JPH0618382A - 組織学的試験用組織標本の準備装置 - Google Patents
組織学的試験用組織標本の準備装置Info
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- JPH0618382A JPH0618382A JP3204447A JP20444791A JPH0618382A JP H0618382 A JPH0618382 A JP H0618382A JP 3204447 A JP3204447 A JP 3204447A JP 20444791 A JP20444791 A JP 20444791A JP H0618382 A JPH0618382 A JP H0618382A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/30—Staining; Impregnating ; Fixation; Dehydration; Multistep processes for preparing samples of tissue, cell or nucleic acid material and the like for analysis
- G01N1/31—Apparatus therefor
- G01N1/312—Apparatus therefor for samples mounted on planar substrates
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/0096—Casings for storing test samples
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々の要求された流体によって流体標本の処
理効率を増加させること。 【構成】 本発明は、組織学的検査用の多数の組織標本
を準備するための積層自在カセットおよび装置に関する
ものである。カセットは、空所を画定する底壁、２つの
側壁、前方壁、後方壁を有している。底壁は、カセット
を通って底壁面に垂直な方向に流体通路をつくるように
配置された複数の穴を有している。後方壁、２つの側
壁、前方壁から選択された少なくとも２つの壁は、カセ
ットを通り底壁面に平行な方向に流体通路をつくるよう
に配置された複数の穴を有している。本発明の一実施例
においては、カセットはさらに底壁、側壁の穴上に配置
された多孔質材料のウエブを有している。カセットは積
層された関係で置かれたとき、積層カセットの底壁は下
側カセット用のカバーを与える。
理効率を増加させること。 【構成】 本発明は、組織学的検査用の多数の組織標本
を準備するための積層自在カセットおよび装置に関する
ものである。カセットは、空所を画定する底壁、２つの
側壁、前方壁、後方壁を有している。底壁は、カセット
を通って底壁面に垂直な方向に流体通路をつくるように
配置された複数の穴を有している。後方壁、２つの側
壁、前方壁から選択された少なくとも２つの壁は、カセ
ットを通り底壁面に平行な方向に流体通路をつくるよう
に配置された複数の穴を有している。本発明の一実施例
においては、カセットはさらに底壁、側壁の穴上に配置
された多孔質材料のウエブを有している。カセットは積
層された関係で置かれたとき、積層カセットの底壁は下
側カセット用のカバーを与える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、組織学的試験用の組織
サンプルの準備に関し、さらに詳しく言えば、顕微鏡試
験の準備のさいにパラフィン等に組織サンプルを埋め込
む前の組織サンプルの処理装置に関するものである。
サンプルの準備に関し、さらに詳しく言えば、顕微鏡試
験の準備のさいにパラフィン等に組織サンプルを埋め込
む前の組織サンプルの処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】顕微鏡試験用組織サンプルを準備するた
めの標準手続は、組織サンプルをパラフィン中に埋め込
み、そして、ミクロトームによってパラフィン埋込み組
織サンプルを非常に薄く切断することを含んでいる。組
織サンプルを埋め込む前に、組織サンプルは、試験に適
した種々の溶液中に予備処理される。代表的には、パラ
フィン埋め込み前に、組織サンプルは溶融パラフィンに
よって固定され、脱水され、洗浄され、浸透され、そし
て、試験にもとづいて染められる。このような組織サン
プルの前処理は、エタノール、ジレン、フォルムアルデ
ヒド、水を含む種々の流体に組織サンプルを接触するこ
とを要求する。
めの標準手続は、組織サンプルをパラフィン中に埋め込
み、そして、ミクロトームによってパラフィン埋込み組
織サンプルを非常に薄く切断することを含んでいる。組
織サンプルを埋め込む前に、組織サンプルは、試験に適
した種々の溶液中に予備処理される。代表的には、パラ
フィン埋め込み前に、組織サンプルは溶融パラフィンに
よって固定され、脱水され、洗浄され、浸透され、そし
て、試験にもとづいて染められる。このような組織サン
プルの前処理は、エタノール、ジレン、フォルムアルデ
ヒド、水を含む種々の流体に組織サンプルを接触するこ
とを要求する。
【０００３】組織学研究所は試験のための多数の組織サ
ンプルを処理し、また、組織はできるだけ効率的に準備
されることが重要である。多種の装置が、準備工程の効
率を改良するように開発されてきた。米国特許第３，６
７４，３９６号は、組織サンプルが種々の溶液にさらす
ことによって埋め込むために準備され、かつ、カプセル
内に埋め込まれるカプセルを開示している。該特許は、
組織サンプルがその準備のために必要な種々の流体に静
的にさらされる。そのカプセルにおいては、穴明き底壁
