JPH06184148A - イミダゾ[1,2−a]ピリジン類 - Google Patents

イミダゾ[1,2−a]ピリジン類

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JPH06184148A
JPH06184148A JP4356045A JP35604592A JPH06184148A JP H06184148 A JPH06184148 A JP H06184148A JP 4356045 A JP4356045 A JP 4356045A JP 35604592 A JP35604592 A JP 35604592A JP H06184148 A JPH06184148 A JP H06184148A
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JP
Japan
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imidazo
methyl
butyl
chloro
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Withdrawn
Application number
JP4356045A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomi Morisawa
義富 森澤
Tomoko Okada
知子 岡田
Takashi Okazoe
隆 岡添
Norifumi Nakamura
憲史 中村
Yoshihisa Inoue
佳久 井上
Hajime Ebisu
一 戎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Green Cross Corp Japan
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】アンジオテンシンII拮抗作用を有し、その血圧
降下作用により高血圧症などの循環器系疾患治療剤とし
て有用である非ペプチド系の化合物を提供する。 【構成】下記式 〔式中、Rは低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、
アルコキシル基など、R及びRは水素原子、ハロゲ
ン原子、C2m+1 など、R及びRは水素原
子、ハロゲン原子、低級アルキル基など、Rは−CO
OH、−CONH、−CNなど、R及びRは水素
原子、ハロゲン原子、低級アルキル基など、〕で表され
る化合物及びその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は優れた薬理作用を有する
イミダゾ[1,2−a]ピリジン類およびその塩に関す
る。さらに詳しくは、アンジオテンシンII拮抗作用およ
び血圧降下作用を有し、高血圧症などの循環器系疾患治
療剤として有用なイミダゾ[1,2−a]ピリジン類、
およびその塩に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】生体
の血圧は、交感神経系や昇圧系と降圧系のバランスなど
で調節されている。昇圧系に関与するものとしてレニン
−アンジオテンシン系がある。レニンはアンジオテンシ
ノーゲンに作用してアンジオテンシンI を生成する。ア
ンジオテンシンI はさらにアンジオテンシン変換酵素に
より、アンジオテンシンIIに変換される。アンジオテン
シンIIは強い血管収縮作用を有するとともに、副腎皮質
に作用してアルドステロンの分泌を促し、血圧の上昇を
もたらす。アンジオテンシンIIは細胞膜上のアンジオテ
ンシンII受容体を介して作用するので、その拮抗薬はア
ンジオテンシン変換酵素阻害剤と同様アンジオテンシン
IIによって引き起こされる高血圧症の治療薬として使用
できる。
【0003】これまで、サララシンに代表されるペプチ
ド性アンジオテンシンII拮抗剤が知られていたが、ペプ
チド性であるために経口投与では有効でないことが知ら
れている。最近、非ペプチド性アンジオテンシンII拮抗
剤が報告されており(たとえば、特開昭56−7107
4号公報、特表平3−501020号公報など)、経口
投与で有効であることが確認されている。また、EP4
50566号明細書にはイミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン誘導体が記載されているが、カルボキシル基、テトラ
ゾリル基などの酸性基を有するベンゼン環を2位に置換
した化合物は含まれていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アンジオ
テンシンII拮抗作用を有し、経口投与で有効である非ペ
プチド性化合物を鋭意探索した。その結果、下記一般式
(1)で表されるイミダゾ[1,2−a]ピリジン類、
すなわちカルボキシル基、テトラゾリル基などの酸性基
を有するベンゼン環を2位に置換した誘導体およびその
塩が有効であることを見いだした。本発明はこのイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン類およびその塩である。
【0005】
【化2】
【0006】[一般式(1)中、R1 〜R8 は下記のも
のを示す。 R1 :低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロ低
級アルキル基、アルケニル基、アルコキシル基、アルコ
キシ低級アルキル基、またはアルキルチオ基。 R2 、R3 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、Cm
2m+1−、−(CH2n9 、−(CH2p CO
10、または−(CH2q NR11COR12。 R4 、R5 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アルコキシル基、またはCm2m+1−。
【0007】R6 :−COOH、−COOR13、−CO
NH2 、−CN、−SO3 H、−SO2 NH2 、−NH
SO2 CF3 、またはC結合テトラゾリル基。 R7 、R8 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
基、アルコキシル基、またはCm2m+1−。
【0008】ただし、R9 〜R15、およびm、n、p、
qは下記のものを示す。 R9 :ヒドロキシル基またはアルコキシル基。 R10:水素原子、ヒドロキシル基、低級アルキル基、ア
ルコキシル基、または−NR1415。 R11:水素原子または低級アルキル基。 R12:水素原子、低級アルキル基、アルコキシル基、ま
たは−NR1415。 R13:低級アルキル基、アルケニル基、シクロ低級アル
キル基、アリール基、またはアルアルキル基。
【0009】R14、R15:両者は同一でも異なっていて
もよく、それぞれ独立して、水素原子あるいは低級アル
キル基を表すか、または−NR1415が窒素原子含有5
員環あるいは窒素原子含有6員環を表し、環の構成炭素
原子には低級アルキル基が置換していてもよく、かつ場
合により環内に1つの酸素原子を含む含窒素ヘテロ環を
形成していてもよい。なお、R10とR12における−NR
1415は同一でも異なっていてもよい。
【0010】mは1〜6の整数。nは1〜4の整数。p
