JPH07120023A - 空気清浄システム - Google Patents

空気清浄システム

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Publication number
JPH07120023A
JPH07120023A JP5264878A JP26487893A JPH07120023A JP H07120023 A JPH07120023 A JP H07120023A JP 5264878 A JP5264878 A JP 5264878A JP 26487893 A JP26487893 A JP 26487893A JP H07120023 A JPH07120023 A JP H07120023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
cleaning system
air cleaning
intake
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5264878A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Hirai
希一 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5264878A priority Critical patent/JPH07120023A/ja
Publication of JPH07120023A publication Critical patent/JPH07120023A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 床4面に吹き出し口14が設けられ、天井3
に吸い込み口13が設けられてなる空気清浄システム。 【効果】 壁面に関しては一般的な仕様が採用でき、特
殊な設計施工を必要としない。室間の遮音性能、断熱性
能、防火性能等の低下を防止できる。更に、壁面にド
ア、窓等が設けられた場合でも、それらと関係なく吹き
出し口を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室内の空気清浄をおこな
う空気清浄システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の空気清浄システムとして
は、特開平3−95336号公報に示されたものがあ
る。本構造は吹き出し口を壁(内壁、間仕切壁)面に設
け、吸い込み口を天井面に設けたものであり、壁内に外
部からの吸入空気を吹き出し口まで導くためのダクトが
内蔵されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術においては、吹き出し口を壁(内壁、間仕切壁)
面に設け、壁内に外部からの吸入空気を吹き出し口まで
導くためのダクトが内蔵されているため次のような問題
点があった。第1に本構造では壁の構造が一般と大きく
異なる特殊仕様となり、設計施工上困難である。特に、
ダクト部分に故障が生じた場合、壁を取り壊して補修す
ることとなり、日常生活に大きな障害を与える。 (設計施工性の問題)
【0004】第2に本構造では壁内にダクトを通すた
め、室間の遮音性能、断熱性能、防火性能などが低下し
やすい。 (性能の問題)
【0005】第3に本構造では壁面にドア、窓等が設け
られる場合にそれらとの位置関係上吹き出し口を設けた
り、壁内にダクトを内蔵することが困難となる。 (プラン対応性の問題)
【0006】本発明は上記の各問題点に鑑みてなされた
ものであり、設計施工性に優れ、各性能の低下を生じる
ことなく、かつプラン対応性に優れた空気清浄システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄システ
ムは係る目的を達成するためになされたもので、請求項
1記載の発明は、吹き出し口および吸い込み口が室内に
設けられて室内の換気をおこなう空気清浄システムであ
って、吹き出し口は床面に設けられ、吸い込み口は天井
面に設けられてなることを特徴としている。
【0008】更に請求項2記載の発明は、請求項1記載
の空気清浄システムであって、吹き出し口まで外部から
の吸入空気を導く経路中に吸入空気を浄化する空気清浄
機が設けられていることを特徴としている。
【0009】更に請求項3記載の発明は、請求項1また
は2記載の空気清浄システムであって、吹き出し口まで
外部からの吸入空気を導く経路中に吸入空気の温度を調
節する温度調節手段が設けられていることを特徴として
いる。
【0010】
【作用】
(請求項1記載の発明の作用)本発明の空気清浄システ
ムにおいては、吹き出し口が床面に設けらているので、
壁面に関しては一般的な仕様が採用でき、特殊な設計施
工を必要としない。外部からの吸入空気を吹き出し口ま
で導く経路は床下に設置することができ、室内からの排
出空気を吸い込み口から外部まで導く経路は天井裏に設
置することができるので、当経路部分に故障を生じた場
合でも床下や天井裏で補修作業が出来るので日常生活に
障害を与えることを防止できる。
【0011】また、壁面に関しては一般的な仕様が採用
できることから、室間の遮音性能、断熱性能、防火性能
等の低下を防止できる。更に、壁面にドア、窓等が設け
られた場合でも、それらと関係なく吹き出し口を設ける
ことができる。
【0012】(請求項2記載の発明の作用)本発明の空
気清浄システムにおいては、吹き出し口まで外部からの
吸入空気を導く経路中に吸入空気を浄化する空気清浄機
が設けられているので、工場地帯等で外部空気の汚染度
の高い地域においても、室内に清浄な空気を供給するこ
とができる。
【0013】(請求項3記載の発明の作用)本発明の空
気清浄システムにおいては、吹き出し口まで外部からの
吸入空気を導く経路中に吸入空気の温度を調節する温度
調節手段が設けられているので、冬場等で外部空気の温
度が低い場合でも、この温度調節手段によって外部空気
を予熱することができる。従って、室内に冷気を送り込
んで室内の快適性を損なうことを防止できる。
【0014】
【実施例】図面を参照しながら、本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の空気清浄システムの第1の実施例
を示す住宅の縦断面図である。1は居室空間、2は壁、
3は天井、4は床、5は基礎である。
【0015】天井3には吸い込み口13が設けられ、壁
2には排気口15が設けられ、吸い込み口13と排気口
15とは天井裏空間6内に横引きされた排気ダクト8に
よって接続されている。
【0016】床4には2か所に吹き出し口14が設けら
れ、基礎5には吸気口16が設けられ、吹き出し口14
と吸気口16とは床下空間7内に横引きされた吸気ダク
ト9によって接続されている。ここで床4に設けられた
吹き出し口14は歩行中に足を取られたり、物が落ち込
んだりしないようにその大きさ、形状が工夫されてい
る。またはカバーが付けられている。
【0017】吸気ダクト9の経路中には空気を流動させ
るためのファン10、空気清浄器11、およびダクト中
を流動する空気の温度を調節する空調機12が設けられ
ている。
【0018】本実施例の作動を説明する。ファン10を
回転させると、吸気口16から外部の空気を吸気し、吸
気ダクト9を通って、吹き出し口14より居室空間1へ
空気が送り込まれる。これと対応して、吸い込み口13
へ空気は流れ込み、排気ダクト8を通って排気口15か
ら外部へ排気される。このように居室内には図中点線で
示すような空気の流れが生じ換気がおこなわれる。
【0019】壁面には本空気清浄システムの起動、停止
その他のコントロールをおこなうためのリモコン操作盤
17が設置されており、居室内より上記のコントロール
が可能である。吸入空気の清浄度を高めたい時には、空
気清浄器11を作動させればよい。また、冬場など吸入
空気の温度が低く、居室内の快適度を損なう恐れの有る
場合などは空調機12を作動させて吸入空気の温度を適
温まで上昇させる。
【0020】本実施例のような空気清浄システムであれ
ば、壁面に関しては一般的な仕様が採用でき、特殊な設
計施工を必要としない。また、当システムに故障を生じ
た場合でも床下や天井裏で補修作業が出来るので日常生
活に障害を与えることがない。
【0021】図2は本発明の空気清浄システムの第2の
実施例を示すもので本発明の空気清浄システムをユニッ
ト住宅に適用した場合のユニット住宅の縦断面図であ
る。図2中の符号1〜17に関しては図1と共通であ
る。
【0022】図のユニット住宅は予め工場等で製作され
た複数の住宅ユニット20と屋根ユニット21とを現場
に輸送して連結して建てられたものである。排気ダクト
8、吸気ダクト9は工場等で住宅ユニットに組み込まれ
ており、現場においては住宅ユニット20を据えつけた
後それぞれ接続管22を用いて接続する。
【0023】このように本実施例においては、工場等で
排気ダクト8、吸気ダクト9等の本空気清浄システムの
主要部品の大部分を組み込んでおけるので、現地施工の
工数を多大にとることなく、空気清浄システムが提供で
きる。
【0024】また、本実施例においては、各居室ごとに
空気清浄システムを使用するか否かを選択できるように
吹き出し口14の部分に電磁弁23が設けられており、
空気清浄システムを使用する居室においては電磁弁23
を開放し、使用しない居室においては電磁弁23を閉鎖
するようにしている。電磁弁23の開閉は、他のコント
ロールと併せて居室内のリモコン操作盤17によってお
こなうことができる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳細に述べてきたように本発明に
よれば、設計施工性に優れ、各性能の低下を生じること
なく、かつプラン対応性に優れた空気清浄システムを提
供することが可能である。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄システムの第1の実施例を示
す住宅の縦断面図である。
【図2】本発明の空気清浄システムの第2の実施例を示
すもので本発明の空気清浄システムをユニット住宅に適
用した場合のユニット住宅の縦断面図である。
【符号の説明】
2 壁 3 天井 4 床 8 排気ダクト 9 吸気ダクト 10 ファン 11 空気清浄器 12 空調機 13 吸い込み口 14 吹き出し口 17 リモコン操作盤 20 住宅ユニット 23 電磁弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹き出し口および吸い込み口が室内に設
    けられて室内の換気をおこなう空気清浄システムであっ
    て、吹き出し口は床面に設けられ、吸い込み口は天井面
    に設けられてなることを特徴とする空気清浄システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気清浄システムであっ
    て、吹き出し口まで外部からの吸入空気を導く経路中に
    吸入空気を浄化する空気清浄機が設けられていることを
    特徴とする空気清浄システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の空気清浄システ
    ムであって、吹き出し口まで外部からの吸入空気を導く
    経路中に吸入空気の温度を調節する温度調節手段が設け
    られていることを特徴とする空気清浄システム。
JP5264878A 1993-10-22 1993-10-22 空気清浄システム Pending JPH07120023A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5264878A JPH07120023A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 空気清浄システム

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JP5264878A JPH07120023A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 空気清浄システム

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Publication Number Publication Date
JPH07120023A true JPH07120023A (ja) 1995-05-12

Family

ID=17409484

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JP5264878A Pending JPH07120023A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 空気清浄システム

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JP (1) JPH07120023A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2485469A (en) * 2010-11-09 2012-05-16 P2Ml Energy Ltd Cooling heat generating equipment housed within a cabin
JP6460503B1 (ja) * 2018-03-23 2019-01-30 株式会社ワイズホーム 空調システム、建築物及び空調方法
JP6949346B1 (ja) * 2021-05-13 2021-10-13 Oneness設計企画株式会社 換気システムおよび建物換気システム

Cited By (4)

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JP6460503B1 (ja) * 2018-03-23 2019-01-30 株式会社ワイズホーム 空調システム、建築物及び空調方法
JP2019168155A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社ワイズホーム 空調システム、建築物及び空調方法
JP6949346B1 (ja) * 2021-05-13 2021-10-13 Oneness設計企画株式会社 換気システムおよび建物換気システム

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