JPH06180681A - 中央処理装置 - Google Patents
中央処理装置Info
- Publication number
- JPH06180681A JPH06180681A JP28498692A JP28498692A JPH06180681A JP H06180681 A JPH06180681 A JP H06180681A JP 28498692 A JP28498692 A JP 28498692A JP 28498692 A JP28498692 A JP 28498692A JP H06180681 A JPH06180681 A JP H06180681A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- bit
- data width
- cpu
- bits
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bus Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デバイスのデータ幅による違いにより起き
る、プログラマへのプログラミング負担を軽くする。 【構成】 CPUにデバイスによるデータ幅を判断する
機構、および前記データ幅に合わせて入出力処理する機
構を備える。
る、プログラマへのプログラミング負担を軽くする。 【構成】 CPUにデバイスによるデータ幅を判断する
機構、および前記データ幅に合わせて入出力処理する機
構を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ幅が異なるデバイ
スを有するコンピュータ装置で用いられる中央処理装置
(CPU)に関する。
スを有するコンピュータ装置で用いられる中央処理装置
(CPU)に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUにデータ幅の異なるデバイスを接
続した場合、図1に示すように従来はソフトウェアでそ
の違いに対応する必要があった。たとえば、8ビットの
デバイスから読み取ったデータを16ビット幅のデバイ
スに書き出す場合には、8ビットデータの下位8ビット
に0を埋めてから出力していた。
続した場合、図1に示すように従来はソフトウェアでそ
の違いに対応する必要があった。たとえば、8ビットの
デバイスから読み取ったデータを16ビット幅のデバイ
スに書き出す場合には、8ビットデータの下位8ビット
に0を埋めてから出力していた。
【0003】逆に16ビット幅のデータを8ビット幅の
デバイスに書き出す場合は、図2に示すようにプログラ
ムで上位、下位8ビットずつに分けてデータを出力しな
ければならなかった。この処理はプログラムで対応しな
ければならないから、プログラマが常にデータ幅を意識
してプログラミングを行う必要があった。
デバイスに書き出す場合は、図2に示すようにプログラ
ムで上位、下位8ビットずつに分けてデータを出力しな
ければならなかった。この処理はプログラムで対応しな
ければならないから、プログラマが常にデータ幅を意識
してプログラミングを行う必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、プログラム
を組むときに、常に使用するデバイスとデータ幅を意識
する必要があり、プログラム開発に支障をきたしてい
た。当然のことながら、プログラムエラーも起こしやす
く、またデバッグをより一層難しいものしていた。
を組むときに、常に使用するデバイスとデータ幅を意識
する必要があり、プログラム開発に支障をきたしてい
た。当然のことながら、プログラムエラーも起こしやす
く、またデバッグをより一層難しいものしていた。
【0005】本発明はデバイスのデータ幅による違いに
より起きる、プログラマへのプログラミング負担を軽く
し、開発時間の短縮化が図れるハードウェアを開発する
ことを目的とする。
より起きる、プログラマへのプログラミング負担を軽く
し、開発時間の短縮化が図れるハードウェアを開発する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、CPUにデバイスによるデータ幅を判断す
る機構、および前記データ幅に合わせて入出力処理する
機構を備えたものである。
するために、CPUにデバイスによるデータ幅を判断す
る機構、および前記データ幅に合わせて入出力処理する
機構を備えたものである。
【0007】たとえば、CPUが8ビット(SIZE
8)か16ビット(SIZE8以外)かを判断すると、
それに合わせてデータの入出力を行う。具体的にはダブ
ルバスサイジングは各クロックサイクルで決定され、ス
レーブ(接続されるデバイス)またはアドレスデコード
論理回路が8ビットデバイスを判断し、SIZE8を返
すという具合に作動する。
8)か16ビット(SIZE8以外)かを判断すると、
それに合わせてデータの入出力を行う。具体的にはダブ
ルバスサイジングは各クロックサイクルで決定され、ス
レーブ(接続されるデバイス)またはアドレスデコード
論理回路が8ビットデバイスを判断し、SIZE8を返
すという具合に作動する。
【0008】
【実施例】本発明のCPUについて実施例に基づいて説
明する。図3は実施例のCPUが管理するI/Oマップ
である。図3中、*1のマークが付いたピン(CE<0
>、CE<1>など)は8ビットデバイスが対応し、そ
の他のピン(CE<4>、CE<5>など)は16ビッ
トデバイスに対応している。各ピンに接続されるバスは
ダイナミックバスサイジングをサポートしており、8ビ
ットと16ビットの周辺デバイスが接続できる。
明する。図3は実施例のCPUが管理するI/Oマップ
である。図3中、*1のマークが付いたピン(CE<0
>、CE<1>など)は8ビットデバイスが対応し、そ
の他のピン(CE<4>、CE<5>など)は16ビッ
トデバイスに対応している。各ピンに接続されるバスは
ダイナミックバスサイジングをサポートしており、8ビ
ットと16ビットの周辺デバイスが接続できる。
【0009】ダブルバスサイジングは各クロックサイク
ルで決定する。スレーブ(接続されるデバイス)または
アドレスデコード論理回路が8ビットデバイスを判断
し、SIZE8を返す。
ルで決定する。スレーブ(接続されるデバイス)または
アドレスデコード論理回路が8ビットデバイスを判断
し、SIZE8を返す。
【0010】実施例のCPUは8ビット(SIZE8)
か16ビット(SIZE8以外)かを判断すると、それ
に合わせてデータの入出力を行う。たとえば、図4に示
すように出力先のデバイスが16ビットデータ幅のとき
は、8ビットデータに対しては2つをつなげて16ビッ
トにして出力し、32ビットデータに対しては16ビッ
トデータに分けて2回にして出力する。
か16ビット(SIZE8以外)かを判断すると、それ
に合わせてデータの入出力を行う。たとえば、図4に示
すように出力先のデバイスが16ビットデータ幅のとき
は、8ビットデータに対しては2つをつなげて16ビッ
トにして出力し、32ビットデータに対しては16ビッ
トデータに分けて2回にして出力する。
【0011】また出力先が8ビットデバイスのときは、
図5に示すように16ビットデータに対しては8ビット
ずつ2回に分けて出力し、32ビットデータに対しては
8ビットずつ4回に分けて出力する。
図5に示すように16ビットデータに対しては8ビット
ずつ2回に分けて出力し、32ビットデータに対しては
8ビットずつ4回に分けて出力する。
【0012】これらの処理はすべてCPUが判断して自
動的に行う。したがって、ユーザーが入出力先のデータ
幅を意識することなくデバイスを利用できる。
動的に行う。したがって、ユーザーが入出力先のデータ
幅を意識することなくデバイスを利用できる。
【0013】実際にどのようなタイミングでデータがア
クセスされるかを見てみよう。図6は、16ビットデバ
イスから32ビットデータを読む場合のリードサイクル
を示している。RDYがロー(LOW)レベルなら転送
は引き延ばされ、次にハイ(HIGH)レベルが読まれ
るまで、転送は引き延ばされる。
クセスされるかを見てみよう。図6は、16ビットデバ
イスから32ビットデータを読む場合のリードサイクル
を示している。RDYがロー(LOW)レベルなら転送
は引き延ばされ、次にハイ(HIGH)レベルが読まれ
るまで、転送は引き延ばされる。
【0014】32ビットのデータは16ビットに分割さ
れ、2回に分けて読み取られる。このように、アクセス
デバイスが、転送動作のデータ幅より狭い場合は、何回
かに分けてリードが行われる。これをマルチサイクルと
いう。
れ、2回に分けて読み取られる。このように、アクセス
デバイスが、転送動作のデータ幅より狭い場合は、何回
かに分けてリードが行われる。これをマルチサイクルと
いう。
【0015】図7は、8ビットデバイスから16ビット
データを読む場合のリードサイクルを示している。バス
サイクル中にSIZE8ピンを使用することによって、
8ビットデバイスと16ビットデバイスを接続できる。
図6と同様に、アクセスデバイスが転送動作のデータ幅
より狭いからマルチサイクルが発生し、16ビットデー
タは8ビットずつに分けらて読み取られる。これらの処
理はいずれもCPUに組み込まれた機能であり、ユーザ
ーが意識する必要はない。
データを読む場合のリードサイクルを示している。バス
サイクル中にSIZE8ピンを使用することによって、
8ビットデバイスと16ビットデバイスを接続できる。
図6と同様に、アクセスデバイスが転送動作のデータ幅
より狭いからマルチサイクルが発生し、16ビットデー
タは8ビットずつに分けらて読み取られる。これらの処
理はいずれもCPUに組み込まれた機能であり、ユーザ
ーが意識する必要はない。
【0016】
【発明の効果】本発明のCPUを用いることで、異なる
データ幅を有するデバイスが混在しても、CPUが判断
して入出力データの幅調整を行う。このためプログラミ
ングにおいて以下のような利点が得られる。
データ幅を有するデバイスが混在しても、CPUが判断
して入出力データの幅調整を行う。このためプログラミ
ングにおいて以下のような利点が得られる。
【0017】(1)データ幅を意識することなく、異な
ったデータ幅のデバイスが扱える。 (2)従来データ幅の違うデバイスへのアクセスは、ユ
ーザーがデバイスに合わせてプログラムでデータを調整
し、アクセスしなければならなかった。本発明を用いる
とこれらのプログラムでの対処が不要となるために、プ
ログラムステップ数が少なくてすむ。
ったデータ幅のデバイスが扱える。 (2)従来データ幅の違うデバイスへのアクセスは、ユ
ーザーがデバイスに合わせてプログラムでデータを調整
し、アクセスしなければならなかった。本発明を用いる
とこれらのプログラムでの対処が不要となるために、プ
ログラムステップ数が少なくてすむ。
【0018】すなわち、従来非常に厄介だったデータ幅
の調整がなくなり、プログラミングが容易になることで
ある。またデータ幅の違いによって発生していたエラー
もなくなり、この種のデバッグも行う必要がなく、プロ
グラム開発期間の短縮化が図れる。
の調整がなくなり、プログラミングが容易になることで
ある。またデータ幅の違いによって発生していたエラー
もなくなり、この種のデバッグも行う必要がなく、プロ
グラム開発期間の短縮化が図れる。
【0019】従来、16ビットデバイスに8ビットデー
タを出力するときに下位8ビットにダミー(0のデー
タ)を付加するなどの無駄なエリアを必要としたが、本
発明化ではそれがなくなる。またCPUが直接対応する
ために、ソフトウェアでの処理に比べて実行速度の高速
化も望める。
タを出力するときに下位8ビットにダミー(0のデー
タ)を付加するなどの無駄なエリアを必要としたが、本
発明化ではそれがなくなる。またCPUが直接対応する
ために、ソフトウェアでの処理に比べて実行速度の高速
化も望める。
【図1】データ幅の違いによる、従来のデータ出力処理
の説明図である。
の説明図である。
【図2】データ幅の違いによる、従来のデータ出力処理
の説明図である。
の説明図である。
【図3】本発明の実施例のCPUのI/Oメモリマップ
である。
