JPH06184477A - インクジェット記録用インク - Google Patents
インクジェット記録用インクInfo
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- JPH06184477A JPH06184477A JP33598792A JP33598792A JPH06184477A JP H06184477 A JPH06184477 A JP H06184477A JP 33598792 A JP33598792 A JP 33598792A JP 33598792 A JP33598792 A JP 33598792A JP H06184477 A JPH06184477 A JP H06184477A
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- ink
- sodium alginate
- sodium polyacrylate
- ink jet
- sodium
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 普通紙にも乾燥性がよく、滲みや境界滲みの
少ないインクジェット記録用インク。 【構成】 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムとを含有するインクジェット記録用インク。アル
ギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムとの合計
量が０．２重量％以上であると特に効果が優れている。
少ないインクジェット記録用インク。 【構成】 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムとを含有するインクジェット記録用インク。アル
ギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムとの合計
量が０．２重量％以上であると特に効果が優れている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録用
インク、特に普通紙にも鮮明な画像が形成できるインク
ジェット記録用インクに関するものである。
インク、特に普通紙にも鮮明な画像が形成できるインク
ジェット記録用インクに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、インクジェットプリンタは低騒音
・低コスト・低消費電力等の長所から普及している。ま
た、複数色のインク（例えばシアン・マゼンタ・イエロ
ーのインク）を用いて適宜重ねて印字することにより、
フルカラー記録可能なインクジェットプリンタも市販さ
れている。しかし、記録紙として電子写真用紙、ボンド
紙、ストックフォーム紙等のいわゆる普通紙を用いた場
合、画像に滲みを生ずる場合がある。また、複数色のイ
ンクが重ね合わされて得られた画像において、インクと
インクの境界部で滲みを生ずる場合がある（以下この現
象を境界滲みと呼ぶ）。前者の滲みという現象はインク
が記録紙に浸透していく時に起きるが、単純にインクの
記録紙への浸透性を低くするだけでは今度はインクの乾
燥性が悪くなり、印字後の記録紙を指等で擦った時に画
像ずれが生ずる。後者の境界滲みという現象は、先に印
字されたインクが完全に乾燥してから次のインクを重ね
ればかなり改善されるが、記録速度が遅くなってしま
う。単純にインクの記録紙への浸透性を高くして乾燥性
をよくするだけでは、あまり大きな効果は期待できない
ばかりか、場合によっては単色インクの印字で滲み（境
界滲みではない）が生じてしまう。
・低コスト・低消費電力等の長所から普及している。ま
た、複数色のインク（例えばシアン・マゼンタ・イエロ
ーのインク）を用いて適宜重ねて印字することにより、
フルカラー記録可能なインクジェットプリンタも市販さ
れている。しかし、記録紙として電子写真用紙、ボンド
紙、ストックフォーム紙等のいわゆる普通紙を用いた場
合、画像に滲みを生ずる場合がある。また、複数色のイ
ンクが重ね合わされて得られた画像において、インクと
インクの境界部で滲みを生ずる場合がある（以下この現
象を境界滲みと呼ぶ）。前者の滲みという現象はインク
が記録紙に浸透していく時に起きるが、単純にインクの
記録紙への浸透性を低くするだけでは今度はインクの乾
燥性が悪くなり、印字後の記録紙を指等で擦った時に画
像ずれが生ずる。後者の境界滲みという現象は、先に印
字されたインクが完全に乾燥してから次のインクを重ね
ればかなり改善されるが、記録速度が遅くなってしま
う。単純にインクの記録紙への浸透性を高くして乾燥性
をよくするだけでは、あまり大きな効果は期待できない
ばかりか、場合によっては単色インクの印字で滲み（境
界滲みではない）が生じてしまう。
【０００３】これを解決するために、水溶性ポリアミド
を０．５〜５重量％含有するインクジェット記録用イン
クが提案された（特開昭６３−２５６６６３号）。しか
し、目的を十分達成できなかった。
を０．５〜５重量％含有するインクジェット記録用イン
クが提案された（特開昭６３−２５６６６３号）。しか
し、目的を十分達成できなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、普通紙にも
乾燥性が良く、滲みや境界滲みの少ない記録をすること
ができるインクジェット記録用インクの提供を目的とす
るものである。
乾燥性が良く、滲みや境界滲みの少ない記録をすること
ができるインクジェット記録用インクの提供を目的とす
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、インク成分としてアルギン酸ナトリ
ウムとポリアクリル酸ナトリウムとを含有するインクジ
ェット記録用インクである。特に、アルギン酸ナトリウ
ムとポリアクリル酸ナトリウムとの合計量が０．２重量
％以上であると効果が一層優れている。
の本発明の構成は、インク成分としてアルギン酸ナトリ
ウムとポリアクリル酸ナトリウムとを含有するインクジ
ェット記録用インクである。特に、アルギン酸ナトリウ
ムとポリアクリル酸ナトリウムとの合計量が０．２重量
％以上であると効果が一層優れている。
