JPH06185789A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH06185789A
JPH06185789A JP4361801A JP36180192A JPH06185789A JP H06185789 A JPH06185789 A JP H06185789A JP 4361801 A JP4361801 A JP 4361801A JP 36180192 A JP36180192 A JP 36180192A JP H06185789 A JPH06185789 A JP H06185789A
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JP
Japan
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air conditioner
cover
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JP4361801A
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Takayuki Matsumoto
隆幸 松本
Yoshiaki Okubo
吉晃 大久保
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 診断情報の重複表示を回避して確実な診断を
可能にし、サービス性の向上が図れる空気調和機を得る
こと。 【構成】 本体ケーシング1内に設けられ、記憶手段1
5が記憶する診断情報を表示する表示手段16と、この
表示手段16を観察するための開口7と、この開口7を
開閉するカバー4とを有する空気調和機に、上記カバー
4の開閉を検出すると共に、その後一定時間経過後に上
記記憶手段15の記憶内容を消去するための検出器11
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機に関するも
のであって、さらに詳しくは、診断情報の重複表示が回
避できる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば実公平3−
32905号公報に示すように、微細な自動温度調節を
可能にするための各種温度センサ及びこのセンサの検出
値に応じて機能する複雑な制御回路、自動運転のための
保護装置等を有し、複雑、高度化されている。このため
例えば点検サービスの際の装置の状態把握を容易にする
ため、あるいは故障発生時の原因究明のために多大の労
力が費やされるのを回避するために、装置の各種情報を
記憶し、その情報を診断情報として表示する表示手段を
有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記空気調和
機においては、上記診断情報は点検サービス又は修理等
の作業終了後に操作スイッチを操作して消去することに
より、それ以降の新情報との重複表示を回避するように
している。しかしながら上記消去操作の信頼度は作業者
の注意力によるところが大きく、例えば点検サービス後
に作業者が上記消去操作を怠ると、次回の点検サービス
時には新旧の診断情報が重複して表示されていることに
なり、このため装置の診断に手数を要したり、誤った診
断をするという問題が生ずる場合がある。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、常に確実な診断
を可能にしてサービス性を向上し得る空気調和機を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明の空気調
和機は、診断情報を記憶する記憶手段15と、本体ケー
シング1内に設けられ上記診断情報を表示する表示手段
16と、この表示手段16を観察するための開口7と、
さらにこの開口7を開閉するカバー4とを有する空気調
和機において、上記カバー4の開操作又は閉操作の後一
定時間経過後に上記記憶手段15の記憶内容を消去する
ため上記カバー4の開操作又は閉操作を検出する検出器
11を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】上記空気調和機では、故障発生時又は点検サー
ビスの際に、表示手段16を観察するために開口7のカ
バー4を開操作、又は観察後に閉操作すると、検出器1
1がその動作を検出すると共に、一定時間経過後に記憶
手段15の記憶内容が消去されることになる。したがっ
て記憶手段15の記憶内容を消去するために、従来は作
業終了後に実施していた操作スイッチによる消去操作を
実施しなくても、上記記憶内容は自動的に消去されるこ
とになり、新旧の診断情報の重複表示を回避できる。
【0007】
【実施例】次にこの発明の空気調和機の具体的な実施例
について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこ
の発明の全体構成を示す機能ブロック図である。同図に
おいて、1は装置の本体ケーシングである。この本体ケ
ーシング1には内部観察用の開口7が設けられ、カバー
4によって開閉されるようなされている。また15は記
憶手段であり、16は表示手段である。記憶手段15は
装置の各種情報を診断情報として記憶するためのもので
ある。上記表示手段16は上記本体ケーシング1内に設
けられると共に、上記診断情報を表示し、この表示情報
を上記開口7を通して観察できるようなっている。なお
記憶手段15は本体ケーシング1内に設けられていなく
てもよい。11は検出器であって、この検出器11は上
記カバー4の開操作を検出すると共に、その検出後一定
時間経過後に上記記憶手段15の記憶内容を消去するた
めのものである。
【0008】図2はセパレート型空気調和機のトランク
タイプの室外機の概略の外観を示す斜視図である。同図
において、1は室外機の本体ケーシングであり、この本
体ケーシング1の内部は熱交換器室と機器室とに区画さ
れている。熱交換器室は図において左側の過半部を占
め、室外熱交換器、室外ファン等が配置され、また機器
室にはその下部に圧縮機をはじめとする冷媒回路を構成
する機器類、上部に装置の運転制御に必要な電気部品を
収納した電装品箱及びリミットスイッチ等が配置されて
いる。3は吹出口であって、上記熱交換器室側に設けら
れ格子状の覆いを有すると共に、室外ファンによって室
外熱交換器を経由した空気を吹出している。4はサービ
ス蓋(カバー)である。このサービス蓋4は、上記機器