は0〜4の整数。qは1〜4の整数。]
【0011】上記一般式(1)で表されるイミダゾ
[1,2−a]ピリジン類としては、このイミダゾ
[1,2−a]ピリジン類と無機酸または有機酸から誘
導される酸付加塩がある。このような塩としては、たと
えば、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、メタ
ンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、シュウ酸
塩、酒石酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸
塩、コハク酸塩、乳酸塩、グルタル酸塩、酢酸塩、トリ
フルオロ酢酸塩、種々のアミノ酸の塩などがある。
【0012】また、上記一般式(1)で表されるイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン類の塩としては、このイミダ
ゾ[1,2−a]ピリジン類と塩基とから形成される塩
がある。このような塩としては、たとえば、アルカリ金
属(たとえばナトリウム、カリウム)塩、アルカリ土類
金属(たとえばカルシウム、マグネシウム)塩、アンモ
ニウム塩および置換アンモニウム(たとえばジメチルア
ンモニウム、トリエチルアンモニウム)塩などがある。
【0013】本明細書の以上の説明および以下の説明に
おいて、有機基が「低級」とは炭素原子1〜6個を意味
する。「低級アルキル基」の適当な例としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基などがあげられる。「ハロ低級アルキル基」の適当
な例としては、クロロメチル基、2−クロロエチル基、
ブロモメチル基、2−ブロモエチル基、1,2−ジクロ
ロエチル基、1,2−ジブロモエチル基、3−(トリフ
ルオロメチル)プロピル基などがあげられる。
【0014】「シクロ低級アルキル基」の適当な例とし
ては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペン
チル基、シクロヘキシル基などがあげられる。「アルコ
キシ低級アルキル基」の適当な例としては、2−メトキ
シエチル基、3−メトキシプロピル基などがあげられ
る。「アルコキシル基」の適当な例としては、メトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などの低級
アルコキシル基があげられる。
【0015】また、本明細書の以上の説明および以下の
説明において、「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意味する。さらに、−
NR 1415が窒素原子含有5員環あるいは窒素原子含有
6員環を表す場合の適当な例としては、ピロリジノ基や
ピペリジノ基があげられ、さらに環内に1つの酸素原子
を含む含窒素ヘテロ環としてはモルホリノ基などがあげ
られる。
【0016】「アリール基」とは、1価の芳香族炭化水
素基をいい、フェニル基やその誘導体が好ましい。その
適当な例としては、フェニル基、トリル基、p−ハロフ
ェニル基などがあげられる。また、「アルアルキル基」
とはアリール基置換アルキル基をいい、アルキル基の炭
素数は4以下が好ましい。その適当な例としては、ベン
ジル基、ベンズヒドリル基、トリチル基、フェネチル基
などがあげられる。
【0017】一般式(1)で表されるイミダゾ[1,2
−a]ピリジン類のなかでも好ましいのは、R1 が低級
アルキル基またはアルケニル基であり、R2 が塩素原子
であり、R3 が−(CH2n9 または−(CH2
p COR10であり(ここにおいて、R9 はヒドロキシル
基またはアルコキシル基、R10は水素原子、ヒドロキシ
ル基、またはアルコキシル基、nは1〜4の整数、pは
0〜4の整数である)、R4 が水素原子であり、R5
水素原子またはハロゲン原子であり、R6 が−COOH
またはC結合テトラゾリル基であり、R7 とR8 が両者
は同一でも異なっていてもよく、それぞれ独立して、水
素原子、フッ素原子、塩素原子、低級アルキル基、また
はアルコキシル基である化合物である。
【0018】一般式(1)で表されるイミダゾ[1,2
−a]ピリジン類のなかでさらに好ましいのは、R1
低級アルキル基、R2 が塩素原子、R3 が−(CH2
n9 または−(CH2p COR10(ここにおいて、
9 はヒドロキシル基、R10は水素原子、ヒドロキシル
基、またはアルコキシル基、nは1、pは0または1で
ある)、R4 が水素原子、R5 が水素原子、塩素原子、
または臭素原子、R6が−COOHまたはC結合テトラ
ゾリル基、R7 とR8 が両者は同一でも異なっていても
よく、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素
原子、または低級アルキル基である化合物である。
【0019】抗高血圧活性について最も好ましいのは次
のイミダゾ[1,2−a]ピリジン類、およびその塩で
ある。
【0020】2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−
4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾー
ル−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−2−イル}安息香酸、2−{3−ブロモ−6−
[(2−ブチル−4−クロロ−5−ホルミル−1H−イ
ミダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−2−イル}安息香酸、2−{6−[(2
−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−
イミダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−
a]ピリジン−2−イル}安息香酸、
【0021】2−{6−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イル)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息
香酸、2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−ク
ロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1
−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2
−イル}安息香酸、2−{3−ブロモ−7−[(2−ブ
チル−4−クロロ−5−ホルミル−1H−イミダゾール
−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル}安息香酸、2−{7−[(2−ブチル−4
−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール
−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル}安息香酸、2−{7−[(2−ブチル−4
−クロロ−5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
ル}安息香酸、
