JPH06187714A - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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Publication number
JPH06187714A
JPH06187714A JP5160848A JP16084893A JPH06187714A JP H06187714 A JPH06187714 A JP H06187714A JP 5160848 A JP5160848 A JP 5160848A JP 16084893 A JP16084893 A JP 16084893A JP H06187714 A JPH06187714 A JP H06187714A
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JP
Japan
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signal
audio signal
rotation
external audio
cassette tape
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Application number
JP5160848A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Koide
敏弘 小出
Masaki Shimotori
正樹 霜鳥
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カセットテープ形状のケース1A内にリール
ハブの回転検出手段を有する信号伝送装置1であって、
当該信号伝送装置1がカセットテープレコーダ装置に装
着されると、上記回転検出手段がリールハブの回転を検
出し、この回転検出信号を制御信号として信号伝送線4
を介してCDプレーヤ装置に供給する。 【効果】 上記制御信号は、リールハブの回転に応じた
ものとなるため、該制御信号により、上記カセットテー
プレコーダ装置の動作状態を知ることができ、該カセッ
トテープレコーダ装置の動作状態に合わせて上記CDプ
レーヤ装置の動作を制御することができる。このため、
このようなシステムを車に設けた場合、上記カセットテ
ープレコーダ装置を取り扱う感覚で上記CDプレーヤ装
置を操作することができ、該CDプレーヤ装置の操作の
ための脇見等を防止して安全運転に貢献することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば携帯用CDプレ
ーヤ装置や車載用のCDプレーヤ装置等に設けて好適な
信号伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用のカセットテープレコーダ
装置が知られている。この車載用のカセットテープレコ
ーダ装置は、車の運転を行いながら音楽等を楽しむこと
が考慮されており、カセットテープが装着されていない
状態ではカセット挿入口から該カセットテープが半分程
外に出た状態で保持されている。ユーザは、運転を行い
ながら、いわば手探り状態で上記半分程外に出た状態で
カセット挿入口に保持されているカセットテープを押し
込むと、該カセットテープがローディングされて装置内
に装着される。上記カセットテープが装着されると、該
カセットテープレコーダ装置内に設けられているシステ
ムコントローラがこれを検出し、自動的にテープの送り
を開始するとともに該テープに再生ヘッドを接触させて
再生を開始する。
【0003】すなわち、運転中に脇見をすることなく上
記カセットテープを装着したのみで自動的に再生を行う
ことができ、運転に支障をきたすことなく再生を行うこ
とができる。また、カセットテープに再生ヘッドを接触
させて再生を行う接触再生方式のため、走行中の振動等
の外乱に影響されることなく再生を行うことができる。
【0004】ここで、ディスク状記録媒体の記録トラッ
クに沿ってピット状に音声情報が記録されている、いわ
ゆるコンパクトディスク(CD)にレーザビームを照射
し、これにより生ずる反射光を検出して上記音声情報の
再生を行うCDプレーヤ装置が知られている。
【0005】このCDプレーヤ装置は、所望の音声情報
をアクセスする場合、上記CD上の所望の音声情報が記
録されている箇所に上記レーザビームの照射位置を移動
するだけでよいため、上記カセットテープレコーダ装置
よりも高速に該所望の音声情報をアクセスすることがで
きる。また、上記音声情報をデジタル的に処理するう
え、上記レーザビームを照射しその反射光により音声情
報の再生を行う非接触再生方式のため、ノイズが非常に
少なく高音質な音声情報を得ることができる。
【0006】このように、上記CDプレーヤ装置は優れ
た特性を有しているため、近年では、所望の場所まで簡
単に持ち運ぶことができ自由に音楽を楽しめるように、
軽量,小型化されるに至った。
【0007】この携帯用のCDプレーヤ装置は、上述の
ように持ち運び簡単なことから自動車の中にも設置する
ことができ、ユーザは、装置本体に設けられている再生
キーやリモートコントローラを操作して再生を行う。こ
れにより、車内においても高音質な音声情報を得ること
ができる。
【0008】また、今日においては、車載専用として開
発されたCDプレーヤ装置も知られている。上記車載用
のCDプレーヤ装置は、上記レーザビームを出射しこの
反射光を読み取る光学系自体が例えばバネで吊るすよう
にして設けられている。そして、再生を行う場合には、
ユーザがリモートコントローラや再生キーをオン操作し
