JPH06185631A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

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Publication number
JPH06185631A
JPH06185631A JP34044092A JP34044092A JPH06185631A JP H06185631 A JPH06185631 A JP H06185631A JP 34044092 A JP34044092 A JP 34044092A JP 34044092 A JP34044092 A JP 34044092A JP H06185631 A JPH06185631 A JP H06185631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve seat
valve
valve body
hard rubber
rubber lining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34044092A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kondo
正行 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP34044092A priority Critical patent/JPH06185631A/ja
Publication of JPH06185631A publication Critical patent/JPH06185631A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁シート部3の硬質ゴムライニングの外周部
分2aが損傷しても、損傷面積の大小にかかわらず、現
地において簡単にしかも補修作業ムラの生じない信頼性
の高い補修を確実に実行できるようにする。 【構成】 弁体1の全面に硬質ゴムライニング2を施し
たバタフライ弁において、弁体外周の弁シート部3を円
周方向に複数分割した弁シートブロック3.1、3.
2、3.3……3.nー1、3nによって構成し、各弁
シートブロック3.1、3.2、3.3……3.nー
1、3nをボルトによってなる締結部材7により弁本体
1Aに着脱可能に取付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁体の表面に硬質ゴム
ライニングを施したバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、海水との接触による金属製弁
母材の腐食を防止するために、図4および図5に示すよ
うに、金属製の弁本体1Aと、金属製の弁シート母材3
Aを備えた弁体1の表面に、硬質ゴムライニング2を施
したバタフライ弁が知られている。ところが、この種の
バタフライ弁では、金属製シート母材3Aと硬質ゴムラ
イニングの外周部分2Aによって構成されている弁シー
ト部3において、硬質ゴムライニングの外周部分2Aに
貝ガラなどの異物が付着して堆積すると、弁体1開閉時
の負荷によって硬質ゴムライニングの外周部分2Aが損
傷してバタフライ弁のシール性を低下させることにな
る。しかも、外周部分2Aが損傷したままで放置してお
くと、金属製シート母材3Aおよび金属製の弁本体1A
まで腐食が進行することになる。
【0003】したがって、従来は、硬質ゴムライニング
の外周部分2Aが損傷した場合、その都度、損傷箇所に
エポキシ樹脂などの補修材を充填して修復することによ
って対処していた。しかし、この補修作業は煩雑であり
作業性に劣る。しかも、損傷面積が大きい場合、つまり
損傷の円周方向長さが外周部分2Aの全長におよぶ程度
に長い場合には、補修作業ムラを生じ易いために小面積
補修時と比較して信頼性に劣る欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、硬質ゴムライニングの外周部分の損傷を修復する
補修作業が煩雑であり、しかも、損傷面積が大きい場合
は補修作業ムラを生じ易いので、小面積補修時と比較し
て信頼性に劣る点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、弁体の表面に
硬質ゴムラインングを施したバタフライ弁において、弁
体外周の弁シート部が円周方向に複数分割されて弁本体
に着脱可能に取付けられた弁シートブロックによって構
成されていることを特徴とし、損傷面積の大小にかかわ
らず、現地において簡単にしかも補修作業ムラの生じな
い信頼性の高い補修を確実に実行する目的を達成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、弁シート部の硬質ゴムライニ
ングが損傷した場合、損傷している硬質ゴムライニング
に対応する弁シートブロック毎に新しい弁シートブロッ
クと交換することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明を適用したバタフライ弁における弁
体の正面図、図2は図1のアーア線拡大断面図、図3は
図1のイーイ線拡大断面図である。なお、前記図4およ
び図5と同一もしくは相当部分には同一符号を付して説
明する。図1ないし図3において、弁体1は金属製の弁
本体1Aと、弁シート部3を具備しており、その表面に
硬質ゴムライニング2が施されている。弁シート部3は
金属製シート母材3Aと硬質ゴムライニングの外周部分
2Aによって構成されているとともに、円周方向に複数
分割した弁シートブロック3.1、3.2、3.3……
3.nー1、3nの集合体によってなる。
【0008】各弁シートブロック3.1、3.2、3.
3……3.nー1、3nそれぞれの金属製シート母材3
Aには、その内周部に凸条3aを形成してある。この凸
条3aは、金属製の弁本体1Aの外周に形成した周溝1
aに対して、たとえばエポキシ樹脂によってなるシール
材4を介在して着脱可能に嵌合される。これにより、弁
体1の開閉時に各弁シートブロック3.1、3.2、
3.3……3.nー1、3nのそれぞれに負荷される矢
印方向のせん断力による弁シートブロック3.1、3.