【0022】{1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H
−テトラゾール−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,
2−a]ピリジン−6−イル]メチル}−2−ブチル−
4−クロロ−1H−イミダゾール−5−イル}メタノー
ル、1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H−テトラゾ
ール−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン−6−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ
−1H−イミダゾール−5−カルバルデヒド、{1−
{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)フェ
ニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル]メ
チル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール
−5−イル}メタノール、
【0023】1−{[2−[2−(1H−テトラゾール
−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
ン−6−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1
H−イミダゾール−5−カルバルデヒド、{1−{[3
−ブロモ−2−[2−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−
イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミ
ダゾール−5−イル}メタノール、1−{[3−ブロモ
−2−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)フェニ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル]メチ
ル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール−
5−カルバルデヒド、
【0024】{1−{[2−[2−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
ジン−7−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−
1H−イミダゾール−5−イル}メタノール、1−
{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)フェ
ニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル]メ
チル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾール
−5−カルバルデヒド。
【0025】一般式(1)で表されるイミダゾ[1,2
−a]ピリジン類の製造方法を以下に説明する。上記一
般式(1)で表されるイミダゾ[1,2−a]ピリジン
類は、たとえば以下に示すような方法で製造することが
できる。
【0026】第1の方法は、一般式(1)で表される化
合物相互を変換する方法(A)である。第2の方法は、
置換基等が異なる一般式(1)と類似の化合物を一般式
(1)で表される化合物に変換する方法(B)である。
この類似の化合物とは、骨格が一般式(1)で表される
化合物と同一の化合物をいう。第3の方法は、2以上の
中間化合物の反応により一般式(1)で表される化合物
あるいはそれと類似の化合物を合成する方法(C)であ
り、後者の類似化合物は次いで方法(B)で一般式
(1)で表される化合物に変換する。この方法(C)
は、骨格を形成する反応にかかわる方法をいう。
【0027】方法(A)の例としては、たとえば次の方
法がある。一般式(1)においてR2 が塩素原子、R3
が−(CH2n9 (ここで、R9 はヒドロキシル
基、nは1)のものは、R2 が塩素原子、R3 が−(C
2p COR10(ここで、R10は水素原子、pは0)
のものを、適当な還元剤、たとえば水素化ホウ素ナトリ
ウム、水素化リチウムアルミニウムなどで還元すること
によって得られる。また、一般式(1)において、R6
が−COOHのものは、R6 が−COOR13であるもの
を加水分解することにより得られる。
【0028】一般式(1)においてR6 がC結合テトラ
ゾリル基のものを得る一つの方法は、R6 が−CNのも
のをアジ化ナトリウム、アジ化アンモニウム(好ましく
はアジ化ナトリウムと塩化アンモニウムからその場で調
製する)またはアジ化トリブチルすず(好ましくはアジ
化ナトリウムと塩化トリブチルすずからその場で調製す
る)のような適当なアジド化合物と、トルエン、キシレ
ン、ジメトキシエタン、テトラヒドロフランなどの無水
溶媒中で、溶媒の還流温度またはその近傍温度で反応さ
せる方法である。アジ化トリブチルすずを用いる場合
は、反応後塩基性水溶液または酸性水溶液で処理してト
リブチルすず基を除去する。
【0029】一般式(1)においてR6 がC結合テトラ
ゾリル基のものを得る別の方法は、J. V. Dunciaらの方
法[J. Org. Chem., 56, 2395 (1991)] にしたがって、
6が−COOHのものの−COOHを酸クロリドまた
は活性エステルに変換した後、2−アミノプロピオニト
リルを反応させ、さらにトリフェニルホスフィン、アゾ
ジカルボン酸ジエチル、およびトリメチルシリルアジド
と反応させる方法である。
【0030】方法(B)の代表例としては、官能基や置
換基を変換する方法がある。たとえば一般式(1)で表
される化合物と骨格が同一でかつ官能基や置換基が一般
式(1)の範疇にない類似の化合物より官能基や置換基
を変換して一般式(1)で表される化合物を合成する方
法がある。官能基変換の代表例の一つとしては、保護基
で保護された官能基を脱保護する例がある。また、R6
に対応する位置にアミノ基やメルカプト基を有する類似
化合物からアミノ基やメルカプト基をR6 に変換して一
般式(1)で表される化合物を合成することができる。
このような方法(B)の例としては、たとえば次の方法
がある。
【0031】一般式(1)においてR6 がC結合テトラ
ゾリル基であるものは、R6 に対応する位置に適当な保
護基で保護されたC結合テトラゾリル基を有する一般式
(1)に類似する化合物に脱保護操作を施すことによっ
て得られる。この場合の保護基としては、たとえばトリ
フェニルメチル基やシアノエチル基などがある。脱保護
操作は、たとえばT. W. Greene, “Protective Groups
in Organic Synthesis”(John Wiley and Sons. Inc.,
1981) に記載されているような汎用操作であってよい。
【0032】一般式(1)においてR6 が−NHSO2
CF3 であるものは、R6 に対応する位置にアミノ基を
有する一般式(1)に類似する化合物から、適当な溶
媒、たとえばジクロロメタン中で、適当な塩基、たとえ
ばトリエチルアミンの存在下にトリフルオロメタンスル
ホン酸無水物と反応させて得ることができる。
【0033】R6 に対応する位置にアミノ基を有する一
般式(1)に類似する化合物は、一般式(1)でR6
−COOHである化合物に、必要であれば適当な保護基
で保護した後、たとえばt−ブチルアルコールのような
アルコールを溶媒として、トリエチルアミンのような塩
基存在下に、ジフェニルホスホリルアジドを用いてクル
チウス転位を行うことによりカーバメートを得、その後
エタノールなどの溶媒中で塩酸を作用させて酸加水分解
を施すことにより合成することができる。
【0034】一般式(1)においてR6 が−SO3 Hで
ある化合物は、R6 に対応する位置にメルカプト基を有
する一般式(1)に類似する化合物から、そのメルカプ
ト基を、適当な酸化剤、たとえば過酸化水素、メタクロ
ロペルオキシ安息香酸、過マンガン酸カリウムなどによ
って酸化することにより製造される。R6 に対応する位
置にメルカプト基を有する一般式(1)に類似する化合
物は、たとえば下記方法(C)で合成することができ
る。
【0035】方法(C)は、骨格形成の反応を伴う方法
であり、これにより一般式(1)で表される化合物やそ
れに類似の化合物が得られる。代表的な骨格形成反応は
一般式(2)で表される化合物と一般式(3)で表され
る化合物を反応させる方法である。
【0036】一般式(1)で表される[1,2−a]ピ
リジン類の骨格は、下記一般式(2)で表される化合物
と下記一般式(3)で表されるイミダゾール類とを、塩
基、たとえば水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、ナトリウムメトキシドなどの存在下に、非プ
ロトン性溶媒、たとえばN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどの溶媒中、0℃〜溶媒の還流温度で
反応させることにより形成される。
【0037】
【化3】 [一般式(2)中Lは脱離基を表し、たとえば塩素、臭
素、ヨウ素、メタンスルホニルオキシ基、またはp−ト
ルエンスルホニルオキシ基のような脱離基である。
24、R25、R26、R27、R28はそれぞれ、一般式
(1)の対応するR4 、R5 、R6 、R7 、R8 と同義
であるか、または対応するR4 、R5 、R6 、R7、R8
に変換しうる基である。]
【0038】たとえば、R26としては、R6 は勿論、官
能基が保護基で保護された点のみR6 と異なる基などの
6 に変換しうる基がある。他のR6 に変換しうるR26
としては、たとえば前記のようなアミノ基、保護された
アミノ基、メルカプト基、保護されたメルカプト基など
がある。
【0039】
【化4】 [一般式(3)中R21、R22、R23はそれぞれ、一般式
(1)の対応するR1 、R2 、R3 と同義であるか、ま
たは対応するR1 、R2 、R3 に変換しうる基であ
る。]
【0040】一般式(1)で表される[1,2−a]ピ
リジン類を合成するにあたって、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 、R7 、R8 が出発物質から最終生成物
までかならずしも同じままであるとは限らない。しばし
ば、以下に例示するような変換を行って最終生成物に導
くことが必要となる。以下の方法(C)の例として、R
26以外のR21〜R28は一般式(1)の対応するR1 〜R
8 と同一の中間化合物を用いた例をあげてこの方法を説
明する。
【0041】R6 がC結合テトラゾリル基である一般式
(1)で表される[1,2−a]ピリジン類は、R26
保護されたC結合テトラゾリル基である一般式(2)で
表される化合物を一般式(3)のイミダゾール類と塩
基、たとえば水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、ナトリウムメトキシドなどの存在下に、非プ
ロトン性溶媒、たとえば、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなどの溶媒中、0℃〜溶媒の還流温度で
反応させることによって得られる。
【0042】あるいは、R26が保護されたC結合テトラ
ゾリル基である一般式(2)で表される化合物と一般式
(3)で表されるイミダゾール類を、テトラアルキルア
ンモニウム塩などの相間移動触媒、たとえば、「Aliqua
t 336 」などの存在下、塩基性水溶液、たとえば、水酸
化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液と適当な有
機溶媒、たとえば塩化メチレンの混合溶媒中で、0℃〜
溶媒の還流温度で反応させることによっても得られる。
【0043】また、R6 に対応する位置にアミノ基を有
する一般式(1)に類似する化合物は、R26が保護基で
保護されたアミノ基である一般式(2)で表される化合
物を、一般式(3)のイミダゾール類と、塩基、たとえ
ば水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
ナトリウムメトキシドの存在下に、非プロトン性溶媒、
たとえばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメ
チルアセトアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンな
どの溶媒中、0℃〜溶媒の還流温度で反応させたのち、
脱保護操作を施すことによっても合成することができ
る。
【0044】その際のアミノ基の保護基としては、たと
えばT. W. Greene, “Protective Groups in Organic S
ynthesis”(John Wiley and Sons. Inc., 1981) に記載
されているような汎用の基であってよいが、アセチル基
やベンゾイル基のようなアシル基、t−ブチルカーバメ
ートのようなカーバメート、またはトリメチルシリル基
やt−ブチルジメチルシリル基のようなシリル基が好ま
しい。また、脱保護操作も文献記載の汎用操作であって
よい。
【0045】前記R6 に対応する位置にメルカプト基を
有する一般式(1)に類似する化合物は、R26が保護基
で保護されたメルカプト基である一般式(2)で表され
る化合物を一般式(3)のイミダゾール類と、塩基、た
とえば水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、ナトリウムメトキシドの存在下に、非プロトン性溶
媒、たとえばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ンなどの溶媒中、0℃〜溶媒の還流温度で反応させたの
ち、脱保護操作を施すことによっても合成することがで
きる。その際のメルカプト基の保護基としては、たとえ
ばT. W. Greene, “Protective Groupsin Organic Synt
hesis”(John Wiley and Sons. Inc., 1981) に記載さ
れているような汎用の基であってよい。脱保護も文献記
載の汎用操作でよい。
【0046】一般式(2)で表される中間化合物は、た
とえば下記の一般式(4)で表される化合物の6位また
は7位のメチル基を−CH2 L(Lは脱離基)に変換す
ることにより製造することができる。なお、一般式
(4)における置換基は一般式(2)の置換基と同一
(すなわち、R24、R25、R26、R27、R28は両者共
通)としたが、変換できる置換基であればこれに限定さ
れるものではない。また、後述の一般式(5)〜(7)
においても同様に置換基は一般式(2)の置換基と同一
と仮定して説明する。
【0047】
【化5】
【0048】たとえば、Lが塩素、臭素またはヨウ素で
ある場合、上記一般式(4)で表される化合物をアゾビ
スイソブチロニトリルまたは過酸化ジベンゾイルのよう
なラジカル開始剤の存在下でN−クロロコハク酸イミ
ド、N−ブロモコハク酸イミド、またはN−ヨードコハ
ク酸イミドと反応させることによって上記一般式(2)
で表される化合物に変換することができる。上記ラジカ
ル開始剤を用いる代わりに光照射によっても同様の反応
を行うことができる。
【0049】一般式(2)で表される化合物においてR
25が塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子である場
合、LとR25は同一であってよく、一般式(4)でR25
が水素原子である化合物からLとR25を上記反応条件下
で同時に塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子とする
ことが可能である。
【0050】一般式(4)で表される化合物は、下記一
般式(5)で表される化合物と下記一般式(6)で表さ
れる化合物とを、適当な溶媒、たとえばエタノールまた
はアセトニトリルなどの極性溶媒、中で反応させること
によって製造することができる。
【0051】
【化6】
【化7】
【0052】一般式(6)で表される化合物は、たとえ
ばS. Gabrielの方法[Ber., 40, 72, (1907)]にしたが
って合成することができる。
【0053】一般式(4)で表される化合物のうち、R
26がトリフェニルメチル基やシアノエチル基などの適当
な保護基で保護されたC結合テトラゾリル基である化合
物は、R26が−CNである一般式(4)の化合物よりそ
の置換基を変換する方法で合成することができる。
【0054】たとえば、R26が−CNである一般式
(4)の化合物を、アジ化ナトリウム、アジ化アンモニ
ウム(好ましくはアジ化ナトリウムと塩化アンモニウム
からその場で調製する)あるいはアジ化トリブチルすず
(好ましくはアジ化ナトリウムと塩化トリブチルすずか
らその場で調製する)のような適当なアジド化合物と、
トルエン、キシレン、ジメトキシエタン、テトラヒドロ
フランなどの無水溶媒中で、溶媒の還流温度またはその
近傍温度で反応させた後(アジ化トリブチルすずを用い
る場合は、反応後塩基性または酸性水溶液で処理してト
リブチルすず基を除去する)、保護基を付けることによ
って得られる。
【0055】R26がトリフェニルメチル基やシアノエチ
ル基などの適当な保護基で保護されたC結合テトラゾリ
ル基である一般式(4)で表される化合物を得るさらに
別の方法としては、J. V. Dunciaらの方法[J. Org. Ch
em., 56, 2395 (1991)] にしたがって、R26が−COO
Hである一般式(4)で表される化合物より合成する方
法がある。すなわち、R26の−COOHを酸クロリドま
たは活性エステルに変換した後、2−アミノプロピオニ
トリルを反応させ、さらにトリフェニルホスフィン、ア
ゾジカルボン酸ジエチル、およびトリメチルシリルアジ
ドと反応させる方法である。
【0056】R26が保護基で保護されたアミノ基である
一般式(4)で表される化合物は、R26が−COOHで
ある一般式(4)で表される化合物より合成することが
できる。たとえば、t−ブチルアルコールのようなアル
コールを溶媒として、トリエチルアミンのような塩基存
在下に、ジフェニルホスホリルアジドと反応させてクル
チウス転位を行うことによって得られる。この場合、ア
ミノ基の保護基はt−ブチルカーバメートなどのカーバ
メートである。
【0057】なお、一般式(3)で表される化合物は、
たとえば特開平3−501020号公報に記載されてい
る方法またはそれに準じた方法で合成することができ
る。
【0058】以下、実施例等により本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0059】
【実施例】
[参考例1] 2−(6−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2
−イル)安息香酸メチルの合成 2−(ブロモアセチル)安息香酸メチル3.7g(14.3mmol)
をアセトニトリル60mlに溶解し、6−アミノ−3−ピコ
リン4.7g(42.7mmol)を加え、6 時間加熱還流した。溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ精製し(ヘ
キサン−酢酸エチル)、表掲化合物1.5gを得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ2.29(s,3H),3.80(s,3H),7.0-7.9
(m,8H)
【0060】[参考例2] 2−(7−メチルイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2
−イル)安息香酸メチルの合成 2−(ブロモアセチル)安息香酸メチル2.7g(10.3mmol)
をアセトニトリル60mlに溶解し、2−アミノ−4−ピコ
リン3.3g(30.9mmol)を加え、3.5 時間加熱還流した。溶
媒を留去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフ精製し
(ヘキサン−酢酸エチル)、表掲化合物2.3gを得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ2.40(s,3H),3.80(s,3H),6.6-8.0
(m,8H)
【0061】[実施例1] 2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イル)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息
香酸メチルの合成 参考例1で合成した2−(6−メチルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−2−イル)安息香酸メチル1.5g(5.8mm
ol) を四塩化炭素30mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イ
ミド1.1g(6.4mmol) を加え、2時間加熱還流した。放冷
した後、さらに、N−ブロモコハク酸イミド1.1g(6.4mm
ol) 、アゾビスイソブチロニトリル50mg(0.3mmol) を加
え、3.5 時間加熱還流した。溶媒を留去し、塩化メチレ
ン、水を加え、有機層を抽出し、乾燥濃縮した。
【0062】粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド
1ml に溶解し、2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
ゾール−5−カルバルデヒド0.9g(4.8mmol) 、炭酸カリ
ウム0.74g(5.2mmol)を加えて、室温で24時間撹拌した。
濾過後、低沸点物を留去したのち、シリカゲルクロマト
グラフ精製し(ヘキサン−酢酸エチル)、表掲化合物0.
84g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ3.75(s,3H),5.60(s,2H),9.9(s,1
H)
【0063】[実施例2] 2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
ル}安息香酸メチルの合成 実施例1で合成した2−{3−ブロモ−6−[(2−ブ
チル−4−クロロ−5−ホルミル−1H−イミダゾール
−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル}安息香酸メチル0.25g(0.53 mmol)をテトラ
ヒドロフラン3ml とメタノール3ml の混合溶媒に溶解
し、室温で水素化ホウ素ナトリウム20mg(0.53mmol)を加
え、5分間撹拌した。
【0064】溶媒を留去後、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。乾燥濃縮し、表掲
化合物0.25g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ3.82(s,3H),4.1(s,2H),5.30(s,2
H)
【0065】[実施例3] 2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
ル}安息香酸の合成 実施例2で合成した2−{3−ブロモ−6−[(2−ブ
チル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミ
ダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン−2−イル}安息香酸メチル0.2g(0.42mmol)
を、メタノール2ml 、水0.6ml 、および水酸化ナトリウ
ム17mg(0.42mmol)の混合溶液に加え、室温で24時間撹拌
した。希塩酸でpHを5に調整し、析出した固体を集
め、表掲化合物0.18g を得た。 NMR(270MHz,CD3COCD3) δ4.24(s,2H),5.50(s,2H)
【0066】[実施例4] 2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イル)メチ
ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息
香酸メチルの合成 参考例2で合成した2−(7−メチルイミダゾ[1,2
−a]ピリジン−2−イル)安息香酸メチル1.0g(3.9mm
ol) を四塩化炭素30mlに溶解し、N−ブロモコハク酸イ
ミド0.8g(4.2mmol) を加え、3時間加熱還流した。放冷
した後、さらに、N−ブロモコハク酸イミド0.8g(4.2mm
ol) 、アゾビスイソブチロニトリル50mg(0.3mmol) を加
え、3時間加熱還流した。溶媒を留去し、塩化メチレ
ン、水を加え、有機層を抽出し、乾燥濃縮した。
【0067】粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド
1ml に溶解し、2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
ゾール−5−カルバルデヒド0.6g(3.2mmol) 、炭酸カリ
ウム0.74g(5.2mmol)を加えて、室温で24時間撹拌した。
濾過後、低沸点物を留去したのち、シリカゲルクロマト
グラフ精製し(ヘキサン−酢酸エチル)、表掲化合物0.
56g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ3.80(s,3H),5.65(s,2H),9.8(s,1
H)
【0068】[実施例5] 2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
ル}安息香酸メチルの合成 実施例4で合成した2−{3−ブロモ−7−[(2−ブ
チル−4−クロロ−5−ホルミル−1H−イミダゾール
−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−2−イル}安息香酸メチルを用い、実施例2と同様に
して、表掲化合物0.20g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ3.81(s,3H),4.1(s,2H),5.55(s,2
H)
【0069】[実施例6] 2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−クロロ−
5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
ル}安息香酸の合成 実施例5で合成した2−{3−ブロモ−7−[(2−ブ
チル−4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミ
ダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン−2−イル}安息香酸メチルを用い、実施例3
と同様にして、表掲化合物 0.14gを得た。 NMR(270MHz,CD3COCD3) δ4.20(s,2H),5.60(s,2H)
【0070】[実施例7] {1−{[3−ブロモ−2−[(1H−テトラゾール−
5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−6−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H
−イミダゾール−5−イル}メタノールの合成 6−メチル−2−[2−(N−トリチル−1H−テトラ
ゾール−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン1.04g(2.0mmol)を四塩化炭素10mlに溶解し、N
−ブロモコハク酸イミド0.71g(4.0mmol)、アゾビスイソ
ブチロニトリル5mg を加え、4時間加熱還流した。不溶
物を瀘別し、濃縮した。
【0071】粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド
5ml に溶解し、2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
ゾール−5−カルバルデヒド0.43g(1.8mmol)、炭酸カリ
ウム0.34g(2.4mmol)を加え、室温で48時間撹拌した。低
沸点物を留去後、シリカゲルクロマトグラフ精製し(ト
ルエン−酢酸エチル)、1−{[3−ブロモ−2−[2
−(N−トリチル−1H−テトラゾール−5−イル)フ
ェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イル]
メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾー
ル−5−カルバルデヒド0.49g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ5.60(s,2H),10.1(s,1H)
【0072】このアルデヒド0.40g(0.51mmol) をメタノ
ール1ml とテトラヒドロフラン1mlの混合溶媒に溶解
し、水素化ホウ素ナトリウム38mg(1.0mmol) を室温で加
え、1時間撹拌した。溶媒を留去し、{1−{[3−ブ
ロモ−2−[(N−トリチル−1H−テトラゾール−5
−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−
6−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−
イミダゾール−5−イル}メタノール0.38g を得た。
【0073】このトリチル体0.38g(0.48mmol)に室温
で、1N塩酸5ml を加え、1時間撹拌した。1N水酸化
ナトリウムでpHを7に調整し、溶媒を留去後、シリカ
ゲルクロマトグラフ精製し、表掲化合物0.18g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ1.25(t,J=7.4Hz,3H),4.25(s,2H),
5.60(s,2H)
【0074】[実施例8] {1−{[3−ブロモ−2−[(1H−テトラゾール−
5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
−7−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H
−イミダゾール−5−イル}メタノールの合成 7−メチル−2−[2−(N−トリチル−1H−テトラ
ゾール−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]
ピリジン 1.04g(2.0mmol) を四塩化炭素10mlに溶解し、
N−ブロモコハク酸イミド0.71g(4.0mmol)、アゾビスイ
ソブチロニトリル5mg を加え、4時間加熱還流した。不
溶物を瀘別し、濃縮した。
【0075】粗生成物をN,N−ジメチルホルムアミド
5ml に溶解し、2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
ゾール−5−カルバルデヒド0.38g(2.0mmol)、炭酸カリ
ウム0.38g(2.6mmol)を加え、室温で24時間撹拌した。低
沸点物を留去後、シリカゲルクロマトグラフ精製し(ト
ルエン−酢酸エチル)、1−{[3−ブロモ−2−[2
−(N−トリチル−1H−テトラゾール−5−イル)フ
ェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イル]
メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダゾー
ル−5−カルバルデヒド0.60g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ5.55(s,2H),9.9(s,1H)
【0076】このアルデヒド0.40g(0.51mmol) をメタノ
ール1ml とテトラヒドロフラン1mlの混合溶媒に溶解
し、水素化ホウ素ナトリウム38mg(1.0mmol) を室温で加
え、1時間撹拌した。溶媒を留去し、{1−{[3−ブ
ロモ−2−[(N−トリチル−1H−テトラゾール−5
−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−
7−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−
イミダゾール−5−イル}メタノール0.40g を得た。
【0077】このトリチル体0.40g(0.50mmol)に室温
で、1N塩酸7ml を加え、1時間撹拌した。1N水酸化
ナトリウムでpHを7に調整し、溶媒を留去後、シリカ
ゲルクロマトグラフ精製し、表掲化合物0.20g を得た。 NMR(270MHz,CDCl3) δ1.25(t,J=7.4Hz,3H),4.22(s,2H),
5.62(s,2H)
【0078】
【発明の効果】本発明の新規イミダゾ[1,2−a]ピ
リジン類は高いアンジオテンシンII拮抗作用を有し、そ
の血圧降下作用により高血圧症などの循環器系疾患治療
剤として有用であると考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡添 隆 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社中央研究所内 (72)発明者 中村 憲史 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内 (72)発明者 井上 佳久 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内 (72)発明者 戎 一 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1)で表されるイミダゾ[1,2
    −a]ピリジン類、またはその塩。 【化1】 [一般式(1)中、R1 〜R8 は下記のものを示す。 R1 :低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、シクロ低
    級アルキル基、アルケニル基、アルコキシル基、アルコ
    キシ低級アルキル基、またはアルキルチオ基。 R2 、R3 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
    ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、Cm
    2m+1−、−(CH2n9 、−(CH2p CO
    10、または−(CH2q NR11COR12。 R4 、R5 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
    ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
    基、アルコキシル基、またはCm2m+1−。 R6 :−COOH、−COOR13、−CONH2 、−C
    N、−SO3 H、−SO2 NH2 、−NHSO2 CF
    3 、またはC結合テトラゾリル基。 R7 、R8 :両者は同一でも異なっていてもよく、それ
    ぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル
    基、アルコキシル基、またはCm2m+1−。 ただし、R9 〜R15、およびm、n、p、qは下記のも
    のを示す。 R9 :ヒドロキシル基またはアルコキシル基。 R10:水素原子、ヒドロキシル基、低級アルキル基、ア
    ルコキシル基、または−NR1415。 R11:水素原子または低級アルキル基。 R12:水素原子、低級アルキル基、アルコキシル基、ま
    たは−NR1415。 R13:低級アルキル基、アルケニル基、シクロ低級アル
    キル基、アリール基、またはアルアルキル基。 R14、R15:両者は同一でも異なっていてもよく、それ
    ぞれ独立して、水素原子あるいは低級アルキル基を表す
    か、または−NR1415が窒素原子含有5員環あるいは
    窒素原子含有6員環を表し、環の構成炭素原子には低級
    アルキル基が置換していてもよく、かつ場合により環内
    に1つの酸素原子を含む含窒素ヘテロ環を形成していて
    もよい。なお、R10とR12における−NR1415は同一
    でも異なっていてもよい。 mは1〜6の整数。nは1〜4の整数。pは0〜4の整
    数。qは1〜4の整数。]
  2. 【請求項2】イミダゾ[1,2−a]ピリジン類が、一
    般式(1)において、R1 が低級アルキル基またはアル
    ケニル基であり、R2 が塩素原子であり、R3 が−(C
    2n9 または−(CH2p COR10(ここにお
    いて、R9 はヒドロキシル基またはアルコキシル基、R
    10は水素原子、ヒドロキシル基、またはアルコキシル
    基、nは1〜4の整数、pは0〜4の整数である)であ
    るイミダゾ[1,2−a]ピリジン類である、請求項1
    の化合物。
  3. 【請求項3】イミダゾ[1,2−a]ピリジン類が、一
    般式(1)において、R4 が水素原子であり、R5 が水
    素原子またはハロゲン原子であるイミダゾ[1,2−
    a]ピリジン類である、請求項1または2の化合物。
  4. 【請求項4】イミダゾ[1,2−a]ピリジン類が、一
    般式(1)において、R6 が−COOHまたはC結合テ
    トラゾリル基であるイミダゾ[1,2−a]ピリジン類
    である、請求項1〜3のいずれか一項の化合物。
  5. 【請求項5】イミダゾ[1,2−a]ピリジン類が、一
    般式(1)において、R7 とR8 が両者は同一でも異な
    っていてもよく、それぞれ独立して、水素原子、フッ素
    原子、塩素原子、低級アルキル基、またはアルコキシル
    基であるイミダゾ[1,2−a]ピリジン類である、請
    求項1〜4のいずれか一項の化合物。
  6. 【請求項6】イミダゾ[1,2−a]ピリジンが、一般
    式(1)において、R1 が低級アルキル基、R2 が塩素
    原子、R3 が−(CH2n9 または−(CH2p
    COR10(ここにおいて、R9 はヒドロキシル基、R10
    は水素原子、ヒドロキシル基、またはアルコキシル基、
    nは1、pは0または1である)、R4 が水素原子、R
    5 が水素原子、フッ素原子、塩素原子、または臭素原
    子、R6 が−COOHまたはC結合テトラゾリル基、R
    7 とR8 が両者は同一でも異なっていてもよく、それぞ
    れ独立して、水素原子、フッ素原子、塩素原子、または
    低級アルキル基であるイミダゾ[1,2−a]ピリジン
    である、請求項1の化合物。
  7. 【請求項7】2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−
    4−クロロ−5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾー
    ル−1−イル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
    ン−2−イル}安息香酸、 2−{3−ブロモ−6−[(2−ブチル−4−クロロ−
    5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イル)メチ
    ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息
    香酸、 2−{6−[(2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキ
    シメチル−1H−イミダゾール−1−イル)メチル]イ
    ミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息香酸、 2−{6−[(2−ブチル−4−クロロ−5−ホルミル
    −1H−イミダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ
    [1,2−a]ピリジン−2−イル}安息香酸、 2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−クロロ−
    5−ヒドロキシメチル−1H−イミダゾール−1−イ
    ル)メチル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イ
    ル}安息香酸、 2−{3−ブロモ−7−[(2−ブチル−4−クロロ−
    5−ホルミル−1H−イミダゾール−1−イル)メチ
    ル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息
    香酸、 2−{7−[(2−ブチル−4−クロロ−5−ヒドロキ
    シメチル−1H−イミダゾール−1−イル)メチル]イ
    ミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル}安息香酸、 2−{7−[(2−ブチル−4−クロロ−5−ホルミル
    −1H−イミダゾール−1−イル)メチル]イミダゾ
    [1,2−a]ピリジン−2−イル}安息香酸、また
    は、それらの塩。
  8. 【請求項8】{1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H
    −テトラゾ−ル−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,
    2−a]ピリジン−6−イル]メチル}−2−ブチル−
    4−クロロ−1H−イミダゾール−5−イル}メタノー
    ル、 1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H−テトラゾール
    −5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
    ン−6−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1
    H−イミダゾール−5−カルバルデヒド、 {1−{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イ
    ル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−
    イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミ
    ダゾール−5−イル}メタノール、 1−{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)
    フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イ
    ル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
    ゾール−5−カルバルデヒド、 {1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H−テトラゾー
    ル−5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリ
    ジン−7−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−
    1H−イミダゾール−5−イル}メタノール、 1−{[3−ブロモ−2−[2−(1H−テトラゾール
    −5−イル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジ
    ン−7−イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1
    H−イミダゾール−5−カルバルデヒド、 {1−{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イ
    ル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−
    イル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミ
    ダゾール−5−イル}メタノール、 1−{[2−[2−(1H−テトラゾール−5−イル)
    フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−7−イ
    ル]メチル}−2−ブチル−4−クロロ−1H−イミダ
    ゾール−5−カルバルデヒド、または、それらの塩。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004107863A1 (en) * 2003-05-05 2004-12-16 Neurogen Corporation Sustituted imidazolopyrazine and triazolopyrazine derivatives: gabaa receptor ligands
WO2011038086A3 (en) * 2009-09-23 2011-10-13 Amira Pharmaceuticals, Inc. Indolizine inhibitors of 5-lipoxygenase
WO2011038097A3 (en) * 2009-09-23 2011-11-24 Amira Pharmaceuticals, Inc. Indolizine inhibitors of 5-lipoxygenase

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