て再生を指定する。これにより、車の走行による振動等
の外乱を上記バネの伸縮で吸収してデトラックを防止し
ながら正確に音声情報を再生することができ、車内にお
いて高音質な音声情報を楽しむことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記車載用の
テープレコーダ装置は、運転中、いわば手探りで上記カ
セットテープを探り当てて装着することができるうえ、
該カセットテープを装着すると自動的に再生が行われる
ようになっているため、運転中に脇見をすることがなく
安全であるが、接触再生方式によりアナログ的に再生を
行うため、高音質を得ることができない問題がある。
【0010】また、上記携帯用のCDプレーヤ装置は、
運転席前面に取り付けることを目的として作られていな
いので、自動車に持ち込んで使用する場合、自ずと助手
席等に置いて使用することになる。このため、上記車載
用のカセットテープレコーダ装置及び車載用のCDプレ
ーヤ装置と違って、助手席の方を向いて装置の操作キー
が設けられている操作パネル若しくはリモコンの操作パ
ネルを操作することとなり、脇見運転のようなかたちと
なるため非常に危険である。
【0011】また、上記車載用のCDプレーヤ装置は、
運転席前面に取り付けることを目的として作られている
ので、上記携帯用のCDプレーヤ装置等のように助手席
の方を向いて操作することはないが、やはり操作の際に
は装置の操作キーが設けられている操作パネル若しくは
リモコンの操作パネルの方を見る必要があり、多少なが
ら脇見運転のようなかたちとなり危険である。
【0012】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、車内に設けられるCDプレーヤ装置の操作性を
向上させて安全運転に貢献することができるような信号
伝送装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る信号伝送装
置は、カセットテープと同一形状に形成されたケース
と、上記ケース内に並設される一対のリールハブと、上
記リールハブの回転を検出する回転検出手段と、上記回
転検出手段からの回転検出信号を制御信号として外部音
声信号源に供給するための接続手段とを有することを特
徴として上述の課題を解決する。
【0014】また、本発明に係る信号伝送装置は、上記
ケース内に設けられ、外部音声信号源からの音声信号を
カセットテープレコーダ装置に供給する音声信号伝達手
段を有し、上記接続手段は、上記回転検出手段からの回
転検出信号を制御信号として上記外部音声信号源に供給
するとともに、上記外部音声信号源からの音声信号を上
記音声信号伝達手段に供給することを特徴として上述の
課題を解決する。
【0015】また、本発明に係る信号伝送装置は、上記
回転検出手段からの回転検出信号に基づいて、上記外部
音声信号源の動作を制御する制御信号を形成して上記接
続手段を介して上記外部音声信号源に供給する制御信号
出力手段を有することを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0016】また、本発明に係る信号伝送装置は、カセ
ットテープと同一形状に形成されたケースと、上記ケー
ス内に並設される一対のリールハブと、上記リールハブ
の回転を検出する回転検出手段と、上記ケース内に設け
られ、再生位置にあるカセットテープレコーダ装置の磁
気ヘッドと接触する位置に取り付けられる磁気ヘッド
と、機器本体外からの操作によって所定の動作を行う外
部音声信号源を制御するための制御信号を、上記回転検
出手段より出力される回転信号に基づいて形成して出力
する制御信号出力手段と、上記制御信号出力手段と上記
磁気ヘッド及び上記外部音声信号源を接続する信号伝送
線と、上記信号伝送線の先端部に設けられ、上記外部音
声信号源の制御信号入力端子及び音声信号出力端子に接
続する接続用プラグとを有することを特徴として上述の
課題を解決する。
【0017】また、本発明に係る信号伝送装置は、上記
制御信号出力手段は、上記リールハブの回転を検出した
ときには上記外部音声信号源を起動させる起動信号を出
力し、また、上記リールハブの停止を検出したときには
上記外部音声信号源を停止させる停止信号を出力するこ
とを特徴として上述の課題を解決する。
【0018】また、本発明に係る信号伝送装置は、上記
起動信号及び上記停止信号は、パルス出力、又は、電圧
出力としたことを特徴として上述の課題を解決する。
【0019】また、本発明に係る信号伝送装置は、上記
外部音声信号源と異なる型式の制御信号入力端子を有す
る外部音声信号源に対して接続可能な変換プラグを設け
たことを特徴として上述の課題を解決する。
【0020】また、本発明に係る外部音声信号源制御シ
ステムは、上述のいずれかの信号伝送装置と、上記信号
伝送装置を駆動するテープレコーダ装置と、上記外部音
声信号源とを有し、上記信号伝送装置は、上記テープレ
コーダ装置による駆動状態に応じた制御信号を上記外部
音声信号源に供給することを特徴として上述の課題を解
決する。
【0021】
【作用】本発明に係る信号伝送装置は、カセットテープ
と同一形状に形成されたケース内に一対のリールハブを
並設し、回転検出手段で上記リールハブの回転を検出
し、この回転検出信号を制御信号として接続手段を介し
て外部音声信号源に供給することにより、上記外部音声
信号源の動作を制御する。
【0022】また、本発明に係る信号伝送装置は、当該
信号伝送装置がカセットテープレコーダ装置に装着され
該カセットテープレコーダ装置が再生状態に設定される
と、リールハブが回転駆動される。回転検出手段は、上
記リールハブの回転を検出すると、この回転検出信号を
起動信号として出力する。この起動信号は、信号伝送線
およびプラグを介して外部音声信号源(例えばCDプレ
ーヤ装置等の音響機器)に供給される。これを受けて外
部音声信号源が起動する。この場合、外部音声信号源
は、その操作をリモートコントローラ(例えばイヤホン
と兼用したコントローラ)等により外部から制御できる
ものであり、そのリモートコントローラの操作に代り、
前記起動信号を入力することで起動する。
【0023】次いで、カセットテープレコーダ装置が再
生状態から停止状態に設定されると、これに伴ってリー
ルハブの回転が停止する。上記回転検出手段は、上記リ
ールハブが停止すると、これを検出して停止信号を出力
する。この停止信号は、上記信号伝送線およびプラグを
介して上記外部音声信号源に供給される。これを受けて
外部音声信号源は動作を停止する。
【0024】また、当該信号伝送装置が上記カセットテ
ープレコーダ装置に装着されている場合において、上記
カセットテープレコーダ装置が早送り又は巻き戻し操作
された場合、上記回転検出手段は、上記リールハブの回
転からこれを検出し、上記外部音声信号源を早送り状態
又は早戻し状態に制御する。
【0025】また、本発明に係る信号伝送装置は、カセ
ットテープレコーダ装置が再生状態に設定された場合、
その磁気ヘッドが信号伝送装置側の磁気ヘッドに当接す
る。この状態で起動信号を入力して外部音声信号源が起
動し、音声信号が出力されると、この音声信号が磁気ヘ
ッドを介してカセットテープレコーダ装置の磁気ヘッド
に供給される。これにより、外部音声信号源より出力さ
れた音声信号がカセットテープレコーダ装置で処理さ
れ、音声として出力される。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係る信号伝送装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0027】本発明に係る信号伝送装置は、図1に示す
ような構成を有しており、車載用のCDプレーヤ装置に
適用することができる。
【0028】すなわち、上記図1において、第1の実施
例に係る信号伝送装置1は、一般的に使用されている、
いわゆるコンパクトカセットテープと同一の形状で形成
されたケース1Aを有しており、このケース1Aの図面
右上端部分から内部回路に接続された複数芯から構成さ
れる信号伝送線4が引き出されている。上記信号伝送線
4の先端には接続用プラグ5が接続されており、この接
続用プラグ5はCDプレーヤ装置2の音声信号出力端子
(図示略)に接続するための音声信号用端子5Aと、同
CDプレーヤ装置2の制御信号入力端子(図示略)に接
続するための制御信号用端子5Bとから構成されてい
る。
【0029】次に、図2において上記信号伝送装置1
は、各々動力ギヤと一体になったリールハブ6A,6B
及びローラ7A,7Bを有している。上記ローラ7A,
7Bとリールハブ6Bとの間には、エンドレステープ8
が掛けられている。上記エンドレステープ8には、当該
信号伝送装置1をカセットテープレコーダ装置3に装着
し、再生状態に設定した場合に同カセットテープレコー
ダ装置3のキャプスタン軸(図示略)から動力が伝わる
ようになっており、これによりリールハブ6Bが回転す
るようになっている。
【0030】また、上記信号伝送装置1は、円盤状に形
成されたカムギヤ9を有している。このカムギヤ9は、
上記リールハブ6A,6Bの動力ギアと互いに噛み合っ
ており、該リールハブ6Bの回転にしたがって回転する
ようになっている。この場合、上記カムギア9と上記リ
ールハブ6A,6Bのギア比は1:1に決定されてお
り、上記リールハブ6A,6Bが1回転すると上記カム
ギア9も1回転するようになっている。
【0031】上記カムギア9の中央部分には環状に整列
された四つの永久磁石10A〜10Dが、互いに外側の
磁極が反対になるように整列配置されている。この場
合、図2に示すように磁石10A,10B,10C,1
0Dの外側の磁極がそれぞれS極、N極、S極、N極に
着磁されている。
【0032】また、上記信号伝送装置1は、磁界中に置
くことによりその接点が閉状態になるリードスイッチ1
1を有している。上記リードスイッチ11は、上記永久
磁石10A〜10Dに隣接配置されており、上記カムギ
ア9が1回転したときの磁石10A〜10Dの回転によ
り、その接点が2回開閉する。このため、上記カムギア
9を1回転させると、上記リードスイッチ11が2回開
閉し、2パルスの信号(以下、回転信号という。)が出
力されるようになっている。
【0033】上記リードスイッチ11より得られる回転
信号の周期は、信号伝送装置1本体をカセットテープレ
コーダ装置3に装着して、テープ再生(PLAY)した
場合と、テープ早送り(FWD)または巻き戻し(RE
W)した場合とで異なり、テープ早送りまたは巻き戻し
時は再生時より短くなる。テープ停止時には、回転信号
は磁石10A〜10Dの停止状態に応じて“H”または
“L”のいずれか一方の状態を維持する。
【0034】上記リールハブ6A,6B、ローラ7A,
7B、エンドレステープ8、カムギア9、磁石10A〜
10Dおよびリードスイッチ11はパルス発生器(回転
検出手段)100を構成する。
【0035】また、上記信号伝送装置1は、カセットテ
ープレコーダ装置3の磁気ヘッド(図示略)を再生位置
に設定したときに、互いにその先端部が当接する位置に
取り付けられている2チャンネル用の磁気ヘッド12を
有している。上記磁気ヘッド12は、アジマス調整用部
材によってアジマス調整が可能になっている。上記磁気
