JPH0618553B2 - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
- Publication number
- JPH0618553B2 JPH0618553B2 JP62219942A JP21994287A JPH0618553B2 JP H0618553 B2 JPH0618553 B2 JP H0618553B2 JP 62219942 A JP62219942 A JP 62219942A JP 21994287 A JP21994287 A JP 21994287A JP H0618553 B2 JPH0618553 B2 JP H0618553B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse pressure
- maximum value
- pressure wave
- value
- interval
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、オシロメトリック法（振動法）によって血圧
を測定し、血行動態を表現する電子血圧計に関する。
を測定し、血行動態を表現する電子血圧計に関する。
［従来の技術］ オシロメトリック法によって血圧を測定する従来の電子
血圧計は、パーソナルコンピュータ等を使用して、カフ
圧力をリアルタイムに測定し、この測定したカフ圧力デ
ータを大容量メモリに記憶し、必要なカフ圧力データを
全て記憶した後に、記憶したカフ圧力データに基づいて
脈圧波成分のみを抽出するものである。
血圧計は、パーソナルコンピュータ等を使用して、カフ
圧力をリアルタイムに測定し、この測定したカフ圧力デ
ータを大容量メモリに記憶し、必要なカフ圧力データを
全て記憶した後に、記憶したカフ圧力データに基づいて
脈圧波成分のみを抽出するものである。
つまり、カフ圧力に打ち勝ってカフに伝達された増加圧
力を１拍毎に検出し、この検出圧力を時間軸上に配置
し、検出された増加圧力と、この増加圧力の時間軸に同
期して記憶されているカフ圧力データとに基づいて血圧
を判定する。
力を１拍毎に検出し、この検出圧力を時間軸上に配置
し、検出された増加圧力と、この増加圧力の時間軸に同
期して記憶されているカフ圧力データとに基づいて血圧
を判定する。
そして、検出された増加圧力値を一方の軸とし、時間軸
を他方の軸とし、パーソナルコンピュータに接続された
プリンタ、Ｘ−Ｙプロッタ等を使用して、検出された脈
圧波の増加圧力をプリントする。このプリントによって
血行動態を視覚化し、医師等に有益な資料を提供する。
を他方の軸とし、パーソナルコンピュータに接続された
プリンタ、Ｘ−Ｙプロッタ等を使用して、検出された脈
圧波の増加圧力をプリントする。このプリントによって
血行動態を視覚化し、医師等に有益な資料を提供する。
［発明が解決しようとする問題点］ 上記従来装置は、測定したカフ圧力データを全て記憶す
るものであり、また、そのデータ量が多いので、大きな
メモリ容量を必要とするという問題があり、このために
電子血圧計全体が大型になるという問題がある。
るものであり、また、そのデータ量が多いので、大きな
メモリ容量を必要とするという問題があり、このために
電子血圧計全体が大型になるという問題がある。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、所定脈圧波とその次に発生する脈圧波との間
隔を、所定値に応じて正規化し、各脈圧波の最大値と上
記正規化された間隔とをメモリに記憶するものである。
隔を、所定値に応じて正規化し、各脈圧波の最大値と上
記正規化された間隔とをメモリに記憶するものである。
［作用］ 本発明は、所定脈圧波とその次に発生する脈圧波との間
隔を、所定値に応じて正規化し、各脈圧波の最大値と上
記正規化された間隔とをメモリに記憶するので、比較的
小さな容量のメモリを使用することができ、また電子血
圧計全体の形状を小さくすることができる。
隔を、所定値に応じて正規化し、各脈圧波の最大値と上
記正規化された間隔とをメモリに記憶するので、比較的
小さな容量のメモリを使用することができ、また電子血
圧計全体の形状を小さくすることができる。
［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。
この実施例において、被測定者の腕に巻付けるカフ１１