が、種々の溶液の組織サンプルに、最終的には溶融パラ
フィンに接近させながら、組織サンプルを保持するよう
に用いられる。
ンプルを処理し、また、組織はできるだけ効率的に準備
されることが重要である。多種の装置が、準備工程の効
率を改良するように開発されてきた。米国特許第３，６
７４，３９６号は、組織サンプルが種々の溶液にさらす
ことによって埋め込むために準備され、かつ、カプセル
内に埋め込まれるカプセルを開示している。該特許は、
組織サンプルがその準備のために必要な種々の流体に静
的にさらされる。そのカプセルにおいては、穴明き底壁
が、種々の溶液の組織サンプルに、最終的には溶融パラ
フィンに接近させながら、組織サンプルを保持するよう
に用いられる。
【０００４】米国特許第４，５５７，９０３号および同
第４，５６９，６４７号は、組織試験用組織サンプルを
準備しかつ埋め込むための改良された装置を開示してい
る。前者の特許においては、１対のインターロック・フ
レームを有する組織処理カプセルが設けられる。各フレ
ームは、ウエブ間に分割された領域内で組織標本を保持
するための中央開口を横断して広げられた多孔ウエブを
有している。多孔ウエブは流体の処理および浸透によっ
て標本に接近させる。組織標本が処理された後に、それ
はカプセルから除去され、鋳型の凹部に置かれる。空の
カプセルは、組織標本を収容する鋳型凹部上に置かれ
る。溶融パラフィンが鋳型内に注入されて、凹部を満た
し、かつ、組織標本およびカプセルの多孔質材料を被覆
する。溶融パラフィンが、外方に延びる組織含有部分用
の突固め可能ベースとして働くカプセルによって組織ブ
ロックを成形するように凝固する。
第４，５６９，６４７号は、組織試験用組織サンプルを
準備しかつ埋め込むための改良された装置を開示してい
る。前者の特許においては、１対のインターロック・フ
レームを有する組織処理カプセルが設けられる。各フレ
ームは、ウエブ間に分割された領域内で組織標本を保持
するための中央開口を横断して広げられた多孔ウエブを
有している。多孔ウエブは流体の処理および浸透によっ
て標本に接近させる。組織標本が処理された後に、それ
はカプセルから除去され、鋳型の凹部に置かれる。空の
カプセルは、組織標本を収容する鋳型凹部上に置かれ
る。溶融パラフィンが鋳型内に注入されて、凹部を満た
し、かつ、組織標本およびカプセルの多孔質材料を被覆
する。溶融パラフィンが、外方に延びる組織含有部分用
の突固め可能ベースとして働くカプセルによって組織ブ
ロックを成形するように凝固する。
【０００５】米国特許第４，５６９，６４７号は、組織
標本を処理するように用いられる流体と組織標本と接触
させる改良された方法を開示している。この特許におい
ては、組織サンプルを処理しかつ埋め込むためのカプセ
ルは、組織サンプルを受けるための空所を与える鋳型を
有している。鋳型は、上端および多孔または無孔底を有
している。カプセルは、鋳型の開口上端に嵌合するカバ
ーを有している。カバーは、それが凹部を設けられるよ
うに、フレームの上部と底部との中間に多孔質材料のウ
エブを配置されたフレームを有している。多孔ウエブ
は、組織処理液体およびパラフィンのような液状組織埋
め込み材料に接近を与えるが、しかし、発生されてもよ
い組織標本の小部分の通過を防止し、これにより、個々
にカプセル化されかつ一体に処理された組織サンプルの
横断汚染を防止する。組織サンプルが液状流体によって
処理された後に、埋め込み材料が凝固するときに、多孔
ウエブが埋め込まれ、凝固材料が鋳型内のブロックに成
形されるように、多孔ウエブ上のカバー凹部が溶融パラ
フィン埋め込み材料によって少なくとも部分的に充填さ
れる。多孔ウエブと組織サンプルとを凝固パラフィンの
ブロック内に相互に埋設した状態でブロックが鋳型から
取り去られ、カバーがミクロトーム内に取り付けられ、
ミクロトーム・ブレードによって切断される。
標本を処理するように用いられる流体と組織標本と接触
させる改良された方法を開示している。この特許におい
ては、組織サンプルを処理しかつ埋め込むためのカプセ
ルは、組織サンプルを受けるための空所を与える鋳型を
有している。鋳型は、上端および多孔または無孔底を有
している。カプセルは、鋳型の開口上端に嵌合するカバ
ーを有している。カバーは、それが凹部を設けられるよ
うに、フレームの上部と底部との中間に多孔質材料のウ
エブを配置されたフレームを有している。多孔ウエブ
は、組織処理液体およびパラフィンのような液状組織埋
め込み材料に接近を与えるが、しかし、発生されてもよ
い組織標本の小部分の通過を防止し、これにより、個々
にカプセル化されかつ一体に処理された組織サンプルの
横断汚染を防止する。組織サンプルが液状流体によって
処理された後に、埋め込み材料が凝固するときに、多孔
ウエブが埋め込まれ、凝固材料が鋳型内のブロックに成
形されるように、多孔ウエブ上のカバー凹部が溶融パラ
フィン埋め込み材料によって少なくとも部分的に充填さ
れる。多孔ウエブと組織サンプルとを凝固パラフィンの
ブロック内に相互に埋設した状態でブロックが鋳型から
取り去られ、カバーがミクロトーム内に取り付けられ、
ミクロトーム・ブレードによって切断される。
【０００６】米国特許第４，５６９，６４７号の一実施
例においては、カプセルが積層を成形するようにつくら
れ、鋳型が埋設パラフィンに粘着しない多孔底を設けら
れている。積層カプセルが、その上下に垂直な方向に処
理流体の通路をつくるように、鋳型およびカバー・フレ
ームによって画定される上下に延びる通路を与える。積
層カプセル内に保持された組織サンプルは、積層カプセ
ルによって成形された通路を通して溶液を流すことによ
って処理される。溶融パラフィン埋設材料は、積層カプ
セルに最終的に導入される。積層体が分離されたとき、
各組織サンプルが各カバーに取り付けられる材料のブロ
