JPH06179508A - 移動棚設備 - Google Patents

移動棚設備

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JPH06179508A
JPH06179508A JP33340292A JP33340292A JPH06179508A JP H06179508 A JPH06179508 A JP H06179508A JP 33340292 A JP33340292 A JP 33340292A JP 33340292 A JP33340292 A JP 33340292A JP H06179508 A JPH06179508 A JP H06179508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
side cover
end cover
lower frame
end section
Prior art date
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Pending
Application number
JP33340292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Abu
寛二 阿武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 移動棚の側下部フレーム9の外側面に着脱自
在なサイドカバー14を設け、サイドカバー14を一対の両
端部カバー18と中間部カバー19とにより分割し、端部カ
バー18を天然ゴムで一体成型した。サイドカバー14の端
部が破損した場合、破損した方の端部カバー18のみを交
換することができ、サイドカバー14の中間部が破損した
場合、中間部カバー19のみを交換することができる。 【効果】 破損した箇所に応じてサイドカバー14を部分
的に交換できるため、交換作業が容易に行える。また、
端部カバー18の溶接作業が不要になり、さらに、端部カ
バー18は衝突の衝撃を吸収するため破損しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば倉庫内や工場
内に設置される移動棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動棚設備としては例え
ば実開平3−51706号公報に示されるものがある。
すなわち、移動棚は下部フレーム体に設けられた複数の
車輪を介してレールに支持案内されている。この下部フ
レーム体は、左右両端の側下部フレームと中間下部フレ
ームとにより枠組状に形成されている。
【0003】図9〜図11に示すように、両側下部フレー
ム41は断面門形状に形成され、両側下部フレーム41の外
側面には着脱自在な鋼板製のサイドカバー42が取付けら
れている。各サイドカバー42は、側下部フレーム41の外
側方を覆う側板部42aと、側板部42aの上端から側下部
フレーム41側に連設された上板部42bと、上板部42bの
先端から垂下された上部当付け板部42cと、側板部42a
の内面両端下部に取付けられるアングル形状の下部当付
け板部43とにより形成されている。上部当付け板部42c
は側下部フレーム41の外側面上部に当て付けられてボル
ト,ナット44により取付けられる。下部当付け板部43は
側下部フレーム41の下端フランジ部41aの上面に当て付
けられて止めネジ46により取付けられる。また、サイド
カバー42の両端開口部は側板部42aから折り曲げられた
閉塞板45によって閉塞されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、移動棚に物品を搬入出する際、誤っ
てフォークリフトやフォークリフトに載置された物品な
どがサイドカバー42の端部に衝突してサイドカバー42の
端部が破損するといった事故が発生し易く、このような
場合サイドカバー42一式を全て交換しなければならない
ため、交換作業に手間がかかった。
【0005】また、サイドカバー42は鋼板製のため、サ
イドカバー42の端部に衝撃が加わった場合、サイドカバ
ー42の端部は衝撃を吸収することができずに破損すると
いった問題があった。さらに、サイドカバー42の端部に
衝突した方(フォークリフトやフォークリフトに載置さ
れた物品など)も破損する恐れがあった。
【0006】また、各閉塞板45の上端とサイドカバー42
の上板部42bの両端との接合部Wを溶接付けしていたた
め、溶接作業に手間がかかった。本発明は上記問題を解
決するもので、カバー端部のみでも交換でき、カバー端
部に加わる衝撃を吸収でき、カバー端部の接合部から溶
接構造を無くすことができる移動棚設備を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における移動棚設備は、移動方向に対して
両側に位置する側下部フレームを有し、これら側下部フ
レームに設けた車輪を介して複数条のレールに支持案内
される移動棚を有する移動棚設備において、各側下部フ
レームの外側面に着脱自在なサイドカバーを設け、各サ
イドカバーをチャンネル形状に形成するとともに両端開
口部を閉塞板で閉塞し、上記サイドカバーの開口側を側
下部フレームの外側面に向けて取付け、上記サイドカバ
ーを一対の両端部カバーと中間部カバーとにより分割し
て形成したものである。
【0008】そして、本第2発明における移動棚設備
は、各端部カバーと閉塞板とを鋳物で一体成型したもの
である。そして、本第3発明における移動棚設備は、各
端部カバーと閉塞板とを弾性体で一体成型したものであ
る。
【0009】
【作用】上記本第1発明の構成によると、フォークリフ
トなどが誤ってサイドカバーの端部に衝突しサイドカバ
ーの端部が破損した場合、破損した端部カバーのみを交
換することができる。同様に、サイドカバーの中間部が
