JPH06183131A - インクジェット記録シート - Google Patents

インクジェット記録シート

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JPH06183131A
JPH06183131A JP43A JP33613492A JPH06183131A JP H06183131 A JPH06183131 A JP H06183131A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33613492 A JP33613492 A JP 33613492A JP H06183131 A JPH06183131 A JP H06183131A
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JP
Japan
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ink
receiving layer
recording sheet
layer
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP43A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Okura
浩和 大倉
Sueaki Senoo
季明 妹尾
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06183131A publication Critical patent/JPH06183131A/ja
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高いインク吸収性と高い光沢度を両立させる
高品位の画像形成を可能にするインクジェット記録シー
トを得る。 【構成】 支持体上に少なくとも一層以上の層構成を有
する第1のインク受理層、最表層である第2のインク受
理層を順次積層してなり、該第1のインク受理層成分
が、顔料、水性接着剤及びカチオン性高分子染料定着剤
を主成分とするものであり、第2のインク受理層が無機
微粒子のみで構成されており、更にインク受理層表面と
画像記録部の60度鏡面光沢度がそれぞれ特定範囲内に
あるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性インクを用いて記
録を行うインクジェット記録シートに関するものであ
り、インク吸収性と光沢度を両立させ高品位画像を形成
でき、特にインク受理層表面とインク受理後の光沢度の
差が非常に小さいインクジェット記録シートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、インクの微
小液滴を種々の作動原理により飛翔させて紙などの記録
シートに付着させ、画像・文字などの記録を行なうもの
であるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターン
の融通性が大きい、現像及び定着が不要等の特徴があ
り、漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置と
して種々の用途に於いて急速に普及している。更に、多
色インクジェット方式により形成される画像は、製版方
式による多色印刷やカラー写真方式による印画に比較し
て遜色のない記録を得ることが可能であり、作成部数が
少なくて済む用途では写真技術によるよりも安価である
ことからフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつ
つある。
【0003】このインクジェット記録方式で使用される
記録シートとしては、印字ドットの濃度が高く、色調が
明るく鮮やかであること、インクの吸収が早くて印字ド
ットが重なった場合に於いてもインクが流れ出したり滲
んだりしないこと、印字ドットの横方向への拡散が必要
以上に大きくなく、かつ周辺が滑らかでぼやけないこと
等が要求される。
【0004】これらの問題を解決するために、従来より
いくつかの提案がなされてきた。例えば、特開昭52-530
12号公報には、低サイズの原紙に表面加工用の塗料を湿
潤させてなるインクジェット記録用紙が開示されてい
る。また、特開昭55- 5830号公報には、支持体表面にイ
ンク吸収性の塗層を設けたインクジェット記録用紙が開
示され、また、特開昭55-51583号公報及び特開昭56-157
号公報には、被覆層中の顔料として非膠質シリカ粉末を
使った例が、更に、特開昭55-11829号公報には、インク
吸収速度の異なる2層構造を使った塗抹紙の例が開示さ
れている。
【0005】しかし、一般にインク吸収性のあるインク
受理層は、インクを吸収し保持するための空隙を多く有
する必要があり、そのため当然空隙の多いインク受理層
は空気との界面、塗層表面のミクロな凹凸を多く有する
ことになり、インク受理層への入射光が散乱されてしま