2、3.3……3.nー1、3nの位置ずれ、つまり弁
の破壊が確実に防止される。また、弁シートブロック
3.1、3.2、3.3……3.nー1、3nには、円
周方向に適当な間隔を有して複数の透孔5(ただし、図
面には1つの透孔5のみを示している)が形成され、こ
れら透孔5に対応する複数のねじ孔6(ただし、図面に
は1つのねじ孔6のみを示している)が弁本体1Aに形
成されている。したがって、各透孔5を通してボルトに
よってなる締結部材7をねじ孔6に螺着することによ
り、各弁シートブロック3.1、3.2、3.3……
3.nー1、3nが弁本体1Aに着脱可能に取付けられ
る。そして、締結部材7を挿通するために硬質ゴムライ
ニングの外周部分2Aに形成した透孔8には、たとえば
エポキシ樹脂によってなる充填材9が充填される。
【0009】このような構成であれば、弁シート部3に
おける硬質ゴムライニングの外周部分2Aが損傷した場
合、損傷している外周部分2Aに対応する弁シートブロ
ック3.1、3.2、3.3……3.nー1、3nを取
外して、新しい弁シートブロック3.1、3.2、3.
3……3.nー1、3nと交換することで簡単に補修す
ることができる。より具体的に説明すると、たとえば弁
シートブロック3.3における硬質ゴムライニングの外
周部分2Aが損傷したとすれば、まず、弁本体1Aに対
して弁シートブロック3.3を取付けている複数の締結
部材7を除去する。そののち、弁本体1Aから弁シート
ブロック3.3を取外す。つづいて、樹脂シール材4を
介在して、新しい弁シートブロック3.3の凸条3aを
弁本体1Aの周溝1aに嵌合する。ついで各透孔5を通
して締結部材7をねじ孔6に螺着し、硬質ゴムライニン
グの外周部分2Aに形成した透孔8に樹脂充填材9を充
填すればよい。
【0010】このように、本発明は、弁シート部3の硬
質ゴムライニングの外周部分2Aが損傷したとしても、
損傷している外周部分2Aに対応する弁シートブロック
3.1、3.2、3.3……3.nー1、3n毎に新し
い弁シートブロックと交換できるように構成されている
から、現地における補修が可能になる。したがって、弁
体1を現地から工場に持ち帰って補修する煩雑な手間と
無駄な時間をかける必要はない。しかも、従来の煩雑な
補修作業と比較して作業性が大幅に向上するとともに、
損傷面積の大小にかかわらず、補修作業ムラの生じない
信頼性の高い補修を確実に実行することができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、弁シー
ト部の硬質ゴムライニングが損傷した場合、損傷してい
る硬質ライニングに対応する弁シートブロック毎に新し
い弁シートブロックと交換して補修することができるの
で、現地における補修が可能になる。したがって、弁体
を現地から工場に持ち帰って補修する煩雑な手間と無駄
な時間をかける必要はない。しかも、従来の煩雑な補修
作業と比較して作業性が大幅に向上するとともに、損傷
面積の大小にかかわらず、補修作業ムラの生じない信頼
性の高い補修を確実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したバタフライ弁における弁体の
正面図である。
【図2】図1のアーア線拡大断面図である。
【図3】図1のイーイ線拡大断面図である。
【図4】従来のバタフライ弁を示す正面図である。
【図5】従来のバタフライ弁の弁シート部を示す拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 弁体 1A 弁本体 2 硬質ゴムライニング 2A 硬質ゴムライニングの外周部分(弁シート部の弾
性ライニング) 3 弁シート部 3.1〜3.n 弁シートブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体の表面に硬質ゴムライニングを施し
    たバタフライ弁において、弁体外周の弁シート部が円周
    方向に複数分割されて弁本体に着脱可能に取付けられた
    弁シートブロックによって構成されていることを特徴と
    するバタフライ弁。
JP34044092A 1992-12-21 1992-12-21 バタフライ弁 Pending JPH06185631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044092A JPH06185631A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 バタフライ弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34044092A JPH06185631A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 バタフライ弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06185631A true JPH06185631A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18336986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34044092A Pending JPH06185631A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 バタフライ弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06185631A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238302A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kurimoto Ltd 内面ゴムライニングバタフライ弁の補修方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238302A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kurimoto Ltd 内面ゴムライニングバタフライ弁の補修方法

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