JPH06181437A - 多重デジタル−アナログ変換器 - Google Patents

多重デジタル−アナログ変換器

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JPH06181437A
JPH06181437A JP4243558A JP24355892A JPH06181437A JP H06181437 A JPH06181437 A JP H06181437A JP 4243558 A JP4243558 A JP 4243558A JP 24355892 A JP24355892 A JP 24355892A JP H06181437 A JPH06181437 A JP H06181437A
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ヴェルベル ジョルグ
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/74Simultaneous conversion
    • H03M1/78Simultaneous conversion using ladder network
    • H03M1/785Simultaneous conversion using ladder network using resistors, i.e. R-2R ladders

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 供給する電流の大きさに出力信号の振幅が依
存する変換器において、出力端に著しい直流電圧の飛躍
を生ぜしめないようにする。 【構成】 R−2Rチェーン回路網がn+m個の接続点
Vを有し、n+m番目の接続点Vn+m がアナログ信号を
生じ、1+m〜n+m番目の個々の接続点に切換えうる
一定の第1電流I1 を生じる第1電流ミラー回路TO
1,T1〜T3が設けられ、第1電流は、割当てられた
ビットが第1状態を有している接続点にのみ切換えら
れ、第1電流ミラー回路の第1電流よりも大きく個々の
1〜n番目の接続点に切換えうる一定の第2電流I2
生じる第2電流ミラー回路TO2,TO3,T1′〜T
3′が設けられ、割当てられたビットが第2状態を有す
る接続点にのみ第2電流が切換わるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直列抵抗と両端の各々
にある分路抵抗とがそれぞれ抵抗値Rを有し、他の分路
抵抗が2倍の抵抗値2Rを有するR−2Rチェーン回路
網であって、直列抵抗側とは反対側の分路抵抗端部に電
源電圧が印加され、直列抵抗側の分路抵抗端が接続点を
構成している当該R−2Rチェーン回路網と、出力信号
を生じる出力端とを具え、nビット幅のデジタル信号を
アナログ信号に変換する多重デジタル−アナログ変換器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アナログ出力信号の振幅を、変換器に供
給する電流の大きさに依存させるこのような変換器を多
重デジタル−アナログ変換器と称する。R−2Rチェー
ン回路網を有する変換器では、上記の電流がチェーン回
路網の複数の接続点に切換えられ、変換器に供給され且
つアナログレンジに変換すべきデジタル信号に応答して
出力端に適切な電圧及び電流を生ぜしめる。外部からデ
ジタル‐アナログ変換器に供給されるこの電流の大きさ
も変えられる場合には、これにより変換器の出力信号の
振幅にも影響を及ぼす。
【0003】従って、上述した種類の多重デジタル−ア
ナログ変換器は、この変換器に供給される電流に重畳さ
れる交流信号の振幅を調整するのに用いることができ
る。この場合、この交流信号の振幅はデジタルワードの
ビットの状態に応じても変化する。従って、変換器の出
力端には、振幅が変化する交流電流が現れるばかりでは
なく、定電流をデジタルワードのビットの状態に応じて
アナログレンジに変換するのに対応する電圧又は電流値
も現れる。従って、いわば一種の直流電流又は直流電圧
が交流電流又は交流電圧上にそれぞれ重畳される。この
信号を以後オフセット信号と称する。
【0004】多くの分野では、このようなオフセット信
号が時間に応じて変化することは不所望なことである。
その理由は、このような多重デジタル−アナログ変換器
により音量信号を調整する場合、このような電圧及び電
流の飛躍はこれらが聞こえてしまう為に不所望なことで
ある為である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した種類の多重デジタル−アナログ変換器を改良し、完
全な或いは部分的な電位等化を適切に行った状態で交流
電流信号又は交流電圧信号を調整しうるという効果を得
るようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、直列抵抗と両
端の各々にある分路抵抗とがそれぞれ抵抗値Rを有し、
他の分路抵抗が2倍の抵抗値2Rを有するR−2Rチェ
ーン回路網であって、直列抵抗側とは反対側の分路抵抗
端部に電源電圧が印加され、直列抵抗側の分路抵抗端が
接続点を構成している当該R−2Rチェーン回路網と、
出力信号を生じる出力端と、を具え、nビット幅のデジ
タル信号をアナログ信号に変換する多重デジタル−アナ
ログ変換器において、 − n,mを零よりも大きな整数としてnビット幅のデ
ジタル信号に対するチェーン回路網が(n+m)個の接
続点を有し、 − (n+m)番目の接続点が多重デジタル−アナログ
変換器のアナログ信号を生じ、 − (1+m)〜(n+m)番目の個々の接続点に切換
えうる一定の第1電流を生じる第1電流ミラー回路が設
けられ、デジタル信号の最下位ビットが(1+m)番目
の接続点に割当てられ、最上位ビットが(n+m)番目
の接続点に割当てられ、第1電流は、割当てられたビッ
トが第1状態を有している接続点にのみ切換えられるよ
うになっており、 − 第1電流ミラー回路の第1電流よりも大きく個々の
1〜n番目の接続点に切換えうる一定の第2電流を生じ
る第2電流ミラー回路が設けられ、最下位ビットが1番
目の接続点に割当てられ、最上位ビットがn番目の接続
点に割当てられ、割当てられたビットが第2状態を有す
る接続点にのみ第2電流が切換わるようになっているこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の変換器によれば、この変換器に供
給される交流信号の振幅を、同じくこの変換器に供給さ
れるデジタル信号の関数として調整しうる。この場合、
完全な電位等化が可能となる。すなわち、大きさが変化
しうる直流成分が重畳されることなく、振幅が調整され
た交流信号が出力端に現れる。
【0008】nビット幅のデジタル信号を変換器に供給
し、この信号の関数として交流信号の振幅を変化させる
必要がある場合には、n,mを零よりも大きい整数とし
て(n+m)個の接続点をチェーン回路網に対し設ける
必要がある。mの値は原理的に任意に選択することがで
きるも、回路の価格を最低にしうるようにするために1
又は2に等しく選択する。
【0009】(n+m)個の接続点を有するこのチェー
ン回路網では、最後の接続点、すなわち(n+m)番目
の接続点が変換器の出力信号を生じる。
【0010】本発明の変換器には、それぞれ一定の電流
を生じる2つの電流ミラー回路が設けられており、これ
ら2つの電流は互いに異なる大きさを有し、これら電流
はビットの桁によっては必ずしも同じ接続点に切換えら
れない。
【0011】チェーン回路網が(n+m)個の接続点を
有すれば、第1電流ミラー回路を(1+m)〜(n+
m)番目の接続点に個別に切換えうる。この場合、デジ
タル信号の最下位ビットが(1+m)番目の接続点に割
当てられ、最上位ビットが(n+m)番目の接続点に割
当てられるように、デジタル信号の1ビットが各接続点
に割当てられる。第1電流ミラー回路により生ぜしめら
れる第1電流は、割当てられたビットが第1状態、例え
ば“高”レベル状態を有する接続点に切換えられる。
【0012】第2電流ミラー回路は第1電流ミラー回路
の第1電流よりも大きな一定の第2電流を生じる。この
第2電流は1〜n番目の接続点に個別に切換えうる。こ
の場合、最下位ビットが1番目の接続点に割当てられ、
最上位ビットがn番目の接続点に割当てられる。この第
2電流は、割当てられたビットが第2状態、例えば
“低”レベル状態を有する場合に、これら割当てられた
ビットの状態の関数としてそれぞれ割当てられた接続点
に切換えられる。
【0013】従って、2つの電流ミラー回路により生ぜ
しめられる2つの電流は(n+m)個の接続点にm個の
接続点だけシフトされて切換えられる。第1及び第2電
流の大きさを適切に選択し、且つ数mを適切に選択する
ことにより、一定の第1及び第2電流でデジタルワード
のビット状態にかかわらず出力端に常に同じオフセット
信号が現れるようにすることができる。例えば、m=1
を選択し、第2電流を第1電流の2倍の大きさに選択す
る場合には、上述した状態が満足される。これは、例え
ばデジタル信号の最上位ビットが“高”レベル値を有す
る場合に(n+m)番目の接続点に第1電流が供給され
るという事実によるものである。一方、最上位ビットが
“低”レベル値を有する場合には、第2電流がn番目の
接続点に供給される。この第2電流は第1電流の2倍で
あるがチェーン回路網により半分にされる為、出力端に
は第2電流の半分のみの値が現れる。従って、最上位ビ
ットの状態にかかわらず、出力端には常に同じオフセッ
ト信号が現れる。このことはデジタル信号の他のビット
に対しても同様に満足される。
【0014】例えば第1電流の大きさを変えて完全な電
位等化がもはや生じないようにし、デジタルワードのビ
ットの状態の関数として変化しうる電流値及び電圧値が
出力端に現れるようにしうる。
【0015】従って、本発明のデジタル‐アナログ変換
器を、部分的な又は完全な電位等化が可能な多重変換器
として用いることができる。
【0016】本発明のデジタル‐アナログ変換器は実際
の適用では、一般に、2つの電流ミラー回路により生ぜ
しめられる2つの直流電流が一定値を有するように構成
される。この場合の本発明の一例では、第1電流ミラー
回路によって生ぜしめられる第1電流に、デジタル信号
の関数として変化する振幅を有する交流電流を重畳し、
この交流電流を多重デジタル−アナログ変換器の出力信
号中に含めるようにする。
【0017】交流信号の振幅の調整は完全な電位等化に
より行う必要があり、すなわち、振幅が調整される変換
器出力信号にはデジタル信号のビットの状態の関数とし
て変化する信号が重畳されてはならず、本発明の他の例
では、出力信号の完全な電位等化を達成するために、第
2電流ミラー回路の第2電流の値を第1電流ミラー回路
の第1電流の値の2m倍にする。
【0018】本例の多重デジタル−アナログ変換器によ
れば、妨害のある副作用を生ぜしめることなく交流信号
の振幅を調整することができる。この場合の回路全体の
構造は他の解決策を用いた場合よりも極めて簡単とな
り、雑音が比較的低い回路となるという追加の利点も得
られる。
【0019】部分的な電位等化のみを望む場合には、第
2電流ミラー回路の第2電流の値を第1電流ミラー回路
の第1電流の値の2m倍に等しくならないように選択す
ることができる。
【0020】大部分の適用例では、m=1を選択すれば
充分である。この場合、デジタルワードのビット数より
も1つ多い接続点が設けられる。本例では、完全な電位
等化を達成するためには、第2電流を第1電流の2倍に
選択する必要がある。双方の電流ミラー回路はできるだ
け一定で雑音が最小の電流を生じるように構成する必要
がある。
【0021】この目的のために、第1電流ミラー回路が
第1トランジスタを有し、そのコレクタが第1電流ミラ
ー回路の入力端を構成し、そのエミッタが好ましくは抵
抗を介して基準電位点に接続され、そのコレクタ及びベ
ースが互いに接続され、第1電流ミラー回路が更にn個
の第2トランジスタを有し、これら第2トランジスタの
各々が(1+m)〜(n+m)番目の接続点の1つに割
当てられており、これら第2トランジスタのコレクタが
割当てられた接続点に接続されており、これら第2トラ
ンジスタのエミッタが好ましくはそれぞれ抵抗を経て基
準電位点に接続され、これら第2トランジスタのベース
が第1トランジスタのベースに接続されているようにす
る。
【0022】第1電流ミラー回路により生ぜしめられる
第1電流は外部からこの第1電流ミラー回路に供給され
るものであり、第1トランジスタ及び第2トランジスタ
より成る複数の電流ミラーにより割当てられた接続点に
一定の大きさで供給される。
【0023】本発明の他の例によれば、第2電流ミラー
回路が第1トランジスタを有し、そのコレクタが第2電
流ミラー回路の入力端を構成し、そのエミッタが好まし
くは抵抗を経て基準電位点に接続され、第2電流ミラー
回路が更に第2トランジスタを有し、この第2トランジ
スタのベースに第2電流が供給され、この第2トランジ
スタのコレクタに電源電圧が供給され、この第2トラン
ジスタのエミッタが第1トランジスタのベースに接続さ
れ、この第2トランジスタのベースが第1トランジスタ
のコレクタに接続され、第2電流ミラー回路が更にn個
の第3トランジスタを有し、これら第3トランジスタの
各々が1〜n番目の接続点の1つに割当てられ、これら
第3トランジスタのコレクタが割当てられた接続点に接
続され、これら第3トランジスタのエミッタが好ましく
はそれぞれ抵抗を経て基準電位点に接続され、これら第
3トランジスタのベースが抵抗を経て第1トランジスタ
のベースに接続されているようにする。
【0024】第2電流ミラー回路は第1電流ミラー回路
に類似する構造を有するも、コレクタ側で電源電圧の点
に接続された第2トランジスタが追加的に設けられてい
るという点で第1電流ミラー回路と相違する。このよう
にすることにより回路の電流消費量が比較的多くなるも
接続点に切換えられる電流の大きさがほぼ一定に保たれ
る。
【0025】各々が数個の電流ミラーを有するこれら2
つの電流ミラー回路の場合、本発明の他の例によれば、
第2電流ミラー回路の第3トランジスタのベースをそれ
ぞれ割当てられたスイッチを経て基準電位点に切換えう
るようになっており、この第2電流ミラー回路はデジタ
ル信号の各割当てられたビットの状態の関数として切換
えられ、第1及び第2電流ミラー回路の第1及び第2電
流は、スイッチが開放した際に第1電流ミラー回路の各
割当てられた第2トランジスタが遮断し且つ第2電流ミ
ラー回路の各割当てられた第3トランジスタが導通し、
スイッチが閉じた際に第1電流ミラー回路の各割当てら
れた第2トランジスタが導通し且つ第2電流ミラー回路
の各割当てられた第3トランジスタが遮断するように選
択する。
【0026】2つの電流ミラー回路をこのように接続
し、これら2つの電流ミラー回路の第1及び第2電流を
適切に選択した結果、第2電流ミラー回路の第3トラン
ジスタのベースと基準電位点との間に簡単なスイッチを
挿入するだけで充分である。この場合、デジタル信号の
各ビットに対し且つ第2電流ミラー回路の各第3トラン
ジスタに対し、割当てられたビットの状態に応じて切換
わるスイッチを設ける。通常電子スイッチとして配置す
るこのスイッチが切換わる結果として、割当てられたビ
ットの状態に応じて第1電流ミラー回路の割当てられた
第2トランジスタ又は第2電流ミラー回路の割当てられ
た第3トランジスタのいずれかが導通せしめられる。し
かし、これら2つのトランジスタにより接続点に切換え
られる電流は前述したように種々の接続点に切換えるこ
とができることを考慮する必要がある。例えば、第1電
流ミラー回路の電流は最上位ビットの状態の関数として
(n+m)番目の接続点に切換わり、第2電流ミラー回
路の電流はこのビットの関数としてn番目の接続点に切
換わる。
【0027】本発明のデジタル‐アナログ変換器は、一
定の第1電流に重畳されるアナログ信号、特にテレビジ
ョン受像機の音量信号又はコントラスト信号又は色飽和
信号の振幅を制御するためにオーディオ及びビデオの双
方又はいずれか一方の再生装置(オーディオ及び/又は
ビデオ再生装置)に用いることができる。第1電流に重
畳される交流電流に対して完全な又は部分的な電位等化
が可能であり、しかもこの交流電流の振幅を調整しうる
為、このような多重変換器を実質上あらゆるオーディオ
及び/又はビデオ装置に用いることができる。特にテレ
ビジョン受像機では、種々のアナログ調整値の振幅を変
えることができ、しかも部分的には完全な電位等化が望
まれている。このことは例えば音量又はコントラスト調
整値に対し当てはまる。他の値に対しては部分的な電位
等化のみが望まれている。本発明による変換器はこのよ
うな目的に対し極めて理想的なものであり、一方では多
重特性を有し、他方では部分的にしうる又は完全な電位
等化を有する。更にその構造は比較的簡単であり、振幅
を調整する必要がある信号が比較的雑音が少ない状態で
重畳される。
【0028】
【実施例】図1は、3ビット幅のデジタル信号に対する
ように構成した本発明の多重デジタル−アナログ変換器
の一実施例を示す。この構造は図面を最も明瞭にするた
めに選択したものであり、この変換器は6又は10又は
それ以上のビットのデジタル信号に対するように構成す
ることもできること明らかである。
【0029】図示した変換器に対しては(m=1)の値
を選択した為、この変換器に設けたチェーン回路網は
(n+m=3+1=4)個の接続点を有する。これらの
接続点を図面中にV1 ,Vn-1 ,Vn 及びVn+m で示し
てある。これら接続点は直列抵抗Rによりそれぞれ接続
されている。その他については、電圧源に接続された分
路抵抗2Rが設けられ、チェーン回路網の両端の各々に
ある分路抵抗は抵抗値Rを有している。接続点Vn+m
変換器の出力端を構成する。
【0030】チェーン回路網の抵抗の抵抗値を選択する
ことにより例えば、このチェーン回路網の出力端を構成
する接続点とは異なる各接続点に等しい大きさの電流を
供給することによりこのチェーン回路網の出力端に半分
の大きさの信号を生ぜしめる。
【0031】変換器には更に2つの電流ミラー回路を設
け、これら電流ミラー回路の電流をデジタルワードの状
態の関数として種々の接続点に切換える。
【0032】第1電流ミラー回路は第1トランジスタT
O1を有し、このトランジスタのコレクタに電流I1
供給される。この電流I1 は一定の直流電流であり、こ
の直流電流に交流電流IACが重畳される。
【0033】第1電流ミラー回路の第1トランジスタT
O1のエミッタは抵抗Rx を経て基準電位点に接続され
ている。この第1トランジスタTO1のコレクタに供給
される電流はこのトランジスタのベースにも供給され
る。この第1トランジスタのベースは第1電流ミラー回
路の第2トランジスタT1,T2及びT3である他のト
ランジスタのベースに接続されている。これらトランジ
スタT1,T2及びT3のエミッタはエミッタ抵抗Rx
1,Rx 2及びRx 3をそれぞれ経て基準電位点に接続
されている。
【0034】トランジスタT1のコレクタは接続点V
n+m に接続され、トランジスタT2のコレクタは接続点
n に接続され、トランジスタT3のコレクタは接続点
n-1に接続されている。
【0035】後に更に説明するように、デジタル信号の
最上位ビットはトランジスタT1に割当てられ、デジタ
ル信号の最下位ビットはトランジスタT3に割当てられ
ている。
【0036】第2電流ミラー回路は第1トランジスタT
O2と第2トランジスタTO3とを有している。この第
2電流ミラー回路は外部から給電されるものであり、第
1トランジスタTO2のコレクタ及び第2トランジスタ
TO3のベースに一定の直流電流I2 が供給される。第
1トランジスタTO2のエミッタは抵抗Rx を経て基準
電位点に接続され、第2トランジスタTO3のコレクタ
は電圧源に接続されている。
【0037】第2電流ミラー回路は更に第3トランジス
タT1′,T2′及びT3′を有し、これら第3トラン
ジスタのベースは抵抗R′1,R′2及びR′3をそれ
ぞれ経て第1トランジスタTO2のベースに接続されて
いる。これら第3トランジスタは第1トランジスタと組
み合わさって電流ミラーを構成する。トランジスタT
1′,T2′及びT3′のベースはスイッチS1,S2
及びS3によりそれぞれ基準電位点に切換えることがで
きる。これらのスイッチはデジタル信号のビットに割当
てられ、これらに割当てられたビットが一方の状態にあ
る際に開放され、他方のビット状態で閉成される。
【0038】トランジスタT1′,T2′及びT3′の
エミッタはトランジスタT1,T2及びT3のエミッタ
にそれぞれ接続されている。
【0039】トランジスタT1′のコレクタは接続点V
n に接続され、トランジスタT2′のコレクタは接続点
n-1 に接続され、トランジスタT3′のコレクタは接
続点V1 に接続されている。
【0040】デジタル信号(図示せず)の最上位ビット
の状態の関数として制御されるスイッチS1は第1電流
ミラー回路のトランジスタT1及び第2電流ミラー回路
のトランジスタT1′に割当てられている。最下位の次
のビットは、トランジスタT2及びT2′が割当てられ
ているスイッチS2を制御する。デジタル信号の最下位
ビットはトランジスタT3及びT3′が割当てられてい
るスイッチS3の位置を決定する。
【0041】以下の説明においては、図1の回路が完全
な電位等化を達成するものであると仮定する。この目的
のためには、接続点の個数を(m=1)となるように選
択した図1に示す例で電流I2 を電流I1 の2倍に選択
する必要がある。ここで交流電流IACが零に等しいもの
と仮定すると、デジタル信号のビットの状態にかかわら
ず常に同じ出力信号、すなわち一定電位を有する出力信
号が接続点Vn+m より成る変換器の出力端に現れる。
【0042】この相互関係を例えば最上位ビットにつき
説明することができる。デジタル信号の最上位ビットが
例えば“高”レベル状態を有し、この状態で、スイッチ
S1が閉じているものとすると、第2電流ミラー回路の
トランジスタT1′が遮断する、すなわちこのトランジ
スタのコレクタに電流が流れない。しかし、これと同時
に、第1電流ミラー回路のトランジスタT1が導通し、
そのコレクタに電流I1 が流れ、この電流は接続点V
n+m に供給される。従って、出力端にはこの電流に応じ
た電位が現れる。しかし、最上位ビットが“低”レベル
状態を有し、従ってスイッチS1が開放している場合に
は、第2電流ミラー回路のトランジスタT1′が導通
し、そのコレクタに電流I2 が流れ、この電流が接続点
n に供給される。この場合第1トランジスタT1は遮
断し、いかなる電流も接続点Vn+m に供給しない。第2
電流ミラー回路のトランジスタT1′により接続点Vn
に供給される電流I2 は実際電流I1 の2倍であるが、
チェーン回路網により分割され、スイッチS1が閉じら
れ割当てビットが“高”レベルを有していた前述した場
合と同じ出力信号が出力端、すなわち接続点Vn+m に現
れる。従って、変換器の出力端には、最上位ビットの状
態に依存しない同じ電位が常に現れる。このことは他の
回路部分、すなわちデジタル信号の他のビットに対して
も同様である。換言すれば、デジタル信号に任意の値を
与えても変換器の出力端には常に同じ電位が現れる。
【0043】この特性を、外部から変換器に供給する交
流信号IACの振幅を調整するのに用いることができる。
この交流信号IACは、第1電流I1 上に重畳されてお
り、従ってトランジスタT1,T2及びT3によりデジ
タル信号のビットの状態の関数として個々の接続点に切
換えられたり切換えられなかったりする。すなわち、交
流信号は、デジタルワードの関数、従って導通されたり
遮断されたりするトランジスタT1〜T3の関数とし
て、チェーン回路網の種々の接続点に切換えられ、従っ
て種々に分割される。このようにして、交流信号はデジ
タル信号のビット状態の関数として変化する振幅をとも
なって変換器の出力端に現れる。
【0044】本発明によれば、変換器の出力端における
交流信号のこの振幅調整は、極めて低雑音的に且つ特に
妨害のある副作用を生じることなく、すなわち回路の出
力端に直流電圧の飛躍(急激な上昇)を生ぜしめること
なく行うことができる。この直流電圧上昇は従来の多重
デジタル−アナログ変換器ではデジタル信号の状態の関
数として生じる。その理由は、従来の変換器では、直流
電流I1 が変換器により付加的に変換され、殆どがある
種の直流成分として出力端に現れる為である。
【0045】本発明の変換器では、図示の例の電流I2
を電流I1 の2倍に選択せずに不完全な電位等化を達成
することができるこというまでもない。この場合、変換
器の出力端で振幅が調整される交流信号に、ビット状態
の関数として変化する直流信号が付加的に重畳される。
【0046】一般には、スイッチS1〜S3に応じて、
割当てられたトランジスタ間で切換えを行いうる程度に
電流I2 を電流I1 よりも大きくする必要がある。図示
の例ではI2 ×Rx >I1 ×Rx +100mVを満足さ
せる。
【0047】この条件が一旦満足されると、例えば、ス
イッチS1が開放した際にトランジスタT1′が確実に
スイッチングし、これと同時にトランジスタT1が遮断
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重デジタル−アナログ変換器の一実
施例を示す回路図である。
【符号の説明】
TO1〜TO3,T1〜T3,T1′〜T3′ トラン
ジスタ R,2R,Rx ,Rx 1〜Rx 3,R′1〜R′3 抵
抗 V1 ,Vn-1 ,Vn ,Vn+m 接続点

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列抵抗と両端の各々にある分路抵抗と