と、カフ１１を任意の圧力に加圧する加圧手段１２と、
加圧手段１２によって加圧された圧力を徐々に排気して
減少させる微速排気手段１３と、カフ１１に印加されて
いる圧力を検出する圧力検出手段１４とが設けられてい
る。
と、カフ１１を任意の圧力に加圧する加圧手段１２と、
加圧手段１２によって加圧された圧力を徐々に排気して
減少させる微速排気手段１３と、カフ１１に印加されて
いる圧力を検出する圧力検出手段１４とが設けられてい
る。
この他に、脈圧波抽出手段２１と、最大値検出手段２２
と、最大値記憶手段２３と、正規化手段２４と、間隔検
出手段３１と、正規化手段３２と、間隔記憶手段３３
と、間隔の平均値演算手段３４と、血圧判定手段４１
と、アドレス記憶手段４２と、プリンタ制御手段５１
と、プリンタ５２とが設けられている。
と、最大値記憶手段２３と、正規化手段２４と、間隔検
出手段３１と、正規化手段３２と、間隔記憶手段３３
と、間隔の平均値演算手段３４と、血圧判定手段４１
と、アドレス記憶手段４２と、プリンタ制御手段５１
と、プリンタ５２とが設けられている。
脈圧波抽出手段２１は、圧力検出手段１４が出力するカ
フ圧力の中から脈圧波を抽出する手段であり、最大値検
出手段２２は、抽出された脈圧波の最大値を検出する手
段である。最大値記憶手段２３は、最大値検出手段２２
が検出した各脈圧波の最大値をその抽出順に記憶するメ
モリである。正規化手段２４は、最大値記憶手段２３か
ら読出した各脈圧波の最大値を所定の値に基づいて正規
化する手段である。
フ圧力の中から脈圧波を抽出する手段であり、最大値検
出手段２２は、抽出された脈圧波の最大値を検出する手
段である。最大値記憶手段２３は、最大値検出手段２２
が検出した各脈圧波の最大値をその抽出順に記憶するメ
モリである。正規化手段２４は、最大値記憶手段２３か
ら読出した各脈圧波の最大値を所定の値に基づいて正規
化する手段である。
間隔検出手段３１は、脈圧波の時間間隔を検出する手段
であり、正規化手段３２は、脈圧波間隔の平均値に応じ
て脈圧波間隔を正規化する手段であり、間隔記憶手段３
３は、正規化された脈圧波間隔を記憶する手段である。
間隔の平均値演算手段３４は、複数の脈圧波の時間間隔
を検出し、これらの時間間隔を一時的に保持し、この保
持された時間間隔の平均値を演算する手段である。
であり、正規化手段３２は、脈圧波間隔の平均値に応じ
て脈圧波間隔を正規化する手段であり、間隔記憶手段３
３は、正規化された脈圧波間隔を記憶する手段である。
間隔の平均値演算手段３４は、複数の脈圧波の時間間隔
を検出し、これらの時間間隔を一時的に保持し、この保
持された時間間隔の平均値を演算する手段である。
正規化手段３２は、所定脈圧波とその次に発生する脈圧
波との間隔を、所定値に応じて正規化する間隔正規化手
段の一例である。なお、上記所定値は、所定数の脈圧波
についての平均間隔時間の値であり、つまり、最初に発
生した脈圧波から最後に発生した脈圧波までの時間を、
上記所定数−１で割った値である。
波との間隔を、所定値に応じて正規化する間隔正規化手
段の一例である。なお、上記所定値は、所定数の脈圧波
についての平均間隔時間の値であり、つまり、最初に発
生した脈圧波から最後に発生した脈圧波までの時間を、
上記所定数−１で割った値である。
記憶手段２３、３３は、各脈圧波の最大値に応じた値
と、前記正規化された間隔とを記憶する記憶手段の例で
ある。なお、上記各脈圧波の最大値に応じた値は、上記
最大値そのもの、または、上記最大値を正規化した値で
ある。
と、前記正規化された間隔とを記憶する記憶手段の例で
ある。なお、上記各脈圧波の最大値に応じた値は、上記
最大値そのもの、または、上記最大値を正規化した値で
ある。
血圧判定手段４１は、圧力検出手段１４が検出した圧力
値と、最大値検出手段２２が検出した最大値とに応じ
て、最高血圧、平均血圧、最低血圧を判定する手段であ
る。アドレス記憶手段４２は、最大値記憶手段２３が記
憶している最大値の、アドレスのうちで、上記最高血
圧、平均血圧、最低血圧に対応するアドレスを記憶する
手段である。
値と、最大値検出手段２２が検出した最大値とに応じ
て、最高血圧、平均血圧、最低血圧を判定する手段であ
る。アドレス記憶手段４２は、最大値記憶手段２３が記
憶している最大値の、アドレスのうちで、上記最高血
圧、平均血圧、最低血圧に対応するアドレスを記憶する
手段である。
プリンタ５２は、正規化された最大値、正規化された間
