JPH06186019A - 測長器 - Google Patents

測長器

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JPH06186019A
JPH06186019A JP34035892A JP34035892A JPH06186019A JP H06186019 A JPH06186019 A JP H06186019A JP 34035892 A JP34035892 A JP 34035892A JP 34035892 A JP34035892 A JP 34035892A JP H06186019 A JPH06186019 A JP H06186019A
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Masayoshi Matsuyama
政義 松山
Masakazu Hayashi
正和 林
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Sony Magnescale Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリロードの方向を一定に保つことができる
測長器を提供することを目的とする。 【構成】 検出手段26上に一方及び他方の基端部2、
3をそれぞれ設け、一方及び他方の基端部2、3の間に
屈曲部4、5、6を有し、屈曲部4、5、6において閉
塞手段32の押圧面33を押圧することにより、検出手
段26を被検出手段23の案内面24に押圧する主弾性
手段1、7と、屈曲部4、5、6近傍に検出手段26の
移動方向に一方及び他方の副基端部10、11をそれぞ
れ設け、押圧面33における検出手段26の移動方向と
直交する方向に揺動自在な副弾性手段8とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、二つの対象物
の相対的な位置を測定するのに使用して好適な測長器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の測長器は、図4に示す如くであ
り、断面略L字状のベース20は、その折曲部22にス
ケール23を接着剤等により固着している。スケール2
3は、その隣合う2つの長手方向の端面に案内面24及
び被検出面25をそれぞれ形成している。
【0003】スライダ26は、スケール23の案内面2
4上を滑動可能な一対のローラ27、27を移動方向の
前後に設け、スケール23の被検出面25と対向する検
出面28を設けている。
【0004】ベース20の上端面21には、カバー32
がスライダ26を覆うように設けられている。スライダ
26の上端面29上に、片持ちの板バネにより構成され
たプリロードバネ30の一端を固定し、他端にはカバー
32の下面の押圧面33が摺接可能にローラ31を設け
ている。
【0005】上述のような従来の測長器は、カバー32
の下面の押圧面33にプリロードバネ30の他端に設け
られたローラ31が摺接するので、このプリロードバネ
30の弾性力により、スライダ26に設けられた一対の
ローラ27、27が、スケール23の案内面24上を押
圧されながら滑動する。
【0006】このように、スケール23の案内面24に
沿って、スライダ26のローラ27、27が滑動するこ
とにより、スライダ26の検出面28がスケール23の
被検出面25に対向して相対移動して、変位を検出す
る。
【0007】ここで、プリロードバネ30の作用は、カ
バー32の下面の押圧面33にローラ31が摺接して下
方に押圧されることにより、このプリロードバネ30の
弾性力により、スライダ26のローラ27、27をスケ
ール23の案内面24に弾性的に押圧させ、検出面28
と被検出面25との移動方向と垂直方向の変位をなくす
ものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の測長器
は、プリロードバネ30が片持ちの板バネにより構成さ
れているため、この板バネ自体の弾性力により、カバー
32の下面の押圧面33のうねりを吸収しなければなら
ないが、充分に吸収することが出来ないため、スケール
23の案内面24に対して、スライダ26のローラ2
7、27が揺動するように押圧されることになり、プリ
ロードの方向を一定に保つことが困難であり、これによ
り、高精度の検出ができないという不都合があった。
【0009】また、構成部品及びこれらの組立にバラツ
キがあると、これを吸収するように板バネの精度を上げ
なければならないという不都合があった。また、構成部
品及びこれらの組立にバラツキがあると、板バネにスト
レスがかかり、経時的な摩耗が発生するという不都合が
あった。本発明は、これらの課題を解決するためになさ
れたもので、カバー32の下面の押圧面33のうねりの
影響を受けること無く、プリロードの方向を一定に保つ
