JPH0618701B2 - プラスチック成形品の仕上げ方法 - Google Patents

プラスチック成形品の仕上げ方法

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JPH0618701B2
JPH0618701B2 JP62190150A JP19015087A JPH0618701B2 JP H0618701 B2 JPH0618701 B2 JP H0618701B2 JP 62190150 A JP62190150 A JP 62190150A JP 19015087 A JP19015087 A JP 19015087A JP H0618701 B2 JPH0618701 B2 JP H0618701B2
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JP
Japan
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cutting
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hot air
cut
rotary blade
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JPS6434707A (en
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澄雄 長井
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/12Trimming or finishing edges, e.g. deburring welded corners
    • B23C3/126Portable devices or machines for chamfering edges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブロー成形により成形されたプラスチック成
形品のバリ部を除去して美麗に仕上げる方法に関する。
[従来の技術] プラスチック成形品の仕上げは、一般にブロー成形ある
いは射出成形の成形後、作業者がナイフを用いて行って
いるが、作業効率の悪さと仕上げ面が不均質になりがち
であることにより、近年では特開昭58−219017
号公報に示されているように機械的に仕上げることが提
案されている。
また、手仕上げあるいは機械的仕上げにかかわらず刃物
による切削痕が残るので、切削屑を除去したうえ、その
部分を火炎や熱風等で加熱溶融して滑らかにしようとす
る処理方法が、特開昭50−141653号公報に記載
されているように知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、特開昭50−141653号公報に記載され
ているように、バリ切除面を火炎や熱風等で加熱溶融し
て滑らかにしようとする処理方法によれば、刃物による
切削痕の平滑化が図られるとしても、切削痕の凹凸度合
いが大きかったり、また刃物により深く削られた部分が
ある場合には、バリ除去面全体が均質に整形されず、波
うち状となるのが避けられないという問題を有してい
る。
[問題点を解決するための手段及び作用] そこで、本発明は、以上の問題点に鑑み、ブロー成形に
より成形されたプラスチック成形品のバリ部を除去して
プラスチック成形品を仕上げる方法として、回転バフ又
は回転刃にてバリ部を切除するとともに該切除に伴って
切除面に生じさせた毛羽状の切削屑を残存させたまま、
次いで該切除面に融点以上の熱風を噴き付け切除面に残
存する切除屑を溶融して均質な平滑面に仕上げるもので
あり、この方法により、切除面に残存させた毛羽状の切
削屑の溶融を伴わせて、切除面を溶融する毛羽状の切削
屑で埋め合わせながら均質な平滑面に仕上げることがで
き、外観および手触りの良好な成形品を得ることができ
るものである。
[実施例] 本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の仕上げ方法の実施に使用する装置の全
体を示す斜視図である。図中、1は仕上げ装置であり、
回転刃2と熱風管3を備えている。回転刃2は、仕上げ
装置1に固定されたモーター4によって回転駆動される
ものであり、その先端は約45゜の円錐形で、2枚の刃を
備えている。仕上げ装置1は、回転刃2の位置を規制す
るためのガイドローラー5と案内突起6を有し、ガイド
ローラー5は回転刃2の側部にあって回転刃の上下方向
の位置を規制し、案内突起6は回転刃2の下部にあって
回転刃の横方向の位置を規制するものである。熱風管3
は、外部の加熱媒体で加熱された熱風を導入して、その
先端の細管3aより噴出するものである。熱風の温度は
200℃〜600℃の範囲で、熱風の圧力は20mmAq以
上のものが適宜使用できる。
第2図乃至第6図には、上記仕上げ装置1を用いた仕上
げ方法を示した。第7図には成形品7の全体斜視図が示
されている。成形品7は、ポリエチレン等のプラスチッ
クからなる中空二重壁構造の本体71及び蓋体72により構
成され、本体71、蓋体72にはそれぞれ把手73,74及び合