ったり、透過が妨げられるため、光沢が出にくく、また
不透明になる。更に、空隙に浸透したインクに光が到達
しにくくなるため画像が白っぽくなり、色再現性及び色
濃度が低下する。この様な欠点を解決し、光沢感があ
り、色再現性や色濃度の高い画像を得るために従来から
幾つか提案がなされて来た。
【0006】例えば、後処理法として、特開昭53-35538
号公報及び同53-35539号公報では、印字後に光沢液を噴
射する方法が開示され、特開昭53-50744、同59-19628
5、同59-201891、同59-204591、 同59-204592並びに同5
9-222381号公報等では、熱可塑性樹脂及びその微粒子を
含有する記録シートに印字した後、熱、圧力、可塑剤又
は有機溶剤を用いて処理を行う方法が開示され、特開昭
57-63264号公報では、印字後透明トナーを付着し加圧処
理を行う方法が開示され、特開昭56-77154号公報では、
印字後空隙を不揮発性無色の物質で充填する方法が開示
され、特開昭59-190885号公報では、印字後 光硬化型樹
脂を含浸硬化させる方法が開示され、特開昭55- 150370
号公報では、合成パルプを含有する記録紙に印字した後
熱処理を行う方法が開示されている。
【0007】しかし、上述した後処理方法は、光沢のあ
る記録画像を得ることは出来るものの後処理用の装置が
必要であり、また操作も煩雑なものになってしまうた
め、実用性に乏しく、更に装置が高価なものになってし
まう。従って、この様な光沢を付与するための後処理を
必要としない、記録面及び画像記録部に光沢感があり、
しかも高いインク吸収性を有するインクジェット記録シ
ートが望まれている。
【0008】この様なインクジェット記録シートとして
は、例えば、特開昭61- 197285号公報には、透明な支持
体上に多孔質なインク受理層を形成し、インク受理層に
形成した画像を支持体側から観察する方法が提案されて
いる。特開平3-215081には、透明な支持体上に多孔性ア
ルミナ水和物からなる染料吸着層、多孔性微粉シリカか
らなる溶剤吸収層を順次積層し、染料吸着層に形成した
画像を支持体側から観察する方法が提案されている。
【0009】しかし、これらの方法では画像を印字する
際に鏡像となるように画像処理する必要があり、さらに
使用する支持体が透明性を有するものに固定されてしま
うという欠点がある。また、特開平 2-113986号公報に
は、カチオン性高分子電解質を含む水溶液で処理した後
にキャストする方法、特開平2-274587号公報には、光沢
向上のためにコロイダルシリカを用い、カチオン性高分
子電解質を含む水溶液で処理した後にキャストする方法
の提案がなされている。しかし、カチオン性高分子電解
質の使用は、印字した際に表面に存在するカチオン性高
分子電解質がインクに再溶解することにより印字部分の
表面形状が粗面化され、印字部分の光沢感が喪失、画像
の鮮明性の低下を生じてしまう欠点を有している。さら
に、コロイダルシリカの使用は、キャストする際にコロ
イダルシリカの湿潤による接着性が発現してしまい、操
業性が悪化してしまう。
【0010】光沢を付与する目的で、溶解・膨潤により
インクを吸収する樹脂を塗布した記録紙、フィルム等が
あるが、この様な樹脂の溶解・膨潤によりインクを吸収
させようとするものは、光沢は得られるものの、インク
の吸収、乾燥が遅く、インク転写による汚れや滲みの発
生のため、ハンドリングの面で劣っているのが実状であ
る。
【0011】従来より提案されている記録シートは、何
れもインク受理層に有機高分子接着剤である有機樹脂成
分を含有するものである。インク受理層中に有機樹脂成
分が存在すると、インクとの接触により膨潤あるいは溶
解がインクと樹脂の界面で生じ、樹脂部分が印字により
変形してしまうことから、印字部分の光沢が著しく低下
してしまうといった欠点が生じてしまう。上記欠点を回
避するためには、インクとの接触により変形といった影
響を受けない成分でインク受理層を構成することにより
可能となるが、まだ見出されていないのが現状である。
【0012】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した
様な光沢を付与するための後処理を必要とせず、高いイ
ンク吸収性を有し、水性インクによる印字において、高
い色再現性と色濃度を有すると共に光沢度が高く、且つ
インク受理層表面と画像記録部の光沢度の差が小さい高
品位の画像形成を可能にしたインクジェット記録シー
ト、特に、光沢感が要望されるフルカラー記録用インク
ジェット記録シートを提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、インクジ
ェット記録シートについて種々検討を重ねた結果、該記
録シートのインク受理層の最表層を無機微粒子で形成さ
せ、実質的に有機高分子接着剤を含有させないことによ
り、水性インクによる印字において、高い色再現性と色
濃度を有すると共に光沢度が高く、且つインク受理層表
面と画像記録部の光沢度の差が小さい高品位の画像形成
が達成されることを見いだした。
【0014】即ち、本発明は、支持体上に少なくとも一
層以上の層構成を有する第1のインク受理層、最表層で
ある第2のインク受理層を順次積層してなり、該第1の
インク受理層成分が、顔料、水性接着剤及びカチオン性
染料定着剤を主成分とするものであり、第2のインク受
理層成分が、実質的に有機高分子接着剤を含まず、無機
微粒子であることを特徴とするインクジェット記録シー
トを提供するものである。
【0015】製紙分野において、光沢化処理は、スーパ
ーカレンダー、グロスカレンダー等の加工装置を用い、
圧力をかけたロール間を通紙することで、塗層表面を平
滑化する方法が一般的である。インクジェット記録シー
トに光沢を付与する目的で、スーパーカレンダー、グロ
スカレンダー等で処理を行うと、光沢度の増加と共に塗
層の空隙が減少し、インクの吸収が遅くなり、また吸収
容量の不足からインクのあふれが発生してしまう。
【0016】塗層の空隙の減少は、空隙量の減少および
平均空隙径が小さくなる現象として観察されるが、この
現象には、顔料よりも接着剤として用いられている有機
高分子接着剤、言換えれば有機樹脂の影響が大きく、圧
力による有機樹脂の変形が結果として、顔料粒子の密充
填を生じさせ、塗層の空隙が減少していると考えられ
る。
【0017】また、インク受理層中に有機樹脂が存在す
ると、粒子間空隙を減少させインク吸収性を低下させる
と共に、インクとの接触により膨潤或は溶解がインクと
有機樹脂の界面で生じ、有機樹脂部分が印字により変形
してしまうことから、印字部分の光沢が著しく低下して
しまうといった欠点が生じてしまう。
【0018】本発明者らは、上記のような欠点を最表層
のインク受理層を有機高分子接着剤を含まず、無機微粒
子のみで構成することにより解決できることを見いだ
し、本発明を完成するに到った。
【0019】本発明に係わる有機高分子接着剤とは、例
えば、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱
粉等の澱粉誘導体;カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体;カゼイ
ン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール又はそ
の誘導体;ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹
脂、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレ
ート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラ
テックス;アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エス
テルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体等のア
クリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸ビニル共重合
体等のビニル系重合体ラテックス;或はこれら各種重合
体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変
性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬
化合成樹脂等の水性接着剤;ポリメチルメタクリレート
等のアクリル酸エステル;メタクリル酸エステルの重合
体又は共重合体樹脂;ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド
樹脂等の合成樹脂系接着剤等のことである。
【0020】本発明に係わる無機微粒子とは、アルミナ
水和物、カチオン性コロイダルシリカ及びアニオン性コ
ロイダルシリカの群から選ばれた2種類以上の粒子でコ
ロイド溶液として供給される。
【0021】アルミナ水和物又はコロイダルシリカを塩
基性塩化アルミニウム等で処理して得られるカチオン性
コロイダルシリカは、その粒子表面が高度の陽性電荷を
帯びているカチオン性物質であり、陰性電荷を帯びたア
ニオン性物質の表面に吸着し、それらの物質の表面に他
の陰性電荷を帯びたアニオン性物質を固着させる働きを
有している。これらは、無定形、擬ベーマイト、ベーマ
イト、その他の結晶形を有するアルミナ水和物を示す。
【0022】コロイダルシリカは、無水珪酸の超微粒子
を水或は有機溶媒を分散媒とし、これを分散せしめたコ
ロイド溶液として供給されているもののことである。コ
ロイダルシリカは、近年、凝集形態を有するものも開発
されているが、一般的には、コロイド溶液中で一次粒子
の形態で存在し、一次粒子が塊状に凝集した二次粒子と
して存在する非晶質シリカとは異なった特性を有してい
る。特に、自己接着能を有し、造膜する点において、非
晶質シリカとは大きく異なる。
【0023】これらの無機微粒子からなる最表層は、無
機微粒子の一次粒子径が非常に小さく表面の凹凸が微細
であること、無機微粒子の表面が親水性であり、水性イ
