JPH06188598A - 基板の位置決め装置 - Google Patents

基板の位置決め装置

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JPH06188598A
JPH06188598A JP4336908A JP33690892A JPH06188598A JP H06188598 A JPH06188598 A JP H06188598A JP 4336908 A JP4336908 A JP 4336908A JP 33690892 A JP33690892 A JP 33690892A JP H06188598 A JPH06188598 A JP H06188598A
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JP
Japan
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substrate
pressing member
conveyor
positioning
motor
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Application number
JP4336908A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Inoue
和英 井上
Takashi Washimi
隆氏 鷲見
Toshimasa Hirate
利昌 平手
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の大きさに合わせて各部を調節する等の
段取り作業が不要で、しかも基板に無理な力が作用する
ことのないようにする。 【構成】 コンベア17により搬送されてきた基板16
はストッパ25に当接して停止する。すると、サーボモ
ータ30によりねじ棒29が回転され、このねじ棒29
の回転に伴って押圧部材28が矢印C方向に移動する。
押圧部材28が基板16に当接してガイド板19bに押
し付ける。すると、荷重センサ31により検出される押
圧力が増大し、その押圧力が設定値になると、サーボモ
ータ30が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の実装等のた
めに、コンベアにより搬送されてきた基板を位置決めす
るための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の位置決め装置の一例を図
13に示す。同図において、一対のガイドレール1,2
の内側には、図示はしないが一対の幅の狭いコンベアベ
ルトが設けられており、基板3はこのコンベアベルトに
乗せられて矢印A方向に搬送される。上記一対のガイド
レール1,2は搬送される基板3のガイドをなすもの
で、一方のガイドレール1はねじ機構4のハンドル5を
回すことによって矢印B方向に移動可能に構成されてお
り、これによって一対のガイドレール1,2の間隔を、
基板3の幅寸法に応じて調節できるようにしている。
【0003】基板3がコンベアベルトによりストッパ6
に当接する位置まで搬送されると、図示しないバックア
ッププレートが上昇して基板3を受け支持すると共に、
このバックアッププレートに設けられた一対の位置決め
ピン7,7が基板3に形成された基準孔8,8に嵌入す
る。これにより、基板3の位置決めがなされ、この位置
決め状態において基板3に電子部品が装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の位置決め装置では、基板3を正確に位置決めす
るために、基準孔8,8に位置決めピン7,7を嵌入さ
せるには、基板3がコンベアベルトにより搬送されてき
た段階で、或る程度の位置決めがなされている必要があ
る。
【0005】そのためには、ガイドレール1とガイドレ
ール2の間隔を基板3の幅寸法に合わせておく必要があ
る。従って、位置決めする基板の大きさが異なると、そ
の度に、一対のガイドレール1,2の間隔寸法を基板の
幅寸法に応じて調節したり、ピン7,7の間隔を基板の
基準孔の間隔に応じて調節したりする、という段取り作
業を行わねばならず、面倒である。しかも、ガイドレー
ル1,2の間隔を間違えたり、ピン7,7の間隔を間違
えたりすると、基板に無理な力が作用し、破損するおそ
れがある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、基板の大きさに合わせて各部を調節す
るという段取り作業が不要で、しかも基板に無理な力が
作用するおそれがない基板の位置決め装置を提供するに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の基板の位置決め装置は、コンベアにより搬
送されてきた基板を、搬送方向と交差する方向に移動す
る押圧部材により位置決め基準部に押し付けて位置決め
するものにおいて、モータと、このモータの回転を前記
押圧部材の移動に変換する手段と、前記押圧部材に設け
られ当該押圧部材が基板に及ぼす押圧力を検出する荷重
