JPS589007A - 測長装置 - Google Patents
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- JPS589007A JPS589007A JP10661081A JP10661081A JPS589007A JP S589007 A JPS589007 A JP S589007A JP 10661081 A JP10661081 A JP 10661081A JP 10661081 A JP10661081 A JP 10661081A JP S589007 A JPS589007 A JP S589007A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/26—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
- G01D5/32—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
- G01D5/34—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells
- G01D5/347—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light the beams of light being detected by photocells using displacement encoding scales
- G01D5/34746—Linear encoders
- G01D5/34753—Carriages; Driving or coupling means
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、長さを測定する測長装置に関し、特にガラス
等の透明材料の一側面上に格子状の目盛、すなわち刻線
帯を形成したリニアスケールに対して、光電的な検出手
段が移動して、刻線帯を読取る充電式測長装置に関する
。
等の透明材料の一側面上に格子状の目盛、すなわち刻線
帯を形成したリニアスケールに対して、光電的な検出手
段が移動して、刻線帯を読取る充電式測長装置に関する
。
一般にこの種の測長装置は、リニアスケールをケースに
保持する際、リニアスケールに不用な応力が加わって、
リニアスケールを刻線帯を設けた面方向にたわませるこ
とがある。
保持する際、リニアスケールに不用な応力が加わって、
リニアスケールを刻線帯を設けた面方向にたわませるこ
とがある。
この場合、従来の装置では、測定時に読取り誤差を生じ
る欠点があった。例えば、特開昭49−74554号に
開示された計測装置において、そのよう造リニアスケー
ルのたわみやその他の変形に対して、安定した読取りを
可能とする構成が記載されている。刻線帯を読取るイン
デックススケール、発光素子及び受光素子とからなる検
出部は、1本のピアノ線の如き弾性部材を介して、被測
長部材と一体に移動する移動部材に取付けられている。
る欠点があった。例えば、特開昭49−74554号に
開示された計測装置において、そのよう造リニアスケー
ルのたわみやその他の変形に対して、安定した読取りを
可能とする構成が記載されている。刻線帯を読取るイン
デックススケール、発光素子及び受光素子とからなる検
出部は、1本のピアノ線の如き弾性部材を介して、被測
長部材と一体に移動する移動部材に取付けられている。
このピアノ線は、検出部を常にリニアスケールに付勢す
る。そして、検出部とピアノ線は、ピアノ線の先端に設
けた球状部材と、検出部に固定されて、この球状部材と
係合する球座とによって支持されている。このように検
出部を支持することによシ、リニアスケールにたわみ、
変形があっても移動部材に対して検出部が揺動可能とな
ると共に、球座を中心に回転可能となるから、検出部は
リニアスケールに確実に係合する。しかしながら、検出
部の球座が理想的な位置に設けられていないために、読
取シ誤差が発生してしまう。この従来装置の読取シ誤差
の発生を第1図にょシ説明する。
る。そして、検出部とピアノ線は、ピアノ線の先端に設
けた球状部材と、検出部に固定されて、この球状部材と
係合する球座とによって支持されている。このように検
出部を支持することによシ、リニアスケールにたわみ、
変形があっても移動部材に対して検出部が揺動可能とな
ると共に、球座を中心に回転可能となるから、検出部は
リニアスケールに確実に係合する。しかしながら、検出
部の球座が理想的な位置に設けられていないために、読
取シ誤差が発生してしまう。この従来装置の読取シ誤差
の発生を第1図にょシ説明する。
第1図は、スケール1を板厚の方向から見た従来装置の
構成を示す。スケール1の目盛面Sには、刻線帯が設け
られていて、この刻線帯を読取る検出ヘッド3は移動部
材2がら延びたピアノ線4、及びその先端に設けられた
球状部材、球座を介して、移動部材2から常時目盛面S
に付勢される如く構成されている。
構成を示す。スケール1の目盛面Sには、刻線帯が設け
られていて、この刻線帯を読取る検出ヘッド3は移動部
材2がら延びたピアノ線4、及びその先端に設けられた
球状部材、球座を介して、移動部材2から常時目盛面S
に付勢される如く構成されている。