破損した場合、中間部カバーのみを交換することができ
る。
【0010】上記本第2発明の構成によると、各端部カ
バーと閉塞板とは鋳物で一体成型されているため、接合
部の溶接が不要になる。上記本第3発明の構成による
と、各端部カバーと閉塞板とは弾性体で一体成型されて
いるため、接合部の溶接が不要になる。さらに、フォー
クリフトなどが誤ってサイドカバーの端部に衝突した場
合、端部カバーが変形してその衝撃を吸収し、その後、
端部カバーは元の形状に復元する。このように、端部カ
バーは衝突の衝撃を吸収するため破損しにくく、端部カ
バーに衝突した方(フォークリフトやフォークリフトに
載置された物品など)も破損を免れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図8に基づ
いて説明する。図2,図3に示すように、移動棚設備1
は、複数条のレール2に支持案内されて前後移動自在な
複数の移動棚3と、これら移動棚3の前後一方に配置さ
れた固定棚4とにより形成されている。
【0012】各移動棚3は、四角枠状の下部フレーム体
5と、下部フレーム体5上に載置された棚部6とで形成
される。この棚部6には、前後2列でかつ上下方向なら
びに左右方向に複数の収納部7が形成されている。
【0013】図1に示すように、下部フレーム体5は、
左右両端の側下部フレーム9と、内側に位置する左右一
対の中間下部フレーム10と、側下部フレーム9と中間下
部フレーム10との左右隣接間に連結される左右フレーム
11とにより形成されている。側下部フレーム9および中
間下部フレーム10には、それぞれレール2上を回転する
車輪12が前後方向に4個づつ設けられている。これら車
輪12のうち所定の車輪12はブレーキ付きの電動機13によ
り強制回転させられる。
【0014】上記各側下部フレーム9は断面門形状に形
成され、それらの外側面にはサイドカバー14が着脱自在
に取付けられている。各サイドカバー14はチャンネル形
状に形成され、両端開口部は閉塞板15で閉塞されてい
る。これにより、サイドカバー14は、一側面開口部16を
側下部フレーム9の外側面に向け、両端を移動棚3の前
後方向に向けて取付けられている。
【0015】図4〜図7に示すように、サイドカバー14
は、前後一対の両端部カバー18と、中間部カバー19とに
より分割されている。そして、上記閉塞板15は端部カバ
ー18の一端に設けられ、閉塞板15と端部カバー18とは弾
性体の一例である天然ゴムで一体成型されている。端部
カバー18には、肉厚部20が側板部18aの内面上下部から
一側面開口部16側にわたってそれぞれ一体成型されてい
る。これら肉厚部20には、端部カバー18の外側面から一
側面開口部16側に貫通するボルト孔21が形成され、ボル
ト孔21の一端には座ぐり部22が形成されている。
【0016】図8に示すように、端部カバー18の他端に
は仕切板部23が一体成型され、この仕切板部23には配線
用の配線孔24が形成されている。また、端部カバー18の
側板部18aと上板部18bの他端には、他方に突出する側
部嵌込片25と上部嵌込片26とが一体成型されている。
【0017】図5〜図7に示すように、各端部カバー18
の一側面開口部16が側下部フレーム9の外側面に向けら
れ、六角穴付き止めねじ28が外側方からボルト孔21に挿
通されて側下部フレーム9内面のナット29に螺合される
ことにより、端部カバー18は側下部フレーム9に着脱自
在に取付け固定されている。
【0018】また、中間部カバー19の一側面開口部16が
側下部フレーム9の外側面に向けられた状態で、中間部
カバー19の前後両端部が端部カバー18の各嵌込片25,26
に嵌め込れて支持され、止めねじ30が外側方および上方
から中間部カバー19の前後両端部に挿通されて端部カバ
ー18の嵌込片25,26に螺合されることにより、中間部カ
バー19は両端部カバー18間に着脱自在に取付け固定され
ている。尚、中間部カバー19は鋼板製である。
【0019】図2に示すように、固定棚4は、床側に固
定されたベース板31と、このベース板31上に載置された
棚部32とで形成される。この棚部32には、前後単列でか
つ上下方向ならびに左右方向に複数の収納部7が形成さ
れている。
【0020】以下、上記構成における作用を説明する。
作業者が操作パネルなどを操作することにより、移動棚
3がレール2に支持案内されて往復移動し、図2に示す
ように、隣接する移動棚3間および隣接する固定棚4間
に作業スペースSが形成される。そして、作業スペース
S内にフォークリフトなどを進入させることにより、各
収納部7に対して物品を搬入出することができる。
【0021】この際、誤ってフォークリフトやフォーク
リフトに載置された物品などがサイドカバー14の端部に
衝突して、サイドカバー14の端部が破損するといった事
故がしばしば発生した。このような破損事故が発生した
場合は、六角穴付き止めねじ28と止めねじ30とを取外し
て、破損した方の端部カバー18のみを側下部フレーム9
から取外して交換すればよい。同様に、サイドカバー14
の中間部が破損した場合は、止めねじ30を取外して、中
間部カバー19のみを側下部フレーム9から取外して交換
すればよい。
【0022】また、端部カバー18は天然ゴム成型品であ
るため、衝突時、端部カバー18が変形してその衝撃を吸
収し、その後、端部カバー18は元の形状に復元する。こ
のように、端部カバー18は衝突の衝撃を吸収するため破
損しにくく、端部カバー18に衝突した方(フォークリフ
トやフォークリフトに載置された物品など)も破損を免
れる。
【0023】さらに、端部カバー18と閉塞板15とは天然
ゴムで一体成型されているため、閉塞板15の上下端と端
部カバー18の上下板部18b,18cの一端との接合部Wの
溶接は不要となる。
【0024】また本発明の他の実施例として、端部カバ
ー18と閉塞板15とを鋳鉄や鋳鋼などの鋳物で一体成型し
たものが挙げられる。これによると、閉塞板15の上下端
と端部カバー18の上下板部18b,18cの一端との接合部
Wの溶接が不要となる。
【0025】上記実施例において、六角穴付き止めねじ
28および止めねじ30の取付け取外しはサイドカバー14の
外側方および上方から行えるため、端部カバー18および
中間部カバー19の着脱は一層容易に行える。
【0026】上記実施例では、移動棚3の前後一方に固
定棚4を配置しているが、これは、移動棚3の前後両方
に固定棚4を配置したものでもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、サイ
ドカバーの端部が破損した場合、破損した端部カバーの
みを交換することができ、サイドカバーの中間部が破損
した場合、中間部カバーのみを交換することができる。
このように、破損した箇所に応じてサイドカバーを部分
的に交換できるため、従来のようにサイドカバー一式を
交換するのと比べて、交換作業が容易に行える。
【0028】上記本第2発明の構成によると、各端部カ
バーと閉塞板とは鋳物で一体成型されているため、接合
部の溶接が不要になる。したがって、閉塞板を端部カバ
ーに溶接する手間が省ける。
【0029】上記本第3発明の構成によると、各端部カ
バーと閉塞板とは弾性体で一体成型されているため、接
合部の溶接が不要になる。さらに、端部カバーにフォー
クリフトなどが衝突した場合、端部カバーは衝撃を吸収
するため破損しにくく、端部カバーに衝突した方(フォ
ークリフトやフォークリフトに載置された物品など)も
破損を免れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における移動棚設備に設けら
れたサイドカバーの平面図である。
【図2】移動棚設備の側面図である。
【図3】移動棚設備の平面図である。
【図4】サイドカバーの側面図である。
【図5】端部カバーの一部切り欠き平面図である。
【図6】端部カバーの側面図である。
【図7】図6における一部切り欠きA−A矢視図であ
る。
【図8】図6におけるB−B矢視図である。
【図9】従来例におけるサイドカバーの一部切り欠き平
面図である。
【図10】図9におけるC−C矢視図である。
【図11】図9におけるD−D矢視図である。
【符号の説明】
1 移動棚設備 2 レール 3 移動棚 9 側下部フレーム 12 車輪 14 サイドカバー 15 閉塞板 18 端部カバー 19 中間部カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動方向に対して両側に位置する側下部
    フレームを有し、これら側下部フレームに設けた車輪を
    介して複数条のレールに支持案内される移動棚を有する
    移動棚設備において、各側下部フレームの外側面に着脱
    自在なサイドカバーを設け、各サイドカバーをチャンネ
    ル形状に形成するとともに両端開口部を閉塞板で閉塞
    し、上記サイドカバーの開口側を側下部フレームの外側
    面に向けて取付け、上記サイドカバーを一対の両端部カ
    バーと中間部カバーとにより分割して形成したことを特
    徴とする移動棚設備。
  2. 【請求項2】 各端部カバーと閉塞板とを鋳物で一体成
    型したことを特徴とする請求項1記載の移動棚設備。
  3. 【請求項3】 各端部カバーと閉塞板とを弾性体で一体
    成型したことを特徴とする請求項1記載の移動棚設備。
JP33340292A 1992-12-15 1992-12-15 移動棚設備 Pending JPH06179508A (ja)

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JP33340292A JPH06179508A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 移動棚設備

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JP33340292A JPH06179508A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 移動棚設備

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JPH06179508A true JPH06179508A (ja) 1994-06-28

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ID=18265717

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JP33340292A Pending JPH06179508A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 移動棚設備

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JP (1) JPH06179508A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192952A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sam Kwang System Co Ltd 移動棚

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192952A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sam Kwang System Co Ltd 移動棚

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