JPH0618165Y2 - 自動連続食品冷凍装置 - Google Patents

自動連続食品冷凍装置

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JPH0618165Y2
JPH0618165Y2 JP1986188035U JP18803586U JPH0618165Y2 JP H0618165 Y2 JPH0618165 Y2 JP H0618165Y2 JP 1986188035 U JP1986188035 U JP 1986188035U JP 18803586 U JP18803586 U JP 18803586U JP H0618165 Y2 JPH0618165 Y2 JP H0618165Y2
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JP
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brine
food
pump
partition plate
refrigerant
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JP1986188035U
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JPS6392178U (ja
Inventor
克介 下川
Original Assignee
サン・プラント工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、各種食品等を自動的かつ連続的に冷凍するた
めの冷凍装置に関する。
<従来の技術> 従来の冷凍装置には次のようなものがある。
(イ)管棚式冷凍装置。
管棚上に配列された食品、又は、その包装体に−40℃以
下の冷風を1.5〜2m/sの速さで吹きつけることによって
急速冷凍するもの。
(ロ)エアーブラスト式冷凍装置。
冷却器と食品等を保持する棚又は容器が別個に配設され
たもので、台車又はコンベア上に配列された食品に、上
記同様に−40℃以下の冷風を3〜5m/sの速さで吹きつ
け連続的に急速冷凍するもの。
(ハ)接触式冷凍装置。
表面が−30℃前後のアルミ合金製のフラットタンクとフ
ラットタンクの間に食品等を接触させ、急速冷凍するも
のであって、凍結品を加圧する場合と、加圧しない場合
がある。また、接触させない場合には、接触させた場合
に比べ凍結時間が約1.5〜2倍になる。
(ニ)スプレー式冷凍装置。
台車又はコンベア上に配列した食品等に−20℃前後又は
それ以下の無機質系ブライン又は有機質系ブラインを散
布し、室温を低温に保持することによって急速冷凍する
もの。
(ホ)ブライン浸漬式(brine immersion typefreezing)
冷凍装置。
−15℃前後又はそれ以下のブライン中に食品等を浸漬
し、該食品の中心を−10℃以下にした後、ブラインのな
い冷室で更に−25℃以下の冷気(自然対流)によって、
該食品中心を−18〜−35℃又はそれ以下に急速冷凍する
もの。
<考案が解決しようとする問題点> 上記のとおり、冷凍装置には、種々のものが存在する
が、本考案は、上記(ホ)のブライン浸漬式のものに関連
するが、装置全体をコンパクトにシステム化し、加工食
品等を自動的かつ連続的に冷凍するための装置の提供を
目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案においては、二次冷媒としてのブラインを貯留す
る冷媒槽と、該冷媒槽内の適宜位置に設備されたブライ
ンを冷却するための冷却手段と、冷媒槽内の適宜位置に
設置され且つブラインを冷媒槽内で循環させるためのポ
ンプとを組み合わせ構成することによって装置全体をコ
ンパクトにシステム化した。
<作用> 冷却管内に冷媒を通過させることによりブラインを冷却
すると共に、該ブラインをポンプによって冷媒槽内を循
環させる。循環するブライン内に搬送ネットコンベアと
潜行ネットコンベアとによって食品を潜行させ、該食品
を冷凍する。食品の種類に応じて潜行時間は自由に設定
できる。また、ブラインをポンプによって循環させるた
め、熱交換が良好となり、更に、食品の移行速度よりも
ブラインの流速を高めることにより冷却効率を高めるこ
とができる。
<実施例> 以下、添付の図面に基づき一実施例について説明する。
第1図は、その構造説明図であり、(10)がブライン(11)
を貯留する冷媒槽であり、該冷媒槽(10)内を上部と下部
とに仕切るための仕切板(12)が設けられている。該仕切
板(12)の両端部は、ブライン(11)が流通しうるように開
放されている。
仕切板(12)の図中左側下部には、ベーンポンプ(13)を設
備している。該ベーンポンプ(13)によりブライン(11)が
図中矢印方向に流れて行く。
ポンプとしては、ベーンポンプ(13)ばかりでなく、第2
図に示したような幅広の複数枚の羽根から成る羽根車(1
4)を回転させるものであってもよい。
ベーンポンプ(13)の図中右側には、冷却管(15)を配備
し、該冷却管(15)内には、アンモニア又はフロンのよう
な一次冷媒を循環させ、ブライン(11)を冷却している。
ここで、ブライン(11)をポンプ(13)によって循環させて
いるため、熱交換率を向上させることができる。
仕切板(12)の上部には、加工され包装された食品(16)(1
6)…をブライン(11)内に沈め、移行させるための搬送ネ
ットコンベア(17)と潜行ネットコンベア(18)が設けられ
ており、両ネットコンベア(17)(18)との間に挟まれて、
食品(16)はブライン(11)内をゆっくりと移行し、冷凍さ
れる。この際、食品(16)のブライン(11)内の潜行時間
は、食品の種類に応じて予め設定することができる。ま
た、食品の移行速度よりも、ブライン(11)の流速を早め
ることによって、食品の冷凍時間を短縮させることがで
きる。
仕切板(12)の図中左端側で、ポンプ(13)の図中左上部に
は、フィルター部を設けている。(19)が帯状の濾紙であ
って、濾紙搬送ネットコンベア(20)によって、濾紙(19)
をブライン(11)の流路と直行する方向にゆっくりと移行
させ、ブライン(11)の汚れを防止している。これは、ブ
ライン(11)が汚濁すると、ブラインの流動などが阻害さ
れ、冷却の性能が低下するからである。
以上装置について説明したが、冷却管を循環させる一次
冷媒は、アンモニアやフロン等でよく、ブラインとして
は、−40℃でも凝固しないものであればよく、塩化カル
シウム、塩化ナトリウム等種々のものがある。また、ブ
ラインには毒性のあるものが多いが、本考案では、食品
を完全密封包装した後に冷凍させるため、この問題を解
決している。
食品(16)は、投入口(21)から順次投入せられ、搬送ネッ
トコンベア(17)及び潜行ネットコンベア(18)によって、
ブライン(11)内を所定時間移行し、冷凍された後に取出
口(22)より取出される。ブライン内の移行時間は、食品
の種類に応じて予め自動的に設定しうるように構成され
ている。
以上実施例について説明したが、各構成要素の設備位置
等は、任意に変更することができ、コンベアの種類やポ
ンプの種類も自由に変更しうるし、一次冷媒及び二次冷
媒の種類も全く自由に選択することができる。
<考案の効果> 本考案においては、ブラインが貯留された冷媒槽内に、
搬送手段、冷却管及びポンプ等を組合せ設備し、装置を
コンパクトにシステム化することができる。
ポンプによってブラインを循環させるため、冷却管から
ブラインへの熱交換率を向上させ、かつ、食品の冷凍時
間の短縮化を図ることができる。
以上のように、本考案は、有用でコンパクトにシステム
化された自動連続食品冷凍装置である。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は、すべて本考案の実施例を図示しており、
第1図がその構造説明図であり、第2図がポンプの羽根
車の斜視図である。 図中符号:(10)……冷媒槽、(11)……ブライン、(12)…
…仕切板、(13)……ベーンポンプ、(15)……冷却管、(1
7)……搬送ネットコンベア、(18)……潜行ネットコンベ
ア、(19)……フィルター、(20)……ネットコンベア、(2
1)……投入口、(22)……取出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次冷媒としてのブライン(11)を貯留する
    冷媒槽(10)内に、該冷媒槽(10)を上下に区画しブライン
    (11)を上下に循環させるための仕切板(12)を設け、該仕
    切板(12)の上方部には冷媒槽(10)内に食品を沈め且つ移
    行させるための搬送手段(17)(18)を設け、仕切板(12)の
    下方部にはブライン(11)を冷却するための冷却手段(15)
    とブライン(11)を冷媒槽(10)内で循環させるためのポン
    プ(13)を設備したことを特徴とするブライン浸漬式の自
    動連続食品冷凍装置。
JP1986188035U 1986-12-05 1986-12-05 自動連続食品冷凍装置 Expired - Lifetime JPH0618165Y2 (ja)

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JP1986188035U JPH0618165Y2 (ja) 1986-12-05 1986-12-05 自動連続食品冷凍装置

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JPS6392178U JPS6392178U (ja) 1988-06-15
JPH0618165Y2 true JPH0618165Y2 (ja) 1994-05-11

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ID=31139032

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JPH068710B2 (ja) * 1989-10-17 1994-02-02 株式会社駿河屋 糸状物冷却装置
JP6593714B2 (ja) * 2017-07-28 2019-10-23 エーシー・フードテック株式会社 冷凍装置
JP6870163B2 (ja) * 2018-03-05 2021-05-12 エーシー・フードテック株式会社 食品加工処理装置および食品加工処理方法

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IT1115980B (it) * 1978-05-12 1986-02-10 Univ Belfast Perfezionamento nei motori a combustione interna a due tempi

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