スケール1は目盛面S方向への湾曲が生じていて、移動
部材2の移動軌跡Pから目盛面Sまでの距離が連続的に
変化しているものとする。ここでスケール1は、全長に
対して湾曲の曲率が一定な部分を考えるものとする。そ
して、スケール1の板厚をtとし、その板厚tの中心を
通る線分を曲率の一定な弧Xとしたときの弦yの長さを
tとする。また、このときスケール1の弧Xを角度2ψ
、弧Xの中央部と弦yとの最大の変位をδとして表わす
。
部材2の移動軌跡Pから目盛面Sまでの距離が連続的に
変化しているものとする。ここでスケール1は、全長に
対して湾曲の曲率が一定な部分を考えるものとする。そ
して、スケール1の板厚をtとし、その板厚tの中心を
通る線分を曲率の一定な弧Xとしたときの弦yの長さを
tとする。また、このときスケール1の弧Xを角度2ψ
、弧Xの中央部と弦yとの最大の変位をδとして表わす
。
同、弦yと移動軌跡Pとは平行とする。
ここで第1図のようにスケール1が湾曲すると、刻線帯
を設けた目盛面Sは圧縮される。
を設けた目盛面Sは圧縮される。
この湾曲により生じる誤差は、角度2ψをラジアン単位
で考えると、2ψく1となるから、t−Δ4 # (r
t/2 )・2ψ ・・・・・・■で表わされる。
で考えると、2ψく1となるから、t−Δ4 # (r
t/2 )・2ψ ・・・・・・■で表わされる。
ここでΔ1.は、湾曲にょシ圧縮された誤差の量を表わ
し、rは弧Xの曲率半径を表わす。
し、rは弧Xの曲率半径を表わす。
一方、 tζr・2ψ 1. ・・・・・・■で
あるから、式■と■よシ ψζΔt、7t ・・・・・・■
となる。また、変位δは、δ=r(1−cooψ)であ
り、r ”r L/2ψ及びl eOB 9+ ζψ
2/2から、 δ= r (1−eosψ)勢かψ/4 ・・・・・・
■と表わされる。上記式〇と■から Δ1.−4δt/l となシ、スケール1の湾曲によ
り、測長にΔ1.の誤差が生じることになる。従って、
スケール1が目盛面Sを内側にして湾曲している場合、
光電検出により測長される長さがtになったとしても、
移動部材2が実際に移動した距離は、t−Δt1と短か
く、目盛面Sを外側にして湾曲している場合は、t+Δ
1.と長くなってしまう。
あるから、式■と■よシ ψζΔt、7t ・・・・・・■
となる。また、変位δは、δ=r(1−cooψ)であ
り、r ”r L/2ψ及びl eOB 9+ ζψ
2/2から、 δ= r (1−eosψ)勢かψ/4 ・・・・・・
■と表わされる。上記式〇と■から Δ1.−4δt/l となシ、スケール1の湾曲によ
り、測長にΔ1.の誤差が生じることになる。従って、
スケール1が目盛面Sを内側にして湾曲している場合、
光電検出により測長される長さがtになったとしても、
移動部材2が実際に移動した距離は、t−Δt1と短か
く、目盛面Sを外側にして湾曲している場合は、t+Δ
1.と長くなってしまう。
次に、スケール1の湾曲によシ、検出ヘッド3が球座を
中心に回転することによシ生・じる誤差を考える。第1
図に示すように、球座の回転中心をKとし、目盛面Sの
法線V上で中心Kから目盛面S″!での距離をdで表わ
す。
中心に回転することによシ生・じる誤差を考える。第1
図に示すように、球座の回転中心をKとし、目盛面Sの
法線V上で中心Kから目盛面S″!での距離をdで表わ
す。
この回転による誤差Δ4は、中心Kを通る移動軌跡Pに
垂直な線分から、法線Vの目盛面Sとの交点までの弦y
と平行な方向でのずれ−を表わす。このとき、移動部材
2が長さtだけ移動すると、検出ヘッド3の回転により
、Δt、#2ψ・dとなり、式■から、Δt2≠8・d
・δ/lと表わされる。この誤差Δ4についても、Δt
1と同様に、実際に移動部材2が移動した距離tに対し
て、読取られた値は、t±Δt2として測長される。
垂直な線分から、法線Vの目盛面Sとの交点までの弦y
と平行な方向でのずれ−を表わす。このとき、移動部材
2が長さtだけ移動すると、検出ヘッド3の回転により
、Δt、#2ψ・dとなり、式■から、Δt2≠8・d
・δ/lと表わされる。この誤差Δ4についても、Δt
1と同様に、実際に移動部材2が移動した距離tに対し
て、読取られた値は、t±Δt2として測長される。
また、第1図に示すように、移動部材2が長さtに渡っ
て移動するとき、ピアノ線4は1゜ リニアスケール1の湾曲により、図中破線のように目盛
面Sの方向に角度θの範囲内で傾く。このため、検出ヘ
ッド3が移動軌跡Pと平行に移動しないことにより、長
さt方向の誤差が生じる。この誤差をΔt、として、移
動部材2とピアノ線4の固定位置がら、球座の中心Kま
での長さをRとしたとき、Δt、はR(lcosθ]で
表わされる。
て移動するとき、ピアノ線4は1゜ リニアスケール1の湾曲により、図中破線のように目盛
面Sの方向に角度θの範囲内で傾く。このため、検出ヘ
ッド3が移動軌跡Pと平行に移動しないことにより、長
さt方向の誤差が生じる。この誤差をΔt、として、移
動部材2とピアノ線4の固定位置がら、球座の中心Kま
での長さをRとしたとき、Δt、はR(lcosθ]で
表わされる。
以上述べた3つの誤差分は、各々別個に扱われるもので
はなく、測長に際して互いに関連した総合的な誤差、す
なわち、Δt1+Δ4十Δt、として生じる。
はなく、測長に際して互いに関連した総合的な誤差、す
なわち、Δt1+Δ4十Δt、として生じる。