室側の側板2に2個のネジ5によって着脱自在に取着さ
れている。なお8は上記冷媒回路に連通する冷媒配管の
接続継手を保護するボックスである。
【0009】図3はサービス蓋とリミットスイッチと電
装品箱とを示す縦断面図である。同図において、9は電
装品箱である。この電装品箱9の内部には、各種センサ
によって検出される温度、冷媒圧力、供給電流等の各検
出値、機能ブロック毎の動作状況等を記憶する上記記憶
手段15が設けられると共に、装置の運転を自動制御す
るための回路基板が立設されている。さらにこの回路基
板の側板2側の端部には、各種センサによる検出値の正
常状態表示や機能ブロック毎の正常動作表示を行う診断
情報表示用の表示ランプ群(表示手段)16が縦配列さ
れている。この表示ランプ群16はLEDで構成され、
電装品箱9の側壁面10に穿設された内部開口を通して
観察できるようになっている。
【0010】7は本体ケーシング1の側板2に設けられ
た外部開口(開口)であり、4はサービス蓋(カバー)
である。このサービス蓋4は、その上端部に本体ケーシ
ング1の内部に向けて側板2の略板厚分の段差状の曲げ
加工が施されている。そしてこの曲げ加工部6の外面が
側板2の内面に接するように、本体ケーシング1内にそ
の曲げ加工部6を挿入配置すると共に、サービス蓋4の
下端部を側板2の外面側からネジ固定することによって
上記外部開口7を遮蔽している。このサービス蓋4を取
外すことによって、上記外部開口7と上記電装品箱9の
側壁面10の内部開口とを通して、上記表示ランプ群1
6を観察することが可能となり、故障発生時又は点検サ
ービスの際の状況把握を容易にしている。なお上記サー
ビス蓋4の取付構造は、上述のように曲げ加工部6を有
し、側板2にネジ固定するような構造には限定されな
い。
【0011】11はサービス蓋4の取外されたことを検
出するリミットスイッチ(検出器)であり、接点がOF
F状態になるとその後一定時間経過後に上記記憶手段1
5の記憶内容を消去するものである。このリミットスイ
ッチ11は、本体ケーシング1の外側に向かって弾性付
勢されているピン12を有しており、このピン12の先
端が外部開口7から側板2を越えて外部に突出可能とな
るように、上記電装品箱9の側壁面10に配置固定され
ている。そして図2の状態、つまり上記サービス蓋4が
外部開口7を遮蔽することにより、上記ピン12がその
弾性力に抗して押圧されている状態がON状態であり、
次にサービス蓋4が取外されるとピン12が突出してO
FF状態となる構造のものである。なおこれとは逆に取
外されたサービス蓋4が取付けられたときをOFF状態
とするようにしてもよい。またサービス蓋4の取外され
た状態を検出するものであればよく、リミットスイッチ
には限定されない。
【0012】上記のように構成された装置においては、
故障発生時又は点検サービスの際、作業者は装置の状況
把握のため又は故障発生箇所の確認のために、外部開口
7を通して診断情報表示用の表示ランプ群16を観察す
ることになる。この観察は側板2にネジ固定してあるサ
ービス蓋4を取外してから実施されるので、このサービ
ス蓋4の取外し動作により電装品箱9に取着してあるリ
ミットスイッチ11のピン12がその弾性力により突出
して接点がOFF状態となり、つまり上記動作を検出す
ることになる。そしてこの動作の検出後一定時間経過後
に記憶手段15の記憶内容が消去されることになる。
【0013】以上のように上記実施例では、作業初期の
装置の状況把握のためのサービス蓋4の取外しを、リミ
ットスイッチ11が検出してその後一定時間経過後に記
憶手段15の記憶内容を消去するようにしているので、
次回の点検サービス時又は故障発生時には、従来のよう
な作業者の消去操作の怠りに起因して発生する新旧の診
断情報の重複表示を回避できる。このように作業終了後
の消去操作の信頼性が作業者の注意力に依存していた従
来とは異なり、正確な診断情報が常に得られるようにな
るので、手数を要せず装置の確実な診断が可能となり、
サービス性の向上を図ることができる。
【0014】なお上記実施例ではサービス蓋4が取外さ
れた状態を検出したが、サービス蓋4が取付けられた状
態を検出して上記同様の制御を行うことも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明の空気調和機で
は、装置の新旧の診断情報の重複表示を回避できるの
で、常に正確な診断情報に基づく確実な診断を可能にし
て、サービス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の全体構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】この発明の空気調和機の一実施例を示すもの
で、室外機の外観を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の検出器及びカバーの取付状態を示
す一部縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 4 カバー 7 開口 11 検出器 15 記憶手段 16 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断情報を記憶する記憶手段(15)
    と、本体ケーシング(1)内に設けられ上記診断情報を
    表示する表示手段(16)と、この表示手段(16)を
    観察するための開口(7)と、さらにこの開口(7)を
    開閉するカバー(4)とを有する空気調和機において、
    上記カバー(4)の開操作又は閉操作の後一定時間経過
    後に上記記憶手段(15)の記憶内容を消去するため上
    記カバー(4)の開操作又は閉操作を検出する検出器
    (11)を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP4361801A 1992-12-18 1992-12-18 空気調和機 Expired - Fee Related JP2755090B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022044576A (ja) * 2020-09-07 2022-03-17 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 空気調和機

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