【０００６】以下、本発明のインクの成分について説明
する。
する。
【０００７】まず、ポリアクリル酸ナトリウムは下記化
学式で示される化合物であり、
学式で示される化合物であり、
【０００８】
【化１】
【０００９】アルギン酸ナトリウムは下記化学式で示さ
れる化合物である。
れる化合物である。
【００１０】
【化２】
【００１１】本発明に用いられる着色剤としては、種々
の水溶性染料が用いられる。具体的には、 Ｃ．Ｉ．アシッド・イエロー １７，２３，４２，４
４，７９，１４２、 Ｃ．Ｉ．アシッド・レッド １，８，１３，１４，１
８，２６，２７，３５，３７，４２，５２，８２，８
７，８９，９２，９７，１０６，１１１，１１４，１１
５，１３４，１８６，２４９，２５４，２８９、 Ｃ．Ｉ．アシッド・ブルー ９，２９，４５，９２，２
４９、 Ｃ．Ｉ．アシッド・ブラック １，２，７，２４，２
６，９４、 Ｃ．Ｉ．フード・イエロー ３，４、 Ｃ．Ｉ．フード・レッド ７，９，１４、 Ｃ．Ｉ．フード・ブラック １，２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・イエロー １，１２，２４，２
６，３３，４４，５０，１２０，１３２，１４２，１４
４、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・レッド １，４，９，１３，１
７，２０，２８，３１，３９，８０，８１，８３，８
９，２２５，２２７、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・オレンジ ２６，２９，６２，１
０２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・ブルー １，２，６，１５，２
２，２５，７１，７６，７９，８６，８７，９０，９
８，１６３，１６５，１９９，２０２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・ブラック １９，２２，３２，３
８，５１，５６，７１，７４，７５，７７，１５４，１
６８，１７１、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・イエロー １，２，１１，１３，
１４，１５，１９，２１，２３，２４，２５，２８，２
９，３２，３６，４０，４１，４５，４９，５１，５
３，６３，６７，７０，７３，７７，８７，９１、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・レッド ２，１２，１３，１４，
１５，１８，２２，２３，２４，２７，２９，３５，３
６，３８，３９，４６，４９，５１，５２，５４，５
９，６８，６９，７０，７３，７８，８２，１０２，１
０４，１０９，１１２、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・ブルー １，３，５，７，９，２
１，２２，２６，３５，４１，４５，４７，５４，６
２，６５，６６，６７，６９，７５，７７，７８，８
９，９２，９３，１０５，１１７，１２０，１２２，１
２４，１２９，１３７，１４１，１４７，１５５、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・ブラック ２，８ Ｃ．Ｉ．リアクティブ・イエロー １，５，１１，１
３，１４，２０，２１，２２，２５，４０，４７，５
１，５５，６５，６７、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ・レッド １，１４，１７，２
５，２６，３２，３７，４４，４６，５５，６０，６
６，７４，７９，９６，９７、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ．ブルー １，２，７，１４，１
５，２３，３２，３５，３８，４１，６３，８０，９
５、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ．ブラック ３，４，７，１１，
１２，１７等が、単独あるいは複数混合して用いられ
る。これら着色剤のインク中の含有量は好ましくは０．
１〜１０重量％、より好ましくは１〜５重量％である。
の水溶性染料が用いられる。具体的には、 Ｃ．Ｉ．アシッド・イエロー １７，２３，４２，４
４，７９，１４２、 Ｃ．Ｉ．アシッド・レッド １，８，１３，１４，１
８，２６，２７，３５，３７，４２，５２，８２，８
７，８９，９２，９７，１０６，１１１，１１４，１１
５，１３４，１８６，２４９，２５４，２８９、 Ｃ．Ｉ．アシッド・ブルー ９，２９，４５，９２，２
４９、 Ｃ．Ｉ．アシッド・ブラック １，２，７，２４，２
６，９４、 Ｃ．Ｉ．フード・イエロー ３，４、 Ｃ．Ｉ．フード・レッド ７，９，１４、 Ｃ．Ｉ．フード・ブラック １，２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・イエロー １，１２，２４，２
６，３３，４４，５０，１２０，１３２，１４２，１４
４、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・レッド １，４，９，１３，１
７，２０，２８，３１，３９，８０，８１，８３，８
９，２２５，２２７、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・オレンジ ２６，２９，６２，１
０２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・ブルー １，２，６，１５，２
２，２５，７１，７６，７９，８６，８７，９０，９
８，１６３，１６５，１９９，２０２、 Ｃ．Ｉ．ダイレクト・ブラック １９，２２，３２，３
８，５１，５６，７１，７４，７５，７７，１５４，１
６８，１７１、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・イエロー １，２，１１，１３，
１４，１５，１９，２１，２３，２４，２５，２８，２
９，３２，３６，４０，４１，４５，４９，５１，５