上記誤差は、測長装置を、被測長体で為る機械に取付け
る際、取付は精度によっても生じるものである。そこで
、この誤差を低減するためには、上述したリニアスケー
ル1が、移動部材2の移動軌跡Pと、極力平行になるよ
うに、かつリニアスケール1に不用な応力が働かないよ
うに、被測長体に取付けなければならず°、熟練を要す
ることになる。
る際、取付は精度によっても生じるものである。そこで
、この誤差を低減するためには、上述したリニアスケー
ル1が、移動部材2の移動軌跡Pと、極力平行になるよ
うに、かつリニアスケール1に不用な応力が働かないよ
うに、被測長体に取付けなければならず°、熟練を要す
ることになる。
そこ、で、本発明の目的はリニアスケールに曲夛があっ
ても誤差の発生が少ない光学式測長゛装置を提供するに
ある。′ 本発明では、長手方向に目盛帯を設けたリニアスケール
の板厚を半分にする面と前記B盛帯全体の読取り中心を
含む面とが略直交する交線上もしくはその近傍に、前記
目盛帯の目盛を読取る読取ヘッドの′微小自在回転の中
心を定める如く、リニアスケールの長手方向に沿って移
動可能な移動部材に前記読取ヘッドを懸架して連結する
。複数の連結部材を備えることにより上記目的を達成し
ている。
ても誤差の発生が少ない光学式測長゛装置を提供するに
ある。′ 本発明では、長手方向に目盛帯を設けたリニアスケール
の板厚を半分にする面と前記B盛帯全体の読取り中心を
含む面とが略直交する交線上もしくはその近傍に、前記
目盛帯の目盛を読取る読取ヘッドの′微小自在回転の中
心を定める如く、リニアスケールの長手方向に沿って移
動可能な移動部材に前記読取ヘッドを懸架して連結する
。複数の連結部材を備えることにより上記目的を達成し
ている。
以下、本発明を実施例を示す図面に沿って詳述する。
第2図は本発明の第1実施例の斜視図、第3図は第2図
のA矢視図、第4図は第2図のB−B矢視、断面図、第
5図は第2図のC矢視図である。
のA矢視図、第4図は第2図のB−B矢視、断面図、第
5図は第2図のC矢視図である。
リニアスケール保持部材9ははぼ方形の中空断面を有す
ると共に細長に形成され、さらに長手方向の一側面に沿
ってほぼ全長にわたシ案内開口9aを有している。
ると共に細長に形成され、さらに長手方向の一側面に沿
ってほぼ全長にわたシ案内開口9aを有している。
移動部材2は腕部i′を介して前記開口9aから保持部
材9内に4本の延長部12として延設されている。前記
開口9aには、一対のリップシール11の各一端が固、
設しており、各他端は移動部材2挿入時常に腕2′に圧
接する構造をしている。これは、開口9aと移動部材2
の腕部2′との間の隙間から保持部材す内に塵埃等が侵
入するのを防止するためである。
材9内に4本の延長部12として延設されている。前記
開口9aには、一対のリップシール11の各一端が固、
設しており、各他端は移動部材2挿入時常に腕2′に圧
接する構造をしている。これは、開口9aと移動部材2
の腕部2′との間の隙間から保持部材す内に塵埃等が侵
入するのを防止するためである。
前記スケール保持部材9内の長手方向に沿って、開口9
aに対向する位置に溝9bが設けられている。この溝9
b内には、ガラスなどからなり一側面に縦縞状の目盛帯
としての刻線帯1a(第2図]を構成したリニアスケー
ル1°の下端辺が挿入され、弾性ゴム10゜接着剤など
によシ固定されている。
aに対向する位置に溝9bが設けられている。この溝9
b内には、ガラスなどからなり一側面に縦縞状の目盛帯
としての刻線帯1a(第2図]を構成したリニアスケー
ル1°の下端辺が挿入され、弾性ゴム10゜接着剤など
によシ固定されている。
移動部材2の先端で二又部を形成する4つの延長部12
には、各々連結部材として4本の線状ばね3の一端が固
設されている。そして、線状ばね3の他端は、各々検出
ブロック4の四方の接続点13.14.15.16に固
設されている。これに、よシ移動部材2は検出ブロック
4を懸架する。この線状ばね3、はピアノ線等で構成さ
れ、第3図及び4図′に示したように、移動部材2の移
動方向、すなわちリニアスケール1の長手方向に対し゛
ては弾性変形かはとんど生しないように設けられている
。従って移動部材′2が長手方向へ移動すると、検出ブ
ロック4も移゛動部材2と一体となって、リニアスケー
ル1、上を移動する。
には、各々連結部材として4本の線状ばね3の一端が固
設されている。そして、線状ばね3の他端は、各々検出
ブロック4の四方の接続点13.14.15.16に固
設されている。これに、よシ移動部材2は検出ブロック
4を懸架する。この線状ばね3、はピアノ線等で構成さ
れ、第3図及び4図′に示したように、移動部材2の移
動方向、すなわちリニアスケール1の長手方向に対し゛
ては弾性変形かはとんど生しないように設けられている
。従って移動部材′2が長手方向へ移動すると、検出ブ
ロック4も移゛動部材2と一体となって、リニアスケー
ル1、上を移動する。
また、この線状ばね3は、移動部材2と検出ブロック4
の連結として働くだけでなく、検出ブロック4を移動部
材2からリニアスケール1に付勢する働きも兼ねている
。すなわち、第2〜5図のように、検出ブロック4とリ
ニアスケール1を係合した組立状態において、線状ばね
3が検出ブロック4を付勢する力は、リニアスケール1
の目・盛面1bと、それに、直交する側面ICの両方に