ヘッド12の各端子には芯線L1 〜L3 の一端が接続さ
れており、これら芯線L1 〜L3 の他端は信号伝送線4
内を通して接続用プラグ5の音声信号用端子5Aに接続
されている。
【0036】また、上記信号伝送装置1は、パルス発生
器100にて得られる回転信号を入力し、そのパルス幅
時間および“H”または“L”の状態の時間に基づいて
予め決定された制御信号を出力する、1チップマイクロ
コンピュータ等を使用した制御回路(制御信号出力手
段)13を有している。上記制御回路13は、1チップ
マイクロコンピュータに内蔵されたROMに書き込まれ
たプログラムにしたがって作動するようになっている。
【0037】上記1チップマイクロコンピュータにはタ
イマ、カウンタおよび各種レジスタが設定されている。
上記タイマは回転信号のパルス幅時間および回転信号が
“H”または“L”になっている時間の時間測定に使用
され、上記カウンタは回転信号の計数に使用される。上
記カウンタは、例えば1パルスの回転信号に対して
“1”を計数するようになっている。
【0038】上記各種レジスタには、回転信号の立ち下
がりエッジを確認するためのLOW−Fレジスタ、回転
信号の立ち上がりエッジを確認するためのHIGH−F
レジスタ、停止信号が既に出力しているかどうかを確認
するSTOP−Fレジスタがある。
【0039】ここで、テープ早送りまたは巻戻し時は再
生時より回転信号の周期が短くなり、そのときの回転信
号のパルス幅時間TIMEがある時間T1 以下であれ
ば、制御回路13は制御信号の出力を行わない。
【0040】これに対し、テープ停止時は、回転信号が
“H”または“L”の状態を続け、その状態がT3 以上
であれば、制御回路13は停止信号を出力する。
【0041】さらに、テープ再生時は、早送りまたは巻
戻し時より回転信号の周期が長くなり、そのときの回転
信号のパルス幅時間TIMEがT1 <TIME<T2
あれば、制御回路13は起動信号を出力する。なお、上
記時間T1 、T2 、T3 は、T1 <T2 <T3 の関係に
なっている。また、上記停止信号および起動信号は、適
用するCDプレーヤ装置の仕様に合わせなければならな
いことは言うまでもない。
【0042】図4および図5は、上述した内容をタイミ
ングチャートで示したものである。図4(a)は回転信
号の波形を示すもので、テープ早送りまたは巻戻し時は
そのパルス幅時間TIMEがT1 以下になり、テープ再
生時はそのパルス幅TIMEがT1 <TIME<T2
なる。また、テープ停止時は回転信号Srが“L”また
は“H”の状態をT3 以上続ける。
【0043】図4(b)は磁極の変化を示すもので、N
極を通過したときにパルス発生器100より“H”のパ
ルス信号が出力される。また、図4(c)は区間を示す
もので、1は早送り区間、2は停止区間、3は再生区
間、4は停止区間を示している。図4(d)、(e)は
それぞれ制御回路13より出力される制御信号(停止信
号および起動信号)を示すもので、図4(d)は電圧出
力の場合の波形図を示し、図4(e)はパルス出力の場
合の波形図を示している。
【0044】電圧出力の場合は、テープ停止時と再生時
とで電圧が異なるようにしている。この実施例では、図
4(d)に示すようにテープ再生時の電圧を停止時の電
圧よりも高くしている。上記テープ停止時の電圧は、上
述のように回転信号が“H”または“L”の状態をT3
以上続けた場合に出力され、テープ再生時の電圧は、パ
ルス発生器100より2パルスの信号が出力された時点
で出力されるようになっている。
【0045】なお、電圧出力の場合は、制御されるCD
プレーヤ装置がA/D(アナログ/デジタル)変換機能
を有したマイクロコンピュータまたは電圧値検出回路を
有していることを前提とする。この場合、電圧出力の幅
はマイクロコンピュータで十分に判別することができる
時間(例えば1sec)を必要とする。
【0046】一方、パルス出力の場合は、テープ停止時
と再生時とでそれぞれ異なるパルスを出力するようにし
ている。例えば図5(a)に示すように、テープ停止時
のパルス信号はガイドパルス後“010101〜000
1”となる。テープ再生時のパルス信号はガイドパルス
後“010101〜0111”となる。
【0047】なお、パルス出力の場合は、制御されるC
Dプレーヤ装置内のマイクロコンピュータでこのパルス
出力の“H”、“L”の時間幅を測定する。この場合、
該マイクロコンピュータは、まず、ガイドパルス(同期
信号のようなもの)を検出し、次いで“H”、“L”の
レベルにしたがって“0”、“1”にコード化する。そ
して、コード化した信号をマイクロコンピュータ内のR
OM(リードオンリメモリ)に予め指定してあるコード
データと比較し、一致しているコードデータに基づいて
再生、停止等の制御を行う。
【0048】信号伝送装置1には、図1の端子5Bより
CDプレーヤ装置2本体からの電源が供給される。信号
伝送装置1と、CDプレーヤ装置2と、カセットテープ
レコーダ装置3は外部音声信号源制御システム110を
構成する。
【0049】次に、図7に示すフローチャートを参照し
ながら、この第1の実施例に係る信号伝送装置の動作説
明をする。
【0050】上記図7に示すフローチャートは、本実施
例に係る信号伝送装置1をカセットテープレコーダ装置
3に装着することによりスタートとなりステップS1に
進む。
【0051】上記ステップS1では、回転信号を検出し
てそのレベルが“H”であるか否かの判定を行い、
“H”であればステップS2に進み、立ち下がりエッジ
を検出するLOW−Fフラグが“1”にセットされてい
るか否かの判定を行う。
【0052】この判定において、LOW−Fフラグが
“1”にセットされている場合はステップS3でタイマ
