JPH06179514A - 柱材の立起装置 - Google Patents

柱材の立起装置

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JPH06179514A
JPH06179514A JP33438792A JP33438792A JPH06179514A JP H06179514 A JPH06179514 A JP H06179514A JP 33438792 A JP33438792 A JP 33438792A JP 33438792 A JP33438792 A JP 33438792A JP H06179514 A JPH06179514 A JP H06179514A
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column
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Masamitsu Nagai
正光 永易
Hideya Sugizaki
秀哉 杉崎
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YUKISHIMA TEKKOSHO KK
JFE Steel Corp
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YUKISHIMA TEKKOSHO KK
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】柱材に溶接する部材を下向姿勢で溶接するため
に柱材を立て起こす柱材の立起装置において、小さな力
で柱材を立て起こすことができ、作業空間が小さくて済
む構造とする。 【構成】柱材6を固定する受台1を台車2に回動軸1b
によって取り付け、台車2上に受台1を回動させる加力
機5のシリンダ5aを設け、台車2の近傍に受台1が回
動して柱材6を立て起こす空間3を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄骨柱などを立て起す
柱材の立起装置に関する。
【0002】
【従来の技術】溶接を行う場合、溶接の効率化およびそ
の信頼性などの向上を図るため、作業者は溶接部に向か
って下向きの姿勢で溶接を行うことが好ましい。しか
し、鋼製の柱材に梁のブラケットを溶接する際や柱材が
4枚組み立てられるボックス柱の内部にダイヤフラム等
の補剛材を溶接する際などには、柱材を横にしたままで
は、作業者は横向きの姿勢などで溶接を行わなければな
らない。この場合、作業者が下向きの姿勢で溶接を行え
るようにするため、柱材が立て起こされてブラケットや
ダイヤフラムなどが溶接されることがある。このため、
柱材を立て起こす技術が種々提案されている(例えば特
公平3−61541号公報参照)。
【0003】図9は、特公平3−61541号公報に記
載された柱材の立起装置の、一部を示す側面図である。
図9に示す柱材の立起装置は、複数の柱材33が長手方
向に載置される架台30と、この架台30の一端を回動
自在に床面と軸着した支持軸31と、この架台30を立
て起こす駆動機32とを備えている。
【0004】作業時間を節約するため複数の柱材33が
架台30に載置された後、この架台30が駆動機32に
より支持軸31を中心として、図9に一点破線で示す状
態に立て起こされる。この立て起こされた複数の柱材3
3にダイヤフラムの溶接など所定の作業が行われる。こ
の所定の作業が終了した後に複数の柱材33が、図9に
実線で示す状態に同時に倒される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、作業時間を節約するため、複数の柱材33が同時に
立て起こされる。しかし、柱材33は同時に持ち込まれ
るとは限らず、かつ柱材33の溶接などの作業が同時に
終わるとは限らないため、これら一連の作業時間は余分
にかかることもある。また上記従来の技術では、架台3
0の端部が支持軸31に軸着されているものであるた
め、架台30の回動半径が架台30の長さとなり、これ
により駆動機32には大きな力が必要となるとともに広
い作業空間が必要となるという問題もある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、大きな力を必
要とせず、かつ作業空間が小さなもので済む柱材の立起
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の柱材の立起装置は、柱材が載置されて固定さ
れる受台と、該台車の長手方向の重心近傍が起倒自在に
軸着された、受台が起倒する軌跡部分を切り欠いた台車
と、該台車が近接し、受台を回動直立させる空間とを備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の柱材の立起装置は、柱材が固定された
受台を、その重心近傍を起倒自在に台車に軸着し、この
台車の受台の起倒の軌跡部分を切り欠き、台車に近接し
て受台を回動直立させる空間を備えたものであるため、
受台の回動半径がその長さの半分であり、これにより柱
材の一端を中心にして立ち起こすよりも、小さな力で柱
材を立て起こすことができるとともに作業空間が小さな
もので済む。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の柱材の立起装置の1実施例の平面図、図
2は、図1のA−A断面図である。この柱材の立起装置
は、柱材6(図3参照)を載置する受台1と、この受台
1を回動自在に回動軸1bにより軸着した台車2と、図
2における受台1の右および右下に広がる空間3とを備
えている。図1,図2における受台1の右端には、柱材
6が当接する当接部材1cを設けた。台車2をランウエ
イ4の上に左右に移動自在に載置し、このランウエイ4
の下方にも空間3が広がっている。また台車2の受台1
の起倒の軌跡部分を切り欠き、これにより受台1は空間
3へ起倒することができる。さらに台車2には、受台1
を起倒する加力機5を設けた。この加力機5は、図2に
おける右側へ伸縮するシリンダ5aを有し、このシリン
ダ5aを受台1から延びるレバー1aと回動自在に接続
する。
【0010】図3は、柱材を載置した、図2に示す本発
明の柱材の立起装置の側面図である。図2に示す受台1
の上に、クレーン(図示せず)などを用い柱材6を載置
し、図3における柱材6の右端を当接部材1cに当接
し、かつ柱材6の左端の近傍を固定金具7で巻回し、こ
れにより柱材6を受台1に固定した。尚、この固定はフ
ック金具でも可能である。
【0011】図4は、柱材を他の方法により載置する、
本発明の柱材の立起装置の側面図である。柱材6を受台
1に載置するに際して、クレーン(図示せず)などを用
いてもよいが、図4に示すように受台1および図4の左
側にローラ8を設け、このローラ8と受台1に設けたロ
ーラ8’の上を柱材6を滑らせて柱材6を受台1に載置
してもよい。
【0012】図5は、図3に示す本発明の柱材の立起装
置の受台が例えば45度回動した状態を示す側面図であ
る。この加力機5のシリンダ5aを図5における右側に
伸ばし、これにより受台1のレバー1aが、回動軸1b
を中心として図5における右回りに円弧を描いて回動す
る。図5における受台1の右方が、右および右下の空間
3に、壁9にぶつかる直前まで入り込む。これにより受
台6が図5における左上がりに例えば45度回動した状
態となる。本実施例は壁9を45度に切欠いた場合を図
示したが、特に切欠がなくても良い。
【0013】図6は、図5に示す本発明の柱材の立起装
置がランウエイの端部に移動した状態を示す側面図であ
る。図6に示す本発明の柱材の立起装置は、図5に示す
位置から図6における右側のランウエイ4の端部に移動
し、回動軸1bが、図6における壁9の右側へ位置した
ものである。図5に示す状態から図6に示す状態に本発
明の柱材の立起装置を移動させることにより、台車2の
下方の空間3の部分を小さくすることができる。
【0014】図7は、図6に示す本発明の柱材の立起装
置の受台を垂直に立て起こした状態を示す側面図であ
る。前記受台を垂直に立て起す場合、立て起こしながら
同時に横移動させて行うこともできる。図6に示す状態
から本発明の柱材の立起装置は、シリンダ5aが図7に
おける右側へさらに伸びて受台1が図7における右回り
にさらに回動したものである。この回動の際に柱材の立
起装置の回動軸1bは、図7における壁9の右側へ位置
したものであるため、受台1は壁9とぶつかることなく
回動する。これにより、受台1を垂直に立て起こすこと
ができる。
【0015】この受台1に載置した柱材6は、垂直に立
っているものであるため、作業者(図示せず)はゴンド
ラ10などに乗りダイアフラム(図示せず)などの溶接
を下向きの姿勢でおこなうことができ、これにより溶接
の効率化、信頼性の向上を図ることができる。所定の作
業が終了した後、柱材6を上記実施例と逆の手順で水平
な状態に戻す。
【0016】図8は、本発明の他の実施例の柱材の立起
装置の側面図である。この柱材の立起装置に備えた、受
台1を起倒する加力機12は、ワイヤ11を巻回したモ
ータ(図示せず)を有している。この柱材の立起装置
は、モータに巻回したワイヤ11を、受台1のレバー1
aにワイヤガイド1dを経由して接続し、モータを回転
して受台1を起倒するものである。図8に示すようにし
て、受台1を起倒する構成としてもよい。
【0017】本発明の柱材の立起装置に複数本の柱材6
を載置し、これら複数本の柱材6を同時に起倒すること
もできる。また上記実施例に示した柱材は、一例として
鋼製でありその長さが15m、重さが20tである。こ
こに、加力機5,12は、人力などで受台を回動する構
成として必ずしも備える必要はないが、作業の効率化の
ため備えることが好ましい。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように柱材の立起装置
は、柱材が固定された受台の重心近傍を起倒自在に台車
に軸着したものであるため、受台の回動半径がその長さ
の半分であり、これにより柱材の一端を中心にして立ち
起こすよりも、小さな力で柱材を立て起こすことがで
き、かつ小さな作業空間で済むこととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱材の立起装置の1実施例の平面図で
ある。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】柱材を載置した、図2に示す本発明の柱材の立
起装置の側面図である。
【図4】柱材を他の方法により載置する、本発明の柱材
の立起装置の側面図である。
【図5】図3に示す本発明の柱材の立起装置の受台が4
5度回動した状態を示す側面図である。
【図6】図5に示す本発明の柱材の立起装置がランウエ
イの端部に移動した状態を示す側面図である。
【図7】図6に示す本発明の柱材の立起装置の受台を垂
直に立て起こした状態を示す側面図である。
【図8】本発明の他の実施例の柱材の立起装置の側面図
である。
【図9】特公平3−61541号公報に記載された柱材
の立起装置の、一部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 受台 2 台車 3 空間 4 ランウエイ 5 加力機 6 柱材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱材が横に載置されて固定される受台
    と、該受台の長手方向の重心近傍が起倒自在に軸着され
    た、該受台が起倒する軌跡部分を切り欠いた台車と、該
    台車が近接し、前記受台を回動直立させる空間とを備え
    たことを特徴とする柱材の立起装置。
JP4334387A 1992-12-15 1992-12-15 柱材の立起装置 Expired - Lifetime JP3005949B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448534Y1 (ko) * 2008-04-30 2010-04-21 현대중공업 주식회사 대형 플레이트 입식 용접을 위한 회전식 판재 지지장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH041289U (ja) * 1990-04-17 1992-01-08

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324