向けて働らくように調整されている。この付勢力によっ
て、検出ブロック4内のインデックススケール6とリニ
アスケール1の刻線帯1aとが所定の間隔で対向するよ
うに保持される。
の連結として働くだけでなく、検出ブロック4を移動部
材2からリニアスケール1に付勢する働きも兼ねている
。すなわち、第2〜5図のように、検出ブロック4とリ
ニアスケール1を係合した組立状態において、線状ばね
3が検出ブロック4を付勢する力は、リニアスケール1
の目・盛面1bと、それに、直交する側面ICの両方に
向けて働らくように調整されている。この付勢力によっ
て、検出ブロック4内のインデックススケール6とリニ
アスケール1の刻線帯1aとが所定の間隔で対向するよ
うに保持される。
検出ブロック4の断面形状は第4図に示す如く二股状に
分岐したコ字形をなしている。
分岐したコ字形をなしている。
検出ブロック4には、発光素子5、インデックススケー
ル6、受光素子7が夫々対応する如く固定されている。
ル6、受光素子7が夫々対応する如く固定されている。
発光素子5と受光素子7とで検出子を構成する。リニア
スケール1の目盛面1bおよびこの目盛面に直交した側
面1cに対向した面上に、当接すると共にそれぞれ低摩
擦係数の樹脂からなる案内部材8が検出ブロック4の内
側に複数固設しである。
スケール1の目盛面1bおよびこの目盛面に直交した側
面1cに対向した面上に、当接すると共にそれぞれ低摩
擦係数の樹脂からなる案内部材8が検出ブロック4の内
側に複数固設しである。
これら案内部材8は線状ばね3の付勢力にょシリニアス
ケール1の目盛面1b及び側面ICに圧接するようにさ
れている。同案内部材8はリニアスケール1の移動と共
に転勤するローラでもよい〇 そして第3図のように、4本の線状ばね3の形状、寸法
及び弾性率を略等しくすれば、検出ブロック4は、接続
点13と14を結ぶ線分及び接続点15と16を結ぶ線
分とが成す交点Cを略中心として微小回転可能となる盲
もちろん、リニアスケール1の湾曲によって、移動部材
2に対して検出ブロック4の微小回転中心はずれるが、
検出ブロック4自体の微小回転中心はほぼ交点Cと一致
する。また、第5図に示したように組立状態において、
接続点13.14.15.16は、刻線帯1aの紙面に
垂直な読取シ中心Yを含む面上に位置する。この読取シ
中心Yは、第4図に示したインデックススケール6側の
目盛帯すなわち刻線帯の中心IXと交わるように定めら
れ、望ましくは、リニアスケール1の幅中心と読取り中
心Yとが一致するように刻線帯1aを設けると共に、中
心IXをリニアスケール1の刻線帯1aの中心と一致さ
せるのがよい。
ケール1の目盛面1b及び側面ICに圧接するようにさ
れている。同案内部材8はリニアスケール1の移動と共
に転勤するローラでもよい〇 そして第3図のように、4本の線状ばね3の形状、寸法
及び弾性率を略等しくすれば、検出ブロック4は、接続
点13と14を結ぶ線分及び接続点15と16を結ぶ線
分とが成す交点Cを略中心として微小回転可能となる盲
もちろん、リニアスケール1の湾曲によって、移動部材
2に対して検出ブロック4の微小回転中心はずれるが、
検出ブロック4自体の微小回転中心はほぼ交点Cと一致
する。また、第5図に示したように組立状態において、
接続点13.14.15.16は、刻線帯1aの紙面に
垂直な読取シ中心Yを含む面上に位置する。この読取シ
中心Yは、第4図に示したインデックススケール6側の
目盛帯すなわち刻線帯の中心IXと交わるように定めら
れ、望ましくは、リニアスケール1の幅中心と読取り中
心Yとが一致するように刻線帯1aを設けると共に、中
心IXをリニアスケール1の刻線帯1aの中心と一致さ
せるのがよい。
この調整は同図中、リニアスケール1の側面1cに当接
する案内部材8の寸法的な加工処理で容易に行なえる。
する案内部材8の寸法的な加工処理で容易に行なえる。
再び第3図に戻シ、前述のように検出ブロック4は、交
点Cを中心に微小回転が可能となるが、この交点Cは、
同図中紙面と平行な面内での回転、及び垂直な面内での
回転との両方の回転の略中心となる。
点Cを中心に微小回転が可能となるが、この交点Cは、
同図中紙面と平行な面内での回転、及び垂直な面内での
回転との両方の回転の略中心となる。
本発明では、この回転の中心となる交点Cを、リニアス
ケール1内部の仮想的な線上に略一致するように定める
。すなわち、第3図で、紙面と垂直なリニアスケール1
の板厚の中心を通る面すなわち板厚を半分にする面と、
紙面と平行な、リニアスケール1全体に渡って刻線帯1
aの読取り中心を湧る面とが略直交してできる交線、い
わゆる中立線n上若しくはその近傍に交点Cが位置する
ように定められる。前述の如く刻線帯1aをリニアスケ
ール1の中央に設ければ、結局交点Ck′iリニアスケ
ール1の板厚を半分にする面と、板幅を半分にする面と
が略直交してできる交線上に定められる。
ケール1内部の仮想的な線上に略一致するように定める
。すなわち、第3図で、紙面と垂直なリニアスケール1
の板厚の中心を通る面すなわち板厚を半分にする面と、
紙面と平行な、リニアスケール1全体に渡って刻線帯1
aの読取り中心を湧る面とが略直交してできる交線、い
わゆる中立線n上若しくはその近傍に交点Cが位置する
ように定められる。前述の如く刻線帯1aをリニアスケ
ール1の中央に設ければ、結局交点Ck′iリニアスケ
ール1の板厚を半分にする面と、板幅を半分にする面と
が略直交してできる交線上に定められる。
このような構成において、保持部材9および移動部材2
のいずれか一方を被測定物に取付け、他方を固定して被
測定物を移動する、例えば工作機械において加工物を載
せるステージにリニアスケール保持部材9を両端にある
取付部17のねじ穴部i7a又は17bを介して固定し
、固定台に移動部材2を固定する。伺穴部17a、17
b内にはねじが設けられ、工作機械側からボルト等で締
結できる。
のいずれか一方を被測定物に取付け、他方を固定して被
測定物を移動する、例えば工作機械において加工物を載
せるステージにリニアスケール保持部材9を両端にある
取付部17のねじ穴部i7a又は17bを介して固定し
、固定台に移動部材2を固定する。伺穴部17a、17
b内にはねじが設けられ、工作機械側からボルト等で締
結できる。
リニアスケール1と移動部材2の相対的な移動によシリ
ニアスケール1の目盛とインデックススケール6の目盛
との間で明暗の縞模様が発生し、この縞模様を発光素子
5と受光素子7とで読取ることで、被測定物の移動量に
基づく測長が行なわれる。この際検出ブロック4は4本
の線状ばね3によシリニアスケール1をはさんだ両側で
支持されているから、検出ブロック4の案内部材8とリ
ニアスケール1とは安定した圧接力で接触しつつ移動で
きる。
ニアスケール1の目盛とインデックススケール6の目盛
との間で明暗の縞模様が発生し、この縞模様を発光素子
5と受光素子7とで読取ることで、被測定物の移動量に
基づく測長が行なわれる。この際検出ブロック4は4本
の線状ばね3によシリニアスケール1をはさんだ両側で
支持されているから、検出ブロック4の案内部材8とリ
ニアスケール1とは安定した圧接力で接触しつつ移動で
きる。
このように、検出ブロック4を移動部材2の延長部12
に、対称的に位置した4本の線状ばね3で懸架すること
によシ、検出ブロック4は、リニアスケール1の湾曲に
沿って、上述した仮想的な線上、すなわち中立線n上の
一点を中心に微小自在回転するので、従来の装置テ発生
した誤差は低減される。このことは、第1図で示した従
来装置の構成において、球座の中心Kを、スケール1の
板厚の中心線である弧X上に設定したものと同一に考え
られる。このとき、中心Kから目盛面Sまでの距離dは
、 d = −t/2と表わされる。
に、対称的に位置した4本の線状ばね3で懸架すること
によシ、検出ブロック4は、リニアスケール1の湾曲に
沿って、上述した仮想的な線上、すなわち中立線n上の
一点を中心に微小自在回転するので、従来の装置テ発生
した誤差は低減される。このことは、第1図で示した従
来装置の構成において、球座の中心Kを、スケール1の
板厚の中心線である弧X上に設定したものと同一に考え
られる。このとき、中心Kから目盛面Sまでの距離dは
、 d = −t/2と表わされる。
先に述べたように、スケールの湾曲自体による誤差はΔ
14#4δ1/1で表わされ、単>s3ζに取りのぞく
ことはできないが、検出ブロック40回転中心を実施例
のように定めれば、リニアスケール1の目盛面1bと直
交する面内で、検出ブロック4が回転して生じる誤差Δ
4は、d =−t/2より Δt2ζ 8・d・δ/1=−4・t・δ/lとなり、
誤差Δt1とΔt、とが相殺されることになる。
14#4δ1/1で表わされ、単>s3ζに取りのぞく
ことはできないが、検出ブロック40回転中心を実施例
のように定めれば、リニアスケール1の目盛面1bと直
交する面内で、検出ブロック4が回転して生じる誤差Δ
4は、d =−t/2より Δt2ζ 8・d・δ/1=−4・t・δ/lとなり、
誤差Δt1とΔt、とが相殺されることになる。
また検出ブロック4を移動方向に沿った両側から線状ば
ね3で懸架して延長部12に連結しているので、従来の
ように1本のピアノ卿で連結するよりも誤差Δl、=
R(1−cosθ)は低減される。
ね3で懸架して延長部12に連結しているので、従来の
ように1本のピアノ卿で連結するよりも誤差Δl、=
R(1−cosθ)は低減される。
また以上の説明で、リニアスケール1の目盛面1bの方
向への湾曲を考えたが、側面1cの方向への湾曲に対し
ても、検出ブロック4は中立線n上、又はその近傍を回
転中心としつつ移動する。
向への湾曲を考えたが、側面1cの方向への湾曲に対し
ても、検出ブロック4は中立線n上、又はその近傍を回
転中心としつつ移動する。
すなわち、本発明の第1実施例において、検出ブロック
4がリニアスケール1の湾曲によって微74%回転した
位置にあるとき、検出ブロック4には線状ばね3のわず
かな伸縮力及び弾性力によって、リニアスケール1への
圧接力以外に復元力が生ずる。この力は検出ブロワ24
0回転対称的な接続点13,14,15゜16にほぼ等
しいモーメント力とじて働(。
4がリニアスケール1の湾曲によって微74%回転した
位置にあるとき、検出ブロック4には線状ばね3のわず
かな伸縮力及び弾性力によって、リニアスケール1への
圧接力以外に復元力が生ずる。この力は検出ブロワ24
0回転対称的な接続点13,14,15゜16にほぼ等
しいモーメント力とじて働(。
従って、検出ブロック4の内部には、このモーメント力
の中心となるべき一点(力の作用しない点)がかならず
存在する。この一点は、4本の線状ばね3の形状、及び
