JPS622316Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS622316Y2
JPS622316Y2 JP1981092080U JP9208081U JPS622316Y2 JP S622316 Y2 JPS622316 Y2 JP S622316Y2 JP 1981092080 U JP1981092080 U JP 1981092080U JP 9208081 U JP9208081 U JP 9208081U JP S622316 Y2 JPS622316 Y2 JP S622316Y2
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JP
Japan
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impeller
split
ring
shaft
mounting shaft
Prior art date
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Expired
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JP1981092080U
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English (en)
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JPS57204492U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ネジ込み式羽根車の取外しが容易
なポンプの羽根車取付軸部の構造に関し、特に、
シヤフトスリーブと、羽根車取付軸に設けた段部
との間に、台形断面を有する分割セツトリングを
着脱可能に介装し、羽根車のネジ締付けをゆるめ
て抜出しを簡単に行えるようにする。
従来、ポンプの羽根車を取付軸に固定するには
ネジ込み式が多く採用されているが、これらのポ
ンプを分解修理する場合、長年使用されたポンプ
の羽根車と取付軸の取付部のネジが強力に締まつ
ているため、このネジをゆるめ羽根車を取外し分
解することが困難であつた。
このため、取付軸を固定し羽根車に当てものを
して、ネジをゆるめる側へハンマーでたたいてゆ
るみを与える等の作業が必要となり、羽根車や取
付軸を破損させることが多かつた。中でも、大型
ポンプの羽根車をネジ込み式にした場合は羽根車
の抜き出しは困難をきわめていた。
この考案は、ポンプのネジ込み式羽根車取付け
のかかる問題を解決するものである。
而して、この考案の目的は、ポンプのネジ込み
式羽根車の取外しが容易な取付軸部の構造と提供
するにあり、また、この考案の目的は、羽根車の
取外しに際し、羽根車や取付軸の破損が生じるの
を防止する取付軸部の構造を提供するにあり、さ
らに、この考案の目的は、分解修理の容易なポン
プを提供するにある。
即ち、この考案は、図示する実施例の如く、先
端に羽根車1をネジ込んで固定するポンプの羽根
車取付軸2の外周上に、前端面が羽根車1の後面
に圧接し、後端面が外テーパーを有するシヤフト
スリーブ3を装着し、該シヤフトスリーブ3の後
端面と、取付軸2に設けた段部2cとの間に、外
側がシヤフトスリーブ3方向へ拡大するテーパー
面を有してシヤフトスリーブ3を羽根車1方向へ
付勢する分割セツトリング4を介装し、分割セツ
トリング4上に、前後方向に摺動可能な押え環5
を嵌着して固定したポンプの羽根車取付軸2部の
構造に係る。
以下、添付図面に基づいてこの考案を説明す
る。第1図は、この考案の一実施例を示すポンプ
の羽根車1および取付軸2部分の縦断面図であ
り、図の如く羽根車1が取付軸2の先端部に取付
けられている。羽根車1と取付軸2の取付部ャ1
a,2aにはネジが切られていて、このネジを締
付けることにより両者は固定されている。取付軸
2外周上には、中間部2bにシヤフトスリーブ3
が装着されており、該軸後方(図の右方向以下同
じ)は段部2cで大径となり、その大径部2dで
軸受6によつて回転可能に支承されている。シヤ
フトスリーブ3は、円筒形のスリーブであり、前
端面は羽根車の後面に摺接しており、後端面には
テーパーを設けている。シヤフトスリーブ3の後
端面と取付軸2の段部2cの間には、隙間を設け
てあり、この間に分割セツトリング4が介装され
ている。分割セツトリング4は、外側がシヤフト
スリーブ3の方向へ拡大するテーパー面を有する
リングを二分割して組合せたものであり、分割部
周端にタガネを当てるための切口面4aを設けて
いる。なお、分割数は2に限らず適当数に分割し
て差支えない。
分割セツトリング4上には、前後方向へ摺動可
能な押え環5が取付けられている。押え環5は、
分割セツトリング4上に嵌着して分割セツトリン
グ4の抜出しを防止し固定するための環状部5a
と、環状部5aから半径方向へフランジ状に突出
した水切板5bとからなつており、環状部5aに
は適当な位置にネジ孔5cも設けて、止めネジ7
をネジ込んで固定している。
8は、ポンプのケーシングであり、グランド部
13には、シヤフトスリーブ3との間に、軸封水
リング9とグランドパツキン10を取付けてグラ
ンド押し11で押えている。第2図及び第3図
は、分解方法の説明図であり、これによつて分解
手順を説明する。まず、押え環5の止めネジ7を
取外し、次に押え環5の水切板5bの部分をハン
マー等で軽くたたきながら、押え環5を羽根車1
の方向へ移動させる。押え環5が前進して分割セ
ツトリング4上から外れたら分割セツトリング4
の切口面4aにタガネ12を当てハンマーで打撃
し、分割セツトリング4を取外す。分割セツトリ
ング4とシヤフトスリーブ3とは、テーパー面で
接触しているので簡単に取外すことができる。分
割セツトリング4を取外すと、シヤフトスリーブ
3は手でスライドして簡単に後退させることがで
きる。シヤフトスリーブ3が後退すると羽根車1
へのシヤフトスリーブ3の締付がなくなるため、
羽根車1と取付軸2の取付部1a,2aのネジの
面圧が低下し、羽根車1は容易にネジをゆるめて
抜き出すことができる。
上述の如く、この考案の羽根車軸部の構造によ
れば、ポンプのネジ込み式羽根車1を容易に取外
すことができ、羽根車1のネジをゆるめる際、ハ
ンマーでたたいたりする必要がないため、羽根車
1や取付軸2の破損を生じる慮れがなく、ポンプ
の分解、修理作業に要する労力や時間が低減され
能率が向上する。
また、押え環5に設けた水切板5bによつてポ
ンプの運転中グランド部から漏水が軸受6部へ浸
入するのを排除する効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すポンプの
羽根車および取付軸部分の縦断面図、第2図は、
第1図の実施例における分解方法の説明図、第3
図は、分割セツトリングの説明図である。 図中1は羽根車、2は取付軸、3はシヤフトス
リーブ、4は分割セツトリング、5は押え環であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に羽根車をネジ込んで固定する取付軸の外
    周上に、前端面が羽根車の後面に圧接し後端面が
    外テーパーを有するシヤフトスリーブを装着し、
    該シヤフトスリーブの後端面と、取付軸に設けた
    段部との間に、外側がシヤフトスリーブ方向へ拡
    大するテーパー面を有する分割セツトリングを介
    装し、分割セツトリング上に前後方向に摺動可能
    な押え環を嵌着して固定したポンプの羽根車取付
    軸部の構造。
JP1981092080U 1981-06-22 1981-06-22 Expired JPS622316Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981092080U JPS622316Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981092080U JPS622316Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57204492U JPS57204492U (ja) 1982-12-25
JPS622316Y2 true JPS622316Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=29887132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981092080U Expired JPS622316Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS622316Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4864804U (ja) * 1971-11-17 1973-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57204492U (ja) 1982-12-25

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