JPH0618119A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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Publication number
JPH0618119A
JPH0618119A JP17301692A JP17301692A JPH0618119A JP H0618119 A JPH0618119 A JP H0618119A JP 17301692 A JP17301692 A JP 17301692A JP 17301692 A JP17301692 A JP 17301692A JP H0618119 A JPH0618119 A JP H0618119A
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JP
Japan
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concentrated solution
flow path
solution
temperature
concentrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP17301692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Fujimoto
正之 藤本
Yoji Hiuga
陽児 日向
Tetsuo Miyamoto
哲雄 宮本
Akira Okonogi
章 小此木
Shozo Kato
昇三 加藤
Kazuhiro Tajima
一弘 田島
Kiyoto Kobayashi
清人 小林
Tatsu Sugawara
達 菅原
Katsuyuki Tsuno
勝之 津野
Takeshi Arai
武 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP17301692A priority Critical patent/JPH0618119A/ja
Publication of JPH0618119A publication Critical patent/JPH0618119A/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 濃溶液流路を改善し結晶防止制御を行なう吸
収式冷凍機を提供する。 〔構成〕 再生器1と、吸収器7と、凝縮器3と、蒸発
器5とからなる吸収式冷凍機において、再生器1から吸
収器7に至る濃溶液流路8に電気ヒータ11を設け、こ
の濃溶液流路8の濃溶液温度が所定温度以上になるよう
に電気ヒータ11を通電する制御を行ない、低外気温な
どの条件下の運転で起こりやすい濃溶液の結晶を防止す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は濃溶液の結晶防止を可
能とする吸収式冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられている燃焼装置を熱源とす
る再生器,吸収器,凝縮器,蒸発器,熱交換器等から構
成の吸収式冷凍機は、溶液熱交換器で急激な熱交換が成
されるとか低外気温の条件下で冷房運転を行なうと濃溶
液に結晶を招き易く、冷凍サイクルが成り立たずに不都
合が生ずるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、近時はこの種の
吸収式冷凍機もコンパクト化が叫ばれ、各部品の配置や
濃溶液と稀溶液とを熱交換させる都合上、再生器と吸収
器を結ぶ濃溶液流路がどうしても長くなることが多い。
このため、外気の温度が低い時に冷房運転を行った場
合、再生器から濃溶液流路へ流れる熱い濃溶液が溶液熱
交換器を経るときにかなりの熱が奪われることと相俟っ
て、溶液熱交換器から吸収器へ向かう濃溶液はさらに外
気で冷やされ、結晶が生じることがあった。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、濃溶液の温度を
ある温度範囲に保つようにすることで、上記課題を解決
する吸収式冷凍機を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生器と、吸
収器と、凝縮器と、蒸発器とからなる吸収式冷凍機にお
いて、再生器から吸収器に至る濃溶液流路に電気ヒータ
を設け、濃溶液流路の濃溶液温度が所定温度以上になる
ように電気ヒータの通電を制御するヒータ制御手段を備
えたものである。
【0006】また、本発明は再生器と、吸収器と、凝縮
器と、蒸発器と、再生器から吸収器に至る濃溶液流路の
濃溶液と吸収器から再生器に至る稀溶液流路の稀溶液と
を熱交換させる溶液熱交換器とからなる吸収式冷凍機に
おいて、溶液熱交換器と吸収器との間の濃溶液流路に電
気ヒータと温度センサとを設け、濃溶液流路の濃溶液の
結晶を阻止できるように温度センサの検出温度に応じて
電気ヒータの通電を制御するヒータ制御手段を備えたも
のである。
【0007】
【作用】上記のような構成のため、再生器で発生した冷
媒蒸気を凝縮器で液冷媒とし、この冷媒液を冷媒タンク
を介して蒸発器へ導き、該蒸発器で蒸発するときの潜熱
で冷水管を冷やし、且つここで生じた冷媒蒸気を吸収器
へ流入し、該吸収器へ前期再生器から送られてくる別途
の濃溶液で吸収し稀溶液とする。濃溶液が導かれる濃溶
液流路は経路が長かったり、溶液熱交換器がある場合、
外気温が低いときに濃溶液が結晶しやすいため、該濃溶
液流路に電気ヒータと温度センサを装着し、温度センサ
の検出温度により電気ヒータのオン/オフ制御を行な
う。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0009】図1は空冷の吸収式冷凍機を示し、1は下
部に暖房用燃焼装置2を備えた再生器で、該再生器1の
上部には連通する凝縮器3を配設し、該凝縮器3から導
いた冷媒配管4の先端を蒸発器5に臨む冷媒タンク6に
接続すると共に、この蒸発器5に連通した吸収器7には
前記再生器1から配管したUシール管構成となる濃溶液
流路8を、中間に溶液熱交換器9を経て接続し、このう
ち溶液熱交換器9から吸収器7に至るまでの濃溶液流路
部分8aの全域に亘り電気ヒータ11を巻き付け、且つ
該濃溶液流路部分8aに温度センサ10を取付ける。1
2は吸収器7に接続の溶液タンクで、該溶液タンク12
から導いた稀溶液配管13を溶液熱交換器9を経て再生