弾性率が共に等しければ前記交点Cに略等しい。
の中心となるべき一点(力の作用しない点)がかならず
存在する。この一点は、4本の線状ばね3の形状、及び
弾性率が共に等しければ前記交点Cに略等しい。
第6図は本発明の第2実施例で第1実施例の第3図に相
当する。この第2実施例では第1実施例の構造を用いて
移動部材204本の延長部12のうち上方、下方の各1
本の延長部と検出ブロック4の接続点13と14とのみ
を接続する2本の線状ばね3を用いて検出ヘッドをリニ
アスケールに圧接している。検出ブロック4の接続点1
3と14はリニアスケールの刻線帯1aの読取り中心線
を含む面上に配置する。この場合検出ブロック4が微小
回転するときの中心は2本の線状ばね3を同一形状、及
び弾性率とすれば、検出ブロック4と線状ばね3の接続
点を結ぶ線分の中央に生じる。もちろん、この回転中心
は、リニアスケール1の中立線n上又は近傍に定められ
る。
当する。この第2実施例では第1実施例の構造を用いて
移動部材204本の延長部12のうち上方、下方の各1
本の延長部と検出ブロック4の接続点13と14とのみ
を接続する2本の線状ばね3を用いて検出ヘッドをリニ
アスケールに圧接している。検出ブロック4の接続点1
3と14はリニアスケールの刻線帯1aの読取り中心線
を含む面上に配置する。この場合検出ブロック4が微小
回転するときの中心は2本の線状ばね3を同一形状、及
び弾性率とすれば、検出ブロック4と線状ばね3の接続
点を結ぶ線分の中央に生じる。もちろん、この回転中心
は、リニアスケール1の中立線n上又は近傍に定められ
る。
また、2本の線状ばね3は、第1実施例と同様に、第6
図のような組立状態において、検出ブロック4を移動部
材2からリニアスケール1の2つの面方向(目盛面と、
それに直交する側面)に付勢する。
図のような組立状態において、検出ブロック4を移動部
材2からリニアスケール1の2つの面方向(目盛面と、
それに直交する側面)に付勢する。
このように線状ばね3を、検出ブロック4の微小回転す
べき回転中心に対して対称的な2ケ所に設けることによ
り、検出ブロック4の微小回転運動がより清らになると
共に、リニアスケール1の湾曲に対する追従性も良好と
なる。
べき回転中心に対して対称的な2ケ所に設けることによ
り、検出ブロック4の微小回転運動がより清らになると
共に、リニアスケール1の湾曲に対する追従性も良好と
なる。
第7図〜第9図は、本発明の第3実施例を示す図であり
、第1実施例と同様に検出ブロック4は4本の線状ばね
3により延長部12から懸架されて、移動部材2に連結
されている。第1実施例と異なる点は、線状ばね3を付
勢力の発生部材として積極、的に使わないことである。
、第1実施例と同様に検出ブロック4は4本の線状ばね
3により延長部12から懸架されて、移動部材2に連結
されている。第1実施例と異なる点は、線状ばね3を付
勢力の発生部材として積極、的に使わないことである。
このため、検出ブロック4をリニアスケール1へ付勢す
る別の部材を設ける。
る別の部材を設ける。
第7〜第9図は、第1実施例の第3〜第5図に各々対応
した構成を示す図である。第7図は、リニアスケール1
の板厚の方向から見た図であり、リニアスケール1の目
盛面1bに案内部材8を当接するためのばね部材17が
、検出ブロック4に取付けられている。ばね部材17は
板ばね等により構成され、二端が検出ブロック4に固設
され、他端には、ローラ19が回動可能に取付けられて
いる。このローラ19は、検出ブロック4の移動に伴っ
て保持部材9の内壁を案内として転動する。
した構成を示す図である。第7図は、リニアスケール1
の板厚の方向から見た図であり、リニアスケール1の目
盛面1bに案内部材8を当接するためのばね部材17が
、検出ブロック4に取付けられている。ばね部材17は
板ばね等により構成され、二端が検出ブロック4に固設
され、他端には、ローラ19が回動可能に取付けられて
いる。このローラ19は、検出ブロック4の移動に伴っ
て保持部材9の内壁を案内として転動する。
この際、ばね部材1Tは、検出ブロック4を保持部材9
の内壁からリニアスケール1の目盛面1bの方へ付勢す
る。
の内壁からリニアスケール1の目盛面1bの方へ付勢す
る。
第8図は、検出ブロック4の中央部を切ったときの断面
図であり、リニアスケール1の側面1Cに案内部材8を
当接するためのばね部材18が、移動部材2の腕部2′
と検出ブロック40間に設けられている。ばね部材18
は、同図に示すように例えばコイルばねで構成され、ば
ねの付勢力は、腕部2′と検出ブロック4を互に反発す
るように働く。前述のように移動部材2は、工作機械等
の固定台側に取付けられるから、検出ブロック4はリニ
ア、。
図であり、リニアスケール1の側面1Cに案内部材8を
当接するためのばね部材18が、移動部材2の腕部2′
と検出ブロック40間に設けられている。ばね部材18
は、同図に示すように例えばコイルばねで構成され、ば
ねの付勢力は、腕部2′と検出ブロック4を互に反発す
るように働く。前述のように移動部材2は、工作機械等
の固定台側に取付けられるから、検出ブロック4はリニ
ア、。
スケール1の側面1Cの方へ付勢される。
ここで線状ばね3について述べると、この実施例の場合
、第7図及び第9図に示すよう−に、リニアスケール1