ンクに対して濡れ性が良いこと、および無機質粒子であ
ることから、インクによる溶解・膨潤がなく、機械的、
熱的にも安定であり、粒子の変形が生じず、粒子間空隙
が保存される等の理由により、インク吸収性、インク受
理層表面の光沢および画像記録部の光沢の並立を可能な
らしめているものと考えられる。
【0024】本発明の最表層は、アルミナ水和物、カチ
オン性コロイダルシリカ又はアニオン性コロイダルシリ
カの群から選ばれた2種類以上の無機微粒子の組合せで
構成することが望ましく、さらに一次粒子径に関して、
20nm以下と40nm〜200nmの範囲にある無機
微粒子の組合せが望ましい。
【0025】無機微粒子の自己接着能は、一次粒子径が
小さくなるほど強く発現し、一次粒子径が大きくなるほ
ど弱くなることが知られている。無機微粒子の自己接着
能は、凝集力の強さと相関しており一次粒子径の小さ
い、自己接着能の強いものだけで塗層を形成させようと
すると凝集によるひび割れが生じ、均一な塗層を得るこ
とが困難である。また、一次粒子径の大きな無機粒子を
用いると、ひび割れのない塗層が得られるが、接着力の
不足から十分な塗層強度が得られず、本発明の組合せに
おいてのみ十分な接着強度を有し、ひび割れのない塗層
を得ることが可能である。
【0026】また、一次粒子径が200nmを超えてし
まうと不透明性が高くなり、隠ぺい性が発現してしまう
ことから、印字部分の色彩性の低下を生じてしまい好ま
しくない。
【0027】しかし、支持体上に無機微粒子からなるイ
ンク受理層を設けただけでは、インクがインク受理層の
みならず支持体にまで浸透してしまい、記録濃度の低下
あるいは裏抜けといった問題を生じてしまう。
【0028】本発明は、上記問題をインク保持を主目的
とする少なくとも一層以上の層構成を有する第1のイン
ク受理層を支持体上に設けることで解決するに至った。
支持体上に顔料、水性接着剤並びにカチオン性高分子染
料定着剤を主成分とする第1のインク受理層を設けるこ
とで、最表層を透過したインクが第1のインク受理層に
浸透し、インク受理層中に保持されるとともにインク受
理層中の染料定着剤の作用で染料が定着される。以上の
作用によりインクの支持体への浸透を防止し、裏抜けの
発生を防止しているものと思われる。
【0029】本発明の記録シートの塗工後或はスーパー
カレンダー、グロスカレンダー等で処理して得られるイ
ンク受理層表面の60度鏡面光沢度は、25%以上、イ
ンク受理後の画像記録部分の60度鏡面光沢度が20%
以上の範囲で十分な光沢感を得ることができる。この範
囲以外では、十分な光沢感を得ることができない。
【0030】鏡面光沢度は反射光強度をもって表現さ
れ、客観的光沢度とも称される。一方、光沢感、つやと
いった言葉で表現される、人が目で感じる光沢は、鏡面
光沢度の測定値とは完全に一致しない。このことは、光
沢感には反射光強度のみならず、反射光強度と拡散光強
度の比率も大きく影響していることが原因と考えられて
いる。
【0031】本発明に於て60度鏡面光沢度を採用した
理由は、75度鏡面光沢度を採用しているJIS P−
8142において強光沢紙への適用が除外されているこ
と、並びに強光沢紙の光沢度の比較に推奨されている2
0度鏡面光沢度では、インク受理後の画像記録部分の光
沢度の比較が十分なされないといった理由より、白紙部
及びインク受理後の画像記録部分の光沢度の比較が十分
に可能な60度鏡面光沢度を採用した。
【0032】また、インク受理層表面の60度鏡面光沢
度を分母、インク受理後の画像記録部の60度鏡面光沢
度を分子とした時の比が、90%以上であることが好ま
しく、90%未満では、白紙部分と記録画像部のコント
ラストのバランスがくずれ、高品位な印画物が得られな
くなってしまう。
【0033】本発明の最表層以外のインク受理層は、顔
料、水性接着剤並びにカチオン性高分子染料定着剤を主
成分としてなるものであるが、該インク受理層には、イ
ンクを吸収し保持する能力と印字部の色彩性等が要求さ
れるため、これらの要求特性を損なわない範囲で、顔
料、水性接着剤並びにカチオン性染料定着剤を選択する
必要がある。
【0034】本発明の最表層以外のインク受理層に含有
される顔料としては、合成微粒子シリカ、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸亜
鉛、珪酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化アル
ミニウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、ポリ水
酸化アルミニウム化合物、アルミナ水和物、コロイダル
シリカ、穀物類澱粉粒子、加工澱粉粒子、プラスチック
ピグメント、尿素樹脂顔料、結晶化セルロース粒子、非
結晶化セルロース粒子等の無機系、有機系顔料又は粒子
があり、これらの顔料および粒子は要求される特性を損
なわない範囲で用いられる。
【0035】これらの顔料又は粒子のうち、インクの吸
収性および印字画像の色彩性の点から、合成微粒子シリ
