JPH0618746A - 光ファイバ用コネクタ構造 - Google Patents

光ファイバ用コネクタ構造

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JPH0618746A
JPH0618746A JP20052992A JP20052992A JPH0618746A JP H0618746 A JPH0618746 A JP H0618746A JP 20052992 A JP20052992 A JP 20052992A JP 20052992 A JP20052992 A JP 20052992A JP H0618746 A JPH0618746 A JP H0618746A
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JP
Japan
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optical fiber
precoat
tip
main body
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP20052992A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Satake
武史 佐竹
Masayoshi Hachiwaka
正義 八若
Tokuji Hayashi
徳治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 保持部材本体4にはテーパ外面18とスリット
20を形成する。チャックナット5には、テーパ内面24を
形成する。このテーパ外面18とテーパ内面24との間で、
光ファイバ2の補強繊維層11の先端が挾着される。ま
た、保護チューブ26を、光ファイバ2に外嵌すると共
に、カシメリング8を用いて、この保護チューブ26をチ
ャックナット5に連結する。 【効果】 強固にかつ迅速に、光ファイバ2の先端にコ
ネクタを接続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として通信用の光フ
ァイバの端部に装着されるコネクタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に通信用として用いられる光ファイ
バは、光ファイバ心線,プリコート,補強繊維層,ジャ
ケットを順次有するものが用いられているが、その端部
にコネクタ本体(フェルール保持部材本体)を取付ける
場合、上記補強繊維層の固定のために円筒筒体(スリー
ブ)を外嵌して、接着又はカシメによって、固着してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光ファイバの
端部にコネクタを接続する作業を現場作業で行う場合、
接着又はカシメにて一旦接続してしまうと、コネクタの
再利用ができないという問題がある。
【0004】特に、現場作業で光ファイバ心線の端面カ
ットで行った際に、カットを失敗すると、やり直しがで
きず、コネクタを捨てる必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ファイバ心
線,プリコート,補強繊維層,ジャケットを順次有する
光ファイバの該光ファイバ心線の先端及び該プリコート
の先端が挿入されるフェルールが、先端側から挿入保持
される保持部材本体を、備えると共に、該保持部材本体
は、その基端側に、テーパ外面,雄ネジ部,軸方向スリ
ット及びチャッキング孔部から成るプリコート締付け部
を、有し、さらに、該保持部材本体のプリコート締付け
部が挿入される締付孔部と、上記ジャケットの先端が挿
入されるジャケット挿入孔とを、同一軸心上に貫設した
チャックナットを、備えると共に、該チャックナット
は、その締付孔部に於て、上記雄ネジ部と螺合する雌ネ
ジ部、及び、上記テーパ外面に対応して上記補強繊維層
の先端部を挾着するテーパ内面を、有し、かつ、上記光
ファイバを挿通した保護チューブの先端を該チャックナ
ットの基端部に外嵌してカシメリングにて固着した。
【0006】
【作用】補強繊維層の端部(露出部)は、テーパ外面と
テーパ内面にて、挾着されるため、大きな引張力が働い
ても引抜けない。
【0007】また、保持部材本体の雄ネジ部と、チャッ
クナットの雌ネジ部の螺合により、現場作業でも簡単か
つ迅速に、光ファイバケーブルの補強繊維層の挾着がで
きる。かつ、この螺合構造によって、光ファイバ心線の
端面のカットを失敗した等の場合に、分解して再度組立
てて使用できる。
【0008】そして、プリコート締付け部によって光フ
ァイバのプリコート外面から締付けると同時に、補強繊
維層も固定(挾着)されるため、作業が迅速にできる。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例を説明する。
【0010】図1に本発明に係る光ファイバ用コネクタ
構造の一例を示す。
【0011】コネクタ1は、光ファイバ2が軸心孔3に
挿入されかつ固定保持される保持部材本体4と、その基
端部に螺着されるチャックナット5と、保持部材本体4
の先端側から軸心孔3へ挿入されるフェルール6と、こ
のフェルール6の位置に於て保持部材本体4に回転可能
かつ軸方向へ所定量移動可能に取付けられた袋ナット7
と、チャックナット5の基端に設けられるカシメリング
8等から、構成されている。
【0012】光ファイバ2は、図1と図6に示すよう
に、例えば、光ファイバ心線9と、これを被覆したプリ
コート10と、これを被覆するポリイミド繊維等の補強繊
維層11と、これを被覆するジャケット12から構成され、
(図示のように、)先端方向へ階段状に細くなるように
剥離して、コネクタ1に接続固定される。
【0013】フェルール6は、最先端部の極細径の孔部
13と、大半のそれよりも大径の孔部14から成る段付孔を
有するが、図1のように、光ファイバ2の光ファイバ心
線9は前者の孔部13へ、プリコート10は後者の孔部14へ
挿入される。
【0014】保持部材本体4は、(図1と図3,図4に
示す如く、)軸心孔3は、中間に段付部をもって、フェ
ルール挿入孔15と、それよりも小径のチャッキング孔部
16とに区分されている。
【0015】フェルール6は軸心孔3のフェルール挿入
孔15へ、挿入され、また、光ファイバ2のプリコート10
はチャッキング孔部16へ直接挿入される。
【0016】17は保持部材本体4の基端側に形成された
プリコート締付け部である。
【0017】このプリコート締付け部17は、軸心に前記
チャッキング孔部16を有し、テーパ外面18,雄ネジ部19
を備えると共に、(図3と図4で明らかな如く)4本の
スリット20…を、備えている。
【0018】テーパ外面18は、図3の左方向へ先細テー
パ状であって、スリット20…は、このテーパ外面18の位
置、及び、雄ネジ部19の位置を越えて、深く、軸方向へ
切込み形成されている。
【0019】また、チャッキング孔部16内面には、螺施
状又は独立の凹凸条が形成され、4つ割りとされたプリ
コート締付け部17が(後述のチャックナット5の締付け
に伴って)挿入された光ファイバ2のプリコート10外面
を締付けたとき、軸方向へ位置づれしないように、強固
に掴持できる。
【0020】チャックナット5は、図1と図2に示す如
く、軸心孔21を有する。
【0021】この軸心孔21は、前記プリコート締付け部
17が挿入される締付孔部22と、光ファイバ2のジャケッ
ト12の先端が挿入されるジャケット挿入孔23とに、区分
できる。
【0022】締付孔部22の奥部側に、上記テーパ外面18
に対応するテーパ内面24を形成すると共に、締付孔部22
の中間乃至先端側には、上記雄ネジ部19と螺合する雌ネ
ジ部25を形成する。
【0023】図6に於て明らかなように、補強繊維層11
の先端部は、ジャケット12の最先端面からばらけた状態
で突出しており、この補強繊維層11のばらけた先端部
を、図1に示すように、保持部材本体4のプリコート締
付け部17の外面と、チャックナット5の締付孔部22の間
で、強く挾着して、光ファイバ2の(図1の左方向へ
の)引抜けを阻止する。
【0024】即ち、雄ネジ部19と雌ネジ部25の螺合によ
って、保持部材本体4のテーパ外面18を、チャックナッ
ト5のテーパ内面24へ圧着させようとすると、その間に
介装した補強繊維層11の先端部が、強く挾着状に保持さ
れる。
【0025】ところで、26は塩化ビニール等の樹脂製の
保護チューブであって、間隙をもって、光ファイバ2に
外嵌される。この保護チューブ26の先端は、チャックナ
ット5の基端部27に外嵌して、カシメリング8を、図5
のAからBのようにカシメることによって、基端部27に
保護チューブ26の先端を固着連結する。
【0026】なお、雄ネジ等の凹凸条を、基端部27に形
成して、保護チューブ26の先端の一層強固な連結を可能
とするのが望ましい。
【0027】このカシメリング8による保護チューブ26
の取付前の状態で、光ファイバ2の心線9の先端カット
作業を失敗した場合には、チャックナット5と保持部材
本体4の螺合を緩めてゆけば、コネクタ1は光ファイバ
2から取外すことができ、再度、図6に示す階段状に加