センサと、この荷重センサにより検出された荷重が所定
値以上になったとき前記モータを停止させる制御手段と
を具備してなることを特徴とするものである。この場
合、荷重センサは位置決め基準部に設けても良い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、ピンを基板の基準孔に嵌入
して位置決めする方式ではないから、コンベアの搬送中
に基板をガイドレールにより位置規制する必要性がな
い。また、基板に対する押圧部材の押圧力が所定値以上
になると、そこでモータが停止するから、基板に無理な
力が作用するおそれがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を部品実装装置
に適用して図1ないし図5を参照しながら説明する。
【0010】部品実装装置の概略構成を図4により説明
するに、同装置は、直交座標型ロボット11に設けられ
たヘッド12を備え、このヘッド12により部品供給部
13に配置された電子部品14を把持し、この電子部品
14を本発明に係る位置決め装置15により位置決めさ
れた基板16に装着する構成のものである。
【0011】上記位置決め装置15は、図1ないし図3
に示すように、基板16を搬送するコンベア17を備え
ている。このコンベア17は部品実装装置のベース18
に取り付けられた一対のガイド板19a,19b間に設
けられ、前工程装置から送られてくる基板16を位置決
め部分に搬入する搬入側コンベア17Aと、基板16の
位置決め部分に設けられた中間コンベア17Bと、電子
部品14を実装した後の基板16を次工程装置に送る搬
出側コンベア17Cとから構成されている。
【0012】コンベア17のうち、搬入側コンベア17
Aおよび搬出側コンベア17Cは共にコンベアベルト2
0,21により構成され、このコンベアベルト20,2
1は図示しないモータにより駆動される。また、中間コ
ンベア17Bは、両端部が一対のガイド板19a,19
bに回転可能に支持された複数のコンベアローラ22に
より構成されている。なお、これらコンベアローラ22
は、図示しないモータによりベルト伝動機構等により回
転駆動されるように構成されている。
【0013】部品実装装置のベース18には、中間コン
ベア17Bの下方に位置してフレーム23が配設されて
いる。このフレーム23のうち、中間コンベア17Bの
搬送方向側終端部に対応する部位のガイド板19a側に
は、エアシリンダ24が取り付けられ、このエアシリン
ダ24のロッド24aに、搬送されてくる基板16を係
止するストッパ25が取り付けられている。また、フレ
ーム23には、ストッパ25の近傍に位置して基板検出
センサ26が取り付けられている。なお、基板検出セン
サ26は例えば反射形の光センサにより構成されてい
る。
【0014】フレーム23には、コンベアローラ22の
相互間に位置してガイドバー27が複数本取り付けられ
ている。このガイドバー27には、押圧部材28がコン
ベア17の搬送方向と交差する方向、例えば直交する方
向に移動可能に支持されている。また、フレーム23に
は、複数本のねじ棒29が各ガイドバー27の上方に位
置するようにして回転可能に設けられていると共に、各
ねじ棒29を正逆回転駆動するサーボモータ30が取り
付けられている。そして、ねじ棒29は押圧部材28に
設けられたナット(図示せず)に螺合されており、従っ
て各押圧部材28は、各ねじ棒29がサーボモータ30
により正逆回転されると、その回転方向に応じて矢印C
方向および矢印Cとは反対方向に移動するようになって
いる。そして、各押圧部材28は、矢印C方向に移動さ
れると、ストッパ25に係止された基板16に当接する
ようになっており、この基板16に当接する上端部に
は、例えば圧電式力センサからなる荷重センサ31が装
着されている。
【0015】一方、図5は制御構成を示すもので、同図
の制御手段たる制御装置32はマイクロコンピュータを
含んで構成されており、この制御装置32には、基板検
知センサ26、荷重センサ31の検出信号が入力され
る。そして、制御装置32はこれら検出信号および予め
設定されたプログラムに基づいて各サーボモータ30お
よびエアシリンダ24の圧縮空気供給路の切換用電磁弁
33を制御する。
【0016】ここで、制御装置32には、操作盤35か
ら基板16の大きさのデータを入力できるように構成さ
れている。制御装置32は、基板16の位置決め時にお
いては、入力された基板16の大きさのデータに基づ
き、押圧部材28が基板16に接する直前の位置までは
高速移動し、その後、低速移動するようにサーボモータ
30を制御する。そして、制御装置32は、基板16の
大きさのデータから押圧部材28が基板16に及ぼす押
圧力の最適値を設定し、押圧部材28の低速移動時に荷
重センサ31がその最適な押圧力(荷重)を検出したと
き、サーボモータ30を停止させるようになっている。
【0017】また、制御装置32は、基板16の大きさ
のデータに基づいて、押圧部材28が基板16に接する
前の位置にあると判断される場合において、荷重センサ
31が所定値以上の荷重を検出したときには、サーボモ
ータ30を停止させると共に、図35に示す報知器35
を作動させるようになっている。なお、制御装置32
は、サーボモータ30に設けられたロータリエンコーダ
30aから入力される検出信号により押圧部材28の位
置を検知するように構成されている。
【0018】次に上記構成の作用を説明するに、今、図
示しない前工程装置から部品実装装置に基板16が供給
されたとすると、その基板16は、搬入側コンベア17
Aのベルト20により矢印D方向に搬送され、中間コン
ベア17Bのコンベアローラ22に移される。そして、
基板16はコンベアローラ22の回転によって矢印D方
向に搬送され、エアシリンダ24により上方に移動され
た状態にあるストッパ25に係止されて停止する。
【0019】基板16がストッパ25に係止される位置
まで送られてくると、基板検知センサ26が検出信号を
出力するため、制御装置32が各サーボモータ30を正
方向に高速回転させて各押圧部材28を高速度で矢印C
方向に移動させる。押圧部材28が基板16の直ぐ近く
まで移動すると、制御装置32はサーボモータ30を低
速回転に切り替えて押圧部材28を低速移動させる。こ
の低速移動により、押圧部材28が基板16に当接して
該基板16を位置決め基準部たるガイド板19bに押し
付けるようになる。基板16がガイド板19bに押し付
けられると、押圧部材28が基板16に及ぼす押圧力が
次第に増加するが、その押圧力(荷重)は荷重センサ3
1により検出されて制御装置32に入力される。そし
て、荷重センサ31の検出荷重が基板16に最適な荷重
になると、制御装置32がサーボモータ30を停止させ
る。
【0020】以上のように、コンベアローラ22がその
搬送力により基板16をストッパ25に押し付けると共
に、押圧部材28が基板16をガイド板19bに押し付
けることにより、基板16は直交する2方向の位置決め
がなされることとなって正規の位置にセットされる。こ
の状態で、部品実装装置のヘッド12が動作して電子部
品14を基板16の所定位置に装着する。
【0021】電子部品14の装着を終えると、制御装置
32がサーボモータ30を高速度で逆方向に回転させて
押圧部材28を高速で矢印Cとは反対方向に移動させて
原位置に戻すと共に、電磁弁33を切り替え動作させて
エアシリンダ24によりストッパ25を下降させる。こ
れにより基板16の係止が解除されるため、基板16が
コンベアローラ22により矢印D方向に移動され、そし
て搬出側コンベアのベルト21により部品実装装置から
次工程装置へと搬出される。
【0022】このように本実施例によれば、押圧部材2
8により基板16をガイド板19bに押し付けて位置決
めする構成であるので、従来のピンを基板の基準孔に嵌
入させて位置決めを行う構成のものとは異なり、中間コ
ンベア17Bに搬送されてきたときの基板16の位置が
幅方向(図1で上下の方向)にずれていても位置決めで
きる。このため、ガイド板19a,19bの間隔を基板
16の幅寸法に合わせて調節する等の段取り作業を行わ
ずとも済む。
【0023】また、押圧部材28により基板16をガイ
ド板19bに押し付ける際、荷重センサ31により検出
される押圧力がその基板16にとって最適な押圧力にな
ると、サーボモータ30が停止し、押圧力がそれ以上増
加しないようになされるので、基板16に無理な力が作
用して破損するというおそれがない。
【0024】なお、上記実施例では、荷重センサ31を
押圧部材28に設けたが、荷重センサ31を位置決め基
準部たるガイド板19bに各押圧部材28に一対一の関
係で設け、荷重センサ31が所定の押圧力を検出したと
き、その押圧部材28を駆動するサーボモータ30を停
止させるように構成しても良い。
【0025】図6は押圧部材に設けられる荷重センサと
して歪ゲージにより構成した本発明の第2の実施例を示
す。同図に示すように、押圧部材36の上端部分には、
左右方向に貫通する略「エ」字形の孔37が形成されて
いる。そして、押圧部材36の上端部の前後両面には、
孔37の上下両端部分に対応位置して計4個の歪ゲージ
38が取着されている。これら歪ゲージ38はブリッジ
接続され、押圧部材36の変形を電圧信号として出力す
るように構成されている。このように押圧部材36に直
接歪ゲージ38を取着しても、基板16に与える押圧力
を検出できるものである。
【0026】図7ないし図9は本発明の第3の実施例を
示すもので、これら図7ないし図9に前記第1の実施例
を示す図1ないし図3と同一機能部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略し、以下に異なる部分を説明す
る。
【0027】この実施例では、押圧部材28は2個のみ
設けられている。このうち左側の押圧部材28のねじ棒
29はストッパ25の近傍の定位置に配設されている。
一方、右側の押圧部材28のねじ棒29はコンベア17
の搬送方向に沿う方向(矢印D方向および矢印Dとは反
対方向)に位置変換可能に設けられており、従って右側
の押圧部材28は搬送方向に沿う方向に位置を変換でき
るようになっている。
【0028】ここで、右側の押圧部材28の位置変換構
成につき説明する。すなわち、フレーム23には、スラ
イド台39がコンベア17の搬送方向に沿った方向に往
復移動可能に設けられていると共に、コンベア17の搬
送方向に沿った方向に延びるねじ棒40が設けられてい
る。このねじ棒40はスライド台39に設けられた図示
しないナットに螺合され、フレーム23に取り付けられ
たサーボモータ41により正逆回転駆動されるようにな
っている。
【0029】スライド台39には、ガイドバー27およ
びねじ棒29が設けられており、ガイドバー27には可
動板42が支持されている。そして、ねじ棒29は可動
板42に設けられたナット(図示せず)に螺合されてお
り、従ってねじ棒29の回転により可動板42が移動す
る。可動板42には、エアシリンダ43が設けられてい
て、このエアシリンダ43のロッド43aに押圧部材2
8が取り付けられている。
【0030】このように構成した本実施例では、左側の
押圧部材28により基板の左側を押圧し、右側の押圧部
材28により基板の右側を押圧する。そして、基板が十
分に長い場合には、右側の押圧部材28を図7に示す位
置にセットしておく。基板が短い場合には、その長さに
応じた量だけスライド台39を左方に移動させて押圧部
材28の位置を変換する。
【0031】この位置変換を行う場合、まずエアシリン
ダ43により押圧部材28を下降させて、スライド台3
9の移動時に押圧部材28がコンベアローラ22に当た
ることのないようにする。この状態で、サーボモータ4
1によりねじ棒40を回転させてスライド台39を移動
させ、所定距離移動したところでサーボモータ41を停
止させる。そして、エアシリンダ43により押圧部材2
8を上昇させる。
【0032】このように構成した本実施例によれば、基
板の長さが長短異なっても、2個の押圧部材28で基板
の左右両側を押圧することができる。このため、2個の
押圧部材28で基板の長さの長短変化に対応でき、押圧
部材28の個数を削減することができる。
【0033】図10ないし図12は本発明の第4の実施
例を示すもので、上述の第3の実施例と同一機能部分に
は同一符号を付して詳細な説明を省略し、以下に異なる
部分のみ説明する。
【0034】右側の押圧部材28には、接触部としての
略「L」字形の接触片44が軸45により揺動可能に設
けられている。この接触片44は基板の角部の互いに直
交する2辺に接触するようになっており、各接触面には
荷重センサ31,31が設けられている。
【0035】また、左側の押圧部材28は右側のコンベ
ア17の搬送方向に沿う方向に位置変換可能に構成され
ている。この位置変換構成は右側の押圧部材28のそれ
と同一であるので、右側の構成部品と同一部品には同一
符号を付して説明を省略する。この左側の押圧部材28
のスライド台39には、ストッパ25のエアシリンダ2
4および基板検出センサ26が設けられている。
【0036】この構成において、右側の押圧部材28は
前述の第3の実施例で説明したと同様にスライド台39
の移動により基板の長さに応じた位置にセットされる。
その後の基板の位置決め時には、ねじ棒40によりスラ
イド台39を矢印E方向に移動させると共に、ねじ棒2
9により可動板42を矢印C方向に移動させる。これに
より、接触片44が基板の角部の2辺を押圧し、基板を
ガイド板19bに押し付けると共に、ストッパ25に押
し付ける。この場合、矢印C方向の押圧力を検出する荷
重センサ31の検出圧力が設定値になるとサーボモータ
30が停止し、矢印E方向の押圧力を検出する荷重セン
サ31の検出圧力が設定値になると、サーボモータ41
が停止するようになっている。
【0037】また、図10に示す基板45のように切欠
部45aがある場合には、左側のスライド台39を切欠
45aの深さ相当分だけ右方に移動させる。この場合
も、押圧部材28、ストッパ25がコンベアローラ22
に当たらないようにするために、これらをエアシリンダ
24、43により下降させておくものである。
【0038】このように本実施例によれば、右側の押圧
部材28の接触片44により基板を2方向から押圧する
ので、位置決め基準部たるストッパ25にも所定の押圧
力で押し付けることができ、位置決め精度が良くなる。
また、切欠45aを有した基板45の場合でも、その基
板45を左側に寄り過ぎないようにすることができ、基
板45がヘッド12の動作範囲から外れた部位で位置決
めされるという不具合を生ずるおそれがない。なお、第
3および第4の実施例においても、荷重センサ31は位
置決め基準部たるガイド板19bおよびストッパ25に
設けるようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果を得ることができる。
【0040】請求項1記載の基板の位置決め装置では、
搬送方向と交差する方向に移動する押圧部材により基板
を位置決め基準部に押し付けて位置決めすると共に、荷
重センサにより検出された荷重が所定値以上になったと
き押圧部材を移動させるためのモータを停止させる構成
としたので、コンベアの搬送中に基板を位置規制する必
要性がなくなるので、基板の大きさに合わせてガイドレ
ールの幅を変更する等の段取り作業を省略することがで
き、また基板に無理な押圧力が作用するおそれがなく、
破損のおそれがなくなる。
【0041】請求項2記載の基板の位置決め装置では、