ことができる測長器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の測長器は例えば
図1に示す如く、基台20に設けられた被検出手段23
と、被検出手段23の案内面24に案内され、被検出手
段23の被検出面25に検出面28を対向して移動可能
な検出手段26と、基台20に支持され、案内面24に
対向して、案内面24に平行する押圧面33を有する閉
塞手段32と、検出手段26の押圧面33に対向する面
の移動方向に一方及び他方の基端部2、3をそれぞれ設
け、一方及び他方の基端部2、3の間に屈曲部4、5、
6を有し、屈曲部4、5、6において押圧面33を押圧
することにより、検出手段26を被検出手段23の案内
面24に押圧する主弾性手段1、7と、屈曲部4、5、
6近傍に検出手段26の移動方向に一方及び他方の副基
端部10、11をそれぞれ設け、押圧面33における検
出手段26の移動方向と直交する方向に揺動自在な副弾
性手段8とからなり、被検出手段23と検出手段26と
の相対移動から変位を測定するものである。
【0011】
【作用】上述せる本発明によれば、主弾性手段1、7の
屈曲部4、5、6近傍に検出手段26の移動方向に一方
及び他方の副基端部10、11をそれぞれ設け、押圧面
33における検出手段26の移動方向と直交する方向に
揺動自在な副弾性手段8を設けたので、押圧面33のう
ねりを副弾性手段8の揺動により吸収でき、従って、プ
リロードの方向を一定に保つことができる。
【0012】
【実施例】以下に、図1乃至図を参照して本発明の測長
器の一実施例について詳細に説明する。図に示した従来
の測長器に対応する部分には同一の符号を付し、その詳
細説明を省略する。図1において、断面略L字状のベー
ス20は、その折曲部22にスケール23を接着剤等に
より固着している。スケール23は、その隣合う2つの
長手方向の端面に案内面24及び被検出面25をそれぞ
れ形成している。
【0013】スライダ26は、スケール23の案内面2
4上を滑動可能な一対のローラ27、27を移動方向の
前後に設け、スケール23の被検出面25と対向する検
出面28を設けている。ベース20の上端面21には、
カバー32がスライダ26を覆うように設けられてい
る。スライダ26の上端面29上の移動方向の前後にプ
リロードバネ1の2つの基端部2、3をそれぞれ固定
し、プリロードバネ1のほぼ中央部にはカバー32の下
面の押圧面33が摺接可能にローラ31を設けている。
【0014】ここで、プリロードバネ1は、図3に示す
ように、バネ定数を下げて、その弾性力による上下方向
のストロークを大きくし、カバー32の下面の押圧面3
3のうねりを吸収しやすくするため、断面中央部にほぼ
M字状の屈曲先端4、5、6と、その断面中央部のM字
状の2つの屈曲先端4、6、の間に段差を設けている。
【0015】また、プリロードバネ1は、図2に示すよ
うに、平面中央において、外部及び内部に2重構造とし
たロ字状部7及び8を形成し、中央に開口9を設け、2
つの副基端部10及び11をその長さ方向に挟むよう
に、外部と内部のロ字状部7及び8の間にコ字状の溝部
12及び13を形成している。ローラ31の軸は内部の
ロ字状部8の中央に形成された屈曲先端5の内側の凹部
14に嵌合されている。
【0016】本例の測長器は以上のように構成されてい
て、カバー32の下面の押圧面33に、プリロードバネ
1の中央の2重構造とした内部のロ字状部8の中央に形
成された屈曲部先端5の内側の凹部14にその軸が嵌合
されて設けられたローラ31の外周面が摺接する。これ
により、ローラ31及びプリロードバネ1の中央の2重
構造とした内部のロ字状部8は、カバー32の下面の押
圧面33のうねりを吸収して、2つの基端部10及び1
1を中心として、検出方向と直交方向の上下に揺動す
る。
【0017】また、プリロードバネ1は、断面中央部を
ほぼM字状の屈曲形状とし、その断面中央部のM字状の
2つの屈曲先端4、6の間に段差dを設けているので、
バネ定数が下がり、その弾性力による上下方向のストロ
ークを大きくでき、カバー32の下面の押圧面33のう
ねりを吸収しやすい。さらに、この弾性力により、スラ
イダ26に設けられた一対のローラ27、27を、スケ
ール23の案内面24上に押圧しながら検出方向に滑動
可能とする。
【0018】スケール23の案内面24に沿って、スラ
イダ26のローラ27、27が滑動することにより、ス
ライダ26の検出面28がスケール23の被検出面25
に対向して相対移動して、変位を検出する。ここで、第
1のプリロードバネ1の作用は、プリロードバネ1の中
央の2重構造とした内部のロ字状部8が、ローラ31と
共に、カバー32の下面の押圧面33のうねりを吸収し
て、2つの副基端部10及び11を中心として、検出方
向と直交方向の上下に揺動することである。
【0019】また、第2のプリロードバネ1の作用は、
断面中央部をほぼM字状の屈曲部とし、その断面中央部
のM字状の2つの屈曲先端4、6の間に段差dを設けて
バネ定数を下げ、カバー32の下面の押圧面33のうね
