JP3292502B2 - 氷蓄熱装置 - Google Patents
氷蓄熱装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機等に使用さ
れる氷蓄熱装置に関する。
れる氷蓄熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】氷蓄熱を有する空調システムは、昼間に
集中する冷房用電力需要を低減するために、安価な深夜
電力を利用でき、かつ熱源機器容量の低減や契約電力の
低減もきるので、ビル空調や、地域冷暖房システム等の
比較的大容量の空調システムへの適用が期待されてい
る。この氷蓄熱装置は、その氷の製造方法において、間
接熱交換方式と直接熱交換方式に大別される。
集中する冷房用電力需要を低減するために、安価な深夜
電力を利用でき、かつ熱源機器容量の低減や契約電力の
低減もきるので、ビル空調や、地域冷暖房システム等の
比較的大容量の空調システムへの適用が期待されてい
る。この氷蓄熱装置は、その氷の製造方法において、間
接熱交換方式と直接熱交換方式に大別される。
【0003】間接熱交換方式は、水中に浸漬された製氷
用伝熱管(銅チューブ、ポリエチレンチューブ等)を用
いる方法であり、伝熱管の内側に低温の冷媒(フレオン
等)又は不凍液(エチレングリコール)を流し、伝熱管
の壁面に氷を生成、着氷する方法である。この伝熱管に
よる管壁面の氷生成方式は、氷の厚みを徐々に増して行
くと、氷自身の熱伝導率が小さい為、被冷却液である水
から冷却媒体への移動熱量が小さくなり氷の生長速度が
遅くなり、冷媒を冷却する冷凍機の効率が低下するとい
う欠点を基本的に持っている。
用伝熱管(銅チューブ、ポリエチレンチューブ等)を用
いる方法であり、伝熱管の内側に低温の冷媒(フレオン
等)又は不凍液(エチレングリコール)を流し、伝熱管
の壁面に氷を生成、着氷する方法である。この伝熱管に
よる管壁面の氷生成方式は、氷の厚みを徐々に増して行
くと、氷自身の熱伝導率が小さい為、被冷却液である水
から冷却媒体への移動熱量が小さくなり氷の生長速度が
遅くなり、冷媒を冷却する冷凍機の効率が低下するとい
う欠点を基本的に持っている。
【0004】また、氷の充填率(通称IPF;ICE Pack
ing Factor) は、伝熱管のピッチの小さい方が良いけれ
ども、多数の伝熱管を配することになる。逆に、伝熱管
のピッチを大きくし、伝熱管の表面に着氷する氷の厚み
を増す事により高IPF化をおこなう場合には冷凍機の
成績係数が下がるばかりではなく、解氷して冷水を取り
出す場合に、伝熱管群内及び1本の伝熱管の円周方向の
氷の厚さの減少度が不均一になり、水槽内に水道がで
き、氷があるにもかかわらず冷水の取り出しができなく
なってしまう。このような状況から再製氷を実施する
と、最悪の場合には、製氷・解氷時に隣接する伝熱管に
着氷した氷同士が接触合体(通称:ブリッジング)を起
こし、伝熱管に余計な力を与え、伝熱管を破損すること
もある。
ing Factor) は、伝熱管のピッチの小さい方が良いけれ
ども、多数の伝熱管を配することになる。逆に、伝熱管
のピッチを大きくし、伝熱管の表面に着氷する氷の厚み
を増す事により高IPF化をおこなう場合には冷凍機の
成績係数が下がるばかりではなく、解氷して冷水を取り
出す場合に、伝熱管群内及び1本の伝熱管の円周方向の
氷の厚さの減少度が不均一になり、水槽内に水道がで
き、氷があるにもかかわらず冷水の取り出しができなく
なってしまう。このような状況から再製氷を実施する
と、最悪の場合には、製氷・解氷時に隣接する伝熱管に
着氷した氷同士が接触合体(通称:ブリッジング)を起
こし、伝熱管に余計な力を与え、伝熱管を破損すること
もある。
【0005】直接熱交換方式は、冷媒ガスを水中に直接
吹き込む方式であるが、この直接熱交換方式では、冷凍
機内の膨張弁を出た後の低温の冷媒を水槽の底部・側部
から水中に吹き込むので、間接熱交換方式に比較して冷
却液(冷媒)の温度を高くすることができるので、冷凍
機の成績係数は良好となる。水槽の中で冷媒と水の直接
接触による熱交換なので、熱交換性能も良好で、水槽中
に伝熱管等の構造物がない特徴を持つ。しかしながら、
冷媒中に含まれる圧縮機用の潤滑油を水槽中に混入させ
ることができないので、冷媒と潤滑油の分離が必要であ
り、逆に水槽中で蒸発する冷媒ガス中に含まれる水分が
圧縮機内で悪影響を引き起こすため冷媒ガス中の水分除
去も必要である。
吹き込む方式であるが、この直接熱交換方式では、冷凍
機内の膨張弁を出た後の低温の冷媒を水槽の底部・側部
から水中に吹き込むので、間接熱交換方式に比較して冷
却液(冷媒)の温度を高くすることができるので、冷凍
機の成績係数は良好となる。水槽の中で冷媒と水の直接
接触による熱交換なので、熱交換性能も良好で、水槽中
に伝熱管等の構造物がない特徴を持つ。しかしながら、
冷媒中に含まれる圧縮機用の潤滑油を水槽中に混入させ
ることができないので、冷媒と潤滑油の分離が必要であ
り、逆に水槽中で蒸発する冷媒ガス中に含まれる水分が
圧縮機内で悪影響を引き起こすため冷媒ガス中の水分除
去も必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】間接熱交換方式では、
氷の生成速度が遅くなるため冷凍機の効率低下や着氷部
分の氷の不均一性による冷凍機の効率低下や伝熱管の破
損という問題がある。また、直接熱交換方式では、冷媒
液(ガス)を直接水中に吹き込むため、水と潤滑油の分
離や冷媒ガスと水蒸気の分離が必要となるため、長期に
わたる安定した運転が困難であるという問題がある。本
発明は、上記した点に鑑みてなされたもので、新規の製
氷手法により安定した連続製氷を実施し、かつ、冷凍機
の効率向上を図るようにした氷蓄熱装置を提供すること
を目的とする。
氷の生成速度が遅くなるため冷凍機の効率低下や着氷部
分の氷の不均一性による冷凍機の効率低下や伝熱管の破
損という問題がある。また、直接熱交換方式では、冷媒
液(ガス)を直接水中に吹き込むため、水と潤滑油の分
離や冷媒ガスと水蒸気の分離が必要となるため、長期に
わたる安定した運転が困難であるという問題がある。本
発明は、上記した点に鑑みてなされたもので、新規の製
氷手法により安定した連続製氷を実施し、かつ、冷凍機
の効率向上を図るようにした氷蓄熱装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の氷蓄熱装置は、
製氷槽と貯氷槽とを備えた氷蓄熱槽を有し、製氷槽に比
重量が水の1.5倍以上で凝固点が−20℃以下の水に
不溶の冷却媒体を収容し、この冷却媒体を循環冷却装置
により0℃以下で製氷槽内を循環させて氷を析出するよ
うにし、製氷槽の冷却媒体より上方に開口する冷却媒体
噴出ノズルを内側管と外側管の二重管構造とし、内側管
に0℃以下の冷却媒体を流し、内側管と外側管の間に0
℃以上の冷却媒体を流すように循環冷却装置に接続して
構成される。
製氷槽と貯氷槽とを備えた氷蓄熱槽を有し、製氷槽に比
重量が水の1.5倍以上で凝固点が−20℃以下の水に
不溶の冷却媒体を収容し、この冷却媒体を循環冷却装置
により0℃以下で製氷槽内を循環させて氷を析出するよ
うにし、製氷槽の冷却媒体より上方に開口する冷却媒体
噴出ノズルを内側管と外側管の二重管構造とし、内側管
に0℃以下の冷却媒体を流し、内側管と外側管の間に0
℃以上の冷却媒体を流すように循環冷却装置に接続して
構成される。
【0008】
【作用】本発明の氷蓄熱装置では、冷媒噴出ノズルの内
側管を流れる0℃以下の冷却媒体を製氷槽内に吐出散布
し、この吐出散布した冷却媒体に接する水を氷結させ、
内側管の中を流れる0℃以下の冷却媒体を製氷槽内に吐
出散布する際に、冷媒噴出ノズルの開口端に発生する氷
を、外側管を流れる0℃以上の冷却媒体により着氷させ
ないことで冷媒噴出ノズルの開口端付近における氷結を
防ぎ、氷粒の連続的な析出を可能にする。
側管を流れる0℃以下の冷却媒体を製氷槽内に吐出散布
し、この吐出散布した冷却媒体に接する水を氷結させ、
内側管の中を流れる0℃以下の冷却媒体を製氷槽内に吐
出散布する際に、冷媒噴出ノズルの開口端に発生する氷
を、外側管を流れる0℃以上の冷却媒体により着氷させ
ないことで冷媒噴出ノズルの開口端付近における氷結を
防ぎ、氷粒の連続的な析出を可能にする。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
第1図は本発明による氷蓄熱装置の全体構成を示す図で
あり、この氷蓄熱装置は、製氷槽1と貯氷槽2とを有
し、この製氷槽1の底部にフロリナート液のような冷媒
3を収容する冷媒貯蔵部4が形成されている。上記製氷
槽1の側壁1aの冷媒貯蔵部4より上方の部位には、水
平方向に延びるように冷媒噴出ノズル5が配置されてい
る。この冷媒噴出ノズル5は、図1では1つであるが、
この数は2つ以上であってもよい。上記冷媒噴出ノズル
5は、図2に示すように、内側管6と外側管7の二重管
構造をなし、冷媒噴出ノズル5の内側管6は冷媒貯蔵部
4は冷媒配管8により連結されている。この冷媒配管8
には、冷媒流れ方向に順に冷媒ポンプ9および冷凍機1
0が配置されている。また、冷媒噴出ノズル5の外側管
7には、冷媒配管8の冷媒ポンプ9と冷凍機10の間で
分岐した分岐配管11が連結されている。
第1図は本発明による氷蓄熱装置の全体構成を示す図で
あり、この氷蓄熱装置は、製氷槽1と貯氷槽2とを有
し、この製氷槽1の底部にフロリナート液のような冷媒
3を収容する冷媒貯蔵部4が形成されている。上記製氷
槽1の側壁1aの冷媒貯蔵部4より上方の部位には、水
平方向に延びるように冷媒噴出ノズル5が配置されてい
る。この冷媒噴出ノズル5は、図1では1つであるが、
この数は2つ以上であってもよい。上記冷媒噴出ノズル
5は、図2に示すように、内側管6と外側管7の二重管
構造をなし、冷媒噴出ノズル5の内側管6は冷媒貯蔵部
4は冷媒配管8により連結されている。この冷媒配管8
には、冷媒流れ方向に順に冷媒ポンプ9および冷凍機1
0が配置されている。また、冷媒噴出ノズル5の外側管
7には、冷媒配管8の冷媒ポンプ9と冷凍機10の間で
分岐した分岐配管11が連結されている。
【0010】一方、上記製氷槽1と貯氷槽2の上部は、
流路12を形成する連結部13により互いに連結され、
製氷槽1および貯氷槽2には、この流路12より上方に
水面14が位置するように水が収容されている。上記貯
氷槽2の側壁2aの底部は、水ポンプ15を備えた水配
管16により製氷槽1の側壁1aの冷媒貯蔵部4より上
方の部位に連結されている。
流路12を形成する連結部13により互いに連結され、
製氷槽1および貯氷槽2には、この流路12より上方に
水面14が位置するように水が収容されている。上記貯
氷槽2の側壁2aの底部は、水ポンプ15を備えた水配
管16により製氷槽1の側壁1aの冷媒貯蔵部4より上
方の部位に連結されている。
【0011】上記冷媒3として適当なフロリナート液
は、無色・透明・無臭・不活性な液体で、完全にフッ素
化された構造をしており、炭素原子Cとフッ素原子Fの
みの結合である。その炭素原子Cとフッ素原子Fの結合
数に応じて、沸点と凝固点(流動点と同じ)は異なる
が、凝固点が−20℃以下のものがほとんどである。そ
して、比重量も0℃付近では1.7〜1.8kg/lで氷
の2倍程度であり、また、水のフロリナートへの溶解性
は、温度10℃で7.2ppm と少なく不溶と考えてよ
い。よって、水槽内に水とフロリナートを一緒に入れる
と、完全に分離し、フロリナートが底に沈殿し、水がそ
の上に浮く。
は、無色・透明・無臭・不活性な液体で、完全にフッ素
化された構造をしており、炭素原子Cとフッ素原子Fの
みの結合である。その炭素原子Cとフッ素原子Fの結合
数に応じて、沸点と凝固点(流動点と同じ)は異なる
が、凝固点が−20℃以下のものがほとんどである。そ
して、比重量も0℃付近では1.7〜1.8kg/lで氷
の2倍程度であり、また、水のフロリナートへの溶解性
は、温度10℃で7.2ppm と少なく不溶と考えてよ
い。よって、水槽内に水とフロリナートを一緒に入れる
と、完全に分離し、フロリナートが底に沈殿し、水がそ
の上に浮く。
【0012】つぎに作用を説明する。まず、水配管16
に設けた水ポンプ15を作動すると、貯氷槽2の底部に
近い部位の水が水配管16に通って製氷槽1の冷媒貯蔵
部4より上方の部位に送り込まれる。
に設けた水ポンプ15を作動すると、貯氷槽2の底部に
近い部位の水が水配管16に通って製氷槽1の冷媒貯蔵
部4より上方の部位に送り込まれる。
【0013】つぎに、冷媒配管8に設けた冷媒ポンプ9
および冷凍機10を作動すると、製氷槽1の冷媒貯蔵部
4に収容された冷媒3は冷媒配管8に送り込まれ、この
冷媒配管8に導かれた冷媒の一部は、冷媒配管8を通り
冷凍機10に送られ、この冷凍機10において0℃以下
の温度に冷却される。そして、この冷凍機1で冷却され
た冷却冷媒は、二重管構造の冷媒噴出ノズル5の内側管
6から符号17で示すように製氷槽内1の水中に吐出散
布される。水中に吐出散布された冷却冷媒は、冷媒噴出
ノズル5の開口付近に位置する水に接することで、この
水と熱交換され、この冷却冷媒により熱交換された水は
氷粒18を生成する。そして、生成された氷粒18は、
水より軽いので水中を浮上して水面近くに溜まる。ま
た、水中に吐出散布された冷却冷媒は、水より重いので
水中を沈下し、冷媒貯蔵部4に収容される。
および冷凍機10を作動すると、製氷槽1の冷媒貯蔵部
4に収容された冷媒3は冷媒配管8に送り込まれ、この
冷媒配管8に導かれた冷媒の一部は、冷媒配管8を通り
冷凍機10に送られ、この冷凍機10において0℃以下
の温度に冷却される。そして、この冷凍機1で冷却され
た冷却冷媒は、二重管構造の冷媒噴出ノズル5の内側管
6から符号17で示すように製氷槽内1の水中に吐出散
布される。水中に吐出散布された冷却冷媒は、冷媒噴出
ノズル5の開口付近に位置する水に接することで、この
水と熱交換され、この冷却冷媒により熱交換された水は
氷粒18を生成する。そして、生成された氷粒18は、
水より軽いので水中を浮上して水面近くに溜まる。ま
た、水中に吐出散布された冷却冷媒は、水より重いので
水中を沈下し、冷媒貯蔵部4に収容される。
【0014】一方、冷媒配管8に導かれた冷媒の残部
は、分岐配管11を通り二重管構造の冷媒噴出ノズル5
の外側管7に送られる。この冷媒3は、冷媒貯蔵部4に
収容されたもので、冷凍機10を通っていないので、0
℃以上の温度であり、この0℃以上の冷媒は、噴出ノズ
ル5の外側管7から製氷槽内1の水中に吐出散布される
際に、冷媒噴出ノズル5の開口端に付着しようとする氷
を溶かし、冷媒噴出ノズル5の氷結を防ぎ、冷媒噴出ノ
ズル5による氷粒18の連続的な析出を可能にする。
は、分岐配管11を通り二重管構造の冷媒噴出ノズル5
の外側管7に送られる。この冷媒3は、冷媒貯蔵部4に
収容されたもので、冷凍機10を通っていないので、0
℃以上の温度であり、この0℃以上の冷媒は、噴出ノズ
ル5の外側管7から製氷槽内1の水中に吐出散布される
際に、冷媒噴出ノズル5の開口端に付着しようとする氷
を溶かし、冷媒噴出ノズル5の氷結を防ぎ、冷媒噴出ノ
ズル5による氷粒18の連続的な析出を可能にする。
【0015】そして、製氷槽内1の水面近くに貯えられ
た氷粒18は、流路12を形成する連結部13を通り貯
氷槽2に貯えられる。なお、冷媒として、フロリナート
液を用いた場合には、フロリナート液5は、Cl原子を
含まないのでオゾン層を破壊することもなく、沸点も高
いので(50℃以上)で大気に拡散する量もわずかで、
不活性なので、環境への悪影響もない。また、水槽は大
気開放型で簡易な容器で十分である。
た氷粒18は、流路12を形成する連結部13を通り貯
氷槽2に貯えられる。なお、冷媒として、フロリナート
液を用いた場合には、フロリナート液5は、Cl原子を
含まないのでオゾン層を破壊することもなく、沸点も高
いので(50℃以上)で大気に拡散する量もわずかで、
不活性なので、環境への悪影響もない。また、水槽は大
気開放型で簡易な容器で十分である。
【0016】図3は、本発明による氷蓄熱装置の変形例
を示し、この変形例で示す氷蓄熱装置は、図1に示す氷
蓄熱装置と製氷槽の構成が異なり、貯氷槽2の構成はほ
ぼ同じである。
を示し、この変形例で示す氷蓄熱装置は、図1に示す氷
蓄熱装置と製氷槽の構成が異なり、貯氷槽2の構成はほ
ぼ同じである。
【0017】図3に示す氷蓄熱装置の製氷器20は、内
側管21と外側管22の二重管構造とした本体部分23
と、この本体部分23の上側に配置された冷媒分離部分
24とから構成されており、図4に示すように、内側管
21と外側管22の間に形成される空間25は、垂直方
向下方の位置で水平方向に延びる仕切り板26により仕
切られ、仕切り板26より下側に接触区域27、上側に
熱交換区域28を画成している。外側管22の接触区域
27に対応した部位には供給ノズル29aが、外側管2
2の熱交換区域28に対応した部位には供給ノズル29
bがそれぞれ配設されている。内側管21の周面には接
触区域27から熱交換区域28に至る長さに渡って複数
の孔31が接線方向に延びて旋回流を形成するように配
置されている。
側管21と外側管22の二重管構造とした本体部分23
と、この本体部分23の上側に配置された冷媒分離部分
24とから構成されており、図4に示すように、内側管
21と外側管22の間に形成される空間25は、垂直方
向下方の位置で水平方向に延びる仕切り板26により仕
切られ、仕切り板26より下側に接触区域27、上側に
熱交換区域28を画成している。外側管22の接触区域
27に対応した部位には供給ノズル29aが、外側管2
2の熱交換区域28に対応した部位には供給ノズル29
bがそれぞれ配設されている。内側管21の周面には接
触区域27から熱交換区域28に至る長さに渡って複数
の孔31が接線方向に延びて旋回流を形成するように配
置されている。
【0018】上記冷媒分離部分24は、内側管21より
大径とした形状をなし、内側管21を底面より上方に突
き出た位置で連結し、底部に32に内側管21の上端部
を囲む環状空間33を形成し、この環状空間33に分離
された冷媒3が収容される。この冷媒分離部分24の氷
水吐出口34は貯氷槽2の直上に位置している。一方、
冷媒分離部分24の底部に形成した冷却媒体回収ノズル
35と外側管22の熱交換区域28に対応した部位に設
けた供給ノズル29bは、冷媒配管8により連結されて
いる。この冷媒配管8には、冷媒流れ方向に順に冷媒ポ
ンプ9および冷凍機10が配置されている。冷媒配管8
の冷媒ポンプ9と冷凍機10の間で分岐した分岐配管1
1は外側管22の接触区域27に対応した部位に設けた
供給ノズル29aに連結されている。また、本体部分2
3の内側管21の下端に設けた水供給口36は、貯氷槽
2の底部に水ポンプ15を備えた水配管16により接続
されている。
大径とした形状をなし、内側管21を底面より上方に突
き出た位置で連結し、底部に32に内側管21の上端部
を囲む環状空間33を形成し、この環状空間33に分離
された冷媒3が収容される。この冷媒分離部分24の氷
水吐出口34は貯氷槽2の直上に位置している。一方、
冷媒分離部分24の底部に形成した冷却媒体回収ノズル
35と外側管22の熱交換区域28に対応した部位に設
けた供給ノズル29bは、冷媒配管8により連結されて
いる。この冷媒配管8には、冷媒流れ方向に順に冷媒ポ
ンプ9および冷凍機10が配置されている。冷媒配管8
の冷媒ポンプ9と冷凍機10の間で分岐した分岐配管1
1は外側管22の接触区域27に対応した部位に設けた
供給ノズル29aに連結されている。また、本体部分2
3の内側管21の下端に設けた水供給口36は、貯氷槽
2の底部に水ポンプ15を備えた水配管16により接続
されている。
【0019】しかして、水配管16に設けた水ポンプ1
5を作動すると、貯氷槽2の水が水配管16を通って製
氷器20の本体部分23の内側管21の下端に設けた水
供給口36に導かれ、この水供給口36から内側管21
の内部に供給される。
5を作動すると、貯氷槽2の水が水配管16を通って製
氷器20の本体部分23の内側管21の下端に設けた水
供給口36に導かれ、この水供給口36から内側管21
の内部に供給される。
【0020】一方、冷媒配管8に設けた冷媒ポンプ9お
よび冷凍機10を作動すると、製氷器1の冷媒分離部分
24の底部に収容された冷媒3は冷却媒体回収ノズル3
5を通って冷媒配管8に送り込まれ、この冷媒配管8に
導かれた冷媒の一部は、冷凍機10に送られ、この冷凍
機10において0℃以下の温度に冷却され、この冷凍機
10で冷却された冷媒3は供給ノズル29bを介して外
側管22と内側管21の間に形成される空間25に供給
され、また、冷媒配管8に導かれた冷媒の残部は、分岐
配管11を通り外側管22に設けた供給ノズル29aか
ら外側管22と内側管21の間に形成される空間(接触
区域27)に供給される。
よび冷凍機10を作動すると、製氷器1の冷媒分離部分
24の底部に収容された冷媒3は冷却媒体回収ノズル3
5を通って冷媒配管8に送り込まれ、この冷媒配管8に
導かれた冷媒の一部は、冷凍機10に送られ、この冷凍
機10において0℃以下の温度に冷却され、この冷凍機
10で冷却された冷媒3は供給ノズル29bを介して外
側管22と内側管21の間に形成される空間25に供給
され、また、冷媒配管8に導かれた冷媒の残部は、分岐
配管11を通り外側管22に設けた供給ノズル29aか
ら外側管22と内側管21の間に形成される空間(接触
区域27)に供給される。
【0021】水供給口36から内側管21の内部に供給
された水は、図4で白枠矢印で示すような下側から上側
に向かう方向に流れるが、この水流に伴い、外側管22
と内側管21の間に供給された冷却冷媒3は、内側管2
1の孔31を通って内側管21の内部に導かれ、内側管
21の内部において、冷却冷媒3と水は、図5に示すよ
うに渦巻き流を形成しながら下側から上側に流れる。こ
の渦巻き流を形成する段階において、冷却冷媒3は一部
の水と熱交換され、氷粒18を生成する。この場合、内
側管21の接触区域27には、冷凍機10を通っていな
い0℃以上の温度の冷媒3が供給されるので、接触区域
の下部での0℃以下の冷媒3と水との急激な接触を防止
できる。内側管21に生成された氷粒18および冷媒3
は、下側から上側に向かう水の流れに沿って、本体部分
23の上側に配置された冷媒分離部分24に導かれる。
された水は、図4で白枠矢印で示すような下側から上側
に向かう方向に流れるが、この水流に伴い、外側管22
と内側管21の間に供給された冷却冷媒3は、内側管2
1の孔31を通って内側管21の内部に導かれ、内側管
21の内部において、冷却冷媒3と水は、図5に示すよ
うに渦巻き流を形成しながら下側から上側に流れる。こ
の渦巻き流を形成する段階において、冷却冷媒3は一部
の水と熱交換され、氷粒18を生成する。この場合、内
側管21の接触区域27には、冷凍機10を通っていな
い0℃以上の温度の冷媒3が供給されるので、接触区域
の下部での0℃以下の冷媒3と水との急激な接触を防止
できる。内側管21に生成された氷粒18および冷媒3
は、下側から上側に向かう水の流れに沿って、本体部分
23の上側に配置された冷媒分離部分24に導かれる。
【0022】冷媒分離部分24に導かれた氷粒18は、
水より軽いので水中を浮上して水面近くに溜まり、ま
た、水中に混在する冷媒は、水より重いので水中を沈下
し、底部32に設けた環状空間33に収容される。そし
て、水面近くに溜まった氷粒18は、氷水吐出口34を
通って貯氷槽2に送り込まれ、また、底部32の環状空
間33に収容された冷媒3は、冷却媒体回収ノズル35
から冷媒配管8に送られる。
水より軽いので水中を浮上して水面近くに溜まり、ま
た、水中に混在する冷媒は、水より重いので水中を沈下
し、底部32に設けた環状空間33に収容される。そし
て、水面近くに溜まった氷粒18は、氷水吐出口34を
通って貯氷槽2に送り込まれ、また、底部32の環状空
間33に収容された冷媒3は、冷却媒体回収ノズル35
から冷媒配管8に送られる。
【0023】このように、内側管の内部に冷却媒体と水
と氷との安定した混相流を形成することで、安定した氷
の生成ができ、また、比重差と旋回流により冷却媒体の
水からの分離が確実になり、しかも、この旋回流により
比重の軽い水や氷は中心部付近を流れるので、内側管の
内面に氷の付着するのを防ぐことができる。
と氷との安定した混相流を形成することで、安定した氷
の生成ができ、また、比重差と旋回流により冷却媒体の
水からの分離が確実になり、しかも、この旋回流により
比重の軽い水や氷は中心部付近を流れるので、内側管の
内面に氷の付着するのを防ぐことができる。
【0024】図6は本発明の変形例を示し、この変形例
では、氷蓄熱水槽あるいは製氷槽40を建物の地下室に
配設し、この製氷槽40に蓄えられた冷熱を冷水として
循環給水系を介して建物や近隣の建物の空間に送り込む
ようにしている。
では、氷蓄熱水槽あるいは製氷槽40を建物の地下室に
配設し、この製氷槽40に蓄えられた冷熱を冷水として
循環給水系を介して建物や近隣の建物の空間に送り込む
ようにしている。
【0025】すなわち、製氷槽40の水面下に冷媒吹出
装置41を配置し、この冷媒吹出装置41を冷凍機10
に配管8を介して接続し、冷凍機10において0℃以下
の温度に冷却された冷媒3を冷媒吹出装置41から水中
に吐出散布し、この冷却冷媒3に接触して生成される水
より軽い氷粒18を製氷槽40の水面付近に貯溜し、水
より重い冷却冷媒3は水中を沈下し、底部に形成された
冷媒貯蔵部42に液面43の位置まで収容される。この
冷媒貯蔵部42には、配管8およびポンプ9を介して冷
凍機10に接続されており、冷媒貯蔵部42に収容され
た冷媒3はポンプ9の作動により冷凍機10に送り込ま
れる。製氷槽40の壁面40aの冷媒貯蔵部42の液面
43に対応した部位には、界面位置検出装置44が配置
されていて、この界面位置検出装置44の検出信号は製
氷槽40の外部に配設された運転制御装置45に送られ
る。この運転制御装置45は、界面位置検出装置44の
検出信号に応じて冷媒貯蔵部42の冷媒3の不足警報お
よび付設した冷媒補給槽46への冷媒供給信号を発し、
冷媒補給槽46の冷媒を冷却循環系の配管8へ供給す
る。そして、空調運転時には、図示しない空調負荷に対
し、取水装置47により冷水を取水し、循環系統48に
て強制的に送水し、冷房後の暖まった還流水を戻すよう
にしている。
装置41を配置し、この冷媒吹出装置41を冷凍機10
に配管8を介して接続し、冷凍機10において0℃以下
の温度に冷却された冷媒3を冷媒吹出装置41から水中
に吐出散布し、この冷却冷媒3に接触して生成される水
より軽い氷粒18を製氷槽40の水面付近に貯溜し、水
より重い冷却冷媒3は水中を沈下し、底部に形成された
冷媒貯蔵部42に液面43の位置まで収容される。この
冷媒貯蔵部42には、配管8およびポンプ9を介して冷
凍機10に接続されており、冷媒貯蔵部42に収容され
た冷媒3はポンプ9の作動により冷凍機10に送り込ま
れる。製氷槽40の壁面40aの冷媒貯蔵部42の液面
43に対応した部位には、界面位置検出装置44が配置
されていて、この界面位置検出装置44の検出信号は製
氷槽40の外部に配設された運転制御装置45に送られ
る。この運転制御装置45は、界面位置検出装置44の
検出信号に応じて冷媒貯蔵部42の冷媒3の不足警報お
よび付設した冷媒補給槽46への冷媒供給信号を発し、
冷媒補給槽46の冷媒を冷却循環系の配管8へ供給す
る。そして、空調運転時には、図示しない空調負荷に対
し、取水装置47により冷水を取水し、循環系統48に
て強制的に送水し、冷房後の暖まった還流水を戻すよう
にしている。
【0026】図7は界面位置検出装置44の一例を示
し、この界面位置検出装置44は、壁面40aに上下方
向に回動自在に枢着されたアーム50と、このアーム5
0の先端部に固着した浮き子51と、アーム50の角度
位置検出部52とを有し、角度位置検出部52に設けた
検出接点53によりアーム50の角度位置を検出する。
この検出接点53は、たとえば冷媒貯蔵部42に冷媒3
が所定量収容された第1設定位置、冷媒貯蔵部42に冷
媒3が不足する第2設定位置、冷媒貯蔵部42に冷媒3
を補給する第3設定位置である。アーム50の角度位置
検出部52としては電気抵抗変化計測用ボリュームが適
当である。このように、冷媒の槽内貯溜量を監視するこ
とで、冷水供給に伴って発生する問題点は解消し、しか
も、冷媒の槽内貯溜量を監視する作業は不必要となる。
し、この界面位置検出装置44は、壁面40aに上下方
向に回動自在に枢着されたアーム50と、このアーム5
0の先端部に固着した浮き子51と、アーム50の角度
位置検出部52とを有し、角度位置検出部52に設けた
検出接点53によりアーム50の角度位置を検出する。
この検出接点53は、たとえば冷媒貯蔵部42に冷媒3
が所定量収容された第1設定位置、冷媒貯蔵部42に冷
媒3が不足する第2設定位置、冷媒貯蔵部42に冷媒3
を補給する第3設定位置である。アーム50の角度位置
検出部52としては電気抵抗変化計測用ボリュームが適
当である。このように、冷媒の槽内貯溜量を監視するこ
とで、冷水供給に伴って発生する問題点は解消し、しか
も、冷媒の槽内貯溜量を監視する作業は不必要となる。
【0027】図8は、界面位置検出装置60を製氷槽4
0の外側に配置した例を示すものであり、この界面位置
検出装置60は、製氷槽40の冷媒貯蔵部42と製氷槽
40の壁面40aの水中に対応した部位を結ぶ非磁性材
料で成形した連通管61とこの連通管61の冷媒貯蔵部
42の冷媒液面43に対応した位置に形成された大径部
62とこの大径部62に収容された永久磁石63を備え
た浮き子64とを有し、この浮き子64に設けた永久磁
石63の位置を磁場検出装置65にて検出し、この磁場
検出装置65の検出信号を製氷槽40の外部に配設され
た運転制御装置45に送るようにしている。なお、図示
しないが、運転制御装置45に送られた境界面の検出デ
ータを運転員の判断で冷媒を補給する構成とすれば、補
給槽を省略することができる。
0の外側に配置した例を示すものであり、この界面位置
検出装置60は、製氷槽40の冷媒貯蔵部42と製氷槽
40の壁面40aの水中に対応した部位を結ぶ非磁性材
料で成形した連通管61とこの連通管61の冷媒貯蔵部
42の冷媒液面43に対応した位置に形成された大径部
62とこの大径部62に収容された永久磁石63を備え
た浮き子64とを有し、この浮き子64に設けた永久磁
石63の位置を磁場検出装置65にて検出し、この磁場
検出装置65の検出信号を製氷槽40の外部に配設され
た運転制御装置45に送るようにしている。なお、図示
しないが、運転制御装置45に送られた境界面の検出デ
ータを運転員の判断で冷媒を補給する構成とすれば、補
給槽を省略することができる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、冷媒
噴出ノズルを内側管と外側管の二重管構造とし、内側管
に0℃以下の冷却媒体を流し、内側管と外側管の間に0
℃以上の冷却媒体を流すことで、冷媒噴出ノズルの凍結
を防ぎ、連続運転が可能になり、しかも、冷凍機の効率
向上を図ることができる。また、冷媒を大気条件で使用
可能であるから、系統内を圧力容器等にする必要がな
く、取扱いが容易でかつ安全である。
噴出ノズルを内側管と外側管の二重管構造とし、内側管
に0℃以下の冷却媒体を流し、内側管と外側管の間に0
℃以上の冷却媒体を流すことで、冷媒噴出ノズルの凍結
を防ぎ、連続運転が可能になり、しかも、冷凍機の効率
向上を図ることができる。また、冷媒を大気条件で使用
可能であるから、系統内を圧力容器等にする必要がな
く、取扱いが容易でかつ安全である。
【図1】本発明による氷蓄熱装置の全体構成図。
【図2】本発明による氷蓄熱装置の冷却媒体噴出ノズル
の一部を示す断面図。
の一部を示す断面図。
【図3】本発明による氷蓄熱装置の他の実施例を示す
図。
図。
【図4】図3の氷蓄熱装置の内側管と外側管の二重管構
造部分を示す図。
造部分を示す図。
【図5】二重管構造部分の冷媒の流れを示す図。
【図6】本発明による氷蓄熱装置の他の実施例を示す
図。
図。
【図7】図6の氷蓄熱装置の介面位置検出装置を示す
図。
図。
【図8】本発明による氷蓄熱装置の他の実施例を示す
図。
図。
【符号の説明】 1 製氷槽 1a 製氷槽の壁面 2 貯氷槽 3 冷却媒体 5 冷却媒体噴出ノズル 6 内側管 7 外側管 8 配管 9 ポンプ 10 冷凍機 12 連通路 18 氷粒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡 邊 裕 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番 地 株式会社東芝 京浜事業所内 (56)参考文献 特開 昭64−57068(JP,A) 特開 平1−155135(JP,A) 特開 平4−98095(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】製氷槽と貯氷槽とを備えた氷蓄熱槽を有
し、製氷槽に比重量が水の1.5倍以上で凝固点が−2
0℃以下の水に不溶の冷却媒体を収容し、この冷却媒体
を循環冷却装置により0℃以下で製氷槽内を循環させて
氷を析出する氷蓄熱装置において、冷却媒体噴出ノズル
を内側管と外側管の二重管構造とし、冷却媒体噴出ノズ
ルを、製氷槽の冷却媒体より上方の位置に開口するよう
に配設し、冷却媒体噴出ノズルを内側管に0℃以下の冷
却媒体を流し、内側管と外側管の間に0℃以上の冷却媒
体を流すように循環冷却装置に接続したことを特徴とす
る氷蓄熱装置。 - 【請求項2】、製氷槽と貯氷槽を結ぶ流路を水面下でか
つ水面に近い位置に形成したことを特徴とする請求項1
に記載の氷蓄熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15376192A JP3292502B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 氷蓄熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15376192A JP3292502B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 氷蓄熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346242A JPH05346242A (ja) | 1993-12-27 |
JP3292502B2 true JP3292502B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=15569559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15376192A Expired - Fee Related JP3292502B2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 氷蓄熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292502B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15376192A patent/JP3292502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05346242A (ja) | 1993-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |