JPH06186847A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06186847A JPH06186847A JP4353756A JP35375692A JPH06186847A JP H06186847 A JPH06186847 A JP H06186847A JP 4353756 A JP4353756 A JP 4353756A JP 35375692 A JP35375692 A JP 35375692A JP H06186847 A JPH06186847 A JP H06186847A
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- Japan
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- toner
- supply container
- toner supply
- housing part
- storage housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール材やトナー補給容器に付着したトナー
を、トナー補給容器の交換時に払拭清掃し得るようにし
て、そのトナーの飛散を生じにくくした現像装置を有す
る画像形成装置を提供することである。 【構成】 現像装置1に、トナー補給容器4を装填する
格納ハウジング3を設け、この格納ハウジング3に、ス
ポンジゴム等の軟質弾性払拭部材10を付設し、カート
リッジ開口封鎖用のシール材6を引き剥がすときに、こ
れに付着したトナーを、軟質弾性払拭部材10で払拭清
掃する。
を、トナー補給容器の交換時に払拭清掃し得るようにし
て、そのトナーの飛散を生じにくくした現像装置を有す
る画像形成装置を提供することである。 【構成】 現像装置1に、トナー補給容器4を装填する
格納ハウジング3を設け、この格納ハウジング3に、ス
ポンジゴム等の軟質弾性払拭部材10を付設し、カート
リッジ開口封鎖用のシール材6を引き剥がすときに、こ
れに付着したトナーを、軟質弾性払拭部材10で払拭清
掃する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補充用トナーの入った
トナー補給容器を使用する現像装置を備えた画像形成装
置に関するものである。
トナー補給容器を使用する現像装置を備えた画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電潜像をトナーによって顕像化する現
像装置で、トナーが補給される構成のものでは、一般的
に、トナー補給容器を用い、この容器から補充用トナー
を現像装置本体内に供給している。
像装置で、トナーが補給される構成のものでは、一般的
に、トナー補給容器を用い、この容器から補充用トナー
を現像装置本体内に供給している。
【0003】このようなトナー補給容器は一般的に現像
装置のトナー補給部に格納されるようになっていて、ト
ナーカートリッジとも呼ばれている。かかるトナーカー
トリッジの装着手順について述べるに、図4は、複写
機、プリンタ、又はファクシミリなどの画像形成装置の
本体カバー101を手前側に開くときの状態を示す。
装置のトナー補給部に格納されるようになっていて、ト
ナーカートリッジとも呼ばれている。かかるトナーカー
トリッジの装着手順について述べるに、図4は、複写
機、プリンタ、又はファクシミリなどの画像形成装置の
本体カバー101を手前側に開くときの状態を示す。
【0004】このようなカバーを完全に開いたあと、図
5に示すように、トナーカートリッジ102を矢印方向
に廻して、手前側に抜き出す。すなわち、現像装置の格
納ハウジング部103より、空となっているトナーカー
トリッジ102を抜き出すのである。そして、図6に示
すように、補充用トナーが入っている新しいトナーカー
トリッジ102を格納ハウジング部103内に挿入す
る。このとき、可撓性のフィルムやシートなどから成る
シール材104で封鎖されているカートリッジ開口10
5(図6)を上にして、トナーカートリッジ102が挿
入される。
5に示すように、トナーカートリッジ102を矢印方向
に廻して、手前側に抜き出す。すなわち、現像装置の格
納ハウジング部103より、空となっているトナーカー
トリッジ102を抜き出すのである。そして、図6に示
すように、補充用トナーが入っている新しいトナーカー
トリッジ102を格納ハウジング部103内に挿入す
る。このとき、可撓性のフィルムやシートなどから成る
シール材104で封鎖されているカートリッジ開口10
5(図6)を上にして、トナーカートリッジ102が挿
入される。
【0005】この挿入のあと、図7に示すように、シー
ル材104の引き出し端部を指でつまんで、同シール材
を引き出し、先のカートリッジ開口105を開放させ
る。次いで、図8に示すように、トナーカートリッジ1
02を廻して、カートリッジ開口105を現像装置本体