りを吸収しやすくすることである。
【0020】また、第3のプリロードバネ1の作用は、
バネ定数を下げることによりその弾性力による上下方向
のストロークを大きくでき、下方に押圧されることによ
り、スライダ26の一対のローラ27、27をスケール
23の案内面24に弾性的に押圧させ、検出面28と被
検出面25との移動方向と直交する方向で、上下方向の
変位をなくすことである。
【0021】上述した本例によれば、プリロードバネ1
の中央の2重構造とした内部のロ字状部8が、ローラ3
1と共に、カバー32の下面の押圧面33のうねりを吸
収して、2つの基端部10及び11を中心として、検出
方向と直交方向の上下に揺動するので、プリロードの方
向を一定に保つことができる。
【0022】さらに、本例によれば、プリロードバネ1
は、断面中央部をほぼM字状の屈曲部4、5、6とし、
その断面中央部のM字状の2つの屈曲先端4、6の間に
段差dを設けたことにより、バネ定数を下げ、カバー3
2の下面の押圧面33のうねりを吸収しやすくしたの
で、安定したプリロードを付与することができる。
【0023】また、本例によれば、プリロードバネ1
は、バネ定数を下げることによりその弾性力による上下
方向のストロークを大きくできるので、カバー32の下
面の押圧面33にローラ31が摺接して下方に押圧され
ることにより、スライダ26のローラ27、27をスケ
ール23の案内面24に弾性的に押圧させ、検出面28
と被検出面25との移動方向と直交する方向で、上下方
向の変位をなくすことができる。これにより、安定した
プリロードを付与することができる。
【0024】また、本例によれば、プリロードバネ1自
体の弾性力により、カバー32の下面の押圧面33のう
ねりを吸収することができるため、スケール23の案内
面24に対して、スライダ26のローラ27、27が揺
動するように押圧されることことがなく、プリロードの
方向を一定に保つことができ、これにより、高精度の検
出ができる。
【0025】また、本例によれば、構成部品及びこれら
の組立にバラツキがあっても、これをプリロードバネ1
自体の弾性力により、吸収することができる。また、本
例によれば、プリロードバネ1を2つの基端部2、3に
よる両持ちの構成としたので、ローラ31の傾きを押さ
えることができる。
【0026】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、副弾性手段が閉塞手段
の押圧面のうねりを吸収して、2つの副基端部を中心と
して、検出方向と直交方向の上下に揺動するので、プリ
ロードの方向を一定に保つことができる。さらに、本発
明によれば、主弾性手段に屈曲部を設けたことにより、
バネ定数を下げ、閉塞手段の押圧面のうねりを吸収しや
すくしたので、閉塞手段の押圧面に屈曲部が摺接して下
方に押圧されることにより、検出手段を被検出手段の案
内面に弾性的に押圧し、検出面と被検出面との移動方向
と直交する方向で、上下方向の変位をなくすことがで
き、これにより、安定したプリロードを付与することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測長器の一部省略斜視図である。
【図2】本発明の測長器のプリロードバネの平面図であ
る。
【図3】本発明の測長器のプリロードバネの断面図であ
る。
【図4】従来の測長器の一部省略斜視図である。
【符号の説明】
1 プリロードバネ 2、3 基端部 4、5、6 屈曲先端 7、8 ロ字状部 9 開口 10、11 副基端部 12、13 溝部 20 ベース 21 上端面 22 折曲部 23 スケール 24 案内面 25 被検出面 26 スライダ 27、27 ローラ 28 検出面 29 上端面 31 ローラ 32 カバー 33 押圧面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に設けられた被検出手段と、前記被
    検出手段の案内面に案内され、前記被検出手段の被検出
    面に検出面を対向して移動可能な検出手段と、前記基台
    に支持され、前記案内面に対向して、前記案内面に平行
    する押圧面を有する閉塞手段と、前記検出手段の前記押
    圧面に対向する面の前記移動方向に一方及び他方の基端
    部をそれぞれ設け、前記一方及び他方の基端部の間に屈
    曲部を有し、前記屈曲部において前記押圧面を押圧する
    ことにより、前記検出手段を前記被検出手段の前記案内
    面に押圧する主弾性手段と、前記屈曲部近傍に前記検出
    手段の移動方向に一方及び他方の副基端部をそれぞれ設
    け、前記押圧面における前記検出手段の前記移動方向と
    直交する方向に揺動自在な副弾性手段とからなり、前記
    被検出手段と前記検出手段との相対移動から変位を測定
    する測長器。
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