JPH06211294A - 蓄冷式冷凍冷蔵箱体 - Google Patents

蓄冷式冷凍冷蔵箱体

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JPH06211294A
JPH06211294A JP5274966A JP27496693A JPH06211294A JP H06211294 A JPH06211294 A JP H06211294A JP 5274966 A JP5274966 A JP 5274966A JP 27496693 A JP27496693 A JP 27496693A JP H06211294 A JPH06211294 A JP H06211294A
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JP
Japan
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storage agent
regenerator
cold storage
cooling
box
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JP5274966A
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English (en)
Inventor
Toshiyasu Takeshita
敏保 竹下
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NIPPON TOREELE MOBIL KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外装板および内装板を有し、外装板と内装板
との間に断熱層を設けた壁体から構成される箱体の内装
板側に、内装板と接して蓄冷剤の収容室を配設し、該収
容室中に蓄冷剤を充填するとともに蓄冷剤を冷却するた
めの別の蓄冷剤を流通させる配管を設ける。収容室を複
数の管状室から形成し、管状室に複数種類の凝固点の異
なる蓄冷剤を充填することもできる。 【効果】 配管を別体の冷凍機に接続して配管内に冷却
液体を循環させ蓄冷剤を冷凍すれば、数日間は冷凍冷蔵
効果が維持され、輸送用箱体として適用した場合には、
冷凍機を設置することなしに長距離輸送が可能となる。
箱体内の冷蔵温度を変えることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄冷式冷凍冷蔵箱体、
とくに、野菜、魚肉などの生鮮食料品あるいは花卉類の
輸送や保存のために使用される蓄冷剤を配設した蓄冷式
冷凍冷蔵箱体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生鮮食料品または花卉類の輸送や保存に
際しては、鮮度を維持するために低温冷蔵が行われてい
る。例えば、魚肉類は0℃近辺、青果物や花卉類は0℃
より少し上の温度帯で、いずれも湿度90%以上に保持
することが保存に最適な条件とされている。従来、この
ような温度および湿度条件を維持するために、例えば輸
送用箱体内に冷凍機や加湿機を取り付け、輸送用トラッ
クの動力によりこれらの機器を駆動させて箱体内を冷却
していた。
【0003】しかしながら、この方式においては、冷凍
機から低温の冷気が吹き出すために、冷凍機付近に置か
れた物品に過冷却による冷害が生じることが少なくな
く、また、冷却する箱体が長大な場合には、箱体前部に
取付けられた冷凍機から吹きだされる冷気が箱体の隅々
まで達しないことがあり、冷凍機から離れた個所では冷
却が不十分になるという難点もある。加湿器にも輸送中
に配管の詰まりが生じたり、水タンク中の水の消耗によ
り加湿不足となったりする場合があり、冷凍機や加湿器
の故障による積み荷の損傷、これらの機器を常に正常に
稼働させるためのメンテナンスコストも輸送運賃コスト
上昇の一因となる。冷凍機の駆動にトラックの動力を使
用することも燃料消費、排ガス、騒音上問題が生じる。
【0004】冷凍機を使用せず、無機塩類またはこれを
ゲル化した蓄冷剤を冷却板を箱体の内壁に取り付け、冷
却板に配管を設けて、冷凍機から配管に冷媒としてフレ
オンガスを供給して冷却板を冷却し、箱体内部に収容さ
れた物品を低温冷蔵する方式も行われているが、この方
式においては、冷媒としてフレオンガスを使用するた
め、冷凍機から供給されるフレオンガスにより冷却板を
冷却したのち冷凍機と配管の接続を取り外してしまうと
ガス漏れにより冷凍機能が低下するおそれがあるところ
から、冷凍機を冷凍冷蔵用箱体あるいは輸送用トラック
に常時設置し冷却板の配管と接続しておかなければなら
ず、従ってイニシャルコストが高くなり、冷凍機の駆動
にトラックの動力を使用することにも前記と同様の問題
が生じる。冷却板が箱体の内壁から突出して、積み荷の
収容量を減少させることも難点である。
【0005】上記の問題点をなくすために、コンテナを
構成する壁体の内側部分に空洞層を設けるとともに、コ
ンテナの側面下部のバルブを開いて空洞層内に氷水スラ
リーを充填し、駆動源を省略できるようにした冷蔵コン
テナも開発されている(特開平4−31283号公
報)。しかしながら、氷水スラリーは水と氷とが混じり
合ったシャーベット状のものであるため潜熱利用ができ
ず、エチレングリコールや食塩などの氷点降下剤を混合
しても氷点の低下は大きくないから、冷凍庫として使用
できる冷却能力を得ることは難しい。また、同公報中
に、コンテナの外部に冷凍機が設置され、冷凍機をトラ
ックのエンジンにより駆動させてコンテナ内の氷水スラ
リーを冷却することが記載されているように、氷水スラ
リーの一回の充填で保存できる日数には限度があり、長
距離輸送に難点がある。さらに、氷水スラリーの冷却能
力が低下した場合、古いスラリー用水溶液を全て取り出
し、新たに低温の氷水スラリーを充填することも煩雑な
作業である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冷凍冷蔵箱
体、とくに蓄冷式冷凍冷蔵箱体における上記問題点を解
消するためになされたものであり、その目的は、冷凍庫
としても十分な冷却能力を有し、蓄冷剤を一度冷却して
おけば数日間は動力なしで冷凍、冷蔵効果を維持でき、
輸送用箱体として用いる場合もトラックへの冷凍機の設
置が不要な蓄冷式冷凍冷蔵箱体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による蓄冷式冷凍冷蔵箱体は、外装板および
内装板を有し、外装板と内装板との間に断熱層を設けた
壁体から構成される箱体の内装板側に、内装板と接して
蓄冷剤の収容室を配設し、該収容室中に蓄冷材を充填す
るとともに蓄冷剤を冷却するための別の蓄冷剤を流通さ
せる配管を設けたことを構成上の基本的特徴とする。
【0008】また、収容室は内部に区画のない連通した
形状に形成され、収容室には単一の蓄冷剤が充填されて
いること、収容室が複数の管状室からなり、管状室には
同一種類の蓄冷剤が充填されていること、および収容室
が複数の管状室からなり、管状室には複数種類の凝固点
の異なる蓄冷剤が充填されていることを構成上の第2、
第3および第4の特徴とする。
【0009】さらに、蓄冷剤の全部または一部が冷凍さ
れており、配管内に蓄冷剤を冷却するための蓄冷剤が滞
留していること、および断熱層および蓄冷剤の収容室を
設けた壁体により、箱体の天井部、床部および側壁部が
形成されていることを構成上の第5および第6の特徴と
する。
【0010】蓄冷剤(ブライン)は、一般に0℃以下で
凍結する物質であり、例えば凝固点が0℃、−5℃、−
10℃、−20℃、−30℃など種々の凝固点を有する
ものを選択、使用することができる。蓄冷剤の収容室
は、内部に区画のない連通した形状のものを使用するこ
ともでき、複数の管状室からなるものを使用することも
できる。管状室は、長方形、正方形、半円形などの種々
の形状の管から構成することができる。収容室の内部を
複数の区画に分割して複数の管状室を形成してもよく、
この場合は複数の隔壁を有するアルミニウム押出形材を
収容室として適用することもできる。収容室および管状
室を構成する材料としては、上記アルミニウムの他、ス
テンレス鋼その他の金属、プラスチックなど、熱伝導性
良好でブラインによる腐食に耐える材料が適用される。
これらの材料には蓄冷剤に対する防食処理を施してもよ
い。
【0011】蓄冷剤の収容室を複数の管状室から構成し
た場合の利点は、複数種類の蓄冷剤が充填できる他、内
部に区画のない連通した形状の収容室においては、収容
室の一か所において損傷が生じた場合、収容室全体の蓄
冷剤が流出して冷却能力が一度に低下してしまうのに対
し、複数の管状室に分割されている場合は、一か所が損
傷してもその部分の蓄冷剤が流出するだけであるから冷
却能力がほとんど低下しない点である。
【0012】蓄冷剤の収容室を複数の管状室に分割し、
管状室に複数種類の凝固点の異なる蓄冷剤を充填した場
合は、箱体に、往路と復路とで、往路は魚肉類、復路は
花卉類というように、保存条件の異なる積み荷を搭載し
て輸送する際に有効に作用する。本発明においては、蓄
冷剤を凍結させ、蓄冷剤が固相から液相へ相変化すると
きの融解潜熱を有効に利用して冷蔵冷凍効果を与えるた
め、蓄冷剤の凝固温度により箱体内の冷蔵温度が特定さ
れるから、凝固点の異なる蓄冷剤を選択することによ
り、箱体内の冷蔵温度を自由に設定することができる。
【0013】例えば、複数に分割された管状室に蓄冷剤
A(凝固点−A℃)および蓄冷剤B(凝固点−B℃)
(−A℃<−B℃)を充填し、蓄冷剤A、Bを冷凍して
魚肉類を積んで輸送した場合、設定される温度は(−A
+ΔT)℃、但しΔTは固有の温度係数、となり、低温
で冷却能力は大きく、魚肉類の冷蔵保存に最適の条件が
確保される。蓄冷剤Bは蓄冷剤Aより高温で凍結してい
るため、外部からの熱の侵入により蓄冷剤Bは蓄冷剤A
より先に融解するが、蓄冷剤Aが融解するまでは冷却に
寄与する。
【0014】蓄冷剤Bを冷凍させ、蓄冷剤Aは凍結させ
ず冷却した状態とした場合は、設定される温度は(−B
+ΔT)℃で、箱体内は上記の場合より高い温度とな
り、例えば青果物や花卉類の冷蔵保存に適した条件にす
ることができる。この場合、蓄冷剤Aには相変化に伴う
冷却能力はないが、Aの液体容量に対する初期冷却温度
と設定温度との間の温度差分だけ箱体内部の低温維持に
寄与する。
【0015】複数に分割された管状室には、凝固点の異
なる3種以上の蓄冷剤を充填し、3種以上の温度設定が
できるように構成すれば、冷蔵保存すべき積み荷に合わ
せて各蓄冷剤の冷凍冷却条件を変えることによって、種
々の積み荷の冷蔵保存条件に適合する冷蔵温度を設定す
ることが可能となる。管状室の配設方法や配設位置、管
状室内に充填される蓄冷剤の量などを変えれば、さらに
多くの冷蔵条件を得ることができる。なお、蓄冷剤を冷
却するために配管内を流通させる別の蓄冷剤(ブライ
ン)は、収容室に充填されている蓄冷剤より凝固温度の
低い性状を有するものであり、通常は1種類であるが、
収容室内に充填される蓄冷剤として複数の凝固点の異な
る蓄冷剤を併用する場合には、箱体内の設定温度に応じ
て、配管内を循環させる蓄冷剤を変更することもある。
【0016】
【作用】本発明においては、断熱層により外部からの熱
を遮断された箱体の内装板と接して蓄冷剤を充填し、蓄
冷剤の全部または一部を冷凍して、積み荷を直接冷却す
るようにしたので、冷却効果が大きく、蓄冷剤の収容室
を箱体の床部、天井部および側壁部に配設した場合は、
箱体内部の冷却は箱体内部の壁全体から行われるから、
均一な冷凍冷蔵効果が得られる。冷気の吹き出しがない
から、積み荷の生鮮食料品に冷害が生じない。蓄冷剤の
冷却を、従来のようにフレオンガスによらず冷却用の別
の蓄冷剤により行うようにしたから、冷凍機を常時箱体
に付属して設置しておく必要がなく、蓄冷剤を冷却する
場合にのみ別体の冷凍機を冷却用の蓄冷剤流通用配管に
接続し、冷却用蓄冷剤を循環させることで簡単に蓄冷剤
の冷凍を行うことができる。箱体内の温度設定に合わせ
て、蓄冷剤と蓄冷剤を冷凍、冷却するための冷却用蓄冷
剤を選択することにより、冷凍庫として使用できる冷却