ック内に埋め込まれる。
例においては、カプセルが積層を成形するようにつくら
れ、鋳型が埋設パラフィンに粘着しない多孔底を設けら
れている。積層カプセルが、その上下に垂直な方向に処
理流体の通路をつくるように、鋳型およびカバー・フレ
ームによって画定される上下に延びる通路を与える。積
層カプセル内に保持された組織サンプルは、積層カプセ
ルによって成形された通路を通して溶液を流すことによ
って処理される。溶融パラフィン埋設材料は、積層カプ
セルに最終的に導入される。積層体が分離されたとき、
各組織サンプルが各カバーに取り付けられる材料のブロ
ック内に埋め込まれる。
【０００７】組織学的試験用の組織サンプルを準備しか
つ埋設するための方法および装置は、長年にわたって進
歩してきたが、組学研究所によって毎日準備される多数
の組織サンプルは、処理されうるサンプルの数を増加さ
せるのに有用な最も効率的な技術を要求する。
つ埋設するための方法および装置は、長年にわたって進
歩してきたが、組学研究所によって毎日準備される多数
の組織サンプルは、処理されうるサンプルの数を増加さ
せるのに有用な最も効率的な技術を要求する。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
種々の要求された流体によって流体の標本の処理効率を
増加させる組織学的試験用の組織標本の処理に用いるカ
セットを得ることにある。
種々の要求された流体によって流体の標本の処理効率を
増加させる組織学的試験用の組織標本の処理に用いるカ
セットを得ることにある。
【０００９】本発明の別の目的は、組織学的試験用の多
数の組織標本の同時処理用の装置を得ることにある。
数の組織標本の同時処理用の装置を得ることにある。
【００１０】本発明の他の目的は、組織サンプルを処理
するために用いられ、また、組織埋め込みおよび切断の
最終段階においてカセット要素を処理するための経済的
使用のさいに用いられる種々の試薬を再生する組織処理
液用の連続流システムおよび往復流システムを提供する
ことにある。
するために用いられ、また、組織埋め込みおよび切断の
最終段階においてカセット要素を処理するための経済的
使用のさいに用いられる種々の試薬を再生する組織処理
液用の連続流システムおよび往復流システムを提供する
ことにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、組織学的検査
用の多数の組織標本を準備するための積層自在カセット
および装置に関するものである。カセットは、空所を画
定する底壁、２つの側壁、前方壁、後方壁を有してい
る。底壁は、カセットを通って底壁面に垂直な方向に流
体通路をつくるように配置された複数の穴を有してい
る。後方壁、２つの側壁、前方壁から選択された少なく
とも２つの壁は、カセットを通り底壁面に平行な方向に
流体通路をつくるように配置された複数の穴を有してい
る。本発明の一実施例においては、カセットはさらに底
壁、側壁の穴上に配置された多孔質材料のウエブを有し
ている。カセットは積層された関係で置かれたとき、積
層カセットの底壁は下側カセット用のカバーを与える。
用の多数の組織標本を準備するための積層自在カセット
および装置に関するものである。カセットは、空所を画
定する底壁、２つの側壁、前方壁、後方壁を有してい
る。底壁は、カセットを通って底壁面に垂直な方向に流
体通路をつくるように配置された複数の穴を有してい
る。後方壁、２つの側壁、前方壁から選択された少なく
とも２つの壁は、カセットを通り底壁面に平行な方向に
流体通路をつくるように配置された複数の穴を有してい
る。本発明の一実施例においては、カセットはさらに底
壁、側壁の穴上に配置された多孔質材料のウエブを有し
ている。カセットは積層された関係で置かれたとき、積
層カセットの底壁は下側カセット用のカバーを与える。
【００１２】本発明はさらに、組織学的試験用の多数の
組織標本の同時準備装置を含んでいる。その装置は共同
積層自在の複数のカセットからできている。各カセット
は上述した特徴を有している。積層配列中の各上積みカ
セットの底壁は、各下積みカセット用の頂壁またはカバ
ーを与える。積層カセットは、下積みカセットの底壁と
上積みカセットの底壁とによって画定される上部から下
部まで延びる通路を与える。カセットの積層は、その積
層カセットを通る流体の通路用の複数の穴を明けたカバ
ーで終了している。積層カセット内に保持された組織標
本は、カセットの底壁面に垂直でかつ積層カセットによ
って成形された通路を通って流れる溶液によって処理さ
れる。積層カプセルは、底壁の面に垂直に延びる一連の
通路を与え、これによって、溶液は底壁に平行な方向に
カセットを通過されてもよい。カセットの両側に成形さ
れた穴は、カセット内の標本と流動溶液との十分な接触
を助成する格別の特徴を有している。
組織標本の同時準備装置を含んでいる。その装置は共同
積層自在の複数のカセットからできている。各カセット
は上述した特徴を有している。積層配列中の各上積みカ
セットの底壁は、各下積みカセット用の頂壁またはカバ
ーを与える。積層カセットは、下積みカセットの底壁と
上積みカセットの底壁とによって画定される上部から下
部まで延びる通路を与える。カセットの積層は、その積
層カセットを通る流体の通路用の複数の穴を明けたカバ
ーで終了している。積層カセット内に保持された組織標
本は、カセットの底壁面に垂直でかつ積層カセットによ
って成形された通路を通って流れる溶液によって処理さ
れる。積層カプセルは、底壁の面に垂直に延びる一連の
通路を与え、これによって、溶液は底壁に平行な方向に
カセットを通過されてもよい。カセットの両側に成形さ
れた穴は、カセット内の標本と流動溶液との十分な接触
を助成する格別の特徴を有している。