押圧部材を、コンベアの搬送方向に沿う方向に位置変換
可能に構成したことにより、押圧部材の個数を少なくす
ることができる。
【0042】請求項3記載の基板の位置決め装置では、
押圧部材に基板の角部の二辺に当接して該基板を互いに
交差する二方向に押圧する構成としたことにより、基板
の位置決め精度を高めることができる。
【0043】請求項4記載の基板の位置決め装置では、
基板の搬送方向側の端部を係止するストッパを、コンベ
アの搬送方向と交差する方向に位置変換可能に設ける構
成としたことにより、基板に切欠が設けられていても、
通常の位置決めを行う部位から基板が大きくずれるおそ
れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の概略的な平
面図
【図2】概略的な縦断正面図
【図3】概略的な縦断側面図
【図4】部品実装装置の斜視図
【図5】制御構成を示すブロック図
【図6】本発明の第2の実施例を示すもので、(a)は
押圧部材の部分正面図、(b)は同側面図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図8】図2相当図
【図9】図3相当図
【図10】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図11】図2相当図
【図12】図3相当図
【図13】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
12はヘッド、14は電子部品、15は位置決め装置、
16は基板、17はコンベア、18はベース、19bは
ガイド板(位置決め基準部)、22はコンベアローラ、
25はストッパ(位置決め基準部)、28は押圧部材、
29はねじ棒、30はサーボモータ、31は荷重セン
サ、32は制御装置(制御手段)、36は押圧部材、3
9はスライド台、40はねじ棒、41はサーボモータ、
42は可動板、44は接触片(接触部)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアにより搬送されてきた基板を、
    搬送方向と交差する方向に移動する押圧部材により位置
    決め基準部に押し付けて位置決めするものにおいて、モ
    ータと、このモータの回転を前記押圧部材の移動に変換
    する手段と、前記押圧部材に設けられ当該押圧部材が基
    板に及ぼす押圧力を検出する荷重センサと、この荷重セ
    ンサにより検出された荷重が所定値以上になったとき前
    記モータを停止させる制御手段とを具備してなる基板の
    位置決め装置。
  2. 【請求項2】 コンベアにより搬送されてきた基板を、
    搬送方向と交差する方向に移動する押圧部材により位置
    決め基準部に押し付けて位置決めするものにおいて、モ
    ータと、このモータの回転を前記押圧部材の移動に変換
    する手段と、前記位置決め基準部のうち前記基板が押し
    付けられる部分に設けられ当該基板が位置決め基準部に
    及ぼす押圧力を検出する荷重センサと、この荷重センサ
    により検出された荷重が所定値以上になったとき前記モ
    ータを停止させる制御手段とを具備してなる基板の位置
    決め装置。
  3. 【請求項3】 押圧部材は、コンベアの搬送方向に沿う
    方向に位置変換可能であることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の基板の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 2台のモータにより、コンベアの搬送方
    向と交差する方向、およびその搬送方向に沿う方向とに
    往復移動される押圧部材を備え、この押圧部材には、基
    板の角部の二辺に当接して該基板を互いに交差する二方
    向に押圧するための接触片が回動可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    基板の位置決め装置。
  5. 【請求項5】 基板の搬送方向側の端部を係止するスト
    ッパが、コンベアの搬送方向に沿う方向に位置変換可能
    に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の基板の位置決め装置。
JP4336908A 1992-12-17 1992-12-17 基板の位置決め装置 Pending JPH06188598A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10160079A1 (de) * 2001-12-07 2003-07-10 Siemens Ag Vorrichtung zum Klemmen einer Leiterplatte
KR100395538B1 (ko) * 1999-02-12 2003-08-25 미래산업 주식회사 표면실장기의 콘베이어 폭 조절장치 및 그 방법

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