能力も得られ、一回の冷却により冷凍冷蔵効果を維持で
きる日数の調整もできるから、蓄冷剤の補助冷却なしに
メンテナンスフリーで長距離輸送も可能となる。冷却用
蓄冷剤を配管内に循環させて蓄冷剤を冷凍した後、配管
内に冷却用蓄冷剤を滞留させておくことによって、蓄冷
剤の冷凍効果がさらに持続し、冷凍機と接続して蓄冷剤
を冷却する場合にも便利である。
【0017】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例を説明す
る。 実施例1 図1は、本発明の蓄冷式冷凍冷蔵箱体からなるコンテナ
1を示すもので、コンテナ1は、床部2、天井部3、お
よび側壁部を形成する前面壁部4、後面扉部5および側
面壁部6から構成される。床部2、天井部3および側壁
部は、図2にその詳細を示すように、外装板7と内装板
8を有する壁体からなり、外装板7側に断熱層9を設
け、内装板7側に内装板7と接して蓄冷剤の収容室を配
設し、例えば無機質ブライン、有機質ブラインあるいは
これらをゲル化したものからなり、−10℃〜−30℃
程度の凝固点を有する蓄冷剤10を充填し、蓄冷剤10
中に蓄冷剤10を冷却するための別の蓄冷剤を循環させ
る配管11を設ける。収容室に充填された蓄冷剤を冷却
するための蓄冷剤としては、−20℃〜−40℃程度の
凝固点を有する無機化合物や有機化合物の水溶液を使用
するのが好ましい。図1において、配管11は床部2の
みでなく天井部3、側壁部にも配設されているが、例と
して床部のみの配管を示した。断熱層、蓄冷剤および配
管を設けた壁体により、箱体1の床部、天井部および扉
部を含む側壁部を形成し、壁体全体により箱体内部の冷
却を行うのが好ましいが、積み荷によっては例えば床部
のみの冷却を行うようにしてもよい。
【0018】コンテナ1へ積み荷を積み込む前、あるい
は積み込み後、コンテナ1の後面扉部5の下部に取り付
けた配管部12に冷凍機(図示せず)を連結し、バルブ
13を開くと、冷凍機で冷却された蓄冷剤がコンテナ1
を構成する壁体内に設けられた配管11を循環し蓄冷剤
10を十分に冷却、冷凍する。蓄冷剤10が冷凍した
後、バルブ13を閉じ冷凍機を外す。蓄冷剤10の冷却
には蓄冷剤の凝固点より低い凝固点を有する冷却用蓄冷
剤を使用するから、蓄冷剤が冷凍した後も冷却用蓄冷剤
は液状を保ち、コンテナ1の内部は、冷凍し−20数℃
の温度となった蓄冷剤と蓄冷剤中の配管内に滞留するさ
らに低い温度で循環した蓄冷剤を収容した壁面に囲まれ
た冷凍冷蔵庫となり、熱伝導性の良好な内装板、例えば
アルミニウムなどの内装板を通じて積み荷に冷気が直接
伝えられ、箱体内に均一な温度分布を得ることができ
る。なお、バルブ13を複数個設け、これらを同時に開
閉すれば冷却時間の短縮を図ることができる。
【0019】密閉した箱体内部では、内部の空気中の水
蒸気の量は一定であり、内部温度が常温から0℃以下に
低下することにより飽和点に達して一部は結露するが、
90%以上の湿度を保持することができる。積み荷の積
み込み等のため後面扉を開放すると、内部の水分が放出
されるが、内装板表面の結露水が再び蒸発して湿度を一
定に保持する。
【0020】実施例2 図1の壁体に配設された蓄冷剤10の収容室は、内部に
区画にない連通した形状に形成され、収容室内には単一
の蓄冷剤が充填されていたが、図2に示す蓄冷式冷凍冷
蔵箱体からなるコンテナ1においては、側面壁部6、天
井部3などを形成する壁体に配設される蓄冷剤10の収
容室を複数の管状室14から構成した。管状室14は、
図4にその詳細を示すように、外装板7、内装板8およ
びその間に設けられた断熱層9からなる壁体の内装板8
に接して配設され、管状室14の内部には蓄冷剤10が
充填され、蓄冷剤10を冷却するための冷却用蓄冷剤を
流通させる配管11が設けられている。管状室14は、
図3に示すように、互いに間隔を置いて配設してもよ
く、図4に示すように、互いに当接させて並設すること
もできる。
【0021】管状室14には、凝固点の異なる2種類の
蓄冷剤A、Bを充填して、A、Bともに冷凍し、設定温