カ、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニ
ウム、ポリ水酸化アルミニウム化合物、アルミナ水和
物、穀物類澱粉粒子、加工澱粉粒子が好ましく用いられ
る。
【0036】本発明の最表層以外のインク受理層に用い
られる水性接着剤としては、例えば、上述した有機高分
子接着剤およびコロイダルシリカ、アルミナ水和物等の
無機接着剤が単独或は複合して用いられる。
【0037】これら接着剤のうち、接着力の点からポリ
ビニルアルコール又はその誘導体、コロイダルシリカが
好ましい。
【0038】本発明の最表層以外のインク受理層におい
て、接着剤は、顔料100部に対して5〜100部、好
ましくは10〜50部が用いられるが、顔料の結着に十
分な量であればよく、その比率は特に限定されるもので
はない。しかし、100部を超えて用いると接着剤の造
膜により空隙構造を減らし、或は空隙を極端に小さくし
てしまいインクの吸収性が悪化してしまう。
【0039】本発明のインク受理層で用いられるカチオ
ン性染料定着剤は、水に溶解したとき、離解してカチオ
ン性を呈する従来公知のモノマー、オリゴマーあるいは
ポリマーがいずれも使用できるが、好ましくは3級又は
4級アンモニウム基を有するオリゴマー又はポリマーで
ある。また、水性インクにより記録された画像は、水に
流れない方が好ましく、この目的のために、耐水化剤と
してカチオン性樹脂、カチオン性界面活性剤、カチオン
変性無機粒子等を最表層以外のインク受理層に添加する
こともできる。さらに必要なら、顔料分散剤、増粘剤、
流動性改良剤、消泡剤、発泡剤、浸透剤、着色顔料、着
色染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防バイ剤等を最表層以外のインク受理層に適宣配合
することもできる。
【0040】本発明で云う水性インクとは、下記着色剤
及び液媒体、その他の添加剤から成る記録液体である。
着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料、反
応性染料あるいは食品用色素等の水溶性染料である。
【0041】水性インクの溶媒としては、水及び水溶性
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアル コール、イソブチルアルコール
等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセ
トン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトンア
ルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール類;エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
トリエチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオー
ル、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチ
レングリコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレ
ングリコール類;グリセリン、エチレングリコールメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールメチル(又はエチ
ル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が
挙げられる。
【0042】これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、
ジエチレングリコール等の多価アルコール、トリエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノエチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテルは好ましいものである。その他の添加剤と
しては、例えばPH調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘
度調整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び
防錆剤、等が挙げられる。
【0043】本発明で使用される支持体としては、LB
KP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、RM
P、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パル
プ、DIP等の古紙パルプ、等の木材パルプと従来公知
の顔料を主成分として、バインダーおよびサイズ剤や定
着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の