ーを“0”にセットする(すなわちリセットする)。そ
して、ステップS4で回転信号Srの計数を行うカウン
タの値を“1”インクリメントし、さらにステップS5
でLOW−Fフラグをリセットする。
【0053】上記ステップS5でLOW−Fフラグをリ
セットした後、ステップS6に進み、STOP−Fフラ
グをリセットする。次いで、ステップS7で立ち上がり
エッジを検出するHIGH−Fフラグを“1”にセット
する。
【0054】一方、上記ステップS2の判定において、
LOW−Fフラグが“1”にセットされていない場合、
すなわちリセットされている場合は何もせず、ステップ
S7に進み、上述したようにHIGH−Fフラグを
“1”にセットする。
【0055】ステップS7の処理が終了すると、ステッ
プS8でタイマを“1”インクリメントし、次いで、ス
テップS9でタイマによる計測時間TIMEが予め決定
した時間T1 より長いか否かの判定を行う。この判定
は、テープ早送りまたは巻戻し状態に設定されているか
否かを判定するものである。計測時間TIMEが時間T
1 以下であればテープ早送りまたは巻戻し状態に設定さ
れたものと判断して何もせず、ステップS1に戻る。
【0056】他方、計測時間TIMEが時間T1 以上で
あればステップS10に進み、計測時間TIMEが時間
2 以上であるか否かの判定を行う。この判定におい
て、計測時間TIMEが時間T2 以下であると判断する
と、計測時間TIMEはT1 <TIME<T2 であるか
ら、起動信号を出力する処理に進む。すなわち、ステッ
プS11で回転信号の1パルス当りの計数値、すなわち
カウンタの値が“N”より大であるか否かの判定を行
う。
【0057】この場合、“N”は予め“2”に決定され
ている。この理由は、図4(a)に示すように、リール
ハブ6A,6Bが1回転すると、2パルスの回転信号が
パルス発生器100から発生し、この2パルスの回転信
号が発生した直後に再生起動信号を出力するようにした
からである。
【0058】上記ステップS11の判定において、カウ
ンタの値が“2”よりも大きければステップS1に戻
り、“2”以下であればステップS12に進む。ステッ
プS12ではカウンタの値が“2”と等しいか否かの判
定を行い、等しくない場合、すなわちカウンタの値が
“1”の場合はステップS1に戻る。これに対して等し
い場合はステップS13に進み、起動信号を出力する。
ここで、起動信号としては、電圧出力の場合、図4
(d)に示すような再生時電圧が出力され、パルス出力
の場合、図4(e),(図5(b))に示すような再生
時パルス信号が出力される。
【0059】このように、ステップS9〜ステップS1
3の処理過程はテープ再生状態に設定された場合に実行
される。
【0060】次に、上記ステップS10での判定におい
て、計測時間TIMEが時間T2 以上であると判断した
場合、ステップS14で計測時間TIMEが時間T3
下であるか否かの判定を行う。この判定において計測時
間TIMEが時間T3 以下であればステップS1に戻
り、時間T3 以上であればテープ停止状態に設定された
ものと判断してステップS15に進む。
【0061】上記ステップS15では、STOP−Fフ
ラグが“1”にセットされているか否かの判定を行う。
すなわち、既に停止信号が出力されているか否かの判定
を行う。この判定において、停止信号が既に出力されて
いると判断すると、ステップS1に戻る。これに対して
停止信号が出力されていないと判断すると(STOP−
Fフラグがリセット状態)、ステップS16においてS
TOP−Fフラグを“1”にセットし、次いでステップ
S17で停止信号を出力する。
【0062】ここで、停止信号としては、電圧出力の場
合、図4(d)に示すような停止時電圧が出力され、パ
ルス出力の場合、図4(e)(図5(b))に示すよう
な停止時パルス信号が出力される。
【0063】ステップS17の処理後、ステップS18
でカウンタの値を“0”に設定し、ステップS1に戻
る。このように、ステップS9、ステップS10、ステ
ップS14〜ステップS18の処理過程はテープ停止状
態に設定された場合に実行される。
【0064】一方、上記ステップS1の判定において、
回転信号の検出時点で、この回転信号のレベルが“H”
でないと判断すると、ステップS19に進み、立ち上が
りエッジを検出するHIGH−Fフラグがセットされて
いるか否かの判定を行う。この判定において、HIGH
−Fフラグがセットされている場合はステップS20で
タイマーをリセットし、次いで、ステップS21でST
OP−Fフラグをリセットする。さらに、ステップS2
2でHIGH−Fフラグをリセットする。
【0065】そして、ステップS22の処理後、ステッ
プS23でLOW−Fフラグをセットする。次いで、ス
テップS24に進み、タイマを“1”インクリメントす
る。この後、ステップS14に進む。上記ステップS1
9の判定において、HIGH−Fフラグがリセットされ
ていれば、何せず、ステップS23に進む。以後、上記
同様にステップS14〜ステップS18の処理が実行さ
れる。
【0066】なお、上記実施例では停止と再生の二つの
動作を制御するものであったが、早送り、巻戻し、各種
モード切換えおよび電源オフ等も制御するようにしても
良い。
【0067】また、上記第1の実施例では信号伝送装置
内には起動制御信号・停止制御信号を形成する回路を内
蔵したが例えば回転信号Srを伝送し、音響機器側で上
記制御信号を形成してもよい。
【0068】次に本発明の第2の実施例に係る外部音声
信号源制御システムの説明をする。上述の第1の実施例
に係る外部音声信号源制御システムでは、信号伝送装置
