JPH0618773U - 供給排出弁 - Google Patents

供給排出弁

Info

Publication number
JPH0618773U
JPH0618773U JP5811792U JP5811792U JPH0618773U JP H0618773 U JPH0618773 U JP H0618773U JP 5811792 U JP5811792 U JP 5811792U JP 5811792 U JP5811792 U JP 5811792U JP H0618773 U JPH0618773 U JP H0618773U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
supply
valve body
discharge
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5811792U
Other languages
English (en)
Inventor
司 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koganei Corp filed Critical Koganei Corp
Priority to JP5811792U priority Critical patent/JPH0618773U/ja
Publication of JPH0618773U publication Critical patent/JPH0618773U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被作動部材に対する流体の供給と流体の排出
とを制御する供給排出弁を小形化することを目的とす
る。 【構成】 空圧源13は供給ポート14aに接続され、
流体が流入される被作動部材12は充填ポート14bに
接続されている。供給ポート14aに連通する流入側流
体室15内に位置する第1弁体23と、充填ポート14
bに連通する流出側流体室17内に位置する第2弁体2
4とを有する供給側切換弁21が弁本体14に摺動自在
に設けられている。ばね29により付勢されたばね力に
抗して供給側切換弁21を作動して第1弁体23を開く
と、供給ポート14aから充填ポート14bには流体が
供給される。充填ポート14bに流体圧が作用しても、
第1弁体23と第2弁体24との受圧面積の相違から供
給側切換弁21には、第1弁体23を閉塞する方向の圧
力が作用する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体により作動するアクチュエータ等に対する流体の供給と排出と を制御する供給排出弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空圧あるいは油圧等の流体により作動するアクチュエータと流体源との間に設 けられ、アクチュエータに対する流体の供給と排出とを制御するために供給排出 弁が使用されている。
【0003】 図3は、上下動部材1を上下に駆動するためのアクチュエータ2と空圧源3と の間に設けられた従来の供給排出弁4を示す図であり、この弁4は、空圧源3に 接続された供給ポート4aと、アクチュエータ2に接続された充填ポート4bと を結ぶ供給流路5に設けられた供給側切換弁6を有し、更に、充填ポート4bと 、外部に開口された排出ポート4cとを結ぶ排出流路7に設けられた排出側切換 弁8を有している。供給流路5には、供給ポート4aから充填ポート4bに向か う空気の流れを許容し、逆方向の流れを阻止するための逆止弁9が設けられてい る。
【0004】 両弁体6、8は、それぞれ手動により作動する二位置切換弁によって形成され ており、通常では図3に示されるようにばね力により、それぞれ流路を閉塞する 位置となっている。上下動部材1を上昇させる際には、供給側切換弁6を手動に より作動させると、供給流路5が開かれて空圧源3からの圧縮空気が充填ポート 4bを経てアクチュエータ2に供給され、作動部材1が上昇駆動される。この状 態で排出側切換弁8を手動により作動させると、排出流路7が開かれることにな り、上下動部材1に加わる負荷により、アクチュエータ2内の空気は排出ポート 4cを通って外部に排出される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような供給排出弁を、例えば、自動車に搭載されるリクライニング装置と して使用する場合等のように、設置スペースに限界がある部位に設ける場合には 、できるだけ弁を小形化することが望まれている。しかしながら、上述した従来 の供給排出弁は、それぞれ二位置切換弁式の供給側切換弁6と排出側切換弁8と の2つの切換弁に併せて逆止弁9を有しているために、小形化に限界があった。
