JPH0722480A - テレビカメラ観察装置 - Google Patents
テレビカメラ観察装置Info
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- JPH0722480A JPH0722480A JP5188658A JP18865893A JPH0722480A JP H0722480 A JPH0722480 A JP H0722480A JP 5188658 A JP5188658 A JP 5188658A JP 18865893 A JP18865893 A JP 18865893A JP H0722480 A JPH0722480 A JP H0722480A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 試験槽等の内部温度に関係なくＣＣＤカメラ
を動作温度範囲内に保持し、被試験物を観察する。 【構成】 ケース７内にＣＣＤカメラ５と液チューブ１
２を配設する。チューブ１２は、給水用チューブ１８と
排水用チューブ１９を介して給水装置に接続されてお
り、液体１７が循環供給されることで、ケース７内の温
度をＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内に設定保持する。
を動作温度範囲内に保持し、被試験物を観察する。 【構成】 ケース７内にＣＣＤカメラ５と液チューブ１
２を配設する。チューブ１２は、給水用チューブ１８と
排水用チューブ１９を介して給水装置に接続されてお
り、液体１７が循環供給されることで、ケース７内の温
度をＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内に設定保持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、恒温槽や燃焼炉等の内
部の被試験物、たとえば電気部品の挙動等を観察するテ
レビカメラ観察装置に関するものである。
部の被試験物、たとえば電気部品の挙動等を観察するテ
レビカメラ観察装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、プリント基板に実装されたＩＣ等
のきわめて小容積の被試験物の環境試験をしたいと云っ
た要求がある。このような環境試験装置における被試験
物の観察は、被試験物を収納する試験槽に設けた観察窓
を通して観察するか、あるいは試験槽の扉を断熱構造か
らなる外扉と、透明なガラスを備えた内扉の２重扉構造
とし、外扉を開けて内扉越しに試験槽内を観察してい
た。
のきわめて小容積の被試験物の環境試験をしたいと云っ
た要求がある。このような環境試験装置における被試験
物の観察は、被試験物を収納する試験槽に設けた観察窓
を通して観察するか、あるいは試験槽の扉を断熱構造か
らなる外扉と、透明なガラスを備えた内扉の２重扉構造
とし、外扉を開けて内扉越しに試験槽内を観察してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
環境試験装置においては、観察窓は装置の一側面にしか
設けられておらず、観察窓を正面とした場合、被試験物
の背面となる部分は死角となり、観察することができな
いという問題があった。また、試験槽の扉を２重扉構造
とした場合は、外扉を開けた際、試験槽内の空気が内扉
のガラスを介して外気に触れるため、内部の温度、言い
換えれば被試験物を取り巻く環境が変化するという不都
合があった。そこで、最近ではＣＣＤカメラを用いて観
察する方法も提案されているが、この場合にはＣＣＤカ
メラの動作温度範囲内（−１０°Ｃ〜４０°Ｃ程度）で
しか環境試験を行うことができなかった。なお、環境試
験装置の温度範囲は−４０°Ｃ〜１５０°Ｃ程度であ
る。
環境試験装置においては、観察窓は装置の一側面にしか
設けられておらず、観察窓を正面とした場合、被試験物
の背面となる部分は死角となり、観察することができな
いという問題があった。また、試験槽の扉を２重扉構造
とした場合は、外扉を開けた際、試験槽内の空気が内扉
のガラスを介して外気に触れるため、内部の温度、言い
換えれば被試験物を取り巻く環境が変化するという不都
合があった。そこで、最近ではＣＣＤカメラを用いて観
察する方法も提案されているが、この場合にはＣＣＤカ
メラの動作温度範囲内（−１０°Ｃ〜４０°Ｃ程度）で
しか環境試験を行うことができなかった。なお、環境試
験装置の温度範囲は−４０°Ｃ〜１５０°Ｃ程度であ
る。
【０００４】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、試験槽等の内部温度に関係なくＣＣＤカメラを動
作温度範囲内に保持し、被試験物を観察するようにした
テレビカメラ観察装置を提供することにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、試験槽等の内部温度に関係なくＣＣＤカメラを動
