JPH06180134A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH06180134A
JPH06180134A JP33147592A JP33147592A JPH06180134A JP H06180134 A JPH06180134 A JP H06180134A JP 33147592 A JP33147592 A JP 33147592A JP 33147592 A JP33147592 A JP 33147592A JP H06180134 A JPH06180134 A JP H06180134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ventilation fan
room
ventilation
bathroom
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP33147592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Katsuta
健嗣 勝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP33147592A priority Critical patent/JPH06180134A/ja
Publication of JPH06180134A publication Critical patent/JPH06180134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接室両方の換気性能を向上すること。 【構成】 換気装置において、建物外郭に沿って配置さ
れている浴室11の外壁13に開口した換気路14に、
吹出し方向を外部に向けた主換気ファン15を設置し、
上記主換気ファン15が設置された浴室11と、その隣
室である洗面脱衣室12との間の境界領域に、吹出し方
向を浴室11に向けた副換気ファン16を設置し、主換
気ファン15の風量が副換気ファン16の風量より大き
く設定され、且つ両ファン15、16が連動可能とされ
てなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の換気装置として、特開平 1
-53835号公報に記載のものがある。この換気装置は、浴
室に換気ファンを設け、浴室に隣接した脱衣室に給気部
を設け、浴室と脱衣室とを開閉機能付がらりで連通し、
開閉機能付がらりを開状態にすることに伴って換気ファ
ンが作動するように開閉機能付がらりと換気ファンとを
連動したものであり、開閉機能付がらりを開状態にする
ことにより浴室内と脱衣室内とを浴室に向けた換気ファ
ンにより同時に換気できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には、下記、の問題点がある。
【0004】換気ファンの給気は、がらりを介して行
なわれるものであり、がらりでの流路抵抗が大きく、必
要給気量を容易には確保できないため、十分な換気性能
を引き出せない。即ち、浴室と脱衣室両方の換気性能を
十分に確保できない。
【0005】脱衣室にも換気ファンを設置するものと
する場合には、脱衣室側の換気ファンのみを動かすと、
浴室内の湿気を脱衣室に引き込むことが考えられる。
【0006】本発明は、隣接室両方の換気性能を向上す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数の隣接室を有してなる住宅の換気装置におい
て、建物外郭に沿って配置されている室の外壁に開口し
た換気路に、吹出し方向を外部に向けた主換気ファンを
設置し、上記主換気ファンが設置された室と、その隣室
との間の境界領域に、吹出し方向を主換気ファンが設置
された室に向けた副換気ファンを設置し、主換気ファン
の風量が副換気ファンの風量より大きく設定され、且つ
両ファンが連動可能とされてなるようにしたものであ
る。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記副換気ファンの吹出し方
向が、主換気ファンの吸引方向に略一致化されてなるよ
うにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1また
は2記載の本発明において更に、前記主換気ファンが浴
室に設定され、副換気ファンが洗面脱衣室に設置される
ようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、下記の作
用がある。 副換気ファンの運転により建物外部に沿って配置され
ている室にその隣室から空気を吹出し、更に副換気ファ
ンより風量の大きい主換気ファンを副換気ファンに連動
運転せしめることにより建物外部に沿って配置されてい
る室から外部へと換気を行なう。即ち、副換気ファンが
両室の境界領域に設けられ、その吹出し方向を主換気フ
ァンが設置された室に向けられているから、両換気ファ
ンは同時に隣接両室の換気を行ない、且つ空気の流れを
確実にして両換気ファンに必要給気量を容易に確保可能
とする。よって、両室の換気性能を向上できる。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 副換気ファンの吹出し方向が、主換気ファンの吸引方
向に略一致化されてなるものとすることにより、両室間
での空気の流れをスムースにし、両室の換気性能を更に
向上できる。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、下記
の作用がある。 主換気ファンが浴室に設置され、副換気ファンが洗面
脱衣室に設置されるものとすることにより、浴室と洗面
脱衣室両方の換気性能を向上できる。
【0013】
【実施例】図1は第1実施例を示す模式図、図2は第2
実施例を示す模式図である。
【0014】(第1実施例)(図1) 図1において、11は建物外郭に沿って配置された浴
室、12はその隣室である洗面脱衣室である。
【0015】そして、浴室11の外壁13に開口した換
気路14には、吹出し方向を外部に向けた主換気ファン
15が設置されている。また、浴室11と洗面脱衣室1
2との境界領域には、吹出し方向を浴室11に向けた副
換気ファン16が設置されている。
【0016】このとき、副換気ファン16の吹出し方向
は、主換気ファン15の吸引方向に略一致化されてい
る。
【0017】また、主換気ファン15の風量(例えば12
0m3/h )が副換気ファン16の風量(例えば40m3/h)よ
り大きく設定され、且つ両換気ファン15、16を連動
可能としている。
【0018】尚、図1(B)は換気ファン15、16の
モータ15A、16Aの駆動回路であり、スイッチAは
主換気ファン15のモータ15Aのみを単独駆動し、ス
イッチBは副換気ファン16のモータ16Aのみを単独
駆動し、スイッチCは両換気ファン15、16のモータ
15A、16Aを連動的に同時駆動するものである。
【0019】以下、本実施例の作用について説明する。
【0020】副換気ファン16の運転により浴室11
に洗面脱衣室12から空気を吹出し、更に副換気ファン
16より風量の大きい主換気ファン15を副換気ファン
16に連動運転せしめることにより浴室11から外部へ
と換気を行なう。即ち、副換気ファン16が両室11、
12の境界領域に設けられ、その吹出し方向を浴室11
に向けられているから、両換気ファン15、16は同時
に隣接両室11、12の換気を行ない、且つ空気の流れ
を確実にして両換気ファン15、16に必要給気量を容
易に確保可能とする。よって、両室11、12の換気性
能を向上できる。
【0021】副換気ファン16の吹出し方向が、主換
気ファン15の吸引方向に略一致化されてなるものとす
ることにより、両室11、12間での空気の流れをスム
ースにし、両室11、12の換気性能を更に向上でき
る。
【0022】主換気ファン15が浴室11に設置さ
れ、副換気ファン16が洗面脱衣室12に設置されるも
のとすることにより、浴室11と洗面脱衣室12両方の
換気性能を向上できる。即ち、洗面脱衣室12の湿気も
確実に排出でき、また夏季における涼風感を洗面脱衣室
12に得ることができる。
【0023】(第2実施例)(図2) 図2において、21は建物外郭に沿って配置されたキッ
チン室、22はその隣室である食堂室である。
【0024】そして、キッチン室21の外壁23に開口
した換気路24には、吹出し方向を外部に向けた主換気
ファン25が設置されている。また、キッチン室21と
食堂室22との境界領域には、吹出し方向をキッチン室
21に向けた副換気ファン26が設置されている。
【0025】このとき、副換気ファン26の吹出し方向
は、主換気ファン25の吸引方向に略一致化されてい
る。
【0026】また、主換気ファン25の風量(例えば12
0m3/h )が副換気ファン26の風量(例えば40m3/h)よ
り大きく設定され、且つ両換気ファン25、26を連動
可能としている。
【0027】以下、本実施例の作用について説明する。
【0028】副換気ファン26の運転によりキッチン
室21に食堂室22から空気を吹出し、更に副換気ファ
ン26より風量の大きい主換気ファン25を副換気ファ
ン26に連動運転せしめることによりキッチン室21か
ら外部へと換気を行なう。即ち、副換気ファン26が両
室21、22の境界領域に設けられ、その吹出し方向を
主換気ファン25が設置されたキッチン室21に向けら
れているから、両換気ファン25、26は同時に隣接両
室21、22の換気を行ない、且つ空気の流れを確実に
して両換気ファン25、26に必要給気量を容易に確保
可能とする。よって、両室21、22の換気性能を向上
できる。
【0029】副換気ファン26の吹出し方向が、主換
気ファン25の吸引方向に略一致化されてなるものとす
ることにより、両室21、22間での空気の流れをスム
ースにし、両室21、22の換気性能を更に向上でき
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、隣接室両
方の換気性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例を示す模式図である。
【図2】図2は第2実施例を示す模式図である。
【符号の説明】
11 浴室 12 洗面脱衣室 13 外壁 14 換気路 15 主換気ファン 16 副換気ファン 21 キッチン室 22 食堂室 23 外壁 24 換気路 25 主換気ファン 26 副換気ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の隣接室を有してなる住宅の換気装
    置において、 建物外郭に沿って配置されている室の外壁に開口した換
    気路に、吹出し方向を外部に向けた主換気ファンを設置
    し、 上記主換気ファンが設置された室と、その隣室との間の
    境界領域に、吹出し方向を主換気ファンが設置された室
    に向けた副換気ファンを設置し、 主換気ファンの風量が副換気ファンの風量より大きく設
    定され、且つ両ファンが連動可能とされてなることを特
    徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 前記副換気ファンの吹出し方向が、主換
    気ファンの吸引方向に略一致化されてなる請求項1記載
    の換気装置。
  3. 【請求項3】 前記主換気ファンが浴室に設定され、副
    換気ファンが洗面脱衣室に設置される請求項1または2
    記載の換気装置。
JP33147592A 1992-12-11 1992-12-11 換気装置 Pending JPH06180134A (ja)

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JP33147592A JPH06180134A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 換気装置

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JP33147592A JPH06180134A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 換気装置

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JPH06180134A true JPH06180134A (ja) 1994-06-28

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ID=18244065

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JP33147592A Pending JPH06180134A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 換気装置

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