３，６３，６７，７０，７３，７７，８７，９１、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・レッド ２，１２，１３，１４，
１５，１８，２２，２３，２４，２７，２９，３５，３
６，３８，３９，４６，４９，５１，５２，５４，５
９，６８，６９，７０，７３，７８，８２，１０２，１
０４，１０９，１１２、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・ブルー １，３，５，７，９，２
１，２２，２６，３５，４１，４５，４７，５４，６
２，６５，６６，６７，６９，７５，７７，７８，８
９，９２，９３，１０５，１１７，１２０，１２２，１
２４，１２９，１３７，１４１，１４７，１５５、 Ｃ．Ｉ．ベーシック・ブラック ２，８ Ｃ．Ｉ．リアクティブ・イエロー １，５，１１，１
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１，５５，６５，６７、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ・レッド １，１４，１７，２
５，２６，３２，３７，４４，４６，５５，６０，６
６，７４，７９，９６，９７、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ．ブルー １，２，７，１４，１
５，２３，３２，３５，３８，４１，６３，８０，９
５、 Ｃ．Ｉ．リアクティブ．ブラック ３，４，７，１１，
１２，１７等が、単独あるいは複数混合して用いられ
る。これら着色剤のインク中の含有量は好ましくは０．
１〜１０重量％、より好ましくは１〜５重量％である。
【００１２】また、インクジェットプリンタのノズル部
での目詰まりを防ぐため、湿潤剤として、あるいはイン
ク成分の溶解安定剤として、種々の水溶性有機溶媒を用
いることができる。
での目詰まりを防ぐため、湿潤剤として、あるいはイン
ク成分の溶解安定剤として、種々の水溶性有機溶媒を用
いることができる。
【００１３】具体的には、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセロー
ル等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモ
ノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテ
ル類、Ｎ−メチル−２−ピロリドン、Ｎ−ヒドロキシエ
チル−２−ピロリドン、１，３−ジメチルイミイダゾリ
ジノン、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクトン等の
含窒素複素環化合物、ホルムアミド、Ｎ−メチルホルム
アミド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等のアミド類、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、
スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類、プ
ロピレンカーボネート、炭酸エチレン等が、単独あるい
は複数混合して用いられる。これら水溶性有機溶媒のイ
ンク中の含有量は好ましくは１〜４０重量％、より好ま
しくは５〜２０重量％である。
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセロー
ル等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール
モノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモ
ノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテ
ル類、Ｎ−メチル−２−ピロリドン、Ｎ−ヒドロキシエ
チル−２−ピロリドン、１，３−ジメチルイミイダゾリ
ジノン、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクトン等の
含窒素複素環化合物、ホルムアミド、Ｎ−メチルホルム
アミド、Ｎ，Ｎ−ジメチルホルムアミド等のアミド類、
モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、ト
リエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、
スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類、プ
ロピレンカーボネート、炭酸エチレン等が、単独あるい
は複数混合して用いられる。これら水溶性有機溶媒のイ
ンク中の含有量は好ましくは１〜４０重量％、より好ま
しくは５〜２０重量％である。
【００１４】また、表面張力の調整のために、種々の浸
透剤を用いることができる。具体的には、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノフェニルエーテル、エチレングリコールモノアリルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレ
ングリコールクロロフェニルエーテル等の多価アルコー
ルのアルキルおよびアリールエーテル類、フッ素系界面
活性剤、エタノール、２−プロパノール等の低級アルコ
ール類等が、単独あるいは複数混合して用いられる。こ
れら浸透剤のインク中の含有量は好ましくは０．１〜５
重量％、より好ましくは０．５〜２重量％である。
透剤を用いることができる。具体的には、エチレングリ
コールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノフェニルエーテル、エチレングリコールモノアリルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレ
ングリコールクロロフェニルエーテル等の多価アルコー
ルのアルキルおよびアリールエーテル類、フッ素系界面
活性剤、エタノール、２−プロパノール等の低級アルコ
ール類等が、単独あるいは複数混合して用いられる。こ
れら浸透剤のインク中の含有量は好ましくは０．１〜５