1に設けられている磁気ヘッド12をカセットテープレ
コーダ装置側の磁気ヘッドに当接させ、上記磁気ヘッド
12を通じて上記カセットテープレコーダ装置からの制
御信号等を上記CDプレーヤ装置2に供給するようにし
たが、この第2の実施例に係る信号伝送装置は、当該信
号伝送装置のリールハブの回転状態を検出し、この検出
した回転状態に基づいて直接CDプレーヤ装置を制御す
るようにした。
【0069】すなわち、この第2の実施例に係る外部音
声信号源制御システムは、図8に示すようにカセットテ
ープ形状の信号伝送装置50と、カセットテープ若しく
は上記信号伝送装置50が装着されると自動的に再生を
開始し、該カセットテープ等が取り出されると自動的に
停止状態となるカセットテープレコーダ装置51と、車
載用のCDプレーヤ装置53と、上記信号伝送装置50
からの回転検出信号に基づいて上記車載用のCDプレー
ヤ装置53の動作を制御するための制御信号を出力する
ハイダウェイ52とから構成されいてる。
【0070】上記ハイダウェイ52には、例えば車内に
設けられているシガレットライタの挿入口から電源を取
り出すための電源取り出し部54が接続されており、ま
た、上記CDプレーヤ装置53の動作を制御するための
コマンダ55が接続されている。なお、このハイダウェ
イ52は、上記カセットテープレコーダ装置51ととも
に車内に設けられるようになっている。
【0071】また、上記車載用のCDプレーヤ装置53
は、複数枚のCDを収納することができ、この中から所
望の1枚を再生する、いわゆるチェンジャ機能を有する
CDプレーヤ装置であり、例えば車のトランク等に設け
られるようになっている。
【0072】上記信号伝送装置50内には、図9に示す
ように一方のリールハブの周りにS極とN極を交互に且
つ等間隔に着磁してなるリング状マグネット50aと、
例えばスイッチング端子がS極に着磁されており、上記
リング状マグネット50aのS極が通過するときには反
発してオン制御され、N極が通過するときには引き合っ
てオフ制御されるスイッチ56が設けられている。な
お、上記スイッチ56は、上記ハイダウェイ52内のマ
イクロコンピュータに接続されている。
【0073】このような構成を有する上記信号伝送装置
50は、上記図8に示すカセットテープレコーダ装置5
1に装着されると、該カセットテープレコーダ装置51
が自動的に再生状態となるため、上記リールハブが回転
駆動される。図9に示したように上記リング状マグネッ
ト50aは上記リールハブに設けられているため、該リ
ールハブが回転駆動されるとこれに連れて回転駆動さ
れ、上記S極及びN極の通過に応じて上記スイッチ56
がオンオフ制御される。
【0074】これにより、上記スイッチ56のスイッチ
ングによる等間隔のパルス(回転検出信号)が上記ハイ
ダウェイ52内のマイクロコンピュータ52aに供給さ
れる。
【0075】上記マイクロコンピュータ52aは、上記
回転検出信号のパルス数をカウントすることにより、現
在、上記カセットテープレコーダ装置51が再生状態で
あるのか、停止状態であるのか、或いは、早送り又は巻
き戻し状態であるのかを検出する。そして、上記カセッ
トテープレコーダ装置51の状態に対応させるように上
記車載用CDプレーヤ装置53の動作を制御する。
【0076】従って、上記カセットテープレコーダ装置
51に上記信号伝送装置50を装着するだけで、上記車
載用CDプレーヤ装置53を再生状態に制御することが
でき、また、上記カセットテープレコーダ装置51から
上記信号伝送装置50を取り出すことにより上記車載用
CDプレーヤ装置53を停止状態に制御することができ
る。また、上記カセットテープレコーダ装置51を早送
り或いは巻き戻し制御したときは、上記車載用CDプレ
ーヤ装置53を早送り或いは早戻しに制御することがで
きる。
【0077】すなわち、本実施例に係る外部音声信号源
制御システムは、カセットテープを取り扱う間隔で上記
車載用CDプレーヤ装置53の動作を制御することがで
きる。
【0078】従来から車内にカセットテープレコーダ装
置を設けている車は多く、ユーザは、カセットテープの
取り扱いには慣れている。このため、カセットテープ形
状を有する当該信号伝送装置を上記カセットテープレコ
ーダ装置51に着脱することや、上記カセットテープレ
コーダ装置51を早送り或いは巻き戻しすることは、車
の運転中であってもいわば手探りで行うことができる。
従って、運転中、脇見をすることなく上記カセットテー
プレコーダ装置51の操作を通じて上記車載用CDプレ
ーヤ装置53を操作することができ、車内において高音
質な音楽を楽しむことができる。また、このため、安全
運転の推進に貢献することができる。
【0079】なお、上記各実施例ではリモコン入力端子
を有するCDプレーヤ装置2,53について説明した
が、リモコン入力端子を有しないCDプレーヤ装置には
接続プラグ5による接続が不可能である。そこで、図6
に示すような変換プラグ30を使用することでリモコン
入力端子を有しないCDプレーヤ装置にも適用すること
ができる。なお、リモコン入力端子がないCDプレーヤ
装置等は音声信号線に制御信号を乗せることで制御する
こともできる。
【0080】また、上記各実施例ではカセットテープレ
コーダ装置3,51に適用するようにしたが、リールハ
ブの回転状態に応じてCDプレーヤ装置2,53の制御
を行うことから、オープンリール型のテープレコーダで
もそのオープンリールの回転状態を検出すれば同様の制
御を行うことが可能である。
【0081】また、上記各実施例では携帯用CDプレー
ヤ装置2或いは車載用CDプレーヤ装置53を設けるこ
ととしたが、これに限らず外部より制御可能な携帯用カ