度をより低温として冷却能力を大きくし、低温で冷蔵保
存すべき魚肉類などの積み荷を輸送し、凝固点の高い蓄
冷剤Bにみを冷凍して、蓄冷剤Aは冷却しただけの状態
とし、設定温度を高くして冷却能力を緩やかにし、例え
ば、0℃よりやや高温で冷蔵保存すべき青果物や花卉類
の輸送を行う。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、冷凍庫
としても十分な冷却能力を有し、蓄冷剤を一度冷却して
おけば、数日間は蓄冷剤を補助冷却することなく冷凍、
冷蔵効果を維持でき、凝固点の異なる数種類の蓄冷剤を
充填することにより往路、復路において冷蔵保存条件が
異なる積み荷の輸送を可能とした蓄冷式冷凍冷蔵箱体が
提供される。また、本発明の方式によれば、箱体本体内
に稼働部分がないため、メンテナンスはほとんど不要と
なり、ランニングコストの低減が可能となる。輸送用コ
ンテナのみでなく定置保管用冷凍冷蔵庫としても有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍冷蔵箱体の実施例を示す一部を切
り欠いた斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う床部のみを示す断面図で
ある。
【図3】本発明の冷凍冷蔵箱体の他の実施例を示す一部
を切り欠いた斜視図である。
【図4】図3の箱体を構成する壁体を示す一部断面図で
ある。
【図5】図4の壁体の変形例を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 床部 3 天井部 4 前面壁部 5 後面扉部 6 側面壁部 7 外装板 8 内装板 9 断熱層 10 蓄冷剤 11 配管 12 配管部 13 バルブ 14 管状室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装板および内装板を有し、外装板と内
    装板との間に断熱層を設けた壁体から構成される箱体の
    内装板側に、内装板と接して蓄冷剤の収容室を配設し、
    該収容室中に蓄冷剤を充填するとともに蓄冷剤を冷却す
    るための別の蓄冷剤を流通させる配管を設けたことを特
    徴とする蓄冷式冷凍冷蔵箱体。
  2. 【請求項2】 収容室は内部に区画のない連通した形状
    に形成され、収容室には単一の蓄冷剤が充填されている
    ことを特徴とする請求項1記載の蓄冷式冷凍冷蔵箱体。
  3. 【請求項3】 収容室が複数の管状室からなり、該管状
    室には同一種類の蓄冷剤が充填されていることを特徴と
    する請求項1記載の蓄冷式冷凍冷蔵箱体。
  4. 【請求項4】 収容室が複数の管状室からなり、該管状
    室には複数種類の凝固点の異なる蓄冷剤が充填されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の蓄冷式冷凍冷蔵箱
    体。
  5. 【請求項5】 蓄冷剤の全部または一部が冷凍されてお
    り、配管内に蓄冷剤を冷却するための蓄冷剤が滞留して
    いることを特徴とする請求項1〜4記載の蓄冷式冷凍冷
    蔵箱体。
  6. 【請求項6】 断熱層および蓄冷剤の収容室を設けた壁
    体により、箱体の天井部、床部および側壁部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜5記載の蓄冷式冷凍
    冷蔵箱体。
JP5274966A 1992-11-04 1993-10-06 蓄冷式冷凍冷蔵箱体 Pending JPH06211294A (ja)

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JP31945392 1992-11-04
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Cited By (7)

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