隔等に応じて、記録紙に血行動態をプリントするもので
あり、プリンタ制御手段５１は、所定脈圧波の最大値を
プリントした位置から、各正規化された値に応じた間隔
で、次の脈圧波の最大値をプリントするプリンタ制御手
段の一例である。
隔等に応じて、記録紙に血行動態をプリントするもので
あり、プリンタ制御手段５１は、所定脈圧波の最大値を
プリントした位置から、各正規化された値に応じた間隔
で、次の脈圧波の最大値をプリントするプリンタ制御手
段の一例である。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、カフ１１を被測定者の腕に巻き、図示しない測定
開始スイッチをオンすると、血圧測定に必要な圧力まで
加圧手段１２が加圧し、この加圧を停止した後に、微速
排気手段１３が徐々に排気し、カフ１１の圧力が徐々に
低下し、これに伴って、脈圧波による圧力変位がカフ圧
力に重畳され始める。
開始スイッチをオンすると、血圧測定に必要な圧力まで
加圧手段１２が加圧し、この加圧を停止した後に、微速
排気手段１３が徐々に排気し、カフ１１の圧力が徐々に
低下し、これに伴って、脈圧波による圧力変位がカフ圧
力に重畳され始める。
そして、圧力検出手段１４が所定時間毎（たとえば、５
０msec毎）にサンプリングし、脈圧波が重畳されたカフ
圧力のデジタル値を出力する。脈圧波抽出手段２１が、
サンプリング毎に、前回のサンプリングにおける圧力検
出手段１４の出力値と今回のサンプリングにおける出力
値との差分を出力し、最大値検出手段１５が、これら差
分を積分し、これによって、カフ圧力から脈圧波を抽出
する。つまり、脈圧波抽出手段２１からの脈圧波の差分
値が正方向になっている期間（つまり、１つの脈圧波の
うちで、前回サンプリングしたカフ圧力の値よりも今回
サンプリングしたカフ圧力の値が大きい期間）のみ、最
大値検出手段２２が上記差分値を累積し、これによって
脈圧波の最大値を検出する。
０msec毎）にサンプリングし、脈圧波が重畳されたカフ
圧力のデジタル値を出力する。脈圧波抽出手段２１が、
サンプリング毎に、前回のサンプリングにおける圧力検
出手段１４の出力値と今回のサンプリングにおける出力
値との差分を出力し、最大値検出手段１５が、これら差
分を積分し、これによって、カフ圧力から脈圧波を抽出
する。つまり、脈圧波抽出手段２１からの脈圧波の差分
値が正方向になっている期間（つまり、１つの脈圧波の
うちで、前回サンプリングしたカフ圧力の値よりも今回
サンプリングしたカフ圧力の値が大きい期間）のみ、最
大値検出手段２２が上記差分値を累積し、これによって
脈圧波の最大値を検出する。
このように検出した脈圧波の最大値は最大値記憶手段２
３に記憶され、脈圧波が発生する度に、各脈圧波の最大
値を時系列的に記憶する。
３に記憶され、脈圧波が発生する度に、各脈圧波の最大
値を時系列的に記憶する。
一方、間隔検出手段３１は、脈圧波抽出手段２１が出力
する所定脈圧波の上記差分値が正方向から負方向になる
時刻と、次の脈圧波の上記差分値が正方向から負方向に
なる時刻との間の時間を検出する。
する所定脈圧波の上記差分値が正方向から負方向になる
時刻と、次の脈圧波の上記差分値が正方向から負方向に
なる時刻との間の時間を検出する。
また、間隔の平均値演算手段３４は、複数の脈圧波のう
ち最初の脈圧波と最後の脈圧波との間の値を一旦保持
し、この保持した値を、（上記複数−１）の値で割り、
各脈圧波間の間隔の平均値を演算する。たとえば、血圧
測定を開始した直後の６つの脈圧波だけについて上記間
隔の平均値を演算し、それ以降の脈圧波については、間
隔の平均値を演算しない。もっとも、上記間隔の平均値
を演算するに必要な脈圧波の数は、必要に応じて設定で
きる。
ち最初の脈圧波と最後の脈圧波との間の値を一旦保持
し、この保持した値を、（上記複数−１）の値で割り、
各脈圧波間の間隔の平均値を演算する。たとえば、血圧
測定を開始した直後の６つの脈圧波だけについて上記間
隔の平均値を演算し、それ以降の脈圧波については、間
隔の平均値を演算しない。もっとも、上記間隔の平均値
を演算するに必要な脈圧波の数は、必要に応じて設定で
きる。
そして、間隔の平均値算出手段３４が算出した間隔平均
時間をＴａｖとし、間隔検出手段３１が検出した脈圧波
の各間隔をＴｐとする。そして、平均時間Ｔａｖに応じ
て、検出した間隔Ｔｐを、たとえば次の４段階に正規化
する。なお、正規化した値をＮとする。