の方に向ける。そして、図9に示すように本体カバー1
01を閉じる。
ル材104の引き出し端部を指でつまんで、同シール材
を引き出し、先のカートリッジ開口105を開放させ
る。次いで、図8に示すように、トナーカートリッジ1
02を廻して、カートリッジ開口105を現像装置本体
の方に向ける。そして、図9に示すように本体カバー1
01を閉じる。
【0006】ここで、図5に示す空のトナーカートリッ
ジ102のカートリッジ開口105(図6)の周りに
は、前の補給時のとき付着したトナーが、そのまま付着
したままになっている。又、図7に示すように、新しい
トナーカートリッジを挿入セットしたあと、シール材1
04を引き出す際に、このシール材104にもトナーが
付着している。
ジ102のカートリッジ開口105(図6)の周りに
は、前の補給時のとき付着したトナーが、そのまま付着
したままになっている。又、図7に示すように、新しい
トナーカートリッジを挿入セットしたあと、シール材1
04を引き出す際に、このシール材104にもトナーが
付着している。
【0007】古い空のトナーカートリッジを抜き出す
際、かかる作業を注意深く行わないと、カートリッジ開
口の周りに付着したトナーが飛散し、画像形成装置内外
をトナーで汚す。特に、トナーカートリッジに振動が加
わったりすると、その飛散を生じ易い。又、シール材を
引き出す際にも、シール材に付着したトナーが飛散し易
くなる。
際、かかる作業を注意深く行わないと、カートリッジ開
口の周りに付着したトナーが飛散し、画像形成装置内外
をトナーで汚す。特に、トナーカートリッジに振動が加
わったりすると、その飛散を生じ易い。又、シール材を
引き出す際にも、シール材に付着したトナーが飛散し易
くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ル材やトナー補給容器に付着したトナーを、トナー補給
容器の交換時に払拭清掃し得るようにして、そのトナー
の飛散を生じにくくした現像装置を有する画像形成装置
を提供することにある。
ル材やトナー補給容器に付着したトナーを、トナー補給
容器の交換時に払拭清掃し得るようにして、そのトナー
の飛散を生じにくくした現像装置を有する画像形成装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、静電潜像をトナーによって顕像化する現像
装置を有し、この現像装置には補充用トナーの入ったト
ナー補給容器を着脱自在に装着する格納ハウジング部が
設けられ、且つ、トナー補給容器には、この着脱方向に
トナー供出用開口が穿設され、この開口が開口奥部で折
り返されるシール材で封鎖されるように構成された画像
形成装置において、トナー補給容器を格納ハウジング部
内に挿入装着したあと、シール材を引き出して開口を開
放させる際、このシール材に付着したトナーを払拭清掃
すると共に、トナー補給容器を脱抜する際、当該トナー
補給容器に付着したトナーを払拭清掃する軟質弾性払拭
部材を、前記格納ハウジング部に設けた構成を提案する
ものである。
成するため、静電潜像をトナーによって顕像化する現像
装置を有し、この現像装置には補充用トナーの入ったト
ナー補給容器を着脱自在に装着する格納ハウジング部が
設けられ、且つ、トナー補給容器には、この着脱方向に
トナー供出用開口が穿設され、この開口が開口奥部で折
り返されるシール材で封鎖されるように構成された画像
形成装置において、トナー補給容器を格納ハウジング部
内に挿入装着したあと、シール材を引き出して開口を開
放させる際、このシール材に付着したトナーを払拭清掃
すると共に、トナー補給容器を脱抜する際、当該トナー
補給容器に付着したトナーを払拭清掃する軟質弾性払拭
部材を、前記格納ハウジング部に設けた構成を提案する
ものである。
【0010】なお、軟質弾性払拭部材は、トナー補給容
器の着脱方向前後において格納ハウジング部に設けた突
出壁部で挟持されるものとすると、効果的である。
器の着脱方向前後において格納ハウジング部に設けた突
出壁部で挟持されるものとすると、効果的である。
【0011】又、軟質弾性払拭部材の、トナー補給容器
に接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分に
突出するようなフィルム状部材を格納ハウジング部に付
設すると、効果的である。
に接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分に
突出するようなフィルム状部材を格納ハウジング部に付
設すると、効果的である。
【0012】更に、軟質弾性払拭部材の、トナー補給容
器に接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分
に突出するようなブレード状弾性部材を格納ハウジング
部に付設すると、効果的である。
器に接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分
に突出するようなブレード状弾性部材を格納ハウジング
部に付設すると、効果的である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に
説明する。
説明する。
【0014】図1は本発明一実施例の現像装置のトナー
補給部の構成斜視図である。
補給部の構成斜視図である。
【0015】図2は同上現像装置を有する画像形成装置
の部分図であり、かかる現像装置1は、感光体2に対向
配備され、この感光体2上に形成された静電潜像をトナ
ーによって顕像化する。すなわち、現像装置1の本体1
a内には、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤
(不図示)が収容され、この現像剤が現像ローラ1bに
担持されて搬送され、そのトナーが感光体2に形成され
た静電潜像に静電的に移行して潜像がトナー像化され
る。現像装置1には感光体2と反対側の部位に格納ハウ
ジング部3が設けられ、この内部には、図2に示すよう
に、カートリッジ状のトナー補給容器4が挿入装着され
る。
の部分図であり、かかる現像装置1は、感光体2に対向
配備され、この感光体2上に形成された静電潜像をトナ
ーによって顕像化する。すなわち、現像装置1の本体1
a内には、トナーとキャリアを有する二成分系現像剤
(不図示)が収容され、この現像剤が現像ローラ1bに
担持されて搬送され、そのトナーが感光体2に形成され
た静電潜像に静電的に移行して潜像がトナー像化され
る。現像装置1には感光体2と反対側の部位に格納ハウ
ジング部3が設けられ、この内部には、図2に示すよう
に、カートリッジ状のトナー補給容器4が挿入装着され
る。
【0016】図1において、円筒状をなすトナー補給容
器4は格納ハウジング部3内に対し着脱自在となってい
て、トナー補給容器4には、この着脱方向にトナー供出
用開口(以下、単に「開口」と言う)5が穿設されてい
る。この開口5は可撓性のシール材6で封鎖されてい
る。
器4は格納ハウジング部3内に対し着脱自在となってい
て、トナー補給容器4には、この着脱方向にトナー供出
用開口(以下、単に「開口」と言う)5が穿設されてい
る。この開口5は可撓性のシール材6で封鎖されてい
る。
【0017】シール材6は開口5の奥部のA部で手前側
に折り返され、端部6aはトナー補給容器4の端部より
突出している。トナー補給容器4の奥端部側(トナー補
給容器4の挿入方向上の奥端部側)の外周面には突起7
が設けられ、一方、格納ハウジング部3の内周壁部に
は、この軸方向に沿って凹溝8が刻設されている。
に折り返され、端部6aはトナー補給容器4の端部より
突出している。トナー補給容器4の奥端部側(トナー補
給容器4の挿入方向上の奥端部側)の外周面には突起7
が設けられ、一方、格納ハウジング部3の内周壁部に
は、この軸方向に沿って凹溝8が刻設されている。
【0018】トナー補給容器4の突起7を、かかる凹溝
8に嵌め込んで、トナー補給容器4を格納ハウジング部
3内に挿入すると、開口5が上向きになったままで、ト
ナー補給容器4は移動する。すなわち、トナー補給容器
4は開口5が上向きとなるように位置決めされて、格納
ハウジング部3内を着脱されるのである。
8に嵌め込んで、トナー補給容器4を格納ハウジング部
3内に挿入すると、開口5が上向きになったままで、ト
ナー補給容器4は移動する。すなわち、トナー補給容器
4は開口5が上向きとなるように位置決めされて、格納
ハウジング部3内を着脱されるのである。
【0019】補充用トナーの入ったトナー補給容器4を
格納ハウジング部3内に挿入装着した状態で、トナー補
給容器4の端部より出ている引き出し用端部6aを指で
つまんで、シール材6を手前に引き出すと、開口5の周
りに接着されているシール材部分は、折り返しA部から
開口手前側に向けて漸次、剥がされてゆく。そして、開
口5の周りに接着されているシール材部分が上向きとな
って出てゆき、最終的に開口5が全部開放される。
格納ハウジング部3内に挿入装着した状態で、トナー補
給容器4の端部より出ている引き出し用端部6aを指で
つまんで、シール材6を手前に引き出すと、開口5の周
りに接着されているシール材部分は、折り返しA部から
開口手前側に向けて漸次、剥がされてゆく。そして、開
口5の周りに接着されているシール材部分が上向きとな
って出てゆき、最終的に開口5が全部開放される。
【0020】符号10で示すものは、トナー補給容器4
を格納ハウジング部3内に挿入装着したあと、シール材
6を引き出して開口5を開放させる際、このシール材6
に付着したトナーを払拭清掃する軟質弾性払拭部材を示
す。この軟質弾性払拭部材10は、例えば、合成樹脂の
発泡体やスポンジゴムなどから成り、格納ハウジング部
3の内周壁部に設けられている。
を格納ハウジング部3内に挿入装着したあと、シール材
6を引き出して開口5を開放させる際、このシール材6
に付着したトナーを払拭清掃する軟質弾性払拭部材を示
す。この軟質弾性払拭部材10は、例えば、合成樹脂の
発泡体やスポンジゴムなどから成り、格納ハウジング部