工してから、コネクタ1を取付けて、再度のカット作業
ができる。
【0028】このように、このコネクタは再利用が可能
であるという利点を備えている。
【0029】正確なカットが完了して後に、カシメリン
グ8のカシメ作業を行って、保護チューブ26を接続すれ
ば良い。
【0030】なお、上述の実施例では、4本のスリット
20…にて4つ爪を有する形状にプリコート締付け部17を
構成したが、これを3本、又は、5本以上のスリット20
…にて、3つ爪や5つ爪…等とするも自由である。そし
て、図1からも分るように、保持部材本体4とチャック
ナット5の相互締付けによって、補強繊維層11の先端の
強固な挾着と同時に、チャッキング孔部16の縮径にて光
ファイバ2のプリコート10の掴持も行われて、迅速な光
ファイバ2の先端との接続作業が実現された。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述の構成にて次のような著大
な効果を奏する。
【0032】 光ファイバ2の先端部への接続強度が
大であり、特に大きな引張力にも耐えうる。
【0033】 現場作業が簡単かつ迅速に行いえる。
【0034】 光ファイバ2の先端のカットの失敗が
あった場合に、やり直すことが容易であり。コネクタの
再利用ができる。
【0035】 補強繊維層11の固定(挾着)と、プリ
コート10の固定(掴持)とを、同時に、効率的に行いえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面側面図である。
【図2】チャックナットの一例の断面図である。
【図3】保持部材本体の一例の断面図である。
【図4】保持部材本体の正面図である。
【図5】カシメリングの説明用斜視図である。
【図6】光ファイバの一例の先端を示す側面図である。
【符号の説明】
2 光ファイバ 4 保持部材本体 5 チャックナット 6 フェルール 8 カシメリング 9 光ファイバ心線 10 プリコート 11 補強繊維層 12 ジャケット 16 チャッキング孔部 17 プリコート締付け部 18 テーパ外面 19 雄ネジ部 20 スリット 22 締付孔部 23 ジャケット挿入孔 24 テーパ内面 25 雌ネジ部 26 保護チューブ 27 基端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線,プリコート,補強繊維
    層,ジャケットを順次有する光ファイバの該光ファイバ
    心線の先端及び該プリコートの先端が挿入されるフェル
    ールが、先端側から挿入保持される保持部材本体を、備
    えると共に、該保持部材本体は、その基端側に、テーパ
    外面,雄ネジ部,軸方向スリット及びチャッキング孔部
    から成るプリコート締付け部を、有し、さらに、該保持
    部材本体のプリコート締付け部が挿入される締付孔部
    と、上記ジャケットの先端が挿入されるジャケット挿入
    孔とを、同一軸心上に貫設したチャックナットを、備え
    ると共に、該チャックナットは、その締付孔部に於て、
    上記雄ネジ部と螺合する雌ネジ部、及び、上記テーパ外
    面に対応して上記補強繊維層の先端部を挾着するテーパ
    内面を、有し、かつ、上記光ファイバを挿通した保護チ
    ューブの先端を該チャックナットの基端部に外嵌してカ
    シメリングにて固着したことを特徴とする光ファイバ用
    コネクタ構造。
JP20052992A 1992-07-02 1992-07-02 光ファイバ用コネクタ構造 Pending JPH0618746A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6280029A (ja) * 1985-10-03 1987-04-13 Toppan Printing Co Ltd 部分蒸着ホログラムを有する成形品の製造方法
US8573859B2 (en) 2008-06-06 2013-11-05 3M Innovative Properties Company Field terminable optical fiber connector with splice element
US8876405B2 (en) 2011-06-27 2014-11-04 3M Innovative Properties Company Field terminable optical connector with splice element for jacketed cable

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