作温度範囲内に保持し、被試験物を観察するようにした
テレビカメラ観察装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第１の発明は、ＣＣＤカメラを用いて恒温槽や燃焼
炉等の内部の被試験物を観察するテレビカメラ観察装置
において、前記ＣＣＤカメラを収容するケースと、この
ケース内に配設された液チューブと、この液チューブに
液体を循環供給し前記ケース内の温度をＣＣＤカメラの
動作温度範囲内に設定保持する給水装置とを備えている
ものである。第２の発明は、上記第１の発明において、
給水装置はＣＣＤカメラを収納するケースより上方に設
置された給水タンクと、同ケースより下方に設置された
回収タンクを備えているものである。
め、第１の発明は、ＣＣＤカメラを用いて恒温槽や燃焼
炉等の内部の被試験物を観察するテレビカメラ観察装置
において、前記ＣＣＤカメラを収容するケースと、この
ケース内に配設された液チューブと、この液チューブに
液体を循環供給し前記ケース内の温度をＣＣＤカメラの
動作温度範囲内に設定保持する給水装置とを備えている
ものである。第２の発明は、上記第１の発明において、
給水装置はＣＣＤカメラを収納するケースより上方に設
置された給水タンクと、同ケースより下方に設置された
回収タンクを備えているものである。
【０００６】
【作用】本発明において、給水装置は被試験物の環境条
件に応じて所要温度に加熱もしくは冷却された液体を液
チューブに循環供給することで、ケース内の温度をＣＣ
Ｄカメラの動作温度範囲内に設定保持する。給水タンク
は給水装置が停止した場合でも一定時間液チューブに液
体を供給し続ける。
件に応じて所要温度に加熱もしくは冷却された液体を液
チューブに循環供給することで、ケース内の温度をＣＣ
Ｄカメラの動作温度範囲内に設定保持する。給水タンク
は給水装置が停止した場合でも一定時間液チューブに液
体を供給し続ける。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図１は本発明に係るテレビカメラ観察
装置を備えた環境試験装置の一実施例を示す外観斜視
図、図２は同装置の概略構成図、図３はＣＣＤカメラユ
ニットの一部破断斜視図である。これらの図において、
環境試験装置１は外部から隔絶された断熱密閉構造の試
験槽２を備えている。試験槽２は、前面開口部を気密に
閉塞する開閉自在な観察窓付扉３を備え、内部に不図示
のヒータ、冷却器、ファンに加えて被試験物４を観察す
る観察手段としてのＣＣＤカメラ５、照明装置６等が配
設されている。そして、試験槽２の内部は、被試験物４
の環境試験に応じて前記不図示のヒータまたは冷却器を
選択的に動作させることにより所望の温度に設定保持さ
れるように構成されている。
詳細に説明する。図１は本発明に係るテレビカメラ観察
装置を備えた環境試験装置の一実施例を示す外観斜視
図、図２は同装置の概略構成図、図３はＣＣＤカメラユ
ニットの一部破断斜視図である。これらの図において、
環境試験装置１は外部から隔絶された断熱密閉構造の試
験槽２を備えている。試験槽２は、前面開口部を気密に
閉塞する開閉自在な観察窓付扉３を備え、内部に不図示
のヒータ、冷却器、ファンに加えて被試験物４を観察す
る観察手段としてのＣＣＤカメラ５、照明装置６等が配
設されている。そして、試験槽２の内部は、被試験物４
の環境試験に応じて前記不図示のヒータまたは冷却器を
選択的に動作させることにより所望の温度に設定保持さ
れるように構成されている。
【０００８】前記ＣＣＤカメラ５は、試験槽２内の熱の
影響を受けないよう図３に示すように断熱材からなるケ
ース７内に収納されており、これによって撮影された被
試験物４の画像がフレキシブルケーブル８を介してＴＶ
モニタ９に送信、表示されるように構成されている。前
記ケース７は、ガラス１０を備えたキャップ１１によっ
て前面開口部が気密に閉塞されており、内部には前記Ｃ
ＣＤカメラ５、液チューブ１２、ＣＣＤカメラ５を保持
する保持部材１３、シリカゲル等の乾燥剤１４等が配設
されており、これらによってＣＣＤカメラユニット１５
を構成し、またこのユニット１５と前記ＴＶモニタ９と
でテレビカメラ観察装置を構成している。ガラス１０の
表面には金属膜のコーティングにより透明な発熱体１６
が形成されており、不図示のコードのよって電源に接続
されている。この発熱体１６は通電加熱されることによ
り、試験槽２またはケース７内の空気中の水分が結露し
てガラス１０に付着するのを防止する。なお、ＣＣＤカ
メラユニット１５は、照明装置６により照明される被試
験物４の観察したい箇所を撮影できるよう、外部からの
遠隔操作により移動可能に配設されている。
影響を受けないよう図３に示すように断熱材からなるケ
ース７内に収納されており、これによって撮影された被
試験物４の画像がフレキシブルケーブル８を介してＴＶ
モニタ９に送信、表示されるように構成されている。前
記ケース７は、ガラス１０を備えたキャップ１１によっ
て前面開口部が気密に閉塞されており、内部には前記Ｃ
ＣＤカメラ５、液チューブ１２、ＣＣＤカメラ５を保持
する保持部材１３、シリカゲル等の乾燥剤１４等が配設
されており、これらによってＣＣＤカメラユニット１５
を構成し、またこのユニット１５と前記ＴＶモニタ９と
でテレビカメラ観察装置を構成している。ガラス１０の
表面には金属膜のコーティングにより透明な発熱体１６
が形成されており、不図示のコードのよって電源に接続
されている。この発熱体１６は通電加熱されることによ
り、試験槽２またはケース７内の空気中の水分が結露し
てガラス１０に付着するのを防止する。なお、ＣＣＤカ
メラユニット１５は、照明装置６により照明される被試
験物４の観察したい箇所を撮影できるよう、外部からの
遠隔操作により移動可能に配設されている。
【０００９】前記液チューブ１０は水等の液体１７の循
環供給を受けることによりケース７内の温度をＣＣＤカ
メラ５の動作温度範囲内に設定保持するためのもので、
ＣＣＤカメラ５の周囲を取り囲むように螺旋状に巻かれ
て配設され、両端が給水用チューブ１８および排水用チ
ューブ１９にそれぞれ接続されている。給水用チューブ
１８と排水用チューブ１９は、前記ケーブル８と共に断
熱ホース２０を介して試験槽２の外部に導出され、給水
装置２１に接続されている。
環供給を受けることによりケース７内の温度をＣＣＤカ
メラ５の動作温度範囲内に設定保持するためのもので、
ＣＣＤカメラ５の周囲を取り囲むように螺旋状に巻かれ
て配設され、両端が給水用チューブ１８および排水用チ
ューブ１９にそれぞれ接続されている。給水用チューブ
１８と排水用チューブ１９は、前記ケーブル８と共に断
熱ホース２０を介して試験槽２の外部に導出され、給水
装置２１に接続されている。
【００１０】前記給水装置２１は、液体１７を貯蔵する
給水タンク２２と、液体１７を回収する回収タンク２３
と、回収タンク２３内の液体１７を給水タンク２２に戻
すポンプ２４と、給水タンク２２内の液面高さを検知す
るレベルセンサ２５と、給水タンク２２内の液体１７を
必要に応じて加熱する不図示のヒータおよび冷却する冷
却器および制御装置２６等で構成されており、前記給水
用チューブ１８が前記給水タンク２２に、排水用チュー
ブ１９が回収タンク２３にそれぞれ接続されている。前
記給水タンク２２と回収タンク２３は、液体１７の供給
および回収を容易にするためＣＣＤカメラユニット１５
を挟んでその上方および下方にそれぞれ位置するよう配
設されている。給水タンク２２に設けられている不図示
のヒータは、試験槽２内の温度がＣＣＤカメラ５の動作
温度より低い場合、液体１７を加熱し、冷却器は試験槽
内の温度がＣＣＤカメラ５の動作温度より高い場合、液
体１７を冷却し、これによりケース１２内の温度をＣＣ
Ｄカメラ５の動作温度範囲内に設定する。前記制御装置
２６は、レベルセンサ２５による検知信号に基づいてポ
ンプ２４を駆動制御し、また、液体１７を加熱もしくは
冷却する不図示のヒータおよび冷却器を制御し、さらに
前記ＴＶモニタ９を制御する。なお、前記ヒータおよび
冷却器はＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内で試験する装
置においては不要とされる。
給水タンク２２と、液体１７を回収する回収タンク２３
と、回収タンク２３内の液体１７を給水タンク２２に戻
すポンプ２４と、給水タンク２２内の液面高さを検知す
るレベルセンサ２５と、給水タンク２２内の液体１７を
必要に応じて加熱する不図示のヒータおよび冷却する冷
却器および制御装置２６等で構成されており、前記給水
用チューブ１８が前記給水タンク２２に、排水用チュー
ブ１９が回収タンク２３にそれぞれ接続されている。前
記給水タンク２２と回収タンク２３は、液体１７の供給
および回収を容易にするためＣＣＤカメラユニット１５
を挟んでその上方および下方にそれぞれ位置するよう配
設されている。給水タンク２２に設けられている不図示
のヒータは、試験槽２内の温度がＣＣＤカメラ５の動作
温度より低い場合、液体１７を加熱し、冷却器は試験槽
内の温度がＣＣＤカメラ５の動作温度より高い場合、液
体１７を冷却し、これによりケース１２内の温度をＣＣ
Ｄカメラ５の動作温度範囲内に設定する。前記制御装置
２６は、レベルセンサ２５による検知信号に基づいてポ
ンプ２４を駆動制御し、また、液体１７を加熱もしくは
冷却する不図示のヒータおよび冷却器を制御し、さらに
前記ＴＶモニタ９を制御する。なお、前記ヒータおよび
冷却器はＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内で試験する装
置においては不要とされる。
【００１１】このような構成からなる環境試験装置にお
いて、被試験物４の環境試験に際しては、被試験物４を
試験槽２内に挿入配置して試験槽２の内部温度を所定の
温度に設定保持し、被試験物４の環境試験を行い、その