各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網
抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の各種装置で製造され
た原紙、さらに原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等
でのサイズプレスやアンカーコート層を設けた原紙や、
それらの上にコート層を設けたアート紙、コート紙、キ
ャストコート紙等の塗工紙も含まれる。この様な原紙お
よび塗工紙に、そのままインク受理層を設けても良い
し、平坦化をコントロールする目的で、マシンカレンダ
ー、TGカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー
装置を使用しても良い。
【0044】また、支持体としては、上記の原紙上にポ
リオレフィン樹脂層を設けても良いし、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、
ポリウレタン等の合成樹脂やこれらの混合物のフィルム
材や、該合成樹脂を繊維化して成型したシートも含まれ
る。
【0045】本発明におけるインクジェット記録シート
は、インクジェット記録シートとしての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いてもかまわない。例えば、熱溶融性
物質、染顔料などを主成分とする熱溶融性インクを樹脂
フィルム、高密度紙、合成紙などの薄い支持体上に塗布
したインクシートを、その裏面より加熱し、インクを溶
融させて転写する熱転写記録用受像シート、熱溶融性イ
ンクを加熱溶融して微小液滴化、飛翔記録するインクジ
ェット記録シート、油溶性染料を溶媒に溶解したインク
を用いたインクジェト記録シート、光重合型モノマーお
よび無色または有色の染顔料を内包したマイクロカプセ
ルを用いた感光感圧型ドナーシートに対応する受像シー
トなどが挙げられる。
【0046】これらの記録シートの共通点は、記録時に
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化または定着までに、記録シートのインク受理層
の深さ方向または水平方向に対して浸透または広がって
いく。上述した各種記録シートはそれぞれの方式に応じ
た吸収性を必要とするもので、本発明のインクジェット
記録シートを上述した各種の記録シートとして利用して
も何ら構わない。さらに、複写機・プリンター等に広く
使用されている電子写真記録方式のトナーを加熱定着す
る記録シートとして、本発明におけるインクジェット記
録シートを使用しても構わない。
【0047】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれらの例に限定されるものではない。又、実
施例に於いて示す「部」及び「%」は特に明示しない限
り絶乾重量部及び絶乾重量%を示す。
【0048】実施例1 濾水度450mlCSFのLBKP67部、濾水度48
0mlCSFのNBKP8部から成るパルプスラリー
に、カチオン澱粉0.6部、重質炭酸カルシウム10
部、軽質炭酸カルシウム15部、アルキルケテンダイマ
ー0.10部、を添加して、パルプスラリーのpHを
8.2に調整し、長網抄紙機で抄造乾燥し、続けてサイ
ズプレスで溶解した酸化澱粉水溶液を固形分で両面5g
/m2 となるように含浸し、乾燥しマシンカレンダー仕
上げをし、坪量95g/m2 の塗工原紙を得た。ステキ
ヒトサイズ度は20秒であった。この塗工原紙の填料分
布の多い面上に、第1のインク受理層として合成非晶質
シリカ(サイロイド74、富士デヴィソン社製)100
部、接着剤としてポリビニルアルコール(PVA11
7、クラレ社製)50部、染料定着剤としてカチオン性
樹脂(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9m
eq./g、昭和高分子社製)30部を主成分とする固
形分濃度16%の水性塗液をエアナイフコーターで絶乾
10g/m2となるように塗布乾燥し、更に第1のイン
ク受理層の上に第2のインク受理層として、コロイダル
シリカ(スノーテックス−YL、日産化学製、一次粒子
径50〜80nm)100部、コロイダルシリカ(スノ
ーテックス−UP、日産化学製、一次粒子径10〜20
nm)100部を主成分とする固形分濃度30%の水性
塗液をエアナイフコーターで絶乾6g/m2となるよう
に塗布乾燥し、インクジェット記録シートを得た。
【0049】比較例1 実施例1において、コロイダルシリカ(スノーテックス
−YL)100部、ポリビニルアルコール(PVA11
7、クラレ製)10部を主成分とする固形分濃度20%
の水性塗液を用いたこと以外は、実施例1と同様にして
インクジェット記録シートを得た。
【0050】実施例2 濾水度450mlCSFのLBKP81部、濾水度48
0mlCSFのNBKP9部から成るパルプスラリー
に、カチオン澱粉0.6部、重質炭酸カルシウム5部、
軽質炭酸カルシウム5部、アルキルケテンダイマー0.