である。
【図4】本発明の実施例のCPUがデータ幅の違うデー
タを16ビットデバイスへ出力するときのデータ転送時
のデータ形式の説明図である。
タを16ビットデバイスへ出力するときのデータ転送時
のデータ形式の説明図である。
【図5】本発明の実施例のCPUがデータ幅の違うデー
タを8ビットデバイスへ出力するときのデータ転送時の
データ形式の説明図である。
タを8ビットデバイスへ出力するときのデータ転送時の
データ形式の説明図である。
【図6】本発明の実施例のCPUが16ビットデバイス
から32ビットデータをリードする場合のリードサイク
ルのタイムチャートである。
から32ビットデータをリードする場合のリードサイク
ルのタイムチャートである。
【図7】本発明の実施例のCPUが8ビットデバイスか
ら16ビットデータをリードする場合のリードサイクル
のタイムチャートである。
ら16ビットデータをリードする場合のリードサイクル
のタイムチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 デバイスによるデータ幅を判断する手
段、および前記データ幅に合わせて入出力処理する手段
を備えたことを特徴とする中央処理装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28498692A JPH06180681A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 中央処理装置 |
TW085200112U TW390446U (en) | 1992-10-01 | 1993-09-08 | Information processing system |
DE69322051T DE69322051T2 (de) | 1992-10-01 | 1993-09-29 | Wartezustandsteuerung auf einem Informationverarbeitungssystembus |
EP93307737A EP0590967B1 (en) | 1992-10-01 | 1993-09-29 | Wait-state control in an information processing system bus |
CA002107437A CA2107437A1 (en) | 1992-10-01 | 1993-09-30 | Information processing system |
US08/971,405 US5822753A (en) | 1992-10-01 | 1997-11-17 | Information processing system with a memory control unit for refreshing a memory |
US09/084,385 US6065132A (en) | 1992-10-01 | 1998-05-27 | Information processing system having a CPU for controlling access timings of separate memory and I/O buses |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28498692A JPH06180681A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 中央処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180681A true JPH06180681A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=17685661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28498692A Pending JPH06180681A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 中央処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06180681A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006338150A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Ricoh Co Ltd | 制御装置及び画像処理装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0340161A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-20 | Hitachi Ltd | バス制御方式 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP28498692A patent/JPH06180681A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0340161A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-20 | Hitachi Ltd | バス制御方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006338150A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Ricoh Co Ltd | 制御装置及び画像処理装置 |
JP4690115B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2011-06-01 | 株式会社リコー | 制御装置及び画像処理装置 |
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