重量％、より好ましくは０．５〜２重量％である。
【００１５】その他種々の防腐剤、防黴剤、ｐＨ調整
剤、防錆剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、界面活性剤
を用いても良い。
剤、防錆剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、界面活性剤
を用いても良い。
【００１６】
【実施例】以下に実施例によって本発明を具体的に説明
する。なお、実施例および比較例に記載の各成分の量は
重量基準である。
する。なお、実施例および比較例に記載の各成分の量は
重量基準である。
【００１７】実施例１（請求項１および３に対応） シアンインクの組成 アルギン酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ ポリアクリル酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ Ｃ．Ｉ．ダイレクト・ブルー１９９ １．５％ ジエチレングリコール ７．５％ グリセロール ２．５％ 界面活性剤（ＢＴ−７、日本ケミカル製） １．０％ イオン交換水 残量 マゼンタインクの組成 アルギン酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ ポリアクリル酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ Ｃ．Ｉ．ダイレクト・レッド２２７ １．３％ ジエチレングリコール ７．５％ グリセロール ２．５％ 界面活性剤（ＢＴ−７、日本ケミカル製） １．０％ イオン交換水 残量 イエローインクの組成 アルギン酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ ポリアクリル酸ナトリウム（和光純薬社製試薬） ０．０２５％ Ｃ．Ｉ．ダイレクト・イエロー１３２ １．０％ ジエチレングリコール ７．５％ グリセロール ２．５％ 界面活性剤（ＢＴ−７、日本ケミカル製） １．０％ イオン交換水 残量 上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．４５μｍのテ
フロンフィルターで濾過し、シアンインク１、マゼンタ
インク１、イエローインク１を作製した。
フロンフィルターで濾過し、シアンインク１、マゼンタ
インク１、イエローインク１を作製した。
【００１８】実施例２（請求項１および３に対応） インクの組成 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムをそ
れぞれ０．０５％にした以外は実施例１と同じ。
れぞれ０．０５％にした以外は実施例１と同じ。
【００１９】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
２、マゼンタインク２、イエローインク２を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
２、マゼンタインク２、イエローインク２を作製した。
【００２０】実施例３（請求項２および４に対応） インクの組成 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムをそ
れぞれ０．１％にした以外は実施例１と同じ。
れぞれ０．１％にした以外は実施例１と同じ。
【００２１】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
３、マゼンタインク３、イエローインク３を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
３、マゼンタインク３、イエローインク３を作製した。
【００２２】実施例４（請求項２および４に対応） インクの組成 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムを
０．２％にした以外は実施例１と同じ。
０．２％にした以外は実施例１と同じ。
【００２３】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
４、マゼンタインク４、イエローインク４を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
４、マゼンタインク４、イエローインク４を作製した。
【００２４】比較例１ インクの組成 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムをど
ちらも未使用にした以外は実施例１と同じ。
ちらも未使用にした以外は実施例１と同じ。
【００２５】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
５、マゼンタインク５、イエローインク５を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
５、マゼンタインク５、イエローインク５を作製した。
【００２６】比較例２ インクの組成 アルギン酸ナトリウムのみを０．０５％にし、ポリアク
リル酸ナトリウムを未使用にした以外は実施例１と同
じ。
リル酸ナトリウムを未使用にした以外は実施例１と同
じ。
【００２７】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
６、マゼンタインク６、イエローインク６を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
６、マゼンタインク６、イエローインク６を作製した。
【００２８】比較例３ インクの組成 ポリアクリル酸ナトリウムのみを０．０５％にし、アル
ギン酸ナトリウムを未使用にした以外は実施例１と同
じ。
ギン酸ナトリウムを未使用にした以外は実施例１と同
じ。
【００２９】上記処方をそれぞれ充分撹拌溶解し、０．
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
７、マゼンタインク７、イエローインク７を作製した。
４５μｍのテフロンフィルターで濾過し、シアンインク
７、マゼンタインク７、イエローインク７を作製した。
