JPH06186993A - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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Publication number
JPH06186993A
JPH06186993A JP4337332A JP33733292A JPH06186993A JP H06186993 A JPH06186993 A JP H06186993A JP 4337332 A JP4337332 A JP 4337332A JP 33733292 A JP33733292 A JP 33733292A JP H06186993 A JPH06186993 A JP H06186993A
Authority
JP
Japan
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voice information
symbol
information
speech
voice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4337332A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Totokawa
修 都外川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4337332A priority Critical patent/JPH06186993A/ja
Publication of JPH06186993A publication Critical patent/JPH06186993A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 日本語の漢字・仮名混じり文を音声に変換す
るときに、“/”や“−”等の記号に対する少なくとも
読みを含む音声情報を、前後の単語の品詞情報や意味情
報を利用して決定することにより、記号の音声情報を区
別して容易に分かりやすくする。 【構成】 従来の音声合成装置に、記号に対する音声情
報を単語辞書5に加え、記号に対する音声情報を決定す
るための規則を格納した記号用音声情報規則6を加え
る。これにより文全体の構文解析を行って記号の持つ意
味を解析しなくても、記号の前後の単語の品詞情報や意
味情報を局所的に解析することにより、記号の音声情報
を区別することができるため、容易により分かりやすい
音声をユーザに提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語文書を音声情報
に変換して音声を出力する音声合成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の、日本語文書を音声に変換して音
声を出力する音声合成装置は、入力文字列に対して、単
語辞書から得られる単語の表記や品詞情報を参照しなが
ら形態素分割を行い、その結果得られる各形態素に対応
する音声情報を利用して、出力音声情報を生成してい
た。
【0003】従来の音声合成装置に「前接/後接情報」
という入力が、与えられた場合についての動作を以下説
明する。まず、表1に示す単語辞書を用いて形態素分割
を行い、生成された発音記号生成結果を表2に示す。前
記の「前接/後接情報」の「」内の記号『/』は表2に
示すような発音記号『*』に一意に変換される。発音記
号『*』は、なにも発音しない記号(以後、無発音記号
と呼ぶ)として扱われる。また表2に示す発音記号生成
結果は、「前接後接情報」のように記号『/』を削除し
た文と同じ発音記号生成結果であり、「ぜんせつこうせ
つじょうほう」と連続して発音される。
【0004】
【表1】
【0005】
【表2】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】例えば、入力として
「5cm/秒」を音声合成装置に与えると、表3に示す
発音記号を生成する。この発音記号は「ごせんちめーと
るびょう」と発音される。これは記号『/』を一意に無
発音記号に変換しているからである。「ごせんちめーと
るまいびょう」と発音したほうが、より分かりやすい。
しかし記号『/』の読み分けを行おうとすると、入力文
全体の構文解析や各形態素が持つ意味の解析を行わなけ
ればならず、実現が容易でない。
【0007】
【表3】
【0008】本発明はこのような点に鑑み、記号の音声
情報を区別して容易にわかりやすくすることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するため、従来の音声合成装置に、記号に対する
音声情報を単語辞書に加え、記号に対する音声情報を決
定するための記号用音声情報規則手段を加えることによ
り、記号の持つ意味の解析を行わなくても記号の読み分
けを行うものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、入力文の構文解析や意味の解
析を行わなくても、記号の前後の単語の品詞情報や意味
情報を局所的に解析することにより、記号の音声情報を
区別することができるため、容易により分かりやすい音
声をユーザに提供できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例における音声合成装
置について図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例における音声合成
装置の機能ブロック図である。図1において、1は入力
文字列を入力するための入力手段、2は入力手段1より
入力された入力文字列を記憶する入力文字列記憶部、3
は生成された音声情報を記憶する出力音声情報記憶部、
4は出力音声情報記憶部3に記憶された音声情報をもと
に音声を出力する出力手段、5は単語の表記に対応する
品詞情報と意味情報と少なくとも読みを含む音声情報と
を格納した単語辞書、6は記号の少なくとも読みを含む
音声情報を決定するための規則を格納した記号用音声情
報規則、7は、入力文字列記憶部2に格納されている入
力に対する、単語の表記と品詞情報と意味情報と少なく
とも読みを含む音声情報とからなる形態素分割結果を記
憶する形態素分割結果記憶部、8は、単語辞書5と入力
文字列記憶部2を参照しながら形態素分割を行い、結果
を形態素分割結果記憶部7に格納し、前記記号用音声情
報規則6を参照して、前記形態素分割結果記憶部7に格
納されている分割形態素の中で、記号に対応する音声情
報を変更して、出力音声情報記憶部3に音声情報を格納
する音声情報生成制御部である。
【0013】図2は、図1を実施するための音声合成装
置の回路ブロック図であり、9はリードオンリーメモリ
(以下、ROMと略称する。)、10はキーボード、11は中
央処理装置(以下、CPUと略称する)、12はスピーカ、
13はランダムアクセスメモリ(以下、RAMと略称す
る。)である。
【0014】ここで図1に示した入力手段1はキーボー
ド10により、単語辞書5はROM9により、入力文字列
記憶部2と出力音声情報記憶部3と記号用音声情報規則
6と形態素分割結果記憶部7はRAM13により、音声情
報生成制御部8はCPU11がROM9及びRAM13とデ
ータの授受を行いながらROM9に記憶されたプログラ
ムを実行することにより、出力手段4はスピーカ12によ
