよびケ
ース間のギャップを介して、そのパッケージに接触させ
るように構成したので、高周波モジュールの構成および
組立工数の削減とローコスト化を実現できるものが得ら
れる効果がある。
をマイクロストリップ薄板を取り付けるキャリヤと兼用
させ、これを中心コンタクト下部のパッケージおよびケ
ース間のギャップを介して、そのパッケージに接触させ
るように構成したので、高周波モジュールの構成および
組立工数の削減とローコスト化を実現できるものが得ら
れる効果がある。
【0035】請求項3の発明によればばね性の金属薄板
をパッケージ側から突設させて、パッケージを設置する
凹所内の側壁に接触させるように構成したので、マイク
ロストリップ基板側への金属薄板の面倒な敷込みを行う
ことなく、容易に接地の強化並びにこれによる損失、ア
イソレーション、反射特性を劣化を防止でき、共振点の
発生を簡単に防止できるものが得られる効果がある。
をパッケージ側から突設させて、パッケージを設置する
凹所内の側壁に接触させるように構成したので、マイク
ロストリップ基板側への金属薄板の面倒な敷込みを行う
ことなく、容易に接地の強化並びにこれによる損失、ア
イソレーション、反射特性を劣化を防止でき、共振点の
発生を簡単に防止できるものが得られる効果がある。
【0036】請求項4の発明によれば導電性樹脂を中心
コンタクト下部のパッケージおよびケース間のギャップ
に介在するように構成したので、極めて簡単な作業およ
び構成にて、接地の強化並びにこれによる損失、アイソ
レーション、反射特性の劣化を防止でき、共振点の発生
を防止できるものが得られる効果がある。
コンタクト下部のパッケージおよびケース間のギャップ
に介在するように構成したので、極めて簡単な作業およ
び構成にて、接地の強化並びにこれによる損失、アイソ
レーション、反射特性の劣化を防止でき、共振点の発生
を防止できるものが得られる効果がある。
【図1】請求項1の発明の一実施例による高周波モジュ
ールを示す平面図である。
ールを示す平面図である。
【図2】図1における金属薄板付近を示す平面図であ
る。
る。
【図3】図1における金属薄板付近を拡大して示す正面
断面図である。
断面図である。
【図4】請求項2の発明の一実施例による高周波モジュ
ールの要部を示す正面断面図である。
ールの要部を示す正面断面図である。
【図5】請求項3の発明の一実施例による高周波モジュ
ールの要部を示す正面断面図である。
ールの要部を示す正面断面図である。
【図6】請求項3の発明の他の実施例による高周波モジ
ュールの要部を示す正面断面図である。
ュールの要部を示す正面断面図である。
【図7】請求項4の発明の一実施例による高周波モジュ
ールの要部を示す正面断面図である。
ールの要部を示す正面断面図である。
【図8】従来の高周波モジュールを示す平面図である。
【図9】図8における高周波モジュールの正面断面図で
ある。
ある。
1 ケース 1a 凹所 2 キャリヤ 3 マイクロストリップ基板 4 パッケージ 4a,4b 中心コンタクト 5a,5b,5c,5d 金属薄板 5e 金属波板 6 導電性樹脂
Claims (4)
- 【請求項1】 ケース上に設けられたドロップインタイ
プデバイスの金属製のパッケージと、上記ケース上にキ
ャリヤを介して設けられたマイクロストリップ基板と、
上記パッケージに突設され、上記マイクロストリップ基
板の線路パターン先端部に接続される中心コンタクト
と、上記キャリヤ側より突設されて、上記中心コンタク
ト下部の上記パッケージおよびケース間のギャップを介
して、上記パッケージに接触するばね性の金属薄板とを
備えた高周波モジュール。 - 【請求項2】 ケース上に設けられたドロップインタイ
プデバイスの金属製のパッケージと、上記ケース上に設
けられたマイクロストリップ基板と、上記パッケージに
突設され、上記マイクロストリップ基板の線路パターン
先端部に接続される中心コンタクトと、上記マイクロス
トリップ基板を取り付けており、かつ上記中心コンタク
ト下部の上記パッケージおよびケース間のギャップを介
して、上記パッケージに接触するキャリヤ兼用のばね性
の金属薄板とを備えた高周波モジュール。 - 【請求項3】 ケース上に設けられたドロップインタイ
プデバイスの金属製のパッケージと、上記ケース上に設
けられたマイクロストリップ基板と、上記パッケージに
突設され、上記マイクロストリップ基板の線路パターン
先端部に接続される中心コンタクトと、上記パッケージ
側より突設されて、上記中心コンタクト下部の上記パッ
ケージおよびケース間のギャップを介して、上記パッケ
ージを設置する凹所内の側壁に接触するばね性の金属薄
板または金属波板とを備えた高周波モジュール。 - 【請求項4】 ケース上に設けられたドロップインタイ
プデバイスの金属製のパッケージと、上記ケース上に設
けられたマイクロストリップ基板と、上記パッケージに
突設され、上記マイクロストリップ基板の線路パターン
先端部に接続される中心コンタクトと、該中心コンタク
ト下部の上記パッケージおよびケース間のギャップに介
在した導電性樹脂とを備えた高周波モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35532092A JPH06188602A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 高周波モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35532092A JPH06188602A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 高周波モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06188602A true JPH06188602A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18443242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35532092A Pending JPH06188602A (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 高周波モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06188602A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6028498A (en) * | 1997-09-05 | 2000-02-22 | Hewlett-Packard Company | Low inductance interconnect having a comb-like resilient structure |
WO2009054046A1 (ja) * | 2007-10-23 | 2009-04-30 | Panasonic Corporation | 無線装置 |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP35532092A patent/JPH06188602A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6028498A (en) * | 1997-09-05 | 2000-02-22 | Hewlett-Packard Company | Low inductance interconnect having a comb-like resilient structure |
WO2009054046A1 (ja) * | 2007-10-23 | 2009-04-30 | Panasonic Corporation | 無線装置 |
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