セットテープレコーダ装置やDADプレーヤ装置であっ
ても構わない。また、これらの音響機器以外の機器も制
御対称とすることが可能である。
【0082】また、上記各実施例は従来より開発されて
いるカセットアダプタに適用することが可能である。こ
のカセットアダプタは上記制御回路13及びパルス発生
器100等のCDプレーヤ装置2の動作を制御する部分
を除いたもので構成される。従って、上記各実施例のC
Dプレーヤ装置2,53を制御する部分をカセットアダ
プタに追加することによって本実施例と同様の機能を有
するようにすることができる。
【0083】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る信号伝送装置は、カセットテープ形状を有する当該
信号伝送装置をカセットテープレコーダ装置に装着する
だけで、例えば携帯用CDプレーヤ装置や車載用CDプ
レーヤ装置等の外部音声信号源を起動させることがで
き、また、当該信号伝送装置を上記カセットテープレコ
ーダ装置から取り出すことにより、上記外部音声信号源
を停止させることができる。また、装着中において、上
記カセットテープレコーダ装置が早送り又は巻き戻しさ
れた場合は、これを検出して上記外部音声信号源を早送
り状態又は早戻し状態に制御することができる。
【0084】すなわち、カセットテープを取り扱う間隔
で上記外部音声信号源の動作を制御することができる。
【0085】車載用のカセットテープレコーダ装置は、
従来から設けられている車が多く、ユーザは、上記カセ
ットテープの取り扱いには慣れている。このため、当該
信号伝送装置を上記カセットテープレコーダ装置に着脱
することは、いわば手探りで行うことができ、車の運転
中であっても該操作のために脇見をすることなく、上記
外部音声信号源を操作することができ、車内において高
音質な音楽を楽しむことができる。従って、安全運転の
推進に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る信号伝送装置の外
観を示す平面図である。
【図2】上記実施例に係る信号伝送装置の内部構成を示
す平面図である。
【図3】上記実施例に係る信号伝送装置とCDプレーヤ
装置およびカセットテープレコーダ装置との間の信号の
流れを示すブロック図である。
【図4】上記実施例に係る信号伝送装置の動作を説明す
るためのタイムチャートである。
【図5】上記実施例に係る信号伝送装置からテープ停止
時及びテープ再生時にそれぞれ出力されるパルス信号の
波形図である。
【図6】上記実施例に係る信号伝送装置に設けられてい
る変換プラグを示す平面図である。
【図7】上記実施例に係る信号伝送装置の全体的な動作
を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例に係る信号伝送装置と、
上記カセットテープレコーダ装置及びCDプレーヤ装置
との関係を示す図である。
【図9】上記第2の実施例に係る信号伝送装置及び上記
CDプレーヤ装置に制御信号等を供給するために設けら
れているハイダウェイの内部構造を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1A・・・・・・・・・・・ケース 2・・・・・・・・・・・・CDプレーヤ装置(外部音
声信号源) 3・・・・・・・・・・・・カセットテープレコーダ装
置 4・・・・・・・・・・・・信号伝送線 5・・・・・・・・・・・・接続用プラグ 6A、6B・・・・・・・・リールハブ 7A、7B・・・・・・・・ローラ 8・・・・・・・・・・・・エンドレステープ 9・・・・・・・・・・・・カムギア 10A〜10D・・・・・・永久磁石 11・・・・・・・・・・・リードスイッチ 12・・・・・・・・・・・磁気ヘッド 13・・・・・・・・・・・制御回路(制御信号出力手
段) 100・・・・・・・・・・パルス発生器(回転検出手
段) 110・・・・・・・・・・外部音声信号源制御システ
ム 50・・・・・・・・・・・信号伝送装置 50a・・・・・・・・・・リング状マグネット 51・・・・・・・・・・・カセットテープレコーダ装
置 52・・・・・・・・・・・ハイダウェイ 52a・・・・・・・・・・マイクロコンピュータ 53・・・・・・・・・・・CDプレーヤ装置 54・・・・・・・・・・・電源取り出し部 55・・・・・・・・・・・コマンダ 56・・・・・・・・・・・スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 19/20 R 7525−5D 23/087 Z 7177−5D 23/30 Z 7201−5D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープと同一形状に形成された
    ケースと、 上記ケース内に並設される一対のリールハブと、 上記リールハブの回転を検出する回転検出手段と、 上記回転検出手段からの回転検出信号を制御信号として
    外部音声信号源に供給するための接続手段とを有するこ
    とを特徴とする信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記ケース内に設けられ、外部音声信号
    源からの音声信号をカセットテープレコーダ装置に供給
    する音声信号伝達手段を有し、 上記接続手段は、上記回転検出手段からの回転検出信号
    を制御信号として上記外部音声信号源に供給するととも
    に、上記外部音声信号源からの音声信号を上記音声信号
    伝達手段に供給することを特徴とする請求項1記載の信