3の内周壁部に設けられている。
【0021】軟質弾性払拭部材10は、図2に示す如
く、開口5の上にあるシール材(この図では示さず)6
を被うような幅を有するものとなっている。図3に示す
ように、シール材6を矢印B方向に引き出してゆくと、
折り返されたシール材は、軟質弾性払拭部材10に摺擦
しながら移動し、このとき、シール材に付着したトナー
がぬぐい取られる。すなわち、軟質弾性払拭部材10は
上向きとなったシール材6に圧接して、シール材の付着
トナーを払拭清掃するのである。
く、開口5の上にあるシール材(この図では示さず)6
を被うような幅を有するものとなっている。図3に示す
ように、シール材6を矢印B方向に引き出してゆくと、
折り返されたシール材は、軟質弾性払拭部材10に摺擦
しながら移動し、このとき、シール材に付着したトナー
がぬぐい取られる。すなわち、軟質弾性払拭部材10は
上向きとなったシール材6に圧接して、シール材の付着
トナーを払拭清掃するのである。
【0022】ここで、トナー補給容器4の挿入装着を終
了すると、図1に示す突起7は凹溝8から外れるように
なっており、この状態でシール材6を剥がし、これを取
り去ってから、トナー補給容器4を図2の位置から時計
方向に廻し、開口5を格納ハウジング部3の開口11に
合わせる。
了すると、図1に示す突起7は凹溝8から外れるように
なっており、この状態でシール材6を剥がし、これを取
り去ってから、トナー補給容器4を図2の位置から時計
方向に廻し、開口5を格納ハウジング部3の開口11に
合わせる。
【0023】後は、トナー補給容器4内のトナー撹拌供
給部材12が回転することによって、開口5及び開口1
1を通して、トナー補給容器4内に入っている補充用ト
ナーがトナー補給ローラ13の方に向けて供給され、該
ローラ13の回転によってトナーが現像装置1の本体1
a内の二成分系現像剤中に供給される。
給部材12が回転することによって、開口5及び開口1
1を通して、トナー補給容器4内に入っている補充用ト
ナーがトナー補給ローラ13の方に向けて供給され、該
ローラ13の回転によってトナーが現像装置1の本体1
a内の二成分系現像剤中に供給される。
【0024】トナーの供給時に、互いに合致した両開口
5,11が位置する、トナー補給容器4の外周部と、格
納ハウジング部3の内周部との間のスキマにトナーが入
り込み、開口5の周りのトナー補給容器部分に入り込ん
だトナーが付着する。
5,11が位置する、トナー補給容器4の外周部と、格
納ハウジング部3の内周部との間のスキマにトナーが入
り込み、開口5の周りのトナー補給容器部分に入り込ん
だトナーが付着する。
【0025】ここで、トナーの現像装置本体側への供給
を終えると、トナー補給容器4内は空になり、次のトナ
ー補給容器の交換時には、かかる空のトナー補給容器が
格納ハウジング部3より脱抜される。
を終えると、トナー補給容器4内は空になり、次のトナ
ー補給容器の交換時には、かかる空のトナー補給容器が
格納ハウジング部3より脱抜される。
【0026】すなわち、図2において、トナー補給容器
を交換しようとするとき、空のトナー補給容器4の開口
5が、格納ハウジング部3の開口11に合致しているの
であるが、この合致したトナー補給容器回動位置から、
トナー補給容器を時計方向に回動させ、トナー補給容器
を図2の位置に持ってくる。この状態で、トナー補給容
器4を手前側に抜き出す。その際、このトナー補給容器
4に付着したトナー、本例ではその開口5の周りの、ト
ナー補給容器外周面部分に付着したトナーが軟質弾性払
拭部材10によって払拭清掃される。
を交換しようとするとき、空のトナー補給容器4の開口
5が、格納ハウジング部3の開口11に合致しているの
であるが、この合致したトナー補給容器回動位置から、
トナー補給容器を時計方向に回動させ、トナー補給容器
を図2の位置に持ってくる。この状態で、トナー補給容
器4を手前側に抜き出す。その際、このトナー補給容器
4に付着したトナー、本例ではその開口5の周りの、ト
ナー補給容器外周面部分に付着したトナーが軟質弾性払
拭部材10によって払拭清掃される。
【0027】本実施例によれば、トナー補給容器4やシ
ール材6に付着したトナーを、トナー補給容器の交換時
に、払拭清掃することができるので、そのトナーの飛散
を生じにくくすることができる。すなわちトナー補給容
器の交換時に、画像形成装置内外をトナーで汚さないよ
うにすることができるのである。
ール材6に付着したトナーを、トナー補給容器の交換時
に、払拭清掃することができるので、そのトナーの飛散
を生じにくくすることができる。すなわちトナー補給容
器の交換時に、画像形成装置内外をトナーで汚さないよ
うにすることができるのである。
【0028】ここで、図3に示すように、格納ハウジン
グ部3に対し、トナー補給容器4の着脱方向前後におい
て軟質弾性払拭部材10を挟持するような突出壁部1
4,15を設けるようにすると、シール材6の引き出し
時や、トナー補給容器4の着脱時などに、軟質弾性払拭