と検出ブロック4が係合した組立状態のとき線状ばね3
は単に検出ブロック4を懸架した状態であればよい。そ
してこのとき、検出ブロック4と線状ばね3の接続点は
第1美施例と同様に定められ、さらに、検出ブロック4
の微小回転の中心も、リニアスケール1の中立線n上又
はその近傍に定められる。
、第7図及び第9図に示すよう−に、リニアスケール1
と検出ブロック4が係合した組立状態のとき線状ばね3
は単に検出ブロック4を懸架した状態であればよい。そ
してこのとき、検出ブロック4と線状ばね3の接続点は
第1美施例と同様に定められ、さらに、検出ブロック4
の微小回転の中心も、リニアスケール1の中立線n上又
はその近傍に定められる。
以上第3実施例のような構成とすれば、移動部材2と検
出ブロック4を連結することと、付勢することが各々異
なる部材で行なわれる。
出ブロック4を連結することと、付勢することが各々異
なる部材で行なわれる。
従って、検出ブロック4の付勢力は、線状ばね3とは無
関係にばね部材17.18を単独に調整することにより
、任意に定め得る。また、リニアスケール102つの面
方向への付勢力を別々のばね部材で発生しているので、
検出ブロック4とリニアスケール1との係合がより確実
に、かつ安定したものとなる。
関係にばね部材17.18を単独に調整することにより
、任意に定め得る。また、リニアスケール102つの面
方向への付勢力を別々のばね部材で発生しているので、
検出ブロック4とリニアスケール1との係合がより確実
に、かつ安定したものとなる。
第10図と第11図は本発明の第1〜第3実施例に使用
可能な連結部材の変形例である。
可能な連結部材の変形例である。
第1〜第3実施例に使用の連結部材はピアノ線等の線状
ばねであったが、この変形例による連結部材は長手方向
に適切な弾性をもち、検出ブロックをリニアスケールに
圧接するのにより適した帯状のばね°である。
ばねであったが、この変形例による連結部材は長手方向
に適切な弾性をもち、検出ブロックをリニアスケールに
圧接するのにより適した帯状のばね°である。
第10.11図に示した連結部材は、長手方向、すなわ
ち図中X方向に対して、ピアノ線等とは異なり多少弾性
変形可能となる。もちろん、X方向と直交するY方向、
及び紙面と垂直な方向に対してはX方向よりも柔軟に適
度な弾性変形が可能である。このような連結部材は、り
ん青銅のような板ばね材を打ちぬくことにより得られる
。そして、両端に設けられた穴20.21により各々移
動部材2の延長部12と検出ブロック4にねじ止めにて
固定すればよい。
ち図中X方向に対して、ピアノ線等とは異なり多少弾性
変形可能となる。もちろん、X方向と直交するY方向、
及び紙面と垂直な方向に対してはX方向よりも柔軟に適
度な弾性変形が可能である。このような連結部材は、り
ん青銅のような板ばね材を打ちぬくことにより得られる
。そして、両端に設けられた穴20.21により各々移
動部材2の延長部12と検出ブロック4にねじ止めにて
固定すればよい。
以上、本発明の詳細な説明したが、特に4本の線状ばね
を使うとき、共に同じ形状、寸法及び弾性率である必要
はなく、例えばリニアスケールの目盛面側の2本を共に
同じ弾性率で寸法を短(し、他の2本は寸法を長くして
もよい。この場合、交点Cは前述のように決められない
が、検出ブロック内には微小回転のモーメント力の中心
となる一点(力が作用しない点)がJ在するので、この
点をリニアスケールのほぼ中立線上に設定するようにす
ればよい。
を使うとき、共に同じ形状、寸法及び弾性率である必要
はなく、例えばリニアスケールの目盛面側の2本を共に
同じ弾性率で寸法を短(し、他の2本は寸法を長くして
もよい。この場合、交点Cは前述のように決められない
が、検出ブロック内には微小回転のモーメント力の中心
となる一点(力が作用しない点)がJ在するので、この
点をリニアスケールのほぼ中立線上に設定するようにす
ればよい。
上述のように、本発明によればリニアスケールに曲りが
あっても精度よく測定でき、したがってリニアスケール
の製作および取付は作業にそれ程の精度を必要としな(
てすむからコストダウンを行なうことができる。
あっても精度よく測定でき、したがってリニアスケール
の製作および取付は作業にそれ程の精度を必要としな(
てすむからコストダウンを行なうことができる。
第1図は従来の測長器の原理を説明する説明図、第2図
は本発明の第1実施例の斜視図、第3図は第2図のA矢
視図、第4図は第2図のB−B矢視断面図、第5図は第
2図のC矢親図、第6図は第2実施例で第3図に類似し
た図、第7図〜第9図は第3実施例でそれぞれ第3.4
.5図に類似した図、第10図と第11図は本発明の測
長器に使用の連結部材の変形例を示す平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・リニアスケール、1a・・・刻線帯、9・・・
リニアスケール保持部材、 2・・・移動部材、12・・・延長部、6・・・インデ
ックススケール、5・・・発光素子、T・・・受光素子
、4・・・検出ブロック、3・・・線状ばね。 出願人 二 日本光学工業株式会社 山 、 、 IFX@ −、f′1
図 J12
は本発明の第1実施例の斜視図、第3図は第2図のA矢
視図、第4図は第2図のB−B矢視断面図、第5図は第
2図のC矢親図、第6図は第2実施例で第3図に類似し