【００１３】組織標本処理は連続流システムによって行
われるか、または、カセットが一旦積層フレーム中に配
置されてしまうと、バッチ・システムにおいて行われて
もよい。
われるか、または、カセットが一旦積層フレーム中に配
置されてしまうと、バッチ・システムにおいて行われて
もよい。
【００１４】
【実施例】図５において、いくつかの組織サンプルの処
理および埋め込みを行うために、連続積層体１３に積み
上げられた複数のカセット１１が示されている。一体に
積み重ねられたとき、カセットは底壁面に垂直な連続通
路を集合的に画定する。図１に示すように、カセット１
１は底壁１７、前方壁１９、後方壁２１、２つの側壁２
３からできている。後方壁２１、前方壁１９、側壁２３
から選ばれた少なくとも２つの壁には、底壁面に平行な
方向にカセットを通る流体の通路のための複数の穴を設
けられている。好ましくは、穴明けされた選択壁は、前
方壁１９と後方壁２１または２つの側壁２３から選択さ
れた対向壁である。
理および埋め込みを行うために、連続積層体１３に積み
上げられた複数のカセット１１が示されている。一体に
積み重ねられたとき、カセットは底壁面に垂直な連続通
路を集合的に画定する。図１に示すように、カセット１
１は底壁１７、前方壁１９、後方壁２１、２つの側壁２
３からできている。後方壁２１、前方壁１９、側壁２３
から選ばれた少なくとも２つの壁には、底壁面に平行な
方向にカセットを通る流体の通路のための複数の穴を設
けられている。好ましくは、穴明けされた選択壁は、前
方壁１９と後方壁２１または２つの側壁２３から選択さ
れた対向壁である。
【００１５】底壁には、複数の穴２５を設けられてい
る。図１，２に示す実施例においては、後方壁２１およ
び前方壁１９には穴２７を設けられ、両側壁２３および
後方壁２１には穴２９を設けられている。
る。図１，２に示す実施例においては、後方壁２１およ
び前方壁１９には穴２７を設けられ、両側壁２３および
後方壁２１には穴２９を設けられている。
【００１６】図１に示すように、前方壁１９、後方壁２
１、側壁２３の各々の頂部が壁部分からずらされて、壁
を包囲する積層フランジをつくる。カセットが上下に互
いに積み重ねられたとき、カセットは積層フランジによ
って確実に重ねられる。
１、側壁２３の各々の頂部が壁部分からずらされて、壁
を包囲する積層フランジをつくる。カセットが上下に互
いに積み重ねられたとき、カセットは積層フランジによ
って確実に重ねられる。
【００１７】動作状態に複数の積層体を把持するための
積層フレームが図４に示されている。積層フレーム３１
がベース３３と、仕切り部３５とを有している。仕切り
部３５は側壁３７と後方壁３９とを有している。スロッ
ト４１は後方壁３９内に設けられる。スロット４１の機
能は後述する。ベース３３はその下の位置から流体の流
れのためのスリット４３の形体の開口または他の適当な
形式の穴を含んでいる。
積層フレームが図４に示されている。積層フレーム３１
がベース３３と、仕切り部３５とを有している。仕切り
部３５は側壁３７と後方壁３９とを有している。スロッ
ト４１は後方壁３９内に設けられる。スロット４１の機
能は後述する。ベース３３はその下の位置から流体の流
れのためのスリット４３の形体の開口または他の適当な
形式の穴を含んでいる。
【００１８】ベース３３は、カセット１１の下方部分を
受けるのに適した寸法の凹部４４を有する。一連のカセ
ットは、ベース３３から上方に作動配列に重ねられる。
カバー・プレートは最上カセット上に置かれる。カバー
・プレート４５は流体通路用の穴４７を含んでいる。カ
バー・プレート４５の下面は多孔質材料で被覆されてい
る。カバー・プレート４５は、カセットの積層配列に安
定性を与えるように仕切り部３５の後方壁のスロット４
１に係合するように用いられる舌４９を有している。ロ
ック・ハンドル５１は、カバー・プレート４５とカセッ
トの積層を定位置にロックするように設けられる。ロッ
ク・ハンドル５１はスタッド５３とカム５５とを有して
いる。スタッド５３は、仕切り部３５の側壁３７から切
断される適当な半円形支持面５２に係合される。ハンド
ルが下降されたとき、カム５５がカバー・プレート４５
に対して下方推進圧力をつくる。
受けるのに適した寸法の凹部４４を有する。一連のカセ
ットは、ベース３３から上方に作動配列に重ねられる。
カバー・プレートは最上カセット上に置かれる。カバー
・プレート４５は流体通路用の穴４７を含んでいる。カ
バー・プレート４５の下面は多孔質材料で被覆されてい
る。カバー・プレート４５は、カセットの積層配列に安
定性を与えるように仕切り部３５の後方壁のスロット４
１に係合するように用いられる舌４９を有している。ロ
ック・ハンドル５１は、カバー・プレート４５とカセッ
トの積層を定位置にロックするように設けられる。ロッ
ク・ハンドル５１はスタッド５３とカム５５とを有して
いる。スタッド５３は、仕切り部３５の側壁３７から切
断される適当な半円形支持面５２に係合される。ハンド
ルが下降されたとき、カム５５がカバー・プレート４５
に対して下方推進圧力をつくる。
【００１９】米国特許第４，５６９，６４７号に記載さ
れているように、多孔質材料はカセット１１の底壁およ
び直立穴明け壁上に置かれうる。多孔質材料は、カバー
・プレート４５の穴上に置かれてもよい。組織サンプル
が処理されつつあるときに多孔質材料が用いられる。こ
のことは、カセット１１の穴またはカバー・プレート４
５の穴を通過するのに十分に小さい寸法につくられてい
る組織サンプルの一部を生じる。多孔質材料は、液体を
容易に通過させるが組織の一部を保持する多孔繊維、好
ましくは不織のものである。多孔材料は、約５ミクロン
の最大小孔寸法で約３５％と約６５％との間の多孔性を
有する繊維である。好ましい繊維は、Ｍｏｎｓａｎｔｏ