り、実現されている。
【0015】上記のように構成された本発明の一実施例
における音声合成装置に、入力文「5cm/秒」が与え
られた場合について、以下、この動作を図3のフローチ
ャートに基づき説明する。
【0016】ステップ(S1)で、音声情報生成制御部8
は、表1に示す単語辞書5を参照しながら入力文に対す
る形態素分割を行い、形態素分割結果を形態素分割結果
記憶部7に格納する。上記例では、この時点での記号
『/』に対する読みの情報はまだ『*』である。
【0017】ステップ(S2)では、音声情報生成制御部
8は、形態素分割結果記憶部7に格納されている分割形
態素の中で、記号用音声情報規則6に対する適用可能性
の検査が終わってない分割形態素があるかどうかを検査
する。記号用音声情報規則6に対する適用可能性の検査
がまだ終了していなければ、ステップ(S3)に進む。そ
うでなければ処理を終了する。
【0018】ステップ(S3)では、音声情報生成制御部
8は、形態素分割結果記憶部7に格納されている分割形
態素に対応する表記と品詞情報と意味情報と音声情報と
を参照して、表4に示す記号用音声情報規則6の中か
ら、分割形態素と同一表記を持ち、かつ適用可能な規則
を検索する。上記例では、規則番号1の規則が適用可能
な規則である。この規則は、「意味情報が『数』である
数詞と、表層が『/』である形態素と、意味情報が『単
位』である数詞があったならば、表層『/』の読みを
『ma i』にする」ということを表す。
【0019】
【表4】
【0020】ステップ(S4)では、音声情報生成制御部
8は、分割形態素と同一表記を持ち、かつ適用可能な規
則があったかどうか検査する。なければステップ(S2)
に進み、まだ規則適用可能性の検査が終了していない分
割形態素を検出する。あればステップ(S5)に進む。
【0021】ステップ(S5)では、音声情報生成制御部
8は、検出された適用可能な記号用音声情報規則を分割
形態素に対して適用する。上記例では、形態素分割結果
記憶部7に格納されている記号『/』に対する読みの情
報を『*』から『ma i』に変更し、出力音声情報記憶部
3に格納する。上記例での、出力音声情報記憶部3の内
容を表5に示す。これは「ごせんちめーとるまいびょ
う」と発音される。
【0022】
【表5】
【0023】以上のように、従来の音声合成装置に、記
号に対する音声情報を単語辞書に加え、記号に対する音
声情報を決定するために、記号の前後の単語の品詞情報
や意味情報を利用した規則を加えることにより、記号を
含めた文全体の構文解析や意味の解析を行わなくとも、
記号の読み分けが容易に実現できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の音声合成装
置は、記号に対する音声情報を単語辞書に加え、記号に
対する音声情報を決定するための規則を加えることによ
り、記号の読み分けを実現でき、ユーザにより分かりや
すい音声を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音声合成装置の機能
ブロック図である。
【図2】図1を実施するための音声合成装置の回路ブロ
ック図である。
【図3】図1の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…入力手段、 2…入力文字列記憶部、 3…出力音
声情報記憶部、 4…出力手段、 5…単語辞書、 6
…記号用音声情報規則、 7…形態素分割結果記憶部、
8…音声情報生成制御部、 9…ROM、 10…キー
ボード、 11…CPU、 12…スピーカ、 13…RA
M、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 日本語の漢字・仮名混じり文を音声に変
    換する日本語の音声合成装置において、記号の少なくと
    も読みを含む音声情報を決定するための規則を格納した
    記号用音声情報規則手段と、単語の表記に対応する品詞
    情報と意味情報と少なくとも読みを含む音声情報とを格
    納した単語辞書と、入力文字列を入力するための入力手
    段と、前記入力手段より入力された入力文字列を記憶す
    る入力文字列記憶手段と、前記入力文字列記憶手段に格
    納された入力文字列に対する、単語の表記と品詞情報と
    意味情報と少なくとも読みを含む音声情報とからなる形
    態素分割結果を記憶する形態素分割結果記憶手段と、前
    記単語辞書と前記入力文字列記憶手段を参照しながら形
    態素分割を行い、結果を前記形態素分割結果記憶手段に
    格納し、前記記号用音声情報規則手段を参照して、規則
    を適用できる各形態素に対応する、形態素分割結果記憶
    手段中の音声情報を変更して、後述する出力音声情報記
    憶手段に音声情報を格納する音声情報生成制御手段と、
    生成された音声情報を記憶する出力音声情報記憶手段
    と、前記出力音声情報記憶手段に記憶された音声情報を
    もとに音声を出力する出力手段とを備えたことを特徴と
    する音声合成装置。
JP4337332A 1992-12-17 1992-12-17 音声合成装置 Pending JPH06186993A (ja)

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JP4337332A JPH06186993A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 音声合成装置

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JP4337332A JPH06186993A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 音声合成装置

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ID=18307635

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JP4337332A Pending JPH06186993A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 音声合成装置

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JP (1) JPH06186993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08272392A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 音声出力装置
WO2018203388A1 (ja) * 2017-05-02 2018-11-08 三菱電機株式会社 読み推定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08272392A (ja) * 1995-03-30 1996-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 音声出力装置
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