様子をＣＣＤカメラ５で撮影し、ＴＶモニタ９に映像表
示する。この時、試験槽２内の温度がＣＣＤカメラ５の
動作温度範囲外であると、カメラが破損したり、故障し
たりして観察不能になる。そこで、給水装置２１によっ
て所要温度に加熱もしくは冷却された液体１７を液チュ
ーブ１２に循環供給し、ケース７内の温度を試験槽２内
の温度とは関係なくＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内に
設定保持することで、カメラの破損、故障等を防止す
る。したがって、試験槽２の内部温度が極度に低温もし
くは高温であってもＣＣＤカメラ５によって被試験物４
の観察が可能である。また、高温環境下においてケース
７内の温度との差が大きいと、ケース７のガラス１０付
近における試験槽２内の空気が急激に冷やされる。その
ため、空気中に含まれている水分が水滴となってガラス
表面に付着し、ＣＣＤカメラ５による撮影に悪影響を及
ぼす。そこで、ガラス表面に形成された発熱体１６を通
電加熱すると、ガラス付近の空気は急激に冷却されず、
結露を防止することができ、被試験物４をＣＣＤカメラ
５により鮮明に撮影することができる。一方、低温環境
下ではケース７内の空気中に含まれている水分が急激に
冷やされるため水滴となってガラス１０の内面に付着す
るが、ケース７内には乾燥剤１４が充填されており、こ
れによってケース７内の空気中に含まれている水分を吸
収して乾燥空気とするため、結露を防止することができ
る。さらに、給水タンク２２をＣＣＤカメラユニット１
５より上方に配置し、回収タンク２３を下方に配置して
いるので、停電時等においてポンプ２４の作動が停止し
ても一定時間液体１７を液チューブ１２に供給し続ける
ことができ、ケース７内の温度が異常に高くなったりあ
るは低くなったりすることがなく、ＣＣＤカメラ５の破
損等を防止することができる。（停電等が生じた場合、
液チューブ１２に液体１７を供給できなくなると、試験
槽２内の温度が常温になる前にケース７内の温度が試験
槽２内の温度に達してしまい、これがＣＣＤカメラ５の
動作温度範囲外の温度であった場合はカメラ５が破損す
る虞れがある。）
いて、被試験物４の環境試験に際しては、被試験物４を
試験槽２内に挿入配置して試験槽２の内部温度を所定の
温度に設定保持し、被試験物４の環境試験を行い、その
様子をＣＣＤカメラ５で撮影し、ＴＶモニタ９に映像表
示する。この時、試験槽２内の温度がＣＣＤカメラ５の
動作温度範囲外であると、カメラが破損したり、故障し
たりして観察不能になる。そこで、給水装置２１によっ
て所要温度に加熱もしくは冷却された液体１７を液チュ
ーブ１２に循環供給し、ケース７内の温度を試験槽２内
の温度とは関係なくＣＣＤカメラ５の動作温度範囲内に
設定保持することで、カメラの破損、故障等を防止す
る。したがって、試験槽２の内部温度が極度に低温もし
くは高温であってもＣＣＤカメラ５によって被試験物４
の観察が可能である。また、高温環境下においてケース
７内の温度との差が大きいと、ケース７のガラス１０付
近における試験槽２内の空気が急激に冷やされる。その
ため、空気中に含まれている水分が水滴となってガラス
表面に付着し、ＣＣＤカメラ５による撮影に悪影響を及
ぼす。そこで、ガラス表面に形成された発熱体１６を通
電加熱すると、ガラス付近の空気は急激に冷却されず、
結露を防止することができ、被試験物４をＣＣＤカメラ
５により鮮明に撮影することができる。一方、低温環境
下ではケース７内の空気中に含まれている水分が急激に
冷やされるため水滴となってガラス１０の内面に付着す
るが、ケース７内には乾燥剤１４が充填されており、こ
れによってケース７内の空気中に含まれている水分を吸
収して乾燥空気とするため、結露を防止することができ
る。さらに、給水タンク２２をＣＣＤカメラユニット１
５より上方に配置し、回収タンク２３を下方に配置して
いるので、停電時等においてポンプ２４の作動が停止し
ても一定時間液体１７を液チューブ１２に供給し続ける
ことができ、ケース７内の温度が異常に高くなったりあ
るは低くなったりすることがなく、ＣＣＤカメラ５の破
損等を防止することができる。（停電等が生じた場合、
液チューブ１２に液体１７を供給できなくなると、試験
槽２内の温度が常温になる前にケース７内の温度が試験
槽２内の温度に達してしまい、これがＣＣＤカメラ５の
動作温度範囲外の温度であった場合はカメラ５が破損す
る虞れがある。）
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るテレビ
カメラ観察装置によれば、ケース内にＣＣＤカメラと液
チューブを収納配置し、給水装置により液チューブに液
体を循環供給するように構成したので、被試験物の環境
条件とは関係なくケース内温度をＣＣＤカメラの動作温
度範囲内に設定保持することができ、ＣＣＤカメラの破
損、故障等を防止することができる。また、給水タンク
をＣＣＤカメラケースより上方に設置し、回収タンクを
同ケースより下方に設置しているので、例えば停電等に
より試験槽および給水装置が停止しても、一定時間液体
を液チューブに供給することができ、ＣＣＤカメラ等を
破損することがない。
カメラ観察装置によれば、ケース内にＣＣＤカメラと液
チューブを収納配置し、給水装置により液チューブに液
体を循環供給するように構成したので、被試験物の環境
条件とは関係なくケース内温度をＣＣＤカメラの動作温
度範囲内に設定保持することができ、ＣＣＤカメラの破
損、故障等を防止することができる。また、給水タンク
をＣＣＤカメラケースより上方に設置し、回収タンクを
同ケースより下方に設置しているので、例えば停電等に
より試験槽および給水装置が停止しても、一定時間液体
を液チューブに供給することができ、ＣＣＤカメラ等を
破損することがない。
【図１】本発明に係るテレビカメラ観察装置を備えた環
境試験装置の一実施例を示す外観斜視図である。
境試験装置の一実施例を示す外観斜視図である。
【図２】同装置の概略構成図である。
【図３】ＣＣＤカメラユニットの一部破断斜視図であ
る。
る。
１ 環境試験装置 ２ 試験槽 ４ 被試験物 ５ ＣＣＤカメラ ７ ケース １０ ガラス １１ キャップ １２ 液チューブ １４ 乾燥剤 １５ ＣＣＤカメラユニット １７ 液体 ２１ 給水装置 ２２ 給水タンク ２３ 回収タンク ２４ ポンプ
Claims (2)
- 【請求項１】 ＣＣＤカメラを用いて恒温槽や燃焼炉等
の内部の被試験物を観察するテレビカメラ観察装置にお
いて、 前記ＣＣＤカメラを収容するケースと、このケース内に
配設された液チューブと、この液チューブに液体を循環
供給し前記ケース内の温度をＣＣＤカメラの動作温度範
囲内に設定保持する給水装置とを備えたことを特徴とす
るテレビカメラ観察装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のテレビカメラ観察装置に
おいて、 給水装置はＣＣＤカメラを収納するケースより上方に設
置された給水タンクと、同ケースより下方に設置された
回収タンクを備えていることを特徴とするテレビカメラ
観察装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5188658A JPH0722480A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | テレビカメラ観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5188658A JPH0722480A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | テレビカメラ観察装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0722480A true JPH0722480A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16227584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5188658A Pending JPH0722480A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | テレビカメラ観察装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722480A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010451A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fujifilm Holdings Corp | 撮影装置 |
| JP2008028184A (ja) * | 2006-07-21 | 2008-02-07 | Tokyo Seimitsu Co Ltd | プローバ |
| KR101227577B1 (ko) * | 2013-01-03 | 2013-02-07 | 전자부품연구원 | 디스플레이 패널 열충격 시험용 카메라의 항온유지시스템 및 그 자동제어방법 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP5188658A patent/JPH0722480A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010451A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fujifilm Holdings Corp | 撮影装置 |
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