時間をＴａｖとし、間隔検出手段３１が検出した脈圧波
の各間隔をＴｐとする。そして、平均時間Ｔａｖに応じ
て、検出した間隔Ｔｐを、たとえば次の４段階に正規化
する。なお、正規化した値をＮとする。
Ｔｐ＞Ｔａｖ×２のときに、Ｎ＝３とし、 Ｔａｖ×２≧Ｔｐ＞Ｔａｖ×1.5のときに、 Ｎ＝２とし、 Ｔａｖ×1.5≧Ｔｐ＞Ｔａｖ×0.5のときに、 Ｎ＝１とし、 Ｔｐ≦Ｔａｖ×0.5のときに、Ｎ＝０とする。
このようにして相隣る各脈圧波の間隔を正規化し、この
正規化された値を、その発生順に記憶手段３３に記憶す
る。
正規化された値を、その発生順に記憶手段３３に記憶す
る。
ここで、上記正規化は、桁数の多い数値を桁数の少ない
数値に変換することであり、また、多数の数値をより少
ないグループに分類することである。なお、各脈圧波の
正規化された間隔を、脈圧波最大値と関連をもたせて記
憶する。
数値に変換することであり、また、多数の数値をより少
ないグループに分類することである。なお、各脈圧波の
正規化された間隔を、脈圧波最大値と関連をもたせて記
憶する。
一方、最大値検出手段２２が出力する最大値の包絡線
と、圧力検出手段１４が検出した圧力値とに基づいて、
血圧判定手段４１が最高血圧、平均血圧、最低血圧を判
定する。たとえば、最大値検出手段２２が出力する最大
値のうちで最も大きな値を平均血圧とし、この平均血圧
の所定％に対応する血圧を最高血圧、最低血圧と判断す
る。アドレス記憶手段４２は、最大値記憶手段２３が記
憶している最大値のアドレスのうちで、上記最高血圧、
平均血圧、最低血圧にそれぞれ対応するアドレスを記憶
する。
と、圧力検出手段１４が検出した圧力値とに基づいて、
血圧判定手段４１が最高血圧、平均血圧、最低血圧を判
定する。たとえば、最大値検出手段２２が出力する最大
値のうちで最も大きな値を平均血圧とし、この平均血圧
の所定％に対応する血圧を最高血圧、最低血圧と判断す
る。アドレス記憶手段４２は、最大値記憶手段２３が記
憶している最大値のアドレスのうちで、上記最高血圧、
平均血圧、最低血圧にそれぞれ対応するアドレスを記憶
する。
そして、血圧判定手段４１が血圧の判定を終了した後、
血圧測定中に演算した正規化間隔と、脈圧波最大値と、
最高血圧、平均血圧、最低血圧にそれぞれ対応するアド
レスとに基づいて、プリンタ５２がプリントを開始す
る。
血圧測定中に演算した正規化間隔と、脈圧波最大値と、
最高血圧、平均血圧、最低血圧にそれぞれ対応するアド
レスとに基づいて、プリンタ５２がプリントを開始す
る。
この場合、最大値記憶手段２３から読出した各脈圧波最
大値を正規化手段２４が正規化し、この正規化した最大
値をプリンタ５２がプリントする。なお、プリンタ５２
がプリントできる印字桁数に応じた数で、各脈圧波の最
大値を割ることによって、正規化手段２４が上記最大値
を正規化する。そして、正規化した１つの最大値をプリ
ントした後、その最大値の脈圧波に対応する間隔に応じ
て、次の脈圧波の最大値のプリント位置が決定され、そ
の位置に、上記次の脈圧波の最大値をプリントする。
大値を正規化手段２４が正規化し、この正規化した最大
値をプリンタ５２がプリントする。なお、プリンタ５２
がプリントできる印字桁数に応じた数で、各脈圧波の最
大値を割ることによって、正規化手段２４が上記最大値
を正規化する。そして、正規化した１つの最大値をプリ
ントした後、その最大値の脈圧波に対応する間隔に応じ
て、次の脈圧波の最大値のプリント位置が決定され、そ
の位置に、上記次の脈圧波の最大値をプリントする。
この場合、脈圧波間隔を正規化した値Ｎ＝０のときは、
第２図（ａ）に示すようにそのプリント間隔を１／２行
とし、Ｎ＝１の場合、第２図（ｂ）に示すようにプリン
ト間隔を１行とし、Ｎ＝２の場合、第２図（ｃ）に示す
ようにプリント間隔を１．５行とし、Ｎ＝３の場合、第
２図（ｄ）に示すようにプリント間隔を２行にする。こ
のようにすれば、簡易なプリンタを使用しても、脈圧波
の間隔を適確に表現できる。
第２図（ａ）に示すようにそのプリント間隔を１／２行
とし、Ｎ＝１の場合、第２図（ｂ）に示すようにプリン
ト間隔を１行とし、Ｎ＝２の場合、第２図（ｃ）に示す
ようにプリント間隔を１．５行とし、Ｎ＝３の場合、第
２図（ｄ）に示すようにプリント間隔を２行にする。こ
のようにすれば、簡易なプリンタを使用しても、脈圧波
の間隔を適確に表現できる。
プリントしようとする脈圧波最大値が、最高血圧、平均
血圧、最低血圧である場合、その最大値とともに、それ
ぞれ、Ｈ、Ｍ、Ｌの記号をプリントする。このプリント
例を第３図に示してある。そして、最大値記憶手段２３
に記憶されている各最大値を順次、正規化してプリント
し、記憶した最大値を全てプリントし、血圧測定中に得
られた血行動態の情報を視覚化する。
血圧、最低血圧である場合、その最大値とともに、それ
ぞれ、Ｈ、Ｍ、Ｌの記号をプリントする。このプリント
例を第３図に示してある。そして、最大値記憶手段２３
に記憶されている各最大値を順次、正規化してプリント
し、記憶した最大値を全てプリントし、血圧測定中に得
られた血行動態の情報を視覚化する。
上記実施例は、プリンタ５２を使用して所定用紙にプリ
ントするものであるが、プリンタ５２の代りに液晶表示
素子等の表示手段を用いてもよい。この場合、所定脈圧
波の最大値を表示した位置から、各正規化された間隔
で、次の脈圧波の最大値を表示する表示制御手段が必要
になる。
ントするものであるが、プリンタ５２の代りに液晶表示
素子等の表示手段を用いてもよい。この場合、所定脈圧
波の最大値を表示した位置から、各正規化された間隔
で、次の脈圧波の最大値を表示する表示制御手段が必要
になる。
また、上記実施例において、脈圧波間隔の正規化を４段
階としたが、他の数の段数にしてもよく、記憶容量に余
裕がある場合は、さらに細かく正規化するようにしても
よい。なお、脈圧波間隔を正規化した値Ｎに対するプリ
ント間隔の行数を、上記実施例とは異なるように任意に
設定してもよい。
階としたが、他の数の段数にしてもよく、記憶容量に余
裕がある場合は、さらに細かく正規化するようにしても
よい。なお、脈圧波間隔を正規化した値Ｎに対するプリ
ント間隔の行数を、上記実施例とは異なるように任意に
設定してもよい。
上記実施例において、各脈圧波の最大値をそのまま記憶
するようにしているが、正規化手段２４を通過した後
に、その値をメモリに記憶してもよい。つまり、各脈圧
波の最大値を所定数で割った値に応じて、各脈圧波の最
大値を正規化する最大値正規化手段を設けてもよい。こ
れによって、小容量のメモリを使用して各脈圧波を記憶
することができる。なお、第３図において、血行動態を
示す記号として横向きの棒を使用したグラフを示してあ
るが、丸印、ハートのマーク等、他の記号を使用するこ
とによってプリントするようにしてもよい。
するようにしているが、正規化手段２４を通過した後
に、その値をメモリに記憶してもよい。つまり、各脈圧
波の最大値を所定数で割った値に応じて、各脈圧波の最
大値を正規化する最大値正規化手段を設けてもよい。こ
れによって、小容量のメモリを使用して各脈圧波を記憶
することができる。なお、第３図において、血行動態を
示す記号として横向きの棒を使用したグラフを示してあ
るが、丸印、ハートのマーク等、他の記号を使用するこ
とによってプリントするようにしてもよい。
さらに、上記実施例において、所定脈圧波とその次に発
生する脈圧波との間隔を、所定値に応じて正規化する場
合、上記所定値として、所定数の脈圧波について相隣る
２つの脈圧波の間隔を平均した値を採用しているが、こ
の代りに、予め設定した固定値を上記所定値として採用
するようにしてもよい。
生する脈圧波との間隔を、所定値に応じて正規化する場
合、上記所定値として、所定数の脈圧波について相隣る
２つの脈圧波の間隔を平均した値を採用しているが、こ
の代りに、予め設定した固定値を上記所定値として採用
するようにしてもよい。
また、上記実施例において、脈圧波の最大値を求める場
合、脈圧波を微小時間微分しながら積分しているが、次
のようにしてもよい。つまり、通常は脈圧波を微分する
だけであるが、脈圧波を微分する過程で脈圧波の谷を検
出したときにそのカフ圧力を記憶し、脈圧波の山を検出
したときにそのカフ圧力を記憶し、上記山を検出したと
きのカフ圧力から、上記谷を検出したときのカフ圧力を
差引くことによって、脈圧波の最大値を求めるようにし
てもよい。
合、脈圧波を微小時間微分しながら積分しているが、次
のようにしてもよい。つまり、通常は脈圧波を微分する
だけであるが、脈圧波を微分する過程で脈圧波の谷を検
出したときにそのカフ圧力を記憶し、脈圧波の山を検出
したときにそのカフ圧力を記憶し、上記山を検出したと
きのカフ圧力から、上記谷を検出したときのカフ圧力を
差引くことによって、脈圧波の最大値を求めるようにし
てもよい。
［発明の効果］ 本発明によれば、比較的小さな容量のメモリを使用する