【００３０】上記各インクを用いてフルカラーインクジ
ェットプリンタで印字実験した結果の、目視による評価
を表１に示す。１０点法で乾燥性が速いほど、あるいは
滲みが少ないほど、あるいは境界滲みが少ないほど高得
点としている。
ェットプリンタで印字実験した結果の、目視による評価
を表１に示す。１０点法で乾燥性が速いほど、あるいは
滲みが少ないほど、あるいは境界滲みが少ないほど高得
点としている。
【００３１】上記各実施例と比較例の効果を下記表１に
示す。
示す。
【００３２】
【表１】
【００３３】
【発明の効果】以上説明した本発明の効果を請求項に記
載の構成と対応させて整理すると下記のとおりである。
載の構成と対応させて整理すると下記のとおりである。
【００３４】請求項１のインクジェット記録用インクに
おいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムを含有しているので、普通紙にも乾燥性が良く滲
みの少ない記録をすることができる。
おいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムを含有しているので、普通紙にも乾燥性が良く滲
みの少ない記録をすることができる。
【００３５】請求項２のインクジェット記録用インクに
おいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムの総量を０．２重量％以上含有しているので、請
求項１の場合よりもさらに著しく普通紙にも乾燥性が良
く滲みの少ない記録をすることができる。
おいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナト
リウムの総量を０．２重量％以上含有しているので、請
求項１の場合よりもさらに著しく普通紙にも乾燥性が良
く滲みの少ない記録をすることができる。
【００３６】請求項３のカラーインクジェット記録用イ
ンクにおいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル
酸ナトリウムを含有しているので、普通紙にも境界滲み
の少ないフルカラー記録をすることができる。
ンクにおいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル
酸ナトリウムを含有しているので、普通紙にも境界滲み
の少ないフルカラー記録をすることができる。
【００３７】請求項４のカラーインクジェット記録用イ
ンクにおいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル
酸ナトリウムの総量を０．２重量％以上含有しているの
で、請求項３の場合よりもさらに著しく普通紙にも境界
滲みの少ない記録をすることができる。
ンクにおいては、アルギン酸ナトリウムとポリアクリル
酸ナトリウムの総量を０．２重量％以上含有しているの
で、請求項３の場合よりもさらに著しく普通紙にも境界
滲みの少ない記録をすることができる。
Claims (4)
- 【請求項１】 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸
ナトリウムとを含有することを特徴とするインクジェッ
ト記録用インク。 - 【請求項２】 アルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸
ナトリウムとの総量が０．２重量％以上であることを特
徴とする請求項１記載のインクジェット記録用インク。 - 【請求項３】 ２色以上のインクを用いるカラーインク
ジェット記録用インクにおいて、少なくとも１色のイン
クがアルギン酸ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウム
とを含有することを特徴とするインクジェット記録用イ
ンク。 - 【請求項４】 少なくとも１色のインク中のアルギン酸
ナトリウムとポリアクリル酸ナトリウムとの総量が０．
２重量％以上であることを特徴とする請求項３記載のイ
ンクジェット記録用インク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33598792A JPH06184477A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録用インク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33598792A JPH06184477A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録用インク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06184477A true JPH06184477A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18294529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33598792A Pending JPH06184477A (ja) | 1992-12-16 | 1992-12-16 | インクジェット記録用インク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06184477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1296443C (zh) * | 2000-08-28 | 2007-01-24 | 松下电器产业株式会社 | 油墨喷射记录用油墨和具有该油墨的墨盒及记录装置 |
-
1992
- 1992-12-16 JP JP33598792A patent/JPH06184477A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1296443C (zh) * | 2000-08-28 | 2007-01-24 | 松下电器产业株式会社 | 油墨喷射记录用油墨和具有该油墨的墨盒及记录装置 |
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