【0006】 そこで、本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目 的は、所望の機能を具備しつつより小形の供給排出弁を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、流体圧源に接続される供給ポートと、流 体が流入される被作動部材に接続される充填ポートと、当該充填ポートに接続さ れ前記被作動部材内の流体を外部に排出する排出ポートとを弁本体に設け、前記 供給ポートに連通された流入側流体室内に位置し、当該流入側流体室を閉じる方 向のばね力が付勢された第1弁体と、前記充填ポートに連通された流出側流体室 内に位置する第2弁体とを有する供給側切換弁を摺動自在に前記弁本体に設け、 前記充填ポートに連通された流入側流体室内に位置し、当該流入側流体室を閉じ る方向のばね力が付勢された排出側切換弁を摺動自在に前記弁本体に設け、前記 第1弁体に対して充填ポートの流体圧が作用する受圧面の面積を、前記第2弁体 に対して前記充填ポートの流体圧が作用する受圧面積よりも小さい面積に設定し たことを特徴とする供給排出弁である。
【0008】
【作用】
上記構成の供給排出弁にあっては、供給ポートに連通された流入側流体室は供 給側切換弁の第1弁体に作用するばね力により通常は閉塞されている。このばね 力に抗して供給側切換弁が摺動されると、第1弁体が開いて流体圧源は充填ポー トと連通状態となり、被作動部材に流体圧が供給される。この第1弁体が閉じら れると、流体圧源からの流体圧により第1弁体にはこれを閉塞する圧力が作用し て、流体の供給を停止する逆止弁として機能する。更に、充填ポートに流体の圧 力が作用しても、その流体圧が第1弁体と第2弁体の両方に作用し、第2弁体の 受圧面積が、第1弁体の受圧面積よりも大きく設定されているので、充填ポート 側から供給ポート側に向かう流体の流れは供給側切換弁によって阻止され、逆流 を防止する逆止弁としても機能する。一方、被作動部材内の流体を外部に排出す るには、排出側切換弁を作動することによってなされる。
【0009】
【実施例】
以下、図示実施例により本考案を説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係る供給排出弁を示す断面図であり、図2は回路構 成図である。
【0011】 図2の供給排出弁は、図3に示された従来の弁と同様に、上下動部材11を上 下に作動させるアクチュエータ12と、空圧源13との間に設けられるようにな っており、空圧源13に接続される供給ポート14aと、アクチュエータ12に 接続される充填ポート14bと、外部に開口された排出ポート14cとが弁本体 14に形成されている。
【0012】 この弁本体14には、図1に示されるように、供給側切換弁21と排出側切換 弁22とが装着されている。供給側切換弁21は、供給ポート14aに連通して 形成された流入側流体室15に位置するポペット弁体23と、充填ポート14b に供給側流路16を介して連通された流出側流体室17に位置するスプール弁体 24とを有し、これらは弁棒25により一体となっている。
【0013】 そして、ポペット弁体23は第1弁体を構成し、スプール弁体24は第2弁体 を構成している。スプール弁体24の外側には、Oリング26を介して作動部2 7が設けられており、この作動部27は弁本体14の外部に突出している。
【0014】 流入側流体室15はプラグ28により外部から閉塞されており、このプラグ2 8とポペット弁体23との間には、圧縮コイルばね29が装着され、このばね2 9によりポペット弁体23に対して流入側流体室15を閉塞する方向のばね力が 付勢されている。尚、符号30は流路閉塞用のボールを示す。
【0015】 弁本体14には、充填ポート14bに連通する流入側流体室18と、排出ポー ト14cに連通する流出側流体室19とが形成され、これらの流体室18,19 には、供給側切換弁21と同一の構造の排出側切換弁22が設けられている。こ の排出側切換弁22の構成部材において、供給側切換弁21の構成部材と共通す る部材には、同一の番号に符号aが付されて示されている。したがって、この排 出側切換弁22のポペット弁体23aは流入側流体室18内に位置し、スプール 弁体24aは流出側流体室19内に位置している。
【0016】 供給側切換弁21のポペット弁体24の弁座部つまりバルブシートの内径を、 図示するように、D1 とし、スプール弁体24の外径つまり流出側流体室17の 内径をD2 とすると、D1 <D2 に設定されている。図示する場合には、D1 が 6.5mmとなり、D2 が7.0mmとなっている。これにより、充填ポート14b内の 流体圧は、ポペット弁体23とスプール弁体24とに対してそれぞれの弁体を押 す方向に作用するが、両弁体の面積差により結果的に供給側切換弁21のポペッ ト弁体23は閉じられる方向に作用する。
【0017】 したがって、この供給側切換弁21は、充填ポート14bからの流体が逆流す るのを防止するための逆止弁としての機能を有すると共に、ポペット弁体23が 閉じられた状態のもとでは、供給ポート14aから充填ポート14bに流体が流 れるのを防止する逆止弁としても機能する。
【0018】 次に、このように構成された供給排出弁の作動状態について説明すると、上下 動部材11を上昇移動させるには、操作者は供給側切換弁21の作動部27を押 圧してこの弁21を摺動させる。これにより、ポペット弁体23が開いて空圧源 13からの流体は流入側流体室15内から流路16を通って充填ポート14bに 至り、アクチュエータ12内に供給される。
【0019】 上下動部材11が所定の高さまで上昇したならば、操作者が作動部27から手 を離すと、ばね29のばね力によりポペット弁体23が流入側流体室15を閉塞 する。
【0020】 したがって、空圧源13からアクチュエータ12内への流体の流入は停止され る。この状態のもとでは、充填ポート14b内に作用する流体の圧力は、排出側 切換弁22の流入側流体室18にも作用するが、この流体の圧力がポペット弁体 23aにも作用することから、この流体室18は閉塞された状態を維持する。
【0021】 操作者が上下動部材11を下降させる場合には、排出側切換弁22の作動部2 7aを押圧してこの弁22を摺動させる。これにより、ホペット弁体23aが押 し広げられて、充填ポート14bは排出ポート14cと連通状態となり、アクチ ュエータ12内の流体は排出ポート14cを通って外部に排出される。
【0022】 尚、図示するように排出ポート14cから流体を外部に排出する場合には、排 出側切換弁22は、ポペット弁体23aを有し、スプール弁体24aを有しない タイプのものを用いても良いが、部品点数の増加を防止すべく、排出側切換弁2 2も供給側切換弁21と同様の構造のものを使用している。
【0023】 また、本考案は図示実施例に限定されず、2つの切換弁の間に供給側の切換弁 に向かう流体の流れを防止する逆止弁を有するタイプの弁に対しては、空圧のみ ならず、油圧回路に対しても使用することができる。油圧回路に使用される場合 には、排出ポート14cは油をタンクに戻すための油圧流路に接続される。
【0024】 更に、図示実施例にあっては、第1弁体23をポペット弁タイプの弁体とし、 第2弁体24をスプール弁タイプの弁体としたが、それぞれの弁体は上述したよ うな受圧面積を有し、流路の切換えを行なうのであれば、いずれのタイプの弁体 を使用しても良い。
【0025】
【考案の効果】
上述のように、供給ポートと充填ポートとの間の流路を開閉する供給側切換弁 と、充填ポートと排出ポートとの間の流路を開閉する排出側切換弁との間には、 逆止弁を設けることなく、供給側切換弁が逆止弁としての機能を有しているので 、小形で所望の機能を有する供給排出弁が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る供給排出弁を示す断面
図である。
【図2】図1に示された本考案の供給排出弁の概略構造
を示す回路図である。
【図3】従来の供給排出弁の概略構造を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 上下動部材 2 アクチュエータ 3 空圧源 4 供給排出弁 4a 供給ポート 4b 充填ポート 4c 排出ポート 5 供給流路 6 供給側切換弁 7 排出流路 8 排出側切換弁 9 逆止弁 11 上下動部材 12 アクチュエータ(被作動部材) 13 空圧源 14 弁本体 14a 供給ポート 14b 充填ポート 14c 排出ポート 15 流入側流体室 16 供給側流路 17 流出側流体室 18 流入側流体室 19 流出側流体室 21 供給側切換弁 22 排出側切換弁 23 ポペット弁体(第1弁体) 23a ポペット弁体 24 スプール弁体(第2弁体) 24a スプール弁体 25 弁棒 26 Oリング 27 作動部 27a 作動部 28 プラグ 29 ばね 30 ボール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧源に接続される供給ポートと、流
    体が流入される被作動部材に接続される充填ポートと、
    当該充填ポートに接続され前記被作動部材内の流体を外
    部に排出する排出ポートとを弁本体に設け、 前記供給ポートに連通された流入側流体室内に位置し、
    当該流入側流体室を閉じる方向のばね力が付勢された第
    1弁体と、前記充填ポートに連通された流出側流体室内
    に位置する第2弁体とを有する供給側切換弁を摺動自在
    に前記弁本体に設け、 前記充填ポートに連通された流入側流体室内に位置し、
    当該流入側流体室を閉じる方向のばね力が付勢された排
    出側切換弁を摺動自在に前記弁本体に設け、 前記第1弁体に対して充填ポートの流体圧が作用する受
    圧面の面積を、前記第2弁体に対して前記充填ポートの
    流体圧が作用する受圧面積よりも小さい面積に設定した
    ことを特徴とする供給排出弁。
JP5811792U 1992-08-19 1992-08-19 供給排出弁 Pending JPH0618773U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5811792U JPH0618773U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 供給排出弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5811792U JPH0618773U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 供給排出弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0618773U true JPH0618773U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13075039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5811792U Pending JPH0618773U (ja) 1992-08-19 1992-08-19 供給排出弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0618773U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109654259A (zh) * 2018-12-27 2019-04-19 深圳市硕锐科技有限公司 电磁阀
WO2020100201A1 (ja) * 2018-11-12 2020-05-22 太平洋工業株式会社 複合弁

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020100201A1 (ja) * 2018-11-12 2020-05-22 太平洋工業株式会社 複合弁
EP3680529A4 (en) * 2018-11-12 2020-07-15 Pacific Industrial Co., Ltd. COMPOSITE VALVE
JPWO2020100201A1 (ja) * 2018-11-12 2021-05-06 太平洋工業株式会社 複合弁
CN109654259A (zh) * 2018-12-27 2019-04-19 深圳市硕锐科技有限公司 电磁阀

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3659625A (en) Drain valve device
US4149565A (en) Pilot controlled poppet valve assembly
CN101473284A (zh) 流体控制阀
JPH0583405U (ja) 圧力補償弁を備えた操作弁
JPH0716943Y2 (ja) 方向制御弁
JPH10505402A (ja) 復動式の消費器に用いられるエレクトロハイドロリック式の制御装置
US7216578B2 (en) Hydraulic actuating device
JPH0618773U (ja) 供給排出弁
JPH0374608A (ja) 流量制御回路
JPH07279906A (ja) 油圧制御装置
MXPA01003109A (es) Gato hidraulico impulsado por aire con control de aire de cierre automatico deteccion de carga.
JPH0247820Y2 (ja)
JP2560794Y2 (ja) 電磁弁
JP2858168B2 (ja) リフト運搬台車等の昇降用油圧装置
GB2259968A (en) Double-seat valve device
CN216009062U (zh) 卸荷阀和闭芯式液控多路阀工作液压系统
JPH02566B2 (ja)
JPH04224302A (ja) 反転防止弁
JPH073043Y2 (ja) シリンダの下降動作防止機能を備えた制御装置
JP2002235701A (ja) 液圧制御装置
JPS6212884Y2 (ja)
WO2008048927A2 (en) Zero-leak variable rate high pressure metering valve
JP2547609Y2 (ja) 油圧パイロット式操作弁
JPH064138A (ja) 流量制御弁
JPH08226404A (ja) 油圧制御弁