05部、を添加して、パルプスラリーのpHを8.2に
調整し、長網抄紙機で抄造乾燥し、マシンカレンダー仕
上げして、坪量90g/m2の塗工原紙を得た。ステキ
ヒトサイ ズ度は10秒であった。この塗工原紙の填料
分布の多い面上に、第1のインク受理層として合成非晶
質シリカ(ミズカシルP−78A、水澤化学社製)10
0部、接着剤としてポリビニルアルコール(PVA11
7、クラレ社製)50部、染料定着剤としてカチオン性
樹脂(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9m
eq./g、昭和高分子社製)30部を主成分とする固
形分濃度16%の水性塗液をエアナイフコーターで絶乾
10g/m2となるように塗布乾燥し、更に第1のイン
ク受理層の上に第2のインク受理層として、アルミナ水
和物(カタロイドAS−3、触媒化成工業社製、一次粒
子径約10nm)100部、コロイダルシリカ(スノー
テックス−OL、日産化学製、一次粒子径40〜50n
m)30部、コロイダルシリカ(カタロイドーSN、触
媒化成工業社製、一次粒子径10〜20nm)30部を
主成分とする固形分濃度20%の水性塗液をエアナイフ
コーターで絶乾8g/m2となるように塗布乾燥してイ
ンクジェット記録シートを得た。
【0051】比較例2 実施例2において、第2のインク受理層としてコロイダ
ルシリカ(スノーテックスPST−3、日産化学社製、
一次粒子径300±30nm)100部、コロイダルシ
リカ(スノーテックス−20L、日産化学製、一次粒子
径40〜50nm)15部を主成分とする固形分濃度2
0%の水性塗液を用いたこと以外は実施例2と同様にし
てインクジェット記録シートを得た。
【0052】実施例3 濾水度350mlCSFのLBKP80部、濾水度38
0mlCSFのNBKP10部から成るパルプスラリー
に、カチオン澱粉0.6部、重質炭酸カルシウム5部、
タルク5部、アルキルケテンダイマー0.20部を添加
して、パルプスラリーのpHを8.0に調整し、長網抄
紙機で抄造乾燥し、マシンカレンダー仕上げして、坪量
110g/m2の塗工原紙を得た。ステキヒトサイズ度
は35 秒であった。この塗工原紙の填料分布の多い面
上に、第1のインク受理層として、合成非晶質シリカ
(ファインシールX−37B、徳山曹達社製)50部、
米澱粉(平均粒子径4.9μm)50部、接着剤として
ポリビニルアルコール(PVA117、クラレ社製)1
0部、染料定着剤としてカチオン性樹脂(スミレズレジ
ン1001、カチオン荷電量3.5meq./g、住友
化学社製)30部を主成分とする固形分濃度16%の水
性塗液をエアナイフコーターで絶乾8g/m2 となるよ
うに塗布乾燥し、更に第1のインク受理層の上に第2の
インク受理層として、カチオン性コロイダルシリカ(ス
ノーテックス−AK(3)、日産化学社製、一次粒子径
10〜20nm)100部、コロイダルシリカ(スノー
テックス−OL、日産化学製、一次粒子径40〜50n
m)50部、コロイダルシリカ(スノーテックス−O、
日産化学社製、一次粒子径10〜20nm)50部を主
成分とする固形分濃度20%の水性塗液をエアナイフコ
ーターで絶乾5g/m2となるように塗布乾燥し、カレ
ンダー仕上げしてインクジェット記録シートを得た。
【0053】実施例4 実施例3において、第2のインク受理層として、コロイ
ダルシリカ(スノーテックス−PST−1、日産化学社
製、一次粒子径100±30nm)100部、コロイダ
ルシリカ(スノーテックス−20L、日産化学製、一次