部材10がシール材6やトナー補給容器4に引きずられ
て、格納ハウジング部3の内周部より剥がされてしまう
ことを防止することができる。
グ部3に対し、トナー補給容器4の着脱方向前後におい
て軟質弾性払拭部材10を挟持するような突出壁部1
4,15を設けるようにすると、シール材6の引き出し
時や、トナー補給容器4の着脱時などに、軟質弾性払拭
部材10がシール材6やトナー補給容器4に引きずられ
て、格納ハウジング部3の内周部より剥がされてしまう
ことを防止することができる。
【0029】ところで、軟質弾性払拭部材10を長年使
用してゆくうちに、それが摩耗したり、或いは弾性力が
低下したりして、トナー補給容器やシール材との圧接力
(摺擦力)が弱まる場合がある。図3において符号16
で示すものは、軟質弾性払拭部材10よりも格納ハウジ
ング部3の手前開口部側の部分に付設されたフィルム状
部材である。これは、例えばマイラ(商品名)などの合
成樹脂シートないしはフィルムより成る。
用してゆくうちに、それが摩耗したり、或いは弾性力が
低下したりして、トナー補給容器やシール材との圧接力
(摺擦力)が弱まる場合がある。図3において符号16
で示すものは、軟質弾性払拭部材10よりも格納ハウジ
ング部3の手前開口部側の部分に付設されたフィルム状
部材である。これは、例えばマイラ(商品名)などの合
成樹脂シートないしはフィルムより成る。
【0030】かかるフィルム状部材16は、トナー補給
容器4の外周面に接する軟質弾性払拭部材面よりも、僅
かに、格納ハウジング部3内に向けて余分に突出するも
のとなっていて、開口5の上にあるシール材6を被うよ
うな幅を有している。このようなフィルム状部材16が
あると、軟質弾性払拭部材10の、トナー補給容器やシ
ール材などに対する圧接力が弱まり、クリーニング性が
悪くなっても、そのフィルム状部材16で、シール材や
トナー補給容器などに付着したトナーを十分に掻き落す
ことができる。
容器4の外周面に接する軟質弾性払拭部材面よりも、僅
かに、格納ハウジング部3内に向けて余分に突出するも
のとなっていて、開口5の上にあるシール材6を被うよ
うな幅を有している。このようなフィルム状部材16が
あると、軟質弾性払拭部材10の、トナー補給容器やシ
ール材などに対する圧接力が弱まり、クリーニング性が
悪くなっても、そのフィルム状部材16で、シール材や
トナー補給容器などに付着したトナーを十分に掻き落す
ことができる。
【0031】なお、フィルム状部材16の代りに、同様
構成された、例えばゴムより成るブレード状弾性部材を
用いるようにしても、まったく同様な機能を達成するこ
とができる。
構成された、例えばゴムより成るブレード状弾性部材を
用いるようにしても、まったく同様な機能を達成するこ
とができる。
【0032】本発明は、現像装置本体にキャリアを含ま
ない一成分系現像剤を収容して、潜像を顕像化する現像
装置を備えた画像形成装置にも適用できるものである。
ない一成分系現像剤を収容して、潜像を顕像化する現像
装置を備えた画像形成装置にも適用できるものである。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、シール
材やトナー補給容器に付着したトナーを、トナー補給容
器の交換時に、払拭清掃できるので、その付着トナーを
画像形成装置内外に飛散させにくくすることができる。
材やトナー補給容器に付着したトナーを、トナー補給容
器の交換時に、払拭清掃できるので、その付着トナーを
画像形成装置内外に飛散させにくくすることができる。
【0034】請求項2に記載の構成によれば、軟質弾性
払拭部材が格納ハウジング部より剥がれ易くなるのを防
ぐことができる。
払拭部材が格納ハウジング部より剥がれ易くなるのを防
ぐことができる。
【0035】請求項3,4に記載の構成によれば、軟質
弾性払拭部材の摺擦力が弱まったりして、トナーの除去
能力が低下した場合、その除去能力を引き続いて保証す
ることができる。
弾性払拭部材の摺擦力が弱まったりして、トナーの除去
能力が低下した場合、その除去能力を引き続いて保証す
ることができる。
【図1】本発明一実施例の画像形成装置に付設された現
像装置のトナー補給部の構成斜視図である。
像装置のトナー補給部の構成斜視図である。
【図2】同上現像装置の全体構成図である。
【図3】シール材などに付着したトナーを払拭清掃する
構成部の断面図である。
構成部の断面図である。
【図4】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、本体カバーを開いた状態を示す図であ
る。
交換手順のうち、本体カバーを開いた状態を示す図であ
る。
【図5】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、トナーカートリッジを抜き出す寸前の
状態を示す図である。
交換手順のうち、トナーカートリッジを抜き出す寸前の
状態を示す図である。