器1に接続する。14は蒸発器5に一部を配管した冷水
管で、該冷水管5の先端を負荷側となる室内機15とし
てなる。16は再生器1と並設した暖房用燃焼装置17
を下部に備えた温水熱交換器で、この上部の排気フード
18は再生器1の排気フードと併用する構成である。1
9はヒータ制御手段を兼ねる制御装置で、20は冷水管
14の蒸発器出口部に取付けた温度センサであり、21
は送風ファンを示す。
【0010】次にこの作用を説明すると、先ず吸収式冷
凍機の運転に際し、冷房運転にあっては燃焼装置2の加
熱で再生器1の溶液が沸騰し冷媒蒸気が凝縮器3へ導か
れ凝縮し液冷媒となる。この冷媒液は冷媒タンク6に溜
まり冷媒ポンプ22から蒸発器5へ給送され、この散布
時に生ずる潜熱で冷水管14を流れる冷水を冷やすと共
に、発生した冷媒蒸気を連通の吸収器7で、再生器1か
ら別途導かれる濃溶液の散布で吸収し稀溶液として溶液
タンク12に集め再生器1に戻す冷凍サイクルを構成す
る。
【0011】この場合、再生器1から吸収器7へ流れる
濃溶液は、溶液熱交換器9を経た濃溶液流路部分8aは
急激な外気温度の低下等で結晶する虞れがあるが、該濃
溶液流路部分8aには温度センサ10及び電気ヒータ1
1を備えヒータ制御手段を兼ねる制御装置19をもって
濃溶液が結晶しない温度範囲となるように電気ヒータ1
1のオン,オフ制御を行ない、濃溶液流路部分8aを暖
めるものである。
【0012】いま、この電気ヒータ11の制御を図2に
示すフローチャートにて基づいて一応述べると、先ず制
御装置19は冷房運転に当たって蒸発器5から出る冷水
管14の往き側の冷水温度を温度センサ20にて検出
し、その冷水温度Twが設定温度Twsになるように燃
焼装置2の燃焼量QgをPID(比例,積分,微分)制
御をする。また、前記濃溶液流路部分8aに設けた温度
センサ10にて濃溶液の温度を検出し、この温度が40
℃以下か以上かを判断し、温度40℃以下のときは電気
ヒータ11を入れる。この結果、温度センサ10の検出
温度が50℃を超えたら電気ヒータ11を切るものであ
る。このため、濃溶液流路部分8aの濃溶液温度が40
〜50°前後に維持され、この部分の濃溶液に結晶を生
じないようにできると共に、濃溶液が過度に加温されな
いようにできる。
【0013】
【発明の効果】上記のように、本発明の吸収式冷凍機は
再生器から吸収器に流れる濃溶液流路に温度センサを設
けると共に、電気ヒータを巻き付け、この部分の温度が
所定温度以上になるように電気ヒータの通電を制御した
ので、低外気温などの条件下で冷房運転させても濃溶液
に結晶を招くことなく、外部条件に影響を受けずに濃溶
液を流し得、常に安定した運転かできる効果がある。ま
た、請求項2に記載したように、濃溶液と稀溶液の熱交
換を行なうものに、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略図である。
【図2】ヒータ制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 再生器 3 凝縮器 5 蒸発器 7 吸収器 8 濃溶液流路 10 温度センサ 11 電気ヒータ 19 制御装置(ヒータ制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 哲雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小此木 章 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 加藤 昇三 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 田島 一弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 小林 清人 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 菅原 達 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 津野 勝之 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 新井 武 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器
    とからなる吸収式冷凍機において、再生器から吸収器に
    至る濃溶液流路に電気ヒータを設け、濃溶液流路の濃溶
    液温度が所定温度以上になるように電気ヒータの通電を
    制御するヒータ制御手段を備えたことを特徴とする吸収
    式冷凍機。
  2. 【請求項2】 再生器と、吸収器と、凝縮器と、蒸発器
    と、再生器から吸収器に至る濃溶液流路の濃溶液と吸収
    器から再生器に至る稀溶液流路の稀溶液とを熱交換させ
    る溶液熱交換器とからなる吸収式冷凍機において、溶液
    熱交換器と吸収器との間の濃溶液流路に電気ヒータと温
    度センサとを設け、濃溶液流路の濃溶液の結晶を阻止で
    きるように温度センサの検出温度に応じて電気ヒータの
    通電を制御するヒータ制御手段を備えたことを特徴とす
    る吸収式冷凍機。
JP17301692A 1992-06-30 1992-06-30 吸収式冷凍機 Pending JPH0618119A (ja)

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JP17301692A JPH0618119A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 吸収式冷凍機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012118155A1 (ja) 2011-03-02 2012-09-07 浜松ホトニクス株式会社 開放型x線源用冷却構造及び開放型x線源
CN104567098A (zh) * 2014-10-22 2015-04-29 辽宁中联能源科技有限公司 冷热双效电能储热系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012118155A1 (ja) 2011-03-02 2012-09-07 浜松ホトニクス株式会社 開放型x線源用冷却構造及び開放型x線源
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