JPH06186300A - Lsi試験システム - Google Patents

Lsi試験システム

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JPH06186300A
JPH06186300A JP4336877A JP33687792A JPH06186300A JP H06186300 A JPH06186300 A JP H06186300A JP 4336877 A JP4336877 A JP 4336877A JP 33687792 A JP33687792 A JP 33687792A JP H06186300 A JPH06186300 A JP H06186300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
lsi
output signal
signal lines
test system
Prior art date
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Pending
Application number
JP4336877A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Eguchi
裕之 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テストパタンに対して制限を設けず、かつL
SI自体の動作を正常に保持しつつ、LSIの出力同時
動作数を制限数内に抑えて試験を行う。 【構成】 LSI10の出力信号ラインを、ライン数を
出力同時動作数で割った商以下の数のグループである出
力信号ライン180〜210の4つに分け、これら各グ
ループに対応させてトライステートバッファ1〜4を設
けておく。出力指示制御回路60内のシフトレジスタ6
5のシフト動作によってバッファ1〜4を順にイネーブ
ル状態にせしめ、出力140〜170を導出する。これ
ら出力を、出力パタン比較回路70において所定の期待
値と比較判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はLSI試験システムに関
し、特にLSIパッケージ固有に決定された出力同時動
作数(所定時間内に同時に遷移しても正常動作を維持可
能な限界数)を有するLSIについての試験システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIは、プロセッサのデータバ
スのビット幅拡大(8ビット→16ビット→32ビット
→64ビット)に伴って出力ピン数が増大している。
【0003】一般に、LSIが同時に出力できるピン数
は、各LSIパッケージに対して出力同時動作制限数と
いう形で決められており、これに違反するとLSI内部
のスレッショルド電圧降下等を引起こし誤動作の原因と
なってしまう。
【0004】この対策として、LSIが搭載される装置
内において各LSI個別に電源やグランドを強化する手
段が一般的に知られている。すなわち、ゲートアレイ等
のセミカスタムLSIでは、本来の信号ピンを電源ピン
やグランドピンとすれば、電源やグランドが強化でき、
同時動作の対策を行うことができるのである。
【0005】しかし、LSIが搭載される装置ではな
く、ゲートアレイ等の検査に用いられるLSIテスタに
おいては、多種のLSIを試験する必要上、上述したL
SI個別の電源やグランドの強化に対する個別対応が非
常に難しい。そのため、上述の電源やグランドを強化す
る対策は、LSIテスタ上における同時動作数制限を緩
和する手段とはならない。
【0006】そこで、このLSIテスタによる検査のた
め、同時動作数を小さく抑えたテストパタンを作成する
必要が生ずる。
【0007】例えば、64ビットのデータバスを持つL
SIにおいて、出力同時動作数が32本であった場合、
オール“1”というデータの出力を行わせるためのテス
トパタンでは64本の出力ピンが同時に“1”を出力し
てしまう。これでは、同時動作制限に違反してしまい誤
動作を起こす可能性がある。
【0008】そこで、かかる場合は、オール“1”では
なく、“1010……”というデータに変更し、同時動
作数を32とすれば、同時動作数制限内におさめること
ができる。
【0009】また、もう一つの手法として出力ピンを同
時動作数内でグループ化し(上記例では、32本単
位)、そのグループ毎に所定遅延時間を有するゲートを
設け、そのゲートによる遅延差によって同時動作数制限
違反を抑える手法もある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、LSIが
搭載される装置上では電源やグランドを強化して同時動
作対策を行っているにもかかわらず、従来の試験システ
ムにおいては、テストパタンに対して制限を設けるか、
LSI内に対策回路を盛込まなければならなかった。
【0011】しかしながら、上述した同時動作対策のう
ち、テストパタンに対して制限を設ける手法では、試験
に長時間かかったり、有効な試験が行えず信頼できる試
験結果も得られない等の欠点があった。
【0012】また、ゲートによる遅延差によって同時動
作数制限違反を抑える手法では、その遅延差をLSI内
部のゲートの最小遅延時間で補償しようとすると、ゲー
トが最大遅延時間で動作した場合には、LSI自体の動
作が満足できない場合も発生するため、動作周波数の高
いLSIではうまくいかないという欠点があった。
【0013】本発明は上述した従来の欠点を解決するた
めになされたものであり、その目的はテストパタンに対
して制限を設けず、かつLSI自体の動作を正常に保持
しつつ、LSIの出力同時動作数を制限数内に抑えて試
験をすることのできるLSI試験システムを提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によるLSI試験
