JPS6225572Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6225572Y2 JPS6225572Y2 JP5544782U JP5544782U JPS6225572Y2 JP S6225572 Y2 JPS6225572 Y2 JP S6225572Y2 JP 5544782 U JP5544782 U JP 5544782U JP 5544782 U JP5544782 U JP 5544782U JP S6225572 Y2 JPS6225572 Y2 JP S6225572Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- shaft
- rudder
- annular packing
- packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 27
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は船舶に設備される舵軸等の回転軸の
シール装置に関する。
シール装置に関する。
舵板を備えた舵軸を軸受けに嵌挿して船体に回
動自在に取り付けた船の舵装置においては、通
常、上記舵軸と軸受けの間に環状パツキンを装着
して軸受け部分からの船体内への漏水を防止して
いる。ところで、上記パツキンは経時的に痛んで
その機能を悪化させることから、一般には船がド
ツクに入つた時にこれを新しい物と交換している
が、航海中にこれを修理する必要が生じることも
まれではない。
動自在に取り付けた船の舵装置においては、通
常、上記舵軸と軸受けの間に環状パツキンを装着
して軸受け部分からの船体内への漏水を防止して
いる。ところで、上記パツキンは経時的に痛んで
その機能を悪化させることから、一般には船がド
ツクに入つた時にこれを新しい物と交換している
が、航海中にこれを修理する必要が生じることも
まれではない。
このような場合には、新しい環状パツキンをわ
ざわざ切断して舵軸と軸受けの間に装着している
が(このようにしないと装着できない)、一つ物
を切断する関係上シール効果が低くなる欠点があ
る。
ざわざ切断して舵軸と軸受けの間に装着している
が(このようにしないと装着できない)、一つ物
を切断する関係上シール効果が低くなる欠点があ
る。
この考案は、環状のパツキンを舵軸等の回転軸
の外周位置に仮りに装着しておくことにより、こ
れを切断することなく必要に応じて該回転軸と軸
受けの間に本装着することができるようにしたも
ので、環状パツキンの交換が容易で、しかもシー
ル効果を低下させることなく環状パツキンを装着
できるようにした回転軸のシール装置を提供する
ことを目的とする。以下この考案を図面を参照し
て詳細に説明する。
の外周位置に仮りに装着しておくことにより、こ
れを切断することなく必要に応じて該回転軸と軸
受けの間に本装着することができるようにしたも
ので、環状パツキンの交換が容易で、しかもシー
ル効果を低下させることなく環状パツキンを装着
できるようにした回転軸のシール装置を提供する
ことを目的とする。以下この考案を図面を参照し
て詳細に説明する。
添付図面はこの考案を船の舵軸のシール装置に
適用した場合の一実施例を示すもので、図中1は
舵軸である。この舵軸1は周知のように舵板(図
示せず)を備え軸受け2に嵌挿されて船体3に回
動自在に設けられている。上記舵軸1と軸受け2
の間、より詳しくは軸受け2の上部に設けられた
パツキンボツクス4には環状パツキン5が装着さ
れ、軸受け2にボルト6で取り付けられた二つ割
りのパツキン押え7によつて固定されている。環
状パツキン5は舵軸1と軸受け2の隙間から軸受
部外の船体内に流れる海水の漏れを防止するもの
で、材質或いは形状等は従来のものと同一であ
る。
適用した場合の一実施例を示すもので、図中1は
舵軸である。この舵軸1は周知のように舵板(図
示せず)を備え軸受け2に嵌挿されて船体3に回
動自在に設けられている。上記舵軸1と軸受け2
の間、より詳しくは軸受け2の上部に設けられた
パツキンボツクス4には環状パツキン5が装着さ
れ、軸受け2にボルト6で取り付けられた二つ割
りのパツキン押え7によつて固定されている。環
状パツキン5は舵軸1と軸受け2の隙間から軸受
部外の船体内に流れる海水の漏れを防止するもの
で、材質或いは形状等は従来のものと同一であ
る。
上記パツキン押え7の部分には、上記ボルト6
を利用して支持金具8が固定されている。この支
持金具8は予備の環状パツキン5′を舵軸1の外
周位置に支持するもので、ボルト6の取付け穴9
を有する取付け部10に支持部11を連設して成
る。なお、図の支持金具8はボルト6により4個
軸受け2に取り付けられて予備の環状パツキン
5′を支持しているが、その使用個数,取付け部
位,ボルト6の利用の有無,形状等は上記に限ら
れるものではない。また支持金具8はパツキン押
え7と一体になしてもよい。さらに支持金具8の
取付部位は、軸受け2,船体3等の固定部側に設
けずに、舵軸1,舵柄14等の可動部側に設ける
こともできる。
を利用して支持金具8が固定されている。この支
持金具8は予備の環状パツキン5′を舵軸1の外
周位置に支持するもので、ボルト6の取付け穴9
を有する取付け部10に支持部11を連設して成
る。なお、図の支持金具8はボルト6により4個
軸受け2に取り付けられて予備の環状パツキン
5′を支持しているが、その使用個数,取付け部
位,ボルト6の利用の有無,形状等は上記に限ら
れるものではない。また支持金具8はパツキン押
え7と一体になしてもよい。さらに支持金具8の
取付部位は、軸受け2,船体3等の固定部側に設
けずに、舵軸1,舵柄14等の可動部側に設ける
こともできる。
しかして12は軸受け2に嵌め付けられたメタ
ル、13は舵軸1に嵌着された舵軸スリーブ、1
4は舵軸1に取り付けられた舵柄である。
ル、13は舵軸1に嵌着された舵軸スリーブ、1
4は舵軸1に取り付けられた舵柄である。
次に、上記の如く構成された装置の作用を説明
する。
する。
第1図は予備の環状パツキン5′を舵軸の外周
位置に支持金具8で支持した状態を示すもので、
この予備の環状パツキン5′の支持は、舵軸1を
船体に組付ける際または航海後に点検,修繕その
他のために船がドツク入りして舵軸1を船体3か
ら外した際に行なう。したがつて環状パツキンを
切断することなく、そのままの状態で支持金具8
に支持することができる。
位置に支持金具8で支持した状態を示すもので、
この予備の環状パツキン5′の支持は、舵軸1を
船体に組付ける際または航海後に点検,修繕その
他のために船がドツク入りして舵軸1を船体3か
ら外した際に行なう。したがつて環状パツキンを
切断することなく、そのままの状態で支持金具8
に支持することができる。
船の航海中において使用中の環状パツキン5が
痛んできてこれを交換する必要が生じたような場
合には、ボルト6をゆるめてパツキン押え7を取
り外し、パツキンボツクス4から環状パツキン5
を抜き出してこれを切断し舵軸1から外す一方、
それまで支持金具8に支持されていた予備の環状
パツキン5′をパツキンボツクス4に装着しパツ
キン押え7で押えてパツキンの交換作業を終了す
る。上記においては、この考案を船の舵軸に適用
した場合を説明したが、この考案はこれに限ら
ず、船のプロペラ軸その他の装置の回転軸にも適
用し得ることは勿論である。
痛んできてこれを交換する必要が生じたような場
合には、ボルト6をゆるめてパツキン押え7を取
り外し、パツキンボツクス4から環状パツキン5
を抜き出してこれを切断し舵軸1から外す一方、
それまで支持金具8に支持されていた予備の環状
パツキン5′をパツキンボツクス4に装着しパツ
キン押え7で押えてパツキンの交換作業を終了す
る。上記においては、この考案を船の舵軸に適用
した場合を説明したが、この考案はこれに限ら
ず、船のプロペラ軸その他の装置の回転軸にも適
用し得ることは勿論である。
以上説明したように、この考案に係る回転軸の
シール装置においては、該回転軸の外周位置に、
軸受け側に設けられた支持金具に支持されて予備
の環状パツキンが設けられているので、使用中の
環状パツキンが損傷したような場合でも、回転軸
おびその関連装置等を分解することなく、しかも
新しい予備の環状パツキンを切断することなく、
そのまま古いパツキンと交換して支障なく装置の
運転を継続することができる。しかも予備の環状
パツキンを切断することなくパツキンボツクスに
装着できるので、予備の環状パツキンの機能が低
下することがなく、ドツク,工場その他で組立,
分解修理した場合と同様にシール部外への漏水を
防止することができる。また、予備の環状パツキ
ンをいわば仮りに回転軸に装着した状態で保管す
る構造であるため、保管に場所をとらず、管理も
容易であることも大きな長所である。
シール装置においては、該回転軸の外周位置に、
軸受け側に設けられた支持金具に支持されて予備
の環状パツキンが設けられているので、使用中の
環状パツキンが損傷したような場合でも、回転軸
おびその関連装置等を分解することなく、しかも
新しい予備の環状パツキンを切断することなく、
そのまま古いパツキンと交換して支障なく装置の
運転を継続することができる。しかも予備の環状
パツキンを切断することなくパツキンボツクスに
装着できるので、予備の環状パツキンの機能が低
下することがなく、ドツク,工場その他で組立,
分解修理した場合と同様にシール部外への漏水を
防止することができる。また、予備の環状パツキ
ンをいわば仮りに回転軸に装着した状態で保管す
る構造であるため、保管に場所をとらず、管理も
容易であることも大きな長所である。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は支持金具の外観図である。 1……舵軸、2……軸受け、5……環状パツキ
ン、8……支持金具、5′……予備の環状パツキ
ン。
2図は支持金具の外観図である。 1……舵軸、2……軸受け、5……環状パツキ
ン、8……支持金具、5′……予備の環状パツキ
ン。
Claims (1)
- 回転軸が軸受けに嵌挿されて適宜装置の支持部
に回動自在に取り付けられ、上記軸受けと回転軸
の間に上記軸受部外への漏水を防止する環状パツ
キンが装着されるとともに、上記回転軸の軸受部
外の外周位置には釈放自在の支持金具に支持され
て予備の環状パツキンが設けられて成ることを特
徴とする回転軸のシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5544782U JPS58157064U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 回転軸のシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5544782U JPS58157064U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 回転軸のシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58157064U JPS58157064U (ja) | 1983-10-20 |
JPS6225572Y2 true JPS6225572Y2 (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=30066026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5544782U Granted JPS58157064U (ja) | 1982-04-16 | 1982-04-16 | 回転軸のシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58157064U (ja) |
-
1982
- 1982-04-16 JP JP5544782U patent/JPS58157064U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58157064U (ja) | 1983-10-20 |
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