ことができるとともに、電子血圧計全体の形状を小さく
することができるという効果を有する。
ことができるとともに、電子血圧計全体の形状を小さく
することができるという効果を有する。
第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）は、上記実施例
において、各脈圧波の最大値同志の間隔を正規化し、こ
の正規化値に応じて改行するプリント例を示す図であ
る。 第３図は、上記実施例において、血圧を測定した後にお
ける血行動態のプリント例を示す図である。 １１……カフ、 １４……圧力検出手段、 ２１……脈圧波抽出手段、 ２２……最大値検出手段、 ２３……最大値記憶手段、 ２４……正規化手段、 ３１……間隔検出手段、 ３２……正規化手段、 ３３……間隔記憶手段、 ３４……間隔の平均値演算手段、 ５２……プリンタ。
において、各脈圧波の最大値同志の間隔を正規化し、こ
の正規化値に応じて改行するプリント例を示す図であ
る。 第３図は、上記実施例において、血圧を測定した後にお
ける血行動態のプリント例を示す図である。 １１……カフ、 １４……圧力検出手段、 ２１……脈圧波抽出手段、 ２２……最大値検出手段、 ２３……最大値記憶手段、 ２４……正規化手段、 ３１……間隔検出手段、 ３２……正規化手段、 ３３……間隔記憶手段、 ３４……間隔の平均値演算手段、 ５２……プリンタ。
Claims (6)
- 【請求項１】被測定者の各脈圧波の最大値を検出する最
大値検出手段と； 所定脈圧波とその次に発生する脈圧波との間隔を、所定
値に応じて正規化する間隔正規化手段と； 前記各脈圧波の最大値に応じた値と、前記正規化された
間隔とを記憶する記憶手段と； を有することを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項２】特許請求の範囲第１項において、 前記所定値は、所定数の前記脈圧波についての平均間隔
時間の値、または、予め設定した固定値であることを特
徴とする電子血圧計。 - 【請求項３】特許請求の範囲第１項において、 前記各脈圧波の最大値を記録紙にプリントするプリント
手段と； 前記所定脈圧波の最大値をプリントした位置から、前記
各正規化された値に応じた間隔で、次の脈圧波の最大値
をプリントするプリント制御手段と； を有することを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項４】特許請求の範囲第１項において、 前記各脈圧波の最大値を所定数で割った値に応じて、前
記各脈圧波の最大値を正規化する最大値正規化手段をも
有することを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項５】特許請求の範囲第１項において、 前記各脈圧波の最大値に応じた値は、前記最大値そのも
の、または、前記最大値を正規化した値であることを特
徴とする電子血圧計。 - 【請求項６】特許請求の範囲第１項において、 前記脈圧波の各最大値を表示する液晶表示手段と； 前記所定脈圧波の最大値を表示した位置から、前記各正
規化された間隔で、次の脈圧波の最大値を表示する表示
制御手段と； を有することを特徴とする電子血圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62219942A JPH0618553B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | 電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62219942A JPH0618553B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | 電子血圧計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6462122A JPS6462122A (en) | 1989-03-08 |