    がそれぞれ抵抗値Rを有し、他の分路抵抗が2倍の抵抗
    値2Rを有するR−2Rチェーン回路網であって、直列
    抵抗側とは反対側の分路抵抗端部に電源電圧が印加さ
    れ、直列抵抗側の分路抵抗端が接続点を構成している当
    該R−2Rチェーン回路網と、 出力信号を生じる出力端と、 を具え、nビット幅のデジタル信号をアナログ信号に変
    換する多重デジタル−アナログ変換器において、 − n,mを零よりも大きな整数としてnビット幅のデ
    ジタル信号に対するチェーン回路網が(n+m)個の接
    続点を有し、 − (n+m)番目の接続点が多重デジタル−アナログ
    変換器のアナログ信号を生じ、 − (1+m)〜(n+m)番目の個々の接続点に切換
    えうる一定の第1電流を生じる第1電流ミラー回路が設
    けられ、デジタル信号の最下位ビットが(1+m)番目
    の接続点に割当てられ、最上位ビットが(n+m)番目
    の接続点に割当てられ、第1電流は、割当てられたビッ
    トが第1状態を有している接続点にのみ切換えられるよ
    うになっており、 − 第1電流ミラー回路の第1電流よりも大きく個々の
    1〜n番目の接続点に切換えうる一定の第2電流を生じ
    る第2電流ミラー回路が設けられ、最下位ビットが1番
    目の接続点に割当てられ、最上位ビットがn番目の接続
    点に割当てられ、割当てられたビットが第2状態を有す
    る接続点にのみ第2電流が切換わるようになっているこ
    とを特徴とする多重デジタル−アナログ変換器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多重デジタル−アナロ
    グ変換器において、第1電流ミラー回路によって生ぜし
    められる第1電流に、デジタル信号の関数として変化す
    る振幅を有する交流電流を重畳し、この交流電流を多重
    デジタル−アナログ変換器の出力信号中に含めることを
    特徴とする多重デジタル−アナログ変換器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の多重デジタル−
    アナログ変換器において、出力信号の完全な電位等化を
    達成するために、第2電流ミラー回路の第2電流の値を
    第1電流ミラー回路の第1電流の値の2m倍にすること
    を特徴とする多重デジタル−アナログ変換器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の多
    重デジタル−アナログ変換器において、m=1にしたこ
    とを特徴とする多重デジタル−アナログ変換器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の多
    重デジタル−アナログ変換器において、第1電流ミラー
    回路が第1トランジスタ(TO1)を有し、そのコレク
    タが第1電流ミラー回路の入力端を構成し、そのエミッ
    タが好ましくは抵抗(Rx )を介して基準電位点に接続
    され、そのコレクタ及びベースが互いに接続され、第1
    電流ミラー回路が更にn個の第2トランジスタ(T1,
    T2,T3)を有し、これら第2トランジスタの各々が
    (1+m)〜(n+m)番目の接続点の1つに割当てら
    れており、これら第2トランジスタのコレクタが割当て
    られた接続点(Vn+m ,Vn ,Vn-1 )に接続されてお
    り、これら第2トランジスタのエミッタが好ましくはそ
    れぞれ抵抗を経て基準電位点に接続され、これら第2ト
    ランジスタのベースが第1トランジスタ(TO1)のベ
    ースに接続されていることを特徴とする多重デジタル−
    アナログ変換器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の多
    重デジタル−アナログ変換器において、第2電流ミラー
    回路が第1トランジスタ(TO2)を有し、そのコレク
    タが第2電流ミラー回路の入力端を構成し、そのエミッ
    タが好ましくは抵抗(Rx )を経て基準電位点に接続さ
    れ、第2電流ミラー回路が更に第2トランジスタ(TO
