JPH06178716A - 人体受け具の駆動装置 - Google Patents

人体受け具の駆動装置

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JPH06178716A
JPH06178716A JP35887292A JP35887292A JPH06178716A JP H06178716 A JPH06178716 A JP H06178716A JP 35887292 A JP35887292 A JP 35887292A JP 35887292 A JP35887292 A JP 35887292A JP H06178716 A JPH06178716 A JP H06178716A
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JP
Japan
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cradle
human body
electromagnet
pendulum
magnet
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Pending
Application number
JP35887292A
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English (en)
Inventor
Hideo Watanabe
英雄 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人体受け具、例えば幼児用の揺籠を磁気で駆動
させ、揺籠の振子運動を継続して幼児の眠りを誘う。 【構成】揺籠の受け籠5にマグネット9を、揺籠の支持
台1に電磁石10をそれぞれ備え、受け籠5の振子運動
で電磁石10に流す電流を切換える切換スイッチ部8で
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本特許は、人体受け具、特に幼児
に用いる揺籠を、連続して振子運動を行うようにした人
体受け具の駆動装置に関するものである。
【従来の技術】
【0002】従来から幼児を寝かし付ける一般的な家具
として揺籠がある。またハンモック等のつり寝具も同様
の目的に利用されている。これらの動きは、寝かし付け
ようとする幼児の体を揺籠に入れて、振子の毎く一定の
円弧を描いて揺動させ、その単調な往復運動により幼児
の眠りを誘うものであることはよく知られている。
【0003】
【特許が解決しようとする課題】しかし、何れも一定の
円弧を描いて連続して揺動させるには、揺籠に絶えず揺
する力を加えなければ、その動きは自然に停止してしま
う。幼児を寝かし付けるには、上記説明したように人が
絶えず揺籠に力を加えて揺らさなければならない。従っ
てその間、幼児が寝付くまでの時間は揺籠から人は離れ
られず、労力及び時間的にもロスが多いものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本特許の手段は、従来か
ら使用されている揺籠に電力を用いて連続的に駆動させ
ている。幼児を収納して振子運動する揺籠の円弧角度、
即ち揺籠の支軸を中心とする円弧角度を検知する円弧角
度検知手段と、この円弧角度検知手段で電気回路を切換
える切換スイッチの手段、この切換スイッチの手段で、
電磁石に通電させ、揺動する揺籠を駆動可能にした揺籠
駆動手段を設けている。
【0005】
【作用】この特許における揺籠の駆動装置は、上記のよ
うに構成されているので、揺籠支持台に備えた電磁石に
通電すれば、近接された揺籠に固着したマグネットとの
間で、互いの磁気極性、同極であれば反発力、異極であ
れば吸引力が発生するため、その駆動力で揺籠を駆動し
ている。尚、揺籠の円弧角度を検知して電流を電磁石に
送る切換スイッチの働きは、揺籠に固着したマグネット
が揺籠の振子運動により、支持台に備えた電磁石に近接
し、次に離れていく際に電磁石に電流を流し、マグネッ
ト磁極と同極にしてマグネットの反発力で、揺籠を振子
進行方向に押して揺籠を駆動可能にしている。
【0006】
【実施例】以下、本特許を一実施例に基ずいて説明す
る。図1は揺籠に本特許の駆動装置を付けて全体構成を
示す斜視図であり、支持台1は揺籠2を軸受3と4の二
軸で、左右に振子運動可能にして支持する支持台であ
る。揺籠2は、幼児(図示せず)を収納する受け籠5
を、支持台1の軸受3と4の二軸に支軸6及び7で受け
て垂直方向に垂下させている。上記揺籠は、従来からの
振子運動を行う一般的な揺籠の基本的な構造であるが、
本特許では駆動装置として次の手段を備えている。
【0007】図2は、図10の揺籠の駆動部を説明する
断面図で、振子運動に連動して支軸6の円弧運動で作動
するようにした切換スイッチ部8を支持台の軸受3に近
接して備えてある。又、前記垂下させた受け籠5の重心
には、帯磁したマグネット9を固着させ、受け籠5と共
に振子運動可能にしている。支持台1には、上記マグネ
ット9の振子運動軌跡上に近接して電磁石10を備えて
ある。
【0008】図3は、本特許の電気回路図であり、商用
交流電源を用いて切換スイッチがONの時に電磁石に通
電可能にしている。図4は、上記切換スイッチ部8の切
換え動作を説明する動作説明図である。(A)から
(D)は、受け籠5の振子運動により電磁石に電流を通
電する構造とタイミングを示す図で、図中、上段は作動
ピン11の円弧運動、中段は切換スイッチのON、OF
Fを切換える駆動レバー13の動き、また下段はその時
のマグネットと電磁石の位置関係を示している。
【0009】まず(A)で説明する。受け籠5の停止状
態では、作動ピンの先端12は、駆動レバー先端14に
触れていない。駆動レバー13は支軸16を中心に回動
自在であるが、他端を引っ張りバネ17により垂直にな
るように引っ張られ、切換スイッチ15はOFFのまま
である。次に(B)を説明する。停止状態の受け籠5を
矢印方向に力を加えると、受け籠5は振子運動を起こ
す。その動きはそのまま支軸6の回動運動となり、支軸
6の回動運動に連動した作動ピン11は、その作動ピン
先端12で、駆動レバー13の駆動レバー先端14を揺
籠の振子運動によって押して駆動させ、切換スイッチ1
5の通電をONにして電磁石10を帯磁させ、マグネッ
ト9に近接する面と同極にして、その反発力を駆動力と
してマグネット9を矢印方向に駆動させ、揺籠の振子運
動の駆動力としている。
【0010】次に(C)を説明する。受け籠5の振子運
動で円弧の角度がさらに進むと、作動ピン先端12は駆
動レバー先端14からはずれ、引っ張りバネ17により
駆動レバー13は(A)と同じ元の状態にもどり通電は
OFFとなり、受け籠5は自然の振子運動を継続する。
【0011】次に(D)を説明する。振子運動で受け籠
5が円弧運動の最大角度まで振られ、次に矢印方向のよ
うに逆方向になった時も、作動ピン先端12は駆動レバ
ー先端14を矢印方向に切換スイッチ15から離すの
で、通電はOFFのままで、受け籠5は自然の振子運動
を継続し、振子運動で円弧の角度がさらに進めば駆動レ
バー先端14は元にもどり振子運動で受け籠5が円弧運
動の最大角度まで振れて、逆方向になった時は今度は作
動ピン先端12は駆動レバー先端14を反対方向から押
すため(B)の状態と同じ状態になり、通電はONとな
るので再び駆動力が発生するのである。従って、最初に
人が受け籠を揺らせば、磁力の力で振子運動を続けるこ
とが出来るのである。
【0012】上記実施例ではマグネットを用いて、電磁
石と同極にしてその反発力を振子運動の駆動力とした
が、マグネットの替わりに帯磁しない純鉄を用いてもよ
い。純鉄は外部からの磁力で引付けられるが、保磁力が
ないのは衆知の通りである。即ち、上記実施例の構造で
受け籠側に純鉄を取付ておき、振子運動で純鉄が電磁石
に近ずいた時に電磁石に電流を流すようにすれば、電磁
石の吸引力で受け籠を引き寄せるため、連続して揺籠を
駆動可能であることは容易に理解できる。
【0013】
【特許の効果】本特許の人体受け具の駆動装置、例とし
ての揺籠の駆動装置は、上記説明した通り従来の揺籠に
取付けることにより、下記のような効果がある。 (1)本特許の揺籠は、一度人が揺籠を揺らすだけで、
磁力の力で振子運動を続けることが出来るので、揺籠が
自然に停止してしまうことがない。従って幼児を寝かし
付けるには、人が絶えず揺籠に力を加えなくてもよいの
で、揺籠から人は離れることが出来る。従って労力及び
時間を他に有効に利用出来るのである。 (2)本実施例で説明したように揺籠に駆動力が加わる
のは、振子運動一周中の瞬間であるため、例えばブラン
コに乗っているように自然の振子運動を繰り返すので、
不自然な動きがなく、揺籠の中の幼児を快く寝かし付け
ることが出来るのである。
【0014】(3)又、揺籠の振子運動の円弧角度や強
さを自在に調整できる。電磁石に流す電流の強弱でマグ
ネットとの反発力が変わるので、揺籠の駆動力を調整で
きるため、揺籠の中の幼児の状態、例えば泣いていた
り、喜ばせようとするときは振子運動を強くし、寝かし
付けるときは弱くすることが出来る。 (4)音が静で寝付きを妨げない。高速回転のモータや
ギヤなど使用していないため、ほとんど雑音がなく静か
であり又、自然の振子運動を継続させるための断続的な
電力ですみ、経済的であり、しかも低電力でも電磁石は
作動するので安全性も高く、構造も簡単なため安価に生
産できる。
【0015】上記説明した実施例は、幼児向けの人体受
け具として揺籠の例で説明したが、人を乗せて振子運動
をおこなう装置には応用可能であり、ブランコ、ハンモ
ック、又、振子運動だけでなくシーソ等の人を乗せて往
復運動をする遊具等にもこの駆動装置は応用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本特許の人体受け具の例、揺籠の駆動装置の一
実施例を示す概略構成斜視図。
【図2】図1の揺籠の駆動部を説明する断面図。
【図3】本特許の電気回路図
【図4】切換スイッチ部の切換え動作を説明する動作説
明図である。
【符号の説明】
1 ……… 支持台 5 ……… 受け籠 6 ……… 支軸 8 ……… 切換えスイッチ部 9 ……… マグネット 10 ……… 電磁石 15 ……… 切換えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を乗せて、その慣性により往復運動
    を行う人体受け具と、その人体受け具を支える支持具と
    を具備して、電動によりその受け具を駆動可能とした電
    動式の人体受け具において、上記受け具を支える支持具
    に備えた電磁石の電流を切り換えて、その吸引力、又は
    反発力により該受け具を連続して駆動可能としたことを
    特徴とする人体受け具の駆動装置。
JP35887292A 1992-12-10 1992-12-10 人体受け具の駆動装置 Pending JPH06178716A (ja)

Priority Applications (1)

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JP35887292A JPH06178716A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 人体受け具の駆動装置

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JP35887292A JPH06178716A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 人体受け具の駆動装置

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JPH06178716A true JPH06178716A (ja) 1994-06-28

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ID=18461540

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35887292A Pending JPH06178716A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 人体受け具の駆動装置

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JP (1) JPH06178716A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011147202A1 (zh) * 2010-05-24 2011-12-01 Lin Chenglong 磁动摇篮
CN107461469A (zh) * 2017-07-27 2017-12-12 李新亚 摇摆家具助摇装置
CN111671600A (zh) * 2020-06-17 2020-09-18 江苏医药职业学院 一种用于早产儿保温箱内的仿生护理装置

Cited By (4)

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CN107461469B (zh) * 2017-07-27 2021-06-11 李新亚 摇摆家具助摇装置
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