    号伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記回転検出手段からの回転検出信号に
    基づいて、上記外部音声信号源の動作を制御する制御信
    号を形成して上記接続手段を介して上記外部音声信号源
    に供給する制御信号出力手段を有することを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 カセットテープと同一形状に形成された
    ケースと、 上記ケース内に並設される一対のリールハブと、 上記リールハブの回転を検出する回転検出手段と、 上記ケース内に設けられ、再生位置にあるカセットテー
    プレコーダ装置の磁気ヘッドと接触する位置に取り付け
    られる磁気ヘッドと、 機器本体外からの操作によって所定の動作を行う外部音
    声信号源を制御するための制御信号を、上記回転検出手
    段より出力される回転信号に基づいて形成して出力する
    制御信号出力手段と、 上記制御信号出力手段と上記磁気ヘッド及び上記外部音
    声信号源を接続する信号伝送線と、 上記信号伝送線の先端部に設けられ、上記外部音声信号
    源の制御信号入力端子及び音声信号出力端子に接続する
    接続用プラグとを有することを特徴とする信号伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 上記制御信号出力手段は、上記リールハ
    ブの回転を検出したときには上記外部音声信号源を起動
    させる起動信号を出力し、また、上記リールハブの停止
    を検出したときには上記外部音声信号源を停止させる停
    止信号を出力することを特徴とする請求項3又は請求項
    4記載の信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 上記起動信号及び上記停止信号は、パル
    ス出力、又は、電圧出力としたことを特徴とする請求項
    5記載の信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 上記外部音声信号源と異なる型式の制御
    信号入力端子を有する外部音声信号源に対して接続可能
    な変換プラグを設けたことを特徴とする請求項1,請求
    項2,請求項3,請求項4,請求項5又は請求項6記載
    の信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項1から請求項7のいずれかの
    項記載の信号伝送装置と、 上記信号伝送装置を駆動するテープレコーダ装置と、 上記外部音声信号源とを有し、 上記信号伝送装置は、上記テープレコーダ装置による駆
    動状態に応じた制御信号を上記外部音声信号源に供給す
    ることを特徴とする外部音声信号源制御システム。
JP5160848A 1992-06-30 1993-06-30 信号伝送装置 Pending JPH06187714A (ja)

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JP5160848A JPH06187714A (ja) 1992-06-30 1993-06-30 信号伝送装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19760992 1992-06-30
JP4-197609 1992-06-30
JP5160848A JPH06187714A (ja) 1992-06-30 1993-06-30 信号伝送装置

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JPH06187714A true JPH06187714A (ja) 1994-07-08

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ID=26487209

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JP5160848A Pending JPH06187714A (ja) 1992-06-30 1993-06-30 信号伝送装置

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JP (1) JPH06187714A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237027A (en) * 1991-08-22 1993-08-17 Kuraray Company, Ltd. Alkaline water-soluble thermoplastic resin and adhesive comprising the same
US8380329B2 (en) 2001-11-07 2013-02-19 Intel Corporation Controlling a digital audio player from a cassette tape player adapter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5237027A (en) * 1991-08-22 1993-08-17 Kuraray Company, Ltd. Alkaline water-soluble thermoplastic resin and adhesive comprising the same
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