によって商標「Ｃｅｒｅｘ」で販売されている不織ナイ
ロンである。
れているように、多孔質材料はカセット１１の底壁およ
び直立穴明け壁上に置かれうる。多孔質材料は、カバー
・プレート４５の穴上に置かれてもよい。組織サンプル
が処理されつつあるときに多孔質材料が用いられる。こ
のことは、カセット１１の穴またはカバー・プレート４
５の穴を通過するのに十分に小さい寸法につくられてい
る組織サンプルの一部を生じる。多孔質材料は、液体を
容易に通過させるが組織の一部を保持する多孔繊維、好
ましくは不織のものである。多孔材料は、約５ミクロン
の最大小孔寸法で約３５％と約６５％との間の多孔性を
有する繊維である。好ましい繊維は、Ｍｏｎｓａｎｔｏ
によって商標「Ｃｅｒｅｘ」で販売されている不織ナイ
ロンである。
【００２０】複数のカセットが積層フレーム３１に装填
され、そして、ハンドル５１によって定位置に止められ
た後に、複数のカセットが処理の準備を整える。カセッ
トの装着は多数の現存する処理技術によって処理される
のに適している。例えば、カセットの装着積層が図８に
示すように作業コンテナ５９に置かれうる。カバー６１
はカセットの装着積層を入口６３と出口６５とを通して
与えられる流体の流れによる処理のために定位置に包囲
するコンテナに設けられる。代案として、カセットの装
着積層はＡｍｅｓ Ｌａｂ ＶＩＰプロセッサのような
水平のプロセッサ内に置かれうる。水平位置において
は、流体はカセットの垂直壁の穴を通るカセット１１の
底壁に平行な方向の通路に適している。
され、そして、ハンドル５１によって定位置に止められ
た後に、複数のカセットが処理の準備を整える。カセッ
トの装着は多数の現存する処理技術によって処理される
のに適している。例えば、カセットの装着積層が図８に
示すように作業コンテナ５９に置かれうる。カバー６１
はカセットの装着積層を入口６３と出口６５とを通して
与えられる流体の流れによる処理のために定位置に包囲
するコンテナに設けられる。代案として、カセットの装
着積層はＡｍｅｓ Ｌａｂ ＶＩＰプロセッサのような
水平のプロセッサ内に置かれうる。水平位置において
は、流体はカセットの垂直壁の穴を通るカセット１１の
底壁に平行な方向の通路に適している。
【００２１】本発明の重要な実施例は、図１，２，３に
示されている。これらの図面に示すように、穴は側壁、
前方壁、後方壁のすべてに、格別の特徴を有する細長く
垂直に配置されたスロットの形体で成形される。この実
施例においては、細長いスロットの少なくともいくつか
が壁の面に関して角度を付けて整列される。後方壁２１
および前方壁１９のスロットは後方壁の面に関して角度
Ａになっている。スロットはある方向にすべて整列され
てもよい。好ましくは、図２の上方から見たとき、前後
方壁の左側のスロットはカセットの右側に対向する角度
で配置される。右側のスロットは、カセットの左側に対
向する角度で配置される。逆向き、すなわち、右に整列
された右手スロットと左に整列された左手スロットが有
用である。側壁２３のスロットは、カセットの前方壁ま
たは後方壁に対面するか、または後方壁のスロットにつ
いて述べたように分割整列を有してもよい角度Ｂになっ
ている。角度ＡおよびＢは格別に厳密ではないが、これ
らの角度は約５度から約４５度の範囲内にある。角度付
きスロットを設けることによって、渦巻きまたは乱流運
動が流体に与えられて、流体がカセット１１の底壁１７
に平行な方向に通過するさいに、カセット内でその流体
が与えられている。
示されている。これらの図面に示すように、穴は側壁、
前方壁、後方壁のすべてに、格別の特徴を有する細長く
垂直に配置されたスロットの形体で成形される。この実
施例においては、細長いスロットの少なくともいくつか
が壁の面に関して角度を付けて整列される。後方壁２１
および前方壁１９のスロットは後方壁の面に関して角度
Ａになっている。スロットはある方向にすべて整列され
てもよい。好ましくは、図２の上方から見たとき、前後
方壁の左側のスロットはカセットの右側に対向する角度
で配置される。右側のスロットは、カセットの左側に対
向する角度で配置される。逆向き、すなわち、右に整列
された右手スロットと左に整列された左手スロットが有
用である。側壁２３のスロットは、カセットの前方壁ま
たは後方壁に対面するか、または後方壁のスロットにつ
いて述べたように分割整列を有してもよい角度Ｂになっ
ている。角度ＡおよびＢは格別に厳密ではないが、これ
らの角度は約５度から約４５度の範囲内にある。角度付
きスロットを設けることによって、渦巻きまたは乱流運
動が流体に与えられて、流体がカセット１１の底壁１７
に平行な方向に通過するさいに、カセット内でその流体
が与えられている。
【００２２】本発明のさらに別の実施例は、図１０，１
１，１２に示されている。この実施例においては、別個
のロック・カバー８５が各カセットについて設けられて
いる。この別個のロック・カバーを設けることによっ
て、積層フレームを用いずに単独のカセットの個々の取
扱いを許す。カバー８５は、カセットの前方でチャネル
９３を介して挿入されるロック・タブ９１から有してい
る。ロック・タブ９１はロック位置にあるロック凹部９
７に係合される外方に延びるチップ９５を有している。
ロック・タブ９１は、それがチャネル９３に挿入された
ときに、チップ９５がチャネル９３の前方壁から離れる
ようにロック・タブを押し付ける弾性材料からできてい
る。チップ９５は、上向き圧力がハンドル９９に加えら
れたときに、カバー８５の非係合を許す湾曲形状を有し
ている。カバー８５は、前述したように、カセットを通
る流体の流れを許す穴１０１を設けられている。カバー
８５はカバーの周囲に延びる積層フランジ８６を与える
ようにカセットと同じオフセット形状を有している。こ
れは、カバーの有無カセットが混ぜた不規則の配列に積
層されうるように本発明のカセットの使用のさいに極端
な融通性を許す。
１，１２に示されている。この実施例においては、別個
のロック・カバー８５が各カセットについて設けられて
いる。この別個のロック・カバーを設けることによっ
て、積層フレームを用いずに単独のカセットの個々の取
扱いを許す。カバー８５は、カセットの前方でチャネル
９３を介して挿入されるロック・タブ９１から有してい
る。ロック・タブ９１はロック位置にあるロック凹部９
７に係合される外方に延びるチップ９５を有している。
ロック・タブ９１は、それがチャネル９３に挿入された
ときに、チップ９５がチャネル９３の前方壁から離れる
ようにロック・タブを押し付ける弾性材料からできてい
る。チップ９５は、上向き圧力がハンドル９９に加えら
れたときに、カバー８５の非係合を許す湾曲形状を有し
ている。カバー８５は、前述したように、カセットを通
る流体の流れを許す穴１０１を設けられている。カバー
８５はカバーの周囲に延びる積層フランジ８６を与える
ようにカセットと同じオフセット形状を有している。こ
れは、カバーの有無カセットが混ぜた不規則の配列に積
層されうるように本発明のカセットの使用のさいに極端
な融通性を許す。
【００２３】本発明のカセットを用いる組織標本の処理
に特別に適した一形式の処理装置は、洗浄機械式作用を
与えるものである。フレーム３１にロックされた後の積
層カセットはコンテナ内に置かれる。コンテナは適当な
処理流体を設けられ、また、コンテナは１８０度一方方
向に回転させることによってただちに続く他方の方向に
１８０度回転するようにされる。このような運動は底壁
１７に平行な処理流体の流れの成分を与え、また、本発
明のカセットの両処理特徴を利用する底壁１７に垂直な
流れの成分を与える。
に特別に適した一形式の処理装置は、洗浄機械式作用を
与えるものである。フレーム３１にロックされた後の積
層カセットはコンテナ内に置かれる。コンテナは適当な
処理流体を設けられ、また、コンテナは１８０度一方方
向に回転させることによってただちに続く他方の方向に
１８０度回転するようにされる。このような運動は底壁
１７に平行な処理流体の流れの成分を与え、また、本発
明のカセットの両処理特徴を利用する底壁１７に垂直な
流れの成分を与える。
【００２４】図９のブロック線図を参照すれば、組織標
本６７はステーション１においてカセット１１内に置か
れる。組織標本６７はミクロトーム切断に最も適した方
向にカセット内で動かされなくなったままで、また、低
密度のポリウレタンのようなスポンジ材料のブロック
（図示せず）が各組織サンプル上に置かれる。カセット
のラベル貼付領域６９が図１に示すようにマークを付け
られ、また、その領域６９が前方壁１９から延びる傾斜
面上にある。前方壁１９から延びる傾斜面６９はカセッ
トを積層配列に把持しかつ配置することを助成する。傾
斜面６９はラベル貼付の目的で大きい面を与える。
本６７はステーション１においてカセット１１内に置か
れる。組織標本６７はミクロトーム切断に最も適した方
向にカセット内で動かされなくなったままで、また、低
密度のポリウレタンのようなスポンジ材料のブロック
（図示せず）が各組織サンプル上に置かれる。カセット
のラベル貼付領域６９が図１に示すようにマークを付け
られ、また、その領域６９が前方壁１９から延びる傾斜
面上にある。前方壁１９から延びる傾斜面６９はカセッ
トを積層配列に把持しかつ配置することを助成する。傾
斜面６９はラベル貼付の目的で大きい面を与える。
【００２５】複数のカセットは積層フレーム３１に一体
に重ねられ、また、ステーション２に示すように、カバ
ー・プレート４５およびロック・ハンドル５１を用いて
定位置に止められる。カセットの装着された積層がステ
ーション３に示すように往復式の処理室に置かれるか、
または、ステーション４に示すように適当な流体の連続
通路用のコンテナ５９内に置かれてもよい。ステーショ
ン５において、一連の処理試薬が標本の処理用の往復コ
ンテナに置かれる。カセットは、ステーション６，７に
示すように、積層フレームから取り除かれる。標本６７
はカセットから取り除かれ、ステーション８において鋳
型７３の凹部７１に置かれる。パラフィン溜め（図示せ
ず）からの溶融パラフィンが凹部７１に置かれる。溶融
パラフィンの硬化前に、標本が取り除かれたカセット１
１が標本６７に関して重なって鋳型１７３の受け部分に
置かれる。追加の溶融パラフィンが、それが硬化したと
きにカセットを標本にただちに嵌合されるようにカセッ
ト１１の上面に注がれる。取り付けられた標本を有する
カセットが鋳型から取り除かれ、そして、カセットを保
持するチャック７５と、１つの組織標本６７を組織部分
７９に切断するミクロトーム・ブレード７７とを有する
ステーション９としてミクロトーム切断部分に伝達され
る。
に重ねられ、また、ステーション２に示すように、カバ
ー・プレート４５およびロック・ハンドル５１を用いて
定位置に止められる。カセットの装着された積層がステ
ーション３に示すように往復式の処理室に置かれるか、
または、ステーション４に示すように適当な流体の連続
通路用のコンテナ５９内に置かれてもよい。ステーショ
ン５において、一連の処理試薬が標本の処理用の往復コ
ンテナに置かれる。カセットは、ステーション６，７に
示すように、積層フレームから取り除かれる。標本６７
はカセットから取り除かれ、ステーション８において鋳
型７３の凹部７１に置かれる。パラフィン溜め（図示せ
ず）からの溶融パラフィンが凹部７１に置かれる。溶融
パラフィンの硬化前に、標本が取り除かれたカセット１
１が標本６７に関して重なって鋳型１７３の受け部分に
置かれる。追加の溶融パラフィンが、それが硬化したと
きにカセットを標本にただちに嵌合されるようにカセッ
ト１１の上面に注がれる。取り付けられた標本を有する
カセットが鋳型から取り除かれ、そして、カセットを保
持するチャック７５と、１つの組織標本６７を組織部分
７９に切断するミクロトーム・ブレード７７とを有する
ステーション９としてミクロトーム切断部分に伝達され
る。
【００２６】図９のブロック線図におけるステーション
１０に示すように、組織の切断部分はガラス・スライド
８１上の温水浴における処理、試薬８２による処理、お
よび周知の組織技術にもとづいて第２ガラス・スライド
８３による被覆によってさらに処理される。
１０に示すように、組織の切断部分はガラス・スライド
８１上の温水浴における処理、試薬８２による処理、お
よび周知の組織技術にもとづいて第２ガラス・スライド
８３による被覆によってさらに処理される。
【００２７】
【発明の効果】本発明のいくつかの利点は、十分に理解
されうるであろう。組織サンプルの埋設および切断によ
る定着から組織サンプルが完全に処理されるカセット
は、単純で安価である。カセットは２つの方向に処理液
の流通を与えて、同じ溶液で処理された組織サンプルの
横断汚染に対して完全な保証を与えながら、組織標本に
対して処理流体のより効率的な接触を促進させる。カセ
ットは個々のカセットのための上カバーを与える必要性
を排除して重ねることができる。カセットは最小容量の
溶液で組織標本を処理し、かつ、最小容量のパラフィン
で標本を埋め込むことができる。積層カセットが特に適
用できる液体流システムはほとんど習熟時間を必要とし
ない。必要に応じて、組織サンプルはカセット内で染め
られることもできる。
されうるであろう。組織サンプルの埋設および切断によ
る定着から組織サンプルが完全に処理されるカセット
は、単純で安価である。カセットは２つの方向に処理液
の流通を与えて、同じ溶液で処理された組織サンプルの
横断汚染に対して完全な保証を与えながら、組織標本に
対して処理流体のより効率的な接触を促進させる。カセ
ットは個々のカセットのための上カバーを与える必要性
を排除して重ねることができる。カセットは最小容量の
溶液で組織標本を処理し、かつ、最小容量のパラフィン
で標本を埋め込むことができる。積層カセットが特に適
用できる液体流システムはほとんど習熟時間を必要とし
ない。必要に応じて、組織サンプルはカセット内で染め
られることもできる。
【図１】本発明のカセットの斜視図である。
【図２】図１のカセットの平面図である。
【図３】図２のカセットの一部の拡大破断図である。
【図４】図１の複数のカセットを積層するために有用な
フレームの斜視図である。
フレームの斜視図である。
【図５】図４の積層フレームの側面図であって、図１の
複数のカセットを示す。
複数のカセットを示す。
【図６】カセットの積層の側面図である。
【図７】図６の積層板の一部の部分破断断面図である。
【図８】図４の積層フレーム内に装填されかつ本発明の
方法の操作に用いる室内に置かれた図１の複数のカセッ
トの斜視図である。
方法の操作に用いる室内に置かれた図１の複数のカセッ
トの斜視図である。
【図９】カセットの処理のさいに種々の工程を示す流れ
線図である。
線図である。
【図１０】カセット用ロッキング・カバーを示す本発明
の別の実施例の斜視図である。
の別の実施例の斜視図である。
【図１１】カバーを定位置にロックしたカセットの後方
部分を示す部分破断図である。
部分を示す部分破断図である。
【図１２】カバーを定位置にロックしたカセットの前方
部分を示す部分破断図である。
部分を示す部分破断図である。
１１：カセット、１３：連続積層体、１７：底壁、１
９：前方壁、２１：後方壁、２３：側壁、２７：穴、２
９：穴、３１：積層フレーム、３５：仕切部、４１：ス
ロット、３３：ベース、４５：カバー・プレート、５
１：ロック・ハンドル、５３：スタッド、５５：カム、
５９：作業コンテナ、６１：カバー、８５：ロック・カ
バー、９１：ロック・タブ、９７：ロック凹部、８６：
積層フランジ、６７：組織標本、６９：ラベル貼付領
域、７７：ミクロトーム・ブレード。
９：前方壁、２１：後方壁、２３：側壁、２７：穴、２
９：穴、３１：積層フレーム、３５：仕切部、４１：ス
ロット、３３：ベース、４５：カバー・プレート、５
１：ロック・ハンドル、５３：スタッド、５５：カム、
５９：作業コンテナ、６１：カバー、８５：ロック・カ
バー、９１：ロック・タブ、９７：ロック凹部、８６：
積層フランジ、６７：組織標本、６９：ラベル貼付領
域、７７：ミクロトーム・ブレード。
Claims (22)
- 【請求項１】 底壁、２つの側壁、前方壁、後方壁を有
する開口頂部コンテナからなり、前記底壁は該底壁の面
に垂直な方向にカセットを通る流体通路をつくるように
配置された複数の第１穴を有し、前記後方壁、側壁、前
方壁のうちの少なくとも２が複数の第２穴を有し、該第
２穴は前記底壁の面に平行な方向にカセットを通る流体
通路をつくるように配置された垂直方向に細長くされた
スロットであり、前記スロットのうちの少なくともいく
つかが前記壁の面に角度を付けて配置されて渦巻き運動
をカセットを通る流体の通路中に前記流体に与え、組織
試験用標本の準備に用いる積層自在カセット。 - 【請求項２】 前記スロットのすべてが該スロットが配
置される各壁の面に角度を付けて配置されていることを
特徴とした請求項１に記載のカセット。 - 【請求項３】 前記第２穴が前記後方壁と前記前方壁に
配置されることを特徴とした請求項１に記載のカセッ
ト。 - 【請求項４】 前記第２穴が前記側壁の配置されること
を特徴とした請求項１に記載のカセット。 - 【請求項５】 前記第２穴が前記後方壁、前方壁、側壁
のすべてに配置されていることを特徴とした請求項１に
記載のカセット。 - 【請求項６】 前記後方壁および前記前方壁の前記角度
付きスロットが角度Ａで配置されていることを特徴とし
た請求項５に記載のカセット。 - 【請求項７】 前記角度Ａは５度から４５度であること
を特徴とした請求項６に記載のカセット。 - 【請求項８】 前記側壁の前記第２穴の少なくともいく
つかが角度Ｂで配置されていることを特徴とした請求項
５に記載のカセット。 - 【請求項９】 前記角度Ｂは５度から４５度であること
を特徴とした請求項８に記載のカセット。 - 【請求項１０】 多孔質材料が穴の少なくともいくつか
の上に置かれることを特徴とした請求項１に記載のカセ
ット。 - 【請求項１１】 複数の穴を明けたカバーを有し、該カ
バーがカセットにロック関係に配置されうるようになっ
ていて標本の個々の処理のために閉鎖カセットを与える
ことを特徴とした請求項１に記載のカセット。 - 【請求項１２】 前記カバーは該カバーの頂部にカセッ
トの重積を許す包囲円周フランジにオフセット凹部を有
することを特徴とした請求項１１に記載のカセット。 - 【請求項１３】 複数の共同の積層自在のカセットを有
し、各カセットは底壁、２つの側、前方壁、後方壁を有
し、重ねられた各上のカセットが各下のカセット用の頂
部壁を与え、前記底壁は該底壁の面に垂直な方向にカセ
ットを通る流体通路をつくるように配置された複数の第
１穴を有し、前記後方壁、側壁、前方壁のうちの少なく
とも２が複数の第２穴を有し、該第２穴は前記底壁の面
に平行な方向にカセットを通る流体通路をつくるように
配置された垂直方向に細長くされたスロットであり、前
記スロットのうちの少なくともいくつかが前記壁の面に
角度を付けて配置されて渦巻き運動をカセットを通る流
体の通路中に前記流体に与え、組織学的試験用の多数の
組織標本の同時準備装置。 - 【請求項１４】 前記第２穴が少なくとも前記後方壁と
前記前方壁に配置されることを特徴とした請求項１３に
記載の装置。 - 【請求項１５】 前記第２穴が少なくとも前記側壁に配
置されることを特徴とした請求項１３に記載の装置。 - 【請求項１６】 前記角度付きスロットが少なくとも後
方壁および前記前方壁に配置され、上から見て前記両壁
の左側にある角度付きスロットが前記カセットの右側に
対向する角度Ａで配置され、前記両壁の右側の角度付き
スロットが前記カセットの左側に対向する角度Ａで配置
されていることを特徴とした請求項１３に記載の装置。 - 【請求項１７】 前記角度Ａは５度から４５度であるこ
とを特徴とした請求項１３に記載の装置。 - 【請求項１８】 前記側壁の前記第２穴の少なくともい
くつかが角度Ｂで配置されている細長い垂直スロットで
あることを特徴とした請求項１５に記載の装置。 - 【請求項１９】 前記角度Ｂは５度から４５度であるこ
とを特徴とした請求項１８に記載の装置。 - 【請求項２０】 積層ロック配列に複数の積層自在のカ
セットを保持するための積層フレームを有することを特
徴とした請求項１８に記載の装置。 - 【請求項２１】 カセットの積層の最上に複数の穴を明
けたカバーを有していることを特徴とした請求項２０に
記載の装置。 - 【請求項２２】 前記カセットの積層のうちの中間のカ
セットの少なくとも１つがロック・カバーを設けられて
いることを特徴とした請求項２１に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/567,274 US5080869A (en) | 1990-08-14 | 1990-08-14 | Apparatus and method for preparing tissue samples for histological examination |
| US567274 | 1990-08-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618382A true JPH0618382A (ja) | 1994-01-25 |
| JP3152963B2 JP3152963B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=24266477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20444791A Expired - Lifetime JP3152963B2 (ja) | 1990-08-14 | 1991-08-14 | 組織学的試験用組織標本の準備装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5080869A (ja) |
| EP (1) | EP0471534B1 (ja) |
| JP (1) | JP3152963B2 (ja) |
| DE (1) | DE69117227T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007508569A (ja) * | 2003-10-17 | 2007-04-05 | バイオパス・オートメーション・エル・エル・シー | 処理、包埋及びミクロトームでの処置の間、組織標本を管理・保持するためのカセット及びそれらのための手法 |
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| JP3320444B2 (ja) * | 1992-04-06 | 2002-09-03 | 株式会社千代田製作所 | 染色装置用ノズル洗浄装置 |
| US5424040A (en) * | 1992-11-09 | 1995-06-13 | Bjornsson; Bjorn L. | Tissue specimen collection kit |
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