JPH06180213A - 紙厚検知装置 - Google Patents

紙厚検知装置

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JPH06180213A
JPH06180213A JP35300492A JP35300492A JPH06180213A JP H06180213 A JPH06180213 A JP H06180213A JP 35300492 A JP35300492 A JP 35300492A JP 35300492 A JP35300492 A JP 35300492A JP H06180213 A JPH06180213 A JP H06180213A
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Masaharu Nakamura
正治 中村
Soichi Matsushita
壮一 松下
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】紙厚の異なる紙葉類であってもこれを検知する
ことのできる紙厚検知装置の提供を目的とする。 【構成】この発明は、紙葉類を搬送する搬送経路に、搬
送される紙葉類に張力を付与する張力付与機構を設け、
該張力付与機構で張力付与された紙葉類に対して反射型
変位センサを対設した紙厚検知装置であって、紙葉類に
張力を付与して反射型変位センサで検知すれば、該セン
サの出力で紙葉類の紙厚そのものが測定でき、また1つ
の搬送経路で紙厚の異なる紙葉類を搬送してもそれらの
2枚出し(重なり出し)を検知することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、複写機、印
刷機、ファクシミリ、プリンタ等において、搬送経路を
介して供給される原稿用紙または用紙等の紙葉類の紙厚
を検知する紙厚検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙厚検知装置として、図9に示す
ように、紙葉類の2枚出し(重なり出し)を検知する装
置がある。すなわち、ローラ1…やガイド板2…で構成
する搬送経路3に、遊転可能な検知ローラ4とこれに対
向しピン5で枢着した検知カム6を設け、検知ローラ4
と検知カム6との間を1枚の紙葉類7が通過可能な間隔
を設定して、検知カム6を検知ローラ4に対向するよう
にストッパ8に当接させてスプリング9で付勢し、検知
カム6の上端側には該検知カム6が可動した位置を検知
する光電センサで構成した検知センサ10を設けた構造
である。このように構成された紙厚検知装置は、図10
に示すように、紙葉類7が2枚出し(重なり出し)され
て検知カム6が可動すると、これを検知センサ10が検
知することで、紙葉類7の2枚出し(重なり出し)が検
知される。
【0003】また、紙厚検知装置の他の例としては、図
11に示すように、前述の図9と同様に、ローラ1…や
ガイド板2…で構成する搬送経路3に、遊転可能な遊転
ローラ11と検知ローラ12とを対接配設し、一方の検
知ローラ12をレバー13の一端に枢着すると共に、レ
バー13の中間部をピン14で枢着して、スプリング1
5で検知ローラ12を遊転ローラ11側に付勢し、前述
のレバー13の外端部に検知片16を形成して、この検
知片16を検知する検知センサ17を紙葉類7が前述の
遊転ローラ11と検知ローラ12との間を2枚以上通過
したときの検知片16との対応位置に配置した構造であ
る。
【0004】このように構成した紙厚検知装置は、紙葉
類7が遊転ローラ11、検知ローラ12間を通過するた
びにレバー13が可動するが、紙葉類7が2枚以上通過
したとき検知片16が検知センサ17を遮り、紙葉類7
の2枚出し(重なり出し)が検知される。
【0005】しかし、上述の図9および図11に示す紙
厚検知装置では紙葉類7の2枚出しを検知することはで
きても、紙葉類7の紙厚そのもの(寸法)を測定するこ
とができないので、例えば、国内紙幣と外国紙幣、ある
いは複数国の外国紙幣を併用する紙幣処理装置のよう
に、紙厚の異なる複数種類の紙葉類を併用する場合、搬
送経路を紙厚の異なるものと区別して複数ライン搬送経
路を構成する必要が生じ、装置が大型化する問題点を有
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、紙厚の異
なる紙葉類であってもこれを検知することのできる紙厚
検知装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、紙葉類を搬
送する搬送経路に、搬送される紙葉類に張力を付与する
張力付与機構を設け、該張力付与機構で張力付与された
紙葉類に対して反射型変位センサを対設した紙厚検知装
置であることを特徴とする。さらに、この発明は、前記
張力付与機構を、前記反射型変位センサの前部位置と後
部位置とにおける搬送経路の搬送速度差により構成した
こと、あるいは、前記張力付与機構を、湾曲部材で形成
する湾曲搬送経路で構成したこと、あるいは、前記張力
付与機構を、紙葉類に働くテンションローラで構成した
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の紙厚検知装置は、搬送速度差、湾曲
搬送経路またはテンションローラ等で構成する張力付与
機構で紙葉類に張力を付与し、この張力を有する紙葉類
に対して反射型変位センサで紙厚を測定する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、紙葉類に張力を付与
して反射型変位センサで検知すれば、該センサの出力で
紙葉類の紙厚そのものが測定できて、紙厚の異なる紙葉
類を判別することができ、また1つの搬送経路で紙厚の
異なる紙葉類を搬送してもそれらの2枚出し(重なり出
し)を検知することもできる。
【0010】
【実施例1】この発明の一実施例を以下図面に基づいて
詳述する。図面は紙厚検知装置を示し、図1において、
一対のローラ20a,20bと21a,21bとは搬送
経路を形成する搬送ローラであって、ローラ20a,2
1aを駆動側、ローラ20b,21bを従動側に設定
し、駆動側のローラ20a,21aは適宜駆動源により
駆動され、、紙葉類22は矢印X方向に搬送される。
【0011】また、紙葉類22に張力を付与する張力付
与機構を次のように構成している。すなわち、前段のロ
ーラ20aの周速をF1に設定した時、後段のローラ2
1aの周速F2はF2>F1となるように設定して、搬
送速度差でこれらのローラ20aと21a間に搬送され
る紙葉類22に張力を付与するように構成している。
【0012】上述のローラ20a,20bと21a,2
1bとの間には、紙葉類22の紙厚を検知する光学式反
射型変位センサ23を紙葉類22に向けて配置してい
る。上述の光学式反射型変位センサ23は、図2にを示
すように、ケース24の一側に発光素子であるLED2
5を収納し、他側には位置検出素子であるPSD(Posi
tion Sensitive Device )26を収納しており、該PS
D26を収納しているケース24の上面には、前述のL
ED25からの拡散反射光を入力するための孔27を開
設している。
【0013】上述のように構成した場合、紙葉類22を
搬送するとローラ20aと21aとの速度差により、紙
葉類22には張力が付与され、そして、紙葉類22の紙
厚が変化すると紙葉類22の下面側が駆動側ローラ20
a,21aで位置が一定であって、上面側が従動側ロー
ラ20b,21bで位置が変化するため、変位センサ2
3と紙葉類22の上面との距離Lが変化し、この変化で
変位センサ23のLED25の拡散反射光の角度が変化
し、これをPSD26が読取ることで、紙厚変化をミク
ロンオーダで出力する。しかして、紙葉類22の基準出
力を予め測定してこれと比較することで、紙葉類22の
2枚出し(重なり出し)を検知することができ、また、
紙厚の異なる複数種の紙葉類22を判定するときも、予
め測定した基準値と比較することで、これらを判定する
ことができる。
【0014】
【実施例2】図3は紙葉類22に張力を付与する張力付
与機構の他の例を示し、図2に開示した構成に加えて、
ローラ20aと21aとの間に(紙葉類22の下面側
に)湾曲したガイド板28を配設したものであって、ガ
イド板28の湾曲部に前述の光学式反射型変位センサ2
3を対設している。
【0015】このように構成した場合は、ローラ20
a,21aの速度差により紙葉類22に付与された張力
で紙葉類22はガイド板28に押し付けられ、その結
果、紙葉類22の下面の位置が常に安定し、より正確に
光学式反射型変位センサ23は紙厚を測定することがで
きる。
【0016】
【実施例3】図4は紙葉類22に張力を付与する張力付
与機構の他の例を示し、図2に開示した構成に加えて、
ローラ20aと21aとの間にテンションローラ29を
配設したものであって、このテンションローラ29はコ
の字形枠30の開放側にテンションローラ29を軸31
で遊転可能に軸支し、この枠30の内側でテンションロ
ーラ29と対応する位置に光学式反射型変位センサ23
を配置し、そして、前述の枠30をスプリング32で付
勢して紙葉類22に張力を付与するように構成してい
る。なお、ローラ20aと21aとの周速F1、F2は
同一でも、またはF1<F2であるもよい。
【0017】このように構成した場合は、テンションロ
ーラ29により紙葉類22に張力が付与されるので、そ
の結果、紙葉類22の面の位置が常に安定し、より正確
に光学式反射型変位センサ23は紙厚を測定することが
できる。
【0018】
【実施例4】図5、図6、図7は紙葉類22に張力を付
与する張力付与機構の他の例を示し、駆動側ローラ33
aの両端部に従動側ローラ33b,33bを対接し、従
動側ローラ33b,33bの間に光学式反射型変位セン
サ23を駆動側ローラ33aに対向して配設している。
【0019】このように構成した場合、ローラ33a,
33bで紙葉類22を搬送すると、該紙葉類22は駆動
側ローラ33aに押圧されるので張力を得ることがで
き、この張力を得た紙葉類22に対して光学式反射型変
位センサ23が紙厚を測定することで、より正確な測定
ができる。
【0020】
【実施例5】図8は紙葉類22に張力を付与する張力付
与機構の他の例を示し、図2に開示した構成に加えて、
ローラ20aと21aとの間に紙葉類22の面に曲率を
付与する遊転ローラ34を配設したものであって、遊転
ローラ34の湾曲面に前述の光学式反射型変位センサ2
3を対設している。そして、ローラ20aと21aとの
周速F1、F2はF1<F2に設定している。
【0021】このように構成した場合は、ローラ20
a,21aの速度差により紙葉類22に付与された張力
で紙葉類22は遊転ローラ34に押し付けられるので、
その結果、紙葉類22の下面の位置が常に安定し、より
正確に光学式反射型変位センサ23は紙厚を測定するこ
とができる。
【0022】なお、この発明は各種の実施例を示した
が、この発明はこれらの実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】紙厚検知装置の概略側面図。
【図2】光学式反射型変位センサの断面図。
【図3】張力付与機構の他の例を示す概略側面図。
【図4】張力付与機構のさらに他の例を示す概略側面
図。
【図5】張力付与機構のさらに他の例を示す概略正面
図。
【図6】図5中A−A線視断面図。
【図7】図5中B−B線視断面図。
【図8】張力付与機構のさらに他の例を示す概略側面
図。
【図9】従来の紙厚検知装置を示す概略側面図。
【図10】図9の作用状態を示す説明図。
【図11】従来の他の紙厚検知装置を示す概略側面図。
【符号の説明】
20a,20b,21a,21b,33a,33b…ロ
ーラ 22…紙葉類 23…光学式反射型変位センサ 28…ガイド板 29…テンションローラ 34…遊転ローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を搬送する搬送経路に、搬送される
    紙葉類に張力を付与する張力付与機構を設け、該張力付
    与機構で張力付与された紙葉類に対して反射型変位セン
    サを対設した紙厚検知装置。
  2. 【請求項2】前記張力付与機構を、前記反射型変位セン
    サの前部位置と後部位置とにおける搬送経路の搬送速度
    差により構成した請求項1記載の紙厚検知装置。
  3. 【請求項3】前記張力付与機構を、湾曲部材で形成する
    湾曲搬送経路で構成した請求項1記載の紙厚検知装置。
  4. 【請求項4】前記張力付与機構を、紙葉類に働くテンシ
    ョンローラで構成した請求項1記載の紙厚検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002016869A1 (fr) * 2000-08-21 2002-02-28 Morinaga Milk Industry Co., Ltd. Procede de detection et d'identification de l'epaisseur d'un aliment du type feuille, procede de fabrication dudit aliment et dispositifs associes
JP2013145209A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Kobe Steel Ltd 連続板厚測定装置、クラウン検査装置及びその検査方法、リップル検査装置及びその検査方法、ならびにクラウン制御装置及びその制御方法
CN105303675A (zh) * 2015-10-15 2016-02-03 东方通信股份有限公司 一种利用光敏传感器检测纸张厚度的装置和方法

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