【図6】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、新トナーカートリッジを装填する前の
状態を示す図である。
交換手順のうち、新トナーカートリッジを装填する前の
状態を示す図である。
【図7】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、シール材を引き出している状態を示す
図である。
交換手順のうち、シール材を引き出している状態を示す
図である。
【図8】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、新トナーカートリッジをトナー補給位
置にセットするときの装着状態を示す図である。
交換手順のうち、新トナーカートリッジをトナー補給位
置にセットするときの装着状態を示す図である。
【図9】従来の現像装置におけるトナーカートリッジの
交換手順のうち、本体カバーを閉じるときの中途状態を
示す図である。
交換手順のうち、本体カバーを閉じるときの中途状態を
示す図である。
1 現像装置 3 格納ハウジング部 4 トナー補給容器 5 トナー供出用開口 6 シール材 10 軟質弾性払拭部材 14 突出壁部 15 突出壁部 16 フィルム状部材
Claims (4)
- 【請求項1】 静電潜像をトナーによって顕像化する現
像装置を有し、この現像装置には補充用トナーの入った
トナー補給容器を着脱自在に装着する格納ハウジング部
が設けられ、且つ、トナー補給容器には、この着脱方向
にトナー供出用開口が穿設され、この開口が開口奥部で
折り返されるシール材で封鎖されるように構成された画
像形成装置において、トナー補給容器を格納ハウジング
部内に挿入装着したあと、シール材を引き出して開口を
開放させる際、このシール材に付着したトナーを払拭清
掃すると共に、トナー補給容器を脱抜する際、当該トナ
ー補給容器に付着したトナーを払拭清掃する軟質弾性払
拭部材を、前記格納ハウジング部に設けたことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項2】 軟質弾性払拭部材は、トナー補給容器の
着脱方向前後において格納ハウジング部に設けた突出壁
部で挟持されるものである請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 軟質弾性払拭部材の、トナー補給容器に
接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分に突
出するようなフィルム状部材を格納ハウジング部に付設
した請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 軟質弾性払拭部材の、トナー補給容器に
接する面よりも、格納ハウジング部内に向けて余分に突
出するようなブレード状弾性部材を格納ハウジング部に
付設した請求項1又は2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4353756A JPH06186847A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4353756A JPH06186847A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06186847A true JPH06186847A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18433007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4353756A Pending JPH06186847A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06186847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9383686B2 (en) | 2014-11-10 | 2016-07-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer supply container and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP4353756A patent/JPH06186847A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9383686B2 (en) | 2014-11-10 | 2016-07-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Developer supply container and image forming apparatus |
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