JPH06181429A - 鋸歯状波発振器 - Google Patents

鋸歯状波発振器

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JPH06181429A
JPH06181429A JP5143762A JP14376293A JPH06181429A JP H06181429 A JPH06181429 A JP H06181429A JP 5143762 A JP5143762 A JP 5143762A JP 14376293 A JP14376293 A JP 14376293A JP H06181429 A JPH06181429 A JP H06181429A
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JP
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capacitor
transistor
voltage
terminal
main electrode
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Application number
JP5143762A
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English (en)
Inventor
Franciscus A C M Schoofs
アドリアヌス コルネリス マリア スホーフス フランシスカス
Eise Carel Dijkmans
カレル デイクマンス エイス
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/06Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape
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    • HELECTRICITY
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    • H03K4/08Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape
    • H03K4/48Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices
    • H03K4/50Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth voltage is produced across a capacitor
    • H03K4/501Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth voltage is produced across a capacitor the starting point of the flyback period being determined by the amplitude of the voltage across the capacitor, e.g. by a comparator
    • H03K4/502Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth voltage is produced across a capacitor the starting point of the flyback period being determined by the amplitude of the voltage across the capacitor, e.g. by a comparator the capacitor being charged from a constant-current source

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発振周波数が第1のコンデンサの放電期間の
誤差に殆ど影響されない鋸歯状波発振器を提供する。 【構成】 第1のコンデンサ14と、この第1のコンデン
サ14に結合された出力端子10を有し、第1のコンデンサ
14に充電電流I を供給する電流源12と、第1のコンデン
サ14の電圧UCに応答して、放電期間TDS 中に該第1のコ
ンデンサ14を放電する放電手段20,22 とを有する鋸歯状
波発振器において、電流源12に結合した第2のコンデン
サ30と、一部が放電期間TDS 中に生じている充電電流が
第1のコンデンサ14に供給されるのを中断期間TIS 中、
中断する中断手段26と、充電電流I によって第2のコン
デンサ30に蓄積された過電荷を中断期間TIS 後に第1の
コンデンサ14に供給する供給手段24,26,40,46,34とを具
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、第1のコンデンサ、
この第1のコンデンサに結合された出力端子を有し、第
1のコンデンサに充電電流を供給する電流源、第1のコ
ンデンサの電圧に応答して放電期間中に第1のコンデン
サを放電する放電手段を有する鋸歯状波発振器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】このような発振器は、一般に知られてお
り、タイマIC555が用いられている。第1のコンデ
ンサは、電流源によって充電され、その電圧が第1の閾
値を越えると、通常第1のコンデンサと並列に接続され
たトランジスタからなる放電手段によって、第2の閾値
に達するまで第1のコンデンサを放電する。その後、第
1のコンデンサは、再び電流源によって充電される。そ
のときの第1のコンデンサの電圧は、鋸歯状波になる。
放電期間は、第1の閾値に達してから第2の閾値に達す
るまでの経過時間となる。充電期間は、第2の閾値に達
してから第1の閾値に達するまでの経過時間となる。充
電および放電サイクルの全体の期間は、放電および充電
期間の合計となる。この合計時間は、発振周波数を決定
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
鋸歯状波発振器においては、放電手段の誤差のため、放
電期間は一定でない。放電トランジスタが比較的小さい
場合には、比較的速く切り換わるが、比較的大きな内部
抵抗を持つことになる。比較的大きな放電トランジスタ
の場合には、反対となる。これらの誤差は、発振周波数
の正確さに悪影響を及ぼすことになる。
【0004】この発明の目的は、例えば、発振周波数が
第1のコンデンサの放電期間の誤差に殆ど影響されない
鋸歯状波発振器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、前文に述べた鋸歯状波発振器におい
て、さらに、電流源の出力端子に結合した第2のコンデ
ンサと、一部が放電期間中に生じている充電電流が第1
のコンデンサに供給されるのを中断期間中、中断する中
断手段と、充電電流によって第2のコンデンサに蓄積さ
れた過電荷を中断期間後に第1のコンデンサに供給する
供給手段とを有する。
【0006】第1のコンデンサに供給される電流は、少
なくとも放電期間の一部において、中断手段により一時
的に中断される。第2のコンデンサは、第1のコンデン
サの充電が終了した電荷を格納する補助コンデンサとし
て動作する。中断期間の後、第2のコンデンサに蓄えら
れた電荷は、電流供給手段により第1のコンデンサに供
給される。これにより、充電および放電サイクルの全体
の期間において、充電電流が僅かに失われるか、または
実質的に全く失われなくなる。後者の場合は、中断期間
中に放電期間が生じる場合である。全期間において、電
流源からの全充電電流は、結局、第1のコンデンサに流
れ、その結果、放電期間における誤差は、何らの影響を
与えないことになる。
【0007】第2のコンデンサに蓄えられた過電荷を第
1のコンデンサに実際に供給するため、この発明の鋸歯
状波発振器の第1の実施例においては、供給手段は、電
流源の出力端子から離れた第2のコンデンサの端子に結
合された電圧源と、中断手段に直列に結合された主電流
通路を具えると共に、主電流通路の抵抗値を制御する制
御信号を接続する制御端子を含む電圧制御抵抗と、基準
電圧源と、反転入力端子および非反転入力端子の一方を
基準電圧源に、他方の入力端子を電流源の出力端子にそ
れぞれ結合し、出力端子を電圧制御抵抗の制御端子に結
合した増幅器とを有する。
【0008】これらの手段は、第1のコンデンサへの充
電電流の供給の中断後に、第2のコンデンサの両端の電
位差を、充電電流の供給の中断前の第2のコンデンサの
両端の電位差に再び等しくする。それによって、過電荷
は除去される。この動作中、増幅器および電圧制御抵抗
は、基準電圧レベルで電流源の出力端子の電圧を維持す
る。
【0009】この発明の鋸歯状波発振器の第2の実施例
においては、中断手段および供給手段を有効に結合す
る。この実施例では、中断手段および供給手段は、電流
源の出力端子から離れた第2のコンデンサの端子に結合
され、該端子に、中断期間中に、中断期間以外の電圧か
ら外れる電圧を印加するスイッチング電圧源と、基準電
圧源と、電流源の出力端子、第1のコンデンサおよび基
準電圧源にそれぞれ結合された第1の主電極、第2の主
電極および制御電極を有する第1のトランジスタとを有
する。
【0010】この第1のトランジスタは、第2のコンデ
ンサの上記端子がスイッチング電圧源により切り換わる
とカットオフされ、それにより中断手段として動作す
る。この端子が所期電圧に切り換わると、制御電極と第
1の主電極との間のトランジスタの特有の閾値電圧が、
電流源の出力端子と基準電圧源との間に一定の電位差を
与える間、第1のコンデンサを再び導通状態にする。
【0011】
【実施例】図1は、タイマIC555を用いる鋸歯状波
発振器の回路図を示すものである。電流源12の出力端
子10は、第1のコンデンサ14に結合され、この第1
のコンデンサ14に充電電流Iを供給する。電流源12
および第1のコンデンサ14は、正電圧VPを接続する
正供給端子16と、アースに接続された負電圧VNを接
続する負供給端子18との間に直列に接続されている。
第1のコンデンサ14を流れる充電電流Iによって電圧
UCが増加し、この電圧UCがウインドコンパレータ2
0において第1の閾値VT1と比較される。電圧UCが
第1の閾値VT1に達すると、ウインドコンパレータ2
0は、第1のコンデンサ14に並列に接続された放電ト
ランジスタ22の制御電極に放電信号DSを供給して、
これを活性化する。これにより放電トランジスタ22を
導通させ、第1のコンデンサ14を放電して、電圧UC
を減少させる。電圧UCが第2の閾値VT2まで低下す
ると、第1のコンデンサ14はウインドコンパレータ2
0の放電信号DSによって再び非導通となる。
【0012】図2は、電圧UCおよび放電信号DSの時
間に対する変化をプロットしたものである。Saで示す
信号は、充電および放電サイクルの全体の期間Tに対し
て放電期間が非常に短い場合に生じる。Sbで示す信号
は、放電期間が比較的長い放電期間TDSを取る場合に
生じる。充電期間TCHは、両者の場合とも同じであ
る。すなわち、この期間は充電電流Iおよび第1のコン
デンサ14の値によって決定される。その結果、放電期
間TDSおよび充電期間TCHの合計である全体の期間
Tは、Saの場合よりもSbの場合のほうが長くなる。
このように、放電期間TDSに誤差があるため、全体の
期間Tおよび発振周波数も固定されない。このため、正
確な発振周波数を望む場合には、調整を要することにな
る。放電期間TDSの誤差は、例えば放電トランジスタ
22の大きさの誤差によって生じる。比較的大きな放電
トランジスタ22の場合には、小さい内部抵抗を有する
が、トランジスタの駆動においては、比較的おおきな遅
延を伴うことになる。これに対して、比較的小さな放電
トランジスタ22の場合には、迅速にスイッチングする
が、比較的おおきな直列抵抗を有することになる。
【0013】図3は、この発明による鋸歯状波発振器の
回路図を示すものである。出力端子10は、直列に接続
した電圧制御抵抗24およびインタラプタ26を経て第
1のコンデンサ14に結合する。この出力端子10は、
第2のコンデンサ30の第1の端子28にも接続し、こ
の第2のコンデンサ30の第2の端子32を電圧源34
に接続する。電圧制御抵抗24は、増幅器40の出力端
子38に接続した制御端子36を有する。増幅器40の
反転入力端子42は出力端子10に接続し、非反転入力
端子44は基準電圧VREF1を供給する基準電圧源4
6に接続する。インタラプタ24は、ウインドコンパレ
ータ20からのインタラプト信号ISにより制御する。
放電信号DSとインタラプト信号ISとの関係を、第1
のコンデンサ14における電圧UCとともに図4に示
す。
【0014】インタラプタ26は、必ずしも放電期間T
DSに重複しないが、好ましくは中断期間TISの間、
第1のコンデンサ14への電流の供給を遮断する。中断
期間TISでは、充電電流Iは第2のコンデンサ30に
流れ、第2のコンデンサ30を過充電する。これによ
り、第2のコンデンサ30の第1の端子28は、第2の
端子32に対して正になる。また、中断期間TISで
は、放電トランジスタ22は第1のコンデンサ14を放
電し、その放電期間TDSに、電圧UCは曲線Scで示
すように変化する。曲線Sdは、放電が誤差によってよ
り遅く起こる場合の電圧変化を示す。
【0015】第1のコンデンサ14が放電トランジスタ
22を経て放電すると、電圧UCが増加しないある一定
の待機期間が続く。中断期間TISが終了すると、イン
タラプタ26は第1のコンデンサ14への電流供給の中
断を終了し、その結果、充電電流Iが再び第1のコンデ
ンサ14に流れる。同時に、第2のコンデンサ30にお
ける過電荷は、第2のコンデンサ30から電圧制御抵抗
24および閉成したインタラプタ26を経て第1のコン
デンサ14に送出される。加算電流は、第2のコンデン
サ30における過電荷が補償されるまで、曲線Seで示
すように、第1のコンデンサ14に一時的に流れる。こ
の補償は、時間に亘って徐々に、すなわちパルス状に行
われる。これは、例えば、電圧源34の内部インピーダ
ンスおよび電圧制御抵抗24の制御動作に専ら依存す
る。曲線Sfは、補償電流の結果、電圧UCの可能な変
化の例を示すものである。
【0016】増幅器40は、出力端子10の電圧を基準
電圧VREF1に強制的に復帰させ、電圧制御抵抗24
が第1のコンデンサ14の電圧UCを出力端子10の電
圧と無関係にする。このようにして、中断期間TIS後
における第2のコンデンサ30の電位差を、中断期間T
IS前の電位差と再び一致させ、これにより中断期間中
に蓄積された過電荷を、第1のコンデンサ14に完全に
送出される。ここで、放電期間TDSは、全体の期間T
の決定にはなんら作用しない。利用できる全ての充電電
流Iは、第1のコンデンサ14における電圧UCの変化
をSgで示すように、結局は理想の鋸歯状波発振器の場
合のように、第1のコンデンサ14に流れる。
【0017】所期の効果を得るためには、全体の中断期
間TISの一部または全部を、放電期間TDS内に位置
させるとよい。その場合には、放電期間TDSの変更に
よる影響を、ある程度は除去できる。
【0018】図5は、この発明に係る鋸歯状波発振器の
回路図である。この鋸歯状波発振器は、本質的には図3
に示すものと同じであるが、ここでは電圧制御抵抗2
4、増幅器40およびインタラプタ26を一つのPMO
Sトランジスタ48をもって構成し、電圧源34をスイ
ッチング電圧源50をもって構成している。PMOSト
ランジスタ48のソースおよびゲートは、出力端子10
および基準電圧源46にそれぞれ接続する。PMOSト
ランジスタ48のドレインは、第1のコンデンサ14へ
の接続点52に接続する。電流源12は、PMOSトラ
ンジスタ54をもって構成し、そのソース、ゲートおよ
びドレインを、正供給端子16、電圧線56および出力
端子10にそれぞれ接続する。接続点52は、コンパレ
ータ60の非反転入力端子58に接続し、このコンパレ
ータ60の反転入力端子62には、抵抗64を経てアー
スに対して基準電圧VREF2を印加する基準電圧源6
6に接続する。コンパレータ60の出力端子は、NMO
Sトランジスタ70、72および74のそれぞれのゲー
トに接続する。
【0019】NMOSトランジスタ70のソースは、負
供給端子18に直接接続する。NMOSトランジスタ7
2および74のソースは、それぞれダイオード76およ
び78を経て負供給端子18に接続する。NMOSトラ
ンジスタ70のドレインは、抵抗80を経てコンパレー
タ60の反転入力端子62に接続する。NMOSトラン
ジスタ72のドレインは、接続点82でPMOSトラン
ジスタ84のドレインに接続し、このPMOSトランジ
スタ84のソースを正供給端子16に、ゲートを電圧線
56にそれぞれ接続する。NMOSトランジスタ74の
ドレインは、接続点86で電流源配置のPMOSトラン
ジスタ88のドレインに接続し、このPMOSトランジ
スタ88のソースおよびゲートを、正供給端子16およ
び電圧線56にそれぞれ接続する。
【0020】第2のコンデンサ30は、出力端子10と
接続点86との間に接続する。接続点82は、さらに反
転バッファ90を経て放電トランジスタ22のゲートお
よびNMOSトランジスタ92のゲートに接続し、NM
OSトランジスタ92のソースおよびドレインは、負供
給端子18および接続点86にそれぞれ接続する。NM
OSトランジスタ92,NMOSトランジスタ74,P
MOSトランジスタ88および接続点86は、スイッチ
ング電圧源50を構成する。
【0021】電圧線56は、PMOSトランジスタ94
のゲートにも接続し、このPMOSトランジスタ94の
ソースを正供給端子16に、ドレインをPMOSトラン
ジスタ96のソースにそれぞれ接続する。PMOSトラ
ンジスタ96のゲートは、基準電圧源46に接続し、ド
レインは電圧線56に接続すると共に、NMOSトラン
ジスタ98のドレインに接続する。NMOSトランジス
タ98のソースは、抵抗100を経て負供給端子18に
接続すると共に、増幅器104の反転入力端子102に
接続し、この増幅器104の非反転入力端子106を基
準電圧VREF3を発生する基準電圧源108に、出力
端子110をNMOSトランジスタ98のゲートに接続
する。NMOSトランジスタ98,抵抗100,増幅器
104および基準電圧源108は、基準電流源112を
構成する。
【0022】PMOSトランジスタ94およびPMOS
トランジスタ96は、電流ミラー回路の入力ブランチを
構成し、PMOSトランジスタ54およびPMOSトラ
ンジスタ48はその出力ブランチを構成する。PMOS
トランジスタ54を経て流れる充電電流Iは、基準電流
源112で発生される電流に等しいか、比例する。この
電流は、抵抗100の抵抗値をR1とすると、VREF
3/R1に等しい。充電電流Iは、PMOSトランジス
タ48を経て第1のコンデンサ14に流れ、同時に接続
点52の電圧UCが増加する。コンパレータ60は、電
圧UCと基準電圧VREF2とを比較し、電圧UCが基
準電圧VREF2に等しい第1の閾値を越えると、出力
端子68は正となり、NMOSトランジスタ70を導通
させる。これにより、抵抗80はNMOSトランジスタ
70を経てアースに接続され、その結果、コンパレータ
60の反転入力端子62の電圧は、基準電圧VREF2
を分圧した第2の閾値になる。この分圧は、抵抗80と
抵抗64との割合によって決定される。
【0023】また、NMOSトランジスタ72も、出力
端子68が正となることにより導通し、放電トランジス
タ22も反転バッファ90を経て導通する。その結果、
第1のコンデンサ14は、電圧UCが第1の閾値に達し
た時点で放電する。ダイオード76は、NMOSトラン
ジスタ70をNMOSトランジスタ72よりも早く導通
させ、これにより第1のコンデンサが放電を開始した
後、最初に閾値を減少させる。電圧UCが第2の閾値に
達すると、出力端子68はNMOSトランジスタ70お
よびNMOSトランジスタ72をカットオフすると共
に、反転バッファ90を経て放電トランジスタ22をカ
ットオフして、第1のコンデンサ14の充電を開始させ
る。
【0024】第1のコンデンサ14が充電されている
間、NMOSトランジスタ74およびNMOSトランジ
スタ92は、ともに非導通状態にある。接続点86およ
び第2のコンデンサ30の第2の端子32は、PMOS
トランジスタ88を経て正供給端子16の電圧VPにな
る。PMOSトランジスタ88は、所望に応じて、第2
の端子32を電圧VPに充電するように、抵抗に変更す
ることができる。出力端子10の電圧は、基準電圧VR
EF1とPMOSトランジスタ48のゲート−ソース間
電圧との合計になる。NMOSトランジスタ72ととも
に、NMOSトランジスタ74も、導通状態となり、わ
ずかに遅れてNMOSトランジスタ92が導通する。こ
れによって、第1のコンデンサ14が放電するのに先立
って、接続点86がスイッチング電圧源50によって接
地される。このスイッチングの間に、第2のコンデンサ
30を経て出力端子10の電圧が上昇する。その結果、
PMOSトランジスタ48は、そのソース電圧がゲート
電圧よりも低くなって非導通状態となる。充電電流I
は、第2のコンデンサ30に流れ、これを過充電する。
第1のコンデンサ14の放電が終了すると、NMOSト
ランジスタ74およびNMOSトランジスタ92は、と
もにカットオフされ、接続点86は再びPMOSトラン
ジスタ88によって電圧VPになる。充電電流Iは、出
力端子10がPMOSトランジスタ48を導通させるの
に十分な正電位になるまでは、第2のコンデンサ30に
流れる。その後、充電電流Iは、PMOSトランジスタ
48を経て第1のコンデンサ14に再び流れる。同時
に、第2のコンデンサ30の過電荷も第1のコンデンサ
14に流れる。結局、第2のコンデンサ30の電位差
は、第1のコンデンサ14の放電動作の開始前の電位差
に再び等しくなる。
【0025】図5に示すPMOSトランジスタ114
は、そのゲート、ソースおよびドレインを、基準電圧源
46、接続点86およびアースにそれぞれ接続する。こ
のPMOSトランジスタ114は、接続点86の電圧の
変動範囲を抑制し、正供給端子16へのスイッチングノ
イズを防止する。
【0026】なお、上述した実施例では、ユニポーラト
ランジスタを用いたが、そのゲート、ソースおよびドレ
インにそれぞれ対応するベース、エミッタおよびコレク
タを有するバイポーラトランジスタを用いることもでき
る。また、ダイオード76および78は、トランジスタ
72および74を導通させるのに必要なゲート電圧を増
加させのに用いているが、トランジスタ72および74
のゲート−ソース間の閾値電圧を、トランジスタ70の
ゲート−ソース間の閾値電圧よりも高くすることによっ
て、これらのダイオード76および78を省略すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の鋸歯状波発振器を説明するための回路図
である。
【図2】図1に示す鋸歯状波発振器の動作を説明するた
めの図である。
【図3】この発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図4】図3に示す鋸歯状波発振器の動作を説明するた
めの図である。
【図5】この発明の第2の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
14 第1のコンデンサ 10 出力端子 12 電流源 20 ウインドコンパレータ 22 放電トランジスタ 30 第2のコンデンサ 26 インタラプタ 24 電圧制御抵抗 40 増幅器 46 基準電圧源 34 電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エイス カレル デイクマンス オランダ国 5621 ベー アー アインド ーフェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコンデンサ(14)と、この第1
    のコンデンサ(14)に結合された出力端子(10)を
    有し、該第1のコンデンサ(14)に充電電流(I)を
    供給する電流源(12)と、前記第1のコンデンサ(1
    4)の電圧(UC)に応答して、放電期間(TDS)中
    に該第1のコンデンサ(14)を放電する放電手段(2
    0,22)とを有する鋸歯状波発振器において、 前記電流源(12)に結合した第2のコンデンサ(3
    0)と、一部が前記放電期間(TDS)中に生じている
    充電電流が前記第1のコンデンサ(14)に供給される
    のを中断期間(TIS)中、中断する中断手段(26)
    と、前記充電電流(I)によって前記第2のコンデンサ
    (30)に蓄積された過電荷を前記中断期間(TIS)
    後に前記第1のコンデンサ(14)に供給する供給手段
    (24,26,40,46,34)とを具えることを特
    徴とする鋸歯状波発振器。
  2. 【請求項2】 前記放電期間(TDS)は、前記中断期
    間(TIS)内に位置することを特徴とする請求項1記
    載の鋸歯状波発振器。
  3. 【請求項3】 前記供給手段は、前記電流源(12)の
    出力端子(10)から離れた前記第2のコンデンサの端
    子(32)に結合された電圧源(34)と、前記中断手
    段(26)に直列に接続された主電流通路を有すると共
    に、前記主電流通路の抵抗値を制御する制御信号を受け
    る制御端子(36)を有する電圧制御抵抗(24)と、
    基準電圧源(46)と、反転入力端子(42)および非
    反転入力端子(44)の一方を前記基準電圧源(46)
    に、他方を前記電流源(12)の出力端子(10)にそ
    れぞれ結合し、出力端子(38)を前記電圧制御抵抗
    (24)の制御端子(36)に結合した増幅器(40)
    とを具えることを特徴とする請求項1または2記載の鋸
    歯状波発振器。
  4. 【請求項4】 前記中断手段および供給手段は、前記電
    流源(12)の出力端子(10)から離れた前記第2の
    コンデンサ(30)の端子(32)に結合され、該端子
    (32)に、前記中断期間(TIS)中に、該中断期間
    (TIS)以外の電圧(VP)から外れる電圧(VN)
    を印加するスイッチング電圧源(50)と、基準電圧源
    (46)と、前記電流源(12)の出力端子(10)、
    前記第1のコンデンサ(14)および前記基準電圧源
    (46)にそれぞれ結合された第1の主電極、第2の主
    電極および制御電極を有する第1のトランジスタ(4
    8)とを具えることを特徴とする請求項1または2記載
    の鋸歯状波発振器。
  5. 【請求項5】 前記スイッチング電圧源(50)は、接
    続点(86)において接続した電流源としての第2のト
    ランジスタ(88)およびスイッチングトランジスタ
    (74,92)の直列結合を有し、前記中断期間(TI
    S)中、前記スイッチングトランジスタ(74,92)
    を導通させる制御信号(DS,IS)を、それらのスイ
    ッチングトランジスタ(74,92)の制御電極に印加
    し、前記第2のコンデンサ(30)の前記端子(32)
    を前記接続点(86)に結合したことを特徴とする請求
    項4記載の鋸歯状波発振器。
  6. 【請求項6】 前記電流源(12)は、第1の主電極、
    第2の主電極および制御電極を有する第3のトランジス
    タ(54)を具え、この第3のトランジスタ(54)の
    第1の主電極および制御電極を前記第2のトランジスタ
    (88)の対応する電極に接続し、前記第3のトランジ
    スタ(54)の第2の主電極を前記出力端子(10)に
    接続したことを特徴とする請求項5記載の鋸歯状波発振
    器。
  7. 【請求項7】 前記鋸歯状波発振器は、さらに、第1の
    主電極、第2の主電極および制御電極をそれぞれ有する
    第4のトランジスタ(94)および第5のトランジスタ
    (96)を具え、前記第4のトランジスタ(94)の第
    1の主電極および制御電極を前記第3のトランジスタ
    (54)の対応する電極に接続し、前記第4のトランジ
    スタ(94)の第2の主電極を前記第5のトランジスタ
    (96)の第1の主電極に接続し、前記第5のトランジ
    スタ(96)の制御電極を前記基準電圧源(46)に接
    続し、前記第5のトランジスタ(96)の第2の主電極
    を前記第4のトランジスタ(94)の制御電極に接続す
    ると共に、基準電流源(98,100,104,10
    8)に接続したことを特徴とする請求項6記載の鋸歯状
    波発振器。
  8. 【請求項8】 前記鋸歯状波発振器は、さらに、前記接
    続点(86)、供給端子(18)および前記基準電圧源
    (46)にそれぞれ接続した第1の主電極、第2の主電
    極および制御電極を有する第6のトランジスタ(11
    4)を具えることを特徴とする請求項5,6または7記
    載の鋸歯状波発振器。
JP5143762A 1992-06-15 1993-06-15 鋸歯状波発振器 Pending JPH06181429A (ja)

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