    3)を有し、この第2トランジスタのベースに第2電流
    が供給され、この第2トランジスタのコレクタに電源電
    圧が供給され、この第2トランジスタのエミッタが第1
    トランジスタ(TO2)のベースに接続され、この第2
    トランジスタのベースが第1トランジスタ(TO2)の
    コレクタに接続され、第2電流ミラー回路が更にn個の
    第3トランジスタ(T1′,T2′,T3′)を有し、
    これら第3トランジスタの各々が1〜n番目の接続点の
    1つに割当てられ、これら第3トランジスタのコレクタ
    が割当てられた接続点(Vn ,Vn-1 ,V 1 )に接続さ
    れ、これら第3トランジスタのエミッタが好ましくはそ
    れぞれ抵抗(Rx 1,Rx 2,Rx 3)を経て基準電位
    点に接続され、これら第3トランジスタのベースが抵抗
    (R′1,R′2,R′3)を経て第1トランジスタ
    (TO2)のベースに接続されていることを特徴とする
    多重デジタル−アナログ変換器。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の多重デジタル−アナロ
    グ変換器において、第2電流ミラー回路が第1トランジ
    スタ(TO2)を有し、そのコレクタが第2電流ミラー
    回路の入力端を構成し、そのエミッタが好ましくは抵抗
    (Rx )を経て基準電位点に接続され、第2電流ミラー
    回路が更に第2トランジスタ(TO3)を有し、この第
    2トランジスタのベースに第2電流が供給され、この第
    2トランジスタのコレクタに電源電圧が供給され、この
    第2トランジスタのエミッタが第1トランジスタ(TO
    2)のベースに接続され、この第2トランジスタのベー
    スが第1トランジスタ(TO2)のコレクタに接続さ
    れ、第2電流ミラー回路が更にn個の第3トランジスタ
    (T1′,T2′,T3′)を有し、これら第3トラン
    ジスタの各々が1〜m番目の接続点の1つに割当てら
    れ、これら第3トランジスタのコレクタが割当てられた
    接続点(Vn ,Vn-1 ,V1 )に接続され、これら第3
    トランジスタのエミッタが好ましくはそれぞれ抵抗(R
    x 1,Rx 2,Rx 3)を経て基準電位点に接続され、
    これら第3トランジスタのベースが抵抗(R′1,R′
    2,R′3)を経て第1トランジスタ(TO2)のベー
    スに接続されており、第2電流ミラー回路の第3トラン
    ジスタ(T1′,T2′,T3′)のベースをそれぞれ
    割当てられたスイッチ(S1,S2,S3)を経て基準
    電位点に切換えうるようになっており、この第2電流ミ
    ラー回路はデジタル信号の各割当てられたビットの状態
    の関数として切換えられ、第1及び第2電流ミラー回路
    の第1及び第2電流は、スイッチ(S1,S2,S3)
    が開放した際に第1電流ミラー回路の各割当てられた第
    2トランジスタ(T1,T2,T3)が遮断し且つ第2
    電流ミラー回路の各割当てられた第3トランジスタ(T
    1′,T2′,T3′)が導通し、スイッチ(S1,S
    2,S3)が閉じた際に第1電流ミラー回路の各割当て
    られた第2トランジスタ(T1,T2,T3)が導通し
    且つ第2電流ミラー回路の各割当てられた第3トランジ
    スタ(T1′,T2′,T3′)が遮断するように選択
    されていることを特徴とする多重デジタル−アナログ変
    換器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の多
    重デジタル−アナログ変換器において、一定の第1電流
    上に重畳されるアナログ信号の振幅、特にカラーテレビ
    ジョン受像機の音量信号又はコントラスト信号又は色飽
    和信号の振幅を調整するためにオーディオ及びビデオの
    双方又はいずれか一方の再生装置に適用しうるようにし
    たことを特徴とする多重デジタル−アナログ変換器。
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