| JPH0618553B2 true JPH0618553B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=16743443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62219942A Expired - Fee Related JPH0618553B2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618553B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07229304A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2756747B2 (ja) * | 1992-06-12 | 1998-05-25 | 株式会社アドバンス | 生体信号検出型刺激装置 |
| US5680867A (en) * | 1993-04-02 | 1997-10-28 | Shimazu; Hideaki | Electronic blood pressure measurment device |
| JP6649037B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2020-02-19 | サルーステック株式会社 | 検体情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び同プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP62219942A patent/JPH0618553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07229304A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6462122A (en) | 1989-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4896677A (en) | Electrocardiographic waveform display apparatus, and method of expressing electrocardiographic waveforms | |
| US20100152594A1 (en) | Non-invasive device nadi tarangini useful for quantitave detection of arterial nadi pulse waveform | |
| CN1040174C (zh) | 电子血压计 | |
| JPH0618553B2 (ja) | 電子血圧計 | |
| JPH06154181A (ja) | 生体情報処理装置及び生体信号検出手段の外れ表示方法 | |
| JP2001161650A (ja) | 脈波伝播速度情報測定装置 | |
| JPH1147104A (ja) | 患者監視装置 | |
| JPH1147107A (ja) | 患者監視装置 | |
| JP3480703B2 (ja) | 血行動態測定装置、血行動態測定方法および記録媒体 | |
| JP3023731B2 (ja) | 心音解析装置 | |
| KR100452748B1 (ko) | 전자 혈압계를 이용한 심전도 측정 방법 | |
| EP0764909A1 (en) | Blood pressure measuring apparatus | |
| CN101933801B (zh) | 一种数字压力表 | |
| JPH0523311A (ja) | 電子血圧計 | |
| JP2506119B2 (ja) | 電子血圧計 | |
| JP3724800B2 (ja) | 血行動態測定装置、血行動態測定方法および記録媒体 | |
| JPH08229013A (ja) | 脈波ｒ−ｒ間隔測定装置 | |
| JP3188535B2 (ja) | 血圧測定装置 | |
| JPH08630A (ja) | 分娩監視装置 | |
| JPH05277081A (ja) | 心電図波形描出方法及び装置 | |
| JPH04128701U (ja) | 電子血圧計 | |
| JP3138041B2 (ja) | 血圧測定装置 | |
| JP3724799B2 (ja) | 血行動態測定装置、血行動態測定方法および記録媒体 | |
| JPH0354724Y2 (ja) | ||
| JPH0817773B2 (ja) | 心電図記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |