JPH0617961Y2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JPH0617961Y2
JPH0617961Y2 JP9128387U JP9128387U JPH0617961Y2 JP H0617961 Y2 JPH0617961 Y2 JP H0617961Y2 JP 9128387 U JP9128387 U JP 9128387U JP 9128387 U JP9128387 U JP 9128387U JP H0617961 Y2 JPH0617961 Y2 JP H0617961Y2
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JP
Japan
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door
lever
storage box
opening
tip
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JP9128387U
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JPS63198776U (ja
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克己 中西
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電気機器等を収納した収納箱の扉におい
て、その開放状態を制限,保持する扉装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、開閉器等の電気機器は、機器の保護および美観
上,収納箱に納められるが、この収納箱の開閉扉におい
ては、内部機器の操作,保守等の点で、その開放角度を
大きくする方が良い。
ところで、第5図および第6図は、電気機器等を収納し
た収納箱におけるこの種従来の扉装置を示している。
同図において、(1)は電気機器等を収納した収納箱、(2)
は収納箱(1)の前面に形成された開口部であり、開口部
(2)の周縁が少し前方へ突出した短角筒状に形成される
とともに、その前縁が外方へ折り曲げられ、水切り構造
となつている。
(3)は収納箱(1)の前面右側縁の上下に固着された枢支金
具、(4)は該両金具(3)に枢支され開口部(2)を開閉自在
に閉塞した扉であり、扉(4)の周縁も短角筒状に形成さ
れ、これが扉閉塞状態において開口部(2)の外側を覆
い、前記水切り構造とともに防雨構造となつている。
(5)は扉(4)の下辺上の支持ピン(6)に回転自在に取り付
けられた直線状のアーム、(7)は収納箱(1)の前面の下側
に固着されたほぼ水平のガイドであり、左右方向のガイ
ド孔(8)が透設されており、前記アーム(5)の先端に取り
付けられた摺動ピン(9)がガイド孔(8)に遊挿され、扉
(4)の開閉に伴なう摺動ピン(9)の移動を案内するととも
に、扉(4)の開放角度を制限する。
(10)はアーム(5)の先端部下面に設けられた閉側ストツ
パであり、扉(4)の最大開放状態においてストツパ(10)
がガイド(7)の右側に位置し、扉(4)の閉方向の回動に対
し、ストツパ(10)がガイド(7)の側縁に係合してこれを
阻止する。
なお、扉(4)を閉じる場合は、アーム(5)の先端部を浮か
せ、ストツパ(10)をガイド(7)上に乗り上げて行なう。
ところが、前記従来構造では、扉(4)の開放制限機構と
して直線状のアーム(5)を使用するため、ガイド(7)のガ
イド孔(8)を長く形成して扉(4)の開放角度を大きくしよ
うとしても、アーム(5)が扉(4)の側縁に当たり、扉(4)
を180゜まで開くことができない難点がある。
そこで、前記直線状アーム(5)に代えて、第7図および
第8図に示すように、扉(4)の開放時に扉(4)の枢点側の
側縁を迂回する形状(あるいはくの字状,円弧状でもよ
い)のアーム(5)′を使用し、扉(4)を180゜開放すること
が従来より考えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第7図および第8図で示したものの場合、アー
ム(5)′の全体の幅が大きくなり、特に第8図に示す扉
(4)の閉塞状態において、アーム(5)′の先端が後方に大
きく突出するため、アーム(5)′の収納スペースが大き
くなり、同図の如く開口部(2)の短角筒部分が奥行方向
に大きくなつたり、扉(4)が前方に突出するような構造
になり、収納箱(1)全体の大形化を招く不都合がある。
この考案は、前記の点に留意してなされたものであり、
箱外形の大形化を招くことなく、扉を180゜の開放状態に
保持し得る手段を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による扉装置は、収納箱の前面の開口部側縁に
枢支され該開口部を開閉自在に閉塞した扉と、該扉の裏
面に突設された支持ピンと、該支持ピンに回転自在に取
り付けられ先端までの長さが前記支持ピンから前記扉の
枢支点までの長さより長いレバーと、前記扉の裏面に突
設され該扉の180゜の開放状態において前記レバーの先端
部を前記収納箱の前面に当接した状態に保持するストツ
パピンとを備えてなるものである。
〔作用〕
したがつて、この考案では、扉を180゜開放したのち,レ
バーを回転してその先端部を扉の枢支点より外側に突出
させ、該先端部を収納箱の前面に当接し、この状態をス
トツパピンにより保持すると、扉にほぼ平行なレバーの
先端部が収納箱の前面に平行状態で当接することになる
ため、扉の閉塞方向の回動がレバーを介して収納箱によ
り阻止され、扉は180゜の開放状態に保持される。
そして、レバーを回転してストツパピンによる保持状態
から解放すると、レバーの先端部を枢支点より内側に位
置させることができ、扉の閉塞が可能となる。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した第1図ない
し第4図とともに詳細に説明する。
これらの図面において、前記と同一記号は同一物を示す
ものとし、(11)は収納箱(1)の前面開口部(2)の右側縁に
固着された箱側蝶番であり、開口部(2)の外側壁および
水切片(1)′に沿つたL形金具の端部に円筒体を一体に
設けて構成されている。(12)は扉(4)の側縁に固着され
た扉側蝶番であり、両蝶番(11),(12)に枢支ピン(13)が
挿通され、扉(4)が回動自在に支持されている。なお、
水切片(1)′の扉側蝶番(12)との対向位置には、該蝶番
(12)の逃げ用の切欠(14)が形成されている。
(15)は扉(4)の裏面に突設された支持ピン、(16)は該ピ
ン(15)に回転自在に支持された長尺のレバーであり、先
端までの長さが支持ピン(15)から扉(4)の枢支点側の側
縁までの長さより長く形成され、レバー(16)の先端部が
扉(4)の側縁より外側に出没自在になつている。このレ
バー(16)には、その中腹部に後述のストツパピンに係合
する切欠き(17)が形成されている。
(18)は扉(4)の裏面に突設され支持ピン(15)の前記枢支
点側に位置したストツパピンであり、先端部に環状溝(1
9)が形成され、第1図および第2図に示すように、扉
(4)の180゜開放状態において、レバー(16)の切欠き(17)
を環状溝(19)に係合することにより、レバー(16)がその
先端部を扉(4)の側縁より突出させた状態に保持され、
このとき、レバー(16)の先端部が収納箱(1)の水切片
(1)′の前面に当接する。
なお、(20)は支持ピン(15)の先端に装着された割ピンで
あり、レバー(16)を抜け止めする。
そして、第3図および第4図に示す扉(4)の閉塞状態で
は、支持ピン(15)に支持されたレバー(16)は、自重によ
りほぼ垂下状態になつており、この状態より(4)を開
き、これを180゜まで開放すると、扉(4)の側縁の端面
(4)′が箱側蝶番(11)のL形金具に当接し、それ以上の
扉(4)の開放が制限される。
さらに、この180゜開放状態において、レバー(16)を向つ
て反時計方向に回転し、レバー(16)の切欠き(17)をスト
ツパピン(18)に係合すると、レバー(16)はほぼ水平に保
持され、その先端部が水切片(1)′の前面に当接した状
態に保持される。
したがつて、この状態より扉(4)を閉塞方向に回動しよ
うとしても、扉(4)に平行なレバー(16)の先端部が水切
片(1)′の前面に面当りしており、しかも、レバー(16)
はストツパピン(18)の環状溝(19)に嵌まり込んでいるた
め、扉(4)は回動が阻止され、180゜開放状態に保持され
ることになる。
特に、実施例では、水切片(1)′におけるレバー(16)の
当接部分が箱側蝶番(11)により補強されているので、扉
(4)の開放状態の保持をより安定して行なえることにな
る。
なお、実施例では、右開き扉の場合を示したが、左開き
扉の場合も、各部品を前記と左右対称に配置することに
より同様に実施できる。
また、この考案は、電気機器を収納した収納箱(1)の扉
(4)に限らず、他の収納箱における扉にも適用できるの
は勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の扉装置によると、扉の裏面に
支持されたレバーの先端部を収納箱の前面に当接し、こ
の状態をストツパピンにより保持することにより、扉を
180゜の開放状態に保持することができるものであり、支
持ピン,レバーおよびストツパピンの極めて簡単な構成
とすることができるうえ、これら部品を扉の裏面に配置
することにより、その収納スペースの縮小化が図れ、し
かも、従来のように、扉の制限機構を開口部の周縁に突
出して設ける必要がなく、収納箱の箱外形が大形化する
ことがなく、かつ、収納箱の開口スペースを有効に活用
できる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の扉装置の1実施例の要
部を示し、第1図および第2図は扉開放状態における切
断平面図および正面図、第3図および第4図は扉閉塞状
態における切断平面図および正面図、第5図および第6
図は従来の扉装置の切断平面図および正面図、第7図お
よび第8図は従来の他の扉装置の切断平面図であり、第
7図は扉開放時、第8図は扉閉塞時である。 (1)…収納箱、(2)…開口部、(4)…扉、(15)…支持ピ
ン、(16)…レバー、(18)…ストツパピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納箱の前面の開口部側縁に枢支され該開
    口部を開閉自在に閉塞した扉と、該扉の裏面に突設され
    た支持ピンと、該支持ピンに回転自在に取り付けられ先
    端までの長さが前記支持ピンから前記扉の枢支点までの
    長さより長いレバーと、前記扉の裏面に突設され該扉の
    180゜の開放状態において前記レバーの先端部を前記収納
    箱の前面に当接した状態に保持するストツパピンとを備
    えた扉装置。
JP9128387U 1987-06-12 1987-06-12 扉装置 Expired - Lifetime JPH0617961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128387U JPH0617961Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 扉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9128387U JPH0617961Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 扉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63198776U JPS63198776U (ja) 1988-12-21
JPH0617961Y2 true JPH0617961Y2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=30951928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9128387U Expired - Lifetime JPH0617961Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 扉装置

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JPS63198776U (ja) 1988-12-21

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