システムは上述した従来の欠点を解決するため、N本
(Nは2以上の整数)の出力信号ラインと、前記出力信
号ラインに対応して設けられ、該出力信号を外部に導出
するためのN個の出力ピンを有する論理回路とを有する
LSIと、前記N個の出力ピンの出力信号を所定の期待
値と比較判定する手段を有するテスタと、を含むLSI
試験システムであって、所定時間内に同時に遷移しても
正常動作を維持可能な限界数である出力同時動作数で前
記Nを割った商以下の数M(Mは整数)に、前記出力信
号ラインをグループ化し、該グループ毎に前記出力信号
ラインを段階的に出力イネーブル状態にせしめるイネー
ブル手段を含むことを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例によるLSI試験システム
の構成を示すブロック図である。図において、本発明の
一実施例によるLSI試験システムは、LSI10と、
このLSI10が実装されるLSIテスタ20とによっ
て構成されるものである。
【0016】LSI10は、LSI本来の機能をなす論
理回路80の他に、論理回路80の出力抑止を行うトラ
イステートバッファ1〜4を含んで構成されている。な
お、出力抑止とは、LSI10の出力ピンをハイ・イン
ピーダンス状態にすることをいう。
【0017】本実施例におけるLSI10は、合計64
ビットの出力信号ライン180〜210を有し、これに
対応して64ビットの出力ピンを有しており、出力同時
動作数は“16”であるものとする。また、20[n
s](ナノ秒)以内に変化したピンを同時動作したピン
とする。
【0018】一方、LSIテスタ20は、LSI10に
入力すべきテストパタンを保持する入力パタンメモリ3
0と、LSI10から出力される波形パタンの期待値を
保持する期待値パタンメモリ40と、このメモリ40か
ら出力される期待値パタンとLSI10から出力される
波形パタンとを比較判定する出力パタン比較回路70と
を含んで構成されている。
【0019】また、LSIテスタ20は、出力パタン比
較回路70に出力パタン比較指示を行う出力指示制御回
路60と、入力パタンメモリ30及び期待値パタンメモ
リ40にパタン番号を指示すると共に、出力指示制御回
路60にパタン切替え指示95及び内部クロック92を
与えるテスト制御回路50とを含んで構成されている。
【0020】ここで、出力指示制御回路60は、パタン
切替え指示95を入力とし、内部クロック92でシフト
動作するシフトレジスタ65と、このシフトレジスタ6
5の各段の出力を入力とするアンドゲート66とを含ん
で構成されており、シフトレジスタ65の各段の出力が
出力指示100〜130としてLSI10に送出され
る。なお、シフトレジスタ65はアンドゲート66の出
力が“1”になると、以後は“0”をシフトするように
動作するものとする。
【0021】かかる構成において、LSI試験は、LS
I10をLSIテスタ20に実装することによって実行
される。LSIテスタ20は、同時動作時間の20[n
s]を十分に越え、かつLSIの内部遅延時間を十分許
容する内部クロック92で動作している。
【0022】LSI10の出力信号ラインは、16本単
位に、グループA出力信号ライン180、グループB出
力信号ライン190、グループC出力出力信号ライン2
00、グループD出力信号ライン210の4つのグルー
プに分割されており、それぞれ出力指示100、11
0、120、130により出力抑止が行われる。
【0023】試験が開始されると、テスト制御回路50
からパタン番号90が入力パタンメモリ30に送られる
と、LSIの入力ピン35に対して、パタン番号nの入
力パタンが与えられる。すると、LSI内部の論理回路
80は入力ピン35に与えられる信号に応じて、グルー
プA〜Dの出力信号ラインの値180〜210を順次変
化させる。
【0024】LSIテスタ内のテスト制御回路50がパ
タン切替え指示95を“1”にして出力指示制御回路6
0に伝達すると、このパタン切替え指示95を入力とす
るシフトレジスタ65は内部クロック92によって
“1”のシフト動作を行う。このシフト動作に伴い、出
力指示100〜130は、グループAについての出力指
示100からグループB、C、Dについての出力指示1
10、120、130と各々20[ns]以上の時間差
で各グループ毎に順にオン状態になって行く。これによ
り、LSI10内のトライステートバッファ1〜4が順
にイネーブル状態になって行き、出力ピンからは各々1
6本ずつの出力140、150、160、170が順に
送出されて行く。
【0025】出力指示制御回路60内では、グループD
についての出力指示130を送出すると、シフトレジス
タ65の出力がオール“1”になり、アンドゲート66
の出力が“1”になる。このアンドゲート66の出力は
パタン比較指示97として出力パタン比較回路70に送
られる。これにより、期待値パタンメモリ40からの期
待値パタンと各グループA〜Dの出力ピンの値とが比較
回路70において比較される。
【0026】また、アンドゲート66の出力が“1”に
なると、シフトレジスタ65は内部クロック92によっ
て“0”のシフト動作を行う。そのため、グループAに
ついての出力指示100からグループB、C、Dについ
ての出力指示110、120、130と各々20[n
s]以上の時間差で各グループ毎に順にオフ状態になっ
て行く。
【0027】テスト制御回路50は、パタン比較指示信
号97が出力され、かつグループDについての出力指示
130がオフ状態になった後、パタン番号を+1して次
のパタンについての試験を行う。
【0028】以上の手順を繰返すことにより、LSI試
験を実行していくのである。
【0029】ここで、出力信号ラインのグループ化につ
いて説明する。
【0030】出力同時動作数に違反しないためには、出
力信号ラインの各グループに出力同時動作数以下のライ
ン数が含まれるようにすれば良い。すなわち、出力信号