た図、第7図〜第9図は第3実施例でそれぞれ第3.4
.5図に類似した図、第10図と第11図は本発明の測
長器に使用の連結部材の変形例を示す平面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・リニアスケール、1a・・・刻線帯、9・・・
リニアスケール保持部材、 2・・・移動部材、12・・・延長部、6・・・インデ
ックススケール、5・・・発光素子、T・・・受光素子
、4・・・検出ブロック、3・・・線状ばね。 出願人 二 日本光学工業株式会社 山 、 、 IFX@ −、f′1
図 J12
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 長手方向に目盛帯を設けたリニアスケールと:該
すニアスケールの長手方向に沿って移動可能な移動部材
牛:前記リニアスケールと係合すると共に前記移動部材
に連結されて一体に移動して、前記目盛帯の目盛を読取
る読取ヘッドとを備えた測長装置において、前記リニア
スケールの板厚を半分にする面と、前記目盛帯金体の読
取シ中心を含む面とが略直交する交線上、若しくはその
近傍に、前記読取ヘッドの微小自在回転の中心を定める
如く、前記読取ヘッドを前記移動部材に異なる方向から
懸架して連結する複数の連結部材を備えることを特徴と
する測長装置。 2 前記複数の連結部材は、同一の弾性特性及び形状の
弾性材質から成り、各連結部材は前記交線上を略中心と
した回転対称な位置で、前記読取ヘッドに取付けられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の測長
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10661081A JPS589007A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 測長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10661081A JPS589007A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 測長装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS589007A true JPS589007A (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=14437880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10661081A Pending JPS589007A (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 測長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589007A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151108U (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-09 | オムロン株式会社 | 静圧浮上式ロ−タリ−エンコ−ダ |
EP0294154A2 (en) * | 1987-06-01 | 1988-12-07 | Hewlett-Packard Company | Single channel encode |
EP0709655A3 (de) * | 1994-10-25 | 1998-08-12 | Dr. Johannes Heidenhain GmbH | Führung |
JP2009020104A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 測長装置 |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10661081A patent/JPS589007A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59151108U (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-09 | オムロン株式会社 | 静圧浮上式ロ−タリ−エンコ−ダ |
JPH0228404Y2 (ja) * | 1983-03-28 | 1990-07-31 | ||
EP0294154A2 (en) * | 1987-06-01 | 1988-12-07 | Hewlett-Packard Company | Single channel encode |
EP0709655A3 (de) * | 1994-10-25 | 1998-08-12 | Dr. Johannes Heidenhain GmbH | Führung |
JP2009020104A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Dr Johannes Heidenhain Gmbh | 測長装置 |
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