わせ面76,76′を有し、本体71には収納部75を有する。
第8図にこの成形品7をブロー成形する態様を示した。
ダイ8より押出した高密度ポリエチレン(融点120℃)
のパリスン9を分割金型10a,10bにより挟持して、吹込
針11により圧力流体をパリスン9内に圧入して分割金
型10a,10bの形状をパリスン9に賦形せしめるものであ
る。分割金型10a,10bを離型後、大バリを除去すると、
合わせ面の端部77には、バリ部12が生じる。第4図に示
すようにバリ部12には、合わせ面76に対して約45゜の角
度で合わせ面の端部77に突出している。78,79は本体及
び蓋体の側壁である。
ブロー成形された後、成形品7の仕上げをするには、先
ず第1図及び第2図に示すように、成形品7の合わせ面
の端部77に有するバリ部12(図4参照)に対して回転刃
2を約45゜の角度で当接してバリ部12の根本を切除す
る。このときガイドローラー5は成形品7の合わせ面76
の上を通過し、案内突起6は本体71及び蓋体72の側壁7
8,79に当接して回転刃2の位置を規制している。第5
には回転刃2でバリ部12を切除した後の状態を示した。
切除した後の切除面77′には毛羽状の切削屑13が略均等
に多数発生している。この切削屑13は、切除により生じ
た切り屑や粉状の粒子であり、合わせ面の端部77から分
離したもの、あるいは分離寸前のもので、その長さが略
均等に形成されているものである。
次いで、第3図に示すように、熱風管3の細管3aより5
00℃の熱風を合わせ面の端部の切除面77′に噴出す
る。このとき、上記切削屑13が溶融され、切除面77′が
溶融する切削屑13で埋め合わされながら均質な平滑面に
仕上げられる。第6図にその均質な平滑面に仕上げられ
た切除面77″の状態を示した。
このように、仕上げ装置1のガイドローラー5と案内突
起6を備えているので、成形品7に対し正確にバリ部12
にその回転刃2が当接し、バリ部12が確実に切除され
る。しかも、熱風管3の細管3aは、仕上げ装置1の回転
刃2と平行して設けてあるので、上記ガイドローラ5と
案内突起6により正確に切除面77′に熱風を送ることが
できるものである。
上記実施例では、加熱媒体として500℃の熱風を用い
たが、本発明はこれに限定されることなく、成形品の融
点以上の温度の熱風を利用することができるものであ
り、さらに本発明において熱風とは、加熱された気体の
意味に定義されるものであり、火炎も熱風に含まれるも
のである。
上記実施例では、2枚刃の回転刃2を用いたが、バフを
回転させてバリ部12に当接して研磨することにより切除
してもよい。この場合でも、切除面77′には毛羽状の切
削屑13が均等に残存し、熱風を噴き付けることにより、
前記同様に平滑化される。
前記実施例の回転刃2は、円錐形であるが、本発明にお
いては、他の回転刃であっても広く利用することがで
き、成形品のバリ部の形状に応じてそれに適した回転刃
の形状を選定するのが好ましい。
なお、本発明においては、回転刃によりバリ部を除去す
るので、成形品の形状を問わずバリ部を除去することが
できる。
[発明の効果] 本発明によれば、回転バフ又は回転刃にてバリ部を切除
するとともに該切除に伴って切除面に生じさせた毛羽状
の切削屑を残存させたまま、次いで該切除面に融点以上
の熱風を噴き付け切除面に残存する切除屑を溶融して均
質な平滑面に仕上げるものであるから、切除面に略均等
に残存させた毛羽状の切削屑の溶融を伴わせて、切除面
を溶融する毛羽状の切削屑で埋め合わせながら均質な平
滑面に仕上げることができ、外観および手触りの良好な
成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための装置の全体斜視
図、第2図は切削時の態様を示す説明図、第3図は熱風
の噴き付け状態を示す説明図、第4図乃至第6図はバリ
部の切除工程を説明する要部断面図で、第4図は切除
前、第5図は切除後、第6図は熱風の噴き付け後の態様
をそれぞれ示している。第7図は成形品の全体斜視図、
第8図は成形品のブロー成形態様を示す断面図である。 2……回転刃、3……熱風管、12……バリ部、13……毛
羽状の切削屑

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形により成形されたプラスチック
    成形品のバリ部を除去してプラスチック成形品を仕上げ
    る方法において、回転バフ又は回転刃にてバリ部を切除
    するとともに該切除に伴って切除面に生じさせた毛羽状
    の切削屑を残存させたまま、次いで該切除面に融点以上
    の熱風を噴き付け切除面に残存する切除屑を溶融して均
    質な平滑面に仕上げることを特徴とするプラスチック成
    形品の仕上げ方法。
JP62190150A 1987-07-31 1987-07-31 プラスチック成形品の仕上げ方法 Expired - Lifetime JPH0618701B2 (ja)

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JPS6434707A JPS6434707A (en) 1989-02-06
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