ラインの数をN(本例では64)とすると、このNを出
力同時動作数(本例では16)で割った商以下の数M
(本例では4)に出力信号ラインをグループ化すれば良
い。そして、そのグループ毎に出力信号ラインを段階的
に出力イネーブル状態にせしめれば良いのである。
【0031】次に、以上の手順について図2のタイムチ
ャートを参照して説明する。このタイムチャートの時間
軸はテスタの内部クロック(20[ns]以上でLSI
の内部遅延に対して十分大きな値)92となっている。
【0032】図において、パタン切替え指示95によ
り、指示しているパタン番号90が切替わると、入力ピ
ン35の値が変化する。このとき、グループA〜Dの出
力指示100、110、120、130は初期状態(オ
フ状態)であり、グループA〜Dの出力ピンもオフであ
る。
【0033】パタン切替え指示95をシフトレジスタ6
5が取込み、グループAについての出力指示100がオ
ン状態になると(⊥)、これに対応するトライステート
バッファがイネーブル状態になり、出力ピンに出力14
0が送出される。
【0034】次に、グループBについての出力指示11
0がオン状態になると(⌒)、これに対応するトライス
テートバッファがイネーブル状態になり、出力ピンに出
力150が送出される。
【0035】さらに、グループCについての出力指示1
20がオン状態になると(∂)、これに対応するトライ
ステートバッファがイネーブル状態になり、出力ピンに
出力160が送出される。
【0036】最後に、グループDについての出力指示1
30がオン状態になると(∇)、これに対応するトライ
ステートバッファがイネーブル状態になり、出力ピンに
出力170が送出される。
【0037】グループDについての出力指示130がオ
ン状態になると同時に、出力パタン比較指示97が出力
され、各出力ピンの出力140〜170と期待値との比
較が行われる。この比較の後、シフトレジスタ65の各
段が順次リセットされ(≡→≒→≪→≫)、出力指示1
00〜130が順にオフ状態となる。これにより、対応
するトライステートバッファが順にハイインピーダンス
状態になって行き、グループA→B→C→Dの順に出力
信号ラインがオフ状態になって行く。
【0038】グループDの出力ピンがオフ状態になる
と、パタン切替え指示95が出力される。これにより、
次のテストパタンが入力され、入力ピン35の値が変化
して以後は上記と同様の処理が行われる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出力同時
動作数で出力ピン数を割った商以下の数に、LSI内の
出力信号ラインをグループ化し、そのグループ毎に出力
信号ラインを段階的に出力イネーブル状態にせしめて出
力を導出することにより、テストパタンに対して制限を
設けず、かつLSI自体の動作を正常に保持しつつ、L
SIの出力同時動作数を制限数内に抑えて試験を行うこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるLSI試験システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1のLSI試験システムの動作を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1〜4 トライステートバッファ 10 LSI 20 LSIテスタ 30 入力パタンメモリ 40 期待値パタンメモリ 50 テスト制御回路 60 出力指示制御回路 65 シフトレジスタ 66 アンドゲート 70 出力パタン比較回路 80 論理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N本(Nは2以上の整数)の出力信号ラ
    インと、前記出力信号ラインに対応して設けられ、該出
    力信号を外部に導出するためのN個の出力ピンを有する
    論理回路とを有するLSIと、 前記N個の出力ピンの出力信号を所定の期待値と比較判
    定する手段を有するテスタと、を含むLSI試験システ
    ムであって、 所定時間内に同時に遷移しても正常動作を維持可能な限
    界数である出力同時動作数で前記Nを割った商以下の数
    M(Mは整数)に、前記出力信号ラインをグループ化
    し、該グループ毎に前記出力信号ラインを段階的に出力
    イネーブル状態にせしめるイネーブル手段を含むことを
    特徴とするLSI試験システム。
  2. 【請求項2】 前記イネーブル手段は、前記LSIに設
    けられ前記N本の出力信号ラインの夫々に対応して設け
    られ対応出力信号ラインを出力指令に応答して出力イネ
    ーブル状態にせしめる出力回路と、前記テスタに設けら
    れ前記出力指令を前記所定時間以上の時間間隔で送出す
    る制御回路とからなることを特徴とする請求項1記載の
    LSI試験システム。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、前記所定時間以上の繰
    返し周波数を有するクロックを発生する手段と、前記数
    Mの段数を有し、前記クロックによってシフト動作する
    シフトレジスタとを含み、このシフトレジスタの各段の
    出力を前記出力指令としたことを特徴とする請求項2記
    載のLSI試験システム。
JP4336877A 1992-12-17 1992-12-17 Lsi試験システム Pending JPH06186300A (ja)

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JP4336877A JPH06186300A (ja) 1992-12-17 1992-12-17 Lsi試験システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001010