JPH06179763A - 積層フイルム及びその製造法 - Google Patents

積層フイルム及びその製造法

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JPH06179763A
JPH06179763A JP4331639A JP33163992A JPH06179763A JP H06179763 A JPH06179763 A JP H06179763A JP 4331639 A JP4331639 A JP 4331639A JP 33163992 A JP33163992 A JP 33163992A JP H06179763 A JPH06179763 A JP H06179763A
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Sadami Miura
定美 三浦
Yasuo Numata
泰夫 沼田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来法の欠点を解消した離型性及びシリコー
ンの易接着性に優れ、かつ耐久性に優れた積層フイル
ム、及びこれを長期間安定して製造する方法を提供す
る。 【構成】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、
下記式 [式中、Xはアルコキシ基、Yは有機官能基、Zはアル
キル基、アリール基、アラルキル基、脂環基及び高分子
鎖基からなる群から選ばれる少なくとも1種の基であ
り、nは1〜90の数、mは1〜90の数、(n+m)
は2〜90の数、(n+m+p)は6〜100の数であ
る。]で示される高分子量のシランカップリング剤を含
む塗剤を塗布して形成された層が設けられていることを
特徴とする積層フイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層フイルム及びその製
造法に関し、更に詳しくは離型性及びシリコーンの易接
着性に優れ、かつ耐久性に優れた積層フイルム、及び該
積層フイルムを、架橋プライマーを形成する際のシラン
カップリング剤の蒸発をおさえ、工程内の汚れを防止し
て、製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、シランカップリング剤を塗布し架橋させて離型性フ
イルムとすることは知られている。このシランカップリ
ング剤は一般に、式YRSiX3 で表わされる化合物で
ある。ここでYは、ビニル基、エポキシ基、アミノ基、
メルカプト基等の如き有機官能基、Rはメチレン、エチ
レン、プロピレン等の如きアルキレン基、Xはメトキシ
基、エトキシ基等の如き加水分解基及びアルキル基であ
る。具体的化合物としては、例えばビニルトリエトキシ
シラン、ビニルトリメトキシシラン、γ―グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、γ―グリシドキシプロピ
ルメチルジエトキシシラン、N―β(アミノエチル)―
γ―アミノプロピルトリメトキシシラン、N―β(アミ
ノエチル)―γ―アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ―メルカプトプロピルトリメトキシシラン等があ
る。
【0003】かかるシランカップリング剤の塗布は、通
常のプライマー塗布工程すなわち二軸延伸熱固定したポ
リエステルフイルムに、該フイルムの製造工程と切離し
て塗布する工程で行われている。しかし、この工程で
は、塵埃、芥などを巻込み易いから、クリーンな雰囲気
で塗工するのが望ましい。
【0004】かかる観点よりポリエステルフイルム製造
工程での塗工、特にこの工程中で結晶配向が完了する前
のポリエステルフイルムの片面又は両面に水性塗布液と
して塗布することが提案されている。しかし、かかるシ
ランカップリング剤をフイルム製造工程内で塗布した場
合、架橋プライマーが形成されるゾーンにおいて該シラ
ンカップリング剤の一部が蒸発し、フイルム製造工程内
に付着し、堆積するという新たな問題が発生する。そし
てこの堆積物は、時としてフイルム上に脱落してフイル
ム品質を悪化させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る点を解決した離型性及びシリコーン離型層成形剤の易
接着性に優れた積層フイルム及びそれを長期間安定して
製造する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、 1.ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、下記式
【0007】
【化3】
【0008】[式中、Xはアルコキシ基、Yは有機官能
基、Zはアルキル基、アリール基、アラルキル基、脂環
基及び高分子鎖基からなる群から選ばれる少なくとも1
種の基であり、nは1〜90の数、mは1〜90の数、
(n+m)は2〜90の数、(n+m+p)は6〜10
0の数である。]で示される高分子量のシランカップリ
ング剤を含む塗剤を塗布して形成された層が設けられて
いることを特徴とする積層フイルム、並びに 2.配向結晶化が完了する前のポリエステルフイルムの
少なくとも片面に上記式Iで示される高分子量のシラン
カップリング剤を含む塗剤を塗布し、次いで乾燥、延
伸、熱固定を施して配向結晶化を完了させることを特徴
とする積層フイルムの製造法によって達成される。
【0009】本発明においてフイルムを構成するポリエ
ステルとは、芳香族二塩基酸又はそのエステル形成性誘
導体とジオール又はそのエステル形成性誘導体とから製
造される結晶性の線状飽和ポリエステルであり、具体的
にはポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン―2,6―ナフタレート、ポリ(1,4―シクロヘキ
シレンジメチレンテレフタレート)などが好ましく例示
される。また、これらの一部が他成分に置換された共重
合体や、ポリアルキレングリコール或いは他の樹脂との
混合体であってもよい。
【0010】本発明におけるポリエステルフイルムは、
従来から知られている方法で製造できる。例えば、上記
ポリエステルを乾燥後溶融し、ダイ(例えばTダイ、I
ダイ等)から冷却ドラム上に押出し急冷して未延伸フイ
ルムとし、該未延伸フイルムを二軸方向に延伸し、更に
熱固定することによって製造することができる。フイル
ムの厚みは、特に制限がないが、12〜250μmが好
ましい。ポリエステルフイルムとしては滑剤を含まない
フイルムが表面平坦性の点で好ましいが、表面粗さ制御
のため滑剤、例えば炭酸カルシウム、カオリン、シリ
カ、酸化チタン等の如き無機微粒子及び/又は触媒残渣
の析出微粒子を含有させたフイルムであってもよく、ま
たドデシルベンゼンスルホン酸ソーダの如き帯電防止
剤、色調調整剤等の如き他の添加剤を含有させたフイル
ムであってもよい。
【0011】本発明において高分子量のシランカップリ
ング剤とは、下記式I
【0012】
【化4】
【0013】[式中、Xはアルコキシ基、Yは有機官能
基、Zはアルキル基、アリール基、アラルキル基、脂環
基及び高分子鎖基からなる群から選ばれる少なくとも1
種の基であり、nは1〜90の数、mは1〜90の数、
(n+m)は2〜90の数、(n+m+p)は6〜10
0の数である。]で示される高分子量のシランカップリ
ング剤である。
【0014】上記式Iにおいて、Xは例えばメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等のアルコ
キシ基であり、Yは例えばエポキシ基含有基、カルボキ
シル基含有基、水酸基含有基、アミノ基含有基、イソシ
アネート基含有基等の有機官能基である。アルコキシ基
としては特にメトキシ基が好ましい。またZは例えばメ
チル基、エチル基等のアルキル基、例えばフェニル基、
トルイル基、ベンジル基等のアリール基及びアラルキル
基、シクロヘキシル基のような脂環基、並びに例えばポ
リエチレングリコール、ポリテトラメチレンオキシド、
ポリエチレンイミン、ポリエステル等の高分子鎖からな
る群から選ばれる少なくとも1種の基である。nは1〜
90の数、mは1〜90の数、(n+m)は2〜90の
数、(n+m+p)は6〜100の数である。nが0で
は架橋反応が進み難く、mが0ではフイルムとの密着力
が低下する。さらに(n+m+p)が6未満では長期間
製造時の工程内汚れが生じ、一方100を超えると密着
性が低下する。
【0015】なお、上記式Iにおける
【0016】
【化5】
【0017】はブロック結合を意味しているのではな
く、これらは単にそれぞれの単位の和がn,m,pであ
ることを示しているにすぎないと解すべきである。従っ
て、上記式Iにおける各単位はランダム結合していても
よく、またブロック結合していてもよい。
【0018】上記式Iに示される高分子量のシランカッ
プリング剤の好ましい具体例を、次に示す。
【0019】
【化6】
【0020】
【化7】
【0021】
【化8】
【0022】
【化9】
【0023】上記式IIの化合物は、例えばトリメチル・
モノメトキシシラン、ジメチル・ジメトキシシラン、モ
ノメチル・トリメトキシシラン及びγ―グリシドキシプ
ロピル・ジメトキシシランの共縮合反応によって製造す
ることができる。
【0024】本発明において高分子量のシランカップリ
ング剤を含む塗液は有機溶剤を用いて調製することがで
きるが、水系塗液として調製するのが好ましい。水系塗
液としては水溶液、エマルジョン、水分散液、有機溶剤
混合水系液等が例示しうる。
【0025】かかる塗液、特に水性液には、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等
の界面活性剤を必要量添加して用いることができる。
【0026】かかる界面活性剤としては、塗布液の表面
張力を50dyne/cm以下に、好ましくは40dyne/cm以
下に降下でき、ポリエステルフイルムへの濡れを促進す
るものが好ましく、例えばポリアルキレンオキシド、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレン―脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸金属石鹸、アル
キル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコ
ハク酸塩、第4級アンモニウムクロライド塩、アルキル
アミン塩酸等を挙げることができる。更に、本発明の効
果を消失させない範囲において、例えば他の樹脂、帯電
防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機フィラー、シリカの
ような無機フィラー、潤滑剤、ブロッキング防止剤等の
他の添加剤を混合することができる。
【0027】かかる高分子量のシランカップリング剤を
必須成分とするプライマーを設ける方法としては、ポリ
エステルフイルム上に前記プライマー塗液を塗布し、乾
燥し、熱硬化させる方法を用いることが好ましい。塗布
は、通常のプライマー塗布工程すなわち二軸延伸熱固定
したポリエステルフイルムに、該フイルムの製造工程と
切離して塗布する工程で行ってもよい。しかし、この工
程では、芥、塵埃などを巻込み易いから、クリーンな雰
囲気での塗工が望ましい。かかる観点よりポリエステル
フイルム製造工程での塗工が好ましい。特に、この工程
中で結晶配向が完成する前のポリエステルフイルムの片
面又は両面に水性塗布液として塗布することが好まし
い。しかし、有機溶剤使用の場合は、プライマー塗布を
ポリエステルフイルム製造工程内で行うとき、工程内を
防爆タイプにしなければならない。なお、該フイルムの
製造工程と切離して塗布する場合にはこの限りではな
い。
【0028】ここで、結晶配向が完了する前のポリエス
テルフイルムとは、ポリエステルを熱溶融してそのまま
フイルム状となした未延伸フイルム;未延伸フイルムを
縦方向(長手方向)又は横方向(幅方向)の何れか一方
に配向せしめた一軸延伸フイルム;さらには縦方向及び
横方向の二方向に低倍率延伸配向せしめたもの(最終的
に縦方向又は横方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了
せしめる前の二軸延伸フイルム)等を含むものである。
【0029】上記塗液の固形分濃度は、通常30重量%
以下であり、10重量%以下が更に好ましい。塗布量は
走行しているフイルム1m2 当り0.5〜20g、更に
1〜10gが好ましい。塗布方法としては、公知の任意
の塗工法が適用できる。例えば、キスコート法、リバー
スコート法、ダイコート法、リバースキスコート法、オ
フセットグラビアコート法、マイヤーバーコート法、ロ
ールブラッシュ法、スプレーコート法、エアーナイフコ
ート法、含浸法、カーテンコート法などを単独又は組み
合わせて適用するとよい。
【0030】塗液を塗布した、結晶配向完了する前のポ
リエステルフイルムは、乾燥され、延伸、熱固定等の工
程に導かれる。例えば、水性液を塗布した縦―横延伸ポ
リエステルフイルムは、ステンターに導かれて横延伸及
び熱固定される。この間、塗布液は乾燥され熱架橋され
る。
【0031】ポリエステルフイルムの配向結晶化条件、
例えば、延伸、熱固定等の条件は、従来から当業界に蓄
積された条件で行うことができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明す
る。なお、例中の特性は、次の方法によって測定した。
【0033】1.工程内付着物 ポリエステル積層フイルムの製造を1000時間連続的
に行い、プライマー被覆形成ゾーン内の付着物の状況を
みる。この状況を、次の4水準で評価する。 ○ :無し △ :若干有り × :有り(従来品) ××:多量付着
【0034】2.塩ビ樹脂離型性 日本ゼオン製塩ビ樹脂G―576の原液をマイヤーバー
を用いて、フイルムのシランカップリング剤の架橋プラ
イマー層を設けた面に75g/cm2 でコーティングし、
110℃、滞留時間1分間で乾燥を行った。この塗布面
に、スコッチ社製No.56の3/4インチ巾テープを
金属ローラーでエアーの入らないように貼付し、更に貼
り付けたテープの巾にサンプルをカットした。次に、テ
ンシロンにて180℃方向に剥離し、このときの抵抗値
(g/18mm)をもって表示する。 [評価基準]上限:70(g/18mm)
【0035】3.背面移行性 ポリジメチルシロキサンとメチルハイドロゲンポリシロ
キサンの混合液に白金触媒を加えて付加反応させ、硬化
させるタイプの信越化学(株)商品名KS―772を、
トルエンに溶解させ固形分濃度5%の溶液を作った。こ
の溶液を、上記プライマー被覆ポリエステルフイルムに
塗布量1g/m2 でコーティングし、150℃、滞留時
間1分間で乾燥及び硬化反応を行い、離型フイルムを作
った。コーティング面にポリエステルフイルムを重ね合
わせ、一定荷重をかけた後、コーティング面に接したポ
リエステルフイルム面にマジックインキでラインを引
き、“はじき”の程度を見る。 [評価基準] ○ :はじき無し × :はじく傾向有り ××:完全はじき
【0036】4.シリコーン接着性 (A)初期接着性 背面移行性テスト用の離型フイルム作成と同様に、樹脂
を塗布し乾燥した直後の離型フイルムのコーティング面
を指先で数回摩擦させ、被覆の密着性を見る。
【0037】(B)経時接着性 離型フイルムを60℃×80%RHの雰囲気に一週間放
置した後、初期接着性の評価と同様に離型フイルムのコ
ーティング面を指先で数回摩擦させ、被覆の密着性を見
る。 [評価基準] ○ :変化無し △ :若干白化する × :ほとんど白化する ××:シリコーン層が完全に無くなる
【0038】
【実施例1〜8及び比較例1,2】35℃のo―クロロ
フェノール中で測定した固有粘度0.65のポリエチレ
ンテレフタレート(滑剤500ppm含有)を20℃に
維持した回転冷却ドラム上に溶融押出して厚み950μ
mの未延伸フイルムを得、次に機械軸方向に3.5倍延
伸したのち、表1のシランカップリング剤及びノニオン
界面活性剤(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル)と表1の媒体を用いて調整した塗液(4%)をキス
コート法にて一軸延伸フイルムの片面に塗布した。引続
き105℃で横方向に3.9倍延伸し、さらに225℃
で熱処理し、厚み75μmのプライマー被覆ポリエステ
ルフイルムを得た。乾燥塗布量は0.05μmであっ
た。
【0039】このフイルムの特性を表2に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【比較例3】実施例1において塗剤を塗布しないこと以
外は同様にして得た結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、離型性及びシリコーン
離型層形成剤の易接着性に優れた積層フイルム、及びこ
れを長期間安定して製造する方法を提供することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面
    に、下記式 【化1】 [式中、Xはアルコキシ基、Yは有機官能基、Zはアル
    キル基、アリール基、アラルキル基、脂環基及び高分子
    鎖基からなる群から選ばれる少なくとも1種の基であ
    り、nは1〜90の数、mは1〜90の数、(n+m)
    は2〜90の数、(n+m+p)は6〜100の数であ
    る。]で示される高分子量のシランカップリング剤を含
    む塗剤を塗布して形成された層が設けられていることを
    特徴とする積層フイルム。
  2. 【請求項2】 配向結晶化が完了する前のポリエステル
    フイルムの少なくとも片面に下記式 【化2】 [式中、Xはアルコキシ基、Yは有機官能基、Zはアル
    キル基、アリール基、アラルキル基、脂環基及び高分子
    鎖基からなる群から選ばれる少なくとも1種の基であ
    り、nは1〜90の数、mは1〜90の数、(n+m)
    は2〜90の数、(n+m+p)は6〜100の数であ
    る。]で示される高分子量のシランカップリング剤を含
    む塗剤を塗布し、次いで乾燥、延伸、熱固定を施して配
    向結晶化を完了させることを特徴とする積層フイルムの
    製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530518B1 (ko) * 1998-02-17 2006-02-13 주식회사 새 한 실리콘 이형필름의 제조방법
JP2008542495A (ja) * 2005-05-30 2008-11-27 コリア リサーチ インスティチュート オブ ケミカル テクノロジー エチレンイミンカップリング剤を用いるポリイミドフィルムの表面改質方法、それを用いる銅箔積層フィルムの製造方法及びその方法で製造される2層構造の銅箔積層フィルム
JP2016064519A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム
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KR100530518B1 (ko) * 1998-02-17 2006-02-13 주식회사 새 한 실리콘 이형필름의 제조방법
JP2008542495A (ja) * 2005-05-30 2008-11-27 コリア リサーチ インスティチュート オブ ケミカル テクノロジー エチレンイミンカップリング剤を用いるポリイミドフィルムの表面改質方法、それを用いる銅箔積層フィルムの製造方法及びその方法で製造される2層構造の銅箔積層フィルム
JP2016064519A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム
JP2016064518A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 三菱樹脂株式会社 積層ポリエステルフィルム

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