粒子径40〜60nm)100部、コロイダルシリカ
(スノーテックス−C、日産化学製、一次粒子径10〜
20nm)100部を主成分とする固形分濃度20%の
水性塗液を用いたこと以外は実施例3と同様にしてイン
クジェット記録シートを得た。
【0054】比較例3 実施例3において第1のインク受理層を塗工しなかった
こと以外は、実施例3と同様にしてインクジェット記録
シートを得た。
【0055】インクジェット記録シートの評価は、下記
の方法によった。記録濃度は、キャノン製インクジェッ
トプリンター(BJC−820J)を使用して印字し、
黒印字部をマクベスRD−918型を用いて測定した。
【0056】60度鏡面光沢度は、JIS−Z8741
−1983に準じて、日本電色工業製変角光沢度計VG
S−1001DPを用いて測定した。画像記録部の60
度鏡面光沢度は、黒印字部について測定した。
【0057】塗層強度は、黒布の上に50gの分銅を乗
せて、試料上を1m移動させたときの黒布の白粉の量を
目視で判定した。判定結果は、○付着無し、△やや付
着、×多量に付着で示した。
【0058】塗層のひび割れは、シアン印字部について
50倍の倍率で顕微鏡写真を撮影し、この写真を用いて
目視で判定した。判定結果は、○ひび割れの発生が無い
かあってもわずか。 △ひび割れがかなり認められる。 ×拡大しなくても視認できるで示した。 これらの記録シートの評価結果について、表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録シートは、
光沢を付与するための後処理を必要とせず、高いインク
吸収性を有し、水性インクによる印字において高い色再
現性と色濃度を有すると共に光沢度が高く、且つインク
受理層表面と画像記録部の光沢度の差が小さい高品位の
画像形成を可能にしたものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも一層以上の層構成
    を有する第1のインク受理層、最表層である第2のイン
    ク受理層を順次積層してなり、該第1のインク受理層成
    分が顔料、水性接着剤及びカチオン性染料定着剤を主成
    分とするものであり、第2のインク受理層成分が実質的
    に有機高分子接着剤を含まず、無機微粒子であることを
    特徴とするインクジェット記録シート。
  2. 【請求項2】 無機微粒子が、アルミナ水和物、カチオ
    ン性コロイダルシリカ及びアニオン性コロイダルシリカ
    の群から選ばれた2種類以上の無機微粒子からなること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録シー
    ト。
  3. 【請求項3】 無機微粒子が、200nm以下の一次粒
    子径を有することを特徴とする請求項1又は2記載のイ
    ンクジェット記録シート。
  4. 【請求項4】 インクジェット記録シートのインク受理
    層表面、インク受理後の画像記録部の60度鏡面光沢度
    が、それぞれ25%以上、20%以上であり、且つイン
    ク受理層表面の60度鏡面光沢度を分母、インク受理後
    の画像記録部の60度鏡面光沢度を分子とした時の比
    が、90%以上であることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のインクジェット記録シート。
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